甥っ子(18)→叔父(アラサー) 優士、ついに陥落⁉

STAYGOLD 5

staygold

STAYGOLD 5
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神202
  • 萌×251
  • 萌16
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
35
得点
1265
評価数
273
平均
4.6 / 5
神率
74%
著者
秀良子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
シリーズ
STAYGOLD
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784396784997

あらすじ

中山家を出て、2年ぶりに帰省した駿人はすっかり大人びていた。
もうあの頃のように優士に想いをぶつけてはこないし、射抜くような視線も向けてこない…。

諦めのような、寂しさのような、煮えきらない気持ちに懊悩(おうのう)とするなか、
突然知らされた駿人のアメリカ行きの決意。

激しくざわめく心に優士は戸惑い、そして…。

「この感情につける名前を
俺はまだーー。」


離れた心がふたたび交錯する、
緊迫の第5巻!

表題作STAYGOLD 5

高校生?(攻め受け無し)
叔父(攻め受け無し)

その他の収録作品

  • おまけまんが

レビュー投稿数35

間があくと変わる事

さて本筋に戻っての5巻。
駿人は恋愛とは離れてのテニス中心の高校生活。そしてプロを目指してアメリカに住むことまでを考えるようになっている。
あらら。
良くも悪くも、やっぱり母の弥生さんによく似ているよ。
優士さんは振り回され損、みたいになってる。
それ以上に、コウが暗い雰囲気になってますね。以前の軽妙な空気感が全く無くなってる。この辺、作者様が上手いなぁと思う。
この巻では、恋愛面ではあまり。
それより駿人が色んな面で成長してる部分が読めました。
コドモの突っ走りから成長したね…
そして、優士さん。心配です。心労が出始めてる。

0

あぁああぁぁぁあぁあ!

切なさで涙が止まらなかった4巻からのこちら。
今回の主役はまた駿人と優士です。

菊花ちゃん目線で最初お話が始まります。
もう8歳になったのかぁ…。
大人びてるけど子供だもんね。
駿人が帰ってきて、菊花ちゃんを抱きしめるのですが
その時の菊花ちゃんを見て、泣ける場所があってよかったと思いました。
この作品にはBLだけじゃなくて、家族の繋がりを感じる部分もあり
だから余計好きなんだなぁと今さら実感しました。


5巻では駿人の見た目はもちろんなのですが、心の成長をすごく感じました。
どんどん大人への階段を進んでいく駿人を目の当たりにして、
優士のモヤモヤが段々と大きくなっていきます。
自分に言い聞かせるようになってきた段階で、
もう絶対駿人のこと好きだよねと思いました。

そして最後…!!!!!!!!!!!!!
この作品はいつもいつも最後にとても気になる展開を持ってくるんですよね。
毎回心を鷲掴みにしてお預けを食らってます。
二人の恋はどうなっていくんだろう…!

0

駿人の成長編?

本格的に駿人がテニスの道に進んでいくのは意外な展開でした。普通の家からプロを目指すって、優士と同じで現実味を感じにくいかも。
それとBL漫画の中で女子との恋愛がこんなに丁寧に描かれるのもすごい。駿人が「応えられない側の気持ち」を知るのが大事なんだろうし、描写が丁寧であればあるほど説得力が出ますが、よく描かせてもらえたなあというのが正直なところ。「あの頃みたいにはなれない」の一言で成長が伝わってきて、見守るこちらは泣いてしまいそうでした。
そしてちらほらその片鱗は見えてたけど、やっと優士に大きな変化が?で、イイトコで終わるんですよねー!寮生活でほとんど帰って来なかったのに、ちゃんと優士の変化に気付く駿人。
あぁぁ次が最終巻…読むのがもったいない気持ちでいっぱいです。

1

その感情に名前をつけるなら「恋」

前4巻はコウ日高編だったので、3巻ラストからの続きになります。

進学後、2年ぶりの帰省で久々に再会した駿人と優士。
家を出たときよりも身長が伸び、顔もすっかり大人びた駿人。
高校ではテニスに打ち込み、夢中になれるものを見つけた駿人は
キラキラと眩しく、以前にも増して格好良く成長を遂げていました。

高校でもモテまくり、差し入れを貢ぐ女子たちに
取り囲まれている光景はさながらアイドルでした(笑)

そんな駿人を前に置いてけぼりを食らったような顔をしている優士。
自分を呼ぶ声も、向けられる笑顔も変わらないのに、
そこにはあの優士だけをまっすぐに見つめる熱い眼差しがない。
それが無意識に優士をもやもやとさせます。

このもやもやの正体はおそらく駿人の気持ちが自分から
離れてしまったことへの〝不安〟なんだと思います。
保護者としては駿人が自分を諦めて普通の道を歩み出したことに
ほっとしているけれど、一方でそのことを寂しく感じてしまっている優士。
それを望んでいたはずなのに、上手く喜ぶことのできない葛藤が伝わってきます。

そんな中、優士は駿人からテニスでプロを目指したいと告げられ、
菊花を連れて二人がアメリカへ行ってしまうと知ってしまい…

うわぁ…
成長した駿人が帰ってきて、優士の気持ちも変化し、両想い!
かと思いきや、ここにきてまた離れ離れになっちゃうの…?

しかも、菊花まで…
学校で複雑な家庭環境をバカにされても「変だとだめなの?」と返していた菊花。
逞しく育っています。
とはいえ、大人びていてもまだ子供、
兄がいなくて寂しいのは当たり前なんですよね。
特にこの兄妹はずっと二人きりだったこともあって、絆も深いんだろうな。
遠く離れていても、駿人が菊花を大切に思う気持ち、
菊花が誰よりも駿人を信じていることがよく伝わってきました。
だからこそ、菊花も駿人について行くという選択をしたんだろうな。

けれど、駿人の決断に戸惑いを感じてしまう優士。
優士への告白も、プロになることも、いつも突拍子のなさで
周囲を驚かせてばかりの駿人ですが、彼はいつだって本気なんです。
優士もそれがわかっているからこそ、見守ることぐらいしかできず、
離れていく駿人の背中を見つめる優士の表情が切なかったです。
せっかく戻ってきたのに、この心の距離感が寂しい…

まるで駿人の世界から弾き出されてしまったかのように心の距離を感じる優士。
「この感情につける名前を俺はまだ知らない」
読者は知っています、それを人は「恋」と呼ぶんです…早く気付いて~

一方の駿人、一体彼にどんな心境の変化があったかというと、
駿人もまた成長と共に女の子たちから好意を向けられるようになり、
〝気持ちに応えられない側〟の辛さ、優士の気持ちを知ってしまいました。

知ってしまったからこそ、もう昔のようには気持ちを押し付けることも出来ず、
駿人もまた〝家族〟の一線を簡単には越えられなくなってしまいました。
けれど、その心の中の熱い想いだけは少しも変わっていませんでした。

途中、高校で知り合った女の子に惹かれかけはしたものの、そのことで
優士に対する「好き」が決して揺らいでいないことを改めて再確認した駿人。
あの駿人が女の子と!と少しショックでしたが…
「やっぱり世界一好きだ」と戻って来てくれたのでホッとしました。
優士が無自覚に嫉妬心燃やしている姿も見れましたし…

高校を卒業後、アメリカ行きまでの残された時間を中山家で過ごす駿人。
実績を残すため、国内の大会を飛び回っていた最中、体調を崩してしまいます。
無理にでも試合出場しようとする駿人に急遽優士が付きそうことになり、
二人きりでホテルに一泊した夜、駿人への気持ちが溢れ出した優士は…!

ふぉおおお!ここで終わっちゃうんですね!
待ちに待って、ようやく動き出したと思ったところで!
互いに意識しまくりのくせに動こうとしない二人に焦らされまくった5巻でした。最終巻へ!

1

駿人が大人に(涙)

おお!駿人やっぱ男前!!
かっこよくなってるのもあるけど、テニスでレギュラーとるまで家に帰らないとか、かっこよすぎん?!
しかも、インターハイ出場て。
優士、惚れてまうやろ〜!?
あ、もう惚れてるねw

駿人からの電話を待ったり、駿人がやっと帰ってきた時、菊花がうれし泣きしていたのが、かわいかった。

駿人、女子に神対応ですね。
中学でもやってたし。
そりゃモテまっしぐらですよねぇ。

優士は成長した駿人を見て、そりゃ、いろいろ思うところはあるよね。

あ、優士、髪切った。よかった。そっちの方が好みなので。

駿人はプロ志望で、アメリカ行きか〜。めちゃくちゃ努力家だな。
自立心の強い子やったもんね。

「この3年間で俺は"気持ちに応えられない側"の辛さを知ってしまった」
「もうあの頃みたいにはなれない」
「やっぱり世界一好きだ」

よかった〜。
世界一好きだ
に萌える〜!!
さすがプロを目指す男。

これまで駿人の気持ちが語られなかったから、どうなんだろうと、優士のことを忘れようとしているのかな、とは思っていたけど、大人になったんやね。
中学生の時みたいに、自分の気持ちをぶつけるだけでは、優士を辛い目に合わせると知ったと。

でも、優士の方はね…と読者は思いますよねw

劣勢に立たされた試合で優士の
「駿人 負けるな」
の後のコマ、ページが鮮やかでかっこいい!!

わーわーわー!!
ホテルで同じ部屋で、駿人はシャワーを浴びながら、優士は仕事に向かいながら、お互いへの気持ちを意識する。
優士が部屋を後にして、エレベーター早くこい、と焦り
そこへ、駿人が来て、10年も見てるから変だとわかると
「駿人」と小声で言う優士
はっとするこの時の駿人がいい
そして、ちゅう
そして、続く……。

ふぁ〜〜ドキドキした!!
そうくるか〜とワクワクした!!
この流れ、最高ですね。

で、コウと日高のその後は最終巻できますか。
コウが雑踏で日高を見たような場面があったし、期待しちゃうわね。

駿人が国枝さんにちょっと惹かれたのは、優士に似ていたから?なんて邪推してみたりw

1

広い世界を知っても

初読のとき、5巻でもう少しコウと日高の話を読めると思ってました。
読めなかった。
本当にあれで終わり!?という衝撃と共に、「惜別 日髙くん」と心の中で手紙をしたためました。

そんなわけで3巻終わり、2年ぶりの駿人の帰省のシーンの続きから。
とは言え、最初に入るキッカの話が素敵です。
家族のことを書いた作文でクラスメイトから「変!」と言われるキッカ。
コウにそれを愚痴ると、「変はスペシャルってこと」と教えてもらいます。
このエピソード、大好きです。

高校でめきめきテニスの腕を上げていく駿人。
周囲で色めき立つ女子たち。
そして国枝さんという特定の女子との噂まで。
「嘘だー」と思いつつ、あれ?という流れ。
気持ちを伝えずにそばにいることを選んだ国枝さんもずるかったし、気持ちを知りながら仲良くしていた駿人もずるかった。
そのずるさの分、家に戻っても国枝さんの夢を見る駿人のあの夢は…。
うーん…。
もしかして「優士を好きでいること」が自分のアイデンティティのようになってない?
その気持ちを失ったら、自分が自分でなくなるような意地を感じてしまいました。
寂しい。
国枝さんは何だったんだろうと考えたとき、優士以外の選択肢を初めて駿人が意識した相手だったのかなと。
でもその選択肢を目の前にしても、やっぱり譲れない気持ちが駿人の中にあって。
ちゃんと優士への気持ちは駿人の中でしっかりと軸になって、変わらず大きいものだったことが分かって安心しました。

優士の方も離れたことで気持ち変化が表れてました。
アメリカ行きを決めていた駿人に対して、優士が思ったこと。
「お前の見てる世界に、俺の居場所はあるのだろうか」
この想いだけで十分!
もう認めて、受け入れて!と思ったものの、駿人は駿人で「人の思いを拒絶する辛さ」を知ってしまったから迂闊に動けない。

もどかしい。
もどかしいけど、そんな簡単なものじゃないのが伝わってくるから見守るしかない。
さあ、次が最終巻です。

1

ハイもうこれは陥落でしょう

久しぶりに会った駿人は大人びていて、これは優士じゃなくても恋に落ちちゃうわー。
菊花も優士やコウにも月日が流れているのがよく分かる描写で、実写じゃないのに凄いと思う。

テニスでプロになることを真剣に目指して邁進している駿人を応援しているけど、自分とはあまりに違うステージに行ってしまったことが寂しい様子の優士…切ないなぁ。
自分は変わらないのに周りはどんどん変化して、取り残されるみたいな心境もあるのでしょう。

もうこれはほぼ陥落してると思うんだ、私は。
駿人が夢の中で国枝さんの名前を呼んだ時も優士はきっとすごく動揺してるはず。全て私の想像でしかないけど…。

だから、3年間で気持ちに応えられない側の辛さを知ってしまった駿人だけど、もう一押しだと思っていたところにこのラストですよ。
この本が紙だったならラストの部分だけ擦り切れたんじゃないかと思うくらい、何度も何度も繰り返しめくったこのラストシーン。
やっとこの瞬間が!と胸熱でした。

この後部屋に戻ってまさか⁉︎いや明日も試合だぞ⁉︎とか想像を膨らませたのが11ヶ月前くらいですか。
長かったですね、来月最終巻の発売です。
実は秀良子10周年特集のon BLUEで途中の1話、しかもめっちゃ辛い展開の話を読んだのでもう居てもたってもいられない状態です。

次巻は最終的にはハッピーな駿人と優士をみたい。
出来る事ならコウと日高も…。

2

5巻は超神

大好きなシリーズ
久々に読み返して4巻読んで4巻てくっそ切なくて
神だよねって泣いて5巻読んだら
いやいや5巻が神です。
もう読んだことあるんだけど
やっぱり最後悶絶してあばれました。
ついにゆーじ陥落の巻。
大人になったハヤト
そこに俺はいるのか
知りたくなかったのに!
気持ちに応えられないつらさを
知ってしまったハヤトでしたが
大丈夫ゆーじを世界的一好きだって
もう最後のうますぎますって。
ぎゅんぎゅんします。
早く6巻読みたい。
地味にコウは日高いないのきつそうなコマが
あってそれもなんとかしてほしい。
6巻を読むのが生きる糧ってほど楽しみ。

2

一歩進んで、一歩下がって

 今回のメインは駿人と優士に戻ったわけですが、女子視点を蔑ろにしない、脇役達にも重要な役割を持たせる、というこのシリーズの魅力も改めて感じられ嬉しかったです。冒頭の菊花の話も印象的。彼女の心の支えになっているのはやはり駿人の存在が大きいのだろうけれど、幼い時にコウに教えてもらった言葉も沁み込んでいて。淡々とした喋り方で感情の見えにくいコウだけど、ぽつりと零す言葉が何の偽りもなく、相手が何歳だろうが対等に扱った上での言葉という気がして、彼の存在も中山家ではかなり大きいよなぁと思うのです。今回テニスでプロを目指すと言った駿人にかけた言葉も同じく。私はコウというキャラが好きだなぁ。

 そして、駿人と優士。駿人がたまの休みにしか帰ってこなくなった今、2人の間の溝は深まるばかりで。駿人の自分への気持ちが薄まっていっていると感じる優士。実際のところ、駿人は優士への気持ちを前面に押し出さずにある程度の距離感を保って接することを覚えただけで、気持ちの大きさは何ら変わっていないし、むしろ会えない分膨らんでいるくらいなはずなのだけど。それは優士には分からない、当然ですよね。

 国枝さんだけじゃなく、家族である優士にすらまったく想像のつかなかった海外行きを決めてしまうほどの駿人の行動力。その一端には、優士自身がどう思うかはともかく、男としていけるところまでいきたい、そんな矜持や勢いがあるのかなとも感じました。自分が思うかっこいい男を、突き詰めたい気持ちというか。本人が無自覚にしろ、それはいろんなものを経て最終的に、優士への想いに繋がっているんじゃないかな。最後、ホテルのエレベーターの前でのシーンにはぐっと心を掴まれました。駿人の台詞と、優士の表情がずるいんですよ。結局、この離れていた期間は互いへの気持ちを募らせただけだった。いつまでももどかしい、でも、それがこの2人らしい。ここまで来たら一般的なBLなら安定しそうだけど、この作品においてはそんなに期待もできない、そういうところが魅力だと思っています。余談ですが、国枝さんの描き方も1人の女性を大切に扱っていてとても好感が持てました。

2

もどかしい

ここで終わるか、というもどかしい展開。
ぐぅの音も出ないくらい待ち遠しい次回( ノД`)シクシク…

たかが2年、されど2年。
グイグイにグイグイだったあの頃の面影は消えて
おちついて
女の子とも仲良くしちゃてて
大人になっちゃったのかしら。
そんな風に読み進めてのラストにギュっとなった。

受け入れられない気持ちを知ってしまった。
少しずつ大人になっていく部分と
捨てきれない想いのはざま。
そして変わりつつある相手に惑う気持ちと
いつのまにか動いていた心。

首長に待ちます。。。

2

待ち遠しい

毎回新刊が待ち遠しい。大好きな漫画です。

1

最後のゆーじの切なげな表情は…

本のカバーを外した表紙のところに「関係性の矢印が行ったり来たりするBLとっでいいですよね。性癖だもの」と先生が書かれているその言葉の通り、5巻では矢印の大きさの変化(?)が特にゆうじに見られた気がします!!私も先生と同じく性癖です!!

5巻の終わりもとっても気になる終わり方で…速く次の巻を買いたい…次も楽しみに待ってます!!

3

やっと

日高のせつない失恋だった4巻。5巻はメインカップルのお話に戻ってきます。

テニスに全身全霊をかける駿人。彼の高校生活の中の、少し甘酸っぱい物語も。
コウが就職して髪を切っていました。ちょっと落ち着いたのかな?
街中で日高に似た人を見かけて声をかけそうになるシーン、これからどうなるんだろう。。

休みに自宅に帰ってきた駿人。ゆうじは、まだオレのことを?と、成長した駿人を前に、少し焦っています。
テニスでアメリカ留学など、しっかり自分の将来を考えている駿人。ゆうじが語学得意だったり、在宅の仕事ということで、何か予期させるものがあります。

そして、ついに、のラストシーン。もちろん続くのですが、これまでなかなか踏み出せなかったゆうじが。。

ということで、長かったなあと。ゆうじ、受けで決定(私的に)。

4

本当に良い作品

5巻すごく良かったのでレビューを書きたい気持ちになりました

最近のblはエロメインが多い中、
たまにはゆっくりと着実に進んでく本作のような物語が心地良いです
人間模様をうまく描いてるドラマみたいな感じです

駿人が女子を好きになる展開も自然でした。
LGBTつまりはバイセクシャルな人だっているんだなぁと

めちゃくちゃ良いところで毎回to be continuedになります。うおおおおお…と悶えてます

8

どの巻を読んでも良い!

はわはわぁぁぁぁ~わわわわぁ~~~~続きを、続きをお願いします。
はぁ参ったな。
コウだって見かけた後の顔!あれは本物の日高だったの?気になる~

7

少しショック

今回も素晴らしかったです。
ただ本当に私個人としては、シナリオ的にあってもごく自然だとは思うのですが、女の子の事好きになったしまったのか…と少しショックでした。

9

巻を増すごとにすごい

感情をぎゅうぎゅうと揺さぶられたコウと日高メインの4巻から、メインである駿人と優士のお話へと戻った5巻。
タイトルにも書きましたが、巻を増すごとにすごい。
何がすごいって、登場人物それぞれの心情の描き方とまとめ方、1冊の中での緩急の付け方が全ての巻においてすごい。
「BL作品」というよりも、「秀良子先生の作品」という感じ。
唯一無二のセンスと読者を惹きつけてやまない魅力がある作品だと思います。

「おにいちゃんはぜったいに だれよりもかっこよくなるのに」
3巻で菊花ちゃんが言った通りになりました。
正しくは、言った通りになる途中でしょうか。
あれから数年の月日が経ち、高校3年生となり一気に大人っぽく成長した駿人。
寮生活を送りながら本気でテニスに打ち込み、プロテニスプレイヤーになろうという夢を叶えようとしています。
テニスが好きなこともあるのでしょうが、自立をしたい気持ちが大きいのかななんて。
1〜3巻よりも駿人の青春部分が見られて良かったです。
充実した高校生活を送る中で、「気持ちに応えられない側の辛さ」を知ってしまい、がむしゃらに優士へ好意を向けていたあの頃の自分には戻れなくなってしまった。
けれど、優士と会った途端にやっぱり世界一好きだと再確認する。
国枝さんという女の子との描写もあり、この描写がある事で駿人は更に成長したのかなと。

一方、少し見ない間にどんどん成長し、自分の知らない姿を見せる駿人に複雑な感情を抱く優士。
今作は終始優士と同じ目線で読んでしまいました。
自分の生活は変わらないというのに、自分を追い越してあっという間に人間的にも身体的にも成長していく若者がキラキラと輝いて見える。
駿人のこれからの世界に自分の居場所はあるのか?この感情はもしかしたら保護者としての感情ではないものなのではないか?と、悶々としてからのあのラストですよ……
終わり方が本当にずるい。ページをめくる手が止まらなかった。
映画のようなワンシーンで、感情の描き方が本当に上手です。
この感情につける名前をまだ知りたくないのに…
もうこれは陥落で良いのでは…?
続きが気になりすぎて6巻が既に待ち遠しい。


STAYGOLDという作品の、秀先生が描かれるメインCP以外の人物視点のお話も私は大好きで。
各キャラクターのエピソードを読めば読むほど、登場人物達の違った魅力が発見出来るのが素敵です。
菊花ちゃんの回の学校の授業で家族について発表するシーン、コウが自分達はスペシャルなんだと何気なく言うシーン、駿人と久しぶりに再会した菊花が涙するシーン。
まだ幼い彼女が抱えていた沢山のものが見えて胸がギュッとなりました。
そして、就職をして社会人となったコウが心なしか元気がなくやつれているような気がしましたが、もしかしなくても仕事が忙しい事だけが原因ではないですよね?
街中で彼を見かけて、でも話しかけられず…
「ひ」とのその後も気になります。

今までと比べて大きく動き出した5巻。
なんだかもう余韻がすごい。すごい作品。
中山家の今後を引き続き追いかけたいです。

25

駿人の変化にドキドキ

今回も最高でした。

グイグイ来て思いを伝えていた駿人はもういないです。あの駿人も可愛かったのですが…
高校3年間を経て、様々な経験を経て想いに応えられない辛さを知った駿人。
その違いに戸惑う優士も色気満載でした。

途中、駿人が同級生の女子にグラつく場面がありますが、優士に対する「世界一好き」が聞けてホッとしました。

テニスの試合遠征で、具合が良くない駿人について行った優士。同じ部屋で気まずい優士は部屋を出て行き、追いかける駿人が優士にキスするところは最高に萌えました。
最後の優士のモノローグ「この感情につける名前をまだ知りたくない」って事から何となく自分の気持ちは気づいてるって事なのかな…
5巻も気になるところで終わったので続きが気になります!

7

2人の関係がどうなるのか目が離せない

自分の中でBLとして好きな要素がこれでもかってくらい詰まっている本作。

今まで押せ押せだった駿人が忙しいのもあり優士から若干距離をとっていて、あまり会っていない間に大きく成長して変わってしまった駿人に対して、優士の気持ちがぐらついていきます。

もしかしてこのまま何も起こらないで話が終わってしまうのでは……とBLを期待している分、かなしくなりましたが、最後!!! すごくいいところで!!!

本作の一番美味しいところは、家族であるとか年齢差があるという葛藤だと思います。2人の関係がどうなるのか、続きがとても待ち遠しいです。

5

やっと

テニスの為に寮のある高校のスポーツ科に入学して成長する駿人に、優士は置いてかれたような気持ちになっていました。自分が拒んだものの新しく広い世界を知れば、優士がいかにつまらない存在だったと気がつくのではと考えるのです。

実際に駿人はテニスに夢中になり更に上を考えるようになります。そして同じ高校の普通科の女生徒達にモテてました。その中で大人しく告白して来ない女の子と一緒に勉強したり、映画に行ったりもしていました。付き合ってるという噂を流したのは実はこの女の子で、そういえばこういう一見何でもないような子ほどタチが悪いんだと思ってしまいました。

高校を卒業して駿人はプロになる事を決めて、祖父母のいるアメリカに行くまで優士もいる家に戻って来ています。妹に一緒に行くかと聞いていた駿人に、自分もその未来にはいるのかと優士はモヤモヤしていました。駿人の試合に京都まで付いて行ってます。部屋から逃げ出した優士を追いかけて行って、駿人が優士にキスするところで終わってました。

コウも日高と離れて徐々に弱って来てるような気がしました。早くまとまってしまえば良いのにと思いました。

5

陥落でしょあれは

レビューというか、読んだ直後の感想です。
そりゃ高校三年間も通ってたら色々あるのはしょうがないですよ。多感な時期だし毎日やりたいことやら好きな人でキラキラしてるし。アラサーの仕事や家事に追われた三年間とはそりゃ比べ物にならないでしょう。にしても優二枯れすぎてないですか?駿人の成長がまぶしすぎてこちらも直視できないというか、優二といっしょにずっと悶々として読んでいました。最後にそうくるかという展開でまさに帯にあるようについに陥落!?といった感じでもう次巻まで待てないのでわたしもon BLUE買うか迷ってます笑 一巻から発売されるたびに読んでて最初は甥っ子×叔父とかサイコーじゃんと思ってましたが、こんなに胸の締め付けられるドラマが待ってるなんて思いもしなかったです。ずっと続いてほしいような早くハピエンを迎えてほしいような…やっぱり秀良子先生サイコーだなって思いました。

21

流石です秀先生

先生の漫画のテンポというか独特の間が絶妙すぎて小気味よい感じに陥りました。なんだろう…坦々とした感じなんだけどポイントはつくとこがついてきてコマ割りが天才なんです。

はやとが夢で国枝さんの夢を見て名前を呼んでしまい、ゆうじがそれを聞いてしまって、
は「やっぱり世界一好きだ」
ゆ「国枝さん」
は「優しくしないでほしい」
ゆ「って誰だ?」
て言うやりとりの所なんてゆうじのささやかな嫉妬とはやとの秘められていた情熱という2人の気持ちがすごい伝わってきて胸が締め付けられました。

コウと日高くんもじれじれでその後の展開欲しかった…

菊花になりたい。

10

人生No.1BLです!

商業BL読み始めて10年ぐらいですが私の中のNo.1に躍り出るぐらいハマってる作品です。と言っても読み始めたの最近…。最近たまたま1話無料を読んでころっとハマり今までノーマークだった事を後悔しました!これは傑作!BL史に残る傑作では?!
5巻も素晴らしかったです…今はこの作品の事で頭がいっぱいです。
1巻読み始めた時は駿人が受けだと思いこんで読み始めてそのうちアレ?違う?これ駿人攻めか?となって最初はええ〜ショックと思ったんですがさらに読み進めるうちにあっさり攻め駿人の魅力にすっかり魅了されてしまい、今は優士早く抱かれろ!と日々願ってます…。と言ってもまだくっついてないので受け攻めはっきりしませんが。駿人カッコよすぎんか無理…。攻めとしても男の子としても理想の塊すぎる。早くくっついてほしいけど駿人のアプローチを永久に見続けたい気持ちも。こんなに攻めの方に魅了されたの初めてですわ。グイグイ積極的な攻めはたくさんいるけども、年下の少年の純粋無垢な猛アプローチにトキメキがやばい…。優士羨ましいなクソぉ(笑)。自分はこういう攻めを探してたんだとわかりました…。とにかく好き過ぎて悶えてます。こんな理想の塊な攻めを生み出してくださった秀良子先生には足を向けて寝られません!
てかすごいここからー!ってとこで終わってる!BL既刊周期で次1年後かい!読むの1時間で次の話まで1年後?!待てねー!待てる自信無いのでたぶん雑誌追っちゃいます。
BLCDも気になる。
欲を言えばアニメでも観たい(笑)。ブルーリンクスくん検討お願いします…。
ところで秀良子先生は冴えない女性キャラクターかくの上手いですな。
あまりに理想の作品に出逢ってしまったためこの先この作品以上に面白いと思えるBLに出会えないんじゃないかと不安なぐらいです。
駿人…なんであんなにカッコいいんだよ…

14

優士の色気が増量中

4巻で日高とコウのインパクトがものすごかったから、正直優士駿人の恋模様はいつか上手く行ったらいいな、くらいにゆったりと構えていました。が、5巻で優駿メインになると知って復習で読み返したらやはりこの2人いいー!
すっかり優駿モードでスタンバイオッケー状態で早く早くっと読み始めたらどうだい…
ぜんっぜん萌えねー…
いや秀良子さんだからめちゃくちゃ面白いには違いないんだけど、萌えが足りない。
というより萎えが……
なんでインフルの時に見る夢が優士じゃないんだよーー熱に浮かされてる時くらい好きな人の夢見てほしい…
いや、分かるよだってあのままあの彼女へのフォローが無いと駿人も彼女もビミョーな奴だもんね、分かるんだけどもっっ!
個人的に5巻の優士はめちゃくちゃ色気があって(駿人に色々思う所あって表情や姿が寂しそうで色っぽい)私の中の攻めはいつでも優士の後ろ(首すじとか背中とか)を狙ってるくらいなのに、駿人ときたらなんもしねーでやんの!
ずっと物足りないったらなくて、極め付けのあの夢だったもんだから…

でもそこからはさすがの展開でした。
やっと駿人の「今」の気持ちが見えた。
「やっぱり世界一好きだ」
にホッとしました。うんうん、それさえ分かればもう満足!
色々経験して「気持ちに応えられない苦しさ」を知ったのですね。
駿人の成長は感慨深いです。と同時にもうあの頃の、隙あれば仕掛けて顔赤らめてた少年は居ないんだ、と寂しい気持ちに。

そのあとの、2人でシングル部屋にお泊り展開にはドキドキでした!あーもう残りページが少ない、えっ追っかけてくるの?くるの?あっ来た
きゃーーーーーっっ
つづく

…応えてくれなかった相手が応えてきた場合その後する事は何でしょうね。ここホテルですけどー笑
そして誰ですか萌えが無いとか言った人ー
やはり秀良子さんは裏切らないなー
最後にこの展開はズルうまい!
とりあえず続きのon Blueは買う!笑

あとコウくん痩せた?一気に老けたような気が。仕事疲れてるの?
…だけじゃないよね

18

2人の変化が素晴らしい

pixivでの配信でずっと気になっていたので、この度のonBLUE展の関連で過去ペーパーが復活していたので、一気に購入し、一気に読み、そのままの勢いでレビューを書いています。

地雷持ちなので買う予定のある本はある程度の下調べをしてから購入するのですが、このお話は個人的に下調べ無しで読みたかったなと思いました。

感情の描き方、並びに変化や一人一人個人の世界の描き分けや緩急がとても上手くて読みながらに1回目にも関わらずここで誰がこう思いここでどのように変化していったなどが分かりました。深追いは今後していこうと思います。

2、3年もの間優士と離れて暮らしていれば心が離れていく事もあるのかもしれない。その上成長期の真最中なら尚更の事。だけどそんなものは、また会って話して共に暮らすという事だけで一瞬にして引き戻される、そんな感じがしました。
ここで大きく見えたのは優士と駿人での2、3年の違いでした。特に分かりやすく違いが見えるのは見た目。優士も見た目の変化はこれからも少しずつはしていくのだろうけどそれはほんの少しずつの事、でも駿人は大きく変わります。そして変わったのは見た目だけでなく心も。優士がぐるぐる考え、離れていってしまった寂しさを持ちながら、でもまだどこか余裕と安心感に浸っているうちに、駿人は一瞬にして大きくなってしまった。それがまた優士の心を少しは動かしたのかもしれない。駿人も駿人で、高校での寮生活のうちに1度は若気の迷いなのではないかと思った事ももしかしたらあったのかもしれない。でもそれは冒頭でも話した通りこの感情は間違いなんかじゃないと引き戻される。1人の女の子を好きになることもあったけどそれでも心のどこかに必ず優士がいて目の前にした途端にまた溢れ出す、そんなような感じがしました。

評論みたい、そしてとてつもなく読みにくい文章になってしまいました...

とにかく最高なお話に出会えてとても良かったです!この先がとてつもなく気になる...そしてこの後の優士と駿人はもちろんの事、コウと日高の関係性も気になりました。

14

変化と不変が入り混じる

なんて言っていいか分からない感情におそわれています……。
4巻で「日高ぁああああ」になりましたが今回一瞬だけの登場でしたし
でもコウは見間違うはずないのできっと日高だったんだろうな。気軽に声をかけられない間柄になってしまってとても寂しいです。
疲れてるのは“しゅうしょく”をしたせいだけではないはず。

菊花も大きくなって小学校生活を楽しんでるかと思いきや、やっぱり我慢してることもあるよね。駿人に見せた涙が切なかったのですが、菊花に「スペシャル」って昔に言ってあげていたコウは素敵だ。他と違っても家族だもんね。

駿人が……4年でそんなに変わっちゃうものなんですね!?!?男子の成長を近くで見守ることが出来ないのでめっちゃ戸惑いました(一般的な男子はこうじゃないかもしれませんが)
自分の感情に任せて優士に向かっていかないのは成長したからで、成長はもちろん喜ばしいことなのに寂しさを感じてしまいました。
ただの読者の一人ですらこんななんですから、優士は複雑どころの話では無いに決まってますよねぇ…。
優士に正論言われて拗ねた駿人が頭ぽんされて「子供扱いすんな」ってところは以前と変わらない素顔で懐かしささえありましたが。
プロテニスプレイヤーになると言い出し、それも実現不可能ではない駿人の未来は輝いているのに
自分は仕事に追われて(翻訳だって充分素晴らしい仕事ですけど)これから何かが大きく変化するわけでもない優士は苦しいだろうな。
保護者としての顔を繕っていたいのに見透かされたラストがもうわあああああああああ!!!

駿人は国枝さんを好きだったというよりは、昔の自分の重ねていたんじゃないかと私は思いました。好きと言ってくれる相手を好きになってあげられたら良かったな、みたいな(違ってたらすみません)
駿人の気持ちに応えられない優士を少し理解してしまったような状態で、それでも優士を“やっぱり世界一好きだ”と改めて思ってしまうのだからしんどいですよね。
けど、届きそうな想い、いやもう届いたのかな??
早く6巻下さ─────い!!!!!

15

胸が苦しくなるほどの想い

優士が悶々とする番ですね^^;
ここまできたかと。
やっと駿人のことを見たーーという感じでしょうか。
世界が変わってしまった駿人が遠くに行ってしまうと感じる。
もう自分の方は向いてくれないんじゃないかという思い。
そんな優士の不安が伝わってきて息苦しい(´;Д;`)

「この感情につける名前を俺はまだ知らない」
という前半の気持ちから、
『この感情につける名前を俺はまだ知りたくない』
に変化する後半ーー…

優士はもう自分の気持ちに名前をつけられるんだね。
それは、単純に〝恋〟なのかどうか。
少し進展していきそうな二人にドキドキと不安でいっぱいです。


そして、今回は女子ーズのストーリーでもありました。
菊花に国枝さんーー…
駿人は国枝さんが好きだったんだねーー
それって優士への気持ちとは違うものだったのかな?
そんな駿人の気持ちに、ちょっとショックを受けてしまいました……
やっぱり、私は基本BLに女子はいらない派です!

12

胸に湧き上がってくるこの感情の名前を私は知りたい

秀良子先生は頭の中を覗いてみたい作家様の一人です。
淡々と描く日常が何故こんなにも胸を打ち、胸を騒つかせる物語になるのだろう?と不思議でならない。
魔法使いか錬金術師なんじゃないか。

一年前、4巻で大いに泣かされて、こんなにすごいもの描いたあとの5巻って一体どうなるの?と期待もし、勝手ながら心配もしていました。
だってあんなすごいもの、何冊も何巻も描けないだろうって凡人は思ってしまう。
でも本当に無用な心配でした。
やっぱり先生の描くものはすごかった。

優士と駿人の本編が、大きく動き出しました。
高校生になり寮生活を送る駿人は、将来を見据え、真剣にテニスに取り組みます。
キラキラと眩しいくらいに成長していく駿人。
たまに自宅に帰ってきても、優士だけを見つめていたあの「射すような目」はもうそこにはない。
それは親代わりの優士にとって喜ばしいことのはずなのに、何故か取り残されたような寂しさや喪失感に襲われてしまう。

「この感情につける名前を俺はまだ知らない」

駿人を拒絶したのは自分なのに、置いてけぼりにされたような、何とも言えない焦燥感に駆られる優士の心が切なくて苦しくてたまらなかった。
優士の気持ちが痛いほどわかる。
あの射すような目で見てきた少年が、もう自分のことを見てはくれないのか?っていう悲しさが。

アメリカへの留学を決意する駿人と、駿人に対する感情の正体に気付きそうな優士。
2人の想いは交錯し…!?

この巻はいよいよ2人の関係性が変わるのか?というところで残念ながら終わってしまうのですが、ハッキリ言ってこの先の展開は一年待つ価値ありです!

もちろん今すぐ続きを読みたいくらいに飢えてるんだけど、2人がここまでくるのに費やした歳月と同じくらいの時間をかけてゆっくり物語を追いたい気持ちにもなるんです。

キスシーンと本編ラストページには、ブワって鳥肌立ちました。ゾクゾクして止まらなかった。
「あ、駿人からキスした…」っていう。
このキスは、この巻を読みながらずっと抱え続けていたフラストレーションを、すべて吹き飛ばしてくれました。

この2人、計4巻の登場で実にまだ数回のキスしかしていない。でもそのすべてがすこぶる効果的。
演出力高すぎるし、やっぱり見せ方にセンスしかないや。

優士と駿人。
コウと日高くん。

2組のこれからの物語を楽しみにしています。

16

まっっっっって

や…や、やっっっばいな?????

自分の気持ちを偽らない押せ押せの中学生駿人もすごい良かったけど、成長して経験積んだ高校生駿人がなんかもうすごい。
高校時代、漫画の主人公のような人気ぶりの駿人は好意を受け取れない側の気持ちを知って、以前のように優士に想いをぶつけられずにいて
優士はそんな駿人の態度に、悶々としながらも自然な流れだと自分に言い聞かせます。
うあ〜〜〜このリアルにありそうなすれ違い?勘違い?すごい好き〜〜。

優士目線で見る駿人はなんだかきらきらしてた。進路もちゃんと考えて、実現のために努力を惜しまない。かっこいいよ駿人!
確かに1-3巻でよくみかけた射抜くような駿人の視線はありません。でも駿人の気持ちはまったく変わっていないのだとよくわかりました。

6巻が早くみたい!コウと日高ももちろん気になるけど先に叔父と甥っ子の関係に決着をつけてください!

6

違う世界の人

久々に1巻から一気読み、そして、4巻でまた泣いて5巻で固まった。
動き出だすのか?もう堪らないわ…。

前巻はコウ日高だったこともあり、
5巻で一気に成長した駿人の存在感に圧倒されてしまう。
菊花もすっかりお姉ちゃんで、社会人になったコウでさえ大人に感じさせる中、
この家で一人ずっと変わらない優士にホッとする。

テニスに打ち込み2年ぶりの再会、高3の駿人は優士と変わらない背丈で同じ目線、
優士がいないところで成長して、優士の知らない世界を目指し、
優士を軽く超えて違う世界へ向かおうとしている。

もしかしてと思いながらも、どこか肩透かしに会いたくない気持ちがあって、
成長した子どもが離れていく寂しさなのか?と考えていたら、
離れて成長した駿人の世界に、自分の居場所を求めている優士がいてこの言葉…

目の高さが近づいたぶん離れたもの、駿人はもうあの射すような目で俺を見ない。

あ~~~~一気に胸が高鳴るっ!ちゃんとそっちも読ませてくれるのねと。

駿人が成長したのは身体だけではなくて、内面の成長も著しい。
学校で想いを寄せる女子に応えられない自分を通して、
自分の想いをぶつけることしかしなかった過去を鑑みる。

色んな面でもう子どもじゃない駿人がいて、まぁ眩しい。
ほんとにこのままだと、違う世界の人になるよと思わせる圧倒的な存在感です。

高校卒業しアメリカへ渡るまでの残り少ない期間。
体調を崩しても留学の為に試合数を重ねる必要があると、
無理をする駿人に強引に付き添って京都遠征の優士。
エレベーター待ちシーンの焦燥感はも~~~~映画かっ!
脳内で勝手に音楽が流れてきたわ。

この感情につける名前をまだ…知りたくないのに。

えらいところで終わってくれましたね…。
こんなに丁寧にゆっくりゆっくり成長しながら、
気持ちの揺れや変化を読ませてジレジレさせられる作品はないわ。

めくるページの先がない悲しさよ…。

今回は全然進展を期待してなかっただけに、この想いをどこにぶつけてくれようかと、
結局1巻から再読してしずめるしかないのです。
そして読み直すとまた4巻で泣いてしまう。

社会人になったコウがすごい落ち着きようというか、腑抜け状態なのか?
街中で声を掛けかけた「ひ」さん。
応えられなかったコウが、予想外にダメージを受けている気がします。
こちらも期待していいのか?

そうそう、高校で駿人狙いだった地味な国枝さん。
個人的には苦手な描写で、もちろん成就しないのは解ってるけど、やり方がダメでした。
控えめに見せながら、自分勝手な好きな気持ちの押し付けや自己満足。
でも、国枝さんはしっかり幸せを掴むタイプなんですよね…世の中そんなもんだ。

とにかく、6巻がえらいことになりそうで、本当に待ちきれない。どうしよう…。

16

こんなに読み応えのある漫画なかなかないです
実写化してください
STAY GOLDを読むためだけにon blue買ってます。STAY GOLDしか読んでないです

3

読後に感じる切なさ

読み終わって、いつも思うのが、登場人物たちの気持ちがなにかこうズシーンと読者の気持ちの中に入ってくるみたいな、何とも言えない気持ちにさせられる作家さんです。
セリフで読ませるんじゃない読者の想像を掻き立てるのがとっても上手いなぁ

駿人が少しずつ大人になろうとしてる、高校では友達以上彼女?以下らしき人が出てきて、ちょっとーーっ!ってザワザワしたけど、これはこれで(女のコ目線からの回想)駿人の高校生活がリアルに体感できて良かったかなと・・・

一方で優士はというと、高校生の2年と30代の2年では随分違いがあるわけで・・・
モヤモヤ、ぐるぐる、なかなか自分の気持ちの整理がつかない感がリアル
もう、この先生上手いな(拍手)

最後は、2人のベクトルが家族から恋愛の方に向いた感じで終わったけど、うーむ・・・
肝心な所は見えてなかった

読者としてはモヤモヤしたままこの気持ち抱えて待つのは辛いよー
陥落でいいんだよね

コウも随分と影が・・・
日高もめちゃくちゃ気になります


3

控えめに言って、最高。

『STAYGOLD』の5巻目。
4巻はコウ×日高くん、のお話でしたが、5巻に入り再び優士と駿人のターンに戻ってきました。

時は流れ、駿人が家を出て早2年。
全寮制の高校に進学した駿人から、毎週決まった曜日に電話がかかってくること。
チャラ男だったコウが就活して現在はリーマンになっていること。
優士は翻訳の仕事をしながら、駿人と菊花を育てていること。

菊花の「学校の宿題」に織り交ぜて、そういったものをざっくり説明するところから5巻はスタートします。この出だしがさすが秀さん、といった感じ。前巻からの時系列、彼らの関係性、性格、そして現在。それらすべてをこれだけのページ数で読者に読ませるところはさすがとしか言いようがない。

で。

5巻に入り、前巻から時間が経ったことで、彼らの関係性が大きく変わりました。

中でも駿人。
あれだけ優士一筋だった駿人が、家にも帰らず、優士ラブの目線も落ち着き、そして何よりテニスでプロを目指すようになった。

世界が狭かった中学時代から、高校生になり、外の世界を知り、やっと叔父への想いが間違いだったのだと気づいたのだろう。

そう思う優士なのですが。

これねえ。
帯にもあるのですが、

優士、ついに陥落⁉

という文句が素晴らしい。です。

駿人からの愛情を受け止めきれず、いったんは駿人を突き放した優士。
けれど、距離が離れたことで、かえって駿人のことを深く思うようになっていく。

自分の手から離れていく駿人に、一抹の寂しさを感じつつ、けれど子離れの時に感じる寂寥の念というものはきっと誰しもが通る感傷だと思うんですよね。優士もはじめはそう思い込もうとした。

けれど。

自分の感情に気づきたくない。
駿人への想いに名前をつけたくない。

そうもがく優士の感情の機微が手に取るようにわかる。

家族である、という枠。
男同士であることの葛藤。

そして、読者には駿人がなぜプロのテニスプレーヤーになろうとしているのか、もわかってしまう。

少しでも早く大人になるために。
一人前の男として、独り立ちするために。
そして、それが、何のためなのか、誰のためなのか、ということに。

昨今、早々に身体の関係を持つBL作品は巷にあふれかえっています。
そんな中、ここまでじっくり感情の機微を描く作品はそうそうないです。

何より「心」が欲しい。
そんな彼らの葛藤と、努力と必死さと。

秀吉子という作家の技量に圧倒されます。

駿人+優士、の2人のお話は最高過ぎて悶絶しっぱなしでしたが、前巻のコウ×日高のお話は今巻は休憩。彼らのその後も激しく気になります。

まあ、控えめに言って最高。

そんな5巻でした。

12

苦しいの上塗り

日付が変わると同時に電子で買いました。

◾︎中山駿人(高校3年〜)×中山優士(叔父、32歳〜)
濃かった…BL的に"濃い"と言われるであろう絡みは一切ないのにここまで濃い。そして苦しい。4巻が苦しさのピークかと思いきやどんどん苦しいの上塗りをされ続けてる。

駿人が家から出て、一瞬でも僅かでも優士以外を恋愛の意味で好きだと思ったなら、人間的にかなり大きな成長だし素晴らしい事で。彼の友人なら手放しで喜びたい。しかしながら優士の感情を覗き見ながらのこれは拷問。

STAYGOLD内でも駿人の中学時代ですでにありましたが、秀良子先生は女の子を絡めてくるのがお上手です。ただ今回は特に生々しく絡みましたね。ここまでリアリティもって女性を介入させられると頭を抱える。大好きです先生。ほんと、やられる。ありがとうございます。
同世代の女の子達から見る駿人はこんなに眩しいんだよ。こうなってくると、第三者から見た優士がどんな人間かももう少し知りたい気持ちになってくる。

コウと日高のことも考えるだに辛さが。コウ自身の描写が今回極めて少なくて、ほんのちょっと描かれてる菊花から見たコウもしんどいけど、「ひ」もしんどい。どうか「ひ」以外の生活は幸せであってほしい。これでコウが仕事に悩んでたりしたらただでさえ限界のキャパが溢れますよこっちは!

エレベーターへの「はやくこい」、読者は駿人に「はやくこい」

15

すぐに次巻が読みたくてたまらない

今までぐいぐい来ていた駿人が成長してから優士にたいしての態度がだいぶ変わっています。
相変わらずぐいぐいなのかと思っていたのに、ちょっと仲の良い甥っ子と叔父さんそのものの距離になっていて読んでいて優士と一緒に混乱してました。

おそらくSTAY GOLDをここまで読んでいる読者の方は大丈夫だと思いますが、駿人と女の子のちょっとした絡みがあるのでもしかしから苦手な人も居るかもしれません。
彼女との交流は、彼女の視点で考えても、駿人の視点で考えても、優士の視点で考えても切ないです。
ただ、この話は駿人と優士が進展するなら絶対に通らないといけない話でした。
彼女との出来事を通して、盲目的に優士だけを好きだと思っていた子供の時間は終わり、それを越えた後でも優士が好きなんだという駿人の強い気持ちがわかります。

また、駿人は離れていた間に人の思いに応えられない辛さを知り、優士の感じていたであろう辛さを理解できるようになってしまい今まで通りにぐいぐいいけなくなってしまいました。
それをみて駿人はとても大人になったと感じました。
しかしそんな事とは知らない優士は変わった駿人にずっとぐるぐる頭を悩ませているのですが…
駿人と優士の間に必要だったのは、駿人が大人になる事とお互いに離れて考える時間だったのかも知れません。
今回の終盤の優士と駿人の心の揺れ動きには思わずドキドキします。これは是非読んで欲しいです。
読み終わった後にそこで終わっちゃうのか!と次号のon blueには載っているか思わず確かめに行きました 笑
本当に陥落したのかまだ分からないし、もしかしたら事件もあるかもしれないし(なんせ拗らせまくっている優士だから 笑)どうなるか続きがとても気になってしまいます。

そして前の巻でみんなが涙を誘われた日高くんですが、ほんの一瞬だけ…彼の今後の展開もなにかあると信じて楽しみにしています。

15

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