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yoake ga ichiban kurai
年上×年下。ゲイ×ノンケ。
忘れられない元恋人がいるゲイ攻めと、そんな攻めを好きになるも遇らわれてぴえんなノンケ受けの組み合わせが好きなので大変悶えさせていただきました。
受けの職業はホストですが、攻めのサイトーが好きなので色恋営業はしていません。なので女との肉体関係がないのが高ポイント。
ただやはりホストに金を使う女が二、三人くらいピックアップされて登場するので、女の頭と性格の悪さに少し気分悪くなります。
受けはホストを辞めて攻めに誠意を見せろ! と思ってたら、くっついた後にちゃんと辞めたのでホッとしました。
メガネ男子がメガネを初めて取った瞬間って、
もれなくギュン!!となってしまいますよね♡
それがたいてい初エッチの時だったりして。
サイトーさんも例に漏れず。
丸メガネしてても色気たっぷりでかっこいいんだけど、外した時のお顔ときたら…!
タカヤくんでなくとも発情案件です♡
(特典ペーパー参照)
ノノノ先生はイラストに透明感があってきれいで、
お話はちょっと切なさがあって。
この”夜明け”はサイトーさんに悲しい過去があるんだけど、タカヤの底抜けの明るさ(とアホっぽさ)に救われて本当に良かった^ ^
発売前からずっと気になってて、発売してすぐ買いに行きました!
絵だけでわかる通りすごく綺麗で個人的に金髪受けが好きなのですごく刺さりました、、その反面メガネ攻めがダメだったのですがこれを機に克服出来ました!ありがとうございます
光属性受け、受けに救われる攻めが大好きだという方に本当におすすめする作品です!
重い過去を持つ攻めとまっすぐ純粋な受けといういわゆる王道な設定ではありますが、綺麗な絵と素敵な描写や表情で徐々に涙腺が刺激されます。攻めが過去をどう思いどう向き合うのか、終わり方がなんというか、とても綺麗です!綺麗事とかの綺麗じゃなく、ああこうなるのか、こうであってもいいんだと胸にストンと落ちる感じが美しくとても癖になります。
他の漫画も買ってみようと思えました、先生やこの漫画に関わってくださった方々に感謝です。
今年からBLを読み始め、山田ノノノ先生を知り、こちらの新刊も楽しませていただきました。
なんと言っても、タカヤくんがキラッキラで真っ直ぐで危なっかしくて放っておけない。でもサイトーさんとの距離が遠くて縮まらないことを感じ取っている繊細な子。
サイトーさんの影に触れる描写が切なくて、「やっと抱きしめられた」に涙してしまいました。
いつも受けの方に感情移入することが多いのですが、今回はサイトーさん(攻)目線と言うか、サイトーさんと一緒にタカヤくんに恋をする感覚があって新鮮でした。
それくらい魅力的なキャラです。
どんどん好きになります。
キンと凍えた空気がゆっくりとあたためられるような、静かで優しい夜明けのお話。
多くの方に読んでいただきたいです!
さすが、山田ノノノ先生です。生と死という重いテーマではあるのですが、じっくり描かれていて、納得と救いがある。最後泣けて泣けて仕方なかったです。勿論良い意味で。
明るいタカヤ君の笑顔、サイトーさんが佇む夜の暗さ、アタリのアイス棒、踏切。これほど切なく意味深い表紙は他にないのではないでしょうか。
蛇足ですが、サイトーさんめっちゃエロいです。素晴らしすぎる。
ノノノ先生の作品はいつも考えさせられるんだけどことが多いのですが
こちらの作品も生について深く考えるきっかけになりました。
サイトーさんとタカヤくんの関係性だけじゃなく
サイトーさんの過去を語るに欠かせないアキ。
サイトーさんにとっての救いはタカヤくんだけど
アキにとっての救いは?
サイトーさんでは救いきれなかった、アキの闇を考えると悲しくなります。
きっとサイトーさんのアキに対する
胸の痛みは完全に取れることはないけど
そんな時にタカヤくんがそばにいることで
きっとサイトーさんは救われるから
これからはずっと幸せに生きていってほしいなぁと思いました。
サイトーさん、かっこいいです!
タカヤくんとのバランスがとても素敵。
タカヤくんのサイトーさんへの距離感もとても絶妙。
2人の気持ちが分かり合ってからの展開もまた素晴らしい。
苦楽人生を物語っている深い作品です。今年のベストです!
山田ノノノ先生の作品はDom/Sub関連のものをいくつか拝読しておりました。
人としてしんどい所突いてくるんだけど、最後は心温かくなる作品を描いていただける印象ですが今回もまさに。苦しいけど、良かった。と思える作品でした。
表紙見て、サイトーさんタバコ吸ってるのかと思いきやあれ、よく見たら違う!となったのもいい思い出です。この棒、非常に肝になります。
何が救われたのか、と考えると、サイトーさんもタカヤくんもお互いがお互いを救っているんですね。物理的にも心理的にも。
単純おバカちゃんでクスっとさせられるところも多々ありながらも単純ゆえの吸収力を発揮し、まっすぐな言葉で気持ちを伝えることのできるタカヤくんは読んでいて心が洗われる感覚でした。笑顔が本当に大好きです!
サイトーさんの過去、後悔は消えないし苦しいけど、アキさんの存在、思い出を【自分の一部として共に生きる】選択肢をタカヤくんが教えてくれたのは私にとっても救いでした。
巻末の「ハワイ旅行のゆくえ」はやはり切なくなったけれど、この事実を書き記して頂けたことはとても嬉しかったです。
サイトーさんの言葉選びもすごく好きだなぁ。
夜明けに起きてたら絶対に思い出す作品です。
改めて山田ノノノ先生の素晴らしさが分かる1冊でした。
序盤はコミカルにテンポよく進んでいき、受けちゃんがとにかく愛らしい、。
終盤にかけて、この作品のタイトルの本当の意味が明かされていきます。大切な人が目の前から消え、日々悶え苦しむサイトーさん、そんな中突如現れた太陽のように明るい受けちゃんが一筋の光であったのだと思います。
そんな涙無しでは語れない、夜明けの物語でした。
書くとネタバレになっちゃいそうなので書きませんが、本当に読んだ方がいいです。冗談抜きに!!!!商業作品のアクスタ買うこと本当にあまりないのですが、わざわざ調べて購入してきました!購入したいと思うほど大好きな作品だし大好きなカップルです♡サイ×タカ最高〜!!!!!!山田先生一生愛しますෆ
1話目の最初からやばいです…( ^∀^)
1話目の最初は絵柄がちょっとな…ってなったんですけど、後半に出てくるヤってるシーンが俺の性癖すぎてまじで…ほんとにびびった…(最高)
もうなんかヤってるシーンが出てくると自分の好みの絵柄とか関係なしに自分自身の本能が絵柄よりも先に前へ前へと出ちゃうんですよね…^^
本当は本買いたい勢いなんですけど私情で買えなくて…泣きそうです…(´;Д;`)
めっちゃ話変わるんですけど実際俺自身が「陽キャ受け」×「おとなしい系攻め」がもうドタイプなんですよ、、今回の作品はとんでもなくMy heartに刺さって、、もうやばかったです…(語彙力消滅)
表紙の攻め(表紙でサイトーさんを攻めと判断)がめっちゃ好みで、何の情報も持たず購入。あ、メイトにあったアイスの話も気になって。
タカヤのおバカなところに、サイトーさんは救われたんだろうなって。凍てついた心を溶かしたのは、タカヤなんだなって。タカヤも、おバカながらにすごく頑張ってるのが的外れではあるけど健気で。
エースがあなたはここにくる姫に何を提供できるのか?って聞かれた時のタカヤの答えが刺さったかな。
サイトーさんに好意がある自分は姫に恋心は返せないからって
ホストなんだから、騙して夢を見せることもできるのに向いてないというか、可愛い。
ハメられて助けを求められたサイトーさんのシーンに泣けてしまいました。応えなければ、応えたい、必死だったよね。必死にさせたんだよね。
無自覚溺愛、大好物なので,とっても大好きな作品でした。やっぱりノノノ先生の作品はどれを読んでも良い作品ばかりです。
ノノノ先生というと、Dom/Subのイメージだったので今回もそうなのかなと思ったら、全然違って不覚にも泣いてしまいました。サイトーさんがメガネを取ると某作品の○○先生のような超絶イケメンで萌です。作品を全部読み終えるとタイトルの夜明けがいちばん暗いというのが、すごく納得でした。私の中では、ベストBLコミック2024に入るくらいとても大好きな作品です。
表示のイメージでメリバ、仄暗い感じを想像してたのですが、実際読んでみると想像してたのとは全く違いました!
攻めは過去に恋人が自殺したトラウマを持つダウナー系お兄さんで
受けはちょっとおバカだけど天真爛漫で全てにおいて真っ直ぐなワンコちゃんです。
ひょんなきっかけで出会ったふたりがゆっくりと時間をかけてお互いを知っていき、恋人になるまでが丁寧に描かれています。
何よりも絵が素晴らしく美しい…!
全ページ、ひとコマどれをとっても綺麗で可愛い絵柄です。
ノノノ先生の作品を読むのはこれが初めてでしたが、圧倒的満足感でした。
続編があるなら読みたいけど、終わり方が美しすぎてこれ以上は想像できない心もある…ッ
迷っている方がいたら絶対に買った方がいいです。
間違いなく人生で最も良かったBL作品になります。
タカヤくんがあまりにもピュアで一途にサイトーさんのこと好きなのが可愛すぎるこの思いがますます悲しいサイトーさんの過去と融合して読み応えのあるお話でした。
タカヤくんがほんと可愛くて可愛くて、全身で攻めへの好き表してる受けっていいですね。サイトーさんはクールに大人にタカヤくんを支えてあげてるのもいい。
タカヤくんの可愛さで救済されるのってほんといいなー。最高でした。こんなん何百回も読んでも最高のやつですよ。
山田ノノノ先生の作品は、暗い過去を持つ受けや攻めが出てくるんですが、だからこそ美しい世界が見えるというか。
みんな色々ありながら一生懸命生きてる。
だから応援したくなるし幸せを願うし幸せになった時に涙が出る。
今回は、辛い過去から夜明け前の時間に囚われているサイトーさんと、日々の生活がしんどくて朝が来るのがつらいタカヤくんのお話。
せつない話ではあるけど暗いはなしではなくて、とりあえずサイトーさんのビジュがサイコーでタカヤくんはめちゃくちゃ可愛いです。
気になっている人はぜひ読んで欲しい!
サイトーさんの過去、サイトーさんに好かれたくて頑張りすぎちゃうタカヤくん、姫に薬盛られたときのサイトーさんの焦り具合、最高でした。
最初は、タカヤのこと軽くあしらってたくせに、最後はタカヤくんなしではっていう風にサイトーさんが変わっていくのが素敵すぎる。
アキさんのことも忘れずに、タカヤくんのことも大切にするサイトーさんの姿に涙うるうるでした。
サイトーさんが、アキさんからのメッセージ読んだときの「いてぇ」が、私も痛かったです。
サイトーさんゲイだけど、ごめん、私貴方好き。
ノノノ先生といえば……『救済』をテーマに素晴らしい作品の数々を産み出されていらっしゃいますが、こちらも例に漏れず二人の救済を見事に描ききっていて、読み終わった後の多幸感がとても大きく感動で胸がいっぱいになる作品でした。
自称売れっ子小説家のサイトーさんとおバカなホスト、タカヤくん。
タカヤ君のおバカっぷり、サイトーさんの冷静なツッコミと、いつになくコミカルに始まる冒頭、そして先生らしさがたっぷり出たエロエロな描写から始まる1話からは想像もつかない展開と内容が待っています。
読み返すと、あぁ、と気付かされる伏線がたくさん描かれていて1回で読み終えるのは正直もったいないです。
そしてとても心の奥底にズシンと重いものがおかれて正直とっても苦しかったです。
ですが、サイトーさんがタカヤ君に手を引かれ、その無邪気で素直でまっすぐなところに救われ、またタカヤ君も同じようにサイトーさんと出会ったことで世界が明るくなった。その事実にほっと胸を撫で下ろしました。
先生の亡くなった人に対する考え方に触れられたような気持ちになり、素敵な考え方だな、と思いました。
巻末の先生のお言葉からも、この本がその方への手向けとして描かれたのかもしれません。
後半は何度読んでも涙無しには読めない…けれど辛く苦しいから出る涙ではありません。とても心がクリアになって、気持ちよく泣ける本でした。
山田ノノノ先生の作品に触れるのはこの作品で2回目です。
今回は、性格が違う2人が意外のとこで知り合い同二人が分かち合っていくのかめちゃくちゃ素敵でした!!受けと攻めの噛み合わないけど?噛み合ってる感覚に覚え読み進んでいくうちにまた、もう一回と何回もページが止まりませんでした!!これは、是非続編を待っております// いや、やるべき作品だと思っております!続編が出てドラマCDも聴いてみた意図思います!!絶対にすごい!!
かわいいんだけど、甘くない、ぬるくない、でも光あふれるハピエン、山田ノノノ先生ならではの物語だと思います。
タカヤくん!ん~~、かわいい!顔も、やってることも、吹き出しのひらがな表記も、ほんとに可愛い。素直で頑張りやなのに、売れないホストとして鬱々と日々を送っていたタカヤくん、サイトーさんと出逢って好きになっちゃって、こんなにチョロくて大丈夫?ってみんな心配しちゃう。でもそこから前向きに、差し込んできた光を目指して生活が変わっていきます。タカヤくんが見つけた光は、これまでとは違う明るさ、違う温かさだったんだろうと思います。
そして、サイトーさんがずっと囚われていた辛い過去から、別の生き方に目を向けることができたのは、タカヤくんとの出逢いがあったから。サイトーさんにとっては、夜明けの薄明が、新しく何かが始まっていく黎明となったような気がします。
二人がこれから共に歩む人生が、明るく温かい日々となることが、タイトルに表現されているのもすっごくすてきです。これまで、山田ノノノ先生の作品では、「一目惚れした人がドMだったので」「跪いて愛を問う」がどっちか決められない一番好き、だったのですが、2択が3択になりました。素晴らしい物語をありがとうございます!
実は初めましてした山田ノノノ先生の作品でした!
読み出しから結構ハラハラドキドキって感じだったんですが、、、読み進めていくうちに色んなグルグルとした感情が湧き出ました
受けの救済系のお話かと思いきや実はどちらにも抱えてるものだったり感情だったり色々あって最終的に救われたのって受けはもちろんなんだけど攻めの子の方だってなった時もう鳥肌止まらなかったです!!!!!
最後は2人とも幸せになってくれてほんとに良かったし涙無しでは見れない作品でした!
受けがアホな子かなぁと思ったら、ピュアで素直ですごく頑張り屋さんでめちゃくちゃいい子だった!
かわいい!!
攻めはある出来事から自分を責めて後悔しながら生きてて辛い
表紙の色味がそれを表してる
全部読んだら表紙の意味が分かってびっくりした!
受けのかわいさが素晴らしくて、責めの辛すぎる気持ちを溶かしてく
みんな幸せになって欲しい!
途中ドキドキだったし辛いから泣けた
このお話に出会えてよかったなぁ!!
素晴らしくて何回も読み返したくなるお話でした
恋人を失った小説家とホストの救済ストーリーでした。
売れないホストのタカヤはある日、酔って居眠りしているところを
アパートの隣人のサイトーの拾われて想いを寄せるように。
サイトーとしては嫌がらせ兼お仕置きのようなつもりだったのに
あっさりと落ちてしまうタカヤがチョロかわでした♡
けれど、あっさり好きになった割にその想いは一途で
サイトーに好かれようとホストの仕事を酔いつぶれるまで頑張ったり、
苦手な本を読めるように頑張ったり、タカヤの健気さが胸に響きます。
恋人を失ったトラウマを引きずって一度はタカヤを遠ざけたサイトーも
そんなひたむきさに惹かれていくように…。
タカヤを失いかけてようやく自分の気持ちに素直になるサイトーですが、
恋人になったサイトーの甘やかしギャップがあまあまでご褒美すぎました///
そして、普段は眼鏡ですが、えち&眼鏡オフ時の破壊力がやばかった…。
タカヤも吠えてますが本当にカッコいい…!!!
恋人に先立たれて辛い日々を送ってきたサイトーがタカヤに出会えて、
二人が結ばれてよかった…。
アパートの隣人同士。
小説家のサイトーとホストのタカヤ
山田ノノノ先生好きだし、表紙とタイトルの雰囲気にも惹かれて紙本を購入。
(通販で買ったので、サムネイル小さくて表紙のサイトーさんが咥えてるの煙草かと思った…アイスの棒だった。ついでに裏社会の人かと思ったら小説家だった…勘違い申し訳ない)
タイトルから想起される通り「夜明け」系のお話。サイトーさんの過去は当時の想い人の状況も相まって辛く重い。
でも、相手のタカヤがとにかく光属性の人物なので、どんどん明るい方へ引っ張られていく感覚があり全体的には読みやすかった。
ちょっとおバカで、素直で一生懸命なタカヤに、サイトーさんも読者も救われる作品。
好きなシーンは、
酒を飲まされつぶれたタカヤを介抱する場面(指突っ込んで吐かせる描写好きなのと、反射的に噛んじゃうけど手は縋ってるのが萌え)と、
踏み切りでサイトーさんに呼びかけるタカヤ(その後の表紙と同じ構図のタカヤと合わせて、この作品を象徴するシーンだと思う。明るい方に引っ張る力が強い)のシーン。
タカヤが過去に母親に言った言葉もとても素敵だった。
タカヤの母親や、店のお客さんたち女性陣もチャラが立っていて面白かった。
リサちゃん猫被りつつ周りにヤバさが分かる程度に素も出てて逆に好ましい。
最後、ホストを辞めて造園業に転職したタカヤ。どんどん体力つけて、生命力のかたまりみたいになるだろうなと思ってニッコリしちゃった。
末永く元気で幸せであれ。
これは私が12月に読んだ最初のbl漫画です。本当に素晴らしかったです。山田先生の画风は以前よりずっと美しいです,本当に嬉しいです。
冬の雰囲気の中で読むのにとても良い作品です。最初の話はとんでもない話のようですが、実は深みのある作品です。斉藤さんの昔の恋人の死は、太阳を迎来えない夜明けの中で生きているような、深い苦しみでした。突然彼と出会ったタカヤくんはとても素直でかわいい男の子で、斉藤と偶然に男のセックスを感じて、とても纯粋に陥落してしまいます。彼らの过程中程の中で、二人はずっとよくなって、新しい生活に向かって、たとえタカヤが斉藤と恋人の过去去を知っていても、彼は嫉妬しない、彼は、斉藤の苦痛を感じて、斉藤もだんだんタカヤくんの心に触れることを恐れない、たとえその苦痛が彼を忘れ難いとしても彼は再び恐れないです。斉藤さんにとって、かつての痛みと今の愛は、彼の一部になりました。なぜならすでに彼と一一起に夜明けの中に行くことを望んでいるからです。本当に素晴らしい物語りです。
今回は辛い過去を抱えた小説家と売れない新人ホストのお話です。
受様が隣室の攻様に恋をして想いを恋を実らすまで
と新生活を始めた2人の後日談を収録。
受様は楽しそうとホストになりますが
現実はかなり大変で帰宅後は布団直行な毎日です。
そんなある日
へべれけで帰宅するも鍵が見つからず
部屋の前で面倒になった睡魔に負けてしまうのですが
気が付くと知らない人の膝に頭を預けていたのです!!
受様が膝を借りていた相手こそ隣室に住む攻様でした。
攻様は夜明け前にアイスを買いに行く日課があり
今日もコンビニから帰ってきたら受様が寝こけていて
そのままで凍死されるのも目覚めが悪いけれど
ゲイな攻様が受様を家に入れるのき抵抗があり
机を持ち出して膝を貸しつつ仕事をしていたと言います。
受様の事情を知った攻様は大家と連絡がつくまで
攻様の部屋で待てばはいいと態度を一変させます。
受様は上京して店以外の知り合いができたのは初めて
と単純に喜びますが
受様は先輩からもらったと攻様に見せていた
天国に行ける薬を攻様に飲まされ
エッチなことをされてしまい!?
漫画雑誌連載作をまとめての紙書籍化で
隣同士で住む小説家とホストのお話です♪
雑誌の新連載時に読んでいたのですが
初回の受様が天然系おバカキャラぽく
攻様がドSぽいラブコメなの!? と思っていたら
シリアスな展開でした。
受様は薬を飲まされておらず
受様がエッチでイキまくったのは
攻様の腕によるものだったのですが
受様は攻様に言われた「素直な子は大好き」を真に受けて
お付き合いを申し込むものの攻様の言葉は社交辞令なので
全く脈はありません。
当然な流れかなとは思うのですが
受様の勤務先の店長が攻様と高校からの腐れ縁で
攻様が"できる男が好き"と知ると攻様に好かれるべく
ナンバー入りを目指そうとするのですよ。
そこからかなり積極的に攻様と関わっていくことで
攻様の夜明けのコンビニ通いには悲しい過去があり
攻様は"ただ生きている"だけな人だとわかり
どんどんシリアスな展開になき
受様が先輩ホストの恨みを買って薬を盛られる事態となり
それは攻様の哀しい過去とも重なっていて
攻様が受様の手を取って前向きな一歩を踏み出すまで
ハラハラ&ドキドキ、楽しく読ませて頂きました。
受様は素直過ぎて天然系なところもありますが
その素直な目と言葉で攻様が気付けなかった
大切なモノを差し示していてウルウルさせられました。
読了すると1話目から
巧みな伏線が張られていて秀逸な1作でした。
无论是两位主角的性格还是双方的羁绊都非常好磕!因为以前读过山田老师的前四部作品,所以这次台版没发售前就迫不及待买来日版原文观看了!
自己一点一点翻译阅读的过程很艰辛,但是作品优秀的质量值得我这样做!
前期又傻又可爱的タカヤくん还有后面的アキさん都让人喜爱又心疼,山田老师在人物塑造这方面的功力着实厉害。
看完本篇又去看了末尾的后记,令人落泪这个就不细说了,感觉让サイトーさん和アキさん的故事更加完整,人物形象更加丰满了。
感谢山田老师让我们看到这样优秀的故事!
山田ノノノ先生の作品は全て大好きです。
ですが、更に大好きが更新されてしまいました。
サイトーさんのアキさんからの最後の電話に出られなかった後悔を思うと涙が流れ、ページをめくる手が止まったりしましたが…。
底抜けに明るくて素直でサイトーさん大好きなタカヤくんに出会えて良かった。
闇から救いあげてもらえて良かった。
出会うべくして出会えた二人。
タカヤくん本当にかわいい!
サイトーさんはめっちゃかっこいい!
読後なんともいえない幸福感に満たされました。こんな感動は初かも!
この先も二人がずっと幸せでありますように…
山田先生、素敵な作品を本当にありがとうございました。大好き❤
山田ノノノ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
健気 4
しんみり 3
おバカ 3
エロ 2
な感じだと思います。
サイトーさん×タカヤくんのカプです。
新人ホストのタカヤくんは、酔ったままアパートに帰ってきたが、鍵を忘れてしまい、そのまま部屋の前で寝てしまう。しかしその部屋はお隣のサイトーさんの部屋で、出先から戻ってきたサイトーさんに助けてもらうが…。
まず、お分かりだと思われるますが、表紙のタカヤくんの八重歯がしっかり描かれていますが、吸血鬼ものとかではありませんので、勘違いしないように。
受けのタカヤくんは、愛すべきおバカで素直で一生懸命でめっちゃ可愛いです。店長の分かり易い嘘も信じちゃって、ナンバー入りを目指して頑張ったり、お客さんに何が提供出来るだろうと、色々と考えて探したり、健気さもあってめちゃくちゃ庇護欲も掻き立てられます。
攻めのサイトーさんは、理由はどうあれ、酔って外で寝ていたタカヤくんを助けたりして、一見冷たそうですが優しい一面も垣間見えます。
でも、タカヤくんに手を出した時のきっかけや、どことなく壁を作っている言動など、過去に何かがあったのだろうなと窺えます。だからこそ、そのサイトーさんが、タカヤくんの明るくて前向きな言動で徐々に心が揺れ動いている描写が胸にジーンと来ます。
あと、何と言っても山田先生の作品はいつも、タイトルの意味やキャラクターの言動の真意、それに繋がる展開などが秀逸で、今作は特にサイトーさんの日課の理由が判明した時には涙が溢れました。
それ以外にも、小説の代わりや旅行のゆくえ、表紙と同じタカヤくんのコマの眩しさとその時のサイトーさんの心理描写にも泣かされました。
しんみりする描写もありますが、それぞれの言動でお互いが救われ、痛みを抱えたままそれでも朝を迎えられるようになる姿に感涙必至なので、是非とも読んでほしいです。
最初タカヤが単なるポジティブなアホの子かと思ってた(笑)のですが、読み進めて行くと素直で明るくて一途でめちゃくちゃイイ子!
過去に囚われずっと後悔の中にいたサイトーさんを太陽のような明るさで救い出してくれたタカヤ、毎日がしんどくて朝が来るのが辛かったタカヤをすくい上げてくれたサイトーさん、この2人が出会ってくれて本当に良かった…
サイトーさんの重く苦しかった心を夜明けの光の中に導いてくれたタカヤのピュアさや笑顔が本当に素敵で、サイトーさんが彼に惹かれるのも納得。
この2人にはこの先もずっとずっと幸せでいて欲しい。
タカヤの天真爛漫な明るさ、可愛さ、サイトーさんの優しさ、カッコ良さ、全てが最高でした!
ノノノ先生、今回も素敵なお話をありがとうございます!!
楽しみにしていた山田ノノノ先生の作品。
題名読んだだけでも心がざわつきます。
表紙は、朝と夜、光と影の様。
始まりは、ラブコメかしら…と思う様な明るく楽しい雰囲気でした。
なので、あら?予想と違っていたのかも…と思いきやサイトーの悲しい過去が…。
恋人が亡くなる前にかけてきた電話に出られなかったサイトーは自分を責め続けています。
そんなサイトーに眩しい夜明けをもたらしてくれたタカヤは、本当に裏表のない素直な可愛い子です。
久しぶりに読後に泣きました。
とても良かったです。
表紙に惹かれて買ったのですが、思った以上に楽しめました。普段は可愛い感じの受のBLを読まないのですが、この本は不思議と話にひきこまれて、それでそれで?とページをめくっていくごとに止まらなくなっていつの間にか終わっていた。久しぶりの感覚でした。二人の関係の何が自分にささったのかはよくわからないのですが、とても好きな作品だったので、今後もまた読みたくなった時に再読すると思います。月並みの言葉ばかりになってしまいましたが、可愛かったです。
売れない新人ホストのタカヤは、同じアパートに住む小説家のサイトーさんの家の前で寝ていたところ、助けられる。
ゲイだというサイトー。
ちょっぴりおバカなタカヤとサイトーさんの出会いは、タカヤの挑発により、えちな展開となるが、、、
このお話の主人公はタカヤです。
けれど最後まで読み進めていくと、真の主人公はサイトーさんだったのかなあと。
好きだった相手を踏切事故で亡くしたサイトーさん。
それ以来、自分がタヒで楽になることも許さず、自分を罰するような、そんな辛い生き方をしてきたという。
そんなサイトーさんが、夜明け前に出逢った一筋の光。
それがタカヤで。
タカヤの存在によって、救済されたわけで。
タカヤもサイトーさんのお陰で、人生が変化したわけで。
でも救われた比重的には、実はサイトーさんのほうが重かったなあと。
タカヤ母の口から語られた、大切な人を亡くしたあとの考え方。
なかなかそう考えるのは現実的には難しいですが、それでもサイトーさんと同じく、まりあげはもハッとさせられました。
朝が来て、目が覚めてもずっと隣にいる距離になったサイトーさんとタカヤ。
作品終盤で、想いを遂げ合い、長く暗い夜が明けた二人。
もう朝なんて来なければいいじゃなくて、これからは朝が来てあなたがいて、ずっと幸せだという毎日が永遠に続くことを陰ながら祈りたくなる。(どの立場だよ!おい!)
そんな1冊でした。
お表紙開けて、扉カラーのアイス食べてる暗がり? なサイトーさんもエモい!!(泣ける扉絵12月期、大優勝)
山田ノノノ先生の作品、今までの作品は顔がキツイ人物のイメージがあって敬遠していたのですが今回の表紙を見たら今までと、違う。なんか可愛いホストとメガネの小説家。興味が出て手に取りました。
題名からも救済?夜明け?そういったテーマの作品だと思っていましたが、キャラクターの性格や表現がしっかりしていて、タイトル回収の場面では思わず唸ってしまいました。
おバカで駆け出しのホストをしているタカヤがとても可愛いんです。隣の部屋に住むサイトウと知り合って、色々サイトウに迷惑をかけるんですが、そんな交流の中で、暗闇の中で生きていたサイトウの心が少しずつタカヤの明るさに照らされて、温かな感情を取り戻して行くのが良いんです!読み進めていくと、サイトウの心の闇は思った以上に深くて、サイトウがタカヤを可愛がっていけばいくほど、ある日突然大切な人を失ってしまうことの恐怖はとても大きかったのです。
タカヤの八重歯の印象的な顔が可愛いんですよね。そしてホストの仕事の中で、ホストの先輩とか客の女性にタカヤは無知な為に貶められたりするんです。裏表のないタカヤにはホストという仕事は似合わないと思っていましたが、最終的にホストは辞めて別の道を選んでくれた事が嬉しかったです。最初はおバカが目立っていましたが、サイトウと出会って、彼に色々アドバイスされたりする事で自分で考えて行動していくようになり、勉強も少しづつ始めていったりして、そういう素直に成長していく様子が見ていて微笑ましかったです。
そんなタカヤを見てサイトウの心も救われていくのがよいんです。性格も職業も全く共通点のない二人が、お互いに影響し合ってより良い方向に心を開いていけたのが、涙しながら読みました。
それと、サイトウがメガネを取るとかなりのイケメンだし結構プレイはハードな感じがギャップがあって萌えでした。タカヤは見た目どうりにそういうシーンでも可愛さがたくさんありました。
思いがけず良作に出会えて歓喜しました。
売れない新人ホストのタカヤと同じアパートの住人で小説家のサイトーさん。鍵がなく酔って玄関前で寝ていたタカヤを、サイトーさんが助けてから始まる恋。
タカヤのホストなのにスレてない素直で明るく嘘がつけない性格に、どこか影を抱えているサイトーさんも段々惹かれていって…。
愛する人を突然失う悲しみは忘れる事が出来なくて、どうして?という思いと助けられなかった後悔が残された者の胸にはずっと残る。
私にも経験があるのでサイトーさんの苦しみに共鳴しながら読んでいて、でも何年経っても失った事実は変わらないけれど悲しみと共にその人は胸の中に生き続けていて、いつの間にか自分の一部になっているんだな…と改めてこの作品を読んで思いまた泣いた。
タカヤの真っ直ぐさが本当に眩しくて可愛いくて、ずっと2人で笑っていて欲しい。最高に愛おしい2人。眼鏡を外したサイトーさんのイケメンぶりがまたヤバい!エチも濃厚で200点満点!!
山田ノノノ先生の作品は全部すきですが、その中でもNo.1の素晴らしい作品で、多くの人に読んでほしいというか、読まないと損と声を大にして言いたいです。タカヤ君がとってもキュート。眼鏡を外したサイトーさんはドキッとするくらいカッコいい。私は作品を手にするまでずっとタイトルの意味が気になっていましたが、読み進めるうちにわかってジワジワっと心に染み渡り一気に読んでしまいました。
途中から涙が止まらなくなるので、ハンカチを用意してぜひご一読ください。
表紙の2人の対比に惹かれつつ、タカヤ(受け)の思った以上に明るいおバカキャラに付いていけるだろうかと心配しながら読みました。
BLのCPとして萌えるかどうかはともかく、それでもお話は完璧で素晴らしいものでした。
受けのタカヤはものすごく根っこが素直でまっすぐで裏表のない天性の明るさそのままで生きているような子で、だからこそ世間に染まれない故の生きにくさがあり、ホストとしても人気が出ないし上手くやれない。
客観的に自分を見ることも不得手だし深く考えることもできないから、どうしていいか分からない。
そんなタカヤの成長と、素直な感情表現と、難しいことは言えなくても素直な感性から発せられる言葉に光が見えました。
母目線で語られるタカヤのエピソードを聞いて、タカヤの見方が変わったと思います。ノノノ先生の構成力お見事です。
サイトーさんの陰のあるミステリアスな魅力も素敵でしたが、物語を読み終わったときにはサイトーさんが普通の男の人に見えました。
2人ともお互いにとっての光だったのだと思います。
至極の夜明け救済BL。毎日を愛おしく思える2人の未来がずっと幸せでありますように。
BLを読む目的って読者の数だけ色々あると思うので、こういう作品が好きならこんな作品合うと思う!みたいな事は割とあると思います
だけど、この作品に関してはある地雷さえない読者さんならBL読む全ての人に読んで欲しい…!と思える1冊でした
作品としての完成度として/ストーリーのテーマが/作画が/キャラ属性が/エロ的にも。。。
大局的にも局所的にもそれぞれの読み方の好みに応じてハイレベルで満足感をもたらしてくれる1冊
これぞプロフェッショナルの技が詰まったハイバランスな作品!!!
先生の今までの作品の軌跡が積み重なった集大成のように感じられる1冊だったと個人的には感じています
最初はSMというかなりエロティックなテーマを軸にしてエロスとラブを融合して描き切られた「一目惚れした人がドMだったもので」でエロ描写の上手さに引き込まれました
その後SMの流れを多分に汲んだDom/Subの不朽の名作「跪いて愛を問う」でDom/Subの世界の感動を世に広め、、、
「手を伸ばしたら、つばさ」で特殊設定や性癖に囚われず心の機微を繊細に描き上げる事でその先生の作家としての幅を読者に示唆し、、、
「跪いて~」と「手を伸ばしたら~」の融合のような感動出来るDom/Subの名作「レトリック」を生み出す事でDom/Subの名手となった先生
そして…今作!
「一目惚れ~」と「手を伸ばしたら~」「レトリック」の雰囲気を感じさせて下さるエロスと感動が全て詰まってたような「夜明けがいちばん暗い」の世界の誕生です
決してこれはそれぞれの作品の二番煎じ三番煎じ、という事を言っている訳では勿論なくて、これだけの作品を丁寧に描いて来られた先生だからこそこの「夜明けがいちばん暗い」を完璧なバランスでまとめあげ、そして「読ませる1冊」になっているんだ!!!という先生のプロとしての軌跡に感謝し、この1冊に辿り着いた事に感動した事を伝えたい…!という思いが伝わればいいな・・・と願って敢えて先生の過去作を引用させてもらいました
1人の作家さんが作品を丁寧に描いて来られた軌跡を感じられる、という意味でもすごく感動した1冊です
多くのBLを愛する読者さんに届いて欲しい作品でした
ずっと先生の作品を読んで来て良かった!と心から思える1冊を読めて感無量です
そして、そんな私の次なる願いは、先生の複数巻作品を読みたい…!
そんな願いが是非「サイトーさんとヤカヤのその後」で叶えられたら最高過ぎるな~と切望しております♡
冒頭に書いた地雷に関しては今回ネタバレなしレビューにした為、書くことは控えますが、地雷持ちの方は是非他の詳しく熱く語られている多くのネタバレありレビューを参照にして下さいませ
愛すべきおバカキャラなタカヤと
優しくて大人でどこか掴みどころのないサイトーさん。
不思議な関係になったふたりのわちゃわちゃな日々、すごく微笑ましいなーと思っていたら。
読み進めるほどにその表情は変わっていき、冒頭辺りのトーンとはまるで違う空気感になる展開に釘付けでした。
知り合ってすぐにタカヤはサイトーさんに惹かれますが、サイトーさんは全然。という感じで"ふたりの恋"はまだ始まらず。
ですが、サイトーさんの気持ちが動かない理由があんなに重たいものだと想像していなかったので、いつかはタカヤの想いが届くんだろうなー。なんて思っていたんです。
なので、彼の衝撃の過去を知ってしまうと、タカヤとの恋は始まることなんてないのかもしれない…とさえ思いました。
サイトーさん自身も前に進む気なんてなくて、そこに立ち止まり続けることでしかアキさんにより添えないと思っていたのかもしれませんね。
「過去に佇む」とはうまく表現したものだなぁと感心してしまうほど、その言葉がぴったりな境遇が本当に悲しくて胸が抉られるようでした。
でも。タカヤの存在自体がそれを和らげてくれていて、彼が居るだけで光が差してくるようなあたたかさを感じます。
いつも揺るぎない想いでぶつかってくるタカヤに、サイトーさんの心も救われたのでしょうね。
ふたりが両想いになったことももちろんですが、止まっていたサイトーさんの時間が動き出したことが何よりも嬉しくて。
彼らの新たな日々の始まりを心から祝福したい気持ちになったのでした。
揺さぶられる場面がたくさんで、思っていたよりずっとずっと重たいお話でしたが。
暗くて悲しいだけではない、夜明けの先の明るさを感じられるとっても素敵な作品でした。
山田ノノノ先生の作品に私が持っているイメージのひとつに「過去からの救済」があります
山田ノノノ先生の作品を読んだことがある方からしたら「いや、浅っ!」と思われるかもしれませんが今回「夜明けがいちばん暗い」を読んで改めてそのイメージを強く持ちました
今回の作品は売れない新人ホストのタカヤくんと少し謎のある隣人サイトーさんのお話でしたがこのふたりは様々なところで対極だなと思います
それの理由として私なりの解釈ではありますがタカヤくんは「朝」。サイトーさんは「夜」がイメージになっているからだと思います
今回の表紙からもタカヤくんが明るくてらされているのに対してサイトーさんは影が強く入っていてくらい印象があると思いますそして私がこの解釈をした大きな理由がサイトーさんが踏切の前で過去を思い出しているシーンで夜に(ここでは後悔の暗がり)に飲み込まれそうになっている時にタカヤくんが登場しますがこの時作中では初めて(厳密には2度目ですが)サイトーさんからみたタカヤくんが描かれていますこの時の時間帯はタカヤくんがアフターが終わって帰ってきたところと言っていることやサイトーさんがアイスを買いに行っていることから夜明け前(いちばん暗い時間)であることが予想できると思います。そんな時にいくらスポットライトの下にいるからといってあれほど明るくタカヤくんが見ることはほぼないと言えます。それなのにも関わらずこの時のタカヤくんはとても明るい印象が持てます
これはサイトーさんがタカヤくんに対して明るいイメージ(朝)を持っていたからでは無いでしょうか
いちばん暗い夜明け前を照らしてくれる朝のような
後悔の暗がり、忘れられない過去を救済してくれる光です
と、ここまで偉そうに自分の解釈を書いてきましたが要するに言いたいことは山田ノノノ先生の作品の良さである人の繊細さを細かく書かれているストリーがもう前面に出ていて本当に良い作品でした!
あまりネタバレのようなことをしたくなかったので深いところには触れていませんが作品では当然もっと深いところ目で触れられていて新しい解釈が生まれると思いますのでぜひ購入して読んでみてください!
そしてぜひ私にも抱いた解釈を聞かせて欲しいです!!
⚠︎︎これ以降はただのオタクの戯言です(ネタバレあり)
あと一つだけ作品を読んで疑問に思ったことがあるので共有させてください
サイトーさんの好みは素直な子と本人が仰ってましたがこれはアキさんが自分に相談してくれなかった、救えなかったトラウマが関係しているのでしょうか?それともシンプルにサイトーさんの好みが素直な子なんでしょうか?もしわかる方やこうなんじゃない?みたいなのありましたら教えてください!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
山田ノノノ先生さいこう!!!!!!!!!
ノノノさんの作品はいつも深いんですよね。
「好き×好きだから幸せ」じゃなくてその2人にとっての人生が交わるタイミングやそれぞれの過去が絶妙に絡んで読むといつも泣きながら最後まで何とかすすんだら、指が自動的に最初のページに戻るのです!
そして新しい発見を見付けてさらに泣く。。
コミカルなセリフでは声をだして笑ってしまいます!
更に、モブだと思っていたキャラがいい仕事します!
救われます!!
読後の満足感と余韻がスゴイです!!
大好きな山田ノノノ先生の新刊は過去に佇む小説家サイトーさんと売れない新人ホストのタカヤくんのお話。
表紙での対照的な二人の絵がとても印象的です。
新人ホストであるタカヤくんが部屋の鍵を忘れ酔って自分の部屋の前で寝ていたところを、同じアパートに住む小説家のサイトーさんに助けられたところから二人の物語は始まります。
(部屋の外で眠っていたタカヤくんに毛布を掛けて隣に座り膝を貸してあげた※自分は起きるまで仕事をしていた)
そんなちょっとあまり無いシチュエーションからあれよあれよとサイトーさんに体を暴かれてしまったタカヤくん。
そのままサイトーさんに恋をしますが、サイトーさんには全くその気はなくて…というラブコメのような展開から始まりますが、そこはノノノ先生。もちろんラブコメではありません。人間の脆さ、儚さ、汚さ、強さ、優しさ、素晴らしさ…様々な人間模様が描かれていきます。
既刊の作品も読む度に感情ぐわってなったり染みたりと一つ一つの言葉が印象的なノノノ先生の作品ですが、今作もタカヤくんの真っ直ぐな言葉がとても印象的でした。
タカヤくんが本当に素直で真っ直ぐで可愛くて良い子で…裏表とかない。思ったことが口からすぐに出ちゃう。だからこそ彼の言葉には嘘偽りがないんです。
また表現も豊かで感情に合わせてころころ変わります。言葉もそうですが表情からもダイレクトに思いが伝わってきて、それがまた眩しい。
サイトーさんはというと、大人でクールな印象を受けますが世話焼きな一面も。
最初は感情をあまり表に出さないですが、タカヤくんと過ごしていくうちに自然とその表情が柔らかくなっていきます。ですが彼には決して忘れることはない過去があって…。
物語が進むにつれて徐々にサイトーさんの抱えているものが明らかになります。それが本当に辛く苦しい。
冒頭、サイトーさんが部屋の前で眠っていたタカヤくんを見つけるきっかけになった「夜明け前にコンビニにアイスを買いにいく日課」には実は理由があるんです。タカヤくんが持っていた薬に敏感に反応した理由、小説が売れてもアパートに住み続けている意味…全てに理由がある。タカヤくんを遠ざけようとした本当の思いも。
中盤でタカヤくんがサイトーさんの核心に迫るシーンでは近いようで遠い二人の距離を影という描写で表されています。
サイトーさんの影に触れることはできても、サイトーさん本人に触れることはできない、抱き締めることができない。大好きなのにサイトーさんの心に寄り添うことができない。こんなに近い場所にいるのに遠い。その描写が本当に切ないんです。
前に進めず過去に佇むサイトーさんと、朝日のように柔らかく眩しいタカヤくん。二人がどうなるのかはぜひ本編を読んで確かめていただきたいです。
最後まで涙無しでは読めません…帯、タイトルの意味、ストーリーの流れ、全てが素晴らしいです。二人を取り巻く登場人物たちもモブで終わらないところもさすが。
読み終わった後はなんだか思い出すだけで泣きそうな…だけど温かく優しいそんな不思議な感覚に包まれました。
サイトーさんとタカヤくん、二人にとっての救済の物語だと思います。
一回目より二回目のほうが泣けます…伏線をわかった上で読むと尚更。
本当に素敵な作品です。ぜひ沢山の方に読んでいただきたいです。
そして個人的な話ですが…
昨年、関係性は違いますがサイトーさんと同じ経験をしました。
読み進めていくうちにあの時に感じた後悔や無力さを思い出して途中辛くなりましたが、だからこそ今作に出てくる言葉一つ一つが本当に印象的であぁそういう考え方もあるんだな、そういう気持ちで思い出せばいいのかもと思うことができました。
ネタバレですが、あるシーンの「父ちゃんはもうずっと母ちゃんの中にいるよ きっと俺の中にも もう一部なんだから忘れるとかないし母ちゃんの中の父ちゃんと一緒に幸せになればいいよ」というタカヤくんの言葉が心に残っています。
失ってもその存在は口癖や習慣となって自分に残ってて、それはもう一部だから忘れないし自分の中にいる、そんな風に考えたことはなかったので本当にハッとしました。
ノノノ先生、ありがとうございます。
改めて。山田ノノノ先生、素敵な作品をありがとうございます。大好きです。
タカヤは下っ端のホストで掃除係をしたりヘルプについたり、一生懸命がんばっているつもりでも仕事は思うように行かず、日々倦んでいて、偶然出会ったサイトーさんと話すようになってからは、少しずつ生活の張りを見出していきます。
かたやサイトーさんも、タカヤからすれば落ち着いた博識の大人で頼り甲斐があるように思えているようですが、実際には心に深い傷を抱え、小説を書きながら治らない傷口を持て余しているのです。
出会ってから、なんでもない普通の時間や交わす言葉や濃いHなどを重ねていくことで、欠けていたものが埋まり、傷口にかさぶたが出来て、お互いが少しずつ前へ進んでいけるようになっていきます。
やさしい、再生の物語です。
特にサイトーさん。好きだった大事な人を失ったことでずっと自分を責めているのが、とにかく苦しいです。
「人が死ぬ時間、夜明け前から朝にかけてが一番多いらしい」というモノローグを踏まえての、vol.3の踏切のシーンに揺さぶられました。こんな暗闇をこの人はずっと彷徨っているのかと思いました。
夜明け前から朝にかけてという時間は、夜の終わり=すなわち朝が来るわけで、また次の一日が始まるのかということを耐えがたいと感じてしまうメンタルに思いを沿わせ、寄り添い続けているのですが、それだけにvol.5でタカヤがサイトーさんに、「初めて朝が来るのが楽しみになったんだ」と言った瞬間、暗闇に光が差し込んだ気がしました。
それから、亡くなった人は心の中にいる、ということ。いつでも思い出せるということだけでなく、その亡くなった人が掛けてくれた言葉や例えば習慣だったり口癖だったり、それらがいつの間にか自分の中に入っているということにも触れられていて、改めて感じ入りました。
いいお話でした。
なのに評価が低めなのは、単純に好みの問題です。タカヤのキャラクターを受け入れるのが難しかったのです。もっと素直に彼を健気で可愛いと思えたら、印象が違ったかもです。
雑誌で読んでいたからこそ、コミックスで読むと伏線というかサイトーさんの気持ちがわかりすぎて最初からずっと泣いていました。タカヤくんが心が綺麗でまっすぐでわかりやすい性格に何度も救われました。サイトーさんが乗り越えられなかったことを、乗り越えるのではなく忘れるのでもなく、忘れずに心の中で一緒に生きることを教えてくれました。こんなにも素敵な作品を読めて幸せです。もちろん面白いところもえっちなところもいっぱいあるし、人間の嫌なところも綺麗事では済まないところも描かれていて、あぁ苦しいなぁ辛いなぁと思うことはあるけれど、流石はノノノ先生、綺麗に見事に回収してくれます。大大大ハッピーエンド!本当に本当に素晴らしい作品です。山田ノノノ先生ありがとうございました!
小説家サイトー(斎藤省吾)×新人ホストのタカヤの物語。
深く堕ちた暗闇に差し込む一筋の光。もがいてももがいても決して消えることのない攻めの過去。
その家から離れられない理由とは…………
今や亡き人物の過去に怒りと不快感を覚えます。くっきりうつってるわけではないけど苦手な方は苦手かも。どうしてその道を選ばざる得なかったか……そういうことかと……救いきれなかった後悔の念。
夜明け前にサイトーが足を向けた先に……いたのは……
救済BL作品、といえば今や王道と思われがちですが、かなり、タカヤの存在と言動に心動かされました。そして涙無しには読めなかったです。
登場人物は多め。受けの職業がホストということで職場の先輩ホストにお客様である姫がリアルに描かれていてそこもまた注目して欲しいところ。
ノノノ先生が描くキャラクターの瞳は本当に吸い込まれてしまいそうで。景色もひとつひとつ凝ってらっしゃいます。作中に時たまフッと気を抜いて小笑いできるセリフあり。その絶妙さがたまりません。
連載から追っていた作品でしたが改めて単行本になると嬉しいものです。紙をめくる楽しみはいつまでも持っていたい。
受けくんの明るいキャラに絆される攻め。だけじゃなかった!!
ふたりの心情が手に取るように感じられて、ふっと笑ったりツキっと心がいたんだり。
先生、描いてくださってありがとう。という気持ちです。
あとがきにもぐっときました。
そして、サイトーさんの上裸が素晴らしかったです。
試し読みからだけでは分からなかった、こんなにも心揺さぶられる作品にまた出会えるとは・・・!
少しでも気になったら、是非とも読んで欲しい素晴らしいストーリーと、そして作画です
どうぞお迎え頂き、心を温めて欲しいです(*˘︶˘*)
過去を抱えていても止まる必要はない
過去を抱えたままの今の自分ので進む一歩が未来に繋がる
タカヤが間接的だけどサイトーさんに教えてくれた生き方、昇華の仕方がとても素敵
また、これが間接的に知る、しかも彼を誰よりも大事にしている母親から聞くというのが今回はすごくグッと来ました
直接面と向かってサイトーさんに向けた言葉ではないからこそ「素のタカヤ」の温かさを感じられてとても素敵な救済でした
どこにも「自分が救わなきゃ!」みたいな使命感のような圧がなく、ただその存在に救われる・・・というのが沁みて来て、本当に素晴らしかった
サイトーさんは拒むという気力すらきっとなかった虚無の中にずっと居たのだろうから、きっと誰かに「自分の為」と思われる事がないように生きていて…だからこそ自分に向けられた言葉ではないからこそ落ち着いて聞いていられたんだろうな~とぼんやり思いました
先生のキャラの目の下隈が今キャラにはほぼなくなってましたね
先生がドンドン進化されていく・・・!
そしてどの作品にも毎回毎回心を浄化され、そして満たされています
先生の作品に出会えて良かった・・・!と心から思える作品にまた出会えて本当に幸せです♡
試し読み数ページで、やばい男とアホの子の話かと思ってました。
全然違います。
泣いた〜……。
恋人を失った小説家とめっちゃピュアでいい子なホストでした。
受けのタカヤはアホの子なのですが、いい意味で単純。そして無意識に言葉で人をきゅーんてさせる天才。終始口元が悪魔みたいなキバっぽい感じありますが、小悪魔とかそういうのではなくて、ただかわいいだけだと思います。
そして攻めのサイトーさんは最初こそサイコパスなのかな…なんて疑いましたが恋をすることに臆病になっているイケメン、でした。
タカヤがサイトーさんに好きになってもらうためにやる数々の行動が、ホストとしてというか、タカヤの人間の魅力として描かれているところがよかったです。
今年約1年で400作品以上読んできましたが、
私の中での第1位の作品です✨
題名だけで心を鷲掴みにされ即購入!内容は素晴らしいの一言!神作✨️
山田ノノノ先生の手腕あっての構成、伏線の見事さ、バランス感覚、絵、全てがとにかく素晴らしかったです✨️
何と言っても私の琴線に触れまくりです(>_<。)
ノノノ先生素敵な作品をありがとうございます!!
小説家の攻めのサイトーさんは世話焼きで困ってる子を放っておけないタイプの優しさを持った人。あの日から死ぬことさえも許されないと自分をずっと責めて、心は死んだまま時間を止めて重い過去に生きてきてた。
そしてそんなサイトーさんが出会ったのは新人ホストのタカヤくん。アホの子だけどピュア、素直。元々持ってる心の美しさみたいな、たまたまも無自覚も含めて全てを昇華?浄化してしまうような力がある✨️この子天使や✨️この子がいるおかげで、辛いシーンが描かれていてもあっという間に光が射して暖かくなる✨️全てを抱きしめられる子だ✨️
死について考えさせられる部分もあるけれど、私的にはそこの辛さに大きくフォーカスされてるように感じなくて、読みながら読者も一緒に辛さを抱えなきゃいけないというよりも、心に一つ一つ光が射して暖かくなっていくのをサイトーさんと一緒に感じていくストーリーな気がしました。
(私がこの不幸を体験したことが無いからそう思えるのかもしれないですが、体験してる方からしたら、辛過ぎて読めないかもしれないです。。)
途中から相当泣いてしまったけど、タカヤくんが何度でも暖かい涙に変えてくれます( ;ᵕ; )辛さも過去の事であるからか、私的にはそこに浸りすぎず、タカヤくんの光に包まれてそこから抜けても良いと思えました。
この辛さで押し切らず引っ張らず、未来を見て良いって気持ちを受け入れさせてくれるバランスが素晴らしいと思いました✨️
先生のあとがきも逃さず読んで欲しいです。
読み終わって私の心も洗われたように爽やかでした✨️
読後感は春みたいな優しい太陽に包まれて心地良い風に吹かれたみたいな、そんな気持ちにさせてもらいました✨️
明けない夜はない。
この夜明けを体験して欲しい。
チョロホストなたかやくんと、同じアパートに住む小説家のサイトーさん。
即堕ち2コマのような始まり方ですが、たかやくんの虚栄心のない、ふわふわと全てをまっすぐ受け止めてくれる素直さ、無垢さに、過去の心の傷の痛みが消えなくても段々と傷を傷として受け入れられるようになるサイトーさんの、救済ストーリー。
こうしてあげたかった、してあげられなかった、後悔はきっと沢山あるけど、それも全部ひっくるめて過去を過去としてきちんと受け止められるようになったのはたかやくんのお陰ですが、たかやくんはそうしようと思って行動していない所が最強です。
二人に幸あれ。
素晴らしかったです。もう本当に…!
美しいのですが痛みがあり、救いがあり、
あでやかで印象深い作品でした。
ホストのタカヤくんは底抜けに明るく、
懸命さがいじらしく愛おしい。
サイトーさんはアタリは柔らかいけど、
どこかよそよそしく、距離感のある人。
そんな一見おバカで天然なタカヤくんが、
深い深い傷を負ってしまったサイトーさんのココロを
優しく緩めていく姿が本当に尊いんです…。
サイトーさんの負った傷は絶句レベルで、
それはもう本当に立ち直るのがキツイであろう経験です。
タカヤくんはそれを無意識に、まるで天から
サイトーさんを救いなさーいと啓示を受けた天使のように、
言葉や態度で上書きし、癒やしていきます。
コレがすごい重要で、タカヤくんは基本、
あざといことは何も考えていないんです。無邪気、無垢。
ただ、サイトーさんがとっても好き。
ありのまま、一生懸命でピュアなタカヤくんが極善、明、陽の存在…
存在するだけで癒やしてくれるってすごくないですか!?
アレコレ考えて一人拗れて沈んでいってしまうサイトーさんに
タカヤくんという存在は神様からの贈り物。
最初は距離を置こうとしていたサイトーさんも、
そんなタカヤくんのキラッキラの、唯一無二の尊さに気づきます…
ココロを癒やす優しい言葉が重なって、
読んでいるうちにサイトーさんとリンクしワタシもどんどん癒やされて
こ、ココロが…アタタカイ…コレガ…アイ…?と、
愛を初めて知ったアンドロイド的なピュアなナミダを流すことに…!
ウワーン!星空が美しいよ~!世界が美しいよ~!
ものすごく尊いのですが、バリバリにえっちもございまして
テクニックアリすぎのサイトーさんの前で
トロットロのタカヤくんがほんとにカワイイです…。
そして、ラスボス、メガネナシ裸のサイトーさんの破壊力…
全人類浴びるべき…!!!ほんとに!!!
今年最後にこんなステキな物語を拝読できて幸せでした…!
ノノノ先生、ありがとうございました!
すごく素敵なお話でした
小説家と新人ホスト、王道ストーリーですが一コマ一コマの仕草や表情、視線がココロに刺さります
タカヤの人懐っこさやちょっと抜けてるところ、人を疑わないところのバランスがすごく良くて
人の良さだけが伝わってきました それがスゴイ
サイト―さんは最初から影のある部分がヒシヒシと伝わってきてそれでいてタカヤを見捨てられない情の深さと
インテリヤクザ風のイケメンが最高でした
タカヤの飾らないシンプルな言葉がつく核心が深くてク○ヨン○んちゃんみたいな感じ
彼のキャラクターだからこそ刺さる台詞がとても良かったです
素敵な絵が、夜明け前の仄暗さと雪をとても寒く心細くけれど時に明るく優しく描かれています
音が聞こえるような、なんとも不思議な感覚でした
とても素敵な一冊です
【ふふ。このまま・・・戻れなくなっちゃうくらい気持ちよくなろっか(斎藤)】
エロス度★★★★★★★
おやおや。真っ暗闇に夜明けをもたらす恋が尊くて胸が震えますね。
斎藤とタカヤが紡ぐ祝福の恋物語。
見た目がめちゃくちゃ胡散臭い斎藤と素直で元気いっぱいなタカヤの組み合わせがツボで、斎藤に懐き彼に好きになってもらうためにホストとして頑張るタカヤの姿や光属性な純真さがGOOD。
斎藤も過去に囚われている姿が切なくてしんどく、そんな彼に影響を与えていくタカヤの存在・彼と過ごす時間が尊くてたまらないです。
夜明けをもたらす救済の恋、快楽の時間差の追い打ち、涙腺にクるストーリーが素晴らしい。
えもい夜明けのBLです。
攻めのサイトーさんは、恋人を踏切事故(ジサツ?)で失っています。
新人ホストのたかやくんは、気持ちいいことでサイトーさんに餌付け(?)され、
サイトーさんを
好きになってしまうところからお話がすすんでいきます。
たかやくんはおバカだけど、
おばかで健気でかわいい。
山田ノノノ先生の書く、たかやくんのビジュアルも最強に好きです。
サイトーさんがメガネ外すとすごくイケメンなのも素晴らしいポイントです。
チョロかわホストと訳ありインテリの
雪解け純愛物語です。
最初の方に何度か入っているサイトウさんのツッコミが面白くて、ギャグもの来たか?
と思ったのもつかの間、真っ白なお馬鹿が、
真面目に真正面から、訳ありさんのトラウマを解かすターンに。
たかや君のアホさは純粋さに昇華されます。
神評価にしなかったのは、ツルツルしすぎてちょっとファンタジーだったので。。。
タカヤが勤めているホストクラブの店長、黒田とサイトウさんが学生時代からの知り合いとのことなので、サイトウさんの学生時代や過去についても読んでみたいし、何より二人のアマアマエチエチ生活をもっと読みたいので続編を希望します。
紙修正は白短冊、アニメイト有償特典小冊子は直腸責めでした。