羅城恋月夜 2

rajou koizukiyo

羅城恋月夜 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神152
  • 萌×236
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
22
得点
925
評価数
195
平均
4.7 / 5
神率
77.9%
著者
朔ヒロ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
シリーズ
明烏夢恋唄
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784575381726

あらすじ

「そばにおって茨木、会いたかった――」三年後の再会を約束して別れた、鬼の茨木と陰陽師の紺。あれから二年と四ヶ月が過ぎた夏、紺は京都の祇園祭で陰陽師としての仕事をしていた。
いつ、どこで会えるのか、本当にまた茨木に会えるのか…。悶々と過ごす紺の目の前に、突然茨木の幻影が現れる。胸騒ぎがした紺は急ぎ、妖怪専門遊郭・かすみ楼へ向かうが――。
【茨木童子×陰陽師】の敵対関係の二人が織り成す、人外和風ファンタジーBL。ファン待望の第2巻!

表題作羅城恋月夜 2

元男娼の鬼
陰陽師

その他の収録作品

  • 京の四条の橋の上
  • カバー下漫画

レビュー投稿数22

2巻も楽しめました

もし第1巻が紺と茨木の出会いなら、第2巻こそ二人の絆を本格的に深める本編だと思います!

二人の3年ぶりの再会は、想像以上にあっさりしていました。紺がこの3年間をどう過ごしてきたのか、きっと茨木のことをずっと想っていたのでしょう…。
紺の「角フェッチ」…相変わらず可愛くてww
見ると胸がほっこりします!
茨木の人間姿もとてもカッコイイ!鬼の姿でなくても十分に人目を引くでしょう!

土蜘蛛があんなことをするとは思いませんでした!
無実の人を殺すのは決して許せませんが、復讐したいという土蜘蛛の心情は理解できないわけでもないんですね…。
立場の違いが憎しみを生んだのかもしれませんね。

茨木が暴走する姿は恐ろしいながらも、やはりカッコいいですね!おおおおー!!
普段冷静な攻が、受のために怒り狂う様子は、いつだって興奮しますよぉ!!
胸が高鳴ると言ってもいいでしょう!!(笑)

茨木は酒吞を失った1200年間、仲間も失い、心も死んでいましたが、
紺との出会いでまた光が戻ったなんて…本当によかったです!

それに、戦闘シーンも本当に燃えます!!
妖怪とか冒険ものも好きな方には、きっと気に入ってもらえると思います!

0

おそらく大多数の人とは萌えポイントがだいぶ違う

去年の9月に読破。
ついにシキの現代服姿がー!(歓喜
えいち時に余裕なくなってる表情も美しい!(拝む

再会シーンは意外とアッサリで腰が抜けましたが、本巻では土蜘蛛が深く関わってきます。
当て馬ではなく…ネタバレになるので多くは語りませんが、紺の強さに大きくハイライトが当たった仕上がりでもありますし、いろんな意味で大満足です。
土蜘蛛の涙を見て私も目頭が熱くなりました。
あと 彼のビジュにノックアウトされた読者さん、いらっしゃるんじゃないでしょうか。
えぇ、私もその一人です。可愛い…カッコいい…カッコ可愛い…!

<その他 良かった点>
・紺の念願が叶った敬語なしプレイも良かったー!
・「明鳥夢恋唄」の翠蓮が大活躍しますが、さらに男らしくなった?気がしました。良い!

<不満点>
1巻よりも作画(パース)が気になりました(特に横顔に近い斜め顔)

歌川国芳の浮世絵「相馬の古内裏」が大好きな私は、がしゃどくろバージョンの瓦楽ちゃんも大好きなんです。
本作では1巻冒頭の登場シーンと同様の構図で、なんとビル街バージョンが見られたー!(テンション爆上がり
この86ページの見開きシーン、ほんっとーーーーにムネアツでした。
(ぶっちゃけ どのシーンよりもアガった)
このTシャツも欲しいー!ぜひこのシーンを1巻の冒頭シーン同様、グッズ化していただきたいです…!

<注意点>
シキの元カレとの回想シーンあり

1

鬼最強過ぎる(o→ܫ←o)!!!

茨木という鬼の存在そのものが最強という意味での「鬼、最強」と超ーーー最高な1冊!って意味の鬼強ェェーー♡なギャル的ニュアンス含めての「鬼最強」を込めたレビュータイトルにしてみました(๑´ڡ`๑)

作中でも結構「鬼」だからっていう鬼チートが活用されまくっていてwやっぱり「鬼、最強説」は間違ってないと思うな♡

「鬼なので人をさらう」とか「鬼は人目を気にしない」とか♪
あと、同時に”鬼謝絶”とかでも「鬼」が便利活用されてたなw
鬼のフル活用ですね
楽しい~~~٩(♡ε♡ )۶

お話し的には前回からの続きで、実は茨木と紺の再会までの濃いめな恋のストーリーがメインかな?って期待してた所があったのですが、そこは割とアッサリで、、、
今巻のお話し軸は酒吞童子を軸とした「あの頃」を忘れられない土蜘蛛の喪失感がストーリー展開を生んでいました

茨木、瓦楽、土蜘蛛は酒吞童子の角を探し続ける事で芽生えた絆もあり、同時に酒吞童子を失った哀しみを共有している事でどこか支え合っていたような所があった、謂わば同志のようなもの

そんな茨木が紺との出会いにより止まった時を動かし始めた事を見た土蜘蛛
きっと寂しかったんでしょうね。。。
でも、だからといって茨木を留めておく事も本意ではない。。。
だからこそ茨木の手によって自分の中の虚無を終わらせて欲しかった
すごく土蜘蛛の孤独が切ないです(´Д⊂グスン

でも!
まさか、ここで紺の存在が大きく全ての時を進ませるようになるとは、、、!という眩しい程前向きな展開を見届けられるとは… (ღˇ◡ˇ*)‼
流石、東御門家の次期当主なだけある訳です!!

ところで、作品冒頭での紺と紺パパの会話での紺がなりたいものってなんなんだろう???
これは紺の大学卒業後も見越して2人の物語はまだ読める!って思っていいのかな???って思ったら、、、巻末あとがきに「3巻で」との先生の言葉、ありましたね♡

陰陽師の次期当主と鬼の恋
土蜘蛛にも言われてたけど決して前途洋々ではない仲な2人。。。

この辺を大いに楽しみにしています!!!

この巻では酒吞童子と茨木の過去も含めてしっかり過去を整理出来た中で、これからの2人を気持ち新たに見守っていける準備が整ったような気がします
そういう意味で次巻への期待が大いに高まりました!!

神評価と迷いに迷ったけれど、、、
やっぱりドラマチックな「再会」に大いに期待しちゃった分少し「恋」のお話しよりも、人を想う「エモーショナル」な印象が強かった巻だったので、、、
その辺を込みで&次回への期待を繰り越しで…!という事で今回は評価しました

前作のレビューで瓦楽ちゃんまた出るかな?って書いたのですが、、、
寧ろめっちゃ出まくってましたwww
そしてすごく重要でしたね
ほんと、、、えぇ子や(´ ˘ `*)

カバー下の暁人と翡蓮の会話漫画、とても癒しでした♡
あと、犬wの散歩もwww

3巻も楽しみにしています!!!

シリーズで順番では本当は今作を読む前に「恋染龍雨衣」があったのですが、あまりにも続きが気になったので飛ばしてこっちを読んでしまったので、、、改めて「恋染龍雨衣」を読んでこようと思います٩(๑´3`๑)۶

修正|細いライトセーバーと「無」も、、、どんどん修正が悪化してる気がするなぁ。。。

1

再会

やはりこの作品の世界観が好き過ぎる。
2巻は初読みでしたが1巻の終わり方から2巻読むのが凄く楽しみだったんですが、読み終えた感想としては最高に良かったです。
土蜘蛛さんがまさかの人間的な姿に化けることも出来たなんて。
そして、この巻でやはり酒呑童子が前の恋人だった決定的な台詞が明らかに。(私の中で)あの感じからして酒呑童子の時は受けだったのかな。
それに加えて序盤で再会えっちもきっちりとあり、烏天狗君登場率も高く(カバー裏はこの二人のCPを久しぶりに見れて幸せでした)、本編での敬語抜きの茨木も俺様な鬼様々で、とても良きでした。
そして、土蜘蛛のなつき方もなんかほっこりしました。
まだまだこの作品続いて欲しくて仕方がないです!
先生〜!お願いしますm(__)m

1

再会編

大人気のこのシリーズ、未読でしたので全巻一気買い、一気読みです。
陰陽師の紺と鬼の茨木。
敵対関係にあるはずのふたりの恋。
前巻はまさかの別離で終わりました。
続巻のこちらではどれだけつらい展開になるのかなと思っていましたが、再会はすぐに叶い、
その後の方が大変でした。
茨木が鬼本来の姿で戦うシーンがたくさん出てきて、少年コミックを読んでいるような気分にも^ ^
朔ヒロ先生は話がテンポ良く進むのでスイスイ読めますね。
鴉天狗も出てきてまた再読したくなりました。
脇のキャラたちもすごく魅力的で、ホロリとさせられたりほっこりさせたれたり。

1

楽しみにしていた続編、期待以上でした

大好きな茨木と紺にまた会えるなんて、とっても幸せです!
離れていた時間を経て、さらに強く思い合ってる2人が素敵で眩しい!

個人的には敬語じゃない茨木の破壊力が…

1

大事な人たちを護るため、強くなり続ける紺に拍手を

人情深くて、温かい…物の怪たちの世界が中心なのに、人間よりも人間らしい情にあふれた、とてもすてきなお話です。

紺の柔らかい響きの京都弁にも癒されます。

1巻から数年後、茨木と紺はぶじ再会できるのかな?なにかやむを得ない事情とかが起きていないかな?とやきもきしていました。
が、心配無用でした。
会えない間に紺は陰陽師として大きく成長していました。
祇園祭の結界をひとりで張ったり、物の怪たちを傷つけないため更なる改良をした結界を編み出していたり。
優しくて思いやりの深いところはそのまま、強さを増し、しっかり一人前以上の働きをしてます。
茨木はもちろんのこと、物の怪たちを護るための男気がかっこいい!

でも、茨木にだけは、泣いたり焦ったり、酒呑童子に嫉妬しちゃったり、感情が揺れて可愛くなるところが好きです。
茨木の洋服姿もかっこよかったなー。

酒呑童子は本当に魅力的な人ですね。
少ししか登場してないのに、人を惹きつける魅力があって。
豪快で細かいことにこだわらない、自由な雰囲気のそばに自分もいたくなるような。

そして、彼とともに過ごした時を1000年経っても大切に思うって、すごいことだと思います。
茨木だって今も変わらず大事に思っているけれど。紺というかけがえのない存在ができて「今」を生きることも大切になった。
酒呑童子と過ごした時間を一つの過去として、折り合いをつけられるようになったんですね。

土蜘蛛は、酒呑童子が忘れられていくようで悲しくて、自分もひとりぽつんと取り残されたような気持ちになってしまった。
土蜘蛛の気持ちもすごくわかるなと思いました。
大切な人がもう永遠に戻って来ないという悲しみ。それならばいっそ自分もいなくなりたい、って。

瓦楽ちゃんも本当に優しくて良い子だ。
紺がきてくれてわんわん泣いてるのが可愛くてしょうがない。

土蜘蛛にだって、寄り添ってくれる人が周りにいる、ひとりじゃない、と気づいてくれて良かったです。人一倍情が深いから、これから茨木や紺にとっては強い味方になるんじゃないかなー。

味方といえば、翠蓮の活躍も見れてよかった!
ナイスアシストでした。
暁人と幸せに暮らしてるみたいで嬉しいです。

最後のみどころ!
敬語なしの茨木のオスみ♡たまりませんでした。
「魂の伴侶」として紺とともに生きていくことを覚悟した茨木。
強くなった紺だから、迷いなく一緒にいられると思えたのでしょう。

これからもいろんな物の怪に出会い、困難も幸せも共有し絆を強くしていくふたりを、これからも楽しみにしています。

1

待望の続編!!!

まってましたーー!!大好きなシリーズの続編、めちゃくちゃ楽しみにしておりました。何を隠そう、人外系の食わず嫌いをしていた私が初めておもしろすぎる!!かっこよすぎ!!とハマりにハマった思い入れのあるシリーズでもあります。
キャラが濃くておもしろいのは大前提として歴史を絡めたストーリーの展開がドラマチックといいますか、読み応えがあってとても好きです。朔ヒロ先生は、天才すぎる。
2巻目も言わずもがな読み応えのある一冊でしたー!

1

いい続編

前作がめちゃくちゃ良かったので続編うれしいです。
2年半後に再会した2人が土蜘蛛のことを通して絆を深めるお話。
土蜘蛛のおかげで3年後の予定が早まったのは良かったけれど…土蜘蛛がああなるのはなんだか駄々っ子のような、拗ねている感じがしました。
茨木に本当に殺してほしいのではなく寂しかったのかなと思いました。
そこへ紺の
「いつでも来ぃや いつ来ても負けへん」がかっこよかった。
これは土蜘蛛に生きろと言っているんですもんね。
そりゃ土蜘蛛も惚れてまうやろ〜はわかります。
それに嫉妬する茨木も。

茨木と紺がお互い惚れ直す流れが続編ならではでいい。
─俺様やのにしゅんとしてる〜〜〜っっ
なんてめちゃくちゃかわいい。
朔先生の画力がすごいのはもちろん、照れ顔やデフォルメ顔もどストライクで好きです。

瓦楽ちゃんの全身形態が今回はビル街で見られたのもうれしかったです。
前作は冒頭の浮世絵のような巨大骸骨の見開きで心奪われたものですから。

今作は前作ほどのスケール感ではなかったですが(前作がすばらしすぎた)とても好みの続編でした。2人の今後も楽しみですし。
3巻も描いて下さるとのこと。うれしいです。

1

シキの1000年、紺の2年半。

1巻と同じ評価をつけたけれど、どちらかと言うとこの2巻のほうが好みです。このシリーズに関しては、“切ない恋”とか“ままならない恋”という路線じゃないほうが好きみたい。

今回は、シキの仲間・土蜘蛛と瓦楽ちゃんにスポットがあたるんだけど、彼らの心を通して、シキのことがさらに見えてくるような話でした。
瓦楽ちゃんはともかく、土蜘蛛は正直なんでこんなのと1000年も?という腐れ縁っぽい間柄。でも、やっぱり3人はちゃんと“仲間”だったんですね。お互いにただ酒呑の角を求めるだけの歳月のようでいて、絆ができていた。
瓦楽ちゃんは前巻から好きだったけど、今回は助演女優賞! 強大な妖力に幼い心を持つ彼女のアンバランスな健気さが可愛くて好き。

そして何といっても、紺の強さが良かった。
攻めを精神的に守ってやるような強い受けが好きだけど、さらに物理的にも守れる強さを持ってるって最高。「ハッタリ」もカッコよかったし。
シキだけでなく、瓦楽ちゃんや土蜘蛛にまで寄り添えて、あやかしサイドから見ればホントに情に厚くて頼りになるけど……願わくば、今後は人間サイドに対しても少しは情が育ってほしいな。人間よりあやかしの方が好き、なのはいいけど、一方的に人間嫌いなのは悲しい。人間って、そりゃ身勝手で面倒くさい存在だけど、そんなのあやかしだって同じ。土蜘蛛を許せるんなら、お祖父さんとも歩み寄って欲しい、なんて思います。

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