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rajou koizukiyo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
二巻とても楽しみでした。なんと言っても、三年間茨木と一緒に居たいという紺の意思が変わらないか考えると約束して離れ離れになってしまっていたのだから。
最後まで読んだ感想は、もう、紺が凄く成長していて、男前でしたよ。
茨木と再会した時の泣き顔はとってもふにゃふにゃになって可愛かったのですが、その後、二人きりになった時に茨木を誘う顔は受けとしての成長を感じました。そして、なんと言っても、紺の得意とする結界を張る技術に対して絶対の自信を持つまでになっていたのですが、そういう茨木と離れて居た間の鍛錬が紺を陰陽師として成長させていたようです。ある人物(妖)に対して啖呵を切る場面が、とても頼もしくなっていました。色々な表情を見られて、とても魅力あるキャラクターになっていました。
そして、茨木はそんな成長した紺を前に、表情が一巻よりもかなり柔らかい表情で、牙をちょっと出してにやけるような表情が可愛い場面が多かったです。そして、服装も、なんと、現代の服を着ている所が出てくるのが朔先生のサービス満点でした。しかし、怒ると鬼としての性が出ている茨木は迫力がありました。
今回、かすみ楼のお馴染みのキャラクターがたくさん出てきたので、そういうのも嬉しかったです。瓦楽ちゃんと豆腐小僧が可愛いし、白うかりや翠蓮。
ストーリーはちょっとハラハラする様な展開がありますが、そういう事が紺と茨木の絆を強いものにしたので、とてもそのシーンは読み応えがありました。
そして、波乱のあった後には、プロポーズ的な出来事も出てくるので、鬼と人間のプロポーズは見所です。
あと、二巻ではある妖が深く二人に関わって来るので、そこは楽しみに読んで欲しいです。この妖も見た目がカッコよかったです。そして、その妖が過去の出来事と紺の姿をオーバーラップする場面がとてもエモい!!最高だ!と、感じました。
好きな場面を言い出すと数え切れないほどこの二巻充実していました。
涙の別れから2年半後…再会後の2人の物語を読むことができて感無量です。本当に幸せになって欲しい2人だったので…
前巻で決着がついたかのように思えた酒呑童子をめぐる過去にまた折り合いをつけながら茨木と紺が心を通わせていく、というより互いが互いへの想いをより募らせていくお話でした。
初っ端の紺の泣き顔でもう早々にノックアウトされてしまった…それまで親に対してもかすみ楼の面々に対しても明るい顔をして(付喪神に懐かれてるの可愛すぎた…)いたのがあの泣き顔を見た瞬間、こんなに寂しい会いたいを心の中に隠していたんだなぁと切なくなりました。
対して茨木も縋るように紺を求めたのがとても印象的で、あー寂しかったんだなぁとしみじみ(こちらは紺に会えないだけではなかったですが)
そしてやはり見所は瓦楽ちゃんの全身形態ではないでしょうか。それまでの茨紺のいちゃ甘な雰囲気をぶっ飛ばす見開きの大迫力。現世にいるせいで余計にその迫力が伝わってきて痺れました。
その後さながらヒロインのように攫われた紺、というのもまたすごく好きな展開で、さらにそんな紺は決して弱い存在ではないというのがさらにまた刺さりまくりでした。
過去の因縁やそれぞれの思い、茨木の寂しさや無念まで全部、本当に全部護って救う紺に何度でも惚れてしまう。そしてそんな紺に心を奪われ動かされ甘く優しい表情を見せる茨木も必見です。
そしてあとがき!!!
え、まだ続くんですか!?3巻あるんですか!!!
何年でもいつまででも待ちます。魂の伴侶となり、相手を信頼しあった2人がどんなふうに生きていくのかめちゃめちゃ楽しみです。
大人気・かすみ楼シリーズのもはやメイン作品になったと言えるかもしれない「羅城恋月夜」の続編です。
前作で三年後の再会を約束して離れ離れになった鬼と陰陽師の恋物語。
作中でも現実でも(笑)、三年近くの時を経て遂に二人の恋が動き始めました。
尚、この作品前作(一巻)を読んでいないと話が繋がらないのでもし未読の人は是非とも一巻からしっかり読んで欲しいです。
シリーズの始まりともいえる「明烏夢恋唄」もやばいくらいおすすめなので是非w
そして肝心の本作ですが約束の三年を目前に少し早く再開してしまった二人の物語になっていましたが肝心な二人の恋の部分がもうがっつり濃密に描かれています。
鬼と人ならではの道ならぬ恋の難しさや覚悟、そしてそれを後押ししたり前へ進ませる為に必要な展開も絶妙で…
この辺りのストーリー展開の巧みさをうまく表現できる語彙を持ち合わせていない自分がもどかしいです(笑)
ただ、今回は茨木の過去の因縁とのひとまずの決着といってよいのでないでしょうか。
紺と茨木の恋物語は勿論ですがファンタジーならではのバトルシーンも凄く見ごたえありましたし白熱したものでした!
そういった恋やしがらみ、戦闘など様々な要因が複雑に繋がっていて物語の結末へと導いていってくれる描写展開はさすが朔ヒロ先生だと思いました。
紺と茨木の関係(恋)も先に進みましたのでその辺りもしっかり見届けて欲しいと思います。
そして更に紺と茨木のお話はまだ続くみたいです!
朔ヒロ先生の生み出す和風ファンタジーを存分に堪能させて頂きました。
1巻のラストで号泣して続きを待ってました。
読み返す度に受けの慟哭が刺さって刺さって…!
自分が涙腺弱い人間ってのもあるけれど、
1巻は100回読んで100回泣ける本です(;///;)
で。
待望の続編、めちゃ良かった~~~~!!!!!
紺の感情に揺さぶられてやっぱり泣いてしまった。
前巻の別れより約2年半が過ぎて
再会するところから物語が始まるのですが、、、
紺がどれだけ茨木のことを想ってて、
紺がどれだけ茨木への思いを募らせて、
紺がどれだけ茨木に会いたくて堪らなかったか。
ようやく茨木に再会した時、
心のダムが決壊したように感情が溢れるんですね。
これがもう心臓ぎゅーーーーーって絞られました。
(1話目でクライマックスかよの盛り上がり)
(初っ端から既に切なキュンキュンMAXなんよー!)
約束の3年よりも早い再会となったワケですが、
その理由は土蜘蛛が紺の命を狙ってるという展開が!
そして瓦楽ちゃんも土蜘蛛についていってしまった。
土蜘蛛といえば酒呑童子亡きあと茨木と共に過ごし、
酒呑童子の最後の弔いを一緒に行うほどの仲です。
瓦楽ちゃんは言わずもがな茨木に懐いていました。
果たして土蜘蛛の目的はーーー?
強い大妖怪に狙われた紺の運命はーーー?
というのが絡み合ってストーリーが進みます。
個人的に見所だったのが、
前巻の伏線回収(?)と言っていいのかな?
少し引用させていただいて…、
"きみがくれた3年でおれは強くなるよ"
"今度は心配かけへんように"
"2度と離れられんくらいええ男になるから"
前巻で別れる前の↑この独白が刺さったんですよね。
それを踏まえて読むと、ああ…強くなったな…って。
力ももちろんだけど、何よりも心が強くなった。
茨木を絶対に護るという信念がすごくカッコイイ!!
3年の空白期間は
『茨木が紺のために』作った猶予期間だったけど、
結果的に茨木自身の心を固める期間にも思えました。
以前は人と鬼は暮らせないとキッパリ言ってたけど
離れて暮らしている間、
紺への思いを募らせたのは茨木も同じなんですよね。
紺に対する感情も以前よりグッと豊かになって、
"紺が大好き!"ってのが全身から感じられました。
(この辺りは2年半で随分と変わりましたね…!)
(気づけば立派な執着攻め様になっておられるわ////)
多分だけど、千年前に酒呑童子を失ってから、
酒呑童子のツノを探すためだけに生きてうちに
茨木の感情ってとても鈍くなってたと思うんですね。
そんな中で紺と出会って、
酒呑童子の弔いも出来て、
感情の波がどんどん動き出して。
人と鬼の相容れない絶対的部分は変えられないけど、
茨木も紺もそんなん気にせず生きていく気概がある。
約2年半という時間が彼等を更に強くした。
隙間を埋める様に愛し合う姿がとても良かったです。
茨木と紺の物語としては約3年ほどなんですが、
不思議と千年分の愛の重みを感じてグッときます…!
そして今回酒呑童子の解像度が上がったのが、
個人的にめっちゃ嬉しかったです♪
(少年漫画の主人公みたいだった(∩´///`∩)スキ)
待ちに待った茨木と紺の3年後の再会のときです。
わぁ〜!やっとですねー。2人の嬉しそうな表情と甘い空気だけでしばらく元気でいられます^ ^
実はこれ、リアルでも3年越しなんですね。
前巻が2021年発売で、2巻が2024年。3年後に、と言って旅に出た茨木でしたが、現実世界の発刊でもきっちり3年後って、すごい偶然。
いずれにせよ、私たち読者にとっても3年後の体感でこの作品に再会したということです。何だか胸にジワるものを感じてしまいました。
2巻の始まりから、もう最高の景色です!
人間化した茨木は洋服着てて新鮮だし、糖度高めの交わりが見れるしで、ご褒美全開。2人だけの甘い時間は至高でした。
再会を果たしたところで、楽しい時間ばかりじゃなくて、茨木と土蜘蛛との間で一触即発となる展開があったりします。そういったシリアス展開になったとて、この作品には誰も悪い人がいないところは心の救いです。バトった土蜘蛛でも、かつての仲間を思う気持ちが根っこにあるから、同情は出来ても憎むことはできないんですよね。
朔ヒロ先生のストーリーテーラーなところが、もう作品全体からビシバシと感じるので、物語から目が離すことができません。シリアスなところもBLのところも、匙加減と味付けが抜群でした。
特に設定は神。
世界観の設定、キャラクターの設定、バックボーンの設定、あとはスペックとか相関関係とかもろもろ含めて作り込みがエグいです。結構ゴチャつきそうなんですけど、品よくまとまってるところは純粋にすごいと思いました。
3年経った今、2人の出した答えとは何だったのか、一番気になるところですよね。その答え合わせはちゃんと2人で想いを交わし合っていますので、安心して下さいね。
鬼と人間という異種間に加え、紺は陰陽師の家系で政敵です。本来なら結ばれるべきではない相手なのに、ここまで惹かれ合い愛し合えるのは奇跡としかいえません。
種を超えた愛の世界に大満足。心の奥底からたくさん幸せな気持ちになれました。
大満足の羅城2巻!絵もお話もさすがで、間違いなかった。
朔ヒロ先生ありがとう!かすみ楼シリーズ大好きです。
3年後の再会を約束をしたシキと紺。
前作から2巻発売もリアル3年後…つまり読者も2人との再会が3年ぶりというミラクルが熱いですね!
今回何と言っても…普段敬語なシキ(攻め)のナチュラル命令口調に思いっ切りハート持ってかれました!あれはドキっとする。
シキの敬語に距離を感じてしまう紺(受け)も可愛かったし、敬語やめてのおねだりも最&高でしたよ。
いやもうずっとその口調でいて欲しかった〜〜。でも、ナチュラル命令口調になってしまうシキが敬語を習得したエピソード可愛かったです。白うかり〜〜〜!
今後も、ここぞという時(主にH)でタイミング良く命令口調使って紺をキュンキュンさせてほしいですね。
(ちなみに個人的推しは前作「恋染龍雨衣」のあめ様です。つまり強気キャラが好き…w)
紺が飄々とした男の子、しかも陰陽師として実力があって強いキャラなのに、本当はとにかく一途で健気でめちゃくちゃ可愛いです。泣き顔にはぐっと来ました…!好きな子が再会してあんな顔したら、そりゃ攻めたまらんわ。
かすみ楼シリーズのおなじみキャラが出てきたのも嬉しかった!
「明烏夢恋唄」の翠蓮は髪を切ってて、妖艶な妖から現代風な男の子になったかな?こちらのが好みです。良き良き。
あめ様の再登場もお待ちしてます。
とにかく今作はシキと紺2人の雰囲気が更に甘くなりイチャラブしてました〜。でもしっかり別軸のストーリーもあり、ただのイチャラブだけじゃないのも良かった。
読み応えあります!
萌えどころだけ取り留めもなく語ってすみません。
また続きも楽しみにしています!
エロス度★★★★★
第2巻。
おやおや・・・再会を約束して別れた茨木と紺がついに再会できるとは・・・エモいですね。ようやく再会できた時の2人の姿に感無量でした。
茨木と紺のラブを堪能できたり、紺を狙うとあるキャラの突然の敵意に困惑させられたりとストーリーも面白かったです。
茨木からの溺愛・独占欲、紺の男前なカッコよさにもたくさん惚れ惚れとさせられ、シリーズの原点となった作品のキャラの再登場も嬉しいサプライズ。
鬼と陰陽師・・・敵対関係の2人が幸せな恋を描く姿や敬語をやめた茨木のドSさがたまらなかったです。
ということで、1巻再読からの満を持して新刊のレビューを!!
二年六ヶ月後の夏、2人は再会します。
3年後と前巻では言ってましたが、予定が早まりましたね。
率直に、嬉しいです。(とある読者の意見)
というのも、紺の前にまさかの茨木と酒呑童子の幻影が。
なぜ?? と困惑する紺。
すぐさま調査するように、かすみ楼へ依頼しますが、、、
続編では、まさかの茨木の友人的存在がキーマンに。
瓦楽ちゃんも健在で、心優しいいい子なのは変わりなかったのですが、まさかの冒頭はびっくりな登場の仕方で、、、
そして、お久しぶりな茨木は、なんと人間に擬態していましたし、なんなら紺が持参してきたゴムを付けられた茨木の茨木は、逆にトーン貼りでどえろく怒張されていましたし、、、
紺と出逢ったことで感情豊かに。
物事を前向きに。(新しい服のエピソードとか)
ときに、嫉妬で鬼に。
また、紺も進路に悩みつつも、この2年半で結界術を磨き、パワーアップを。
それから、茨木とのことを常に前向きに考えているように。
2年半の空白を感じさせないほど、たっぷり茨木×紺を堪能することができましたし、最後のツノのエピソード…………!
アレに震えない人はいない…ですよね……ということは、つまり??
2人、添い遂げる(紺は早くに寿命来てしまうけれど)覚悟の誓い! ってことでいいんですよね??
(2年半ぶりのこの結果、待ち侘びてました!)
それから、作者様の五話よりのあとがきを読了後に読むと、じーんとしてしまいました。
そうなんだよね。
どちらが悪いとかじゃなくてさ。
考えの違いなんですよね。
何人(鬼などは人カウントじゃないですけど汗)も集まれば、捉え方も違いますし、完全に同じ方向をすべて向いているなんてことは、現実世界でもありえませんしね。
ただね。
土蜘蛛もそうだし、茨木や瓦楽も、翠蓮も紺も、必ずひとりじゃなく、誰かしら心配してくれる存在がそこにある2巻の救いや、考え方は違えど、大切の人の危機に、大切の人の力になりたいと思う、気持ちにはとても震えました。(まごうことなく良い意味です)
いい出会いだし、いい関係を築いたよねえ(しみじみ)と思いました。
瓦楽ちゃんが、土蜘蛛を心配するエピに泣いた者より。(薄っぺらい感想しか書けないのが悔しいまりあげは)
未来へ期待しかなかった今回の明るいラスト。
今から3巻が楽しみです。
鬼の伝承は全国各地に数あれど、茨木童子というもっともポピュラーな鬼はあちこちでお話の題材になっていますが、その茨木童子のエピの良いところを取り入れたのがこの作品だと思います。
このシリーズ大好きなんですよね。「恋染龍雨衣」「明烏夢恋唄」に、この「羅城恋月夜」にしても朔ヒロ先生はファンタジーの方がとても素敵だと思ってます。
そして今巻のように現代社会に現れる妖と周りの融合がとてもお上手だと思いました。それに茨木(シキ)と紺の恋の行方だけでなく、土蜘蛛の思いや瓦楽ちゃんの願いにも共感出来る紺が成長してたのが感慨深かったです。
そんな紺を見つめる茨木もなんだか吹っ切れた顔をしてて、この離れていた時間はきっと必要だったのだと思いました。
また続きを描かれるそうなので楽しみに待ちたいと思います。それまで頑張って元気でいなければ!
紺が3年ぶりに茨木と再会する2巻です。
明烏夢恋唄の翠蓮も登場して賑やかでした。
土蜘蛛が何か思い、瓦楽がどうして茨木の元から離れたのかとハラハラしながら読み進め、格好良く成長した紺の姿に思わず見惚れてしまいました。
すべてを護った上で茨木を傷付ける土蜘蛛に喧嘩を売る紺が格好良かったです!
魂の伴侶となった茨木と紺をもっと見たいので3巻も楽しみに待ってます!!
DMMは白抜き修正でした。
紺に対して敬語を使わない茨木に萌え転がるしかなかったです!!