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ひとを、好きになるのが怖い
mochidakun ha koi wo shiteiru
望田くんの心理描写が的確過ぎます!人に恋をする瞬間やその気持ちを認める瞬間、恋する気持ちに蓋をする瞬間、抑えきれなくなる瞬間…全てを表情やコマ割で描いていてお見事でした☆
1巻全てに望田くんの色んな「好き」が溢れていて、苦しくなったりキュンとしたりキラキラしたり(笑)
望田くんの考えてる事(恋以外)への気付きが素晴らしいしょちょーがとてもカッコいいだけに、今後の展開やしょーちょーの育ってきた環境などが気になる。2巻で☆5に絶対になる予感しかない。
税理士事務所所長×新卒
電車で酔っぱらいに絡まれている女性を助けようか逡巡している中、
さっそうと助けに入る男性。
そんな男性に感心しつつ、動けなかった自分に感じるうしろめたさ。
実はその男性が自分が勤めることになる事務所の所長とわかって、惹かれていく。
その気持ちは徐々に膨れ上がっていく……。
1巻目なので、徐々に惹かれていくところまでなのですが
読み終わって思わず声に出しちゃいましたよ。
「そりゃあ、こんな人絶対惚れるよォ」
それぐらい魅力的なんですよ。
作中で魅力的だけどダメ男みたいに言われてますけど、
それも納得できるんですけど……
でもいい男なんですよ、そりゃ惚れるわってすっごく納得するんですよ。
さすが木下先生はこういう揺れる気持ちを描写させたらうまいですよね……。
期待値を上回って悶えさせてもらいました。
まるで学生のような進度の恋だけど、
この作品のキモは「大人同士の恋」だということだと思うんですよね。
続きに期待しかないです。
で、2巻はいつ発売なんですか?
木下けい子先生の描くお話はいつもキャラクターの心情を描くのがとても素敵だなといつも思うのですが、こちらの作品もそんなお話で、税理士事務所の新人として働く望田くんは以前電車で酔っ払いに絡まれてる女の人を助ける桐生を見かけて素敵だと思っていたら面接で桐生に会ってその税理士事務所で働くことになるのですが、一緒に働くことでより桐生を知って最初は憧れだったのがどんどん惹かれていく。
その気になる人から好きになっていく過程がとても丁寧に描かれています。
桐生は望田君の恋心にはまだ気づいてないみたいなので、これからどうなっていくのか楽しみです
恋がわからない人、そして恋が遠い日の花火になった人、恋をしている人…即ちみんなに読んでほしいような、優しいキラキラなラブストーリーです。20周年を迎えて、さらにさらに、こんなに初々しくて瑞々しいBLを描いてしまう木下先生に敬意を表して…神。
たまたま電車で見かけたかっこいい人と同じ職場だったら…ってもう、それだけで運命感じちゃう気がするんだけど、奥手の望田くんは自分から「助けてましたよね!!」とか前のめりにならない育ちのいい男の子でした。いやもう、私なら面接の時点で「え!所長って!」って絶対言っちゃうもんね(そして不採用)。所長の一挙手一投足にドキドキしてる初心さにキュンキュンさせられ…。あぁ…こういう風に人は人を好きになっていくんだよね。関西弁が軽くあざとくて、くせっ毛のまるい頭と少年のようなスマイルを必殺技にもつ、無害に見えて結構有害な男に…w。(元カノの漫画はちょっとな…)
いや~、、望田くんってなんかチョロい気がして心配なのですが、ゆっくりゆっくり亀の歩みで恋が進んでいく様子に応援せずにはいられませんでした。そうだそうだ恋ってこうやって落ちるんだったかな…っていう気持ちで読むのも楽しいと思います。あの事務所の壁になりたいです。
はぁ〜、恋をする男の子の実況中継だわ〜。ステキ!
木下さんの水彩画のような表紙やイラストが大好きなんです。服もオシャレですよね。
好きになりたくないのに抗えない桐生の魅力。
というかこの職場は皆さん望田くんにすごく気を使いすぎてますよね。珍しい新卒採用だから?探り探りですね。
人を好きになると自分がキモくなるのわかる〜!自意識過剰になったり自分が制御不能ですよね。
しかも桐生さん、こんなん惚れるなって方が無理でしょ!そんなに優しくしないで〜。でも嬉しい!
ここからどう展開していくのでしょうか?
まだまだな気がするので何巻か続くのでしょうか?
うわぁ!最終話辺りまでページまで読み終えて
1巻とナンバリングされているのに気付いてしまった…
どうりで恋の歩みがゆっくりだ思いました。
新入所員の望田は就職先の税理士事務所の所長・桐生に
密かに想いを寄せていました。
この1巻ではまだまだ望田の一方的片想いのままです。
望田の視点で描かれているので桐生が望田をどう見ているかもわからず、
ひたすらに望田のやきもきしたり、ドキドキしたり、と
片想いのキュンとかキラキラがもどかしくてまばゆい!
スローペースな二人の恋ですが、
次巻では桐生視点で彼の心の中が垣間見たいところです…!
恋してるときがハッピー楽しいとか言うけど、望田の恋はちょっぴり切なくて苦しい。
好きな人のあんなことやこんなことをたくさん知っていく喜びの一方で、知りたくなかったことも知っていく胸のズキズキ感は何とも言えません。
恋すると、こんなにも胸がドキドキする。
恋すると、その空間がキラキラと光り輝いて見える。
恋すると、何でもない時間が特別な時間になる。
恋すると、臆病になる。
恋に落ち、それまで見えていた景色がガラリと変わっていく望田の感情変化がものすごく映える。決して声に出すことのない彼の心の声は、桐生を想う気持ちでいっぱいです。
恋をしてウキウキしている望田の気持ちや、恋をして桐生の過去に嫉妬する気持ちに、私も嬉しくなったり切なくなったり…。望田が恋に落ちる瞬間、恋する想いを積み上げていく時間がとてもナチュラルに描かれていて、桐生への好きがどんどん膨らんでいく時間の流れそのものがとても沁みました。
想い人である上司の桐生が、リアルにモテる男でね、もー憎たらしいんですよ!!(笑)
無自覚に周りの人たちを虜にしていくような佇まいや所作や気遣いが、絶妙なソフトスパダリ。顔面偏差値がずば抜けてるとか、そんな分かりやすいゴージャスなイケメンじゃなく、オーラも含めてのイケメンなので、こりゃ望田じゃなくても惚れるわと。
そんな難攻不落(そうな)男に恋をしてしまって大変だなぁと思うけど、恋している望田の姿がとっても可愛いくて、キューンでした( ´∀`)
私なぞ、もう恋をするような年ではないですが(笑)、望田の想いに共感してたくさんのドキドキをもらって非常に満たされました。大人の恋も甘酸っぱいんだなぁ……(〃ω〃)
望田の恋の行方はどうなるんだろう。早くも続きが読みたくて仕方ありません。
読み終わってみて、このタイトル以上に相応しい表題はないなと思いました。人が恋に落ちる過程を1巻まるまる使って丁寧に辿ってくれるBL作品って、意外と貴重なんじゃないでしょうか。それもありふれたシチュエーション、ありふれたキャラクター、素朴な空気感で描き出してくれる作品は。木下先生の王子様系キャラやユニークな導入・攻め受けの組み合わせが楽しめる作品も好きですが、こういう親近感の湧く作品も大好きなんですよ。フラットで誰もが慕いたくなるようないまどきの上司・桐生も素敵でしたし、気持ちを大っぴらにはしないけれど、態度を取り繕ったりせず業務中も業務外でも素直に年上の人たちと接する望田にとても好感が持て、彼の恋で一喜一憂する姿が可愛かったです。今から2巻も楽しみです。
ふぁああ!
木下先生作品、やっぱり空気感が大好きです!!(突然の告白)
とくにここ最近刊行されたなかでは、一番好きかもしれません///!
税理士事務所へ入社したばかりの新人、望田は所長の桐生に好意を持っていた。
というのも以前、夜の電車内で酔っ払いを成敗したくてもできなかったことを、桐生がスマートにやって除けたからだ。
実際、一緒に働き始めて面倒見よい桐生の優しさに触れ、言葉にしたらダメだと予感する感情に苛まれていた日々だった。
彼女がいた桐生。
年上だし、こんなにもいい男なのだから、過去に付き合っていた相手がいたのは当然だろう。
そう思っても、聞きたくない。知りたくないという感情は芽生え、、、
また、これ以上近くにいたら、、、
という、臆病な感情にも見舞われていた。
1巻では、まだ桐生が望田のことをどう思っているのか。
その核心には迫っていませんが、望田視点で描かれる恋の機微が最高にキュンとしまくりで、読んで良かったあ! と、いう感想が五臓六腑にしみじみと染み渡った1冊でした。
個人的には、各話の望田のモノローグで終わる終わり方が大好きすぎて、、、(好きすぎて両手で顔を覆うスタイル)
さすが恋のストーリーテラーです!!
木下先生!!
良すぎて身悶えました。
はぁ!
もうホントにどうして毎話名言? モノローグでの終わり方を考えたんですか?!!
天才すぎる!!
早く2巻くださいお願いします!!(土下座)
木下先生の新刊うれしいです。しかも「久しぶりに正面からラブストーリーを描きたい」とありワクワク。腕を鳴らしている先生を思い浮かべました。
木下先生らしく流れるように読める気持ちよさもあり、期待通りのいい1巻でした。
タイトルの「望田くんは恋をしている」…1.2話はまさに惚れてまうやろ〜な顔をしていて、中盤はそれに抗おうとするも、ラストで桐生への恋を確信するというモノローグと表情のシンクロがすばらしい。
恋ってこうよね〜とうっとりさせられます。
桐生の人たらしっぷりが自然でいいですね。
関西弁もいい感じで。
望田くんが好きになるのがわかるし、桐生が思わず望田くんをかわいいと言っちゃうのもわかる。
2人とも女性との恋愛に興味がないとの伏線もしっかり張られているし。
お仕事BL(大好き)としてもおもしろい。
この先、順調にくっつきそうだけど、波乱があるんでしょうか。
できるならスムーズにくっついてお付き合い編に突入して頂きたいくらいです。長く描いてほしい。そう思える1巻で、そうなると名作シリーズの予感さえします。
望田くんに「欠点なくて完ペキに丸いから」と言われた桐生が「うん…ありがとう」「人のことよく見てるし見えてる」って素直に受け入れていて、謙遜せーへんねやw とちょっと笑ってしまいました。
あと、同僚の女性たちがすぐ恋バナにしたがるのが少し気になりました。ストーリー展開上、必要なのだと思いますが。リアリティありますが個人的にはちょっとなぁと引いてしまいました。
じっくりと。ずーっと望田くん目線の1冊で好きになる過程が丁寧に描かれていて、恋の始まりっていいねと思う…のだけど、、好き=セクシャリティを自覚する心情が切なくてリアル…!
片想いでいいやのスタンスが段々崩れていきそうになるのもリアル…!!
所長、最初の登場からかっこよかったですがどんどん人の良さが伝わってくるし笑顔が素敵だしでこれは好きになっちゃう・・・
木下けい子先生の描き方ほんと好きです。2巻も楽しみに待ちたいと思います。
読後、即思い浮かんだのがレビュータイトルそのものです(*´▽`*)‼
きっとこう感じる読者さんが続出だと思うのです
なので・・・こんな”幸せにジタバタしてしまいたくなる気分”になりたい方、是非とも手に取って下さい♡
桐生さんの大人自然体の魅力にゆっくり「好き」を重ねていく望田君がとてもキラキラと切なさを醸していて、直球の萌えを浴びまくりです
社会人なのですが、お仕事上税理士さんの国家試験の為にお勉強をするという設定がとても良かったです
この機会を通して社会人なのですが、少しだけ学生の時の先輩後輩だったり塾の先生と生徒のような雰囲気も味わえたりするのが公私両方見れてしまう感覚でただただ私得でしかなかったのです
そしてもうひとつ好きなシーンがあって♪
司法書士の三浦さんと初対面の3人の会話の所がとても好きです
望田君が桐生さんへの憧れから一歩前進した事が「匂い」から分かるっていうのが凄くいいなぁ~って思います
しかも三浦さんが居て、三浦さんは特に桐生さんのフェロモンには全く気付いていないっていう対比の効果が効いてるのがいい!
で、そこから数コマしてからの桐生さんの「キラキラ」発言
すごく良いーーー♡
ところで、桐生さんは休日には香水を使うのかな…?
そんな所も気になっちゃうお気に入りの一連のシーンです
というか、挙げだしたらキリがない位にお気に入りで何度も読みたくなってしまうシーンばかり
2巻発売までに色んな登場人物の視点に立ってこの物語を時に遠くで、時に近くで、見守って2人の行く末に想いを馳せて待ちたいです
本当に素敵な「恋のお話し」が始まっています♡
先生の「灰かぶりコンプレックス」「恋をするなら二度目が上等」が好きな作品。こちらも好きな雰囲気だったので読んでみました。電子で全174ページ。(以下ネタバレあります)
先生が本のそでに「正面からラブストーリーが描きたいと思ってできた作品」と書いている通り、theラブストーリー!という感じのお話ですね。
ずっと受け視点で、税理士事務所の新人望田くんが、所長の桐生に徐々に惹かれて恋に落ちていく様子が、大変丁寧に描かれています。
まずはとにかく桐生が素敵すぎる!
高身長なイケメンで、笑顔が素敵で優しくて、困ってる人もさらりと助けて…もうスパダリ感が半端ない!!
しかも関西弁!はんなりしたイケメンの関西弁の破壊力がすごい…!そしてふとした瞬間に見せる表情にも色気が…♡
もう桐生さん素敵すぎますわ〜。そりゃあ望田くんも惚れてまうよ〜という感じw
望田くんは可愛らしいお顔だけど、しっかり青年という感じがいいですね。
望田は初めは桐生を憧れの対象としてみていただけだったけど、ある日恋に落ちる。その瞬間がまさに桐生の言う通り「キラキラ」と描かれていてキュンとします。
前半は桐生に恋する望田を丁寧にキラキラほんわか描かれるけど、後半は望田が自分がゲイであることを受けとめきれていない様子で、切なさも滲んできます。
1巻では桐生の気持ちは一切語られませんが、一度だけ望田に「かわいい」というセリフを言って、望田も読んでる私もドキッとしました。も〜桐生さん、天然のたらしだわ〜w
1巻は望田が桐生をどんどん好きになったところで終わり。桐生の気持ちは見えないけど、望田のかわいさや優しさにかなり好感を抱いてる感じを受けました。望田の気持ちにも気づいてるかも?
ゆっくり進んでいく恋がちよっぴり切なく、とても素敵に描かれていました。2巻はどんな進展があるか…楽しみに待っています!
修正箇所なし
木下先生の新刊✨
「恋ってこうだよね」と思える作品が何より大好きなので、カバー折り返しに「久しぶりに正面からラブストーリーを描こうと思った作品」と書いてあって、読む前から期待値爆上がりでした笑
どちらかというと あっさりめな画風の作家様ですが、心情表現がとてもお上手で。
キャラクターに独特な色気もあって。
先生の作品だからこその不思議な魅力があって、まさに「恋ってこうだよね」と思えるストーリーで最高でした。
え、全然これからじゃん!って感じなので、続きがとても楽しみです。
表紙から既に望田くんの恋する様子と桐生さんの優しさの中に隠された何かを感じられます。
木下けいこ先生の攻めっていつも意地悪だったりクズだったりしませんか?だから今作も桐生さんがほんとにいい人なのか、実は意地悪な人じゃないのかとドキドキしながら読み進めて行きました。まだ1巻の中では悪い男のようには見受けられませんが、望田くんの気持ちを分かっていながら気づかないフリをしながらもいい人ぶっているようにも感じてしまいます。
それでも木下けいこ先生の受けって健気でがんばり屋さんばかりだから、望田くんもやっぱり応援したくなっちゃいますよね。
今作は、以前夜の電車内で困っている女性を助けた憧れの人である桐生の事務所で働くことになった望田くんが、優しくフォローをしてくれる桐生にだんだんと惹かれていく様子が丁寧に描かれています。
「いつか大人になったら何者かになりたいと強く願っている」望田くんのその理想のヒーローが桐生。そんな桐生に目を見つめられて「目キレイ」「キラキラ」なんて言われたらもう恋に落ちちゃう。桐生さんのフェロモンと無自覚の煽りにドキドキしまくります。
とにかく恋をしている望田くんがかわいくてかわいくてしかたがない1巻でした。数ページに1回は桐生さんにときめいているんですよ。でも時々、すっと望田くんの表情がなくなります。同性を好きだとバレたくないし、期待したくないし、桐生さんに否定してほしくないから。でも、上司と部下、男同士、望みはないのに気づいてほしいとも願ってしまう切なさもありました。
わたしが1巻の中でとても好きだったシーンは、望田くんが桐生さんに「所長は欠けているんじゃなくて丸いから」と伝えるところです。さすが好きな人のことはよく見てますよね。
さてつづきはどうなるのでしょうか?ふたりの関係がどう発展していくのか、2巻が今から楽しみです。
仕事相手の三浦さんもなかなか魅力的なので、2巻でどうふたりの間で行動してくれるのか楽しみです。
ワンナイト・ジゴロとか すぎた好意に勢い余って食い散らかしたり
確かに身体から始まる恋は存在するんだけど 少々そのノリに脂っこさを感じはじめる そんなお年頃
かといってエロなしでは物足りないような
そもそもあたしったら本が読みたいんですかね? お話が読みたいんですかね?
いや 今さらないを何を言い出すやら あたしのクチ 黙っとけ (・x・)ウスッ
理想と現実 何者でもない自分がなりたい大人
あの 何もないのになんでこんなにお話に惹かれてしまうんですかね?
大人の中に放り込まれた まだ何者でもない望田くんがゆっくり揉まれて 転がされて 擦られて また転がされて
細い原水から転がった石が下流にたどり着く頃には丸い石になるのを見るような 転がりはじめた思いが今まで気づかずきたものに削られ ゆっくりそれを確かめるように砕け転がり恋の形をつくっていくのをただみてるだけなんだけど
しかもこの巻 出来上がりつつある丸い小石を憧れでおしきったし
川を下る石って実際最後にはどうなりんですかね?
砂? 砂利あたりが妥当なんだろうけど 志(なんの?)なかばで砕け散っちゃうヤツとかもいるんでしょうね あ 砕けたのが砂利か ←大混乱中
え? 望田くんが砕け散ったわけじゃないですよ?
想いが転がって加速しそうなところを溢れないように必死に堰をつくってる状態でまだなにも始まっちゃいないですし
すき をほんっとに丁寧に扱ってて あっという間に読み終わっちゃうのに残る余韻の心地よさ
絶妙な間合いで交わされる会話に語られる心情
ふむ 怒涛の展開で湧き上がる熱を魅せるお話もすきなんだけど 見えないものをじっくり読ませるお話ってのを読みたいときだったのか まだまだ序盤ってかんじはあったけど 面白かったな…
ザ王道なんですけど、
種々様々のBLを読んできた今
このシンプルなラブストーリーが刺さりました。
何が違うかと言うと、もうそのスケールですかね。
一冊丸ごと受けの胸の内で
モヤモヤしてる好きの気持ちが語られるんです。
想いを伝えるとか、相手と何か進展があるといったことは一切なく、只々、受けが惹かれていくターンが
じっくりと描かれていきます。
それが恋する気持ちにグラデーションしていく望田くんの心情が伝わってきて、聞いたことがあるかもしれないさり気ない言葉なのに、その言葉の意味が本当に沁みてきて、すごく切なくなるんです。
攻めを素敵な人だな、と思ったところから始まり
受け視点で語られる訳ですけど
攻めは確かに人たらしで、普通にいい人、
素敵だなぁと思うシチュが幾つも出てきて、
またそれがいかにも素って感じで
それはBL的要素をキャッチしようと全神経を集中する読者の毒気を抜かれる程の徹底ぶりで淡々と描かれます。でもそれが逆にイイ❤︎
良いんです、望田くんが叶わないと思うリアルの解像度が増して、期待も増すという笑。
本音を言えば、予想もできないピュアな気持ちで読んでみたい。
本書は、それに応えてくれると期待してます。
因みに、更に付け加えると
所長はノンケで元カノの話を部下の望田くんに知られてバツが悪そうにしてる場面とか
望田くんのことを、かわいいとか言いますが
ほんと、そこに色気は全くない。
(目を皿のようにして読みとろうとしましたが)
そして、途中で望田くんが自分のセクシャルマイノリティを自覚する場面も挟まれ、一気に切なさが深まってくるんですけど
事あるごとに好きな気持ちを打ち消していくんですよ…ほんと辛い
そんな自分がゲイだと知りたくなかったという望田くんのシーンとかも、これまでBLで何度も読んでる場面なのに、身近で目撃してるかのような臨場感があって、それは一冊を使って丁寧に描かれているからなんじゃないかな、と思います。
嬉しいなぁ、こんな話を読みたかった。
配信当日に読んだFFさん達の中でも、みなさん沢山読まれる方々ですけど、いつもより反応が高かったように感じます、ほんとオススメ!
まだ次巻に続くわけですけど、
きっと先生は、いまのテンポで丁寧に描いてくださると思いますが、
展開は急いでないので、じっくり読ませていただきたいです。
先生のコメントに、
正面からラブストーリーを描きたくなって。
恋っていいよねって思ってもらえるような話を。とありましたが、本当に素敵なお話です。
是非是非、読んで実感してみていただきたいです〜❤︎
BLの中で恋をする切なさと、そして恋をするキラキラした気持ちを雑味を取っ払って楽しめるシリーズの開始を歓ばずにはいられない…(ღ˘͈︶˘͈ღ)
税理士事務所に就職した新人社員の望田くんの視点で語られるお話しです
事務所の所長の桐生さん、アットホームな事務所の先輩達(女性2人に初老の信崎さん♂)や取引先の司法書士の三浦(♂)さんという程好いキャストの配置でしっかりと現代に生きる人々の生活感を感じさせてくれます
木下先生の良さと上手さが活きています!!
1巻は完全に望田くんの目を通して見える世界を知り尽くし、望田くんと一緒に桐生さんという人物にゆっくりとゆっくりと恋に落ちて行くのは不可避です(〃ω〃)
桐生さんとの最初の出会いをハッキリと覚えてるっていう所でもぉ望田くんの心の刺激は始まってるのは確実なのですが、そこから盲目的に恋に走るタイプではないのです、望田くんは、、、!
少し高さのある所からティッシュを1枚フワッと落とした時にふわふわくるくるユラっとゆ~っくり落ちて行く様に…「好き」が積み重なって恋の沼に落ちて行くのが分かります
この「好き」を重ねて行く瞬間瞬間がとても「ワカル!!!!!!!!!!」の連続で、、、望田くんの視点を通して桐生さんに恋をしていく望田くんの気持ちがいつしか自分の気持ちの代弁者にさえ思えて来てしまう .゚(→ε←*)゚ .゚
BLを俯瞰して読みたいタイプの私でもこの1巻はそんな事言ってられない位に望田くん視点でこの恋の始まりに嬉々としながらも、同時に望田くん自身の身になりその行き場のない想いに胸が焦げる感覚を感じてしまう、、、
桐生さんという「完全無欠な温和で大人な人たらしな恋愛下手(関西弁)」の魅力には目を背けられない、、、‼
香水を付けてないのに「いい匂い」というフェロモンが漏れる男、、、
しかも色気を振りまくタイプじゃないっていうのがまた堪らん٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶
そして初めてハッキリと恋心に気付いた望田くん
彼の切ない恋心の成就を願う気持ちが胸に広がります
次巻以降に桐生さん視点のお話しを是非とも読みたい、、、!!!
恋をしたら「キラキラする」と感じる桐生さん
あれ?そう言えば、、、桐生さん、望田くんの目を見て「キラキラしてる」って伝えてた、、、(>ω<)⁈⁈⁈
それは無意識だし意味はないのかも知れない、、、
けれど、、、
そこの所、どうか詳しくーーーー!!
と…2巻が楽しみで仕方ない♡
落ち着きながらもしっとりし過ぎない、現代日常系の少し大人のとても上質な「BLの」恋愛漫画が読めます!!!
冬の乾燥が始まるこの季節にゆっくゆりっくりじわ~~っと沁み渡る「恋」の潤いに私の中で細胞レベルで沸き立つ1冊
どんな高級な美容液よりも潤いを与えてくれる導入液!!!
最高の1巻でした (ღˇ◡ˇ*)♡
身長差とかを含めたビジュアルもカンペキです!!!!!
修正|全く必要のない1巻です
連載開始時から雑誌で追いかけている作品です。
紙本も予約済みなんですが、電子でも手元に欲しくて一足作に電子で拝読。
うわー……一冊にまとまった形で読むと、また違った形の感動に包まれる。。
こちらの1巻、主人公・望田くんの恋はまだ始まったばかり、二人の間にはキスも何もありません。
税理士事務所の所長・桐生×そこに入った新卒新人の望田くん。
望田くんがどんなきっかけで恋に落ち、
所長のどんな仕草にドキドキし、どんなところを「好きだ」と感じるのか。
そういった描写が本当に繊細に丁寧に描かれていて、1ページ1ページがキラキラして
切なくて、
たまらない気持ちになりました。
特に好きなのが、望田くんが所長のことを「完璧に丸い」と評するシーン。
欠点がなく、”完璧に丸い”から、誰かの凹凸とハマらない。
ひとりで完全に見えてしまうー
好きな人のことだから、いつもどんな細かい部分も意識して見つめているから、
そんなにも桐生の解像度が高くなるんだよね…
グッときて胸が詰まって、何度も読み返してしまうシーンでした。
そんな恋する望田くんだけど、自分が昔から女性に興味が持てず、
恋愛対象が男性であることを引け目に感じ、完全に受け入れられていない。
この思いが叶うとも思っていない。
期待なんてしない、いつか消える思いだから…という独白が逆に
消せない思いの強さを強調しているようで、たまらなく切なかった。。( ; ; )
京大出身、仕事ができて優しくて”完璧に丸い”年上の人。
そんな桐生とこれからどんな風に関係性が変わっていくのか、今から期待で胸いっぱいです。
どうしてか、叶わなかった「初恋」の甘酸っぱさ、切なさをふっと思い出すような
柔らかく胸を掴まれるお話でした・:*+.
…えーと端的に言って、木下先生の新刊、最高だーーー!大好きだーーー!!
好きすぎてどうしても叫ばずにはいられませんでした、、//
桐生×望田
木下けい子先生の繊細なタッチが、
恋の感情の機微や臆病さをリアルに描き出している。
税理士事務所の新卒所員・望田と、
誰にでも優しい所長・桐生。
桐生の爽やかな振る舞いが、
上司と部下の関係を感じさせず、
程よく縮めていく2人の距離を読んで思わず気楽に。
桐生への密かな憧れから始まって、
「好き」に気づき、恋への確信に変わっていく
望田の淡い想いの動きが丁寧に表現されて、
「キラキラ」という形容、
足元が「ふわふわ」する感覚、
「胸がぎゅっと」なる心情――すべてが恋に落ちる瞬間を鮮明に伝えてくる。
溢れそうで溢れない望田の恋心は、見ているよりも、
その甘酸っぱさに心ごと持っていかれてしまう!
じわじわと進んでいく2人の関係性、
まだ恋と呼べないこの段階で、
濃すぎず、ちょうど良いBL的な微糖の甘さが最高!
桐生の優しさと支えに、自然と芽生える「好き」と、
「人を好きになるのが怖い」の間で揺れる望田、
ノンケの桐生を相手に、
ゲイである自分を認めたくないという葛藤が垣間見えて少し切ない。
恋によって変わっていく世界での喜び、
恋に向き合う揺れ動き、誰にも言えないもどかしさ、そして、
「好きだと絶対に気づかれたくないけど
心のどこかで知ってほしいと思っている」という
桐生に対する期待と恋に対する不安が入り混じった純粋さが胸に刺さる!
そんな望田の気持ちを、
桐生は知っているのか、気づいていないのか、
その微妙な温度がまたドキドキさせてしまう!
桐生の恋の不精も絡み、
恋に不器用な2人の恋愛、この先がどう進んでいくのか、
次巻が待ちきれません。