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ao to midori
高校生〜社会人までの話になりますが、あまりにもピュアすぎる…!
未だかつて社会人モノでここまでのピュア作品を読んだ記憶がないというくらいピュアラブです!
もだもだ(主に攻めが)して約10年両片思い、ずっとお互い恋人もできていないなんて………
付き合うまでを見守っていた友人の立場になったら涙しちゃいそうですね
作中で明確に攻め受けの描写がなかったのでずっと解釈が逆だったらどうしようと思いながら読んでましたが作者さんが後書きで明言してくださって安心しました
かわいいきゅるるん攻めって、いいですよね
連載時に読んでいたのですが、本で久しぶりに読み直しました。改めて、ものすごくいいなぁ…!
主人公はタイトルの青くんと碧くんです。
高校時代に出会い、大学時代を経て社会人までの物語となります。
これ、普通だったら何巻かにまたがってもおかしくない時の流れなのですが1冊にしてくれていることで描かれていない時間の余白が生まれて、それがまたいいな、と思いました。何でも細かく追えばいいってものでもありません。
青くんは高校時代に碧くんへの思いに気がついています。周りの人もそれを知っています。
碧くんはそれを拒むことはないのですが、男性を好きになることを含め色んなことを受け入れるのに時間がかかり、青くんの気持に応えることができず試すようなことを何度もしてしまいます。
両片思いのすれ違いなんですけどね。1巻の中の出来事なのでそこまでもたつく感じはないです。
赤ちゃんと呼ばれることもある青くんは終始本当に可愛くて、そのピュアさにこちらもホロリとさせられます。
ゆっくり進む2人の関係はとても温かく、碧くんが涙を流すシーンではこちらも泣きました。
ものすごい事件が起きるわけではなく、2人の日常があって、周りの人達もいい人達で、じわーっとジーンとくる温かな作品です。
エッチなシーンはありません。
それを抜きでも心からよかったと思える作品です。
作品に流れる優しい雰囲気と、青くんと碧くんのやり取りがかわいくて、
癒しを感じながら読みました。
尊い‼️
とにかく、青くんは最初から碧くんに対する気持ちに迷いがなく、
好きモード全開で、素直に気持ちを伝えられる素敵な人。
肝心な好きという言葉を伝えるのは少し時間が必要だったけど。
タマネギ赤ちゃんの描写が好きすぎて、毎回悶絶。
一方の碧くんは、自分の気持ちを固めて、受け入れるまで
時間がかかった。
でも認めて素直に気持ちを表現する碧くんも、良かった。
その間、青くんは本当に頑張ったなあ。
良かったのが周囲にいる友人たち。ありさちゃん、そして、鍵となる
吉田くん。
この友人たちとのやり取りも好き。
疲れたとき、安心して読める、素敵な作品でした。
青の素直な感情表現と自分の気持ちをなかなか受け入れられない碧の葛藤のさなかで吉田くんがいつもいい時にいい事を言うんだよね。お友達もみんなあたたかい人ばかり。そっとそばにいて大事なことを言ってくれて、応援してくれてる。 青が「起き抜けに碧くんのまつげが見られたらいいのに」という気持ちが叶った時の2人の表情と涙がとても綺麗で私も泣けちゃった。 2人でずっと仲良くやっていくために、碧がちゃんと青の悩みを想像して話し合ったこと、また2人の関係が一歩進んだようで良かったな☺️いつまでも眺めていたい2人でした
BLにハマったきっかけの漫画です。画が綺麗でどタイプなのももちろんですが、何よりストーリーの展開の仕方が神でした。いつ見ても読み終わった後には余韻があって、何回読んでも初見の気持ちのような尊さを感じます。スピンオフの『何それ愛かよ』も絶対に読んでください。
こちらも読んだー毎日読んだ。飽きない。何故。
赤ちゃん顔で近づいてくるところがすごく好きでした。
碧くんが青くんと自分のことを受け入れるまで時間がすごくかかって、青くんがとにかく引きながら頑張るところが泣ける。
ずっとずっと会いながら試されながら自分のこと好きかどうかはっきりしない男を恋人になれる日まで待てる人いる?私は無理。だからこそそこに惹かれるお話。
それから、攻め受けがめっっちゃ萌えました。私の固い頭では思いつかなかったー。
ストーリーは、主人公が自分の性的指向を認められるまでの話なんだけど、
きっかけになるできごとや
ぽろっと口にする言葉
思わずしてしまったことが
紡ぎ出されるシチュエーションが
何気なくて、思いもよらなくて、
いちいちが素敵なんですよね。
作風がおしゃれって形容されることもあるみたいなんですけど、
そのどれもが日常の些細な出来事だったりして
こんなに胸躍ることってあるんだと気付かせてくれるような感じなんですよね。
大袈裟な演出でもたれることなく、すっと気持ちに入ってくるなぁ、と私はいい意味で読みやすいと思ったし、日常系のお話として読み応えもあると感じました。
とってもオススメです〜
Twitterでお見かけしていた作品。著者近影にもある通り、ろじ先生にとって思い入れがある創作CPなんだろうなって所が伝わります。おそらく先生の中では生きてる2人がいるんでしょうけど、その細かなエピソードから大筋の部分を抜いて一冊にまとめたらこうなった、みたいな感じが非常に惜しい。Twitterからデビューして単行本化してる作品はこういう印象を受けるものが最近多い。むしろ大筋から広がる枝葉というか小ネタみたいな部分が魅力だったりするのになぁという。多くの方が単行本を楽しんでるようなので、個人的にはそう思うって話です。
それはそうとして赤ちゃん攻めやバブみというものがしっくりきてなくて、どうもハマれなかった。だけど頭良い、顔も良いってのがなんだか…最初から玉ねぎがないサラダを買ってくれ。
今作のお話もとてもよかったです!!
タイトルは「あおとみどり」なんですね。
ろじ先生の作品は、本当にストーリーでがっつり心を掴んでくる。
なにげない日常のなかで、「青」という玉ねぎベビちゃんがいて、同じく自分の非を素直に認められるくせに、本人は色々葛藤する「碧」が8年の歳月をかけて自身や互いの気持ちに向き合い、素直に打ち明け合う。
周りの人物もそうなんですが、ろじ先生の作品はいい意味でBがLするのが特別じゃなく自然とそこにあるんですよね。
そして読了後、優しく温かい気持ちになっている。
そんなハートフルな1冊でした。
絵がすごくかわいくて、キャラがみんな癖にぶっささりました。青はずっと可愛いし赤ちゃんだし(飯田との仕事シーンで真面目な顔してて「アッまともな大人だ…!!」ってなり特大ギャップを得た)、碧さんも超かっこよかった…これで…受け、なんだぜ…ってなりました。
キャラがすごく人間らしくて、特に碧さんやばかった。うじうじして、自分で自分を押さえつけて傷つけて、でも周りの人に恵まれたお陰で一歩を踏み出す、という感じで…。そして「そろそろ俺が返す番だよな」っていうところで、成長〜〜〜〜!!!と全私が沸きました。青も、「碧くんはたぶん、違うから」って勝手に思ってなかなか踏み出せないのも、うっかり気持ちを伝えちゃうのも、赤ちゃん赤ちゃん言われててもこいつも悩める人間の男なんだよ…っていうところがいっぱい感じられてすごくいいキャラでした。吉田も飯田も超いい奴…性格はいいのに意地が悪いって感じでとても良かった…。出てくる女の子もみんなめっちゃかわいい!つよい!最高!
二人が一緒に朝を迎えて、二人とも泣いてるシーンは一緒に泣いてしまいました。感情の表現がすごく上手で、読みながらキャラと感情がシンクロしてくるような作品です。
二人がもだもだしてるシーンも絶妙な距離感でいるシーンもいちゃいちゃしてるシーンも、空気感が全部最高でした!欲を言うならえっちに乱れた碧さんも見たかったしオスみある青くんも見たかったですが、完全に完成してて物足りなさは感じないと思います。すごくいい作品で、本当に楽しませてもらいました!
起き抜けに
君のまつげが見たい。って涙するのは
素敵だよ。けどそのキャッチがクライマックスに
思えました。
商業デビュー前から知ってる作家さんで
新刊出す度に割と話題になったりなかなか売れてそうではあるんだけども
いまいちホームランはないんですよね。
私は作画が好きだったけど
レビュー評価高い割にあんま響かないのは好みに合わないだけなのかも?
おっきな赤ちゃん×世話焼きとは、、
私には青がおっきな赤ちゃんてのは
解像度が低すぎたよ。
玉ねぎよけたら?素直だったら
おっきな赤ちゃんでかわいいやつだが
頭はいいってギャップが素敵ポイントなんだろうが
作者が設定で言ってるだけで
好きが顔に出てるのが赤ちゃん男ってぴんときませんでした。
赤ちゃん男って例えばSDの流川くんみたいな人やろと
碧も受け身で友達の吉田だけが好感度高かったです。
ろじ先生がTwitterで作品を投稿されてるときから拝見していました。毎回上がるたびに胸を躍らせ一喜一憂していたので単行本になるときはとっても嬉しかったです。やはり一冊になるとより作品に没頭できるのでいいですよね、、、
2人の世界線はのまわりはとても暖かいのですがみどりくんの一筋縄ではいかない部分もリアルで胸がきゅっとなります。けどお互い本当にあきらめなくてよかったなぁとほっこりとした気持ちにさせてくれる作品です。
試し読みで読んだ、
吉田が俺を呼び捨てにしたのは後にも先にもこの時だけだった
というモノローグが、購入の決め手でした。
冒頭で、25歳の二人の姿を出した後に 碧が過去を思い出しているかの様に出会ったときのことを描くという手法 も印象的で、その他の碧のセリフなどからも、この作品は、感情が細かに表現され 美しく 素敵な作品に違いないと思っていました。
先のモノローグが決め手にはなりましたが、見立ては誤っていなかったと思っています。
相手が自分のことを好きだと分かっているまま何年も友人関係を継続するというのは、個人的にあまり見たことがなく、新鮮に感じました。
新鮮に感じると同時に、待つことや試すことをしてしまうのがリアルに感じ、より話に引き込まれました。
ストーリーとして、綺麗で、心が洗われた気がします。
すっきりとしたい、幸せな気持ちになりたいときなどに読みたい作品だと思います。
特に大きな事件も起きないし、悪役も出ないし、作品としてはなだらかな川みたいな感じでどちらかと言うと癒されるなぁって作品でした。
そういうシーンもないので、普段読まない方でも読みやすく多数派でない人の事が少しでもわかる事が出来るかなって思いました。
青のとにかく真っ直ぐな素直さが無かったらこの2人は一生結ばれる事は無かったと思うし、何度も碧だけ相手の気持ちを知った上で何年も時間過ごしてるのずるい!って思ったけど、自分の気持ちを受け入れられず、自分を許してあげられない碧もそれはそれで辛いよなぁって気付いたら2人を応援していました。
でも相手に選択肢託してばっかりでやっぱりずるい!笑
だけど、、最後急な受け入れはきゅんとしました。笑
とにかく周りの人も素敵な人達ばかりだし、私は吉田君みたいな人になりたいなと思いました。
2人が朝食を食べながら泣いてしまうシーンは凄く心が温まって、永遠に幸せであれ!って願ってしまうような2人でした。
高校で出会った二人の恋の成就、
同じ家で暮らすようになるまでを描いたお話です。
長い長い両片想いを経てくっつく二人のお話なので、
とにかくピュアみが濃ゆくて、じれもだしっぱなしでした。
ドマラチックな展開やエロもなく、8割が両片想いですが、
基本的によそ見もなく互いのことしか見えていない二人なので
作品の雰囲気としてはあまあま、ときどき切ない、かんじです。
青と碧、二人の出会いのきっかけは高校の中間試験。
顔も知らぬ“葉山青”に学年1位の座を奪われた碧は
リベンジに体育祭のリレーは陸上部で固めて挑みます。
けれど、それでも青に勝つことは出来ず、
対抗意識を燃やす碧ですが、一方の碧は青に好意を抱き…。
顔良し、頭良し、足も早い。
これだけ揃っていればまさに理想の攻めなんだろうけれど、
葉山という男からはいかにもなモテ感は感じられません。
タマネギが食べられず、(といってもただ嫌いなだけ)、
適度に人見知りで、だけど、一度心を許すとどこまでも人懐こい男。
思ったことは口にも顔にも出てしまうし、ふてくされて膨らむ頬、
笑顔で駆け寄ってくる愛らしさはまさしく“赤ちゃん”そのもの(笑)
その絶妙な愛おしさゆえに格好いいよりも可愛いが先立ってしまうのです。
そんな素直な青を可愛いと感じ、その好意に気付きながらも、
碧は自分の性的指向を受け容れられず、じれじれすること8年。
途中ちょっとしたすれ違いから二人が距離を置く期間があるのですが、
碧から女の子と会うと知らされた帰り道、
「いやだなあ」と碧を想って涙を流す青に切なさが炸裂してしまいます。
周囲からは“赤ちゃん”呼ばわりされていて一見すると変わり者な青ですが、
青視点で描かれる話ではどこにでもいる恋に葛藤する普通の男の子でした。
普段は天真爛漫マイペースな青が裏では碧を想ってこっそり泣いたり、
傷ついたり、臆病になったり、その一途な恋心に胸が締め付けられました。
一方の碧も青ほどダダ漏れではないけれど、親しい友人にその恋心を
見破られてしまう程度には青への好きが滲んでしまっておりました。
本人もそれを自覚しているにもかかわらず、長い間それを認められず、
青の気持ちを知っていながら、思わせぶりな態度をとったり、
試すようなことを言ったり、他のことならそつなくこなだろうに、
恋だけはどこまでも不器用でそのもどかしさにジタバタしながら
読み悶えておりました。
だからこそ、碧に彼女ができたと勘違いした青から避けられたときには
自業自得でちょっとだけ胸がすっとしました。
最後は青の一途さが勝ち、8年越しの恋が実ります。
やっと…やっとか~…!
両片想い同士だとわかっているのではらはらすることはなかったけれど、
待ちに待った瞬間だけに青の歓喜の涙に思わずもらい涙しかけちゃいました。
お付き合い後は青からの要望に応えて同棲を始めたり、
相変わらずクールではあるけれど青への絆され愛と甘やかしが
滲み出てしまっている碧にニヤニヤが漏れてしまいました。
面白かった。
黙っていたらキリッとイケメンなのに中身は可愛いバブワンコな青のギャップが面白い。
高校の時に碧と出会い、そこから青の長い片思い。碧は素直な青の態度に直ぐに気持ちに気付くけれど、自分の気持ちを受け入れるのに時間がかかってしまう。それまでの間に思わせぶりに青を引き止めたり試したりして友達を続ける碧にズルいよ…と思ったけど彼の臆病さや怖さも分かる。
卒業式で碧に「なんか俺に言うことない?」って聞かれて「卒業してもたまに会ってください」って控え目なことしか言えない青が可愛かった。碧に彼女ができるかもしれないって知って帰り道に泣いたり、恋に一喜一憂する青の姿が心に刺さる。
両思いになって最初の朝に二人して泣いてたのもうるっときた。本当に長い道のりだったよ。
前作前々作も拝読済み
↑どちらも辛めの評価してますが、今作が評判いいし、創作としては最初の作品だし、pixivで読んでてバブ好きだったし、色々理由つけてやっぱり購入
今作を読んで、前作前々作がなぜあの方向性になったのか腑に落ちました
「ぼくのパパとパパの話」も「同棲して〜」も理想論でBLよりもLGBTQ?を扱いたいのかなって主張が強くて、今作も周りの理解度や知ったあとの言動に現れているけどまだ触れる程度だった。今作は青と碧の気持ちと成長と好きが丁寧に描かれてたけど、その後の作品は問題提起がテーマになったように感じられる。
『青と碧』に戻ると、青のバブみは可愛かった。碧くん大好きもすごく伝わった。碧くんも素直になれないのは理解できました。上手くいってよかったね。
ストーリーは両片思いが素直になれてくっつくまで?8年?なんだけど、描き方がアルバムチックで映画のエンドロールで主要シーンがコマ送りされるような、重さとか深さが感じ取れなかったです。
絵柄は宮田トヲル先生とかキヅナツキ先生とかと似た印象で流行り柄なのかな
雰囲気いい感じのオシャレに見える漫画の域を超えなかったです
優しい作風と雰囲気がとても好みでした!
普段なら「早よくっつけよ!」って言いたくなるかもしれませんが、二人の心情にとても共感してしまい、胸が痛くなりました。
友達もみんな良いやつばかりの、優しい世界でした
おすすめです!!
青と碧が高校で出会ってから八年。
大学を経て社会人になってようやく恋が始まっていくお話です。
キスまででエロはないのでBL初心者さんにもオススメです。
高校で出会った時から碧は青に好かれていることを自覚しながら、彼女候補の話を持ち出して青を試したりする碧には大分ヤキモキさせられました。
青はずっと碧が好きで素直で良い子な分、碧に振り回されているところは不憫でした。
ようやく碧が自分の気持ちに折り合いをつけて、青の気持ちに答えてあげたところはとても良かったです。
青と碧の友人たちも良い子ばかりで、青のために泣くありさちゃんや吉田の何でもお見通しなところが好きです。
高校からの同級生、青と碧。
最初は碧が青を一方的にライバル視しているところかは始まるけれど体育祭をキッカケに壁はなくなり、赤ちゃんすぎる青の可愛さがグッとふたりの距離を近付けて。
その出会いから結ばれるまでの8年をふたりそれぞれの目線から見ることができたので、ふたりの気持ちを確かめながら読めたのが良かったです。
時間をかけて変わっていくモノもあれば何年経っても変わらないモノがあること。それを優しくあたたかな日々のなかで教えてくれたのかなと思います。
何に対しても真っ直ぐな心と潔さを持ちながら、どこか後ろ向きで自己肯定感が低めな碧の煮えきらない様子にはかなりヤキモキしたし
どうしてそんなに自分が嫌いなのか?というのはわからないところもあったけれど。
そんな彼だからこそ長い時間を掛けて青に向き合う必要があったのが伝わったので、8年のモダモダも無駄ではなかったように思いました。
でも何と言っても青の一途さがあってこそ、なのかもしれません。
ブレずに想い続けたバブちゃん、大優勝。
彼らの周りもものすごくいいキャラばかりで、吉田くんには青も碧も助けられていたかなと思います。
これからのふたりの日々、また続編として読めたらいいなーと期待しています。
SNSの投稿を見てろじ先生を初めて知った作品だったので、一冊にまとまったのを読めてすごく嬉しかったです。
ろじ先生初読み。本作もノーチェックだったんだけど、レビュー評価が良くて試し読みしてみたら…
これは良い!いいもんみっけ!って感覚。
内容は、高校時代に出会って、ずっと友人で、8年経って恋人に。
…っていうお話。
これが萌えるんだわ…
一応両視点なんだけど、基本は好かれている碧(みどり)くん視点。
誰がみても丸わかりの好き好きビームを向けられて、でも受け取れない。
受け取らないんだけど、青くんのLOVEは浴びたかったのね。
わかるけど…ちょっとずるかったね〜。
その辺は自分でもわかってて、自分を「かっこ悪い」って言ってたけどね。
一方青くんは…なんて可愛いのかしら。
一途っていうか…もはや信念?
岩をも通したね。いや岩じゃないか。碧くんのやわいココロ。
良かったねぇ〜しか出てこないわ。
エロが無いところも良い。(だが攻め受けは想像しちゃった。当たってた。)
神とも迷ったけど…「萌x2」で。
初恋同士のような2人がトントン拍子に上手くいって幸せ。
ではないけれど、山あり谷ありの特別大きな出来事があるわけでもない。
高校の同級生だった青と碧の心に寄り添いながらじっくりと語られる、8年間のとても優しくて人間みのある恋のお話でした。
友人として長い期間を過ごした2人の高校時代の出会いから現在に至るまでが描かれています。
赤ちゃんのように感情表現が豊かな青と、青と自分の気持ちに気付いていながらもなんでもないと蓋をしてしまう碧。
読んでいて焦ったいな〜!と思わなかったのは、性格が真逆な2人の両視点の作中から見えてくる心理描写が非常に丁寧だったことが1番大きいのかもと思います。
相手が持つ、自分が持っていないものを好ましく思う2人が好きでした。
8年間って長いですよね。でも、8年間ずっと相手のことを考え続けていられるのはすごいことなのかもしれない。
想いを言葉にして相手に伝えることや、想いを受け取ることに臆病になったり慎重になったりするのは、それこそ相手のことが本当に好きだからなんじゃないかな。
それだけ大切な人だからこそ、たった2文字のシンプルで短い言葉を素直に伝えるのが難しい。
きっと2人にとって8年間は必要な年数だったのでしょう。
読後に2人の今後を想像した時、悪い未来はあまり想像が出来ませんでした。
青にも碧にもそれぞれを大切にしてくれる友人たちが周囲にいて、彼らの存在無くしては決して育たなかった関係だと思います。
青と碧はもちろん、誰も彼も何気なく印象的な言葉を残す素敵な人が多くて、なんだかすごく良い関係性だなあなんて。自分のことを思って何かを言ってくれる人がいるって幸せなことですよね。
全登場人物の中で、私はやっぱり吉田が1番好きです。
彼がいるのといないのとでは話の内容がガラッと変わってくるのでは?
一歩ずつゆっくりとした歩みで進む恋も良いなと思える、心理描写が素敵な作品でした。
優しい絵柄と柔らかい空気感が素敵な作品ですね。
青と碧の恋愛の軌跡を描いたこの一冊は、高校時代の出会いからモダモダ期、そして社会人となった2人がやーーっと自分の想いを伝え、伝え合うまでがじっくり。
特に目立った大きな出来事はありません。恋心は心の奥に秘めたまま、ただただ普通の"友だち"として日々を過ごす青と碧の姿があるだけです。
でも青は碧を好きって言う気持ちがダダ漏れで、碧はそのことを分かっていながら青の気持ちを試すような様子伺いに徹しています。そんな微妙な心の距離感の2人が織りなす物語です。
青は碧のことが好きだけど、"彼女"のワードが邪魔をして臆病になっています。碧は青の反応をみたり気持ちを探ったり、こちらも別の意味で臆病になっている感じです。
好みの問題ですけど……私はこうした表面化でのスッキリしない駆け引きがあまり好きじゃありません。
「なんか言うことないの?」とか「何でだと思う?」とか。
青に言わせて碧はどうしたいんだろう?
青の返事次第で自分の行動を決めるとかそういう事?
碧の方が青の気持ちを知りたくて堪んない気持ちが伝わってくるのに、碧は自分から動くことはなく焦ったくてモヤモヤしました。
こんな風に色々悩むなら直接聞けば良いのに!って、ウガ〜ッとしながら読みました。
碧というキャラクター性を考えると、まぁ何となく理解もできますけど、大学の4年間まるまる無駄にしたような気がしちゃってもったいなかったなって。でも見方によれば、会ったり会わなかったりの時間があったからこそ、気持ちを再確認出来たとも言えるかも知れません。
付き合ってからは意外にも積極的(キスのみですが)だったので、チャラかな^ ^
エロというエロはナシ。キスのみです。
これだけ焦れさせたんで、期待はしてなかったかと言われたら嘘ですが(笑)、お互いに自分の気持ちを曝け出しただけ良しとしましょう!
2人を見守ってきた友人たちがホッとした気持ちに私も同調したいです。
日常の生活にあるBLは、派手さはないけど心理描写が映えるストーリーが多いですよね。この作品も青と碧の繊細な気持ちの描きがメイン。2人の恋愛は遠回りしたかも知れないけど、ちゃんとあるべき場所に収まってくれました。
最後は「好き」ってお互いに普通に言える関係がとっても素敵でした。
読後感はもちろん良しです♪
性懲りもなく買ってんのかよ
確かに 仰りたいことは重々わかっておりますとも
自分でも最近気づいたんですが pixiv出身の作家さま方と相性があまりよろしくないんじゃないかな?とね
なので! 絵面はほんと好きなので 三度目の正直的に これでハマれなければ卒業も辞さない覚悟です 今回 ハイ
んんん んんんんん
面白く読めはしたんだが だからなんだったんだって話で
吉田が 感もよきゃ性格もいいヤツだったなってところだけ残っちゃった
あれ? 吉田主役じゃないよね
3冊読んで思ったけど うじうじ系の男子がお好きなんだね
で その相手は迷いながらも真っ直ぐに自分の道は自分で切り開いていく芯の強いタイプの子
青に限ってだけじゃなく アンヨは上手アンヨは上手って感じの よちよち歩きのおぼつかないものを見せたいんだろうな
あとはあれです
人を好きになる事より 他人を好きになることで起こる不安や悩み そこに生じる葛藤
これを描くのがお好きなんだろうな と
てか こういうお話を素直に読めない人間でほんと申し訳ないんだけど
なんかね こう 人にはそれぞれ考え方や悩み方があってみたいなのを存分に魅せてくださってはいるんだけど だらっとしたお話に見えてしょうがない
山場がイマイチわからなきゃ ずーーーっとぐだg いや ぐらぐらしてる?
ううううん 瞬間 卒業も辞さないとは思ったんだけど なんかななんだろ 何が合わないんだろ?
むしろハマれない理由が知りたいので ここはちょっと留年ってことで 一拍おいてまたチャレンジします ってことにさせてください
ろじ先生がはじめて描いた創作BLがやっと商業コミックスとして発売されました。
二次から応援していたので、待ちに待った単行本化でした。
ろじ先生の優しさに溢れている世界観も変わらず、攻めがバブちゃんで受けが男前です。お互い素直になれず、好意はバレているのになかなか気持ちを伝えられないふたり。タイトルの通りに攻めは青で受けは碧です。
また、家族や兄弟、友だちなど周りの人に恵まれているキャラが多いのですが、今作では周りの同級生がとても魅力的です。男の子だけじゃなく、女の子もいい子です。
物語は受け攻め両方の視点から読めるので、読者はふたりの気持ちがわかります。ふたりのもどかしさを読んでいるので、よりふたりを応援したくなります。
碧に会えて嬉しくてニコニコのバブになる青。「いやだなぁ…」と泣く青。大好きな碧へ子どものように素直に気持ちを顔に出します。でも、ずっと好きだとは口に出せません。
誰だって好きだと言った後に拒絶されたり離れられてしまったりしたら辛いし、なによりも振られるのは嫌ですよね。
そんな中で、「好きでいるのしんどいからって距離とっても しんどくなくなるかけじゃないよ」という青の友だち、ありさちゃんのセリフは心に響いてきます。
また、吉田と飯田の碧の悪友たちの言葉にも胸を打たれます。「自分で吐いた言葉で傷つくの 自分じゃないの?」男同士ということを否定している碧に対して、諭します。
友人は時には悩ませたり、傷つけたりもします。でもやっぱりここぞとばかりにちゃんと謝れるいい友人たちです。
ひとりだけだったら諦めたかもしれない恋も周りの人によって、ゆっくりと育まれていく様子はとてもいいなと思いながら読みました。
このふたりはスピンオフがあるのでそれもお楽しみに。
高校生の時から大学卒業して社会人になって2年。合計8年、やっとふたりは互いに好きと言えます。
その翌朝のふたりの涙。ホントによかったね!と読んでいるこちらも嬉しくなります。長い時間がかかったけど、その時間があったからこそ同性を好きであることに関してや自分の気持ちの整理がきちんとできたんだと思います。
相手にとっても自分にとってもかっこよくいたいふたりの気持ちが、素直でいいなと思いました。
ろじ先生はエロを描かないとお話されているので、キスまでです。でも今作は他の作品に比べてたくさんキスしているシーンがある気がします。エロはないけど、ニヤニヤしながら読める作品だと思います。
カップリングとしては素直に気持ちを出せる(むしろダダ漏れの)バブ攻め×自分の気持ちに中々素直になれなかった世話焼き男前受けって感じでしょうか。
受けの子が自分の気持ちに中々素直になれず関係が進展しないまま8年の月日が流れます。早よくっつけ!みたいな雰囲気のお話じゃ無いので私はもだもだ系ではないと思ってます。
行為自体は終盤にキスだけするんですけど、それよりお話の流れだったり2人の気持ちだったり周りにいる友達だったり...ストーリーの雰囲気がとても良いので気になってる方はぜひ読んでみて欲しいです。
ちなみに私は吉田がめちゃくちゃ好きです(ネタバレ)
SNSでずっと追っていたのでコミックス化されてとても嬉しいです。
内容は知っていたとはいえやはりまとめて1冊で読むとまた流れが分かって良いですよね。
続きもまたぜひ読みたいです
青と碧、
2人の視点がクロスしているから、
それぞれの隠された感情や
微細な心の動きをじっくりと堪能することができる。
攻め受け、なし。
愛のこもったキスは、胸がキュンとなる。
エッチはゼロだから、
純愛だけのピュアな関係にうっとりしてしまう。
お互いに相手を思いながらも、
なかなか言葉に出せない両想いが、
高校1年生からずっと続く。
大学では一緒に過ごす時間が確保し、
社会人になった24歳の頃、
ついに、想いが通じ合って付き合い始める。
その後は、同棲という形で関係がさらに深まるというお話。
碧、
完全なクーデレ。
常に2位のポジションにいる
最初は1位の青のことをライバルとしか見てなかったのに、
知らないうちに、
その気持ちが恋に変わっている。
でも、頑固で、
新しい気持ちを自分で認めたくない。
青の自分への気持ちが
最初から見透かしていたのに、
心の中に鍵をかけて、
意地張って、
結局、青のことがめちゃくちゃ好きなの。
青、
見た目はイケメンで男前だけど、
実は超健気で一途な男子。
学力も運動も成功しているけど、
碧のことは、
こんなにも諦めたくないって思うくらい好きすぎている。
その吐き出せない想いとか、
必死に気持ちを繋ぎ止めようとする姿とか、
付き合っても何かを失うのが怖くて、
自分の中にしまい込んじゃう姿とか、涙が出ちゃう。
碧の強さに救われる感じがじんわりあたたかい。
青の碧に向ける無邪気な笑顔とか、
照れるときとか、
泣き虫だったりとか、
純粋で無垢な乙女心がすっごく可愛い。
ただ、個人的には赤ちゃんみたいなデフォルメがちょっとやりすぎかなと感じる。
2人がずっと周りの仲間の応援があって、
ストーリー上も本当に素敵。
真の愛は、すごく深いものだよね。
恐れや不信を乗り越える勇気が必要だ。
それに何年たっても、
気持ちが揺るがない2人、すごく尊い。
2人の中に秘められた
不器用な恋心や、
不安で満ち溢れている焦燥感、
その愛情を上手く伝えられないのが最大の葛藤。
8年間にずっと抱え続ける
もどかしい心のざわめきがたまらない。
ずっと吐き出せない想いが、
溢れる愛情に変わって、
一緒に生活して最高に幸せな2人になっていく様子が最高で
2人の成長を追いかけて、
純粋な感情と
深い絆に溢れた関係に癒されるし、
ほんわかとした気持ちになる一冊でした。