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いつかお前を飼い馴らしたい
domestic beast
変わらず絵が洗練されたアニメのようで見応えあります。動きや表情まですばらしい。
桜次郎が傲慢で態度が悪いのは孤独からくる反抗なんですね。
で、殺人を犯して罰を受けるのは当然でありながらフィクションでそこをきっちり描かれるのは納得感があります。
ただストーリーとしてその罰が恋愛へと発展していくというね。うまいことできています。
壱真のルックス、髪を上げた時、おろした時、無口で必要なことだけを話す…など好みどストライクでした。
桜次郎が繁殖期の時にかわいくなって、壱真に触れられた時の表情が気持ち良さそうな猫みたいで萌えでした。
そんな桜次郎を憎らしくも愛しく思う壱真の表情が色っぽくてめちゃくちゃよかった。ここが個人的にいちばん好きでした。
特殊設定ではあるけれども、結局は執着独占欲ですもんね。と言っては身も蓋もないですが。
バイターの力を壱真がどう制御するかがポイントで、それにより壱真の自分への執着を桜次郎が感じて求められる喜びを知ったのだから、設定が活かされている。だからすんなりおもしろく読める。
と見たままのことをすみません。
執着+独占欲による愛情を交わし合えるいい物語だと思いました。
スモーキーネクターを2冊復習してから読みました。
桜次郎がなんだか可哀想な生い立ちでしたね。親父クソだな!
見て見て!構って!が満たされなくて、なんかめっちゃ能力高くて…。歪んで育つよね(泣)
壱真の執着がいいですね〜!執着大好物です。憎まれても殺されそうになっても手放さない。ここまでされちゃったら桜次郎も満たされるよね?
殺してやる!から僕を見てろ、まで読み応えがありました。壱真すごいね君!
桜次郎の丸ごと心も体も手に入れて看取るまで離れないって。
そうなんだよね!スモーキーネクターの方でも思ったけど、バイターって孤独だもんね。
しかもあのクソ親父だし。これからは自由に生きていけるといいね!
「スモーキーネクター」のスピンオフでバイターの桜次郎と管理者の壱真のお話です。
独特な世界観なので前作を読んでいたほうがより楽しめると思います。
序盤は桜次郎を飼い馴らそうとする壱真の執着が怖くて、甘さの欠片もない展開が少々しんどかったです。
しかし、壱真の真意を知った慶宗によって壱真と引き離された桜次郎が自らの意思で壱真の元へ戻った時は心に来るものがありました…!
桜次郎の孤独を癒せるのは壱真だけという特別感が良かったです。
シーモアはトーン修正でした。
お互いを求め合う壱真と桜次郎にときめきました。
最後はもう少し説明が欲しかったですが、有生とみつるの仲睦まじいところが見られたので概ね満足です!
ドメスティックとは家庭内のという意味だそうで。
乱暴に直訳をすると家畜やペットとなってしまいそうなところですが、今作を読んでみると「俺だけの獣」かな…なんて印象を持ちました。
前々作・スモーキーネクターで存在感を出していた桜次郎のスピンオフとのことで、これは一筋縄ではいかないんだろうなあと思ってはいたものの、相手となる壱真もなかなかのクセ者でしたね。
あんみつCPとは真逆のヒリヒリとした関係性がとても新鮮で、環境が異なるだけでこうも雰囲気が変わるものなのかとバイター設定のおもしろさに唸る。他の家がどうなのかもすごく気になります。
全体的に仄暗さが漂う、彩度と糖度が低めの世界観+下剋上+主従+執着…と、刺さる人には刺さる組み合わせなのではないでしょうか。
私はどちらかといとスモーキーネクター組の方が好みでしたが、このタイプの執着攻めの執着っぷりは読んでいてわくわくとしました。
スモーキーネクターを読んだ際、桜次郎という人は歪んだ心を持った小さな子供のような人だなと感じたのです。
そんな彼のバックボーンと共にその後の姿が描かれていくわけなのですが、歪んだ心を持ったまま育ってしまったのも理解が出来るもので、なんというか非常に生きづらそうなんですよね。
美しくて孤独な獣。桜次郎を欲してやまない壱真もある意味獣なのかもしれません。
飢えた獣同士の攻防戦のようなやり取りは読み応えがありましたし、一筋縄ではいかない関係性も良かった。
しかしながら、2人のCP的には萌かなと。
あんみつCPほど大きくは刺さらず…壱真が桜次郎にここまで執着をする過程がもっと読めたのならと思います。
ただ、桜次郎の兄・慶崇のエピソードが良かったので萌寄りのこちらの評価で。
不器用な愛情が切なくもどかしい、弟大好きなお兄ちゃんが気になって仕方がありませんでした。兄弟エピソードももっと読みたかったな。
お兄ちゃん好きな方はコミコミスタジオさん特典のリーフレットをぜひ。
読むの勿体なくてずっと読めてなかったんですけど、やっと読みました。やっぱミナヅキ先生は天才だなって.................
本作はスピンオフ作品なので、スピンオフ元のスモーキーネクターを読んでないと、ちょ〜っと世界観が分かりづらいと思います。
まだ読んでないという方は、絶対に、絶対に、読んでくだだだだださいーね、ガチ、へへ
以降はネタバレしかない感想です。
スモネクだと当て馬...にまではいかないちょっとしたスパイス程度のキャラだった、桜次郎が主人公です。
この桜次郎くんはバイターという吸血鬼みたいな存在なんですけど、ちょっとやっちゃあいけないことを色々したわけで.......ア〜〜〜ッ説明すんのがめんどくさいので、手っ取り早く試し読みして下さい!!!!
この桜次郎の面倒をみることになった、攻めの壱真の歪み具合にゾクゾクきましたね。
試し読みの時点では、真面目なイメージしかなかったのに、本性はドロドロ執着剥き出しチッチっ男なんですから...チッチッ
桜次郎は強気で俺は誰からにも指図は受けねえ〜!シャーシャー猫ちゃんみたいな受けなので、相性最悪じゃん!!こんなのどうやってセックスに持ち込めば...!?って思ってたら、それを逆に嬉しそうに受け止める壱真よ...
違うわこれ相性最悪じゃなくて、相性最高なんだ...
壱真は飼い馴らしたいと、桜次郎は飼い殺すと、どっちもどっちやんけ〜!って
誰にも求められてこなかった桜次郎が、壱真に求められて懐柔させられてハッピーエンド?でした。
桜次郎は猫ではないけど、猫ちゃんって最期は家族から離れたがるってよく聞くので、猫っぽい桜次郎が壱真に、飼うならちゃんと看取ってって思ってるのきゃ〜らしか!!!て思いました。にゃ〜ね〜〜〜〜(?)
ミナヅキ先生の画力が高くて毎度驚くんですけど、ドメスビでめちゃくちゃ良いな〜って思ったのは表情でした。
桜次郎の余裕のある時とない時とコロコロ表情が変わるのに対して、あまり態度を崩さない壱真が、濡場では余裕がなく獣くさい表情がちゃんと描かれてて良い。
画力が高すぎる故に分かる、壱真が何着ててもちょっとパツパツの服たちがかわいい、かわいそうに、、、え?笑
こういう逆転主従関係いいな〜って目覚めました。ミナヅキ先生ありがとうございます。これからも最高な作品を生み出していってほしい。
あ!ちゃ〜んと、スモネク好きには嬉しいあんみつもちょっと出ます!!ねえ〜嬉しいねえ〜あんみつはいくらあっても助かりますからねえ〜〜...あんみつforever...しんじろforever.......ほな...チッチッ
最近のBL作品は似た内容が多くて新鮮味を感じられなかったのでなんとなく離れていました。
前作が面白かったので買ってみました
最初から最後まで歪んでて、これハッピーエンドでいいんだよね?って感じで新鮮味があり読み応えがありました。
受けの歪む原因のエピソードは結構納得できたんですが、攻めの執着の理由がなんとなく弱かった気がして、あれだけだとただのMやん…って。まだきっとあったと思うんです。そこら辺の心理描写もう少し深掘りしてほしかった感じはあります。
かなりボリュームはあるんで読み応えはバッチリ
それに加えて作者の絵が上手いので評価を底上げしてくれました
居場所?愛?家族?受けが欲しかったものが手に入ったけど、攻めは結局受けの何を求めてたんだろう。
恋人になりたかった?服従させたかった?居場所を作ってあげたかった?それともそばにいてくれれば愛なんていらないオッケー!くらい歪んでたとか?読み取れなかった私はまだまだ未熟者です。
最近お決まりのBL作品よりもこうゆう新しい終わり方の方が好きかもしれないです
多分表紙カバーイラストを見て気になった人は「買い!」だと思います
前作未読で表紙に惹かれて気になって仕方なくなりました
レビューを読んだりして前作未読でもいけそうかもと思い、思い切って買ってみました
そして「買い!」とお勧め出来る位にハマりました
多分前作にあたる「スモーキーネクター」も買ってしまう気がしますw
レビューでも見かける「あんみつ」や「家」事情を知りたくなりました
甘すぎない関係性や対立するような主従関係から始まる話が好きな人には読んで欲しいです
もし、この作品に続編があるなら最高のバディものになっていくと思います
つまり・・・続編読みたいです!!笑
佐藤拓也さんが好きで、スモーキーネクターのドラマCDからコミックに来ました。
桜次郎のその先がとても気になっていたので、「ドメスティックビースト」とても楽しみにしていました。
執着独占欲が大好きなので、
壱真の執着っぷりが堪らないです。
一途な想いが行き過ぎていて、でも、純粋なただ欲しい。手に入れたい。桜次郎が自分を選ぶように、身を引くところはギュゥってなりました。
なのに、ベランダから見える所で、舌を鳴らすとか、敢えて部下を使って、桜次郎にイギリス赴任と結婚のことを聞こえるようにしているところとか、、、
策略家なところが好き。
お兄ちゃんはお兄ちゃんてただ弟を愛しく想っている兄弟愛も魅せてくれた。
スモーキーネクターが大好きだし作家買いです。
受けくんがかわいすぎるビジュアルはあんまりなんです。髪型どうなっとる?
攻めは雄みたっぷりでアンナより身体が大きいし
ドタイプやなーって思いつつ
積んでるうちにちるちるの一位になっており
急いで読みました。
うんやっぱり極上の執着攻めでしたね。
ミナヅキ先生の描く攻めってほんと極上です。
目力がすごいの。腹黒っぽいのも今回よかった。
桜次郎はもともとお姫様で幼稚なキャラだから
あんまり好きじゃなかったんですが
王道な陥落?こんな身体にしたお前が
全てなかったことにして結婚だとお??は?
ってな執着→箱庭エンド。
美しかったけどまた足首に抑制器つけてたよね?
なんですか?プレイ?自由になったはずでは?
そこちょっと気になりました。
面白いけどスピン元を上回るほどではないかな。
作家様買いです!前作のスモーキーネクター2冊が大好きだったので期待大で購入しましたが....重めの執着で素晴らしく良かったです〜!!
足枷で管理される受けと口の中(舌ピに見える)の抑制装置で制御する攻めという設定がドストライクでした!
若干ヤバめな重めな攻めとそれに抗う受けを堪能できる素晴らしい一冊でした!
本編後のお話ももっとどこかで読めたらな〜と願ってます。あとほんとに絵がうますぎて、全コマ美麗です。
雑誌掲載時から単行本化を心待ちにしていました。
前作『スモーキーネクター』はだいぶ前に読んで、復習せずに一読したのですが、世界観を掴むのが少し難しかったです。前作を復習後に再読したらすごく楽しめました!(Renewは未読)
受けの桜次郎は可愛い顔をして行動がエグい、かなりじゃじゃ馬で女王様な強気美人の吸血鬼「バイター」。
その管理者の壱真は、初めは涼しい顔をしてますが、実は桜次郎を飼い慣らそうと画策している、ちょっと腹黒な俺様執着攻めです。
壱真は色気があってお顔が好きです。体もがっしりしていて素敵。滲み出るエロスを感じます。オフでは前髪下ろすのも良きです♡
序盤、壱真が桜次郎に本性を現す場面、下剋上を感じさせて萌えます。壱真に組み伏せられ、殺意を抱くほど憎む桜次郎。しかも壱真を変態呼ばわりw
ここからどうBL展開になっていくのか、ワクワクします♪
次第に明かされていく壱真の長年の執着。前作に続きここにもドのつく執着攻めが!w
そして桜次郎に、吸血の必要となる繁殖期がきます。普通はドナーを用意されますが、血の提供は壱真のみと宣言されてしまう。出た〜独占欲〜!
初めて吸血する一連のシーンは、ゾックゾクしました。猛獣を飼い慣らさんとする壱真の興奮がこちらにも伝わってきます。吸血される壱真、嬉しそ〜w
この繁殖期を過ごす二人の描写が大変エロい!壱真に雄みが出て、桜次郎が圧倒されてちょっと可愛くなるとかもう…たまりません!
後半、桜次郎の兄に二人の関係性を勘付かれ、引き離される二人。壱真が桜次郎の家の前に来て、目線を合わせるシーンがまた良かった〜。桜次郎の「粘着ストーカー男」とあざける顔が嬉しそうです。
ラストは桜次郎が自ら壱真の元へ。
壱真が穏やかな表情でストレートに桜次郎に求愛し、それを桜次郎が見下しながらも嬉しそうに応じる場面は、とんでもなくトキメキました…。
孤独な幼少期を過ごしてきた桜次郎には、壱真の強い執着が嬉しいんだなぁと。
書き下ろしのラストは、桜次郎がツンデレな可愛い子ちゃんになっちゃって、壱真は優しい溺愛攻めになって、めちゃくちゃ激萌えで終わりました!うーーわーーー最高ーーーーー!!
執着攻めと強気美人受けを愛する自分には、最高の作品でした!これからも何度も読み返しそうです♡
続編も!って感じの終わり方ではないですが、もうちょっとこの二人の物語が読みたい!!
ぜひぜひ番外編を〜〜〜!!
紙本購入 トーン修正(緩めな修正です)
作家様買いです。
大好きなスモーキーネクターのスピンオフという事で発売を首を長~くして待っていました。
あまりに楽しみにしていたので、読みたい!でも読んだら終わってしまう!というジレンマを抱えながら読了しました。
桜次郎はスモーキーネクターで人を殺し、あんみつにも危害を加えますがその言動が自分本位であり理解できなかったのですが、原因は倉持家にあったんだなぁと理解。
ある意味傍若無人の桜次郎が壱真と過ごす事でどう変化していくのかとても興味がありました。
好きという単純な感情だけじゃなくて、もっと相手と深い結びつきを求めている様に感じました。
壱真の桜次郎に対する気持ちが憧れ、羨望、飼い馴らしたいといろんな感情で執着しているのものすごく萌えました。
それとお兄ちゃん(慶崇)ってもっと常識離れしてる感覚の人なのかなと思っていたんですが、弟想いのいいお兄ちゃんでした。
先生のスタイリッシュな絵柄とお話がピッタリです。
何度も読み返したい作品です。
スモーキーネクターのスピンオフです。
ネクターの女性を殺してしまった桜次郎のその後のお話です。
オリジナルと設定は同じにしても毛色がちょっと違います。同じ執着攻めですが、オリジナルの方のアンナはどっちかっていうと陽の気(好意がダダ漏れ)があるのに対しスピンオフの大庭は陰の気(粘着質な好意)がある執着。
好きな相手を飼い慣らし、自分がいないとダメになるように身体から懐柔していく様はちょっと闇です。
自分の手に堕ちるように桜次郎をコントロールするのはさすがというか、長年の気持ちが重いというか…とにかくそんな粘着攻めに翻弄される自由でわがままなバイターの物語です。
シリアス寄りなテイストで、あまり甘いお話ではありません。仄暗い中での静かな愛が響くBLです。
大庭のねちっこい愛情に徐々に浸食されていく感じでしょうか。気付かないうちに桜次郎が大庭に堕ちていきます。
桜次郎を飼い慣らすために抑制器をつけたりしてましたが、彼の身体の自由を奪い外的機器で支配をしたとしても、その場限りのものでなんの意味もないんですよね。桜次郎の心に1番響いたのは、自分が求められていること…腫れ物に触るように扱われるでもない、誰かに愛されることだったのかな、と。
桜次郎の兄は弟のことを可愛がってはいましたが、その前に「家」という壁があるので、桜次郎の思う愛情というものを与えられてはいなかったように思いました。何よりバイターであるが故に育った環境が異質過ぎて、彼が歪んだ方向に育つのも無理はありません。
大庭との生活や関わりは始まりこそ最悪だったかも知れませんが、これが結果的に桜次郎にとっての運命の出会いであり心の救いに繋がりました。
大庭の桜次郎への愛は分かりやすいアプローチではなかったけど、最初から桜次郎にしか興味を示さなかった彼の想いはブレていません。"バイター"の桜次郎に惹かれていた面はあるとしても、彼自身の心も身体も全て手に入れたいと思う大庭の気持ちって、もう桜次郎への愛情にどっぷり支配されてますよね。
相手を支配したいのに、自分自身も既に相手に支配されているというジレンマ。
それは大庭にも桜次郎にも言えることなんですが、でも彼らにとって一番心地良い共生状態かも知れません。
彼らの恋愛はまだ始まったばかりで、これからの育みに期待したいです。生きづらい日本を離れ、桜次郎もこれからやっと自分らしく生きられる時間が得られそうですね。
アンナとみつるのように…とは言わないけど、2人のイチャつくところや甘い空気感の恋人モードの姿を長い尺で見てみたいなって思いました^ ^
「スモーキーネクター」のスピンオフです。
1冊目に登場した蔵持桜次郎。みつるにちょっかいを出したバイターですね。
共生契約をしていた女性の血を吸って死に至らしめたことは、世間的には病死で処理され事件にならず刑罰を受けなかったけれど、その後日が本書で描かれています。(2冊目のRenewでも触れられてはいますが)
こちらでは、桜次郎が主人公。
くだんの事件で海外に行かされて2年、帰国後は蔵持家のバイターの跡継ぎの任も解かれ、管理者のもとで監視されることに。
桜次郎の兄の友だちである大庭壱真が新たな管理者となり、大庭家の実家ではなく壱真のマンションで暮らし始めます。
面白かったです。「スモーキーネクター」を最初に読んだ時から、特殊設定が自然と頭に入ってくる話運びのうまさと、この作風にもマッチした少年マンガ風の絵柄に魅了されていますが、スピンオフにおいても健在でした。
今回、はねっかえりで非常識な桜次郎を管理するということで、新たに「抑制器」というアイテムが出てきます。
まあ、孫悟空の輪っかみたいなもので、あちらは人為的に三蔵法師が懲らしめようと思った時に読経で発動しますが、こちらは一定の条件下による自動制御です。これに、後日問題となる人為的操作も加わるのですが、このアイテムがとてもよかった。終始効果的に使われていました。
抑制器は監視用でもあり、捕獲、独占、束縛を意味します。管理は役目であり、役目にかこつけた極めて個人的な執着の現れというのも良かった。
こんなに監視されていたら息が詰まるし桜次郎でなくても反発したくなると思うのですが、この抑制器を外して自由の身になっても壱真の元に舞い戻ってくるという行為の裏打ちとして、最大の説得力です。
しかもラストシーンで、また足に抑制器がはまっているのにも唸りました。この一枚の絵ですべてが分かるというのが心憎いです。
巻末読み切りの「檻の外」では、家に切り捨てられた二人が描かれています。
アンナみつるの二人はいかにも幼馴染みでニコイチな様子が微笑ましく、基本的に仲良しですが、こちらの二人は反発するかわいこちゃん受けを手のひらで転がす攻めという全然異なる間柄でありながら、割れ鍋に綴じ蓋感を感じました。
この二人もシリーズになるといいなと思います。
『スモーキーネクター』のスピンオフ。スモーキーネクターのお話で暴れていた蔵持桜次郎が分家の大庭壱真に管理される。懐かない桜次郎を従順にしたい壱真の執着心にドキドキハラハラ最高だった。
大好きなシリーズなので楽しみにしてました!
期待以上、最高に面白かったです!
今作は前作であんみつの敵でありちょこっと協力者でもあったバイターの桜次郎のお話。
悪いことしちゃったので2年間軟禁された後わがまま坊っちゃんがどうなるのやらと思ってましたが、最初の方は管理者の壱真の得体が知れなくて、家も絡んでるので恨みか?執着か?とワクワクしました。
桜次郎の体内に埋め込まれているバイターの力を抑制する装置、壱真が動かしているその作動スイッチがどこにあるのかわからなかったのですが、それがわかった瞬間、ズギュンときました!!舌ピがスイッチ!とってもエッチ!!
お互いきっかけは生まれた家であり、バイターの家系とそれに仕える家系の者でしたが、家のしがらみから放たれてお互いが桜次郎と壱真というただの個人として求め合う結末で、とっても良かったです。
桜次郎も寂しかったんだなぁと…
これはもう、おかわりしたい!甘々生活の後日談をぜひ!
あとは私の大好きなミナヅキ先生が描かれる幼児時代、桜次郎も見れて大満足でした〜めっちゃ可愛いかった!
兄の慶崇のブラコンぶりも良かったです、仲良し兄弟だなぁと…確かに前作でも垣間見えてましたけどね。
桜次郎の髪型がフワッフワで触りたくなりました。
そして壱真がまた男前!体格も良いし硬派な感じなのに舌ピですよ…もう一度言いますがエッチです。
もうずっと桜次郎しか見えてないことに萌えました。
ぜひともシリーズ化してほしいです!
ついに出ましたね桜次郎のスピンオフ!あのヤンチャな彼が壱真に翻弄される姿が面白くワクワクしました。
単純で本能のまま獣の様に動く桜次郎と何を考えているのか分からない策士の壱真の攻防が面白くて、人間とバイターなのにちっとも負けてない点が良いのですよ。壱真が持っている桜次郎の抑制器の制御装置の場所に激萌でした。www
最初は反抗して拒絶してたのに、いざ壱真と離されると誰が自分だけを見てくれていたかに気がつくところにキュンと来ました。
更にそのキッカケが桜次郎の兄が壱真をイギリスにやって、壱真を結婚させようとしてたことだったことに滾りました。
今回はバイター同士の闘いがなかったので、大好きなバトルシーンが無かったのは寂しかったですが、攻めの壱真の執着愛が重くて凄く好みでした。
この世界観が好きなのでまた続編かスピンオフをお願いしたいです。
窮屈で孤独な世界に自分だけに執着してくれる人がいたら、そりゃあ絆されるよね。
っていう割と単純なお話だと思うのですが、漫画が上手い先生が描くとやっぱりめちゃくちゃおもしろいです。最終的には生きづらさから少しでも解放されてありのままの自分を出せるようになれたのかな、とじんわり泣けました。これからはふたりで幸せに笑って過ごしてほしいです。
本編アンナ&みつるのスピンオフ、甘さも馴れ合いもない桜次郎と壱成のお話。大事に育てられたバイターの桜次郎の歪みを上回る壱成の躾という管理が変態プレイのように発展していきます。体格差と作画の美しさにうっとりしつつ、ラストに向けてのスピード感のある展開がミナヅキ先生らしいです。体育会系の攻めにモンスターな受けをモザがない、うまい身体の書き方がストーリーに集中でき、もう少し危なっかしい2人のその後も見てみたいと思わせる作品です。
スモーキーネクターで登場した倉持桜次郎のその後です。
桜次郎は、共存契約をしていたネクターの血を興味本位で吸ってしまったことから、そのネクター、またその共存契約相手のバイターまでを犠牲にします。
その罪から監視下、足枷、管理支配された生活を余儀なくされることに。
前科者バイター倉持桜次郎と、強くて綺麗な猛獣の彼を飼い慣らしたい倉持家の管理者 大庭壱真とのストーリー。
一味違った愛の形、展開にのめり込みます。
是非、スモーキーネクターと合わせて読んでほしいです。
大好きな「スモーキーネクター」のスピンオフ!
前作の主人公2人が好きすぎて、今作の主人公・桜次郎(受)の印象が全然良くなかったので、この子の話広げるんだ?ヘェ~と思っていましたが、読んでみたらおもしろかったし可愛げあるやんけ桜次郎!!と見事に手の平返りました。
本家でバイターの桜次郎が「主」で、分家で管理役の壱真(攻)が「従 」の関係かと思いきや、壱真の本心が露になってからは逆転したりして、でもけっきょく2人はお互いがお互いを必要で、ここもまた共依存タイプか~~~!と嬉しくなりました。
スモーキーネクターの2人もちょこっと書かれていてかわいいので、ぜひシリーズを通して読んでもらいたい作品です。
スモネクとは正反対でした。何もかもが。
正直読む前はスモネクが良すぎたのでどうかな…と思っていたのですが
ピリリとしたこちらの作風もかなり好みでした。
キャラクターも本当に二人とも魅力的です。
桜次郎・兄の「じろ」呼びも癖になる・・・。最初じろって睨んでいるのかと完全に勘違いしておりました。
壱真の桜次郎に対する執着が静かにジリジリと迫ってきて良かったです。
そして本当はずっと寂しかった桜次郎。壱真の重めの愛でこれからも満たしてほしいな。
ここで終わるのは勿体ない。続きが読みたいです。
シリーズの前作が好きだったので読んでみました。バイターの執着や設定に萌えがつまった世界観。
堅物かと思いきやドS要素ありな策略家っていう萌え要素盛りまくりな壱真と我儘バイター桜次郎、プラスブラコン兄さんなお話。とにかく壱真の作画が神!好みど真ん中な黒髪キャラでした!
ストーリーは結局壱真の思惑通りにおさまった形なのかな。桜次郎も壱真もほくそ笑むシーンが多くて、シリアスなのに二人で遊んでるみたいで面白かったです。欲を言えば、桜次郎には壱真の予想を超えるぶっ飛んだことをやって欲しかったけど…わりとあっさりくっつきました。
ラストシーンを見ると完全に二人の世界。ドロドロ耽美系定番のあの雰囲気。で、注目は足首。二人が抑制器を再装着した経緯が気になりすぎるんですが!そのシーン欲しかった!すごく読みたい!だってもはやただのプレイやん…笑。
巻末短編では前作カプのいちゃいちゃが3ページだけ読めました。正直ここで一番テンション上がっちゃって、設定的にバイターは執着される側より執着する側の方が萌える!と思ってしまいました。(今作カプも最終的には共依存な雰囲気でしたが)
とはいえ執着攻めでハマればたまらんタイプの作品と思います。
この設定大好きなので、またこのシリーズが読めるといいな。
今回はスピンオフです。
相変わらずの圧倒的画力でした!
今回はバトルシーンは控えめですが画力が素晴らしくて、ん?と思うところがないです。
ストーリーはドメスティックにビーストのタイトル通りに、獣を飼い馴らすストーリー。
ヒリヒリとした仄暗い感じがたまらないです…!
まだ、ラブラブというより身体で繋がってるだけのようなので、続編もあったら嬉しいです。
前作の2人も出てきてこちらは仲良さそうで、安心しました。
紙本購入
修正はないです。(しいていえば…トーン?)
この世界線のお話大好きです
前作でなかなかクセのあった桜次郎のお話
タイトル通り、ビーストでした
すごく本能的で純粋でした
複雑な環境で育った彼が不憫でもありましたが、おさまるところにおさまった感じ
壱真もクセがあって、二人ともがド執着なのもすごく良かった
お兄ちゃんもやっぱり普通じゃないけど、弟が可愛かったんだなと思うとほんのり切なくて、歪んだ家庭環境だったからこその二人ですが、兄弟仲良く笑ってる絵も見てみたかった
ちょいちょいアンミツも見られて嬉しかったです
最高でした。
攻めの壱真も兄の慶崇も桜次郎がかわいくてしかたないんですね。
全然違う愛し方ですけど。
弟に乱暴な言葉だけど助けをもとめられて行く兄!
壱真に対して、「くれてやったわけじゃない‥」
ひゅ〜‥です(笑)
兄の回想のちび桜次郎はすんごくかわいいです。
かわいい!って慶崇がいっちゃうくらいそりゃもうかわいい。
執着年上攻めにこじらせバイター受け。最高です。
全作のスモーキーネクターを読んでいるとなにこのこは‥と思いますがそれを覆すほどの作品です。
アンナ×みつる がピュアな思い合いで
こちらは 拗らせ合い。
お兄ちゃんは婚約して跡継ぎになるので
また別の家の作品が読みたいです!!
つよつよの桜次郎がお姫様だっこで運ばれるシーンは拗らせているとしても大事なものを抱えてる感があって眼福です。
スモーキーネクターのファンでその時に桜次郎かわいいな、スピンあったらいいな〜と思ってたので迷わず購入しました。
桜次郎は幼少期から「家」に囲われて育った為、自分は特別な存在と思っていた反面、疎外感やもっとかまって欲しいという気持ちを抱えてたんですね。繁殖期の時に仕方なく身体を交えることで桜次郎のなかに壱真に対しての変化が現れてゆく……というのは繁殖期マジック的なやつなのかなぁ、と思いつつなんとなく2人が想いを通わせ合うところにしっくりきていなかったです。でも作画は安定に好きでした!メイト特典リーフレットの桜次郎の好物をきく壱真もかわいいです。
スピン元の2人の方が好きだけど、こちらはこちらで攻めの仄暗い執着が感じられて良かった。見た目的にはスピン元の攻めよりこっちの攻めのクールで凛としたところが好き。この後結構ラブラブになったりするのかな。それなら続きも見てみたい。
スモーキーネクターでは事件を起こしてしまった桜次郎…正直なにしてんだ!という感じでただの問題児で終わるのかと思っていたらまさかのスピンオフが…!
バイターとして大切に大切に育てられたが、その周りとの差が桜次郎は心の溝になってしまったのかなと思いました。兄も弟を思っているはずなのにうまく愛を伝えられない…お互い似た者兄弟で不器用なんですよ…!
女王様の様に成長した桜次郎を周りも手をつけられず、更に周りとの溝ができていたころ、そこに踏み込んできたのが壱真でしたぁぁぁ!
壱真は昔からの執着に近い想いから桜次郎の前に現れましたが、これが一番シンプルで強い想いにも感じました。
最初は抵抗する桜次郎ですが、本能に抗えなかったり、徐々に壱真に懐いていく桜次郎がとにかくかわいいんです!!あの桜次郎が!スモネクとのギャップを感じるのでスモネクもよんで欲しい…
壱真の桜次郎の罪を一緒に背負って生きていくというマインド、数いるバイターのなかでも桜次郎を真っ直ぐ求めてくれたことは何よりも桜次郎にとって嬉しかったのではないかなと思います。所々でる桜次郎の嬉しそうな表情がかわいいんだぁぁ!
壱真に一生溺れるほどの愛を受けて躾直されてほしいです!そしてお兄ちゃんの弟想いなこともいつか伝わってほしいと願う…
いつか力じゃなく、心で通じあって欲しい二人です。
是非続編お願いしますm(_ _)mm(_ _)m!
スモネクの、BLでありながらも事件性のあるお話しを躍動感あるバトルを交えて読んだ興奮が忘れられません、大好きです
そしてそんな神作品のスピオフ!しかも高評価!相変わらず表紙が魅力的で試し読みで「…桜次郎ってあの桜次郎かっ…!」とあらすじをぽやぽや流し見していた自分の注意力の無さに嘆きつつワクワクして本編購入!!
確かにスモネクのスピオフには違いない
でも「あの世界観」とはエッセンスはあるけどまた違う魅力のある作品だなって思いました
スモネク既読の方はキャラの背景とか大枠での世界観、そしてちょこちょこ描かれている前巻から引き続いてのキャラなどを含めて楽しめるとは思います
でも、今作単体で楽しもうと思えば出来なくもない位【この1冊での完成度は高い】ですし、スモネクで話の根幹だった「バイター&ネクター」の話は一切なかったのでやっぱり似て非なる世界観だと思います
スピオフとして見るとあれ?バイター、ネクター、バトルは?ってちょっぴり物足りなさと桜次郎ってお姉さん〇してたよね…?という何となく残るもやっと感…(まぁ続編ではないスピオフだからこの辺は切り替えが必要かな…)
1冊別物として見ると壱真との関係性にひりつくドキドキは充分楽しめたけど糖度自体は少なかったかなぁ~
って何となく手放しで楽しみ切るには何かが引っ掛かる読後感はちょっぴりあったかな…
でも!!これがこの世界が続いて行く上での「序章」と思えば期待しかないのです!←この期待が大きい(>▽<)‼
この辺が評価を迷う所で…萌2にさせてもらおうかと思った矢先…‼
愛のあるレビューを!なんてキャンペーンが始まったしBLアワードをチラつかせられちゃったら…迷った方の高い方で今回は評価しちゃいます!
だって多くの人に読んでもらいたい作品には変わりないですからね(-д☆)キラッ
届け!この愛、先生にーーーー♡
そして期待したい事として、、、
もう電子の修正は全部この修正に統一してくれたらいいのに!!って期待して止まない(笑)
神か?絵が上手いを通り越してもはや恐ろしささえ感じる美しさ。毎ページため息しか出ない!
ストーリーはスピンオフだけど単体でも読めると思う。桜次郎のバイターとしての孤独と壱真の深い執着支配欲の絡ませ方が上手い、すっきりしたストーリーだけど読ませるというか、何度も読んで味わいが増すような感じがしました。桜次郎の兄貴の絡み方も上手い。
なぜか修正が全くない(電子でも)ミラクル。絵が美しすぎて修正飛んだか!?
修正さえ跳ね除ける洗練の極みのような絵。こんな絵を描かれたらもう他の作品読めなくなるよ?って気になるほどの素晴らしさ。なんか美しくかっけえ〜〜。
ミナヅキアキラ先生の絵でばちばちバトル漫画を読みたくなりました。もちろんBLも引き続き読みたい。
だんだん自分の中で消化できてきたのでレビューします。
あんみつの信頼関係も大好きですが、こういうピリッと仄暗い駆け引きめいた関係も好きです。だいぶ雰囲気が違うので、新鮮な気持ちで楽しみました。
桜次郎の強かさが好きで、スピンオフがあると聞いてから楽しみにしていました。今作では、期待していた生意気さと、その内側の孤独を味わえて嬉しかったです。
家による違いが明らかにされていくことで、桜次郎のこともアンナのことも理解が深まった。アンナが人間と生きることを決めたバイターだとしたら、桜次郎は自分と交わろうとする人間を受け入れたバイター。前作は人間が主軸だけど、今作はバイターが主軸。
桜次郎の孤独感というのが、人間との違いを実感して起きているのではなく、その違いがわからないほどあまりにも誰かと関わったことがないから起きている、というのが一味違って深かったです。
壱真の額の傷と、髪を下ろしたときのビジュが大変好みです。最初は管理者なので大人なのかと思っていましたが、桜次郎に魅入られ、執着する様子から、自制心の効かない子どものような者同士の話なんだなと思いました。両者、獣。
舌ピアスがスイッチで、舌打ちで抑制器が発動するというアイデアが面白かったです。
お兄ちゃんの「じろ」呼びが可愛かったし、思っていたよりも真っ当に、弟を大事にしていた。兄弟のお別れは、心情的にも画面的にもお気に入りです。
ちょこちょこ笑える箇所があって、緊張感とその抜きどころのバランスが絶妙でした。
あんみつも登場して嬉しかったです! 癒されたし、改めて最強なふたりだなあと実感しました。
そしてやっぱり、ミナヅキ先生は、本当に絵が素敵! ただ画力が高いだけじゃなくて、ちゃんと漫画として流れてるのが最高。
表情が、まつ毛の一本まで神経が通っているようで、感情移入しました。壱真が魅入られた桜次郎の美しさの説得力がすごい。何気ないポーズ、構図がキマっていて、とにかくかっこいい。
桜次郎も壱真も、名前を消された存在しない存在として共に過ごす結末が美しかった。
子どものままの桜次郎が、人としての(バイターだけど、人間性の意味で)スタートラインに立った。桜次郎の心情に変化があったというよりは、交わる人ができて、何かを感じとる環境ができた感じ。これから色々感じていってほしい。関係として、まだラブではないのかなあと。少なくとも桜次郎からは、壱真と同じ矢印は向いていないように思いました。
これはこれで美しく満足だけど、桜次郎が好きだからこそ、彼の精神的な成長や、充足感を得る姿を見たいので、続編もあれば読んでみたいなって思います。
『スモーキーネクター』のスピンオフ作品です。
『スモーキーネクター』では正直桜次郎のことが好きじゃなくて
購入するのどうしようか…と悩んだほどなのですが
ミナヅキ先生が描く世界観が好きで結局購入しました。
読み始めは、傍若無人な桜次郎に正直イライラしたのですが
彼がこうなった背景が、読んでいくにつれ明らかになっていって同情してしまいました。
桜次郎には何もなかったのではなく、ちゃんと兄の慶崇は桜次郎のことを愛してくれてたのになぁと切なくなったり…。
攻めの壱真の執着心にとてもゾクゾクしました。
最初はひたすら強気で可愛げのない桜次郎でしたが
話が進んでいくごとに可愛い感じになっていって
読み終えた時にはもっと可愛い桜次郎が見たいなーと言う気持ちにさせてもらいました。
基本的にシリアルな部分が多いのですが
最後にでてきたあんみつにほっこりしました。
タイトル直訳は「飼い慣らされた獣」って事ですかね?
お話しを読んだ後だと更に面白いしカッコいいタイトルに思えて来ます
果たして、飼い慣らされた獣は誰なのだろう?
主要な人物は3名
先ずは明らかな獰猛な獣、受けの桜次郎
静かに餓え続けている様に見える攻めの壱真
そして1番底が知れないのは桜次郎の兄、慶崇
この3人は結局「家」というこの物語の世界に存在する圧倒的な象徴に随分と「飼い慣らされ続けて来た」のかも知れない……そう思うとそれぞれの胸の内を想像し色んな角度からお話しを楽しみたくなります
この1冊を何度か読む事や前作の「スモーキーネクター」と併せて再読すると更に色んな解釈が思い浮かんで世界観にどっぷり浸れます(贅沢!)
勿論、桜次郎と壱真の喰うか喰われるか?!のジリジリと距離を詰めていく展開は魅力的な駆け引きで、しかもカッコイイ画で描き出されていて前作で熱くなったバトル感覚を彷彿とさせてくれます!
桜次郎は前作から読むとまさかこんな再会が出来るなんて!と驚きが隠せず、正直アノ桜次郎に魅力を感じてカワイイ…と思う日が来るとは思いもしなかったですw
壱真フィルター越しで見ると桜次郎はこんなに孤独で強く、美しいのに寂しい…手負いの獣を懐かせるような庇護欲を駆られるような可愛さが透けて見えちゃうんですよね
2人共とてもヒリヒリする魅力的なキャラでした
そしてもう1人!前作から読むと、より、兄・慶崇の存在がものすっごく気になります!
お兄ちゃんとしての一面と蔵持家長男としての一面
今作で見えたような、まだまだ秘めているような…
パパの言いなりにならずに「家」を支配して欲しいなぁ!
しかもバイターでもネクターでもない「人」であり、そしてバイターを失った「家」の長男というこれからの立場……今後が気になって仕方ない!
世界観が面白くて好きなので今回はバイターという特殊な設定が少し前作に比べると抑えられていたような印象と、ネクターの存在が全くなかったのが少しだけ残念でした
(ネクターはそれだけレアだから仕方ないのかな…惜しい…!設定が魅力的過ぎる!)
この世界観が好きだからこそ!の続編への期待を込めて萌2評価と迷いましたが神評価をさせて頂きます!!
どうか、また描いて頂きたいっ!!
私が読める多くはない貴重なファンタジーシリーズで大好きです
いや〜楽しかったです!
力を持て余したバイターの桜次郎と桜次郎に強く憧れる壱真の物語。
力の差、家柄、全く対等ではない彼ら。
しかも壱真の憧れは純粋というより、誰にも懐かない獣を従順にコントロールしたい。という少し屈折した憧れ。
当然相容れない関係で終始ヒリヒリした空気感が続く訳ですよ。あ〜楽しい!
Hな展開には少々無理があるかな?とは思いましたが、人の言う事を聞かない桜次郎くんだもの、最初はあれくらい無理強いされてもしょうがないかな?(ごめんよ桜次郎^^;)
割と無茶苦茶?やりたい放題?な桜次郎くんですが、壱真にも兄にもめちゃくちゃ愛されてる。カリスマ性がすんごいのね。
最愛のパートナーを見つけてこれからは心穏やかな日々を想像できるエンドて良かった!
説明になってなくて申し訳ないです。が、もう、良すぎてヤバいです。なんだこれはー!です。ヤバいヤバい言いながら読んでました。。
ゾクゾクしますよ。モダえますよ。いい表情ありすぎて困る。エロアングルじゃなくても攻めのアングルかっこよすぎでやばいです。このシリーズはそもそも大好きで全部神なんですが、今回も最高でした。
迷っている方は是非読んでみてください。多分ゾクゾク、もだえると思います。
ミナヅキアキラさんの作品て全部いいですよね。大好きです。
まじ最高しかない。
良すぎて続きをもっと読みたい!!続編おねがいします!
かなり感情的な感想ですみません。語彙力なくなるくらい良いです
2人の従えたい、やるか、やられる→執着→好き、愛の執着にかわる流れが凄くすき。
新しい組み合わせ!
本来は支配する側のバイターが管理される、という今回の設定
しかも管理する側がバイターの力を抑制+【コントロール】出来るというシステム!
このシステムの組み込み方がセクシーです♡表紙で挑発的且つ意味あり気に目を惹く「舌」にご注目頂きたい♡
そもそもこのバイター(吸血人種)の特性とか世界観を分かっていないと少しパワープレイに見えたりしないかな?と思うので出来たら前作の「スモネク」を読んでからの方がいいんじゃないかな?とは思いますが…どうでしょうかね…?
今回、私が神評価にした大きな理由は冒頭にも書いた「新しい」という点です
今回の攻めは属性としては所謂普通の「人」である壱真
で、受けがバイターの桜次郎
バイターは本来強大なパワーを持ち、到底人が敵う事などあり得ない
しかし、今回桜次郎は壱真に依ってこの力を抑制されている
しかも抑制するだけではなく【コントロール】まで可能
このコントロールによって壱真はビースト桜次郎を予てから自身が抱いていた欲望=強い獣を飼い慣らしたい!を可能にしようと思っています
そんな壱真に屈服などしたくなく抵抗し、反発しながらも彼の「血」がないと立ち行かない桜次郎の葛藤
そんな葛藤さえ壱真はコントロールによって支配します
これ、少しDom/Subの世界に近い感じです
しかも一般的なDom/Subではなく【Subの方が力を持っているDom/Sub】です
表向きの立ち位置的にはSubの方が強いのにDomのコマンドには抗えず、むしろ本能では支配される事を望んでしまう…
SMの関係性でも同様に【Mが概念的ではなく実際にSより強い】関係性です
攻め✕攻めとは違う、本能が求める下剋上!みたいな感じです
この組み合わせって余り多くないのですがすごく惹かれるんですよね、私…(ΦωΦ)フフフ
結構既刊作品だとサブカプとかでチロっと出てたりするだけで全容を見た事がなかったのでこの【下克上的な組み合わせ】が見れただけでもすっごく評価したい!!
私が知らないだけでもしかしたら既に多くの特殊設定上での下克上作品があるのかも知れませんが、私的には今回の2人との出会いは新しくそして最高に魅力的に映りました
前作に引き続き「家同士の家族会議」は続いているようですし前作登場の各家の当主たちも描かれているようでしたので、是非このままシリーズ化して欲しい!!
壱真と桜次郎はまだまだ見たりないし、アンナ×みつるは「ネクター」としての絡みがまだ何か出来るハズ!と期待して止みません☆☆☆
pixivコミックで試し読みしてみたら、思わず衝動買いしてしまいました。すごく面白かったです!前作の「スモーキーネクター」を読んでいなくても楽しめましたが、今度読んでみようと思います!
ストーリーに関しては、ぜひネタバレなしで読んでいただきたいです!
ーーー以下(少しだけ今作の内容を含む)キャラクターやHシーンとネタバレーーー
桜次郎くんのあの生意気な感じが最高です!彼を屈服させたくなるのは、壱真さん出なくても分かr…。でもよくよく読むと周りの大人を舐めたような態度を取っているのは彼の抱える寂しさの裏返しなのではと思うと、涙が…。賢く傲慢な故の孤独か…。壱真さんが罪を犯した彼と真剣に向き合い、共に歩もうとしてくれたのが彼に取ってどれだけの救いだったのか…。
そして壱真さんの執着ぶりには感服でふ…!幼い頃から従者としての責務を果たすよう教育されてきた壱真さんが、ひとたび主人側に回るとその徹底した管理ぶりを発揮し、何が何でも桜次郎くんを手に入れようとする姿は萌えます。従者の家系に生まれていなかったらその才能を活かせたのでは?と思ったほどです。
あとHシーンがヤバい!普段表情を崩さないクールな攻めの余裕を無くした表情を見て受けが動揺している顔なんか最高でした!受け様が最初は快楽に抵抗してるんだけど、だんだん物足りなくなってもっともっとと攻めに強請るのも好みです!そのくせ供給多寡になるとまた強い口調で抵抗し始める…私のストライクゾーンをついていますね…。
Hの最中に桜次郎くんが壱真さんのプロポーズの言葉を受けて安心しきった顔は最高に可愛かったのです!
ーーー以上ネタバレでしたーーー
タイトルは「ドメスティックビースト」という刺激強めでしたが、その本質は救済の物語でしたね。できれば彼らの続きが読みたいです!
スモーキーネクター二作のシリーズのスピンオフです。人の血を吸って生きる人外「バイター」設定があるものの細いことを気にしないなら今作から読んでもアリだと思う。(CPもムードも前作とはガラリと違う為)
以降ネタバレあり。(スモーキーネクターのネタバレもあります)
前作を読了済み後に今作を読んで感じるのはドメスティックビーストは「裏・スモーキーネクター」だということ。スモネクとは全てが対極。前作では種の違いをものともせず乗り越え純愛をより高め決定づけるのに作用したバイターの設定が、今作ではよりハードに苦味と歪みを孕み圧倒的存在感で居座り続ける。むしろ今作の方がバイター(吸血鬼)設定を使った物語として王道だと思う。
人を殺した人外の少年の桜次郎vsその力に魅せられた屈強な守護者の壱真。マンションの閉ざされた空間で服従を迫る息をつかせないサスペンス。全編が前作より話も画も一層洗練されている。2人きり同居する部屋に集中させてるところや、心の育たなかった獣の桜次郎を容赦なく躾けるドSな壱真の攻める様。壱真はひたすらカッコよく、苦しむ桜次郎は美しく、画のスタイリッシュさと画面構成が鮮やかで素晴らしく毎話息を呑むようなシーンがある。
前作から再登場の桜次郎の兄の慶崇が絡むことにより複雑な「家」の内と外の因縁や兄弟の確執と愛も見せてくれて話の落とし所も見事。これがまたスモネクと真反対といえるラストなのが象徴的。
どちらの愛が好きか分かれるところだと思う。(もしくはどちらもどちらと思うか)
描き下ろしのアンナとみつるの会話もアンナと桜次郎が対極にいることを際立たせている。
ただ一点、BLにおいて野暮かもしれないが私は力の強い大人の支配とグルーミングを嫌悪してるので、あまりに桜次郎のマインドを支配する壱真のやり方を飲み込むことがどうしてもできず、桜次郎はちゃんと自分の意思で選んだのかと疑ってしまう為、一つ評価を下げました。
そこらへん…趣味かなと思う。ドメスビを読んで明らかになったのは、スモネクにおけるアンナは孤独なバイターでありながら、その愛を全て受け入れられ愛し愛された超絶恵まれてる男であること。それに対して『誰にでもそんな存在がいるわけないだろ!』と叫ぶ、人生を特性に歪まされたバイター桜次郎。そんなどん底にいる彼へのアンサーこそが、この過激でモラル無視の愛の物語ドメスティックビーストなので。
「スモーキーネクター」のスピンオフ作品です。
シリーズ3作目になりますのでご注意下さい~!
時系列は「スモーキーネクターRenew」から2年後。
1作目で大きな事件を起こした桜次郎のお話なので、
甘々な雰囲気はなく全体的に殺伐とした空気感です。
恋というよりは激しい執着。
飼い慣らす・躾などの言葉が飛び交って、
殺るか殺られるかのヒリついた駆け引きがありました。
その空気の中で淡く感じる灯火。
バイター以前に「人として」欠けてる桜次郎の心が動き、
今まで与えられたことのない感情を与えられる戸惑いや
処理できない感情を「殺す」に変換させちゃう歪さね!
ごく僅かな変化に天を仰ぎながら読みました(;///;)
他、蔵持兄弟の関係がぶっちゃけめちゃ萌えでした。
お兄ちゃんですよ…!お兄ちゃんんんーッッッ!!!
(前作であんなに胡散臭い登場してたくせに…)
(ギャップ萌えさせてこないでよ…ばか…(スキ!))
さてさて。
謹慎生活を終えてやっと「家」に戻れると思った桜次郎。
しかし抑制器やGPSを付けられた上で
「家」から追い出されて今後は監視付きの生活にーーー。
役目を負ったのは蔵持家を警護する大庭家の長男・壱真。
「家」の命令に従順で寡黙な壱真に対し桜次郎はイライラを隠しきれません。
しかし2人きりの生活が始まったある日、
壱真が豹変したように本性を出して……と展開します。
シンプルに感想が難しいですね。
桜次郎が犯した罪はとても重い。
子供のような好奇心で無邪気に人を殺しましたから…。
"こんな可哀想な背景がありました"と言われてもね…。
桜次郎自身から人の命を奪った罪の重さを感じられなかったのも悲しい。
でもきっと重さを知るのはもっと先なんでしょうね。
ラストで小さな子供のようだったのが印象的でした。
これから壱真に愛情を注がれて、育て直しをされて、
壱真のことを大切に想う日が来た時にやっと罪深さを知るのかな…。
愛情を知れば知るほど苦しい未来が待ってるけれど、
桜次郎に「幸せになって!」とは言いづらいので…。
でも壱真は一緒に業を背負う覚悟があると思うので、
共生契約とは違うけれど執着から生まれる一蓮托生の愛を感じました。
で。それはそれとして、愛情を知らない桜次郎が
壱真の「お前がいい」の言葉で嬉しそうだったのは…!
罪とは別にシンプルに良かったなとグッときちゃう…!
めちゃくちゃ可愛かった(;////;)
壱真は深い罪を背負ってる桜次郎を愛する男なので
普通と天秤にかけたらやはりやべー男ではあります。
あの桜次郎を屈服させるような男なので…;
でも執着と同じぐらい覚悟も愛も感じられました。
蔵持お兄ちゃん・アンナと同世代の関係性も良き!
蔵持家と安仲家の対比も効いてましたね。
同じバイターの「家」でこうも違うのか!と…。
あと「みつる」の存在もアンナには欠かせません。
蔵持お兄ちゃんが想像以上に弟を大切にしててですね。
「みつる」の役割をお兄ちゃんが出来たのかもしれない。
でもお兄ちゃんもお兄ちゃんで蔵持の人間だから…!!!
愛情はあっても表現が下手なんですよ…!!!(;ω;)
お兄ちゃんの弟愛がチラホラ感じる度に
兄弟萌えが爆発してウーウー唸りながら読みました////
でも桜次郎には一切伝わってないのがもどかしくて////
あーーーー良かった。不器用お兄ちゃんめっちゃスキ。
(弟や壱真以外には安定の胡散臭さで、)
(のらりくらりとしてるとこもスキーーー!!!)
あと前作から2年後ということで
また一段と男臭くなったアンナがめちゃカッコ良かった。
そして描き下ろしではみつるも登場してて嬉しい~~!
(この2人のラブラブをずっと見ていたい…////)
罪を背負った桜次郎がメインということで、
中々感情が難しいお話ではありましたがハマりました。
業を背負いながらも愛を知って暮らして欲しい…な…。
スモーキーネクターのスピオフです
特殊な設定のお話しな事と今回の受けの背景を把握していた方が理解し易いと思いますので既刊のスモーキーネクターは2冊お読みになってからの方が絶対にイイとは思います
まだレビューが上がっていないので内容含め少し長めですが書いておきます
ネタバレは可能な限り抑えますが、お話しの設定上必要な所は書いてしまうのでご注意くださいませm(__)m
受けの桜次郎は前作での所謂ヒール・ヴィランとしてお話しを動かしまくった暴れん坊で蔵持家の次男坊のバイター
2年間のイギリスでの隔離生活(犯罪を犯しているのでその冷却期間)を一旦終え「家」に戻った桜次郎だが、体内にはバイターとしての力を抑制する抑制器が埋め込まれ、足には彼を管理する為の枷が付けられている
その上彼自身の身柄自体も管理者の完全預かりとなり、不自由極まりない生活を引き続き強いられる状況
そんな桜次郎を管理するのが攻めの壱真(いっしん)
蔵持家の分家である大庭家の長男である壱真は分家としての振る舞いを静かに徹底する従順さを見せながらもその内には幼い頃から秘めている想いが見え隠れする今作の最大の鍵を握る男!
尚、壱真は桜次郎の兄(慶崇)や「スモーキーネクター」の攻めバイターのアンナとも幼い頃から顔馴染みです
「管理する攻めと管理される獣のような受け」という全くラブ要素皆無なヒリつくような空気感の中で進むお話しなので糖度はチョッピリ低めなスパイシー系
更に前作はある意味桜次郎の存在があったからこそのバトルシーンのようなミステリー展開もありましたが、その張本人の彼が完全に抑え込まれているのでこちらもほぼ皆無
だからこそ壱真と桜次郎の2人の関係性や人物背景に焦点が当たった内容です
私的な見所はやはり壱真の秘めた想いの表れ方です
この想いは「渇き」に似ているような気もする感情なので桜次郎の本質的な獣と壱真の渇いた獣が魅せる駆け引きに魅了されます
壱真の欲が醸す表情がカッコいいんです!!
そしてその描かれ方のアングルが…‼更にカッコ良さマシマシです‼
普段の従順というか無表情に近い所からの急な色付きというか、ゾクゾクする目元や口元にドッキドキです(〃ω〃)
「管理する者×管理される者」「分家×本家」「人×バイター」という捻じれまくった主従関係に加え「本能の獣×獣」という本質的な結び付きの行方に釘付け‼
エロは標準よりチョイ少な目な感じですが画がキレイ過ぎて嘆息です…♡
尚!修正が…‼良きっ!!!です٩(♡ε♡ )۶
トーン修正が基本で輪郭しっかり分かったり挿入時も含め短冊とかも無くて…‼
ここ最近の商業ではトップクラス!(※私調べですのでご了承を…)あと、珍しいDMM先行配信!
嬉しい~♪お話しはスパイシーだけど修正はスウィートでした///♡///
そして!嬉しいと言えば!!アンナ×みつるもバッチリ描いて下さってますよ~
この世界観、すっごく魅力的だと思うので慶崇やアンナ達のような次世代の「家」が活躍する世界を引き続き展開して欲しい…‼
そして壱真×桜次郎やアンナ×みつるをまだ…また、見たい!!
先生…!我儘承知でお待ちしながら応援していまっす(`・ω・´)ゞ