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ten count
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
好きな人が自分のことを好きになるって本当に奇跡なんだなあ...って感じる作品。
黒瀬くんが泣いちゃうシーンは、何度読んでも感動。本当に城谷さんのことが愛おしいんだろうなあ...
二人は一生幸せでいてほしい...!
ついに完結しました…
はぁー良い作品でした。
攻めも受けもどちらも幼少期に消化できない過去があり、ちょっといびつなところあり。
前巻で、黒瀬が昔好きだった潔癖症の男に似ているからと理由で城谷に近付いたとわかり、それをどんな感じで伝えるのかなと思っていたら。
良いシーンでした。
城谷のおあずけ喰らわせ具合もなかなか罪w
お互いの過去もそれぞれ消化に向かい、
文句なしのラストでした。
これから黒瀬は城谷の会社に応募するのかな^_^
あぁ、とうとう、やっとここまできた。
城谷と黒瀬、最終巻です。
5巻の、最後に出ていた女性。
ますますクソ女になってて。
何をいけしゃーしゃーと((゚Д゚ メ )
黒瀬、もっと言ってやってよかったのよ!
そして、昔の心残りだった人と握手で別れられてよかったね。
ベッドで寝落ちしちゃった城谷を抱き抱えて告白する黒瀬の言葉も、2人の姿も、めっちゃきゅんきゅんさせて頂きました♡
素直じゃなかった黒瀬だけに、このストレートな「好きです」は刺さるわ~。
ラストのえちシーン。
城谷にされて、「もう挿れさせて」とお願いしちゃう黒瀬が、サイコーにかわいくてきゅんでにまにまです(*ノωノ)
あぁ、歪な関係だったのに、とうとう恋人同士になったのねぇ。
抵抗がある行為リスト10から始まって、して欲しいことリスト10で終わるなんてo(>∀<*)o
黒瀬ってば、やっぱりムッツリ策士。
作品としては綺麗に終わったって事でいいんですかね、途中からなにやってんのか良くわからなくなった作品でした。
まあ話題になってる当て馬の女性、受け君が子供の時に高校生だからもういいお年でしょ。怒るというより呆れる感じでした。もう好きにして下さい。
黒瀬くんの色気は上がりっぱなしですね、BLの全受キャラが股を開きそうです。こういう作品お好きな方多いんじゃないかな?
受け君の小鹿のような儚い感じと濡れ場のギャップもいやらしくて大変良かったです、凄くおすすめ。
全巻イッキ読みさせてもらいました。
不潔恐怖症を治してあげたいけど城谷さんを汚したい黒瀬くんと汚れるなんて1番嫌なはずなのに黒瀬くんに汚して欲しい城谷さん。それぞれ辛い過去がある2人は歪だけどどこか惹かれ合うのは必然だったようなそんな関係性に見えました。
6巻では黒瀬くんが今まで我慢していたのが爆発するシーンが多かったような気がしてすごく良かったです。キスシーンでも城谷さんから頬にキスしたもの黒瀬くんが我慢できず口にしたり城谷さんからの告白で涙を流したりえっちが終わったあとに褒美を待ってたと言って城谷さんが大好きだと言ったシーンは最高でした。。。
あと城谷さんが黒瀬くんにフェ○をしようか聞いたものの断られたシーンでもう一生言わないとぷるぷるしてたのがほんとに可愛かったです笑
そして2人が出会った時にしていた不潔恐怖症を治すためにしていた1から10の項目を書くことが最後に本当に城谷さんがしてほしいこと偽りなく記入するというシーンで幕を閉じていて宝井理人先生のストーリー構成が個人的に最高だなと感じました。
これから2人で汚しあって受け入れながら幸せに暮らして欲しいなと思いました。ほんとに神作品ჱ̒ ^._.^)
すごく評価が高くて人気の作品なので、ずっと気になっていて、やっと手に入れて読みました。
念願の本が手に入った喜びが大きかったせいなのか、あまりに期待が大き過ぎたのか、全然刺さりませんでした…。
私の作品評価には、読んでいて胸がギュッとなるかどうかが大きいのですが、ギュッが無かったです。ちょっとキュッときそうにはなるのですがキュッにもギュッにもならず。
途中から、これは二度は読まないな…と思いながら読んでしまいました。
そして、最終巻もなんだかあっさりと終わった感じです。もっと盛り上がって最後には読んでよかった!…ってなるのを期待したのですが、何というか、やっぱりもっとギュッが欲しいです。気持ちがすれ違ったりとか、何か事件とか、そんなのは無くても、ただただ日常を描いた作品でも十分ギューっとなる作品いっぱいあります。だから、すごく残念でした。
せっかく手に入れた本。私は、手元に置いておきたいかどうかで萌と中立の境目なのですが、こちらの作品は中立とさせて頂きました。
5巻まで一気に読んで、一週間おいてから6巻を読んだからかもしれませんが、拍子抜けした最終巻でした。
城谷にとって重要な人物が登場するのに、それがなおざりにされているように感じたのが大きな理由です。
全体として、収まるべきところに収まった感じはありました。
過去の人の影響で今があっても、過去の人は過去の人。今いる周囲の人との間で生きていく2人で良かったです。
また、2人とも出会う前から抱えた問題が、すべて解決しきらないで終わるところがよかったです。
トラウマ克服に関してはとても綺麗にまとまったと思います。感動の最終巻で、思い残すことはないんじゃないかな。すいません、途中から流し読みです。
序盤の城谷のトラウマ源との再会シーンがムナクソすぎて、最後まで気分の悪さが抜けませんでした。
攻めが受けのために性悪女を罵倒するって人気ですけど、嫌いです。スカっとするのは分かる、でもそれは見る人のヘイトを溜めた上で発散させてるからで、とても作為的。より多く憎悪を溜めた人ほど黒瀬のセリフから得る快感が大きくなるやつ。
正直これを喜ぶ自分の心の黒さに耐えられないし、狙った作者にも嫌悪を感じます。叩かれるべき人が叩かれるのを見てはしゃぐ外野、読者をそうさせる手法ですよね。せめて城谷が自分でやり返すなら良かったのに…。
黒瀬は元から歪んだキャラ設定だったので、印象がガラっと悪く変わることも無かったですが、彼らがどうなろうと興味が失せました。西垣は握手会ができるほど不潔恐怖症が治ったようで良かったです。
六巻通して、風邪をひいたり閉じ込められたり女ザマァしたりとお約束をたっぷり入れ込み、Hシーンは魅力的。万人受けに納得です。私はハマれませんでした。
5巻の終わりに出てきた謎の女性、城谷の天敵でした…。
BLに出てきた女性で3本の指には入るであろう不快さであった…。
黒瀬のお陰でかなりスッキリしましたけれども。
Hはしてもキスがまだだったので、物足りなさを感じてたのですが最終巻にしてやっときました!
口と口の接触…数億の細菌の行き交い…とか城谷さんの頭の中を想像してハラハラしちゃいましたけれど、めっちゃ感じてて安心しました。
孤独だった2人の心をお互いに救って、救われて、やっとスタートラインに立てた2人のこれからも気になるなぁ。
城谷が黒瀬にして欲しい事の10項目に何を書くのかも…。
途中、黒瀬が城谷の会社の臨床心理士の募集を見てましたね!
同じ会社に入ろうとしてるんですよね⁉︎
不潔恐怖症は完治は難しいけれど、ずーっとフォローしていくという気持ちの表れだと感じて、とても温かい気持ちになりました。
ここまで、5巻かけた作品にしては、終わりかたがあまりにあっさりで拍子抜けしました、、!二人のトラウマが解消される過程が、ちょっと薄すぎるのでは??(ミスリードで、完全には解消されてないのかもしれませんが)
シロタニさんが自ら咥えるところにはグッとキました。クロセくんの努力の集大成!な感じがして、、。一方で、潔癖症が治ったら終わってしまうのでは?という葛藤から、既に堕ちていたのに素直になりきれなかった(行動と身体は十分素直でしたが!)シロタニさんの気持ちもわかる、、
先が読みたいような、ここで終わってくれて良かったような、不思議な読後感
黒瀬の表情が目に見えて増えて面白いです。可愛い子だったんだなぁ。表紙もまさかの微笑み。
最後の最後に鬱陶しい女が出てきます。すいません、あんまりにもあんまりな人だったのでつい…しかし時間を置いて再読すると、悪役としては小物でした。黒瀬にかかれば赤子の手を捻るようなもんよ。
城谷さん、ちょっと誘導するだけで積極的にどエロなの最高です!!!城谷さんが咥える日がくるとは…黒瀬も感慨深かろう。想いが通じたセックスより、ぶっちゃけ今までの方が興奮するまぐわいではありましたが(尺が短いですよね)これはこれで…
毒気が急激に少なくなった最終巻でした。一件落着という様相。あらたなテンカウントの中身も見せて欲しいけどね!
心の底から読んで良かったと思える作品でした。全然違うと思っていた2人ですが実は2人とも過去に好きだった人の事で苦しんでいたんですね。最終巻で2人とも前を向いて生きていく選択が出来て本当によかった……。
そして最終巻はあれだけのことをやっていたにも関わらずまだしてなかったキスも城谷からの告白もようやく全部見れます。何もかも見れちゃう最終巻です。必見です。
黒瀬からの城谷を好きになった理由と告白のシーンが大好きでずっと読んでしまいます。2人が出会えて本当によかった。
あと、書き下ろしのラストは泣いちゃいますね。ずるい。
遂に完結。最終巻でした。
読み終えての率直な感想として
ちょっと物足りなさを感じています‥。
続きが気になる!とか
もっとふたりのやり取りをみたい!とか
そういう感情じゃないんです。
今までに描かれてきた闇や歪み、葛藤、迷いといったそういう類いのものが急にスパーンと晴れてしまうのには違和感を感じます。
そもそも潔癖症になった原因とも言えそうなあの女性のことにも
臨床心理士を志したきっかけの
あの男性のことにも
深く触れてくれないなんて‥‥。
良くも悪くも読み手に委ねられた最終巻だなと思いました。
またいつか読み返したら、印象は変わるんでしょうかね‥
「花のみ~」シリーズで話題となり、
鳴り物入りで新作1巻発売し出だしはもちろん文句なし、好調の「萌」だったのですが
2巻以降はねっとりとエロ重視、そこもまあ悪くないのです
残念なのは最終巻でした。
いままでゆったりと流れた時間が急な駆け足で完結。
なにがあったのかどこか読み飛ばしたのかと思うくらい話の展開が駆け足で
主人公のトラウマに影響を与えた人物や、いままで未登場だった攻の陰りに触れた人物が不意に現れてさらっと去っていく。
例えるなら、推理ものであれば1巻は出会い編、2巻で事件発生で3~5巻で調査と推理、
6巻の完結巻でなにも手掛かりを残さなかった犯人が急に手掛かりを残してあっというまにバレてそのまま捕まるような。
二人が後腐れなくさらりと過去に自分なりのけじめをつけて終わります。
エロ度はやや高め、エロ描写量も多い作品です。
理想の作品と違うというわけではないのですが、2~5巻に比べて最終巻だけかなりハイペースで急かされたように終わるのでもう少し違った形があったのかもしれないとも思ってしまいます。
それ以外なら良作で「萌2」だったのですが最終巻がこのような形になったのでかなり「萌」寄りの「中立」でした。
臨床心理士:黒瀬陸×潔癖症の社長秘書:城谷忠臣
最終巻です。
父親の元カノ?の植田っていう女が本当に嫌な奴で!出番は少ないですが、中々頭に残っちゃうキャラでした。
個人的には、城谷父の本当のお嫁さんになってなくて良かったと思いましたが、あんだけ、城谷少年に気持ち悪いだのなんだの言って結局別れたのかよ!とは思いましたね。ホント、BLにありがちな性悪女でした。
黒瀬が「会ったその日に股開きそうなビッチは嫌いなんですよね」って言ったのは本当に痛快でしたねw
そのあと、城谷父に久しぶりと言って電話をしていたので、多分植田のせいで関係がぎくしゃくしてたのかな…って
黒瀬は黒瀬で西垣と再会します。(といっても一方的に)
私としましては西垣が「当時懐いてくれていた小さい男の子にかっこ悪いところを見せたくない」って言ってるんだから
もう少し!もう少し会話していたらよかったのに!って思いましたね。
しかも色々思うところがあって臨床心理士辞めるって!
それはやっぱり、西垣の件が解決したからなのかなぁ~って思ったりもしますが、辞めるの?とは思いましたね。
二人とも過去の出来事を吹っ切れたから本当に良かったですし、城谷も潔癖症が治って本当に良かったですね!
あと濡れ場シーンですが、本当にエロかった!
これCD化しているとのことですので、是非聴きたい!と思いましたね!
しかも立花慎之介さんだなんて絶対にエロいじゃないですか!!
黒瀬が臨床心理士を辞めて、大学の講師や研究室でバイトしながら大学院に行ってるとかめちゃくちゃ大変だな!って思うし、正直、城谷と会う時間とかないと思うし、普通にしんどいのでは??と思いつつ、最終巻だけど潔癖症が治った城谷との話が!続きが読みたい!と思いましたね。
やっと念願の最終巻を読み終えました!
5巻を終わって、ハラハラΣ(-᷅_-᷄๑)
同じ同性ながら、植田が嫌な奴すぎて見てられなかった
\\\٩(๑`^´๑)۶////
そしたら、6巻で黒瀬君がやっつけてくれた
一言でスッーとしました(笑)
ビッチはイヤだと(笑)
それにしても、タイミングよく登場しすぎ!
なにを持ってそんな所で出てくるとは…
計算して黒瀬君の前に鍵を落としたんだけど
城谷さんが可哀想だった( ;∀;)
お互いがお互いに好きだと言う気持ちを確かめあって、抱き合う姿に感動です
エッチシーンはすごい迫力でした♡
5巻で既に本番は済ませていますから、ダメ押しのこの最終巻は城谷がキスや頭を撫でられることへの抵抗感や、トラウマからずっと引きずってきた自分への嫌悪感、自分は汚れているという感覚などを昇華させるためのものになっています。トラウマの原因である植田と遭遇してしまう2人。でも、彼女から再び傷付けられる前に城谷は自分で回避することができましたし、黒瀬も彼女の下心を一蹴するので大したダメージにはなりません。穏やかな表情のまま彼女に酷い言葉を吐く黒瀬には、ぞくぞくしました。
濡れ場で印象に残っているのは、自分も触ろうか?と聞く城谷に、黒瀬があなたはそんなことする必要はないと一度断って、城谷が自分から触りたいと言うまで触らせないシーン。これは本当に意地悪だなぁと思うと共に、城谷の心情を黒瀬がほぼ正確に読み取っているということでもあり、堕とせるところまで堕としてやりたいという願望なんだろうなぁと感じました。好きな相手の欲求を解放して、あなたも俺が好きでしょう?と認めさせたい。あなたの本質はそんなに淫らで、でも俺はそんなあなたを愛せますよ、という思いが伝わってきたような気がします。
一方で、城谷の潔癖症は完治することはありません。職場で手袋を外したり、外でお茶を飲んだりはできるようになったけれど、依然手袋は必須アイテムで、汚いと思ってしまうものは多々存在しています。でも、彼が自分のことを汚いとか気持ち悪い存在だと思わなくなったということが、最も重要な進歩と言えるのではないでしょうか。彼の潔癖症の原点は、すべてそこにありますから。その気持ちさえなくなれば、あとは徐々に触れられるものが増えていくんじゃないかな。それらを触っても、自分は汚れないという気持ちさえあれば。それに、黒瀬は彼がいつまでも克服できなかったとしても、そんな彼に付き合い続けるのを楽しめる余裕のある人間だと思うので、安心して今後を想像できるカップルだなと思いました。
6巻、完結巻です。
5巻にて体は奥深くまで暴かれた城谷。
最終巻の6巻にて、今度はキスの実現です。セックスよりキスが最終というのは少女漫画的な価値観のようにも思えます。
が、ともかく城谷と黒瀬はキスしまくりになって、もうすっかり恋人って感じですね。
お互いトラウマ、というか過去のこだわりも回収できたし。
そして城谷の潔癖性は緩やかに解消しはじめる気配。黒瀬も新しい生活を歩みだした。
丸く収まって、めでたしめでたしでしたね。
5巻から黒瀬のドS設定がブレた雰囲気もあったけど、最後また手帳を出してきてSっぽさを戻しました。あとは2人でおねだりしたり焦らしたり、好きにいちゃついて下さい。
いちゃつくといえば、6巻もエロシーンは激しめでした。修正も甘めでアングルは扇情的。
この2人、毛が全然生えてないんだなーなんて思いながら読んでました。
城谷が潔癖症になってしまった原因の女性と遭遇します。相変わらずビッチでした。
黒瀬にグイグイ行く女性に城谷はヤキモキ。もう嫉妬ですよね。
二人は無事にキスもして城谷もやっと黒瀬を好きだと認めます。
黒瀬もちゃんと城谷が好きだったんですね。安心しました。
黒瀬も昔好きだった近所のお兄さんへの罪の意識があったんですね。思いがけず作家となっていたお兄さんと再会し、無事に社会に出ていて握手もできて黒瀬は区切りをつけたのかな。
勤め先の病院を辞めて大学院へ入り勉強するって。
城谷は動揺します。
黒瀬の萌えスイッチは分かりにくいです。
城谷がなんと黒瀬の黒瀬に!すごいです。城谷すごく治ったね!好きな人には自分だって欲情するって。
10項目をクリアしたら完治は嘘でした。でもやっと普通の人位にはなれてスタートラインにたてましたね。
今度は黒瀬にして欲しい事を10項目書いてって言われます。書かないと何もしないって。うーんドSなのか?
城谷の会社の求人情報を見てましたね。応募するのかな?
巻末の短編ではお互いにピアスをあけます。城谷恋してますね、良かった。
二人のハラハラと均衡と恋の行方と城谷の治癒を見まもる長いお話でした。
普段は『 城谷さん』と呼んでいる黒瀬くんの『あんた』呼びはひぃひぃもんです(*´Д`*)
嫌な女植田さんですが黒瀬くんにあざとく近寄り嫌な奴だな~て思いましたが黒瀬くんの切り返しがとても気持ち良くスッキリ…
そしてその後の変な嗜好に目覚めそうな植田さんが少し可愛く感じました
6巻にして初めてのキスシーンきゅんきゅんするぅ!!
最後、喫茶店で初めて会った時のように手帳に城谷さんが黒瀬くんにして欲しい10項目をぶち込んできて本編終わってもその後2人の幸せを妄想できるご褒美付きでした( ′ᴗ‵ )b
ピアスのくだりも最&高です。
連載開始から、こういうのが読みたかったと思っていました。途中、追いかけていると予想外にビックリし、エロがメインになったのかなと思ってガッカリした時期もあったのですが、よくよく読んでみるとエロと言っても思っていたよりもずっと深いお話でした。
とにかく中だるみせずに綺麗に終わっていて良かったです・・・良かったですが、新しい10項目のリストが登場したこともあって、新テンカウントの連載が始まらないかなと切望しています。
城谷さんのトラウマ。黒瀬くんのトラウマ。
結局、どちらかが先生役というわけではなく、お互いがお互いを必要としていたということがよく伝わってきました。
最後に、おそろいでピアスをつけるところ。普通の人でもピアスは抵抗がある人もいるというのに、一足飛びにピアスなんだ!と、ビックリでした。指輪じゃないところがまだ二人は始まったばかりなんだなという印象も受けましたが、他にも何か意味があるのかな?
この巻では何と言っても、黒瀬君が植田嬢にささやいた言葉が最高です!
凄い神率とレビューの数がこの作品の人気の高さを物語っていますね。そんな中、神にしなかった私はとんだひねくれものです。
ストーリーもキャラもとても良くできていて、確かに凄く面白かったです。ただ、私的には黒瀬くんの言葉責めが萌えとなったり、意地悪に思えたりで、心から好きなキャラにはなりませんでした。
でも、そんな私が黒瀬くーん♥となったのは黒瀬くんが城谷さんのトラウマともなった植田さんに「俺 会ったその日に股開きそうなビッチは好きじゃないんですよね」と耳元で囁くシーン!!いやぁ、スッキリしました!それを城谷さんが知らないまま終わると言うのがなんとももったいない話ですがこの一言で私のなかでの黒瀬くんの好感度が一気に跳ね上がりました。
雑誌の連載の時はこのあたりのお話がたった5ページ!とか10ページとか焦らされまくって、いまいち感情移入しにくかったのですがコミックで読むと二人の気持ちの昂っていく感じとかキスからの好き!の怒濤の流れとかが楽しめて良かったです。
やばい、やっぱり神かなぁ。
内容はみなさん書いてらっしゃるので・・・
圧巻のラスト、満足の一冊でした。
これまでの二人。
これからの二人。
二つの人生が交わり、重なり、そこからまた始まる。
永遠を感じさせるような素敵な一冊でした。
ついに最終巻...読みたいけど終わってほしくないという気持ちが入り交じっていましたがついに購入に振り切りました!
迷ってる方はぜひ読んでください!買って絶対に損はないです。
まず表紙の黒瀬さんの色気!!!!!
いままで以上でずっと眺めてられるくらい
城谷さんの身体に手をまわしてるのもズルい!
赤面してる城谷さんが思い浮かびました
表紙めくったあとのカバーも萌しか生まれない...
和服!!浴衣ですよ??ティッシュの準備はいいですか(鼻血)
城谷さんはトラウマの原因(?)になった人と遭遇しましたが、そのおかげか2人の仲も進展しました!!!ナイス(ナイスではないけど...)
ついに2人ははじめてのキスー
腰抜けちゃう城谷さんがとても可愛いです
そしてそして!!!!告白...
泣きながら想いを伝えると黒瀬さんの目からは涙が!!
想いが通じあったあとはベッドへ
しかし城谷さんさんは眠ってしまい黒瀬さんはお預け状態に。密着したまま待てさせられてムラムラするのがとても萌えました(o´艸`)
!!!西垣さん!!!!!
黒瀬さんも会いたかった人に会えて過去を乗り越えられた模様...
お互いがお互いを必要としててスピードはゆっくりだったけど、この関係がとても絶妙すぎて禿げました←幸せになってくれ〜
黒瀬さんが医院をやめるときき、駆けつけた先で盛られる城谷さんw
お預けされないように必死な黒瀬さんが可愛いです!
思いが高ぶって黒瀬さんのも触ろうとするも1度断られもう二度と言わないと恥ずかしがりつつ
一生懸命におねだりされ根負けし舐めてもらうことに!!
あまりの可愛さにすぐ挿れたけどw
これは黒瀬さんの気持ちがわかる...
絶対にもたない〜〜
城谷さんの潔癖症が軽くなり、出会った頃のように手帳を差し出しますが書く内容は出会った頃とは違います。。。黒瀬さんにしてほしいことなんてひとつですね(察し)
この2人の生活見守りたい...
番外編のピアスもとても良かったです
あ〜買ってよかった〜〜〜
ついに完結してしまい、寂しい気持ちでなかなか読むことができませんでしたが、意を決して6巻を読みました。
5巻の最後は城谷さんのトラウマに関わる重要人物の植田さんが登場し、気になる終わり方でしたが、想像以上にあっさり終了。
最初は、え?と思いましたが、城谷さんは知らないうちに、黒瀬くんと関わることで、過去のトラウマを解消していたのでは?と解釈しました。
城谷さんは過去に囚われるより、黒瀬くんとのこれからの人生を選んだんだなと。
そして、黒瀬くんのトラウマも解消され、後半はラブラブイチャイチャな2人が見られました。
特に、最後のピアスの話はすごく好きでした。
テンカウント最終巻の感想です。
最初に読んだ時は、あの黒瀬くんが涙を流したり、
余裕なくなったり、声を出して笑ったりしている事にドキドキしていました(*´д`*)
そして城谷さんも黒瀬くんも幸せそうで良かったと思いました。
落ち着いてからまた読み返しました。
城谷さんは植田さんに、黒瀬くんは西垣さんに会い、それぞれとらわれていた過去を乗り越えられた事を嬉しく思いました。
黒瀬くんは西垣さんを助けられなかったと思い込んでいたみたいですが、実際は西垣さんは黒瀬少年に救われたんですよねぇ。
西垣さんの本のタイトル「黒い光の少年」って黒瀬くんの事ですよね?
だから城谷さんの感想が聞きたかったんですよね(笑)
黒瀬くんは西垣さんの事があったから臨床心理士になり、城谷さんを救いたいと思った…。
でもその臨床心理士を辞めるという事には何か意味があるのでは…?と引っかかっていました。
「城谷さんに会ってしまったからですかね」って黒瀬くん言ってるし…。
その答えを探していたら、見つけました!
黒瀬くんが見ていた携帯の画面に…!!
募集職種詳細、EAP専門職、株式会社東澤、んっ!
城谷さんの職場じゃないですか(⊙⊙)‼
(知識がないので詳しく説明はできませんが、EAP専門職は病院ではなく企業に籍をおいてカウンセリング等を行います)
48話の最後のページを見て二人の新たな関係が始まるのかなとぼんやり思っていましたが、これに気づいてからは、びっくりする城谷さんを想像して楽しくなってしまいました‹‹\( ´꒳`)/››
この作品はストーリーが緻密に練られているなと私は感じています。
黒瀬くんは臨床心理士だから城谷さんの事が理解できて、でも最初から城谷さんと臨床心理士と患者というスタンスで向き合っているわけではなくて、二人それぞれにトラウマがあって、黒瀬くんがSで、城谷さんがMで…、みんな必然なんですよね。
凄いと思いました!
ついに終わりました。連載当初からすごく大好きな作品でした。
最近の雑誌では、数ページの連載しかなかったので、まさか最終回を迎えるとは思わず、驚いています。最終回も雑誌で読みましたが、終わり方に納得できませんでした。しかし、コミックスで通して読むと納得。2人らしい終わり方だったんだと思いました。
内容としては、最初から潔癖のきっかけを作った女性が出てきて、また一悶着あるのかと思いましたが、あっさりとひいてくれて少し肩透かし。でもホッとしました。これ以上2人の邪魔をするな!!というかんじでしたので。黒瀬くんもよく言ってくれました。
あとは2人のいちゃいちゃですね。たまらなかったです。初キスで腰が抜ける城谷さんも可愛かったです。
終わってしまうのは残念ですが、とても楽しかったです。
連載お疲れ様でした!
とうとう完結です。
途中読むのが辛かった巻もありましたが、ふたりの状況にホッとしました。
宝井理人さんの作品はこれが初めてでした。
城谷の潔癖症が生き辛そうで、明朗快活そうな黒瀬も実は重いものを抱えていて二人が囚われている何かから解放される日はくるのかと不安でいっぱいでした。
城谷の症状の元凶となったものを退治し助けてくれた黒瀬がとーってもかっこよくて素敵でした。
一つ注文があるとしたら問題が解決した後の甘い時間をもちょっと見てみたかったです。
いい終わり方でしたが、長らく読み続けてきた作品が終わってしまったのはとても残念です。
アニメで見られるのが今後の楽しみです。
はじまったときは城谷さんが痛々しすぎて、読むたびに心の準備が必要だったのですが、この最終巻は安心して読むことが出来ました。黒瀬くんと出会った時の城谷さんは、潔癖症がひどすぎて、普通の社会的生活を送るのも大変そうで。。。でも黒瀬くんをはじめ、とても良い方々に恵まれて、これからは城谷さんが城谷さんらしく、のびのびと生きていけそうでほっとしました。黒瀬くんも城谷さんと出会ったことによって、背けたかったであろう自分の内面と対峙し続けた姿に萌えました。ん?黒瀬くんはドSだと思ってたけど、じつはドMなのかも??このテンカウントは城谷さん、黒瀬くんの成長物語だったような気がします。
今までの苦悩の時期を吹き飛ばすような、2人の甘々なシーンをもっと読みたいです!幸せそうな2人を是非!
雑誌で追いかけてましたが、今巻の殆どが細切れ連載(月に数ページ)だったので、連載中はずっともどかしかったです。
そんなテンカウントでしたが、綺麗な幕引きだったと思います。
不潔恐怖症の原因でもあった女性との再会を機に、黒瀬へ想いを告げる城谷。
彼女の再会により快方に向かっていた城谷が逆行するかと思ったので、この流れに驚きました。
で、自分に色目を使う彼女へキツイ言葉を発する黒瀬が良かった〜!
二人の仲を進展させる、良いスパイスになった女でした(笑)
エロは想いが通じあってるからか、濃く萌えました。
キスも城谷の初めてのフェラも、非常にエロエロしくてけしからん(〃ω〃)
テーマがテーマだけに、エロはガッツリいれない方がいいな…と思ってましたが、最終巻の今作ではさほど違和感無かったです。
「テンカウント」という作品は、受け攻め共に抱えている闇は難しいものがあるなと思っていました。
その問題とどう向き合い恋に発展させるのかと気になり連載を追いかけてましたが、正直無理があるのでは?と思う箇所もあったりしました。
BLだからBL要素も必要なのかもだけど、巻を増すごとのエロさ故に作品から離れていった方もいるかもしれないなと…。
そんな想いもありながらも、最後のシーンは余韻があり非常に好きでした!
終わり良ければ全て良しではありませんが、個人的にはモヤモヤを一掃させてくれたかな。
凄く気になる終わり方ではあるんですがね(^^;;
巻によっては「神」から「中立」と振り幅大きい作品でしたが、6巻そして全体を通じて「萌2」評価で。
正直途中の巻数で読むのを止めてしまおうかと思ったことがありましたが、最後まで読んで良かったです。
初っ端から城谷が潔癖症になったきっかけの女が出てきて、これをこの1冊で終わらせられるのかと思いましたが、あっさりと黒瀬が退治してくれました。潔癖症になるくらい強烈な女があっさり退場してちょっと物足りなかったです。まああんな女を長い間見るのもキツイですが…
途中で読むのを止めようと思った原因である黒瀬と西垣さんについてですが、彼と城谷は違うという事が分かって良かったです。黒瀬の過去回で”城谷でなくても良いんじゃないか”という気持ちがどうしても拭えないまま読んでいました。きちんと過去は過去、今は城谷が好きというのがちゃんと分かって良かったです。
完璧ではないものの克服していき、これから2人の物語が進んでいくというような終わり方です。6巻かけてのプロローグという印象とも感じます。続きが読みたいような、このまま妄想をかきたてられる雰囲気が良いかなという気持ちもあります。
たた、書き下ろしのピアスの話のようなモノがもう少し欲しかったなとも思いました。
最終巻、読み終えました。3回くらい読んでやっと落ち着いたところです。
皆さん素晴らしいレビューを寄せられていますので、私はただただ、一ファンとして作品を読ませていただいた感謝の気持ちを綴らせていただきたいと思います。
(私の勝手な解釈もあるかと思いますがご了承下さい)
私にとってBLの魅力は、NLに比べ、恋愛対象の範囲が狭い世界で難しい問題があっても唯一無二の存在を見つけ一途に惹かれあう恋愛感。
城谷さんは、潔癖症ゆえに黒瀬くんだけは大丈夫なわけなのですから、更に特別感があり、二人はその唯一無二の究極な関係だなあと思うとひたすら愛しいです。
たぶんホテルのきれいにベットメイキングされたシーツなのに黒瀬くんの服の上なら大丈夫みたいな城谷さん、本当に可愛い…この人は自分だけだって思えて黒瀬くんはとても嬉しいだろうなあって思います。
とにかく、思いが通じる事が出来た二人を見る事が出来て本当に良かった!
最終ページはオブラートに包まれた感があって…これで終わり?!だったんですが、何度も読むうちに城谷さんは、次の10項目はなんて書くのだろう、二人はこれからどう付き合っていくのかな、どう幸せになっていくんだろうなって思うと想像力が膨らんでこのお話が終わった気がしません。
きっと、読む側が寂しくないよう完全な完結より余韻を残した終わり方にしてくれたのかな…などと思い自分を慰める。
最後にいろんな讃える言葉や感想があるんだろうけど何一つ気の利いたフレーズが出てこない、ごめんなさい。
この作品を世に送りだしてくれた事、出合う事が出来た事、ただただ感謝だけです。
最後どういう終わりかたをするのかドキドキでしたが、想いが成熟して、かつ今後の想像も膨らませてくれる粋な終わりかたでとても良かったです。
もう今後の二人の様子を見守れないのかと思うと寂しいですが、6巻という長い連載の中、最後までドキドキして楽しませて頂きました!
今回の見せ場は何といってもキスシーン!
最後の巻までじらされ続けた甲斐がありたくさんキスシーン見られて感無量です。
キス以上のこといっぱいしてるのにキスシーンが一番萌えられました。
あと黒瀬くんの興奮してる時の表情!何度見てもたまりません。
アニメ化ということで、まだまだ楽しませて頂けそうなので期待しています。
とうとう終わってしまった・・・
軽くテンカウントロス状態です。。
何を書こうか迷いましたが、最後の巻なので作品全体に対する私の雑感のようなものをつらつらと書かせてください。
もともと宝井理人さんのような作風のBLはそこまで私のツボど真ん中ではないので、2巻が出たところでようやく、話題作だから読んでおこうかなくらいのノリで読み始めた作品だったのですが・・・
1巻の1ページ目を開いた瞬間目に飛び込んできたモノローグに私とても強い衝撃を受けてしまって、そこからはもうダダハマリでした。
1巻を読み終わった時なんて目の前が真っ暗…!
私のBL史上一番感情移入しながら読んだ作品かもしれません。
自分の中で他の作品とは明確に別なラインに居続けた作品でした。
「テンカウント」の魅力を私なりにズバリ一言で言い表すなら、
よろしくない関係性(=共依存)と、理想的な関係性(=相互依存)のギリギリのラインで、読者をハラハラとさせるバランスを絶妙に保って描かれる二人の関係性
これに尽きます。
不安定で危ういから目が離せない。そんな類いの求心力で引きつけられていました。
最初は城谷さんに、そして徐々に黒瀬くん…と、キャラ達にめずらしいくらい感情移入せずにいられなかった私は二人がどんな関係に行き着けるのかが自分のことのように気になって、新刊を心待ちに待つ一方で、毎巻ビクビクしながら読んできました。
最終巻を読み終わった今、真っ先に思うのは、
「城谷さんと黒瀬くんが出逢えて本当に良かった」
ただもうこの一点。
城谷さんが黒瀬くんに、でもなく、黒瀬くんが城谷さんに、でもなく、二人ともが彼等にとって『出逢えれば最良の相手』に出逢えたことが本当に良かったねと。
所詮作りものの世界のお話だとしてもそんな風に心から嬉しく思えるとても晴れやかな着地点で、満足のいく終わり方でした!
それと、私の中でものすごく気になっていたとある登場人物のことも今巻でちゃんと描いてくださっていました。これも本当にありがたかった。すっきりしました。
あと、アノ女の子には黒瀬くんが今までにない黒さでガツッと言ってくれます!これは別の意味ですっきりしましたw
最後だから言いますけど、正直このストーリーにここまでエロを突っ込む必要はなかったでしょう。
題材が題材なだけに、余計嫌悪感を感じた読者も少なくないはずです。
それでも6巻すべてに私自身は迷いなく神評価を付け続けられたのは、やっぱり単純に一巻一巻が読み物としてしっかり面白かったからだと思います。
潔癖症に限らず、心の病気は自分がかからない限り絶対に理解なんてし得ないものだと思いますし、実際に城谷さんのような症状の人に黒瀬くんのような近寄り方が良い方法なのか私には判りません。
でも作家様の神経質さをうかがえる程度には、この作品はしっかり調べて描かれていたと思います。
そしてそれらは城谷さんの動作や黒瀬くんの台詞の端々に現れていたと思います。
4巻が辛かったなぁ、、
ラストまで読んだ今でも、4巻のこの日から城谷さんはどんな思いで何十年も生きてきたんだろうと思うと胸が苦しくなります。
城谷さんが最初に言っているように、触れないなら触れないでも生きてはいけますよ。
でもふとした折に「自分って何なんだろうな」って思うんです。
それが人をズドンと落ち込ませるんです。
5巻で西垣が小さい黒瀬くんに言った「このまま誰とも関わらないように過ごして死ぬんじゃ何のために生きてるか解んねぇ」というセリフが結局のところ全てな気がするんです。
あの時ボロボロと泣きながら本を読んでいた黒瀬くんと同じ思いを抱きながら、多分この二人の行く末をずっと見守っていたんだろうなぁ。
6巻で思わず涙が出た二つのシーン。
ひとつは二人のキスシーン。もうひとつは黒瀬くんの涙のシーン。
色んな思いが巡りました。
改めて、
城谷さんと黒瀬くんが出逢えて本当に良かったです!
描き下ろしの後日談は、個人的にキター!って内容でめちゃくちゃ萌えました。
色んなところで散々書いてますけど、私ピアスと刺青にやたらと萌えを感じるんですが、その中でもピアスなり刺青なりを相手に入れる描写が異常に好きなんです。
これまでなんでそんなに萌えるのか分からないでいましたが、この作品を読んで、この描き下ろしを読んだら、その答えがなんとなく分かった気がします。
それは多分、他人をうまく信用することが出来ないせいで他人を自分のテリトリーに入れることが出来ない自分にとっての、関係性に対する憧れの具現化なのでしょうね。
そう考えたら、この描き下ろしの意味がさらに意味のあるものに読めました。
最後に、客観的視点からも思うことをひとつ。
この作品は、大袈裟でもなんでもなく、BLジャンルの「売れる作品」の傾向を塗り替えた作品のひとつなのだろうと思います。
言い換えるなら、ジャンルの間口を広げて新しい読者層を大量に呼び込んだ作品のひとつなのかな。
この頃に存在自体が異文化なはらださんがデビューされたことも影響としては大きいとは思いますが、それを考慮してもテンカウント前後でランキングの上位の傾向が随分と変わった感じがするのは、そういう単位で新規読者を一気に呼び込んだということなのだろうと思っています。
以上、真面目トーンで書いてきましたが、最後なので腐女子視点での心の内も吐き出しておきたい。
いくらなんでも黒瀬くんの黒瀬くんでか過ぎるし城谷さんの城谷さんちっこ過ぎない??
私もうそれが毎回気になって気になって仕方なかったよ…!
あと、最後に黒瀬くんは本領発揮のドS感でしたねw
宝井先生!私その続きをすごく読みたいです…!
【電子】レンタ版:修正○、カバー下なし、裏表紙なし
終わってしまった〜〜
最高でした。
なるほど、こうやって終わるのか、って感じです。
個人的にやばかったポイントは
①黒瀬くんがビッチの扉を開けるところ
②城谷さんの告白
③西垣さんとの再会
でした。
①は耳元がやばいです……。
あれは扉開かれる……。
アニメ化でそのシーンがあるかは分かりませんが、多分ドラマCDにはなります…よね……?
とても楽しみです!!!!
②は黒瀬くんが涙を流すところが印象的でした。
ポロポロ子供みたいに涙を流す城谷さんと、静かに涙を流す黒瀬くん。
涙の差は感情の動きの差でしょうか……。
思いが溢れて止まらない城谷さんと、長年の思いが救われた黒瀬くん……。
黒瀬くんを救ってくれてありがとう。城谷さんと出会ってくれてありがとう。
二人が出会って、恋をして、お互いにとって大切な存在になれたことが奇跡だなって思いました。
③はまさかあるとは思わなくて。
西垣さん、生きてて良かった……。
不潔恐怖症を克服していて良かった……。
黒瀬くんの感情を描きすぎないところが、なんかすごく、いいなぁと思いました。
読んでいて気持ちが膨らみました。
全体を通して、二人が一番幸せになる形で話が終わってくれて良かったです。
城谷さんは最後、何を書いたのでしょう〜〜〜〜気になるけど答えが出てはいけない気がする〜〜〜〜〜〜という本当に素晴らしい終わり方……!!
追記ですが、最終巻を読んでから一巻を読み直すと、なんか城谷さんが幼くなっているような感じがしました。幼女っぽい。かわいい。
長年による画風の変化の問題なのか、一巻の頃の人に心を開かない城谷さんから、黒瀬くんと出会って心の枷がなくなったから本来の彼の少し幼いような部分が現れるようになったのかは分かりませんが、後者だったらいいなぁと……。
どちらにせよ本当に素晴らしい作品でした。何度も読み返したいと思います!
テンカウントは、本当に大好きな作品でした。
まずは、完結おめでとうございます。
1巻が出たときに何気なく本屋さんで手に取り、私が初めて読んだ商業BLでもありました。
とにかく、テンカウントについては思い入れが強くてずっと6巻が出るのを心待ちにしていました。
黒瀬くんと城谷さんの様々な思いが交錯していく中で、2人は今幸せなんだなあと考えるだけで涙が出てしまいます。
植田嬢との過去ともきっぱりできて、というか黒瀬くんも素敵なセリフを吐いてくれて(笑)、よかったです。
これまで身体を重ねることが多かったのですが、案外キスシーンの方がドキドキしてしまいました...!
いちゃいちゃしてる2人がかわいい!
またアニメイトで購入しましたが特典のイラストカードやペーパーも大変素敵でした。
商業BLをその後も色々読んできましたがこれ以上の名作にはまだ出会えていません。私の中で商業BL不動の1位です。終わってしまうのが本当に寂しくてたまりませんが、2人とも成長しながら幸せになってくれてよかったです。
アニメ化も楽しみにしています。
え?終わり?完結なの⁈ という驚きの方が大きくて、飲み込めませんでした。
おさらいで、1巻から完結編まで、一気に読み返しましたが、思えば「テンカウント」は最初から何もかもが異質な作品だったと思います。
作画も、好きとか苦手とか、上手いとかではなくて、もちろん美しいのですが。他とは違う。
ミステリーの様な進行のようでもあり、読み手側の想像に委ねる、余白の様でもあり。
何もかもが異質、というか、稀有なものだったと思います。
そーれーだーけーにー、完結というのが信じられないのです。
ここにネタバレはしません。
私は、作者がネタバレを書くべきなんじゃないかとさえ思うのです。
本当に素晴らしかった。
終わってしまったことが寂しくてたまりません。
雑誌を追いかけてる間は、ちょっとずつしか話が進まなくて、かなりやきもきしていたので、とりあえず無事に完結まで読めてホッとしました。
絵も綺麗で官能的だし、ストーリーも強迫性障害という特殊設定を軸に、ちょっと特殊な形で恋愛が進行していて、申し分なく面白かったです。
ただ欲を言えば、まだ今の段階では、二人は相互依存の関係にあって、恋愛といえるまでは関係が発展しきれていない感じで物足りない気がしたので、トラウマを克服した後に二人が築いていく関係性をもう少し見守りたかったです。
何はともあれ、宝井先生、お疲れ様でした!
そして素晴らしい作品をありがとうございました!
待ちに待ったテンカウント最終巻。。
嬉しいような寂しいような複雑な気持ちでした。。
6巻は所々雑誌で読んでいましたが、未読の箇所もあり、また書き下ろしのおまけマンガ(大好きです)も気になるところ。。
いちばん胸をぎゅうっと掴まれたのは『キスシーン』でした。焦れったい城谷さんに痺れを切らした?黒瀬くんからのやや強引な初キスは、とても長くて城谷さんを腰砕けにします、、(何度も繰り返し見てはこのキスシーンにうっとりする私。。)
やっとキスをクリアし(おめでとう!!)ふたりでコンビニのおでんとビールを食べつつ、、城谷さんが黒瀬くんへの想いをゆっくり考えます。。
『今黒瀬くんに寂しそうな顔をさせてるのは俺だ』
そして黒瀬くんの手を握り、精一杯自分の想いを伝える城谷さん、、
『俺はきっと黒瀬くんのことが好きなんです』
黒瀬くんは握られた手をぎゅうっと握り返し
『ありがとうございます』『城谷さん』と返します。。
長かった。。本当に長かったですよね。。
城谷さんの涙は見慣れてますが(笑)黒瀬くんの涙(無意識?)には、これまた胸をぎゅうっと掴まれました。。
身体を重ねる事をまずクリアし、それからキス。最後に告白。。
互いにひとりぼっちだった幼少期の自分自身から、他人に依存出来た事で、少しずつ気持ちが解放出来たかなぁ。。
最初は共依存関係になるの?と思っていましたが、読み進めるうちに相互依存の関係になれたように私には感じられました。。
何と言っても表紙の黒瀬くんの表情が!!
あの笑顔から幸せが溢れていて、とっても嬉しいです。。
連載中にはカフェなどもあり、とても楽しめました。。
次の宝井さんの作品もわくわく楽しみに待ちたいと思います。。
アニメ化おめでとうございます!!!
これまでどことなく下を向いている表情の城谷さん、黒瀬さんの表紙が、ついにうえ向きなうえに笑顔に…!と、ストーリー関係ないところで興奮してしまいました。
さて、ようやく完結を迎えたテンカウント。これまでの不穏な雰囲気を、一気に爽やかな読後にしてくれました!そこも表紙の黒瀬さんの明るい表情に繋がるのかな?2人のトラウマの根本に向き合いますが、成長した2人だからこそ、ですね。城谷さんが終始可愛くて黒瀬さんの気持ちがわかります。
互いの存在に救われる、素敵なカップルです。らぶらぶいちゃいちゃなシーンは、色っぽくて可愛くて、シリーズを読んで来た人にはぜひみていただきたい!幸せな気分になれました。
終わってしまったーーー…。1巻読んだ時の衝撃は忘れません。まだキスもしてないのにめちゃくちゃ萌えてすぐに大好きな作品になりました。純愛な感じで行くのかと思いきや2巻から意外な展開でいい意味で予想を裏切られましたが…。6巻でもラブシーンはありますがこの爽やかな絵柄でのわりとしっかりしたラブシーンには今だに照れます(笑)。二人が過去のトラウマと二人なりに決別して、城谷さんは少しずつ潔癖も克服できているようで、これから本当に二人の普通の恋が始まるといったような爽やかな終わり方でした。スッキリしたような、でも少し寂しいような読後感でした。もっと二人を見ていたかったけど、でも早く二人に救われてほしくもあったので。
城谷さんは最後まで「可愛い!守ってあげたい!でもいじめたい!」という気分にさせるキャラで大好きです。初めてのキスシーンと初めてのフェラシーンとても可愛かった。
アニメ化も決まってるようでどこまで映像化するか想像つきませんが楽しみにしています!
前巻が出てから約1年半、焦らしに焦らされてようやくこの最終巻を読むことができました。読み終わった後は「いい話だったなぁ」といつまでも余韻に浸ってしまい、なかなか他のことに手がつきませんでした笑
城谷も黒瀬もそれぞれ過去のトラウマに囚われて生きてきましたが、2人が出会うべくして出会い、互いの脆い部分を支え合うようにして歩んでいく姿が1~6巻を通して丁寧に描かれていたと思います。
物語の軸が「城谷の潔癖症」なので最初の頃は城谷が一方的に黒瀬に支えられているようでしたが、後半からは黒瀬の事情も絡み、この6巻では互いの存在に背中を押されて2人とも自分の過去にけじめをつけることができていました。
傷ついた者同士が寄り添い合うと向上することをやめてしまうのがしばしばですが、城谷と黒瀬の場合はむしろ相手の存在を糧にして成長したんだなとしみじみ感じます。この2人に共依存的な関係にありがちな脆さ、暗さが無いことが読後感の良さの理由ではないでしょうか。
2人の人間的成長も感じられましたし、何よりラブシーンがたくさんあったので非常に満足です!特に初めてのキスの直前、黒瀬がする余裕のなさそうな表情がとてもエロくて思わずキャアという悲鳴をあげてしまいました。キスシーンで赤面させられたのはかなり久しぶりです。
続きを楽しみに読んでいた作品が終わってしまうのは寂しいですが、アニメ化もするそうなのでそれをまた楽しみにしていこうと思います!宝井先生、連載お疲れ様でした。
テンカウント最終巻。ずっと好きな作品なだけに、ビクビクしながら手に取りました。読み始めるとページをめくる手が止まらず、一気読みしました。
読了後の直感的な感想としては「穏やか」でした。皆さん書かれていますが、「ああ、これで良かったんだ」「これで二人とも救われたのだ」と私も思いました。真逆なようでいて似た者同士の二人がお互いに救いを得て幸せそうにしている姿は涙を誘います。
また、宝井理人先生らしい終わり方だなとも思いました。花のみぞ知るもそうでしたが、恋愛の過程を大切にしている作家さんだと私は考えています。テンカウントはいつもと毛色が違うと思いましたが、最後は綺麗に「恋の物語」にしてくれました。本当に読了後は爽やかです。
一つ引っかかった点を挙げるなら、心なしか(問題解決の過程が)少しあっさりしてるか…?と思いました。私から言わせてみれば、出てくる人出てくる人、皆性善説的すぎる!と思ったのです。でも、このあっさりさとキャラクター達の人の良さ(?)が読了後の爽やかさに繋がったので、これはこれだと今は思っています(^。^)
そして、最後の書き下ろしがすごく良いです。最初、ピアスを開けると聞いて「?」となりましたが、これがすごく良い。特に「俺、黒瀬くんに恋していたんですねえ」のくだりが本当に良かった。城谷さんの真っ直ぐな言葉に、私も思わずなるほど〜と頷いてしまいました。これが恋か!と。萌を感じたというより、ときめいた!という感覚です。胸がきゅんとなります笑(もちろん萌もいっぱいありますよ!)
最後に、個人的なことでありますがテンカウントは大好きな作品というだけでなく、商業BLに本格的にはまるきっかけになった作品でもあります。感謝と敬愛の念を込めて神評価とさせていただきます!
終わりました、テンカウント。最後の方まで、狼に咥えられた小リス感がぬぐえなかったのですが、最後の描き下ろしの最後の頁で、ああこれで良かったのねと強く思いました。その描き下ろし「黒瀬くんと城谷さんと」は、二人のふっきれた感が強く、より幸せに思います。
と書いてはみたものの、やっぱり黒瀬くん、うさん臭いことは間違いない。城谷さん、もう一回考えた方がいんじゃね?と言いたくなる箇所が多数。ただ「おお、城谷さんが勝った!」と思うところや「おお、黒瀬くんが我慢してる!!」と思う箇所もあったこと、そして描き下ろしでの城谷さんのセリフなどで、最後は自分を納得させました(笑)
最後まで本当にキレイな絵でした。そして城谷さん、最後まで庇護欲と征服欲、両方をそそる方でした。ひっかかってしまう箇所も多少ありましたが、それらを全てこの美しさ、色っぽさでぶっ飛ばしてしまいました。先生、思わず引き込まれてしまうお話、有難うございました。また新しいお話を楽しみにしています。
正直、1~5巻まで読んだときには「なんでそんなにいいの?」って思ってたのですが、、6巻読んで、改めて読み直して「いい!」と評価しなおした感じです。とゆーわけで、6巻がすごく好きです。
城谷さんの「歪み」と黒瀬くんの「歪み」が帰結して「愛情」になる感じがしました。
黒瀬くんが「好き好き」する表現が、城谷さんじゃないけど、読者としてもどうも胡散臭いという部分でなかなかドラマに入っていけなかったのが、すぱーんと越えられたのが6巻でした。誰かを好きになることが自分を好きになることでもあるということ、恋って偉大だわーとストレートに入ってきました。(特に描きおろし!)
城谷さんのトラウマだったビッチがやっつけられるのもたまらんかったです。(黒瀬くんかっこよすぎ)大切なものがわかって、実はここからが二人のドラマのスタートでは?という余韻にあふれるラストが素晴らしいなあと思いました!
テンカウントの最終巻ということで、
どんな話になるのか、とても楽しみにしていました。
まず、5巻の最後に出てきた女の人が誰なのかがわかるところから始まるのですが、その女の人が植田さんで、、、
黒瀬くんが城谷さんの様子で苦手なのを察するんですよね。流石黒瀬くん!
最後に黒瀬くんが植田さんに言うセリフが最高すぎて大好きですw
あとは、ハッピーエンドって感じで、
城谷さんも不潔恐怖症軽くなりましたし、
とりあえず、城谷さんも黒瀬くんも最後まで最高でした!!
ついに最終巻となりました。
ようやく『10カウント』が明らかに!です。
5巻発売から1年半がものすごく長かった気がする…(›´ω`‹ )
『不潔恐怖症』という題材もあり巷では賛否両論ありますが、
個人的な率直な感想は、この作品はとても楽しませてくれたな、と。
(もちろん色んな意見もあって当然ですので、それを否定しているわけではないです;)
私自身潔癖と真逆の人間でして…;
難しい専門的な分野はさっぱり分かりませんが、
BLというカテゴリーのエンターテイメントとしては沢山の人が惹かれる理由があったなと思います。
不潔恐怖症の城谷さんと、
幼い頃の経験でトラウマを持つ黒瀬くん。
偶然にも2人が出会い、トラウマを乗り越えて、恋が芽生える。
6巻までたっぷり楽しませてくれました。
さてさて。
5巻終わりで登場した城谷さんのトラウマの元凶ともいえる女の登場。
表情・仕草・言葉、全てにイライラしますね☆
城谷父はなんでこんな女が良かったのか…(まぁ手を出す時点でドン引きアウトですが;)
黒瀬くんがスマートに追っ払ってくれて良かったですが、
もっとプライドをべきべきにへし折ってざまぁ展開が見たかったような気がしないでもないし、
アッサリ退場してくれて良かったなとも思う。(少しでも早く画面から消えてくれ)
2人の仲がさらに深まるキッカケになったから結果オーライか…?
はああああ~///
お口にチューきましたよ~~~~(∩´///`∩)
黒瀬くんの壁ドンヤバい~~~~(∩´///`∩)
ジリジリ距離詰めて、キスするまでゆっくり進むので、ニヤニヤが止まらない!
初めてキスした城谷さんの感想(?)が可愛くて可愛くて萌えました♡
そして、城谷さん自ら恋心をキチンと自覚して。
黒瀬くんに伝える瞬間がすごく良いです。
好きな人から「好き」って言って貰えるだけで救われる心がある。
黒瀬くんだけじゃなく、気持ちを口にした城谷さんも。
今まで何度も体同士で触れ合うことはあったけれど、
素の心同士が触れ合うのは初めてのように思いました。
一気には乗り越えられないから少しずつ、少しずつ。
んで!素の心が触れ合うセックスの甘さは格別(∩´///`∩)
5巻とは訳が違いますよ!
黒瀬くんのお顔が全然違うので!(重要)
してもらうだけじゃなく、してあげたいと思う城谷さんがめっちゃエロいし、
「もう挿れさせて」と言った時の黒瀬くんの年下感がすごく可愛いし、
ああああ堪らん。両思いセックス最高。
城谷さんがベッドでグチャグチャになるのってなんでこんなに刺さるんだろうか…///
(修正は編集部さんに足を向けて寝られない…ありがとうございます(;///;))
描き下ろしは本編後日談。
2人でピアスを開けるお話です。
最終ページの言葉に『テンカウント』の全てが集約されてると思いました。
2人が出会えてホント良かった。
正座して発売を待っていた『テンカウント』の6巻にして完結編。完結編なんだよな、終わりなんだな、ってすごく寂しい気持ちになりつつ、でもじっくり読みました。
ネタバレ含んでいます。ご注意を。
6巻は城谷さんが誘ったデートの日。
5巻の終わりで登場したきれいな女性の正体が明らかになるところからスタートします。
黒瀬くん絡みの女性かと思いきや、その女性は城谷さんの父親の元カノ(という表現でいいのかな?)で城谷さんの潔癖症の原因にもなった植田さん。彼女の存在に気付いた城谷さんは動揺するが…。
この植田さんがね…、
めっちゃヤな奴なんだな、これが。
黒瀬くんの気を引くためにわざと鍵をおとすとか、自然な行動に見せてあざとい行動がサラリとできる描写に、かつて城谷さんを苦しめていた若き頃の彼女の姿とダブる。
そんな彼女にイラつきつつも、城谷さんの態度から彼女と城谷さんとの確執をすっと見抜き、彼女にさらっと鉄槌を下す黒瀬くんの行動に気持ちがすっきりし、そして彼のカッコよさに痺れました。
城谷さんは植田さんと再会し、そして、黒瀬くんの方も、かつて知り合いだった西垣さんととある場所で再会する。二人とも、過去を昇華し、そして過去を乗り越えて前に進もうとする姿にエールを送りたい。
彼らが過去のトラウマを乗り越えられたのは、まぎれもなく、お互いの存在があったからこそなのだと。
5巻までは城谷さんが黒瀬くんに押される形で性交渉を持っていたけれど、ここにきてやっと城谷さんが自分の気持ちを認めることができたのにも激萌え。そしてそんな城谷さんの変化に気付いた黒瀬くんが涙をおとすシーンにも。
「あの」城谷さんが黒瀬くんにフェラするシーンにはめっちゃ萌えた…。この濡れ場はすっごくエロいのですが、エロいだけじゃなくって二人の想いが透けてみえるようで気持ちが温かくなりました。
『テンカウント』は「潔癖症」という城谷さんの病を軸に進んできたわけですが、非常に上手に「潔癖症」という事項を描いていたように思います。
二人の出会い。
潔癖症を治すという名目での二人のつながり。
そして。
最後に黒瀬くんが城谷さんに
城谷さんが俺にして欲しいことを書いてください
本当にしてほしいことを 偽りなく
と告げるシーンがあります。
城谷さんに「してほしい」と言われた事なら何でも叶えるであろう黒瀬くん。
そして、そんな黒瀬くんの気持ちを受け止めたうえで、自分が望んでしてほしいと思う事を伝えてほしいと黒瀬くんが望んでいるのだという事を理解した城谷さん。
信頼関係と愛情で結ばれた彼らに、ずっと幸せでいてほしいと願ってやみません。
描き下ろしは二人がピアスを付けるストーリー。
お互いにピアスホールを開けあう二人が、
めっちゃ可愛いです…!
二人の過去のトラウマについて、もう少し掘り下げて描いてほしかったという気持ちもあれど、それでもこの二人の間に根付き、そして育っていった恋心にギュンギュンと萌えをいただいていました。
6巻完結なわけですが、またどこかで彼らに会えるといいな。
こんな神作品に出会えたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。