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不登校ヤンキー✕本好き高校生 恋を知らないふたりが不器用につむぐ切ない青春ラブストーリー。
kimi ni huru koto no ha ha
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
本好きの高校生日向は、通学電車の中で金髪のヤンキーに読んでいた大好きな小説の事で話しかけられる。思わず嬉しくなるものの意外な言葉を投げられ衝突。もう会う事もないと思っていたら、そのヤンキーは入学後登校した事のなかった同級生の雪人だった!実は日向の愛する小説を書いた作者が雪人だった事がわかり…。
小説のための恋人ごっこのはずが、2人の気持ちが膨らんで段々近づいていくのが尊い。一つ一つの言葉を大切に紡いで繋がる様子に胸がいっぱいになる。とても穏やかで優しい気持ち。大人になった2人の官能小説も読みたいな〜(笑)
初めての先生です。SNSで話題になっていたので手に取らせて頂きました!
作品全体が文学的表現に溢れていて、声に出して読みたくなるような漫画だと感じました。
美しい文章表現で気持ちを書かれている場面が多くあり、ひとつひとつがじんわりと心に響いて来ます。
出会い方も、学校での再会も、新しい小説のための「恋人ごっこ」も、突然の別れ、そして運命的な再会も……そのどれもがドラマチックで、こんな事起こるはずない、全て漫画の中のフィクションだと思わせる内容なんですが、分かりきったその事実がとても王道で素晴らしく心に刺さるんですよね。
本がきっかけでであった雪人と日向。心が洗われるぐらいピュアな「恋人ごっこ」は、現代……というよりひと昔前の学生達がやっていたんじゃないかっていうぐらい純なお付き合い。たくさん本を読んで、時代に関係なくその本の中に没頭できる日向ならではのお付き合いの内容だったのかな、と。マフラーの貸し借りや雪に足で絵を描くとか、今の子もするのかも知れませんが、どこかノスタルジックなんですよね!それがまたジンワリ……の要因だと思います。
1冊ですっきりまとまっていて、無駄がなく素晴らしく美しい作品でした!
キス以上はないライトなBLなので初心者の方にもおすすめしやすいお話だと思いました(*ˊ˘ˋ*)
本好きの高校生日向は、ある日、通学電車の中で金髪オールバックのヤンキーに出会います。
自分の大好きな小説に興味を持ってもらえたことが嬉しくて会話を交わすのですが結果言い合いに。
このまま会うこともないだろうと思っていたら、実は入学以来一度も登校していなかった同じクラスの五十嵐雪人であることが発覚。しかも彼は大好きな小説の作者で…
小説が主題の物語なので、言葉がすごく美しいです。描かれる情景も美しくて、本を読んでいるような気持になりました。
主人公それぞれは抱えているものがあり、胸がぎゅーっと苦しくなることも。
それでもお互いを救えたのはお互いだけ、運命みたいな2人の物語です。
再会のシーン最高でした。
エッチなシーンは描き下ろしまで含めて無いので、キスまでです。
2人の気持ちの寄り添いにキュンとしました。
タイトル回収が本当に美しい!素敵な1冊です。
先生の絵、登場人物はもちろん、描く風景も美しいのでそれも見どころかな、と思います。
こちらはたまたま見かけたバナーから試し読みして、続きが気になりすぎて単話で読んでいたのですが、コミックスにまとまったのでまた改めてコミックス読みました。
最初に惹かれたのはとても綺麗な絵でしたが、読んでみると電車で出会ってそれから実は同じクラスだということがわかるっていう少女漫画的出会い。
日向は小説が好きでそのことに興味を持った雪人。
接点がなさそうなくらい対照的な二人だけども、徐々にお互いが気になって恋に落ちていく過程がとても丁寧に描かれていてキュンキュンします。
キラキラした青春が眩しいです。
ストーリーは王道という感じですが、こんなお話読みたかった!と思える素敵な作品なので、おススメです。
漫画ってこうだ、こういうのがいいんだ、と思った作品です。
高校生で小説家、全く投稿せず留学が決まっている、見た目がっつりヤンキーの五十嵐雪人。
高校生ですごい本好き、正直者で真面目な小松日向。
通学電車の中で一冊の本を通じて知り合った2人。
2人とも設定と言動にリアリティがなくて、特徴が強調されていて、すごく漫画的なキャラクターです。
そしてそれが全く嫌味がなく、鼻白む要素もない。
新作のために恋愛疑似体験をしたいと言い出す作家と、喜んで協力するファン。
ものすごくドラマティックな設定です。
自分はいつから漫画を読むときに、ないわ、こんなの、とか、いないよ、こんな人、と思うようになったのか、と反省させられた一冊でもありました。
リアリティがないからこそ夢があってすごくいいのだと思います。
全く違う2人が、親しくなっていく様子にハラハラしたり、ドキドキしたり。
それぞれ内に抱えた悩み、苦しみがありつつ、お互いへの気持ちが変化して深まっていきます。
ハッピーエンドなのですが、そこに至るまでに二転三転あったのも、とても素敵でした。
1本の映画を見終えたような、充実感のある読後感でした。
作者様のSNSで作品を知り、購入しました。
テンポも心地よく、2人の気持ちが大切にされてるな〜とじんわりしました。
なにより、読んでいてじわじわ涙が溢れる感じがたまりません。
出会えて良かったです!!!
小説家と、本好き男子の組み合わせなんです。
なので本好きな日向の頭の中で考えている気持ちの部分が小説の一説に重なる様に表現されています。そして言葉選びがとても美しい作品です。作画も、その詩的な表現に合わせながらも、高校生らしい瑞々しい絵で描かれています。エロな感じはほとんどありませんが、人間関係が苦手で傷つきやすい男子の心情がゴリゴリと突き刺さってくるお話でした。
恋愛小説を書きたいという雪人に彼の小説の大ファンの日向が恋人のふりをして恋愛を疑似体験するという建前で付き合いだした二人なんです。自分の作品(本)を宝物の様に扱って、小説の言葉を抜き出してメモまでしてくれている日向。雪人にとっては日向はかけがえのない理解者だと感じ始めているのに、日向は人間関係が苦手で、自己肯定感も低いので、あくまでも二人の関係は取材の為の協力関係だから踏み込んではいけないと思っています。
しかし日向が抱えていた人間関係で失敗した過去を理解すると、いかに日向が雪人の小説からシンパシーを得ていたか理解できました。
この日向が失敗した人間関係というのが、とても嫌な感じの出来事で、正しいと思って声をあげた人が結果的に仲間外れになってしまうという。とても読んでいて辛かったです。だけどそのお互いの心の叫びを知ることで二人共にお互いが探し求めていた大切な相手なんじゃないかと、これが「愛」なのか?と。恋愛感情がお互いに芽生えたのがとても美しく描かれていました。雪人が吐き出した言葉(小説)を拾うことができたのは日向しか居なかったんですよね。
しかし、雪人は日向への愛を理解した途端に日向の前から消えてしまいます。このシーン
「取材の為にもう一回キスして欲しい」という言葉に対して、日向は「いいよ」って素直に承諾するんですが、、ここの日向の言葉がもっと別の言葉だったら、また雪人は違った行動を取ったんじゃないか?と、色々考えてしまいました。。でも二人にはこの離れた時間が必要だったんでしょうね。
恋愛を知った雪人が書く新しいお話がラストに起こした奇跡を泣きながら読みました。言葉で傷ついてきた日向が言葉によって幸せになる、、とても素敵なラストは是非直接本で読んで欲しいです。
試し読みで気になったので購入。
攻めの職業が小説家ということもあって、まるで文学のようなBLだった。ボリュームがある話だったけど、先が気になって一気に読んだ。
どっちも結構気難しいところがあって一筋縄ではいかないので、すれ違うこともあり、なんでだよ~~~~~~~と読んでるこっちが頭を悩ませるシーンも多々…
最後はちゃんと丸く収まるけど、途中はハラハラした。
二作品連続刊行ということで調べてみたら、あのバンド組む話書いてた方だったのね…次に出るのはそれなのかな?詳細が出て来なくて分からなかったけど、そっちも読んでみたいな。
日向が電車で金髪の雪人と出会うところから始まります。
雪人が書いた小説がストーリーの根幹をなしていることもあり、散りばめられた言の葉に一気に惹きこまれました。
言葉に出来ない想いを抱え、それがやっと言葉になった時に相手に伝えられないもどかしさに胸が締め付けられます。
小説をキッカケに出会った二人がすれ違って離れても、小説をキッカケに再会して想いを伝え合う姿がとてもドラマチックで素敵でした。
これからは会えなかった時間を埋めるようにイチャイチャしていってほしいなと思います。
これは、映像で観たい作品!
小説のなかの描写がほんとうに美しくて!DK、否、書いたのはDCのときか・・・まだうら若い彼が、どうにもできない自らの感情を昇華する手立てとして熱のこもった、それでいて冷たい言葉を紡いで、もう1人の彼がそれを受け取って生かされる。
孤立するために普通を捨てた雪人と、孤立しないために自分を制する日向。どちらも自衛の手段でありながら正反対の方法を選んだ2人。
そんな2人が、偶然にも出逢う。
どちらも近寄り方が下手で、BLに良くあるような、手練手管で知らぬ間にハマっていて、なんてことはなくて、下手くそながらお互いの心を明らかにしていくお話。時間はかかったけれど、きっと壊れることのない関係。
2人まとめてぎゅっとしたくなります。とてもハッピーな読後感です。
ツイッターで同じ作者さんのバンドの話を見た時に、このお話の1話も見て気になっていたので読みました。
作家を題材にしているからか、後半は漫画というより、文学を読んでいる気持ちになりました。
話の流れは
「次の小説の取材の為に恋人ごっこを始め、お互い本気になるけれど”取材”が邪魔をしてすれ違いの末別れ、数年経ってお互いの思いを知りくっつく。」
という結構よくある話なんですが、1冊完結の割に分厚いので、お互いの心情を絵と文字でこれでもかというくらい表していてとても楽しかったです。
読後、高校生の青春と恋愛のお話を浴びまくって、爽やかな気持ちになりました。
たまに、小さいコマの時のキャラの顔が気になる時がありましたが、ここぞという時の見せ方がとてもよかったです。
心情メインのお話なので、物語をがっつり楽しみたい方にお勧めです。
エロ目的の方には、まずエロがないのでお勧めしません。
電車の中での偶然の出会いから始まる、DK同士のお話でした。
詩的な表現がたくさん散りばめられているのが本当に素敵で、ふたりを繋いだのが"小説"であることを色々な場面から感じることができます。
結構むず痒いセリフもあるんですが、そこに至るまでのふたりを見ていれば違和感なく受け入れてしまえるんですよね。
内側にある感情だけではなく口に出して伝える言葉にも表れている、そんなふたりらしさあふれるやり取りに釘付けでした。
恋人(仮)な関係になったあとでそれぞれ気持ちが動いていくわけですが、揺れる想いやすれ違う切なさまでも美しく映ります。
すんなり両想いとはならないけれども、離れていた時間さえキラキラして見えたのが本当に良かったです。
ふたりの「瞳」が印象的で、そこから伝わる感情にも引き込まれるモノがあったなと思います。
そして。雪人のビジュアルがめちゃくちゃ好みで…!
金髪も黒髪も、だる着も制服も。
どストライクすぎて苦しかったです(笑)
初読みの作家さんだったのですが、ストーリーもキャラも刺さりまくでした。
これからも追っていきたいと思います…!
初読み作家様。軽い気持ちで試し読みしたら、とても素敵だったので読んでみました。
(以下少々ネタバレありますのでご注意ください)
本好きの日向が電車で出会ったヤンキーが、実は不登校の同級生雪人で、さらには意外な人物とわかり、さらには「付き合ってほしい」と言われて…というお話。
読んでいてまず感じたのが、ここぞ!というシーンの二人の表情が、大きなコマで印象強く描かれていて、それがとても素敵でした。
例えば、序盤に日向が「俺は全部愛してるっ‼︎」と言うシーンとか、雪人が「愛してるっつっただろ」って言うシーンとか。
他にもそんな印象深いシーンがたくさんあって、心をグッと掴まれました!
絵柄もすっきりしていて好きです。特に攻めの雪人のお顔が気だるげで色気があります。いつもクールなのに、時々ニコッとする表情がキュート♡
仮のお付き合いを始める二人。
中盤つらい過去について話す日向のもとに雪人が駆けつける。日向の笑顔に「恋」を感じる雪人。
この一連のシーンも疾走感を感じるというか、読みながらドキドキして、日向を抱きしめる雪人にキューン!これぞアオハル。
孤独な二人の友情が美しくて可愛くて、このままブロマンスっぽいままでもいいかも…なんて感じてたら、雪の中でキス!ロマンチック〜♡ ああ〜でも気持ちのすれ違いが〜。゚(゚´ω`゚)゚。
日向が熱で倒れて、保健室で雪人が、寝ぼけて可愛い日向に「勘弁して」と言うシーン。雪人の感情の昂りが伝わってきて、これまたドキドキ!しかし「拒絶された」と思い違いを。ああ〜。゚(゚´ω`゚)゚。
恋人ごっこだったけど、本当に恋してしまった二人なのに、気持ちの行き違いが生じてしまう後半は切なくて…。別れのシーン、雪人の泣きそうな表情に、胸が締め付けられました…。
終盤もドラマチックな展開で、またまた胸がキューンとなりました!
雪人が日向への想いを、雪人らしいやり方、本によって伝えると言うのが、この二人にぴったりで、とっても素敵でした。
不器用でピュアな二人の遠回りした恋に、ハラハラしながらも何度もキュンキュンさせられる、とても素敵なラブストーリーでした♡
キスは数回ありますが濡れ場はなしです。電子で263ページでエロなしですが、とても充実した読後感でした。
でも欲を言えば、番外編などで二人の初めてを読んでみたい!色っぽい二人も見てみたい!ぜひ!w
攻めの雪人という人物がなかなかに厄介で、だからこそ目が離せませんでした!
そして、この厄介さが中学生ながらも小説家デビューを果たしてしまう感性の持ち主である事を裏付けているんだろうなぁと思うと、私のような平凡の鑑のような読者だとその繊細さを拾いきれない所がありました
拾えないからこそ考えたり、日向君の気持ちになってみたりしてみるのですが。。。
結局雪人が何も言わずに消えたしまった理由に確信が持てなかったです
作中作を読んだ日向は雪人が何を想い離れたのか?を知る事が出来たようですが、読者視点からだと雪人の「そうするのが善良だと思った」という回想のみで。。。ここが分かり難かった所にもどかしさを感じました
雪人の気持ちが結局日向にしか伝わり切っていない。。。まぁ、彼にさえ伝わればいいと言えばいいのだろうけれど
もしかしたらココにこそ雪人の感じたBLらしさの葛藤があったんじゃないか…?!と考えると後半の駆け足感はあったのではないかな~。。。と思ってしまいました
なので、離れた意味をどうしても私は確信を持って感じたかった
あの期間があったからこそドラマティックにはなったけど、逆を言えばそう見せる為だけの展開に映ってしまったのでは?という風にも捉えてしまった所が評価が伸び悩んだ所です
作品が生み出す空気感やイラストで表現する切なさを含めたエモーショナルさが上手い先生なだけに雰囲気で感じる胸キュンは確実にあるのですが。。。
ふと冷静になってしまうと、「あれ?なんでだ???」と我に返ってしまう所もありました
行間や雰囲気から情緒を察して感性で感じる事が出来ると良かったのかもしれないし、冷静になる隙もなく没入できたのかも知れません
まとまるのを待ってた作品です。
買って良かった、読めて良かった、出会えて良かった、と思える素敵な作品でした。
漫画らしく絵でガツンと魅せてくれるのに加えて、モノローグやセリフが独特で素敵。小説のようにたくさん書かれている部分もあるのですが、絵を邪魔せずむしろその文をじっくり読みたくなってしまいます。
思っていたよりも切ない展開で、不器用すぎる2人に後半はハピエンではないのか!?と不安になるところもありましたが、少しだけ歳を重ねて大人になれた事で、ちゃんとハピエンを迎えてくれました♡
涙が自然に出てしまうところもあり、読み終わった後胸がいっぱいでした。
大満足です!
自分の発する言葉が周囲に誤解されて悩んだ過去を持つ2人が、偶然出逢うアオハルBL。
ちなみにcpは、電車で受けの読んでいた小説を勝手に盗み見みていたヤンキーっぽい風貌の青年×本好きでとある作家の本に過去救われたDK。
というかこちらの作品の攻め。
読み始めてすぐに、もしや攻めがこの小説の作者なのではないのか、、、??
と、誰でも分かる伏線が他にも張られています。
その展開を受けて、攻めから擬似恋人を受けへ提案するのですが、お互い不器用なので相手のことを本気で好きになってしまっても、言葉を間違えて誤解されてしまいます。
結果、2人はすれ違ったまま決別してしまうのですが、、、
誤解によるすれ違いがとにかく切ないです。
そしてすれ違ったあとでも、密かに相手のことをずっと想う日々が続きます。
これがまた切ないです。
最終的に、その想いや行動が2人をまた再会に導くのですが(読んでほしいその経緯!!)、その場面がエモすぎてなんとも言えない空気感に鳥肌が立ちました。
また、言の葉というタイトルがつくこともあり、作中の言葉の運びの綺麗さが、なんとも印象的な作品でした。
あと、瞳の中に映る感情も綺麗で、豊かで。
こちらも視覚的にとても印象強かったです。
えちはないですが、心に響くアオハルBLが読みたい方にはとてもオススメの1冊です。
一つ一つの言葉、独白、シーンがとても美しくて、小説のような一冊でした。
言葉の持つ怖さや、良い意味でも悪い意味でも言葉には力があるということを
静かに考えさせられます。
そういえば最近、電車の中で紙の本(小説)を読んでる人、見なくなったなあ。。
(スマホで読んでいる人はいるかもですが;)
通学途中に紙の小説を読んでいる高校生なんて、本当に数少ないんじゃないだろうか、、なんて最初のシーンを読み、ふと思ってしまいました。
ヤンキー(風)だけど、とても優しく繊細なところを持つ雪人(攻め)。
そして、中学時代に言葉が原因でハブられる経験をし、言葉に対し人一倍繊細な意識を持つ本好き少年の日向(受け)。
ちょっとコミカルな電車内での出会いから、雪人の正体が明かされ
「(日向が作家・円城の本を)愛してる」という気持ちを理解したいと言う雪人との
疑似お付き合いが始まり…
憧れの作家に出会えてびっくり→ドキドキわくわくした気持ちが、次第に
恋のときめきに変わっていく様子に読んでいるこちらも一緒にときめきました。
中盤から攻め視点に変わるのもいい。。
作家としての探究心・「愛する」気持ちを知りたいという好奇心から、
日向のことがどうしようもなく愛おしくなっていく雪人の心情変化も丁寧に
描かれていて、本当に小説を読んでいるようでした。
読みながら思ったのは、思ったことを口に出すこと、
または”口には出さない”という判断をすること、これって本当に難しいことだよなあ、と。
過去のトラウマから素直に自分の気持ちを言葉にできない日向の背中を、
「バカみたいに口に出して伝えるのが日向だろ」
となんとも雪人らしい言葉で押してくれるシーンが特に印象的だった…・:*+.
電子(シーモアさん)で読んだのですが、その後の二人の様子、
雪人が脱稿後日向にハグを求めるところが可愛くて胸きゅんでした☺︎
その後の二人の様子も、ずーーっと見ていたいなあ。
本当にタイトルの通り、たくさんのキャラによって紡がれた言葉にとても揺さぶられました。
綺麗で情緒のある言葉を紡ぐ雪人の言葉も真っ直ぐに感情をぶつけてくる日向の言葉もどちらも違くてどちらも同じくらい気持ちが伝わってきます。
そしてそんな熱のある言葉とは対照的に色素が薄めの絵柄がまたとても素敵…目が印象的でめちゃめちゃ惹きこまれました。
アオハルで不器用なDKの、言葉の難しさや強さを知ってるからこそより力強い、そんな恋物語でした。
【初めてだ・・・誰かのことを傷付けるのがこんなにもこわいのは(雪人)】
エロス度☆
おやおや。おやおやおやおや。
1冊の小説がきっかけではじまるボーイミーツボーイな純愛に脳が震えてしまいますね。
不登校ヤンキー・雪人と本好き高校生・日向が紡ぐ恋物語で、2人の身長差や雪人の金髪&黒髪姿の2種類を味わえる萌えの美味しさが素晴らしい!
雪のように言葉が降り積もっていくような感じが素敵であったり、〝恋人ごっこ〟のはずがお互いに芽生えていく本物の恋心に翻弄される姿が切なかったりするのがたまらなく、日向に触れたい雪人の衝動や想いを口で伝えられない不器用さにめちゃくちゃキュンとさせられました。
表紙に惹かれて購入
内容も絵もとても良い
男子高校生同士だけど、攻めの方は不登校で小説家で、攻めの書いた小説のファンな受け(めちゃくちゃ読書家)
2人とも対人関係に対してトラウマがある
それ故にすれ違いが起きてしまうのが切ない
心理描写が絵でも言葉でも綺麗で自然と泣けた
遠回りした2人の恋が実って本当によかった
「何かを愛するというのは己の心臓を差し出すようなもの」
この本のなかで1番刺さった言葉
初めと最後で印象が変わります
2人の出会いから恋人になるまでの話
エロはなくキスまで
読みやすい作品だと思います
続編を期待したいです(^^)
息を呑む美しい世界の物語でした。
漫画の世界なのに、まるで小説を読んでいるかのような世界観に魅了されました。
小説家と本好き男子が主人公のせいか、言葉選びに品がありそしてとても美しい。サラサラと清流のように流れる文字のリズム感や、セリフ1つ1つが躍動する息遣いに息を呑んで読み入りました。
平面的な文字が目の前に広がっているだけなのに、私の頭の中で響く頃にはその文字たちが意思を持って生き生きと弾む感覚に陥りました。そう……まるで文字に魂が宿っているかのように。
そんな世界は現代ものストーリーなのに、どこかファンタジック。素晴らしいのひとことでした。
雪人と日向が本を介して心と心を繋げていく様子にドキドキし、2人らしい控えめな恋の行方にどっぷりと浸りました。
日向は自分が思っていることを口にすることに臆病で、雪人も言葉にするのは苦手。どちらも本心をハッキリと言うのがうまくない不器用くんたちです。
文字からは相手の心情を読み取るのは2人とも上手いのに、なぜ相手の発する言葉からはその裏の心情を読み取るのが苦手なんだろう……とか思いつつ、2人の恋の行く末を見守りました。
叙情的な物語が映し出す世界はとても優美で、繊細な心理描写にも魅了されました。
作者さんの想いの伝え方……例えばコマ割りとか表情に1つにしても感情が奥底から引き出されていくような凄みを感じます。行動に気持ちがノッてるせいか登場人物たちの心情が分かりやすいんですよね。表情もとても豊かです。
彼らのそれぞれの想いに寄り添っていくと、その先に見えてくる景色は幻想的で胸に響くものを感じることでしょう。
一応高校生のアオハル感はありますが、この2人の纏う世界の清浄みがすごくて別次元のアオハルって感じ。純粋なBLの萌え味を抽出したらこんな風なのかなと…正統派BLの趣きが強い印象でした。
映画を観てるような情景美にも惹かれ、彼らの紡ぐ恋のストーリーから目が離せませんでした。
ヤンキーの小説家と、本好き男子の物語。一冊の本から全てが始まった運命の2人の想いに、ただただ心が揺さぶられるばかりでした。
新刊配信をお待ちしておりましたーーー(♡´∀`♡)
前作の「イケ地味」で弾けるような作画と感情が揺れ動く繊細さに魅了され、今作もとても楽しみにしていました!!
配信の0時を待ち速攻で読みました٩(*´ᗜ`)ㅅ(ˊᗜˋ*)وワァーーイ♪*˚
マイペースイケメン五十嵐雪人くん×人付き合いに臆病な本好き青年小松日向くんの同級生DK BL
レビュータイトルは攻めの雪人視点で付けてみました
こちらの攻めの雪人がなかなか個性溢れる萌え要素の多いイケメンさんで目が離せません♪
初出の電車のコマのビジュとか一瞬で心の中で拍手喝采雨嵐です♡(表紙は黒髪ですが初手では金パでそれがまた似合う…‼)
で、何とこのイケメンさんは普通のDKじゃぁないんです!
何と彼は日向(受け)が大好きな作家さんという顔を実は持っています
最初はDKである事も小説家である事も知らぬまま日向は出会います
何の接点もない2人を電車の中で繋いだのが何を隠そう雪人が円城桜として執筆した「雪の果て」という小説です
日向が著者本人が目の前に居る事も知らずに、この作品への溢れる想いの丈をぶつけます
ここでちょっとした齟齬が生まれてしまった事で日向はまだ”誰”とも認識していない相手=後に雪人であり円城桜と判明する男に強烈で鮮烈な言葉を放ちます
「そういういびつなところも含めて 俺は全部愛してるっ‼」
この想いの乗った言葉が雪人に刺さった、、、彼の中に”降り注いだ”のが分かる名シーン…‼冒頭の30ページで魅了されまくりです♡♡ .゚(→ε←*)゚ .゚
物を書く雪人からすれば自分の中を曝け出して世に送り出した作品です
その作品に対してもしかしたら自分が注いだ情熱以上の想いを感じ”愛してる”と言われる事がどれ程彼の自尊心を満たした事か、、、
それは忘れられない出会いとなりますよね
ホント、この2人の接点が出来てから縁が繋がる出会いのエピソード0が素晴らしいのですよ(●≧v≦)(≧v≦●)
今、私クライマックス読んでたっけ?!と錯覚してしまう程のアツさに心のワーキャー具合が自分でも引くレベルwww
そんなインパクト溢れる出会いをした2人が、次にしっかりと認識する再会を果たすのが誰も居ない朝の教室です(←シチュエーションがエモい…‼)
ここからお互いがクラスメイトである事を知り、日向は雪人があの作品の著者である事を知っていきます
と、同時に光の速さで雪人から執筆の為に「付き合って」と迫られる、、、⁉
元来人付き合いが得意ではない日向、、、
※過去のお話しですが日向が人と上手くやれずにいじめ的な事に苦しんだ描写ありますので苦手な人は気をつけてくださいね
そんな日向ですから当然困惑、、、その上上手く気持ちを伝えられずに一度は拒絶してしまいます
でも、最初の電車での出会いからどこか放って置く事が出来なかった雪人の存在
かくして作品の為の「お付き合いごっこ」を始める2人、、、とBL的展開になっていきます
電話をしていて会いたくなる
居ても立っても居られず走り出し電車に飛び乗る
そんな「恋しちゃってる」描写に甘酸っぱいトキメキを感じながら進みつつ、これが疑似恋愛である故の釈然としない感情も横たわっているのが分かります…
甘酸っぱさと切なさ、、、
夜明け属性ど真ん中なぴゅあストーリーです!!
私見ではありますが少女漫画的な感覚もあるかな~?とは思います
ここは私の主観なのでドコが?と言われるとズバッと上手くは言えないですが、、、
2人とも元から「人として」相手を、相手の感性ごと見て・受け入れて…想いを寄せて行く節があるので、同性同士だからっていう事への葛藤や遠回りはほぼ感じなかったんですよね
なので元から恋愛する事が前提で進む事が多い少女漫画の世界の感覚と変わらぬ印象でムネキュン作品を読んだな~♡という意味での感想です
尚、少女漫画も大好きなのでそれが悪い・良い、という事ではなくそう感じた、という意味です
2人のやり直しの第一歩となる電車の再現シーン
作中作のカバー
小粋な演出が光る終盤がまた大変良かったです!!
日の光で雪解けを迎え桜が舞う
日向と雪人と円城桜の恋の物語でしたね(ღ˘͈︶˘͈ღ)
修正|キスのみなので修正は不要です
雪人×日向
憧れの小説家の正体は、まさかの同じクラスメイト。
まるで運命の出会いのよう。
本の世界に逃げ込み、寂しさを埋める日向。
空虚な日常の中、ただ書くことだけが拠り所である雪人。
高校1年生の2人。
雪人が「恋愛小説のネタ」のために提案した恋人ごっこから始まって、
恋を知らず孤独を抱える2人が、
戸惑いながらも少しずつ惹かれ合う心理描写が非常に繊細で、
それぞれが恋に気づいた瞬間や、
切なさと恋しさが交錯する展開が心にじんわりと染み渡る。
日向にとって、
まだ雪人と出会う前はただ雪人が書く小説が好きで、
その小説を生み出すの小説家に憧れ、
その「好き」が雪人本人への愛情に変わっていく過程での戸惑いと矛盾・・・
雪人にとって、
日向が小説家としての自分を愛しているからこそ、
本当の自分を無理に全部受け入れようとしているのではないかと疑い・・・
自分には欠けた部分が多すぎるという自己否定・・・
好きなのに、不器用さゆえに生まれるすれ違い、
消えることを選んでしまう雪人・・・切ない。
好きだからこそ、向き合うのが怖いという2人の気持ち、
雪人が傷つかないために選んだ「離れる」、
日向が雪人を傷つけたことへの自責、
それらすべてが恋であることに強く共感してしまう。
離れた時間の中で、お互いに成長し、
小説を通して想いを伝える雪人のやり方にグッとして、
再会して通じ合った時のキスに感動が押し寄せ、
2人が一緒に迎える温もりに包まれた新しい季節が最高すぎる!
当て馬もいなく、周囲の人物が絡むこともないのに、
全く単調さは感じられず、
むしろ2人だけの世界がより深く没入させられる。
エロなし。透き通るような純愛が心地よい。
シリアスなシーンの中に挟まれるデフォルメの変化が絶妙でキュート!
絵が綺麗で、
純粋な日向が可愛くて
クールな雪人がカッコよく、
雪人が書く小説の文章が美しく、
センチな世界観に心を奪われる。
10代らしい恋心が清らかに、
2人の孤独と葛藤まで丁寧に描かれている中で、
乾いた心を潤せるのはーーお互いだけ・・・
そんな2人の姿に胸キュンしてしまいました。