お前のほうからキスしてくれよ

omae no houkara kiss shitekureyo

お前のほうからキスしてくれよ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神292
  • 萌×225
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

1

レビュー数
41
得点
1578
評価数
326
平均
4.8 / 5
神率
89.6%
著者
やまやで 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784801982857

あらすじ

次期マネージャー候補と呼び声高い営業部エースの神田は、
一見すると水と油のような2人。
しかし実は、神田が上野の家に入りびたるほどの友人関係なことは、誰も知らない。

ゲイであることを明かしてもなお、無防備に距離を詰めてくる神田に、複雑な心中の上野。
一方神田は、過去に「タイプじゃないからお前とは何も起こらない」と宣言されて以降、モヤモヤを募らせていた。

大切な友人として過ごす日々の中で、
お互いの存在は次第に大きくなっていくが──

「友達」でいたかった、でも……

描き下ろし漫画4ページ収録!

表題作お前のほうからキスしてくれよ

上野功、会社員(経理部)
神田瑛人、会社員(営業部エース)

その他の収録作品

  • 描き下ろし(4P):おまけ

レビュー投稿数41

大好きな一冊になりました

すべてが最高でした。これか私の求めていたリーマンBL!!!!!久しぶりにBLで泣きました。
甘くてギャグ要素もあるのに、ノンケとゲイの恋愛をはじめる難しさも丁寧に書かれていてすごく感情移入してしまいトキメキと切なさの絶妙なバランスに魅せられてしまいました。
続編決定とのこと本当に嬉しいです!!!!絵もとてもかっこよくて、ギャグパートも可愛くてクスッと笑えて愛おしくなりました。
神田が泣いているところでは私ももらい泣きしてしまいました。
2人が幸せになったその後を続編で見れることを心から楽しみにお待ちしております♪

1

甘美な両片想い

続編決定おめでとうございます。元々リーマンBL好きですが、書店で手に取った時に帯の台詞に惹かれました。それ以上に作中には、胸がいっぱいになる台詞がたくさんあります。友達関係から恋愛に発展していく過程やお互いが惹かれあう経緯も丁寧に描かれていて、ページ数多いはずなのにあっという間に読み終えてしまったので続編がある事が、とても嬉しく思います。全てが愛しくて尊いです。読み終えてもすぐ手を伸ばし再読しています(笑)絵も可愛いくて、神田くんの垂れ目な感じと特に上野くんの唇の描き方が好きでして、キスシーンは最高に美味です!!(物言わせぬキス…)他の方が書いていらっしゃいますが、上野くんのスイッチ後の雄感もたまりません!!歓喜!!神田くんの真っ直ぐな感情表現や上野くんの臆病な心の機微に気づいてあげれるところや作品名回収するところも素敵過ぎました。語り尽くせない程(皆さん一緒に読みましょう)優しい気持ちになれる秀逸な作品だと思います。上野くんの生え際の書き方が4話から変わっていて、最初の方が自然なかんじで好きだったので、そこは少し気になりました。

3

リーマン、両片想い、好きしかない

理想がすべてつまってる。
ゲイとノンケ。お互いのセクシュアリティを知っているからこそ踏み込めない、踏み出せない、その葛藤が切なくとてもよかった。
神田の告白シーン、あれは近年読んだ作品の中でピカイチでした。好き。
すぐえっちしないのもほんと助かる。最後まで大切な宝物のような二人を見守ることができた。ありがとうございます。

2

短髪時代の神田天使。小林にも感謝

 すべてにおいて絶妙でした。序盤では上野から神田へのまだ無意識な好意が軸となって進んでいくのかな、と思ったんです。ゲイからノンケへの、自覚し始めたら切なくてしんどい恋。神田は上野がゲイだと知った上で彼の家で全裸になれるほど飄々としていて、良くも悪くも周りをまったく気にしない人間なんだなと。さばさばしているから友人として付き合う分には気持ちがいい人間だけど、恋してしまうとちょっと大変そうなタイプだなぁと思ったり。

 しかし、上野視点がずっと続くわけではなく、すぐに神田視点の話が始まります。この切り替えで2人の関係の見え方がぐっと変わるんです。いつもあっけらかんとしていて、営業の仕事も難なくこなして、日々実に楽しんで生きているように見える神田の本当の姿。元々同僚としのて好感を持っていた上野にカミングアウトされたと同時に、お前はタイプじゃないから大丈夫と言われたことがずっと引っかかっていた彼。もちろん上野のその台詞はノンケへの気遣いの塊で、「だから気にしないでね」と軽く肩を叩くような言い方だった。でも、何度も上野の家に通い、彼のさり気ない優しさや包容力に触れるたび、最初に言われたその言葉が神田の心に深く食い込んでいく。

 真面目そうなありふれた新入社員から、いつの間にか垢抜けて人好きのするふわふわした雰囲気を纏うようになった神田ですが、それがすべて上野を意識した変化だったと知り、なんて切なくて可愛くていじらしいんだろうと思わずにはいられませんでした。他人の家で全裸になれるなんて良く言えば大らか、悪く言えばがさつな性格なんだなぁと思いきや、まったく真逆で上野の目を気にして気にしての行為だったなんて。文字にするとゲイをからかう悪意のあるノンケのように聞こえるかもしれませんが、読めば神田がいかに真剣に上野を振り向かせようとしていたかが分かってもらえると思います。

 また、神田はセンスで出世街道を楽々と駆け上がってきたわけではなく、実は苦労人。上野はそんな神田を高い所から憐れむこともなく、本人の意思を無視してお節介することもなく、お前がしんどいことは分かっている、1人でいたくないなら一緒にいよう、と誠実な心地よい態度でずっと接してきた一面もあります。その存在に甘えたいと思うようになる神田の心情変化がとても自然でした。神田が大切だからこそ、恋人にはなれないとはっきり告げた上野もただ臆病だったのではなく、彼との付き合いを維持させたいという強い気持ちがあったからこそ。そして、最後にもう一度アタックした神田。彼の真摯な恋心が上野の苦い思い出を払拭し、心に届いて本当に嬉しかったです。恋人になってから初めて家に「おいで」と言われた時の神田の反応がとても可愛かったですね。

4

モダモダ両片想い

モダモダ両片想い最高です。
神田くんと上野くんの距離が縮まっていくところや、2人の心情が丁寧に描かれていてすごく良かったです。 しかし、途中で過去の出来事からノンケの神田くんと距離をとったりする上野くんの姿が切なかったです。 このまま2人どうなってしまうのかハラハラしました。 もう神田くんが誠実で一生懸命、自分の気持ちを上野くんに伝えるシーンに感動しました。
上野くんのことが好きで好きでたまらない思いがすごく伝わってきました。
そしてついに!2人が両想いに!!
長かったー!良かったー!!
両想いになってからの2人のキスシーン最高でした。 もう大好きな作品です。
これからも先生の作品をたくさん読んでいきたいと思いました。

2

もっと二人の事が知りたくなる

ストイックなむっつり攻めが大好きなんだけどそれの何がよいかってむっつりの理性が崩壊する時。
むっつりが解除された際の攻めの雄みや色気や可愛さが一気に噴出して大量に浴びることができる醍醐味!
普段クールで下ネタなどとは無縁な安心安全男な分、その特大ギャップ!
攻めだとその欲望が受動的ではなく能動的な行動として出るのがなお良い。
その上実はスキンシップに慣れてる感じだったりすると
おまえ!そんなもん隠し持ってたのか!!と萌えと動揺で情緒がやばい。
上野はそれを思い切り堪能できるキャラで最高だった。

有能エリート営業マンの神田は表面上はで明るく人好きのする、色眼鏡で人を見ないオープンな性格
仕事ができるのを鼻にかけないし、責任感あるし、後輩にも慕われてそう。いい奴。
さぞかし恵まれた環境、家庭の中で愛されて育ったんだろうなと思わせるけど
実は毎月金を無心にきて、おそらくはちゃんと定職につかないであろう父の存在がコンプレックスになってる。
父と会っている時の神田は妙に大人びて冷めていて何かを期待する事を諦めているようで
それが明るくくったくない普段の神田とのギャップでドキッとさせられた。
ドキッとするといえばエレベーターの中で小林と小林の同期が見かけた神田の横顔
普段明るく楽しそうな人の真顔ってちょっと怖いと同時に色気があるなーと感じた一コマだった。
あの神田の横顔がとてもとても好き。
思わぬ健気な一面が晒された時や弱ってる時の神田はたまらなく愛おしかった。

一見上野の方がモテそうだけど人との間に壁を作ってしまう上野より神田の方がモテるんだろうなあと思ったり。

続編があるということで神田のバックボーンはもちろんえぐ太と言われる上野の実家も気になるところ。

3

評判通りでした

普段あんまり多くは読まないジャンルの作品はやっぱりレビューとかの声がすごい後押しになります

今回もレビューランキングやレビュー内容をみて、そしてインタビュー記事も読んで購入しました
本当に買って良かったです

1冊の本を読んでいる醍醐味をしっかり味わえる物語構成や細部へのプロとしてのクオリティを感じる描写
読んでも見ても楽しい1冊でした

自分は今回読む前に情報をある程度知った上で読みましたが、あらすじだけやネタバレなしレビューだけで読んでも十分楽しめると思いました

なのでネタバレは少なめで自分的に好きだなぁ~と思った所を、、、
神田君が上野君に最初の出会いの頃にタイプじゃないと言われて、その後明らかに上野君のタイプであろうアイドルの存在を知る、更にそのアイドルに自分の雰囲気を寄せて行ってる、、、という無意識の内に意識が始まっていた展開がすごくいいなって思いました

きっと普段からリーマンBLを読んでる人も満足な内容なのだと思いますが、リーマンBLを積極的に読まない人でも大人過ぎたりする事なくBLの良さを感じ切る事が出来る作品だと思いました
迷ってる人がいたら是非読んで欲しいなと思います

6

両片思いの神作品

電子版で読んだのですが、良すぎて紙でも欲しいです。
勘の悪い私には、最初神田がなんであんなにうざがらみしていたのかわからなくて、

神田も好きだったんだ。上野に好きになって欲しかったんだ、と途中でわかると、
2回目よんだ時に神田の行動すべてがいとおしかったです。1回目は平気だったのに、2回目は読みながら泣けた。
みんな大好きな両片思いものですけれど、これは本当にみんなが好きな作品だと思います。
単行本化の予定が最初はなかったときいて、応援したいと思いレビューしました。
本当に本当に素敵なお話です。
絵が大丈夫なら絶対読んで欲しいです。
ちなみに私は上野のビジュアルがめちゃ好きです!

4

電子書籍派の方へ

有償の10P小冊子付きが売っているのは(少なくとも現時点では)rentaのみです。自分はすんでのところで気づきましたが、通常版買ってたら後悔してたのでとにかく伝えたくて。ちなみに竹書房だけど修正は白抜きです。この巻では本番なしで、白抜きだなぁってコマもそんなに多くないです。

さて、非常に良かった!!!これは今年1の可能性が十分ある。現代のBLの旨味があるところも好き。大っぴらにこそしないまでも同期数人にはゲイと言えて、会社内でも特に不利益は受けず(小林もそう。上野は実家極太の安心感からくるカムアウトかも知れないが。)、でも本質的な部分はさらけだすのをためらう。これは性的指向とは関係無く誰だってそう。神田には父親の存在がある。実家極太の相手にこの父親の存在をああいう風に受け止められて卑屈にはならない神田が本当に愛しいし、互いが互いを好きになる説得力がある。そこがリアルだと性愛に及ばないこともあるかも知れないけれど。大人だし会社では頼られてる男が、弱ってるの最高。完璧超人みたいな2人じゃ無くて、欠点もある人物描写に弱い。

ストーリーも作画も地に足がついている感があり丁寧で、全てを伝えきらず描ききらず、表情だけで見せたり、第三者を通して見せたり、デフォルメで表現したり…あぁ漫画がうまい!顔の描きわけもうまい!続編があるですって!無論買う。

読み返したら小林スーパーファインプレイよね。あと「そんで生まれ変わったら〜」のセリフがヤバい。早く抱きしめろ。抱きしめてた。

20

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