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yoake no uta
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
今回も内容が重く、濃い展開でした。
ミカによって、島は閉ざされていない。領主に島民は騙されている事。黒海は人を乗っ取る事が出来る。既に乗っ取られた人間が密かに島民に混じっているかも知れない。という話を聞き、島民は疑心暗鬼になっている様子は、「屍鬼」という小説を思い出しました。ミカの最期は本当に、人間が鬼になってしまったと思える様な恐怖に駆られた人間の集団心理はとても恐ろしいです。
そして黒海の正体も未だに謎なんですが、とにかく人間になりたい何か?という事は分かってきました。
私はどうもニナが好きになれません。人間らしく振る舞うのはとても上手いのだと思いますが、心は人間というよりは自分の欲求を満たす為なら仲間の命も人間の命もどうでも良いという様にあっさりと決断できるのは、欲深くなったバケモノにしか感じられないのです。
それに対して、アルトはには葛藤がありました。不安がありました。そしてエルヴァを愛する強い気持ちが伝わって来ました。
エルヴァも、アルトの不安を知り、とうとう2人は愛を確かめ合うのですが、なんとも、切ない気持ちになりました。そして二人の強い決意が伝わって来ました。長い時間を掛けて培ってきた絆があればこその愛の確かめ合いがじわじわと泣けて来ました。子供アルトの姿をエルヴァが思い出すシーンはとても温かく幸せな気持ちを思い出させてくれるんです。
離れ離れになった二人ですが最後までこの壮大なストーリーを見届けたいと思います。
ああしんどい、はあ〜しんどいと一気読みする気になれず少しずつゆっくりと読みました。
アルトとエルヴァの行く末を見届けたい、幸せな結末を見たい!の気持ちももちろんストーリー自体が気になってなんとか。面白いんだよな~
アルトの秘密によってふたりに亀裂が入ってしまったら、ただてさえしんどい展開なのに苦しい〜!と不安に思いながらもなんとか通じあったのが本当に良かったです!そう言えばBLだった!と涙しました。
そしてエルヴァからのアルトへのお手紙で奥歯を噛みしめながら耐えていた涙がこぼれてしまい。
けして感動的な文章では無いんだけど、だからこそ胸にジーンときました。
またどうやら不穏の気配を残しての次巻……もういっそのこと早くひとおもいにやってくれ!
アルトの父親についてのおはなしはある意味救いを感じられて(この漫画にしたら?)少し光が見えた気がしてまた泣きそうになりました。
もう6巻かぁ…
初めて1巻を手に取ったときにはこんなに続くとは思いませんでした。
何巻までいくのかしら…?
前巻、黒海の力によって蘇ったエルヴァの親友で前覡のミカイル。
島民への憎しみから貴族を襲うミカイルと、
暴走する彼を止めるべく追いかけるエルヴァでしたが…。
生前も家族の愛情に恵まれず、覡として孤独のままに亡くなったミカイル。
そんな彼だからこそ、なんとか救われないものか…と願っていたけれど、
やはり悲しい結末でした。
そんな彼を目の当たりにしなくてはならなかったエルヴァもまた辛い…。
壮絶な最期を遂げた親友の死に悲しみに打ちひしがれるエルヴァですが、
さらに追い打ちをかけるようにアルトが黒海の子供と知ってしまいます。
愛した男が自分が倒すべき敵だったと知り、動揺を隠せないエルヴァ。
アルトは自分の正体に気付いているのか?
知った上で自分に近づいたのか?とアルトへの猜疑心に苛まれるも
悩んだ末にエルヴァが行き着いた答えはアルトを信じる、でした。
例えアルトが敵であろうとも、その愛は揺らがない。
そして、心を決めたエルヴァはアルトに真正面から問います。
エルヴァに嫌われたくない一心でこれまで真実を告げられなかったアルト。
そんな彼の口から真実を突き付けられるも、
アルトもが選んだのも同じくエルヴァへの愛でした。
二人の想いが通じ合ってからそれなりに時間は経過していますが、
今巻に至るまで触れ合いはしても最後までは致していなかった二人。
そんなアルトとエルヴァが長い時を経てやっと結ばれました。
(一応描写はありますが、作品の雰囲気を損なわない程度のエロです)
ようやく結ばれてよかったよかった…と幸せを噛みしめようとするも、
二人の周囲はゆっくりと噛みしめさせてはくれませんでした。
歴代領主たちが犯してきた罪の証拠を遂に発見したレティたちは
島の外へ出ることを決めますが、そこへアルトもついて行くことになり、
今一度、物語が大きく動き始めます。
せっかく結ばれたばかりなのに離れ離れにならないで~…
しかも、ラストでアルトの背中に黒い痣のようなものが…
アルトにも黒海の痣が…?え?どういうこと?
二人が離ればなれになってしまうことといい、
アルトの痣のことといい、外の世界のことといい、
不穏な新展開を匂わせて次巻へ続きます!
う~ん…。個人的に前巻で覡の存在意義に疑問を感じた状態で。それでこの展開に持って行かれると、なんだか心が離れていきそうな気配を感じます。嫌な流れだなあ…。完結後に読めば良いって分かってるのに、待てずに読んじゃいました。
好き勝手に陸で活動できない黒海、それに対し守る必要なくない?と思わせる島民がエセ正義を振りかざし、ますます覡なんて止めちゃえ!となります。ミカも言葉なんて無駄だから、身をもって分からせてやればいいと思っちゃいました。
いろんなところで洗脳のような心理的制約が見えるけど、それにしてもこんなに必死なのになぜ視野が狭いの?と不思議に思うことが増えてきました。ここにもあそこにも疑いの目を向けないのはなぜ?ってモヤモヤしっぱなし。
黒海がアルトに攻撃っぽいことをしたのは本当に敵認定だったのかな。微妙にデフォルメ絵になっているシーンなので、この事実が重要なのかよく分かりません。好意的に見ていられるキャラも減ってきて、ちょっと辛いかも…。
と、ストーリー的にはすっきりしない展開でしたが、エルヴァの気高さが保たれていたのはすごく良かったです。アルトはヘタレなところが好きだったけど、そうも言ってられない状況で。旅立ったアルトはさらにしっかりして戻ってくるのかな。
番外編はほのぼのさせてくれて救われました。なんだかんだで次巻も期待しつつ読んでしまうんじゃないかと思います。
ユノイチカ先生がデビューしてこのシリーズを読んだ時の衝撃がまだ残っています。最初読んだ時は難解でした。やっとこのシリーズの世界観に慣れて来たと思っていますが、まだまだ分からないことだらけです。
島を揺るがすミカイルの起こした事件はやっと収束しましたが、彼を巡っての島の人々の感情は二分されてしまいました。彼を悪だと決めつける人々とミカイルをキッカケにして島の在り方に疑問を持つ人々が己の考えを持つようになっていました。
そしてアルトは自分の存在に不安を持ち始めたりと、エルヴァ様との間に距離が出来たりと誰もが深く考え始めたのです。そしてアルトはある決断をします。エルヴァ様を解放してずっと一緒にいる為の決断なのですが、アルトの身体にある物を見つけた時には絶叫してしまいました。
ユイノチカ先生どこまでアルトに試練を与えるんですか。泣。。。
あんな小さかったアルトが女の子にモテモテになるくらいにカッコよくなっちゃって、ちゃんと時間が経って成長してるところが描いてあるのが素晴らしくて、成長しながら色んな問題にぶつかりながらも前向きに生きてるアルトが凄く眩しいんです。
アルトがこれから島の外で何を知り何を得て戻って来るのかとても気になります。また彼の父親のお話が考えさせらて、彼等は何なのか?自然発生的な物なのか人工的な物なのかも分かっておらず、何故あの島だけああなのか?一概に悪だとも言えずに考えさせられました。願わくば広げすぎて収拾がつかなくなることだけは避けて欲しいです。次巻も楽しみにしてます。
待てのできる従順ワンコのアルトノウル(アルト・18歳・攻め)と、黒海と夜な夜な戦う覡(かんなぎ)のエルヴァ(26歳・受け)の、主従、年の差スペクタクルファンタジーBLです。6巻目になりますので既刊をぜひ読んで下さい。
感情の乱高下の激しい巻でしたっていうのが、ひとまずの感想ですねネタバレ注意です。
ミカの一連の騒動はひどく苦い後味を残して終わる形となりました。闇堕ち復活の時点で中々アレだったのにここまでの結果になってしまったのがどうにもこうにも…本当にエルヴァにとっても辛いことでした。
でもとっさの行動だったとはいえ、エルヴァ様大好きマウントでミカをあおり倒すアルトとあおり耐性の低いミカのやりとりがとても好きでした。
そして、なんと言ってもエルヴァがカッコよすぎましたね。
お前の手綱は俺が握ってやるから安心しろ的な?ちゃんと身をもってわからせてやる的な?それもこれも大切なものを手放さないために必死だからなんですよね。
クーデレで情緒が育ってきたエルヴァのとんでもなく男前で包容力がある一面(事後に攻めを腕枕して愛でる受けとは…!)と、元気で頑丈なアルトのものすごく脆(もろ)い一面。生きてるなぁ、と感じました。
余談ですが、「ここにいます」と言いながらも、アルトの方が出掛けたり行方不明になったりして、それをエルヴァが探して回る(待ってる)ケースが多い気がするな…と改めて思ってしまいました。ま、しょうがないんですけどね。そんなこんなで、また不穏分子を残して、待て次巻となりました。
修道院、貴族、領主、黒海、レティ達、様々な勢力が複雑に目的に向かって動いているなかで、二人がどう立ち回るのか楽しみです
前巻で、辛ァ(泣)展開だったと思うのですが、今回も冒頭部は辛ァ、、ってなりました。
避けては通れぬ、ミカとの件です。
エルヴァは完全にトラウマになるよなあ、、と感情移入してしまうほど辛展開でした。
(※あと残虐なシーンもあるので、苦手な方はご注意を!!)
が、アルトのおかげで救われたのですが、そのアルトの正体もあって、なにやら今巻も不穏なまま??
と不安しかなかったのですが、アルトの純粋なエルヴァをお慕い申す純粋な気持ちが。
また、エルヴァのアルトを想う純粋な気持ちが。
ふたりはしばし、離れ離れとなってしまうフラグが立ちましたし、様々な感情や境遇によって揺さぶられがちの6巻でしたが、一周まわってまた想い合う気持ちが強固となったのではないかと思えた1冊でもあったように思います。
個人的には、アルト父のエピソードが切なすぎて泣きました:(´⊃ω⊂`):←こんな感じで震えて泣いた
切ない。
ホントにあの最期、切なかったですが、先生の解説読んで納得というか、だからこそアルトには幸せになってほしいと強く願いたくなるまりあげは。
で、ふたりの絆が再確認されたところで、まさかのアルトに異変が! な、ラスト。
もう!
ホントに毎回毎回、心臓に悪いヒャッと展開にヤキモキさせられますが、続きはまた一年後でしょうか??
無事に夜明けを迎えられるまで見届けたい所存だと、また決意を新たにいたしました。
本シリーズは覡の墨痣を抑える力を持つ青年と
海の化け物と闘う南の覡のお話です。
島民に復讐しようとする親友だった元覡と受様の対決と
島の実態を暴こうとする監査官が島を出るまでに
幕間的な短編を収録。
この島の子共は
髪が白く額に印の現れる花付に成長すると
島を襲う化け物・黒海と戦う覡に選ばれますが
その身は黒海の穢れによる墨痣侵され短命です。
この島は領主によって意図して閉鎖されており
南の覡である受様と受様を慕う攻様は
領主の暗部を暴こうとする監査官に協力するのですが
貴族襲撃事件が起こります。
犯人は亡くなったとされた元覡で
受様の大好きだった親友だったのですが
親友は覡達の犠牲の上に生きる領主や島民達に
復讐するために黒海に躰を乗っ取らせていたのです。
親友は己の野望を阻む受様に邪魔をさせないために
攻様を拉致します。
攻様が素直に人質になるわけはなく
元覡の復讐をやめさせようとしますが
怒りに燃える島民達に屋敷を包囲されてしまい!?
覡を癒す力をもつ攻様と化け物と戦い続ける受様の
「夜明けの唄」シリーズ最新巻である6巻目は
終に島の秘密が暴かれ、受様と親友だった元覡との対決し
攻様が新たな道を探して島外に出る展開で
正直、どこをとっても不穏で不審な展開です。
徐々に歴代領主の蛮行が明らかになった事で
覡の哀しい過去や黒海達の望みが見えて来て
黒海に乗っ取られても復讐を望んだ親友を
手に掛けざるをえなかった受様でしたが
死の瞬間に彼が受様の親友に戻った事が救いでした。
それなのに彼の身体を乗っ取った黒海の吐いた一言は
最後の抵抗にしても受様の心にぐっさりと刺さる言葉で
受様の苦しみはどこまで続くのかと悲しくなりました。
前巻もかなりキツイ展開でしたが
攻様の真実が見えない受様も受様に真実が言えない攻様も
互いを思っての言動が不審をうんでいくのが
辛すぎます ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
この島が現代の閉ざされた島だとわかった時から
徐々に暗くなっていく一方ですが
救いがもたらされる未来を信じて次巻を待ちます。
すごく辛くて切ない物語が続きます。でもここでひと段落ですね。
歴代の覡が受けてきた残酷な仕打ちと人々の裏切りに対して復讐するために貴族を遅い、島民を煽るミカイル。それを止めるために人質になったアルトと、助けに行くエルヴァですが、ミカイルを失ってしまいます。
まだわからないことも多いけれど、島や黒海の謎、覡の「抜け落ちた記憶」が少しずつ分かっていきます。聞くに堪えないような政府の男たちがやってきた酷い行いも知らされます。母親から離され、小さく美しい者たちが権力者に摂取しされるのはホントに辛いです。その記憶が頭に流れ込んでくるミカイルの苦しさは壮絶だったでしょうね。
でもそんなミカイルにエルヴァは「誰かの痛みを背負わなくていい」と伝え、抱きしめます。ミカイルが自分を取り戻しましたが、黒海に乗っ取られてしまい、最後を迎えます。
ミカイルの事件がひと段落つき平穏な日々が戻ったかと思いきや、自分のことを知るためにアルトが島の外に一度出ていくことになります。
自分が黒海の子だからエルヴァを傷つけるのではないかと悩むアルトと、アルトが黒海の子だとミカエルの死に際に伝えられて、アルトが自分から離れていくのではないかと鬱々とするエルヴァ。互いに苦しみ、すれ違うふたり。
そのままアルトが島を出ることになったら辛すぎる!と思っていましたが、ちゃんとふたりは話し合います。自分の苦しい胸の内とどれほど相手を愛しているかを。そして、ふたりは身体を繋げます。
この時のエルヴァ様がめちゃくちゃかっこいいです。アルトに自信をつけるためにそこで止める?って感じなんですが!「こんなときでも お前は俺の『待て』に逆らわない」って言うんですよね!すべてが俺のものだ、俺を傷づけるはずがない、俺から離れるなってエルヴァ様の全てが語っているんです。それからの「いいぞ」。めちゃくちゃ男前!!!
エルヴァとアルトが愛と絆を確かめ合った後に、誰にも知られていなかったアルトの父親のことが描かれています。それを読んで、やっぱりアルトとエルヴァの運命は父親からの愛でもあったんだと思いました。
島の外へ向かい、これからハピエンに向かうのかと思いきや!!!最後のコマにはまた黒い影が……。
まだまだ目が離せません!続きが早く読みたい6巻のエンディングになっています。
ミカイルとの戦闘がこの巻で終結します。
5巻のストーリーもかなり重く苦しいものでしたが、ミカの最後はまたかなり辛いものとなりました。
仕方がないという言葉では片付けられない、しんどい展開です。
そしてミカとの戦闘の中でエルヴァはアルトの秘密を知ることになります。
アルトは本当に自分の味方なのか?揺らぐエルヴァと自分を信じられなくなるアルト。
ミカとの戦闘の終結、アルトの出生の秘密、そして色々なことを知るためにアルトは島を一度離れることになります。
ストーリーがめちゃめちゃ進みました。
5巻、6巻でかなり進んだ印象です。
しんどい展開続き、最後はえ?どうなるの?というところで終わっていて早くも続きが気になります。
レビューを読んでいてもこのしんどい展開がつらいという人が多いのも分かるのですが…BLは置いておいてもめちゃめちゃ引き込まれる作品と私は常々思っています。
そしてこの巻はしっかりBL展開があるんですよ!
2人が結ばれる時を皆さんも目に焼き付けてほしいー!
2人がしっかり幸せになれる未来に早くたどり着いてほしいです。