あまり小説派ではないのですが、真夜中クロニクルは初めてすごく泣いたBL小説でした！！二人が本当に良い！！
ともぷさん

凪良ゆうさんの作品がダントツによかったです！心理描写もうまいし紡がれる言葉が美しい事！なんというか心の深いところにふれるんですねー、ガクガク揺さぶられました。
ホムサさん

爽やかな感動をありがとうございます。文句なしのツンデレ受けに文句なしの年下攻めのベストカップル。
ともふみさん

なんだか成長小説というか、思春期に是非読むべき！大人になる途中の息苦しい感覚がじぶんにもあったなぁ、と思いながら読み進めました。(今も子供ですが)
りにさん

圧倒的に印象に残ります。というのもこれが発売されたのは、震災の衝撃さめやらぬ３月。心にも実生活にも痛手を受けている時に、障害にも苦難にもめげず前向きに頑張る主人公達に実に励まされ、そして感動させてくれたからです！
茶鬼さん

★名作誕生です。
ニーナと陽光の２人の成長が瑞々しく描かれていて、読み終えた後はカタルシスがどっと押し寄せてきてきました。読み進める度に物語の面白さはとは別に読み終える事に対する寂寥感に溢れたくらい素敵な作品でした。絵師も小山田あみさんで凄く素敵で、物語の世界観と融合されてました。これまで読んできた凪良作品は私には『全ての恋は病から』が突出していて他の作品はそんなに心に響くものがありませんでした。表紙買いしたので小山田あみさんでなければおそらくは直ぐに手に取る事もなかったと思います。そういう全てを覆すくらい素晴らしい作品でした。まだ読んでない人は損してますよと伝えたいくらい、大事なものを 貰った感じがします。
ユッキさんのレビュー

★さすがです
最近すっかり凪良さんにはまってしまい、既刊を読み漁る日々なのですが、評価も高いだけあってさすがと言いたくなるこの作品！
なんとなく、可愛そうな受けが苦手で、躊躇していたんですがとんでもない。 受けのニーナには、病気という背景があり、いじめの過去もある。確かに同情を誘う設定ですし、かわいそうな型に当てはまると思います。けれどやはり凪良さん。そういった設定をしっかりと生かしつつ、けしてかわいそうな悲劇のヒロインではないニーナがしっかりと作中に生きていました。
卑屈になりながら、人間らしく、不器用ながら攻めの陽光をしっかりと想っていて…すごく良かった。これに尽きます。 また、ニーナだけはなく陽光もしっかり良い男です。少年から大人への成長。けれどまだまだ幼い部分、どうしようもない葛藤や、けれど前向きでいたい気持ち。がんばれと素直に応援したくなるようなそんな攻めです。
ほかにも脇キャラとして、本来なら当て馬。むしろ嫌われるであろうキャラ・唐崎もすごく良い味を出しています！
なんて憎めないおっさん…と軽い感動を覚えつつ、総じて、すべてのキャラが良かった。そう思います。
凪良さんの印象として、設定はどうあれけして派手な作品を書く方ではないと思っています。
むしろどこか良い意味でBLらしくないものを書くとも。
けれど中身のぎゅっと詰まった意味のあるものを書く方だと思うので、今後とも期待しておっかけていきたいと思います。
xxさんのレビュー

★凄い…としか言いようのない物語
また、なんちゅーもんを読ましてくれるんですか、凪良さん…。
言葉にできない読後感に、しばらくレビューもできませんでした。
本当に本当に、間違いなく、心に響く名作でした。

すごくどっぷり浸りながらあっという間に読んだんだけど、なんだかものすごく長い物語を読んでいたような感覚でした。
この２人の辿った沢山の時間を、「読んだ」というより「見た」という気がします。
この先何度でも読み返すであろう、大切な１冊になりました。

それにしても…凪良さんのお話は、毎回ものすごく大好きです。
何人かいる大好き作家さんの中にももちろん「あたり作品」と「ふつう作品」があるんだけど、「ふつう作品」すらない、全部が「あたり作品」の方は私は今のところ凪良さんだけです。
しのさんのレビュー