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kitsune no yosuga
電子で買ったけれど、紙で欲しくて本も。切ないんだけれど、ほっこり温かい、大好きです!
まず。画力すごすぎます。狐と鳥の子なんですが、めちゃくちゃすてき。しっぽや羽が着物と本当に違和感なくマッチしていて美しい。九重の耳やしっぽの豊かな毛並み、ステキです。ピー助の羽が成長とともに変化するに伴い、着物もシュッとクールにかっこよく変わっていきます。
次に。ピー助の成長、刺さりました!もう、ほんっとに可愛くて可愛くて。鳴いて「ごあん」を与えてもらうばかりだったのが、九重の役に立ちたい、ためになりたいと。九重は非常食だったはずのピー助に、絶対的な信頼、というか愛情をもらっていくうちに変わっていきます。
飛べるようになったピー助改めよすがは、まだひな鳥ちゃんなんて言われてるけど、これからもっともっと雄みを増して、かっこよくなっていくんだろうなあ。
ずっと一緒、ずっとしあわせに暮らしてね。
耳と尻尾がある狐の九重が森で両肩から鳥の羽根が生えている雛鳥を拾うところから始まる人外ものです。
はじめは非常食として雛鳥を拾ったものの、一緒にいるうちに情が芽生え、雛鳥によすがと名前を与える九重の覚悟が格好良かったです。
狐と鳥で種族が違うけれど、これからも一緒にいるために繋がりを求めて身体を繋げるところは切なくて胸が痛かったです。
しかし、子を成せなくても傍にいたいとお互いの傍にいることを選んだ九重とよすがにとても心を打たれました。
これからの九重とよすがの幸せを祈らずにはいられません。
とても素敵なお話でした。
修正は1コマだけ白抜きかな?と思うところがある程度です。
おとぎ話のようなやさしくてあたたかいBLでした。リアルで想像しない方がいいやつですねw
九重が拾った小鳥に餌付けし子育てする。
とーたん呼びがめっちゃかわいい。
そりゃ情もわくってもんですと素直に思える描写がいいんです。
自分を食べてくれたらずっと一緒にいられる…これまた究極の愛。
親代わりに育ててくれた相手へ刷り込みのような愛情を持つ…この手のお話好きです。
子どものようにかわいがっていた子が自分(親代わりの方)より大きくなって…というパターンかと思いましたがそうではなく、よすがが大きくなってもかわいらしさは残ったままなのもよかったです。
やっぱり絵がいいですね。好きです。
構図、コマ割り、アクションシーンがかっこいい。
「…同じ姿でなければ一緒に生きられない?」
「子をなせなければつがえない?」
これは人間にも言えることですね。じ〜んとしました。
キツネがエモノとして拾った鷹の雛鳥を育てるうちに情が湧いてしまい・・・というお話。
雛鳥のときのよすがちゃんがすっっっごく可愛いです。九重がほだされて“とうたん”になっていく流れも素敵。(自分が読んでいる)BLではあまり感じないレベルの癒され感・・・。
この辺は良かったんですが、そのあとの流れが、ページ数が少ないこともありなかなかジェットコースターです。大きな事件が起きるわけではないので感じにくいかもしれませんが、親子の愛情がどうやって性愛になっていくのか、らへんがもっとほしかった!
ミナヅキアキラ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのがとても楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
獣 3
しんみり 2
可愛い 2
エロ 1
な感じだと思います。
狐の九重×鷹のよすがのカプです。森で暮らす狐の九重は巣から落ちた鷹の子供を拾う。非常食としてねぐらに持ち帰ったが、餌を与え、他の動物達に盗み喰いされないように常に連れ歩き、徐々に懐いてくる鷹の子をついに食べることが出来なくなってしまった。鷹の子に「よすが」と名付け、親になる覚悟を決めたのだが、よすがは美味しく育つ、俺を食べてと要求するようになってしまった。
様々な動物達が登場する世界観で、人間っぽい姿ですが、獣人ということではありません。獣の耳や尻尾は勿論ですが、鷹のよすがは腕の先が手ではなく、ちゃんと羽になっています。他にも服の柄や色合い、垂れた帯などで、動物達の特徴が描かれているので、よく見掛ける獣人キャラとは違った獣要素が楽しめます。
九重に拾われた時のよすががとても可愛くて、太らせる為だと餌を与えるが、舌足らずに喋ったり懐かれていく姿に、そりゃ情が移っちゃうよねと思いました。だけど、九重に食べてもらう、楽しみにしてて、と意気込んじゃうよすががまた健気で可愛いです。この食べてという意味は本当に食べ物としての食べてで、性的な意味の食べてではないのがほんわか癒されます。
親としてよすがを育てる九重ですが、毛繕いの様に舌でよすがを舐めるがその時の姿や表情から、よすがに対して動物的本能を抱く様になってしまう。そしてよすがも九重の過去や現状を知り、叶わないと分かっていながら何かの繋がりを求めてしまう。
はっきりとした恋愛とは少し違う感じですが、例え種族が違ってもお互いが支え合い愛おしいと思い、ずっと傍にいると誓う姿に心が温まります。是非とも読んでほしいです。
ミナヅキアキラ先生の描くストーリー、本当に素敵。
絵柄もとてもキレイでかわいい。
よすがの子供の頃なんて、天使よね。
病によって一族が全滅し、1人生き残った九重。無くすことが怖く、何にも執着せず生きて来たが、よすがと出会い〜育て、そしてお互いが掛け替えのない存在となる。
これは、シリーズ化しても良いのではないか?脇役達も〜とても魅力的だし。
何より、ストーリーが人外で色んな種族が登場して来て、まだまだ開拓の余地ありだし。
何より、面白い。もっと、読みたいと思ったわ。
どうか、続編がありますように!
初読み作家さんですが、めちゃくちゃ良かったです…!
ひとりぼっちの狐が、非常食用にと拾った鳥の子。
非常食として家に連れ帰ったぴぃぴぃと鳴く子に、食べていた干し肉の残りを食べられてしまった。自分の食べ残しなら…と、この子が食べ頃になるまで面倒を見ようと考える狐。
狩りのために森に入るのにも鳥の子を連れて、森の仲間にも驚かれ、そうして暮らしていくうちに少しずつ話すようになり、どんどん狐に懐いていく鳥の子…。そんな2人を見守っていくお話になります。
あるきっかけで、名前を鳥の子につけてあげるのですが、それも感動的。可愛いのです。
ちびちゃん時代のおめめが印象的。
親子になっていく描写に癒やされるのも良し。その後の2人に萌えるも良し。想い合う2人にきゅんとします。
童話のような雰囲気も交えながら、ミナヅキ先生の美麗な絵で獣人達の世界が楽しめ、普段読むBLとはまた一味違う魅力を味わえました。狐の九重は食に貪欲でありながら、態度が終始落ち着いているところが好みですし、彼に拾われた雛鳥のよすがはとても純真で可愛らしく、心を癒してくれます。肉食動物が情を見せるのに弱いですよね、私達は。ただ、途中まで本当の親子、家族のような関係性だったので、よすがが成長したとはいえ性的な関係に移行していく様には、読めないほどではないけれど少し抵抗を感じました。それでも最後によすがが九重を迎えに行くシーンは、映画のようで素敵でした。
擬人化系はあまり好みではなく、読まないのですが
評価が良かったので購入してみました。
絵がきれいでストーリーもしっかりしていて
とても良かったです。
幼いよすが可愛いすぎます!
成長してからはとても美しいです!
ストーリー的には先が読めてしまう感もありますが
色々な種類の獣人が出てきて
みんなキャラクターデザインが良くて、
可愛いかったりカッコよかったり…
ミナヅキアキラ先生の画力の高さで
見ていてとても癒されました。
一巻完結ですがよく纏まっていて
読みやすかったです。
ミナヅキアキラ先生の綺麗な絵を堪能する作品。「きつねのおきゃくさま」という絵本を思い出す。とっぴんぱらりのぷう。
動物なのか獣人なのか…本編の内容を考えると、動物なんだけど漫画として獣人の姿で描いてるのかな。成長してお洋服が変わってたりその服を脱がすシーンで、お洋服どこから持ってきたの?とか現実的なことをふと考えてしまう。人型で喰われるところを想像するとかなりエグい。
小さい頃のよすが(ピー助)がものすっごく可愛い。ほっぺのむっちり感と口元…つまみたい。九重のしっぽに座ってるとことか潜ってるとことか、可愛いに溢れている。
「あたかいね とーたん」お手上げでござい。
作家買いです。狐×鷹の異種族•獣人BLと普段読まないジャンルだったのですが、ミナヅキアキラ先生の画力とストーリー展開のテンポの良さから違和感なくとても楽しく読むことができました。狐の八重は巣から落ちた鳥を持ち帰りよすがと名づけます。小さな小鳥だったよすがが成長する姿も描かれ「はあああよすが成長してる」と親目線で見守って読んでいました笑そしてついに小鳥だったよすがの正体(鳥種?)が分かるシーン。美しい。衝撃的‼︎あらすじも知らず表紙もまともに見ずに読み進めていたので、よすががまさか鷹だったとは思わず大きい羽美しい姿が描かれたシーンでは本当に驚かされました。完全擬人化ではなく手などは羽として描かれていてこれはこれで良いなと私の中で新しい性癖が生まれました。八重の切ない過去を知り心苦しくなりましたが、結果ハッピーエンドだったのでなにもいいません。幸せです。何度も読み返したくなる作品でした。素敵な作品を生み出してくださりありがとうございます!
現在1位になってたので買ってみました。人外大好きなので..
絵柄めっちゃ好みでした。
鳥の人外BLって今までは明烏夢恋唄しかみたことなくて、今回はどんな感じなんだろうって思ったんですけど普通に萌え可愛い感じでした。
狐がよすがを連れかえって、よすががピーピー泣くシーンがあって(雛鳥なので当然ですよね)、そこで育児放棄せずに(食べずに)餌を食べさせながら縄張りに見張りしてるシーンでもう萌えでした。オカンやんw「ご..ごぁん もっと」( ✧Д✧) カッ!!可愛ぇええw
いつの間にかピー助って名前つけてるしw
よすががあつざね(狐の友人)を見るシーンでゾクってして、「おい、九重..その子..」って言ってるシーンがあったんですよ。やっぱ、草食動物という立場から、肉食の動物のことはよく知ってると思うんですよ。もうこの時点でよすがが鷹とか肉食系だということは分かっていました。
この後も九重(狐)の母性炸裂オカンなシーンが続きます。「食べた分だけ大きくなれよ。」よすがが九重の後をついて回ったり(鴨とかもそうですよね!可愛い..)、九重のモフモフ尻尾に潜ったり、水浴びさせたり、九重に抱きついて寝たりと、子育てとかショタが大好きな自分にとっては「あ...尊..ぁ....ぁあ。。。(カオナシ)」って感じです。そして九重のことを「とーたん」と呼びます。はい。尊!尊!!!!
少し時が流れて羽が少しずつ確かなものになってきます。「なにこれ」「羽だ」「とーさんにはない」(ここで「とーさん」に変わってます!)えまって自分のこと狐だと思ってんのwかわいすぎw
なんか大きくなって食べづらくなったから捨てようと考えます。本当は子育て中のように思ってるのに。心の奥底で思ってることと頭で考えてることが違うんです。でも九重が危険な目にあったら急いで駆けつけてるんです。完璧に九重は保護者ですw (九重はツンデレタイプ)
二章の扉絵が可愛すぎて...よすがを尻尾で守ってるんですよ?可愛すぎます..(拝
自分は食われるために育てられてると知っても、九重のためにおいしく育つから楽しみにしててね!と..彼はどこまで可愛いのでしょう..
「縁に」という言葉を初めて知ったので(((((調べてみました。
【「よすが」は「心のよりどころ」、「頼りになる手段や方法」以外にも「縁や故郷」、「配偶者や子どもなど、頼みになる縁者」、「頼みのつな」や「手がかり」のことも意味します。ほとんどの意味が「縁」という言葉に深い関わりを持っていますね。(中略) なぜ「頼りになる人」や「心のよりどころ」を表すのに、「よすが」という言葉が使われるようになったのでしょうか。それは「よすが」の語源から読み取ることができます。「よすが」は元々「寄す処」(よすか)という言葉でした。「寄す」の「寄」という漢字には「家に身を寄せる」という意味があります。大半の人にとって、家とは頼りになるところであり、身や心の置きどころ。つまり「家のように頼りになる心の置きどころ」、そこから「心のよりどころ」という意味が生まれました。実は、現在でも使用されている「拠り所」という言葉も同様に「寄す処」が語源となっています。よすがの使い方の例→「母との思い出をよすがとする」】
まじかよ..九重が1人ぼっちになった原因にピッタリ重なるじゃねえか...名付けるシーンは割とあっさりしてるけどそんな意味があったなんて..
よすがの誘い受けの表情めっちゃエロ良いですね..好きです..
俺を食べなかったのは寂しかったから。こんなに大切に育ててくれたのに食べてもらえない。狐にもなれない。九重に何も返せない.. よすがなりにめっちゃ考えてるんですね..九重より考え方真っ直ぐなんじゃないかってぐらい。異種族で共に暮らす重さを2人は実感します。そして某穴で繋がって"無意味"を実感するんですよね。親心→恋→孕ませたいぐらい愛してる(帯にも書いてますね。)と気持ちが変わっていきますが、他の鷹と番った方がいい。そう思って手放そうとする九重の気持ち辛いですよね...
九重の元に舞い降りるよすがめっちゃかっこいい!イケメン!抱いて!((((((←
2人がまた一緒に暮らすハピエンで本当に良かった..
全体を通して、和服がめっちゃ出てきます。和服エロシーンが好きな人にはおすすめです。(褌は出てきませんでした。)着物の柄の縞模様が鷹のお腹の柄、大人になったよすがの眉が鷹の眉斑、着物の帯で表現された尾、その縞模様が鷹、雛時代のよすがの着物の袖にある生えかけの羽の特徴の点々模様だったり、とよすがの服にものすごくこだわりを感じました。よすがの大人の服装めっちゃかっこいい。よすがの目の色はカバーイラストのよすが(大人)は黄色い瞳だけどショタ時代のカラーイラストではグレーっぽい瞳の色など、動物の特徴を掴んだ擬人化BLだと思いました。
BLアワードにも食い込んでくる作品だと思います!
絵柄も可愛くてとても好きでした。クライマックスの方だと涙を誘うところがありドラマティックでした。
ただ続きがあるとなったら全然この話の流れで良いと思うのですが1回しかセックスしていなくて正直なところもっとセックスのシーンをもっと見たいと思いました。。話的にはすごく良かったですし、絵もすごく良かったのですが、セックスシーンの足りなさ…が気にかかりました。これで終わってしまったらちょっと自分のなかで不完全燃焼かなと思いました。オマケなどで書いてくれたら良かったなと思ってたのですがそれもなかったので…。でもおまけ漫画も普通に良かったです。ふたりが結ばれた後のセックスが見たいです。
『スモーキーネクター』がどハマりしたミナヅキ先生。今回もとっても素敵でした。
完全にストーリー重視派作品で、エロはほぼ無し&かなり切なくて切羽詰まっています。
本作が描いているのは、孤独な狐が鷹の子供を非常食にするために拾い、共に過ごすうちに情が湧き、いつしか繁殖の本能をも向けてしまうほど愛してしまうお話。
私はそう解釈しました。
人間の見た目に近い獣人BLなので、人間として彼らを見てしまうと恐らく納得がいかないと思います。
あくまで自分の「こども」として一緒の時を過ごしてきた九重(狐)が、なぜよすが(鷹)に性欲を向けてしまうのか?
恐らくそれは九重の衝動が動物とは切っても切れない繁殖の本能から来るものだからで。
孤独に時を過ごしてきて、友人はいるものの友人以上の愛情を向ける存在がずっと居なかった九重が、よすがに向けるのも必然なのかなと思いました。
でも自然界では番や子ども以外の個体と一緒に時を過ごすことってあまりない(と思っている)ので、非常食でも番でも居られないなら2人が一緒にいる理由なんかなくなってしまう。
それでも一緒にいたい……。
九重の葛藤はものすごく切なくて、親としての愛情と、独占欲や一緒にいたいという願望が入り乱れていて、胸が苦しくなりました。
そして、そんな九重を救うよすがのまっすぐな感情や九重に向ける視線が本当に愛おしくて、見ているだけでキュンキュンしてしまいました。
新しいBLのLの解釈を見ることができて、そう言う意味ではとっても楽しいお話でした。
ただもうちょっとじっくり描いていただいてもよかったかなぁと。この世界観がすごい好きだったので、ぜひもっと読みたかったです。
脇キャラも素敵でした^_^
先生の次回作も楽しみです!
二度目ましての作者様です。
絵柄はお上手でとても綺麗ですが人外モノで受ちゃんの両手は脇辺りからガッツリと羽根で人の手ではないのでケモ耳ケモ尻尾の半獣モノが好きな方は注意が必要かと思います。
森にたった一匹になってしまった狐×巣から落ちて拾われた雛鳥受というカプです。
お話しは森で暮らす狐の九重(攻)は食事の帰りに巣から落ちた鷹の子供を見つける。
満腹だった為非常食として持ち帰ったが気紛れに餌付けをしたことで一心に九重を慕うようになった子供を非常食には思えなくなり子供によすが(受)という名前を与え親になる覚悟を決め……という感じで始まります。
異種間での2人が一緒に居るためには何が必要なのかを探すお話かなと思いました。
見た目は半獣ですが人と共存しているという感じではなく野生の動物なんだけど漫画表現として半獣の姿で描いているといった印象なので半獣BLを期待しているのなら思っている感じではないかなと。
個人的には淡々とお話が進んでいく感じに感じました。
全てを喪ってしまった九重がそれでも手を伸ばしたのがよすがなんだろうけど全体的にあっさりめの感じなのでそこまでドラマチックで感情移入して涙腺が壊れた!ということはなくこういうハピエンも有だなーという感想でした。
九重もよすがも異種族でそれでも互いを必要だと思う気持ちがあればきっとそれが幸福なんだろうなと。
ただよすがは幼獣の時は白髪で成獣になったら黒髪になりますのでそこは注意が必要かな。
個人的には幼獣の頃から黒髪だと思っていたので最初は慣れるのに時間が掛かりました。
激しいお話に疲れていたりする時におすすめな作品だと思います。
作家買いしているミナヅキアキラ先生の作品です。
狐 九重と鷹の子 よすがのお話。
一族の縄張りを守りながら森で暮す九重は、巣から落ちた小鳥を見つけました。
餌を食べた直後だったこともあり、その子を「非常食」としてねぐらに持ち返ることに。
「食い応えのあるとこまで大きくしてみるか」
小にピー助と名付け、餌を与え、見回りにも連れて行き…。
今作もミナヅキアキラ先生の美麗な絵柄としっかりしたストーリー構成で、独特な世界観にも違和感がなく入り込めました。
また、丁寧な心理描写はもちろんですが、キャラの魅力も余すことなく発揮されており、作品を重ねるごとに表現力の高さが感じられます。
読後は、変わることがない自然界の掟の中、愛する者のために選択した結論に涙が溢れるでしょう。
狩りで腹を満たし、果実で喉を潤し、自由に生きている九重。
「非常食」で連れ帰った小鳥の世話を焼くうちに可愛がるようになりました。
しかし、九重が経験した悲しい出来事が重くのしかかります。
一方、巣から落ちて親とはぐれてしまった小鳥 よすが。
九重のことを「とーたん」と呼ぶほどに懐きます。
ある日、自分が狐ではなく鳥だと知り、九重に食べられたいと考えるように…。
親としてよすがを育てている九重と食べられてずっと一緒にいたいと思うよすが。
愛情表現は異なりますが、お互いが大切な存在です。
前半は、九重とよすがが家族になっていく過程が描かれていました。
幼いよすがの可愛さに悶絶すること間違いなし♡
そりゃ、九重も食べられないでしょうね(笑)
後半は、小鳥から美しい鷹に成長するよすがに、九重はある感情が湧き上がります。
「俺はこいつを孕ませたい」んだと――
おすすめは、よすがが他の動物とも交流し様々なことを学びながら大人になる過程です。
森に住む動物と共によすがを見守れますよ。
このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、篤実(リス)、暖(狸)、青鱗(蛇)、よすがの師匠(鷹)が登場します。
それぞれが重要な役割を担っており、作品全体のバランスを取っていました。
Hシーンは、本編に1回だけです。
ストーリーの展開上、甘さやエロさは薄く…切なさとやるせなさが感じられました(泣)
こちらまでいたたまれなくなるのですが、今後に繋がる重要な場面ですので見届けてくださいね。
描き下ろし『一度目の春』
本編その後のお話。
“よすが”とは、身や心のよりどころとすることです。
誰もが誰かの縁(よすが)になっている。
たとえ“繋がり”がなくても、愛する人の傍にいたい。
ただの獣人BLとは括れないほど現代社会にも通じる物語。
この先も、森の動物達が平和に暮らせることを願ってやみません。
個人的は、いつか九重とよすがの甘いセックスを見たいな。
よすがの全身をペロペロして欲しい♡
ミナヅキアキラ先生のファンの方にも獣人BLがお好きな方にも、ぜひ読んでいただきたい作品です。
ミナヅキ先生の作品は、いつもタイトルとテーマが秀逸で色々と考えさせられます。
生き物の本能は「子孫を残すこと」そして種を繁栄させること。種を残せない交わりにどんな意味があるのか……。
これ、まさしく同性愛の問題ですごく心に刺さります。
「本能」と「愛」はイコールじゃない。女性が男性を求めるのは、男性が女性を求めるのは生き物としての本能だけじゃない。だから同性愛も成立するし、当然認められるべき感情。
「子孫」を残すことは出来ないけれど、「よすが」を繋いでいくことは出来るはず……。
それが当たり前に認められる世の中になれば良いのにな……とこの作品を読んで感じました。
狐の九重が拾った鳥の子ピー助。
はじめは言葉の通りピー助を食べようとしていた九重ですが、次第に離しがたくなりよすがという名前を与えてそばに置くことに。
よすががそれはもうかわいくて美しい。
ピー助時代はもちろんのこと、口を開けば九重に自分を食べて、お腹に入ればずっと一緒とアピールし続けるところもかわいくて、成長していくにつれてどんどんと綺麗になっていく姿に見惚れてしまいました。
よすがの凛とした瞳やぴよ感のある口元が好きです。
九重がぺろぺろとよすがをなめるところもかわいらしくてきゅんとしました。
九重がよすがに対して大切にしたいと思い抱く感情とは別のぞわつくような劣情がじわじわと生まれてきて…。
繋がりを求めて意味を成さないと分かっていながらも身体を重ねるシーンがせつないです。
「縁(よすが)」心の拠り所。
「縁(えん)」そのようになる巡り合わせ。
この言葉の持つ意味とタイトルとが九重とよすがの関係性と作品の世界観にぴったりとハマり、異種族で繋がりのなかった不調和なふたりが巡り合い互いの存在を縁にして心で繋がり、共に生きていくという絆を示してくれた素敵なお話しでした。
初読み作家さんですが、あまりにもレビューで絶賛されているので興味が湧き読みました。大好きなモフモフだったのも大きかったのですが。
お話の内容はレビューがたくさんあるので省略しますが、兎にも角にも子供時代の『よすが』が可愛くて悶えます。そんな可愛い子が、真顔で「食べて」なんて言ってきた日には…悶えないはずがありませんね!
かと思えば、大人になった『よすが』の凛々しいカッコ良さ。
そりゃあ、食用に…なんて言ってた狐の九重も気が変わるってもんです。
というか、最後の1人になってしまった九重は、知らず知らずのうちに寂しさを抱えて生きていたんでしょう。互いにかけがえのない存在になり、一緒に生きていくと決めた2人に感動し、このままいつまでも仲良く一緒に…と願ってしまいます。
親子としての絆だけではダメなのかしら?と最初は納得がいきませんでした。
あらすじの「九重はそんなよすがに対し食欲とは違う“飢え”を感じるようになり…?」
というのを最初は、「幼い頃から「子供」として育ててきた相手を、性愛の対象として見るようになる」と解釈してたからなんですね。
そこに、なんかぞわっとしちゃって。
だけど、これは人間社会ではなく、あくまで「動物」である狐と鷹のお話なんですよね。
よすがを初めて抱いたシーンの「誰にも教わらずとも身体は勝手に動いて、(中略)こいつが俺の子を孕むように」というところ。
ここで動物って性教育しなくても、勝手に時期がきたら交尾して子供を産むけど、まさにそれだなって。
(なんで動物ってやり方知ってるんだろ?本能すごいって思ったことありません?)
九重の「飢え」って、決してよすがとエロいことしたいとかじゃなくて「子孫を残して命を繋いでいきたい」という動物の本能によるものなんだろうなぁと。
本来であれば狐は狐同士で、鷹は鷹同士でいるのが当たり前。
そして子孫を残していくのが動物としてベストというよりも、それが当たり前のこと。
とりわけ九重は、幼い頃に一族が根絶やしになってしまい孤独に生きてきた一匹狐。(狼ではない)。
そして誰かとの繋がりを、無意識で強く求めていた九重の前に現れた鷹の子。
狐と鷹が繋がっても、子をなせず、なんの意味はない。
だけど一緒にいたい。
そこがとてもいいなと思いました。
そして「とーたん」と慕う鷹のよすがが、めちゃかわいかったです。
今回は森の最後の狐と餌として拾われた鷹の雛鳥のお話です。
攻様が気まぐれで拾った受様との暮らしで変わっていく様と
恋仲になってからの続編短編を収録。
攻様は森の縄張りを守って暮らしています。
太った兎で腹がくちくなってねぐらへと戻る道すがら
巣から落ちたらしい雛鳥を見つけます。
攻様はつまみ上げた雛鳥をせっかくだからと
餌として持ち帰る事にします。
この雛こそが今回の受様になります♪
しかし、
連れ帰った受様はピーピーピーと泣き止まず
昼寝をしたい攻様の邪魔にしかなりません。
干し肉をかみかみ話しかけていた攻様でしたが
干し肉がぽろっと零れ落ちるほどブチ切れて怒鳴ったら
なんと受様は攻様の落とした干し肉を
パクっとくわえてアムアムし始めたのですよ。
食べる事で静かになった受様に
攻様は肉を食べる鳥って!? とびっくりしますが
受様ったら食べ終わったと思ったら
大口をぱくばくさせて「ごぁん、もっと」と
ねだり始めるのですよ。
大物すぎて笑えます ヾ(≧▽≦)ノ
非常食な分際で厚かましいとは思いつつも
受様がパクつく様子が存外楽しく
攻様は受様を大きくするためと餌を与え続けます。
受様は思いのほか成長が早くみるみる姿を変え
攻様にはない"羽"を不思議そうに
攻様に問うまでに大きくなります。
攻様は受様への情が湧いてきた自分に戸惑い
受様の待つねぐらに帰るのもおっくうになりますが
帰り道で大きな蛇の皮を見つけて
攻様は嫌な予感に襲われる事となります。
果たして攻様の不吉な予感は当たってしまうのか!?
雑誌連載作をまとめての書籍化で
狐の攻様が餌として拾った鳥の受様を育てることになる
もふもふファンタジーになります♪
全サ目的で買った雑誌で2話目を初読みしていて
鳥の受様の可愛らしさと狐×鳥ってどうなの!? と続きが
気になっていたので手にしてみたのですが
とっても良かったです。
攻様が気まぐれで拾った受様は
攻様の餌から大切な息子に成長します。
受様は成長することで鷹だという事が判るのですが
狐の攻様では"飛び方"を教えられず
種族の違いを改めて考えさせられます。
攻様が受様に名付けた瞬間から
2人の未来は決まっていたと思われますが
攻様が葛藤してぐるぐるする様にハラハラしつつ
攻様だけを慕う受様の潔いほどの一途さにきゅんきゅんで
2人の恋が実るまで楽しく読ませて頂きました。
雛鳥の受様が攻様の尻尾に潜り込んで寝ていたり
攻様が尻尾を受様のお座布団にしてたり
雛鳥の受様がとっても可愛かったです♡
お互いが相手のよすがですね。
森で狐の最後の生き残り九重。食べるものには困らないけど、落ちてた雛を非常食用に持って帰って。
子育てや甘えるピー助が可愛くて。
ピー助は早く食べて!って。そしたら九重の体の中で一緒になれるって。
すっかり孤独な九重のハートを掴んでます。
九重はやはり本能で番が欲しいのかな。
よすががそんな九重を…。
よすがは賢く育ちましたね。自分から森のみんなに聞きに行ったり教わったり。
すっかり飛べるようになって九重を探し出して。
番じゃなくてもずっとそばに一緒にいればそれでいいんじゃないかな。どうだろう。
仲間と楽しく二人で生きていって欲しいな。
狐と鷹の異種間BL、身も蓋も無い言い方をすると育てた子を襲っちゃう親の話です。
主人公は狐の九重。非常食のつもりで拾った鳥の子供に情が湧き、「よすが」と名前を付けて育てます。この名付けシーンが感動的で、もう大好き!!構図もセリフも素晴らしい~!このシーンでぐっと心を掴まれました。その後のよすがの反応も可愛すぎて…!
成長すると、よすがはカッコカワイイ鷹になります。そして異種族ゆえに生まれる悩みや、九重の過去を知ることで生まれた不安に苛まれるよすが。
最後は心中モノのような静かな雰囲気を漂わせ、とても綺麗なハピエンでした。二人の後ろ姿を描いたラストページがめちゃくちゃ良い!好き!
Hシーンは繋がりを求めた涙々の流血アリ初夜で終わってるので、その後のラブラブHもあると良かったなあと思います。でも親が襲うパターンは新鮮でした。BLだと子が親を襲う方が多い気がするので。やっぱり倫理的にアレだから人外とかでしかやりにくい設定なのかな?
親子愛を超え、お互いが唯一無二の存在になった二人。何度も読み返したい神作品です。
ある日巣から落ちた鳥の子を拾った九重。
獲物がないときのために取っておくつもりが、
餌の余りでいいならと食べごたえのある所まで育てることにします。
この時のよすが(ピー助)がすっっっっごくかわいいです!!!
このよすがを試し読みで見て購入したのですが
やっぱり何回見てもかわいいです…!!!
魚のことを「たかな」と言うよすがも、
九重のことをとーたんって言うよすがも可愛くて
それだけで胸がいっぱいになりました。
よすがと九重の間にあるものが愛なのか
私にはよくわからなかったのですが
お互いがお互いを必要としている
それだけで良いんじゃないかな?と思いました。
最後の九重を見てる限りきっとよすがのこと好きな気がするけど。
エロは少なめなのですがお話がしっかりとしていて
すごく満足する作品でした。
初めは食糧としてひな鳥を育て始めた狐の九重に少しずつ愛情が芽生え、親となり、そしていつからか無自覚の恋情へと心が移り変わるのが美しくもあり、切なくもありました。
よすがは、序盤はとにかく可愛くて可愛くて…〝とーたん〟に撃沈しました!!たっぷり愛情を注いでくれる九重に、ただただ素直に純粋に〝食べて〟という姿が健気で愛おしかったです。よすがのために強く逞しく成長する、とても頼りになる子!!
そんなふたりが種族や性別を越えた愛にとても感動しました。森の仲間たちとのやりとりもすごく可愛くて癒されます。素敵な作品でした!!
攻の九重と受のよすが。
最初は食糧としてよすがを拾い、情が湧いて育ててしまった九重。
親だと思っていたが違うと知ってからも、家族として九重を慕ってきたよすが。
2人の間にとても強い絆があることはわかります。
ただ、幼児の頃から育ててきた存在を、大きく成長したからって恋愛の対象として見るようになるかなー…??と自分としては少し疑問で、あまり深く入り込めませんでした。
絵はとても綺麗で、物語も綺麗な雰囲気です。
今回も人外のお話です。
よすががめっちゃ可愛かったです!
よすがになる前、ピー助はもう雛鳥ショタ全開の可愛さですね!
大人になったよすがは綺麗でした。
ストーリーも前半は、ほのぼの子育てしています。名前のシーンはウルッときます。
作画も綺麗で、昔の日本な感じのお話なので紙で買って良かったなと思いました!
後半は綺麗なよすがに動揺するのが可愛かったです。
他キャラのガリガリスも可愛いしタヌキくんも良いキャラしてます。
弱肉強食の森の世界ですが、グロい狩りのシーンなどは出てきません。(主人公二人とも肉食動物ですが)
連載当時からとても気になっていた作品でした。途中で雑誌は読まなくなっていたのでコミックスが出ると知り、とても楽しみに待ってました。
狐の九重が何か分からない雛を拾い、非常食として育てていたのに、やがて情が移り名前を付けて親となる覚悟をするまでがとても良いのです。
雛に「よすが」と名付けて一緒に行動する様子は可愛くてホッコリするし、そんな九重の心情の変化にもじんわりと来ます。
二匹を遠巻きに見守る他の動物達もまた良いです。
自然の理に逆らいながらも、異なる種族の二匹が寄り添い合う覚悟を決めた時には感動しました。
成長したよすがばかりで無くお話もとても美しく、全てが素晴らしく満足した作品です。
ミナヅキアキラ先生の作品はどれも切なくて堪らなく萌えて最高なのですが、今作もまさにヤバかったです。
まず日本語が美しいんです。
ネタバレになるので軽くにしますが、よすが という言葉の意味、私は知らなかったのでしびれました。泣けます。先生ならではだなと感服致しました。
さらに種族の違う二人の織りなす物語は切なくもあり温かくもあり、胸がぎゅっとする感覚に何度もなりました。切ないけど愛にあふれているから、幸せな気持ちになります。
セッは一度だけの描写ですが、性よりも深く繋がっているのが、たーーっぷり詰め込まれているので全く問題なく感じました。欲を言えば、幸せに暮らすその後でも少しイチャラブを見たかったかな。
買ってよかった1作です。
「なかないひばり」から追っかけ→作者買いです。
内容はノーチェックで表紙から人外だな…程度で購入しました。
ひとまず読んで率直に読んで良かった!読めて良かった!と思う作品でした。
ここからはネタバレありです。御注意下さい。
前作も言えば人外でしたが、この度は姿からガッツリ人外です。どこか探せばあるかもしれない森の動物達の世界が舞台です。
動物が色々出ますが、特徴を捉えた動物たちの擬人化の姿はとても丁寧に描かれ素晴らしいなと思いました。
で、内容。「狐のよすが」思えばタイトルがそう!その話!の作品。
狐(九重)が森で拾った?見付けた?よすが(お話中盤辺りで鷹と分かります)を育て親心→恋心といったお話です。
九重(狐)は幼い頃の経験から単独行動を好む生活をしていましたが、よすが(鷹)との出会い、生活からそのライフスタイルや考えが変わっていきます。
食べるためと称して育て始めたよすが(鷹)がいつしか手離せない大切な存在へと変わり、その大切と思う気持ちが親心だけでなくそれ以上の愛情に…。
思いの変化や描写、見所は色々ありかと思います。
そして姿は鷹なので好みがあるかと思いますが、よすが(鷹)がかわいいです。
幼少期はその愛くるしい姿とかわいさにほっこりし、成長するにつれ色々と理解するようになるのですがその行動や仕草?とにかくする事が可愛いかったです。
オス同士なのは分かっていましたが、狐と鷹がきちんとBLになっているのも見事だなと思いながら読みました。
動物社会の弱肉強食など拭えない部分の描写もありますが、愛が沢山あるやさしいお話でした。
少しでも興味のある方には読んで頂きたい作品かと思います。
初めてミナヅキ先生の作品を読みました。
店頭で気になり購入。自分の直感を信じて良かったです。
絵はちょっとアナログっぽい細すぎない線やベタ、貼り過ぎないトーン具合が好きです。
何より、動物の特徴を捉えた擬人化がすごい!
ケモ耳や尻尾はもちろん、衣装にまで動物の特徴が現れていて本当に上手です。
特に口元!細かい!と感動しました。
キャラクターの成長による顔の書き分けも巧みです。
ストーリーは少ししんみりしつつ、でも終始やさしい雰囲気です。
二匹の気持ちのはぐぐみかたもやさしいなぁと思いました。
エロは少なめですが色っぽくて切なくてドキドキするエロでした。
大きくハラハラしたり、ハッピーキラキラ!ということもありませんが穏やかでやさしい純愛もの…といった感じでしょうか。
異種族間の切なさの余韻も残しつつきれいな話のまとめ方だと思います。
スモーキーネクターで衝撃をうけ‥(正直他の作品はそんなにささらなかったんですけど)
私の勝手な好みなんですが(>_<。)輪郭や線が太くてベタ塗りの絵が苦手なんです。
こちらの先生の絵も少しそういうとこがあってめちゃくちゃ好き!ってワケではないのですが‥でも絵がきれいで作画のうまさ等々超レベルの高い作家さんですので、毎回感嘆して読ませて頂いております!!
今回もろくに詳細を得る事もなく獣人もの?わーい!!っと即買いさせて頂きました。(^^)
描かれてはいませんが、弱肉強食の世界‥一応人間の顔をしていますので‥お食事を想像すると‥うわ!っっとなりますが…(¯―¯٥)
そんな世界‥狐さんやうさぎさんリスにたぬきにヘビ‥色んな動物が半獣の姿で描かれております。
まるで不思議な森の奥に迷いこんだかのよう‥。
序盤早々、九重が鳥の子を拾います。
最初は何処か鳥の子なのか見た目良く分からなかったのですが‥成長した姿が美しいです!
何にしても、この鳥の子、よすがの可愛さよ!!その破壊力たるやハンパないです!
可愛くて‥愛らしくて‥食べ物といいながら育ててしまう九重の気持ちがよすがの表情や姿からよく伝わってきます!
本の厚さはそんなにないので長いお話ではないです。
なので短い時間でさらっと読めます。
深読みには足りないかもですが端的に話が進むので分かりやすくて読みやすい内容でした。
とにかくキャラがとても魅力的なので短くても充分感情移入出来ます。
切なくて美しいそして可愛い動物達‥他の動物もミナヅキ先生が描いたらどんなふうになるのかちょっと見たいです。
日本のまだ誰も行ったことのない森のずっと奥‥こんな動物達が暮らしている世界があるのかもしれません
( ˘ᵕ˘ )
ミナヅキ先生が大好きで絵柄も大好きで作者買いをしております。
そして今回の異種族ストーリー、狐と鷹という珍しい組み合わせ、表紙が素晴らしいので表紙買いをする方もいらっしゃるでしょう。内容も今までになく新鮮でした。狐という性質も加味しつつ、かっこいい九重、大きな瞳で九重を見つめるピー助こと縁、この2人?2匹?1匹と1羽?の過ごしてくやりとりも素敵です。縁と名前をつけるときの九重の顔にも注目していただきたい。
大きな瞳からポロポロ流れる涙の描き方が大好きです。本当可愛い縁。
こんなにも美しい絵があるのか?と思うぐらい、ミナヅキ先生の絵は素敵です。
そして上手いぐあいに引き立つ微エロリズム。修正するほどもなくイイ感じに隠れております。ですが紙で買って大変満足しました。これから先の九重と縁も見てみたいです。
試し読みて小鳥時期のよすがの可愛さに目が釘付け。
か、可愛すぎてスルーなんて出来ませんでした。
「ごぁん もっと」「たかな もっとほしい」カタコトもかわええ…。
純粋なカワイイモノに飢えてるのかもしれない。
始めはよすがを非常食としてキープしようとしていた狐の九重も、育てたくなるの分かるよー。
こんなカワイイの食べれるわきゃない。
脇役として出てくるリスや狸や蛇も、めっちゃ動物の特徴を捉えつつ擬人化してて良かったです。
蛇のぬるっとした感じが不気味で不快で素晴らしかったです。
ただ内容としては、九重とよすがの間にあるものが恋愛感情に思えなくて、縁が無い2人の間に繋がりが欲しいがために肉体関係を持ったかのように感じられてしまいました。
お互いにもうちょっとLOVE的な意味での感情が欲しかったかな、と。
ミナヅキアキラ先生が好きで作者買いをしました。
人外物が苦手なので大丈夫か不安だったのですが、ギリギリ受け入れられるラインだったので安心しました。
ストーリーは前半ほのぼの系ですし、よすがのピー助時代はくそ可愛いです。
ショタ最高です。
九重が手放せなくなるの分かります。可愛いすぎです。
周りの他の動物達も優しさに溢れています。
後半は切ない!
九重の過去から葛藤からすっごく切なくて胸が締め付けられる!
1人になりたくない、でもよすがの為に手放さないとと葛藤する九重が可哀想で辛い。
現実ではあり得ないカップリングだけど、この本の中だけでも2人で幸せになってくれればと思いました。
正直顔のパーツが動物寄りだったり、手が羽だったり、苦手な造形でした。
あと源氏物語的な子供を育てて食っちゃう系の話も苦手です。
でもストーリーに引き込まれてそういった細かいことが全く気になりませんでした。
狐さんと鷹さんとか私の好きな生き物ですやん。って事で購入。
どこの山だい?ってぐらい現実離れしてるのは時代なのか?異世界なのか?着物っぽい装束なので日本っぽいな。とかボーっと考えてみた。
なんで現実離れしてると思ってしまったかというと、イノシシさんがいないから。山にはいる!絶対いると思う。
それに猿もいなかったもん。
よすがのピー助時期が可愛いの。九重がだんだんと情が移ってしまう感じが微笑ましかったわぁ。
しかし、そっからエッチな方向に?ちょっと無理やり感。
性別じゃなくて種族が違う上に、獣人でもないのよね?擬人化かしら?と思ってしまった頭の堅い私は読み方間違ってました。 笑
ただ、とても優しい雰囲気のお話ですので読後はとても良かったです。
擬人化漫画はそんなに読まないんですが、ミナヅキ先生のデザイン力が良すぎて全く気にならないどころかかっこいいし可愛いので即買いしました。私含めこういうジャンルが苦手な人にも入りやすいのではないでしょうか。
異種の心の繋がりに重点を置いている漫画だったのでエッチなシーンはあるものの、エロさよりも切なさが前面に出ています。美しかったです。エロ少なめ作品を求めている人にも合うと思います。
昔話のような背景も話に入り込みやすくなっていて良かったです。
鷹のよすがの雛鳥時代はとてつもなく可愛いので是非見てほしい!
最終話の急ぎ足が少し引っかかりました。
しかし!
このお話はケモナーの萌えをグッと掴んできます…!
弱肉強食・縄張り意識・種族の衰退 etc.森で生きる動物のリアルも少々混ぜつつ、
創作世界のほのぼのさも感じられ、異種族で愛を交わす過程が良きでした(;///;)
また、攻めが拾った雛鳥を育ててる姿にキュンキュンッ!
雛鳥を非常食扱いする割にせっせと食事を与え、
暖を与え、強者から守り、お世話をするシチュ。
めーーーーーーーちゃめちゃに萌えました!(∩´///`∩)
雛鳥が狐を「とーたん」と呼ぶのが可愛さMAX////
異種族で疑似親子をしている姿にホンワカしました。
肉食性のある狐×猛禽類の鷹という組み合わせも食の共通点があって良かったです♪
(しっかし雛鳥の可愛さが最強堪らんまるだったので
ミナヅキアキラさんのショタをもっと見たくなるなぁ…)
さてさて。
ある日、狐の九重は森で雛鳥を拾います。
ちょうどお腹は満たされていたので非常食にしようと住処へ持ち帰りました。
どうせなら食い応えのあるところまで育ててから食べようと思いつくのですね。
せっせと雛鳥の口に食料をあげて、
いつでもどこでも連れて歩く姿はまるで子育て。
森に住むリスやタヌキから
「食料に名前をつけてるのか…?」
「今さら食べられるかね?その子」
とツッコまれて九重の調子は狂うばかりで悩みます。
次第に食い物にしない、一緒にいたいと腹が決まり、
『よすが』と正式に名を与えて家族として暮らすことにしてーーーと展開します。
九重の葛藤が切なくてグッときました。
単純に食料に情が移っただけではないいですね。
九重の仲間は全員絶えてしまい、森の狐はたった1匹。
親に与えられた名前を大切にしながら1匹でなんとか生き抜いてきた。
けれど本当はーーー。
よすがと暮らす中で九重が本当に欲しかったモノが見える展開にウルっときました。
孤独ワードに弱いのでこれはアカン…(;///;)
んで種族が絶えて1匹になってしまったからこそ、
よすがには同じ思いをさせないよう鷹の仲間へ返すべきか悩むのもシンドイ(;///;)
肉食なので森の小動物から恐れられ冒頭では暴君っぽいかんじだったけれど、
少しずつ九重の淋しさや愛情深さがみえてくるのがすごく良かったです…!!!
雛鳥だったよすがは世間知らず。
九重が教えてくれる世界がよすがの全てっていう萌え!
(そもそも自分が鳥だって知らなくてキュンとした///)
無垢でめーーーーーーちゃめちゃ可愛いです(∩´///`∩)
しかし子供はいつまでも子供じゃないんですよね。
九重以外の動物と交流し知識が増えていくんです。
飛び方を知らないよすがが飛べるようになったら…?
九重が「手放さなきゃ」「手放したくない」と不安になって…ウウウ、切ない(;ω;)
異種族で共に暮らす重さが感じられるんですよね。
よすがを納得させるためにエッチして"無意味"を実感するっていう…。
(楽しく暮らしてたのに異種族ってだけでなんで…!)
あーーーーー良かった!!!
ほのぼの癒やしが重く切ない方向になるけど、
九重には必要な過程を越えた感じでグッときました。
そういう意味では、
よすがの方が真っ直ぐブレないところがありますね…!
九重がよすがを育て、よすがが九重を強くさせて胸熱。
他、スキンシップ萌え的なシーンで、
性的要素のない毛繕いが擬人化だと妙にエロくて///
性的に意識するキッカケでもあるからニヤニヤしちゃう。
たった1回しかないエッチが切ないかんじなので、
毛繕い&餌付けが個人的ドツボの糖分補給になりましたヾ(*´∀`*)ノ
最終話が駆け足気味で全体的にアッサリした印象が残ってしまうのがホント残念。
(ストーリー性があって、絵も見応え抜群に綺麗なのに、余韻が薄味なのなんで!)
(あとラブラブエッチが無かったのが若干残念…)
けれど、盛り込まれた設定がツボなのも相俟って、
繰り返し読むほどにスルメのように味が出てくる作品だと思い、神評価です。
作家買い。
以前のちょっと癖のある絵柄も大好きでしたが、最近本当に絵柄が綺麗になられたなあとしみじみ。
ミナヅキさんの新刊はファンタジー系。
森の動物たちが主人公のお話です。森の動物、と言ってもほっこり系ではなく動物の擬人化といった方が正解か。
内容はあらすじ通りなのですが一応ざっくりと。
九重は森に棲んでいる狐。
その日はエサにありつけお腹いっぱいだったが、巣から落ちてしまったのであろう鳥の子を拾う。満腹だったためにその場で喰らうことはしなかったが、エサにありつけなかった時の非常食として家に連れて帰ることに。
エサ、あるいは非常食だったはずのその鳥の子にピー助とあだ名をつけエサを与えているうちに少しずつ情が湧いてしまった九重は、正式に「よすが」と名付け自分の子として育てることにした。
縁は実は鷹の子。
男同士で、ましてや種が違う狐と鷹が一緒に住んでいても生み出すものはない。けれど九重はよすがの手を離すことができなくて―。
九重をとーちゃんと呼び懐くよすがと、初めは食べるつもりだったよすがを手放せなくなった九重。
この二人の恋のお話がベースなわけですが、よすがの子どものころの2人のやり取りが丁寧な描写で描かれていることで、二人がお互いを想い大切に想うようになっていく歴史に無理がない。そしてさらにここにきちんと九重の過去が描かれていることで、九重のよすがを求めてやまない心情にぐっと奥行きが増す。
そのストーリー展開が秀逸です。
「食べてもらう」ことで九重と一つになりたいよすがと、ずっとともに有り続けたいと願うからこそ食べない九重。行動に違いはあれど、そこに根付く想いは同じなのも良い。捕食者と被捕食者という、森の動物ならではの関係性が、この作品ならではの色を付けた、そんな気がしました。
九重の、よすがに対する複雑な思いがめちゃめちゃ良い。
親心、だったものが、恋に変わっていく。愛に、なっていく。
愛したからこそ手放そうとする深い愛情に思わず涙腺が緩みました。
九重は非常に男前なんですよ。
ビジュアルもですが、その中身が。
でも、実はよすがもめっちゃ男気に溢れてる。肝が据わってる、っていうのかな。彼が九重の心の拠り所になっていく、その理由がよくわかる感じ。
最後が駆け足気味だったのが残念と言えば残念。
1冊に纏めなくてはならないという事情もあったのかな?もう少し、じっくり描いてほしかったなあ、という気もしました。
が、トータルとしてはめちゃめちゃ萌える作品でした。
姿かたちが違っても。
種が違っても。自分とは違っても。
そして男同士であっても。
愛し愛されることは、そういったことは些末なことなんだな、と。
評価で悩みましたが、彼らを取り巻く魅力的なサブキャラたちの存在と、九重、そしてよすがのカッコよさと優しさにKOされたので少しだけオマケして神評価で。
かわいい…
私はミナヅキアキラさんの本を大画面で見たいが為にタブレットを購入したようなものなのですが、今回も美麗で可愛くて至福でした。
前作スモーキーネクターで、主人公ふたりの幼少期があまりにめんこくて。もっと見たいなぁと思っていたので、今回の小さいピー助(よすが)の可愛さ大爆発は拝みたくなる程でした。
狐の九重(ここのえ)が拾い育てることになる鷹の子よすが、その周りの動物たち。
人外異種×和装で其々キャラクター性も流石素晴らしくて、1巻完結が惜しいくらい延々と読んでいたかったです。和服とモフモフ最高です。
初めの1,2話はほのぼのしつつ壮大な物語の始まりという感じで、3話以降BL要素が入ってくる構成が好きでした!後半ちょっと話の流れが早かったり言葉にし過ぎていて、欲を言えばもっと話数かけてゆったり展開してほしかった。王道な美味しい展開を華麗な絵で魅せる、という感じでした。でも紙面が本当に本当に魅力的で何周もしています。
二人の能力を合わせた狩りのシーンとか見たかったな。