なつめさんは開花(ほころ)びたい

natsume san ha hokorobitai

なつめさんは開花(ほころ)びたい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神162
  • 萌×244
  • 萌9
  • 中立1
  • しゅみじゃない4

17

レビュー数
33
得点
1014
評価数
220
平均
4.6 / 5
神率
73.6%
著者
マミタ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403669491

あらすじ

お付き合い中の鴻のおかげでセックスへの苦手意識を払拭できたなつめ。鴻のかっこよさを再認識し、彼に相応しくなりたいと再びアジェンダ作成を決意。そんな中、幼馴染のくるみが帰国して……!?

表題作なつめさんは開花(ほころ)びたい

澤谷鴻、元デリヘルキャスト、サロンのフロアスタッフ、志摩のハウスキーパー/恋人
志摩なつめ、在宅エンジニア、35歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:なつめさんはがんばりたい(8P)
  • カバー下:あとがき漫画

レビュー投稿数33

なつめさんとコウくんが大好きです。

好きな作品の続編が出ると聞くと、当て馬展開でジリジリイライラさせられちゃうのかなと心配してしまう勢です。
なので、くるみんのキャラクターと今作の展開は良かったです。
安心して読めました。
ベッドシーンがすごくきれいでわかりやすく、
期待を裏切らないマミタ先生。
好きなカップルほど、このまま障害とかなく永遠にハッピーでいてほしいと願ってしまうので、当て馬とか刺激的な要素よりも、前作の2人をほのぼのと見守ることができて本当に安心しました。
まじでなつめさんとコウくんが好き過ぎる。。。これからも永遠に2人で幸せでいてください!!

0

蛇足に感じました

率直に言うと前作だけで良かったな、という印象です。
2人が恋人関係になってからのイチャイチャがとにかく見たい!という人には良いかもしれませんがストーリーは本当に薄いです。

晴れて恋人同士になったはいいものの自分が鴻くんに釣り合っているのか不安になったなつめさんが、(セックス)スキルを磨いて鴻くんを喜ばせようと奮闘するも、仕事が忙しくてなかなか会えなかったり、友人と一緒にいるのを浮気と誤解されてしまったり…というよくあるすれ違いストーリーとなっています。王道と言えば聞こえはいいですが、悪く言えば既視感がすごいです。

前作の「2人だけの世界」感が薄まり、世界が広がった分、設定の粗などがかなり目立つと感じました。

前作もなつめさんの理系男子要素is何処状態でしたが、なんか今作も全体的に仕事内容がフワッとしてます。鴻くんは出世して新事業の「サロン」のフロアマネージャーになったそうで、ちょくちょく開店準備みたいなことをしてるんですが、これが具体的にどういった仕事なのかよくわかりません。なんとなく高級ホストクラブ?っぽいんですがデリヘルのキャストからなれるものなの?

新キャラの胡桃くんも顔は良いのですが過保護キャラという部分にいまいち魅力を感じませんでした。なんだか「古めのレディコミや少女漫画に出てくる、地味な主人公女子に恋愛のアドバイスをしてくる派手な友人女子キャラ」をガワだけ男にしたような感じ。やたらと人の家に入り浸りたがったり、会ったことのない友人の彼氏を苗字呼び捨てにしたり、普通に鬱陶しいと感じました。あといくら仲が良かろうと「こんなこと聞いたら失礼かもしれないけど」等のエクスキューズもなくゲイカップルのセックスポジションを聞いてくるのは令和の漫画としてどうなの。彼の過去話もちょっと掘り下げ不足というか、中学生が3年間も友人の家に居候ってよほどの理由がないとあり得ないと思うんですが、「俺んち複雑でさ」の台詞だけで済ませようとしないでほしい。

絵は綺麗ですし、エロシーンは変わらずエロいです(個人的に鴻くんがなつめさんの尻穴は弄るくせに前は全然触らないのは気に食わないですが…)。でももうこの作者さんの他の漫画は買わないかな。

1

期待しすぎたかも?

うーん。前巻は家事代行でデリヘルスタッフって設定がとても新鮮だったんです。それが当たり前になって更に元デリヘル人気No.1になった時点で、萌が薄れたように思いました。

もちろん画力もあるしお話もそれなりに面白いけど、前巻に比べると1週間後には内容を忘れてると思ってしまいました。それが評価の理由です。

だいたいにしてなつめの幼馴染みのくるみんの存在が中途半端だし、なつめが斜め上に暴走した理由も前巻より心に響いて来なくて取ってつけた理由だなと思いました。

前作が人気が出たので続編を出したけど、作者さまが凄く苦しんで産み出したような印象を持ってしまいました。個人的には前作で終了が良かったです。

2

床上手への道は長く険しく…

お付き合い中のふたりのモダモダで主にスケベが充実してました。
いっやーー、マミタ先生の描く攻めさんのビジュアルが好みすぎて困るんですよね。

今回は、なつめさんの幼馴染の胡桃くんが登場して、当て馬を期待させつつ、全然当て馬じゃないってゆー、、割と当て馬好き読者なんで、ちょっとそのへんの波乱がマイルドでやや物足りなさを感じてしまったというかなんというか…。付き合いたてゆえ、相手のことを意外と知らないということに不安を覚えたり、明後日の方向に努力しちゃったりというドタバタを経て、最終的にはどの角度から見ても見事に溺愛バカップルで、ごちそうさまでした♪としか言いようがないハッピーな1冊でした。

なつめさんの発想のポンコツさ加減とか、鴻くんの私生活のポンコツさ加減とか前巻では見られなかったふたりの新たな側面を見ることができたのは楽しかったです。

0

最終的に目指すのはやっぱり床上手(笑)

前作で恋人同士になったなつめと鴻の恋人編です。

初っ端からのイチャ甘に既に幸福でいっぱいです。
今巻はずっとこんなかんじ?と思っていたら、
やはり登場しました当て馬!
…いや、当て馬ではないのかな?

海外赴任から帰国したなつめの親友の胡桃。
幼馴染みで過保護な彼はなつめの新しい恋人に興味津々ですが、
なつめの周囲に男の影を察知した鴻は不安を抱くようになり…。

前回はなつめ視点で描かれていましたが、
今回は鴻視点で嫉妬だったり、独占欲、と
なつめへの重たい愛が描かれておりました。

一方のなつめは鴻に飽きられないよう画策するも、
空回ってしまい…。
恋人同士になっても鴻に尽くしてやまないなつめが健気すぎて
ぎゅんときてしまいました。

途中すれ違いなどヒヤっとする展開もありますが、
お互いがお互いを好きすぎる二人に終始愛が溢れておりました♡

0

恋人が素敵すぎるので新たなアジェンダに取組みます

今回は元デルヘルの家事代行スタッフと
在宅エンジニアのお話です。

受様が攻様に相応しい恋人として努力する顛末と
同性を始めてからの続編短編を収録。

受様は在宅でお仕事をするエンジニアですが
受様はお仕事以外は才能がなく潔く家事代行を頼でいます。

彼氏に「お前とヤッても気持ちよくない」と振られ
元カレに復讐するため「床上手へのアジェンダ」を立てて
その道のプロであるデルヘリを頼る事にします。

が、デルヘリとしてやって来た男性は
受様宅の家事代行を請け負う攻様だったのです。

実は攻様の会社はデルヘリが母体の会社で
受様の事情を知った攻様は受様の練習台になるのですが
紆余曲折を経て今では恋人同士になります。

攻様は受様とのお付き合いのために
デルヘリは辞めるのですが
社長から攻様が培ってきた人を見る目を活用して
新しく立ち上げた事業のフロアマネージャーを
任されることになるのです。

受様はそんな攻様に見合う男になるために
新「床上手へのアジェンダ」を立て
攻様に好かれるにふさわしい男なろうとするのですよ(笑)

そんなところに海外出張していた受様の親友が帰宅、
元カレとの別れの顛末と新たな彼氏(攻様)の存在を
知られてしまい!?

既刊「なつめさんは開発かれたい」の続刊で
新規事業に取組む攻様と新たなアジェンダに挑む受様の
ラブコメディになります♪

前巻では生真面目な受様が攻様の指導でエロくなっていき
そんな受様に攻様がメロメロになっていく展開が面白く
読ませて頂きました。

前巻で攻様がデルヘリを辞めたことで
本作は割と普通の恋人同士のお話なのかと思ったのですが

しょっぱなから受様が新たなアジェンダを立てて
受様の斜めすぎる思考はそのままなのね♡と
安心して読み始めました。

受様ができる男である攻様に相応しくあろうと
頑張る様子とか

攻様がなれない新規事業の立ち上げに四苦八苦しつつも
弱音を吐かず、受様の隠し事の気配が気になりつつも
きけない様子とか

受様の親友が受様の新たな恋人について心配して
受様の周りをウロチョロすることによって
攻様に誤解されていく展開とか

良かれと思っての言動や我慢が
悪い展開への流れに一役買っていて
2人の恋が揺るぐはずがないと思っていても
ハラハラ&ドキドキ、

誤解が解けて一気に同棲ライフに突入するまで
とても楽しく読ませて頂きました ヾ(≧▽≦)ノ

もっと2人のその後を読ませて頂きたいです。

カバー下に裏話的なあとがきがあるので
ペラッとするのをお忘れなく♪

0

新キャラも登場して読み応えある続編でした♪

先生の「40までにしたい10のこと」「ねえ、おんなのこにしてあげる」が特に好きな作品。
こちらは「なつめさんは開発(ひら)かれたい」の続編ですね。実は前作はそこまで好みではないのですが、試し読みしたらやっぱり鴻くんがかっこいい!ということで読んでみました。(以下少々ネタバレあります)

今回は鴻くんが新しいお仕事でスーツ着用!これがめちゃくちゃカッコよくて最高です♡
先生の描くスーツ男子すごく好きです♪

お付き合いしてるけど、自分に自信が持てないなつめさんが、またちょっとおかしなアジェンダ作成。「明後日の方向に定評のある男」ww
なつめさん、相変わらず天然で可愛いな〜。

そして新キャラの胡桃が登場!
登場シーン、ムダにかっこいいw
この子も別の方向に天然だったw
なつめとの強い絆にほっこり♡

なつめが胡桃の話をしないから、鴻くんが何かに気づいてモヤモヤに。なんで訊かないんだろうと思ってたら、鴻くんも恋愛初心者だったのね〜。

終盤、鴻くんの意外なギャップがw
鴻くんの「嫌いになっちゃった?」の表情が可愛すぎて、ズキューン!でした、ワンコ〜♡

気持ちの行き違いがあったけど、最後はしっかりハピエンで、幸せな読後感でした♪

濡れ場は数回、結構しっかり描かれてますが、シーモアは発光する白抜きで大変残念でした。描き下ろしのエロい下着エッチは大変良きでした♡

シーモア ライトセーバー(白抜き)修正(真っ白で形もよくわからないコマがある超残念修正にため息(泣)。短冊チラ見えなので、多分紙本は白短冊修正。他の方のレビューによるとそちらの修正がすごくいいみたいですね!紙本買おうか…)

2

恋人同士の可愛いいざこざ

なつめさんの前作が好きだったので続編嬉しい!前作同様さくさく読めちゃいます。

今作は恋人同士になった2人の、お悩みとすれ違いと嫉妬なのですが、2人ともお互い大好きなのが分かってるし信頼しあってるのでモヤモヤせずに安心して読めました!
お互いに相手の為に頑張ってるのにすれ違って悩んでる2人が可愛くて可愛くて…!なつめさんが明後日の方向なのに一生懸命で愛おしい。えっち度も前作同様で幸せそうな2人に多幸感に溢れてます。

登場人物としては、なつめさんの幼馴染で親友な男性が登場しますが、めっっちゃ魅力的なので今後もいっぱい2人に絡んで欲しい。

なつめさんの前作が好きな方で、恋人同士の可愛いお悩みとかすったもんだが好きな方には見逃せない一冊だと思いますのでぜひ!!

2

壁となり見守りました

これは個人的な感覚なのですが、すごく萌えた作品の続編って、前作を上回る萌えにのたうち回るor前の方が良かったかも…となるか。
そのどちらかになることが多いのです。

続編!!良かった!!萌えた〜!!
お話的にはまさに続編!といった感じの話運びなのですけれど、王道だからこそ良かったというか、よりこの2人のことが好きになれたというか…
甘さはもちろん、お互いのことが好きがゆえのすれ違いや切なさがちょうど良いバランスで描かれていて、合間合間にドカっと萌えさせてくれるとってもおいしい1冊でした!

ちょっと斜め上の思考になってしまったり、鴻が好きでずっと一緒にいたいからと、不器用ながら持ち前の真面目さと健気さでがんばるなつめさんが好きです。
そして、前作ではあまり内面が見えてこなかった鴻の余裕のなさ全開の恋愛初心者っぷりと、ふとした瞬間に見せるギャップがすごく好き。
嫌いになっちゃった?の困り顔のずるさよ…

まだ付き合ってそこまで長くはない2人ならではの悩みやすれ違いが起こりますが、それもこれもすべては相手と一緒にいたいからなんですよね。
完璧な人間なんていませんし、知らないことがあればこれから2人で知っていけばいい。
好きで仕方がないのが分かる状態で恋の行く末が見守られたのも良かった。
明るい未来が想像できる2人の姿が見られてうれしかったです。
前作で鍵となっていたセックスが、続編ではもっと気持ちが伴う大切な行為になっているのも素敵でした。

そして、なつめさんの大親友で幼馴染のくるみんこと胡桃くんのキャラクターと、彼となつめさんとの関係性がこれまた素敵なんですよねえ。
エピソードも人柄も良すぎて今回で大好きになってしまった…なんて魅力的なのか…!!
みんな幸せになって4人でデデニーに行くんだよ!!

3

幼馴染が登場して三角関係になるかと思ったら

両想いになってからの2人の物語です。

コウに対する構えがなくなってかわいさが増したなつめ。
コウの背広姿を見てドキドキしてしまったりとても愛らしいです。

「コウくんにもっと好きになってもらいたい」と考えたなつめは、再びアジェンダ作成。
そうだった1巻もアジェンダ作成してたんだった、と思い出し、やっぱりセックス大事だよね、と納得しつつおかしくなりました。

なつめの幼馴染のくるみが登場し、似たような黒髪だけどだいぶやんちゃな感じ、かつなつめに過保護ということで、これから三角関係の争い、いざこざが始まるのかと心配になりました。
しかし、くるみはただただなつめが大好きで過保護なだけの、いい人でした。
いい意味で予想がはずれました。
こういう幼馴染、すごく素敵だと思います。おじいちゃんになってもずっと親しい交わりが続いている様子が容易に想像できました。

なつめがコウくんのためにいろいろがんばるのですが、どれも突拍子がなかったり、上手にできなかったりするのがとても愛らしいです。
パジャマの上だけ着てノーパンでお出迎え、などは、ぶっ飛んでて強烈ですが、がんばって誘う様子がとてもかわいかったです。
がんばったけど焦がしてしまったハンバーグをコウが、うまいと喜んで食べる様子がとても幸せそうで、すごく可愛い恋人同士だと思いました。

くるみはちょっとめんどくさいタイプだけど、なつめが大事で大好きなゆえの言動なので、ひたすらにいい子に感じられて、とてもほのぼのしました。

コウにくるみとの関係を疑われたなつめが、「僕はそんなにふしだらじゃない」と叫ぶシーンがすごく印象的でした。
くるみとの関係の説明ではなく、あなたがいるのにぼくは、ということをぱっと言えるなつめがかっこよくて、素直で、素敵だと思いました。

恋人同士が誤解やすれ違いからこじれていく展開は好きではないのですが、なつめとコウは、誤解やすれ違い、言葉足らずなところはあったけれど、話し合って、理解し合って、元通しになるところがとても素敵でした。

ラスト間近で明かされた新たなアジェンダの内容は予想外なものが多かったのですが、すごくコウのことを考えているのが伝わり、かつ、きっちり計画になっていて、なつめはすごい、と思いました。

いろいろあったけれど、くるみとコウの挨拶が済み、なつめとコウの同棲生活が始まります。2人が甘々に仲良く過ごしている朝の光景がとても幸せで萌えました。

続編はあるのでしょうか。
これからの2人の物語をもっと読みたい作品です。

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