ひだまりが聴こえる -幸福論-

hidamari ga kikoeru koufukuron

ひだまりが聴こえる -幸福論-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神359
  • 萌×298
  • 萌38
  • 中立10
  • しゅみじゃない16

--

レビュー数
57
得点
2311
評価数
521
平均
4.5 / 5
神率
68.9%
著者
文乃ゆき 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
シリーズ
ひだまりが聴こえる
発売日
価格
¥760(税抜)  
ISBN
9784829685808

あらすじ

デビュー作で大反響となった『ひだまりが聴こえる』が
続編『ひだまりが聴こえる-幸福論-』となっていよいよ登場!
前作では“友達以上恋人未満”だった二人に進展が……!?


―――あいつ、耳聴こえねーの?

難聴のせいで孤立気味な航平と、
バカみたいに明るい性格の太一は大学の同級生。
最初は心を閉ざしていた航平だったが、
太一との出会いにより少しずつ変わってゆき……。

表題作ひだまりが聴こえる -幸福論-

難聴の大学2年生
バカみたいに明るい性格の同級生

その他の収録作品

  • その予感(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:漫画「お花見日和。」

レビュー投稿数57

とにかく感動

めーっちゃよかった!!

今巻では航平の知り合いで同じく難聴のマヤちゃんの登場があったり、なんとなんと太一が手話の会社??に入り大学を辞めたりなど急展開があって、、

めちゃめちゃネタバレになるけど、大学を辞めてまで手話の会社に入るのが、航平がもっと生きやすい世界にするためってプロポーズかなにかかな???

そんなこと言っといてまだまだ自分の気持ちを自覚してない太一の超絶鈍感っぷりにびっくりなのと、太一が大学を辞めてから連絡をとってなかった2人が再会してやっっとお付き合いをして、、、そのシーンではほんとに太一の声なのか、ほんとに好きって言われてるのか不安な航平に太一が何回も好きって言ってるのが最高でした。。

やっとお付き合いしたか〜!っていう気持ちと個人的には予想以上に感動なお付き合いシーンだな〜としみじみ…って感じでした՞߹ - ߹՞

0

航平の笑顔とサインと、あれこれに泣きそうになった

新刊が出たのに合わせ、腰を据えて読み返してみようかなと思い、先日からゆっくり読み進めています。

こちらのシリーズ、この「幸福論」までしか購入して読んでいなかったのですが、紙本で揃えようかな、と今迷い中。電子だとどうしてもサラッと読んでしまうのですが、じっくり味わいながら読みたいシリーズだな、と。

いろんなシーンで、切なさに胸がギュンってします。きゅんじゃなく、ぎゅん。

300P超えのボリュームで、再読ながら途中離脱しそうになりました…序盤〜中盤にかけての当て馬女子(?)・マヤが正直苦手すぎて;

でもそこを乗り越え読み進めていくと、航平の想いの切なさに胸がいっぱいになるシーンがたくさん。。
太一が意味のわからなかった航平の手話、キャンプ場でのキスシーンには心の全てをぎゅんっと持っていかれました。

シリーズ各冊のレビューなどを見ていると、二人のBがLする関係は遅々として進んでいかなさそうで、まだ続刊をどうするかちょっと迷ってはいるのですが、、

少なくともこの「幸福論」では、1巻に比べて太一が自分自身の気持ちを自覚し、二人の気持ちが重なり合った上でのキス…という展開にたまらなく萌えました。

数年前に最初に読んだ時は、大学を辞め、社会人になる決断をした太一に「えええ…」って思ったりしたんですが。今読み返してみると、その決断をした太一の勇気とか潔さが素直に「すごいな」と思えたし、眩しかった。

あらためて読み返すことで気付くことってあるんですね。再読して良かった…

0

どこまでも真っ直ぐに

新キャラも登場し、さらに賑やかになった続編。

前だけしか見ない太一は今作でも全力で突っ走りまくりで、ちょっと落ち着いてほしい…と本気で思ってしまうくらい騒がしかった(笑)
そして航平の気持ちを知ってからの太一が、自分の気持ちと向き合わないところにめちゃくちゃヤキモキしました。

やりたい事を見つけたら一直線で大学を辞めるくらいアツい人なのに、なぜか航平に対しては後ろ向きというかウジウジ気味で、こんなときこそ全力でぶつかっていってよ…!と思わなくもなかったですが。
モヤモヤするところも全部いい具合に繋がっていくし、そんな日々があったからこそより大切な存在だと気付けたのだろうなと納得できる結末が素敵でした。

太一と一緒に居るようになってすごく人間らしくなり、自分らしく生きることをためらわなくなった航平がより輝いて見えて。
そのどれもが太一との出会いが始まりだったことを思うと、さらに尊さが増して見える不思議。
出会ったことこそが運命のように思えたのでした。

絡みはほぼ無しでBLっぽさも薄いけれど、エロを求めるにはまだ熟していないふたりなのでそれも納得できます。むしろエロが無くて良かったのかも。
相変わらず深いストーリーで、"普通"とか"当たり前"の中に居ると見えなくなってしまうモノを伝えてくれた幸福論でした。

0

感動するシーンがたくさん!

特に太一と会えたからこの人生で良かったって言って泣いてるシーン、、まじで泣いた( ᐪ ᐪ )

太一と会えて航平が少し明るく前向きになったんじゃないかなって感じたけどそれもなんかグッとくる。

しかも太一が航平の笑顔を見るために大学辞めてまで会社に入ったのびっくりすぎる!愛でしかない!

太一が自分の気持ちに気づくまではもどかしいけど、両思いになるまでもなってからも前巻より糖度爆上がりで萌えた(՞っ ̫ _՞)♡

新登場のマヤちゃんも最初すごく強めな子だな〜って思ってたけど難聴の方しか分からないような悩みを抱えていて、航平のことを好きになるかと思ったら太一に救ってもらって泣いてて、、感動しました;;

0

航平くんが不憫に思えたよ

私、太一の天真爛漫さと新キャラのマヤちゃん苦手だわ〜。これくらい強いキャラがいなきゃ話が動かないんだろうけど、何だかなーって思う行動や言動が多いんだよ。

太一くん、人の自転車乗って壊すとか仕事に誘われて大学中退しちゃうとか半年航平くんに連絡しないとか、雪で転けてそのまま寝そべっててトラックに轢かれそうになるとか、子どもを守るために火傷しちゃうとか。ありえん。
ホント猪突猛進。あと先考えない。

そのくせ、航平に彼女が出来たかもしれないってなるとクヨクヨしたりさぁ。
航平くんずっと我慢してるんだからさぁ、次の巻ではいい目にあわせてあげて?(無いんだろうな)

違う世界に飛ばしてあげたい。
ラブラブイチャイチャさせてくれる作者さんの世界に、って思うほど不憫だよ。イケメンのいい子なのに。

シーモアで購入
全く修正いりません。そんなそぶりは一切ないです。

1

モヤモヤからのスッキリ!

ボリュームのある一冊で、内容もかなりドラマチックでした。
2人の関係がなかなか進展しないどころか、かえって離れていってしまいそうでモヤモヤもだもだハラハラさせてもらいました。

太一が将来に向けて、しかも手話の関係の仕事を始めた事で2人の関係がこれからもずっとずっと続いていくんだろうという予感はあるのに、とっても不安でした。
そういう点では2人の気持ちにシンクロ出来ていたのでしょうね。

同じ難聴という障害をもつマヤの出現で、航平の気持ちが引き出されていたのも良かったと思います。
中でも、もし耳が聴こえていたらっていう人生を想像する事は何度もあるけど、太一に会えたから今の自分で良かった…って言う場面、月並みですが感動しました。

就職して半年も連絡し合わないなんて拷問過ぎる。控え目過ぎる。もどかし過ぎてジタバタしてしまいそうでしたが、両思いになれた場面は嬉しさ倍増でした。
久しぶりに良かったね、良かったね( ;∀;)って気持ちになりました♡

両思いになったからには進展が気になりますね。
エロなしでも全然BLだと前作のレビューにも描きましたが、両思いになって付き合うとなったらやっぱり少しはイチャイチャして欲しくはアル。
続編は期待していいのでしょうか。
朝チュンでもいいからあったら良いな。

0

ふたりのいる場所が、ひだまり。

後天性の難聴を患う航平と、
猪みたいに真っ直ぐでちょっとおバカ太一。

こちらは続編です。
前作で航平は自分の気持ちを太一に伝え、友達以上恋人未満の関係を続けています。

今作では難聴の少女"マヤ"が掻き乱しに来てくれます。ちょっとウザイですが(小声)、彼女なりに沢山悩んでるのでしょうね...嫌いにはなれない子です。

ふたりのいるその空間が"ひだまり"のように暖かくて。読了後の今、暖かい気持ちでいっぱいでぽかぽかしています。
ふたり一緒ならこの先も、大丈夫だと確信しています。♡

0

航平の好きな気持ちに…感動

絵が、前作より更にきれいになりましたかね。

初々しい2人がかわいいです。
特に航平。
太一を好きすぎるのがほんといい。
太一のことを思っている時の航平の表情にきゅんとくる。
かっこよさもましましだし。

太一も相変わらずまっすくで。
でも鈍感で。

2人のシーンが、空間が、とてもよくて、その場面になるとじっくり何度も味わって読むので手がすぐ止まる。

逆に、他のキャラがいてわちゃわちゃなシーンは読む速度がはやくなるw

太一がやりたいことを考えて一人で悶々とし始めまして、2人の仲が全然進展しませんねw
でも、じいちゃんがナイスアドバイス!
さすが太一のじいちゃん。

航平がマヤに太一のことを話すとこはまたぐっときた。

太一に会えてよかった
太一に会えたから今の俺でよかったと思えたんだ

って。涙

もしやり直せると言われても
またこの人生を選んだと思う
太一と会えて幸せだったから

て、こんなに強い思いなんやね。涙

だけど
前へ進まなきゃ
えらい!強いぞ航平!
それも太一を思ってのことなんよね。

太一と別れる時の航平からのハグがまたいいシーン。
その後の航平の手話がその時は意味がわからず、後悔することになるという太一の独白に不安になり、その後の太一のもだもだがもどかしかったけど、航平と会ってよ〜〜うやく太一が自分の気持ちに気づけてよかった。

太一も告白した時、思わず抱きしめる航平がいい。
好きで好きでずっと思ってずっと会いたかった人に聞き違えかもしれないけどそんなこと言われたら抱きしめずにいられないのわかる。
そう!そうなるよね!と。

そして、何百回でも言ってやる、と「好きだ」と言う太一。
こうなったら太一は強いのではないかと思うよ。

はぁ〜なんていいシーンなんでしょう。
やっっっと、なのもあるけど、それまでの2人の気持ちが相手のことを思って…なのが伝わってきたからね、くるものがありますね。
特に航平。
太一に強引に聞き出そうとかせずに尊重して自分は我慢していたのがえらい。
それも太一のことを思ってのことをだし。
でも太一に会うと素直に一緒にいたい、好きだと自分の気持ちを言うところがりとても好き。
素直な子大好き(前作でも言ったけどw)

太一に会えて
こんなにも幸せだから

の終わり方もいい。
航平のそれだけの強い気持ちがこの物語の芯だと思うし。

描き下ろしもかわいかった〜。
太一からキャンプに誘われて包丁を落とす航平。
2人じゃないとわかってがっかりする航平。
キャンプに来てうれしくて顔をつくる航平。
すねる航平。
ちゅうに緊張する太一w

まだこの2人のお話が続くのうれしいな。
リミットも楽しみに読みま〜す。

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終盤までの苦行に耐えよう

さて続編です。
だいぶ遅れてやっと購入したこちらのシリーズ。
1冊目を完全に読み違えて、「太一が鈍感すぎて…。無神経すぎて…」とモヤモヤしてましたが、読み直したら全然そうじゃなかった。
なので、こちらも読み違えていないか読み直しました、3回。

物語が大きく動く2冊目。
目的もなく担任に勧められるまま大学に進学したものの、学費を稼ぐので精一杯。
在学中に考えれば良いと言われた進むべき道も見つからない。
先を見据えて動き始めた航平に焦る太一の選択が、新キャラも交えて描かれていました。

3回読み直したけど、やっぱり終盤までがきつい。
2人の関係が進むのを期待して読むじゃないですか。
ワクワクしながらページをめくってもめくっても、得られるのは航平以外と一緒にいる太一。
航平と太一はほとんど接触していなくて、周囲とわちゃわちゃする姿を延々見せられる苦行。
2人のシーンがものすごいご褒美に思えるほど、割合が少ないです。

さらにとにかくコミュニケーション不足。
太一のいいところって、器の大きさと逃げずにぶつかっていくところだったはずなのに、そこが激減してます。器、小鉢より小さくなってるんじゃなかろうか。
ちゃんと説明しないくせに相手の反応にキレるわ、自分の気持ちと向き合うこともしないで、中途半端な状態で航平の優しさに甘えるばっかりで、「太一〜〜〜!!何やっとんじゃーい!」と後頭部をスリッパで叩きたくなること数えきれず。

ひたすら太一に対するイライラが募っていくので、その分割増で航平が切ないです。
「好き」という気持ちを伝える度に「ごめん」をセットで言わなきゃいけない。
自分が気持ちを伝えたせいで…とか、気持ち悪い思いをさせて…とか、気にしなくていいのだよ!と正面から伝えてあげたい気持ちになりますよ。

ただ、イライラが募った分、無駄に避けて遠ざかった分、ラストの衝撃がすごい。
打ち上げ花火上がった!くらいの勢いで萌え倒しますよ。
この瞬間のための苦行だったのかと。
そこまで中立〜萌をうろうろしていた気持ちが一気に萌2まで駆け上りました。

まだ3冊ある。
きっと苦行もまだあるはず。
1、2冊目だけでこんなに読み返して、ものすごい時間を費やしていることを考えると、今日読むべきか、明日にしようか悩むところです。

0

シリーズ2巻目

◾︎杉原航平(難聴) 佐川太一 ※大学生同士
絵柄が前巻よりとっても好きになってました!綺麗で可愛い!登場人物が増えて世界が広がりましたね。

前半、みんなが堂々と声に出して思いの丈をぶつけまくってて怯む。「私が平気かどうかをなんでお前が決めるんだ」と言ったマヤ(航平の後輩)こそ偏見の塊で読んでて辛い

後半以降、航平の人間味が増してとても良かった!サークルの先輩にイラついて声を荒げシーンなんて、すごくリアル。突然の暴力より余程リアル…前巻同様また太一は飛び蹴りしたりしてるんですよ…こういう描写苦手…
マヤと一戦交えた(?)後の展開はどんどん引き込まれました。前の巻の航平を思い出すと、著しい変化に嬉しくなる。この早々くっつかないでじれじれさせる少女漫画のような展開は大変好きです。正直に言えば航平には彼女が本当にできているパターンの方が好きなんですけど…さらなる辛さを求める笑

そしてラスト、このレベルの作画でこの描き下ろしの量!先生がこの作品を大切にしているのが伝わって、ぐっと信頼感が増す。続きを読みます!

※電子書籍ひかり カバー下漫画、裏表紙あり

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きっと僕はまたこの人生を選んだと思う

『ひだまりが聴こえる』の続編です。
続編では新キャラの登場と大きい出来事があり、2人の関係性も進展していきます。

新キャラは何人か登場しますが、一番重要な役割を担うのは航平くんの後輩で難聴者のマヤちゃんです。
マヤちゃんは最初太一くんのことを嫌っていましたが、徐々に打ち解けていきます。

大きい出来事は
太一くんが大学を中退して就職すること
やっと太一くんが自分の気持ちに気が付いて、航平くんに「好きだ」と伝えること
です。

個人的には、太一くんの大学中退は反対なので、とても悲しいです。
もちろん、太一くんなりにたくさん考えて悩んだ結論ですが。
ひとつのことを成し遂げるのは大変なことです。
大学を卒業するのもひとつのことです。
学生時代って、社会性や自己責任能力、協調性、コミュニケーション能力等を身に着けるのに大切な時期だと思うので。
まずはこれを成し遂げてから、社会人になって欲しかった…残念。
本当は、航平くんに引き留めて欲しかったけど、太一くんを思いやるあまりに「平気だよ」と言ってしまうし。

この2人はやっと両想いになったのに、お互いの本音を伝えないので、すれ違いや誤解が多いのでしょうね。
まずは「付き合おう」と、どちらか言ってください。これ、のちのち重要ですよ!

「もしやり直せるって言われても きっと僕はまたこの人生を選んだと思う 太一と会えて幸せだったから」
航平くんの想いに涙がでます。心から幸せになって欲しい。

後半に繋いでいた手を離して走り去ってしまった太一くんを追いかけた航平くんは頑張りました。
あそこで追いかけなかったら、また離れ離れになってしまうし、太一くんの気持ちを聞くのもずっと後になっていたでしょう。
2人が偶然エレベーターで再会から夜に降り続く雪のなかの告白まで、私の脳内にレミオロメンの「粉雪」が流れていました。
ぜひ、「粉雪」を聴きながら読んでみてください。
※イメージが違いましたら、すみません(汗)

まだまだ続編がありますので、全シリーズでたくさんの方に読んでいただきたい作品です。

1

恋も将来も進展

シリーズ二作目。
前作では航平が太一に恋をして、そんな航平に太一もちょっと心動かされたかも?というところで終わっていましたが、今回二人の仲がだいぶ進展。やっとボーイズがラブをするという感じになりました笑
とはいえやっぱり絡みは薄めなんですが、そんな二人だからこそ少しいちゃついてるだけでときめいちゃいます。少なめだからこそのありがたみがあるなと思いました。

新キャラのマヤは最初苦手なタイプの子だなあと思ったんですが、読み進めるうちにすごく健気でいい子なのがわかって、マヤが泣くところでは思わず一緒に泣いちゃいました。
BLにおいておざなりになってしまいがちな女子キャラですが、マヤはバックボーンがしっかりしていてお話になくてはならない存在だなと思いました。
切実に幸せになってほしい。

前作よりさらに難聴が主題になっているので、BLとしては物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、人を思いやることの大切さを改めて考えることのできる良いお話です。
BL好きだけじゃなく、いろんな人に読んでほしいなと思います。

1

太一が尊い

色々ありましたね。二人がどうなってしまうのかハラハラしましたが、太一の想いも尊い!
巡りめぐって航平が笑える世界になればいいって。
それ本人に言ったらいいのに!と思いました。

太一が大学を辞めて航平と半年も音信不通で。
その間に航平に彼女が出来たらしいって。ショックを受ける太一。
偶然再会した航平とはからずも手を繋ぎ太一は航平を好きなことを実感し逃げます。遅すぎた!

でも実は彼女ではなかったし航平もずっとこの半年太一に会いたかったって。
ようやく太一も好きだと伝えて。長かったよぅ。

「その予感」
航平の耳鳴りのことでしょうか。嫌な予感がします。エッチはなくてもいいから二人に平和をあげてー!と思いました。

1

あまりにも綺麗な恋…

なんて綺麗な恋なんだ…
読み終わった後、その一言に尽きました。

2巻、凄く好きでした。
不器用だけど真っ直ぐな航平と、真っ直ぐだけど不器用な太一。
ちゃんと言葉で通じ合えるのに、不器用だから上手く通じ合えない2人。
そんな2人にもどかしさすら感じましたが、それが2人のやり方で、それでもその先はきちんと2人で道を開けてくれるんだろうな、と思えたから安心して心地よく読むことが出来ました…。不器用にすれ違っている時間は勿体ないけれど、それも含め2人なのだと思います…だからこそ、些細なやり取りや些細な触れ合いさえも愛おしかったです…

焦ったくもきちんと存在する2人の恋を是非味わってみてください!キュンよりもグッとくる何か、そんな素敵な感情になれます。是非、読んでみてください!

1

キスだけでも十分萌えた

 この2巻では難聴という、ほとんど音が聞こえない聾とはまた違う障害レベルの大変さにもたくさん触れられていました。健常者からすると、聴こえないわけじゃないなら大したことないんだと思って普通に話してしまったりする。でも難聴だから相手が滑舌が悪かったり、通りにくい声質だったりすると上手く聞き取れないわけで、そのレベルを正しく理解してもらうのが非常に難しいんですね。かと言って聾の人間が集まる所へ行っても、自分より生活が大変な人達ばかりで肩身が狭い。航平の他にも同じ難聴のマヤという女性が登場し、2人と周囲との会話でこちらももどかしさを感じる場面が多々ありました。

 そんななか、難聴の人達の些細なサインに気付いて正しく理解しようと努める太一の姿が、この2巻では光っていたかなと思います。本人は相手が難聴だから優しくしようとかいう気持ちもなく、ただ対等に接しているんだけれど相手の機微は見逃さないんですよね。相手からするとそれが特別で、ものすごく嬉しいことだったりする。航平が太一に惚れた理由がよく分かりました。太一もやっと航平からの気持ちに答えを出し、焦れったいようで2人の関係はちゃんと進んでいるなと感じます。キスまでの描写しかありませんが、航平からのキスに慣れず緊張して立ち竦むだけの太一が本当に可愛かったです。

1

続編

ひだまりが聴こえるの続編。

お互い好きでも、明確な告白はなかった1巻。2巻では、航平をしたう後輩の女の子がことごとく太一を邪魔してくる展開。わりといらいらするキャラで、そういう意味では作者さんの狙い通りか?

太一が、はっきりと航平への気持ちを自覚するまでが2巻のメインストーリー。相変わらずHはないですが、まああえて必要ではないと思います。
航平が、航平に思いを寄せるまやに対して、太一への思いを語るシーンには迫力があってじーんとさせられました。

難聴をめぐる状況も少し描かれていて、描くに当たって勉強されたのかなーと思います。

あとがきによると、さらに続編がある模様。

0

もどかしいのも含めて好き!

もどかしさが、クセになる。そんな一冊です。
すごくゆっくりと二人の間が近くなっていく中で、離れたりしてお互いの気持ちに気づく。
読者としては、まぁもどかしいわけですよ!
だからこそ、ちょっとでも手を握った!顔が近づいた!それだけで、ドキドキしちゃう作品です。
光の当たり方が美しくて一枚の絵画の様なので、表紙だけでも幸せになれます。
泣きそうになる表情とか、くしゃっとする笑顔とか、全てがいいんです。

最後まで読んだら、床の上をゴロゴロ転がりながら喜んでいました私。
ありますよね?!そうゆうキュンキュンしちゃうお話って!

少し気になっていて、どんな話なのかなぁとレビューを、見に来た方のために、ネタバレしないで書いてみました。抽象的ですみません。
私的には、受(たぶん)の太一くんの目が好きです。真っ直ぐで、内面を表している感じが。
あと、2人の体格差がたまりません!
ぜひ、読んでみてください!

4

少しずつすれ違って、少しずつ重ね合って

ゆっくりゆっくり進んでいく二人の恋が本当に美しいなと思います。

太一の人の気持ちを理解する力は本当にすごくて、その明るさや無意識な気遣いに今までどれだけの人が救われてきたのかな…ってくらい、太一は本当にいい子ですね……現実に近くにいてほしい。
またそれを誰よりも理解している航平だからこそ、「いつ誰が太一の良さに気付いてしまうか気が気でない」っていう気持ちも分かります。太一の為を思って、諦めようとして、でも諦められなくて。航平くん頑張れって何度も何度も心の中で応援しました。

少しずつすれ違って、少しずつ重ね合って。
ゆっくり、ゆっくり進んでいく二人の恋が世界で一番幸せな形になりますように。
二人の世界が、世界中の幸せになりますように。

そんな穏やかで幸せであったかくなれる作品でした。

3

届くまで、何度でも、に 心暖まる(∩´///`∩)

すごく分厚いけど、読み応えとしてはサラリとした印象。
分厚さに対しての進展度や深く残るモノが少なかったような…。
それだけ脇を丁寧に描かれているのだと思いますが
ちと淋しい気分もする読後感です。

とはいえ、BLみが薄かった前作から一気にBL度が増えてて大満足ヾ(*´∀`*)ノ

航平のことを意識してるのに自覚のない鈍感な太一に萌え、
太一のことが大好きな航平がふとした時に見せる表情にキュンキュン♡
画面から伝わる心臓のバクバクが堪りません///

ようやく自分の気持ちに気付いた太一の
迷いなく何度も繰り返すシンプルな告白の言葉と
2人の涙はとても暖かく感じました。
キス一つにすごくドキドキする…(ФωФ)

一見、航平と太一の気持ちに温度差があるように見えるけど
単に2人の性格の違いなだけなのに、
航平は「俺ばっか好き」って思ってそうなところがもどかしい。

太一は恋愛方面がちょっと子供なだけなのに
航平が「同じぐらいの気持ち」を無意識に求め、
気持ちに余裕がないのが気がかりです。

しっかし、ゲスい話、航平は太一でシテそうだけど
太一は性的な匂いが一切しないのが何とも…。
男っていうよりまだまだ男の子な感じ。
性欲があるように見えないゾー( ;´Д`)oh

2人の温度差って聞こえる云々よりココじゃなかろうか、と思ふ。。。
ええ、ゲスい話なんですけどね。
性的な感覚がズレてると溝になりそうで怖いです。


色々書いてしまいましたが、
ようやく始まった2人の恋の続刊が楽しみです。
担当さんのお力でもっとイチャイチャ増えてー!w

1

漫画を読んで泣いたのなんて初めてです!!

表紙の絵がとてもすてきで、難聴の子の話ということで絶対いい話やん!!と思い1巻を買いました。
1巻を読み終わったら続きがものすごく気になってしまいすぐに買いに行って読んでしまいました!!
なので1巻と2巻のあわせたレビューになります。
さてさて本題に…

全体を通していうと少し、時間の経過や時系列がわかりにくいところはありましたが、コマの使い方やページの使い方がすごく上手でとてもわかりやすく面白かったです!

ふたりはたくさんの音の中で何度もすれ違って傷ついているのにそれでももう一度会いたいと思うふたりの思いの強さに涙が出ました。

そして、航平や太一だけでなく出てくるキャラクターたちの一言一言がとても心に刺さります。
今までたくさんの辛い思いや悲しみのなかで生きてきたこの子にしか言えない言葉だな…と思うシーンがたくさんあり、いろいろ考えさせられました。

耳が充分に聞こえていても人に思いを伝えるのは難しいというのに、航平がそれを乗り越えようと必死に頑張る姿や一途な思いに涙が止まりませんでした。
(太一が鈍感すぎるというのもありましたが…w

2巻まではキス止まりでしたが、抱きしめるだけでこんなに思いって伝わるんだな…と思いました。
続編が出るそうなので今からとても楽しみにしています!!
あ、あと映画化おめでとうございます!
(見たい。ものすごく見たいぃい!!www

最後になりましたが、こんなにもわかりにくいレビューを読んで下さりありがとうございました(*´ω`*)



3

物語が動き始めた

無印ではもどかしく、まだ友達以上恋人未満だった2人でしたが、スローペースながらもお互いに歩み寄り、ぶつかり合い、向き合おうとする心の動きや関係性の変化が繊細に描かれています。
前作が航平の恋愛感情の描写がメインだったのに対し、今作は航平への気持ちを自覚した太一の描写がいっぱい読めて本当に嬉しいです…何度も好きと伝えるシーンに涙を禁じえませんでした。

勢いや熱量重視のBL作品ももちろん大好きですが、たまにこういう静かに丁寧に綴られていくプラトニックラブストーリーを読むと、心が一気に浄化された気分になりますね。

4

難聴の航平といつでも腹ペコな太一の物語、続編です!!

今作では、やりたい事を見つけるために大学に進学していた太一に転機が訪れます。
航平のノートテイクも辞めることになり、二人はいったいどうなるのか・・・
さらに、航平と同じ難聴の女の子・マヤが登場し、二人の仲を引っかきまわす・・・のですが、マヤちゃんは意地っ張りな頑張り屋さんだったので、私はこの子を嫌いになりませんでした。逆に好きかも(笑)マヤちゃんが泣くところは、私もウルッときちゃったし。
太一の選択によって、航平との関係はどうなるのか、二人はこのまま離れてしまうのか・・・もうハラハラさせられます!

今回は、前作よりもBLとしての切なさが倍増しています。
前作は、友情と恋愛感情の境界線が曖昧な感じでしたが、今回はLOVE!完全にLOVEです!!
期待を裏切ることなく、いや寧ろ期待以上に萌えさせていただきました!!ありがとうございます!
太一も相変わらず真直ぐでキラッキラしてカッコイイし、航平も太一のことがすごく好きなのが分かるし、もうこの二人の物語をずっと読んでいたいです。
航平に出会うことで太一も変わって、航平も太一に出会って成長しています。お互いに無二の存在で、相手のことを大切に思うからこそ迷ってしまう・・・う~切ない!!
いい作品と出会えると、幸せな気持ちになるんですよね。この気持ちのまま待てそうなので、幸福論の続編も是非読みたいです。
本当に素敵な作品なので、皆様にも是非読んでいただきたいです!

5

暖かみと救いのある続編を期待

勝手にラストを期待していたので、すっきり出来なくてモヤモヤしております(完全に自己責任です)。
二人の関係、攻キャラの障がいだけでもお話として成立したのではと思いますが
受キャラの将来や成長にも触れられているので、
今後どこまで拡げるのかな、良さが薄まってしまわないといいんだけど・・
という不安はあります。
思いが通じ合ったところで障がいの重度化とどのように向き合っていくのか
暖かみと救いのある続編を期待しています。

0

じわじわきます

このお話BL目線での萌えたか萌えないかと聞かれると皆さん描かれている通りほぼなんもない感じなので萌えてないわけなんですけど。
私はエロはデザート感覚でその過程にいたる話がメインディッシュ派なので全然よかったです。
ラストの方でキスもありましたし。
絵も丁寧に描かれていてとても綺麗でした。

ラストの方で航平の耳の状態が悪化?してる感じなのが気になります。
続きをまた描かれるということなので楽しみです。
次巻を楽しみに待っています。

3

二人の関係に変化をください。

二人の進展が気になって2冊目を購入しました。
が、特にこれといった進展は無かったです。
障害と向き合ったり、将来のことを考えたりするのに右往左往しているだけで、正直BL作品として読む気にはなれませんでした。
お互い、この関係をどうしたいのか?がよく分からず平行線を保っているので、受け入れるも拒否もしない太一に苛立ちました。
続刊になるのなら、もっと二人の関係にメリハリを付けて、1冊目は出会って友達目線、2冊目は恋人目線から、難聴と向き合う太一を見たかったです。

1

よいお話ではあるんですが

前作からどんな進展をするのか気になって購入しました。
新キャラも登場しすれ違いもありながら、結果的には両想い、という展開でしたが・・

やっぱり、BL要素が感じられなかったです。
イチャイチャがない、という理由ではなく、男性同士であることの物語がないというか。
恋愛話というよりは、友情の延長話のような印象が強く残りました。
確かに、航平が太一を好きなことはよくわかるんですが、恋人にしたい、っていうのが感じられないせいでしょうか。

続編があるそうなので、これから恋愛色が強くなるのかな・・

5

素敵なシーンが宙ぶらりんに…

 二人の曖昧な関係がちょっと物足りなく感じた前巻。お互いに気持ちはあるのに友達の枠を超えない二人の関係。どちらも意気地なしだし、航平と同じ障害を持つマヤという面倒な女の子は邪魔するし、太一は真剣に将来を考え出したり、中々進展しません(T ^ T)
 マヤがとてもイライラするキャラなのですが、こんな子なら航平が取られる心配はないので、その点では安心して読めました^^;
 どうしても気になったのは太一が大学をやめる決断をした件です。学費が勿体無いというなら、それまでの学費の方が勿体無いと思ってしまいます。学歴と関係のない芸術的な仕事なら理解できるけど、太一のことを思うなら卒業を待ってから来いよと誘うべきじゃないの?と感じました。
 航平が太一を抱きしめるシーンや、手話で太一に「好き」と告白するシーンがとても素敵なのにお話のテンポが悪くて、折角のシーンが宙ぶらりんになっているのも残念です。あのモノローグを読んだら破局しちゃうのかと心配しましたよ(>人<;)
 最後はお互いに勇気を出して告白出来たのでホッとしました。とても長い道のりだった(笑)
 続編を描かれるようなので、次こそ二人のLOVEな姿が見られるのかな?と思いますが、ここまで読んできて二人のエロが想像できないので、どう描かれるのかと期待でいっぱいです。

1

二人だけのお話がもっと読みたいです

前作だけでもよかったかな、と思いました。
前作は大好きでした。何度も読み返しました。
続編もすごく楽しみにしていたのですが・・・登場するキャラクターに感情移入することができずもやもやしたまま読了。
太一のキャラクターが前作のときよりも好きになれなかったのが原因かなと思います。
あとあの女の子が。どうしても苦手でした。
BL作品に女の子が登場して恋愛して、っていうのは普段はそんなに気にならないんですが、とにもかくにも、読み返すことを躊躇うほど好きになれませんでした。
航平くんが太一を抱きしめるところだったり、すごく綺麗なシーンもあって、まさに見惚れてしまうところも沢山ありました。(表紙もすごく綺麗!)
でも、お話としては、私の中では前作の友達以上恋人未満のままでよかったかなと思います。
逆にあまり恋愛シーンを見たくないような気持ちもあり・・・(笑)
航平くんと太一だけのゆるりとしたお話がもっと読みたかったです。

4

あたたかいです

とてもあたたかい作品です。エロはなく、イチャイチャも少ないです。物足りな人もいるかも。
でも、少しドキドキする作品。
ページ数も多く読み応えありです。

エロやイチャイチャがないとダレることも多いのですが、この作品は一気に読みした。
難聴という設定でも暗くなく、女の子のキャラも出てきますがウザさもなく、程よいかんじです。
太一がとても素敵です。
続編が出るとのことなので、ぜひそこでは、二人のイチャイチャがみたいと思います。

映画化が楽しみです。

1

良い作品です。

この作品はページ数が多いので長い間楽しめました。゚゚º(゚´ω`゚)º゚゚。
ストーリーもとても深くて、いろいろ考えさせられながら楽しめました。
航平くんがとても私得なキャラでした。
今回の作品では女の子も出てきて、ハラハラさせられました(笑)
でもやっぱり太一くんは太一くんでした!
一つ言うとしたらいちゃいちゃがもっとあっても、、、!!
と思いましたが、作者の文乃ゆき先生も書いていらしたので続きを期待します!!
映画化にもされるようなので俄然楽しみです。
航平くんと太一くんのいちゃこらが早く見たくて溜まりません!

1

こういうBL待ってた

一巻に続きこちらも神評価です。
今回は新しい女の子のキャラが登場したり、太一のやりたいことが見つかったり、好きってことがどんなことかイマイチ理解していなかった太一が航平に彼女ができたことを知り、ようやく自分の気持ちに気づくと言う、色んな展開がありました。

大学二年の夏前にやりたいことが見つかったから、大学をやめる決断をする太一。卒業だけでも…と言う友達からのアドバイスに、やりたいことが見つかったのに借金してまで通う必要はないとハッキリ答える太一が潔くていいですね。

エッチはないし、色っぽいことはほぼゼロだったけど、考えさせられることも多かったし、こんなBLもいいなぁと思いました。

映画化されるということですのでとても楽しみにしています。

7

思ったよりヘビーじゃない♪

難聴という障害を持つ攻めと、親が離婚して祖父に引き取られ貧乏な生活を強いられる受け・・・という超辛そうな設定の割にはそこまで重くなかったです。苦境を苦境とも思わないバカみたいに明るくて真っすぐな太一が自分の殻に閉じこもっていた航平の心を開いて、航平は前向きな自分を取り戻し、一方の太一も航平との交流を通してやりたいことを見つけて、最終的に二人の心は通い合って。。。話の流れもとても自然で、出会ったことで2人が人間としても成長しているのがステキでした。

ただ、私は恋愛メインの話がが好きなので萌止まりです。恋愛漫画として読んだ場合、2巻でキスまでっていうゆっくりペースなら、やっぱり当て馬等々がもうちょっと良くないと「展開遅いな」って思わざるを得ないです。恋愛漫画だと思わなければ十分読めるんですけどね。実際、恋愛以外のところでは2人の進路とかマヤちゃん(当て馬)の心の変化とか、色々ちゃんと起こってるので。

でも、最後のキャンプのくだりはすごい可愛かったなぁー♡攻めが受けの会社の先輩に嫉妬しちゃって。そしてその後林の茂みでキスーー♡♡今まで攻めからのスキンシップを力づくで拒否してきた受けが、「嫌だった?」と聞かれて「緊張した・・・///」って受け入れてたのがすごくキュンとしたました!最終的にはちゃんとBLしてましたね♡

2

前作よりもパワーアップ

無印と共に購入。
多少雑なところもありましたが、間が空いたせいか、画力も上がっていてよかったです。
前作より、佐川くんの鈍感さに磨きがかかってうざくなっていました(笑)
相変わらずの甘々に、新キャラの女の子(これもまたいいキャラしてる)が登場し、物語がさらに盛り上がります。
しかし、展開がゆっくりですね。なんか、だんだんイライラしてくるというか、でもそれがとても楽しかったです。
難聴という設定を前作より生かしており、とてもハラハラドキドキするいい作品でした。
また、前作がきれいに終わっているにもかかわらず、蛇足感が全然なく、分厚い本ですがさらさら読めました。
前作よりも私は好きです!でも、続編はいらないかな…

3

気持ちが高ぶる

初心ですとにかく受けの子が初心で、本当に可愛かったです。前巻よりBLできてる!のコメントには笑いました。
女の子が出てくるけど色んな過去があっての台詞だと思うと悪くない子で、最終的にはめっちゃええ子!!可愛い!って思うぐらいにはいい子です。

久しぶりに純愛を読んだからか、他のBL本でエロシーンを見ても気持ちは高まらず、この2人の距離ともだもだしてる感じに心ウキウキでした。
気持ちが通じあってエロシーンがあるのもいいと思うけど、こんなゆっくり進んでいって抱きしめられるだけで心臓バクバクいってる初心な可愛さもいいなと改めて思いました。

読み終わった後の余韻が忘れられずに1日のうちに定期的に読みたくなる衝動が抑えられません。
ここまでうわー!!!ってなるのは商業本では初めてじゃないかというほどでした。
続きもあるっぽいので気長に待ちたいと思います。

7

いろんなBLがあるのはいいことだと思うのですが。

ちょっとあまりに進展がゆっくりすぎて何度も「いいからはやくくっついて!はやくキスして!」と思ってしまいました(笑)。
別にBLでなくてよかったように感じます。この作者さんはあんまりBL自体には興味無いんでしょうね。たまたまBLレーベルで出すことになっただけで。同じ純愛系でも同級生は萌えることができたんですが、これはBLである必要を感じませんでした。太一が航平を好きになる理由もイマイチよくわからなかったです。
難聴の人を出すのであればやはりそこをBL的な萌えに昇華させてほしいのですが、そこらへんはいろいろ批判を恐れて描けないものなんでしょうかね?テンカウントでは病気を萌えに昇華させて成功していると思うのですが。確かに障害とか病気を萌え要素にするのは賛否あると思うのですが、漫画レベルなら挑戦してほしいですね。
BLの部分と難聴の人の生きづらさを描く部分を完全に分けずに、上手に織り交ぜてもらえたら自分の中ではもっと萌えれたのだと思います。

4

cyp

作者は公式に言っていませんけど。多分pixivでニモという同人作家と思いますよ。今はもう活動していませんが、黄黒を描いていましたし、活動中止の頃はちょうどこの連載始めたの頃ですし。同人の時もそんなすごくゆっくりな感じです。

神が拾ってその後に

この作品の厄介な所は、バイプレイヤーが
いても捨て役がいないと言う点です。
どんな登場人物にもそれなりの背景が
匂わされていて、そこが本筋に微妙に
干渉してきたりする。その結果、
通り一辺倒でない展開が生じる。
それをやるには創り手も底力が必要なんですね。
今回のこのページ数は、必然です。
物語自体がそれだけの紙幅を求めているのですから。

二重三重の壁をめぐる物語に丁寧に穿たれた
入り口は、これから何を招き入れるのでしょうか。

以下あとがきのネタバレ。
物語の底力をすくい上げたのは一番最初の読者。
英断と一押しに、深く感謝の念を捧げます。

7

変わらない繊細な描写

映画化のニュースで続編が出たことを知り、購入。
前作では2人のこれからが期待できるところで終わったので恋愛的な発展を期待して読みました。
感想としては、前回のラストを受けて2人は付き合いだしたと勘違いしていたので、正直まだくっついてなかったのか!と落胆したものの、話の丁寧さ・繊細さ、安定した素敵な画は変わらず好きでした。あととにかく受が可愛いです。
巻末で続編が出るとの記載があったのでこれからの2人の恋愛模様を楽しみに発売を待ちたいと思います。

3

表紙が雰囲気を伝える

デビュー作で実写化!?というインパクトに惹かれ
今更ながらに前作と合わせて読んでみました。
読んでみて、確かに実写化に向く作品だなぁと実感。
ストーリーが、というよりも、背景を含めた場面の描き方が
映像向きな印象。

美しい緑色の表紙に興味をそそられながら、
そもそも何故 1作目に手を出さなかったのか?というと
どんな話かを知って、こういう話に共感できなかったりすると
自分がイヤな人みたいな気分になりそうだなぁと思ったのが
大きな要因だったのだが、それはとりあえず大丈夫でした(笑)

号泣するとか、感動で一杯ということもないのだが、
こういうBLがあってもいいし、
素直に読んで良かったと思える話だと思ったし、
1作目を読み終わって、友情+α程度の彼らの関係が
さてどうなるのか?は興味をそそられ、
そのまま休まずにこの黄金色の木漏れ日の2冊目に突入。


BLというよりは、大学生の二人の心のふれあいの話。
一人は両親が離婚して経済的に苦しい中祖父と暮らし、
もう一人は裕福な家に育つが難聴というハンディキャップを持つ。
そんな二人が偶然出会い、日常の事に悩んだりしながら
関係を深め、その中で友情を越えた好意を抱くようになり……

障害を扱った物語にありがちな、力んだ感じやあざとさや
鼻につく感じはなく、柔らかで自然な目線で物語は進んでいく。
個人的には彼らの身の上の出来事が展開していくこの二冊目より
さらに淡いトーンの一冊目の方が好みだったのだが、
(太一が大学をやめて就職〜の展開は、伝えたいことは分かれど
ちょっと無理矢理な感じが否めず、ちょっと残念な感じも。)
声高にではなく大事なことを訴えかけている作風は
とても素敵だと思う。

ただ、恋愛物を読んだ……という気分にはならず
(それは決してHシーンのあるなしということではなく)、
そういう意味でBLとしての萌えはなかったと思う。

確かに二人は「愛」を育んでいっているのだと思うし
いい話なんだけれど、もう一歩心をえぐるインパクトは
個人的にはなかったということか。

そんな訳で、トータルに考えて評価は「萌」で。

6

エロ度、なし!

前作のカバーイラストもきれいだったけど、この本のイラストも素晴らしく美しい。
ストーリーは太一が、幼いというか天然というか鈍感すぎて、はっきり言っていくら何でもBL未満っぽくはあるのですが、根底にあるのは、やはり、航平と太一が愛を育んでいくお話なので、これはBLでしょう。
今回、おじゃま女子マヤちゃんの登場や、太一の就職など、二人を取り巻くキャラが増えたのもあって、BL的な進展は遅々としていても、ストーリーに随分広がりが出てきました。
この先、続きもあるそうなので二人の将来の関係が楽しみです。

2

snowblack

雀影さま、
>キスで朝チュンレベルぐらいの、あんまり生々しくないのがいいなぁ。
におおいに賛成です。
その方が萌える気がする……


雀影

セルフツッコミ
この作品、この先もエロ度なしのままでもいいなぁ。
さすがに、とうとう初エチってシーンがあってもいいとは思うけど、キスで朝チュンレベルぐらいの、あんまり生々しくないのがいいなぁ。

大好きです

大好きな作品の続編ということでさっそく購入。
今回も綺麗な表紙だなあ~、まずそこで満足しました笑
そしてそれ以上にお話で萌え、号泣、大満足です!

前作ではBL要素が少なく友達以上恋人未満って言葉がぴったりの二人でしたが、徐々に変化していく心の変化がたまらない。そうそう恋ってこんな感じ!って共感してしまいます。甘酸っぱいです。好きです。
今作の二人の持つ感情はもはや「愛」ですね。お互いを大切にしたいって気持ちが言葉と行動に表れてて、主人公である太一もそれをきっかけにある決断をします。なんつーか愛がなきゃできない。
新しく登場した女の子も、最初はBL作品によく出てくる性悪女キャラとか失礼なことを思ってしまいましたが、後天性の難聴によって周囲とうまくいかない、葛藤を抱える普通の女の子でした。
もう受けとか攻めとかエロとかBLとかどうでもいい、この二人も周囲の人々も幸せに生きていってほしいです。
そんな魅力的なキャラクターとお話を描ける文乃ゆきさんはこれからも様々なジャンルの作品で活躍していただきたいと思いました。

5

私の平気を何故他人が決めるんだ

ひたまりが聴こえるの2巻が出るとは思ってもいませんでした
1巻の素晴らしさもさる事ながら2巻では二人の気持ちの距離も縮まりその過程で涙しました

文乃さんの描く太一の誰に対する時も思い込みや偏見、同情のないフラットな姿勢と思考に胸を打たれます
新キャラのマヤも後天性の難聴で、マヤなりの努力で懸命に生きるも周りには「大した事ない」と思われます
「私の平気を何故他人が決めるんだ」
この台詞に胸が痛みました

そうです、これが人間の持つ傲慢さ
解ってるのは自分の尺度の中でも範囲で
他人の気持ちもその範疇でした計れません
太一はこのものさしを持たない様で、誰に対しても
その人を見てその人の現実だけを正しく理解します
憶測や推測、思い込み、同情なしに
これを描ける文乃さんの感性に感服でした

そういうマヤも又、勝手な尺度で他人を計っていました
立場が変われば...という又しても人間の身勝手さが
ストリーと絡めて巧く描かれてました

そして、太一は健常者も障害者も隔てなくユニバーサルに共感出来る世の中を作りたいと思い叶えられる仕事につきます
大学も辞めて

でも、そこに行き着いた根底には航平がいつも笑える世の中にしたいがありました
その心が恋だと気づくまでの紆余曲折に号泣でした

ようやく想いが繋がった二人に今度は嬉し泣きです

文乃さんの作品はBLというカテゴリーの中でマイノリティとマジョリティの線引きについても深く問うていると思います
同性愛もマイノリティだから、そこにも伏線がありますね

文乃さんの作品の素晴らしさはこうした深さにあると思います
3巻では二人が心から笑って恋してる事を願いながら楽しみに待ちたいと思います

文乃さんは人格を垣間見た気がする秀作です

11

この本の「萌え」は、どこにあったのか?

初めて、「ネタバレ無し」でレビューをしてみます。
これから買おうか迷っている人の道標になればいいな……。


本来、わたしはこういう物語は「苦手」です。
なんと表現したらいいか分からないのですが「いい子ちゃん」な
話が駄目なのです。
例えば、主人公の太一が猪突猛進に主張してくる「こっちが正義だ!」と
いうのを言われても、
「正義なんて一つじゃねーし、それが正しいと誰が決めたんだ?」と
言い返してしまう感じです。

良い話だと思いましたし、
主人公の太一の言うことも分かりました。
その相手の航平の言うことも分かりました。

……凄く、反抗的なことばかり言ってますが、
この物語で、私が萌えるわけがない。
こんな「苦手分野」で「いい子ちゃん」の話に、私が萌えるわけがない!!

そう思ったんです。

しかし、覆されました。

萌えました。
とても萌えました。
何処が萌えたかと言われても、非常に表現しづらいです。

しかし、断言できることもあります。

作家さんの力量が凄い!
構成とコマ回し、コマ使い、演出が非常に上手いんです。

この物語の攻め・航平は難聴です。
だからこそ、細やかな心情をひとつひとつ表現するのにとても力が
いったと思うのです。

顔のアップで、その登場人物の表情にドキリとし、
大コマ使いでワァッと驚き、
ひとコマひとコマでくるくると入れ替わる登場人物の表情にクスリと
笑ったり……。


手にとったらサラリと一度だけ読み流すということは、オススメしません。
できればしないで頂きたい。
騙されたと思って、何回か丁寧に読み込んでみてください。
どこかに「萌え」ポイントは見つかると思います。

タイトルを見て、静かな物語「だけ」と思う人もいるかもしれません。
しかし、主人公・太一の猪突猛進な行動にダイナミックさも
感じると思うのです。

「静」と「動」。
動きが止まった時のほんの一瞬の、2人の表情や行動を
見逃さないで下さい。

私は本当になんで萌えたか分析しても、未だによく分かりません。
でも萌えました。
非常に萌えた。
それだけは確かです。

あなたの「萌え」ポイントを見つけて欲しいです。

18

じんわりあったかい

エロを描くのは相当難しいと思うのと同じくらい
日常描写だけで表現するのも相当難しいと思っているので、
ご自分の得意な表現を100%発揮される作家さんなんだなあと
前作からリスペクトしておりました。
定期的にエロがどうだ、BLがどうだ、身体障害を話に~うんたらという
声が聞こえるかと思いますが
ご自分の表現を貫いていただきたい作家さんです。

例えばホモでも何でも無いキャラクターが1つのコマに居るだけで萌えたり、3次元で男の子の距離が近いだけで萌えたり、
そういったのと似た萌えを感じます。
この二人の空気に萌えるんですねー。

正直太一のような猪突猛進型キャラは、実際に近くに居たら
その真っ直ぐ過ぎる所に、ウザいと思ってしまうと思います。
でもその実際に居そうな欠点もあるキャラクターが航平にとっては
救われるのだと思うとニヤニヤしてしまう。

前作と今作丸々どこにどう萌えたというのは無いのですが、
ずっと見守っていたい、そんな作品です。

12

ごめんなさい…

前作も評価が高くランキングに長いこと載っていましたが、あまり興味を惹かれず購入まで至りませんでした。が、続編が出るということで手に取ってみました。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

評価の高い作品ですが、ごめんなさい、全然萌えなかった…。

登場人物たちに全然感情移入できないんです。

太一は頑張り屋さんで一直線で、物おじしなくて。そこがいい、という方がいらっしゃるのはすごくよく理解できるのですが、個人的には『考えなしさん』にしか思えなかった。
自分が『こう』と思ったことを物おじせずやろうとするガッツは認めるけれど、全員が同じように感じているわけではない、ということを理解してないんじゃないかと思いました。自分の意見こそ「正義」と思ってるんじゃないのかな、と。
けれど、太一がそういう猪突猛進な性格でないとこの話は進まないので、それはまあいい。大学生という年齢を鑑みても理解できる。

が、今巻で初めて出てきた当て馬の女の子はなんだか全然可愛くない。航平のことを好きな気持ちと、自身が難聴であることの葛藤がごっちゃになっていて、暑苦しいキャラにしか感じなかった。
彼女のおじさんも然り。
太一が大学生だということを知りながら会社に誘うのもよくわからなかった。太一のこれからを考えたときに、大学中退という経歴が彼にとってどういう意味を持つのか、そのあたりを大人として考慮すべきじゃないのかなあ、と。
太一が正義感が強く青臭いキャラなのはいいのだけれど、それを引き締めるべき存在がいないのでストーリー全体を通して締まりのない、ゆるゆるな感じがしました。

航平が太一への切ない恋心を抱えて、身を引こうとするところがこの話のキモなのだと思うのですが、出てくるキャラがみんな理想論を語ってる、と感じてしまったので、その恋心すら上滑りしてる、というか…。

けれど航平と太一のじりじり進む恋、というのはとてもよかった。ノンケさんなわけですから、『友達』だった感情がすぐに恋愛に切り替わらないのは当たり前だと思うし、こういうストーリーでサクッとセックスまで行ってしまうのはちょっと違うかな、と感じるので。

みんながみんな相手を思う優しいストーリーにしたい、という作家さんの意図はよく理解できるのですが、でも、『それだけ』なので話に重みがない。
こういう優しいストーリーが好き、という方が多いのもわかるし、ごめんなさい、こういう話を穿って読んでしまう私がすれてる、ってことなんだと思います。

こんな感想で本当に申し訳ない。
でも、こういう感想もあるってことで。

26

何度見ても、感動しました

本当にすごくよかったの作品でした。

エロさの求める方は、やっばりがっかりですね。今回もエロさゼロ。

でもBLはただ男二人がいっちゃいっちゃしてるものではありません。と私は信じています。

前作はBL度が薄い。でもこころをすごく温めました
今回いよいよ本題。二人の気持ちの行方の話。
太一の鈍感も半端ではないですね、最後の最後にとうとう自分の気持ちを気付き、そして今まで気付かないの悔しさ、見てる私がすごく痛々しいです
そして太一が同じ気持ちを持ていないと思ってた航平は太一を困らせないように、大学で一緒にいられないだとしても、文句ひとつも言わず、自分が一人でも大丈夫だと太一を見守ろうとしました。私はそれを見て、片思いの切なさよく伝わって来ました。もう、太一いい加減自分の気持ちを気付きなさいよっと、こころから思いました

最後はとうとう両思いしました、本当によかったと思いました。もう何回も見ましたよ
=================
追記
本当はいくつの部分もっと詳しく知りたいと思いますが、例えば太一が就職した後のこととか、前作で航平の太一への感情が友情から愛情に変えるの過程とか。
レーベルはCannaですよね。作品はほぼ全部一冊終わり、ましてデビュー作家、この作品も最初は一冊終わりの予定でしょう。なんか作者が伝えたいこといっぱいあっただけど、ページ制限があるだから、あまり深く書けないと感じました。今回はなんか単行本にしては珍しいの厚さ。なんか無理やり一冊に押し込んでいるって感じです。
=================
まだ続編があるっとした時点で、ワクワクして止まりません、続編楽しみにしてます

11

良かったです。

とても想いを大切に描いている作品だと思いました。
いくら好きな相手でも、他人な以上 相手の立場にならなきゃ理解できない
事はある。当たり前だけど見失いがちな事を気づかせてくれる
作品だと思いました。

進展が少ないとかエロ描写が足りないと不満を持つ方々は
恋愛ではなくエロ目的でBLを読まれてるんでしょうね、、
Hが無きゃBLじゃないって、、、欲求不満をBLに当たらないでほしい。

エロ目的な欲求不満な方々には不満でしょう。
相手を想う事、恋愛話を読みたい方にはオススメです。

17

またまたボロ泣き…

前作が面白かったので今回も楽しみにしていました!
今回は新しいキャラクターも登場し、二人の間に色々な出来事が起こります。
そんな中でちょっとずつ進展する二人の関係。

もどかしくも通じ合った、好きという気持ちに思わず涙。
「好き」という言葉はどのBLにも頻繁に出てきますが、この二人の間にあるたった二文字の尊さといったら…。
言葉でも手話でも、これほど尊い告白の仕方は今まで読んだ漫画の中でもありませんでした。

心から、想いが通じ合って良かったねとあたたかい涙があふれます。
続編でさらにどうなっていくのか楽しみです!

16

BL買ったはずだけど。。。

新刊インタビューで抜粋されていた部分はこの2人がくっついてる数少ないシーンですかね。しかも、航平くんが一方的に抱きしめてるだけなんですよね。
もっとイチャっとしてる2人を見たいのに、まさか最後のほうでキスだけとかそんなバカな・・・。しかもそこまでが長すぎ。
これをBLとして出す必要あるのでしょうか。
良い話や感動する話が読みたい訳ではなく、BLが読みたかった自分には合いませんでした。
大学生の日常を延々見せられてもどこで萌えれば良いのか。
あと、当て馬の女子がかなり苦手でした。もうちょっと可愛げがある子なら良かったのですが、邪魔でしかなかったです。
全体的に、少女漫画を読んでいるようでした。
そして、圧倒的なLOVE不足。
この2人にエロさは求めていませんが、もう少しイチャっとしてほしい。
BLに感動は求めていないので物足りなく感じました。
お好きな方すみません。

25

cyp

むしろ今時のBL作品は気早すぎと思うですけど。
主人公二人の愛軽く語るあと、すぐいっちゃしていますし。
昔、私もこれでよく満足したこともありましたわ。
でも私は飽きっぽいのせいなのか、それともBL見すぎたのせいなのか、今じゃまあまあの作品としか思えません。
話の流れが速すぎて詳しく二人の愛の重みを伝わって来なくて、そしてもういっちゃしているし。なんか、こんな話昔よく見てたわや、軽すぎない?と思っています。
今じゃ流れがゆっくりしていく話ハマっています。その愛の重みを感じて、その故でいっちゃするの方がもっと萌えるだと思います。

minika

レビュー読ませていただいて、とても共感しました。
そうです。BL枠にあるので、なんだかモヤッとするのです。
読みながら、これがちるちるさんで言う「エロ度『なし』」というやつだなと思いました。
的確なレビューに少し心が晴れました。

お話は神、BL的には萌

前作に続き、丸々太一と航平のお話です。こんな分厚くて丸々1つのCPを描いてくださるなんて、ありがたやー!!

この作品は、「彼のためになる自分でありたい」という、好きの2文字では片付かない愛に溢れている作品です。難聴をテーマに、「聴こえない」ということだけでなく「聴こえないことに対する周囲の理解」といった、何重にも重なるしがらみの中にいるキャラクターの物語かと。最初は航平をそのしがらみから引っ張りあげる太一だったけれど、気づけば航平が太一を引っ張っていたり…誰かの為になりたいと思う純粋な愛にうるっとなり、心が温かくなります。

今回は脇役のキャラも魅力的です!オーカミ女と太一に呼ばれる、難聴のマヤ。航平にべったりで、太一といつも喧嘩ばかり。そんなマヤも太一の真っ直ぐな人柄に感化されます。マヤが悩んでいたこと、気づいてほしいと切に願っていたことを、太一はすんなり受け入れ、言葉にしてくれます。そのシーンはBLだと忘れて涙しました。そして太一の会社の教育係、千葉さん。厳しいながらに太一を気遣う姿は男前で、それに嫉妬する航平もまた美味しい…

しかし!!やはり!!BL的に!!もう少し!!ください!!今回もキスで止まる2人。しかも触れるだけの!!しかも太一がこっち方面になると逃げ腰すぎて、少し航平が可哀想なような(笑)お話が温かく進むので確かに納得なのですが…やっぱりそういう展開期待してしまいます!!欲しがりでお恥ずかしいです…
ですのでお話の神とBLの萌、間を取って萌×2を付けさせて頂きます!

5

単純に好きです。

この作品はBLってカテゴリーだけに当てはまるものじゃないなと思います。
ストーリー重視で考えさせられる部分があるけど、笑えるしキュンとするし見てて飽きないです。
でもBL好きの人にはエロ要素が極端に少ないと思う作品だと思います。
私はこのままエロが無くても良いような気がしますが・・・
やっぱりエロ要素欲しいですね(笑)
もう少しイチャイチャして頂けるとありがたいです。(笑)

続編も決定なので
続きの展開が気になります。
連載雑誌も購入してしまいそうです。(笑)

5

期待していただけに

前作を読んで、なんてキレイなお話なんだろうと、これは「ゆっくり恋する」系の期待大な作品で、続編があると聞いて掲載雑誌を読むのを我慢してコミックス発売を楽しみにしていました。

店頭で手にした冊子の厚さにこれはかなりの進展があるに違いない!と読みはじめたものの、なかなか進まない。
新しい登場人物が出てきて、2人の仲を近づける良いキッカケになるのだと信じつつ、半分を読み終わっても前作より遠ざかる2人の距離…。

あれ?
心はキュン!とすれど、これは進んでるのか繰り返しているのか。
で、最後をむかえ、あれ?あれれ?
おまけでようやく、前作の最後と同じようなチュー
(太一の精神的には違うのだと思いますが。)

ゆっくり進む少女マンガのようなキラキラ感が魅力なのだとはわかってます。それが好きで読んでいます。

でも!それでもあえて、言いたいのです。
この世界観が好きだから、せめて、太一からのチューぐらいの進展が欲しかった…。
おそらくBL読みすぎな病かもしれませんが、少女マンガ雑誌でも
過度なスキンシップが垣間みられる昨今ですから、やはりBLとつけるからには、ぜひもう少しイチャイチャ度(精神的なものでもよいので)を増していただけるといいなぁ。。。
と、思いました。
続編、楽しみにしています。

5

銀歯

こんばんは、コメントくださってありがとうございました。
私も世界観は嫌いではありません。
でもホント、もうちょっとイチャイチャ増量してほしいです。
この2人のエッチなシーンは無いほうがむしろ良いので
イチャイチャをもっとお願いしたいです。続編ではもっとくっついてると良いですね。

キャラクターが、いい。

読み応えのありそうなページ数を全く感じさせない、無駄のないストーリー展開。前作でも間延びせず、性急でもない軽妙なテンポで描かれる、作家さんのさりげない語り口に魅了されていました。コマ割りが上手だから読みやすいのかな。絵も優しい雰囲気で好きなんです。

難聴の中途障害を持つ航平と、彼のお弁当に惹かれ?大学でノートテイクを引き受けた太一。航平は物静かで内向的、太一は単純で直情径行。対照をなす若い二人が、お互いを気に掛けながらそれぞれの生き方を模索していく懸命な姿は、思わず応援せずにはいられません。今作で二人の関係は新たな局面に行き着きます。

障害者を主人公に据えたこの物語を読むにあたって感服させられてしまうのは、作家さんのニュートラルなスタンスです。頑なだった航平の心を動かした太一の言葉や、今作に登場する航平と同じ難聴のマヤのセリフがとてもリアルに響いてくるのは、彼ら登場人物の立場や境遇について、深い理解と共感があるからこそだと思うのです。かといって、物語では障害者(に対して)はこうあるべき、こうしてはいけない、といった社会通念に絡めとられた、一方的で偏っているかもしれない見方を読者に押し付けてはきません。そのフラットさが航平と太一の純粋な気持ちを引き立ててくれて、二人の関係にきゅーんとさせてくれるのです。

個人的に読んでいて清々しく感じるのは、航平と太一がどこまでも対等なところ。二人のあり方は自然なんです。できないことはできる人に頼めばいい。できることで返していけばいい。一緒にいて心地良いから側にいたい。それでよくない?…みたいな、シンプルなメッセージが胸に刺さります。

太一のキャラがもの凄くいいんだなぁ。彼は若いけれど辛い経験をしていて、他人の痛みがわかる人。人生の途上で彼なりに一段階乗り越えているから、友人として躊躇なく航平に手を差し伸べ、寄り添ってあげられる。航平は航平で、腐った目で見た時、個人的に萌え度が上がるキャラなんです。。他人には理解してもらえないであろうことを、全部一人で引き受けようとする潔い男っぽさの中にも、時折見せる弱さがたまんない。更にムッツリなのがイイ。(←ムッツリ好き。)太一を見つめる眼差しが…。。組み合わせが王道だけど神。やっぱりこの物語はBLなんです。だから素晴らしいんです。

航平と太一はお互いに出会ったことで、「特別な誰かのために生きる」ことに目覚めます。この後気になるのはBLとしてどう展開していくのかなっていうところだけれど、きっと作家さんらしい、そして二人らしい歩みになるんだろうな、と。どうかそうであって欲しいです。

14

心が浄化される様です。

好きです、この作品。
今の所はラブ度は控えめで、エロは全くないです。が、絆はどんどん深まってます。
太一は少年漫画の主人公みたいに物怖じせず、いつも突っ走り気味で相手にぶつかっていくんですよ。航平は、少女漫画のヒーローみたいに爽やかでどこか繊細で、少し臆病です。
関係がなかなか進まないのは難聴であることも多少関係しているんでしょうけど、それが二人の距離を近付けるきっかけにもなったので、これからも支え合いながら苦難を乗り越えていってほしいです。
まだ続きがあるのですね!楽しみです。次回はラブ度増しますかね〜?

5

今年度ナンバーワン

久々にBLで泣きました。
全作もとても大好きでした。今作も本当に素晴らしい作品です。
また続編がでるそうで!楽しみです。

1

読者の私も幸せ

前作では主に航平→太一の恋がメインでしたが、今作は一歩進んで航平→←太一の恋愛模様が1冊まるごと読めて、大満足でした。

航平と同じ難聴の少女・マヤちゃんの登場により、「マヤがいれば、自分は航平にとってもう必要ないのか」「ノートテイク以外に自分が航平のために出来ることはないか」と終始航平のことを考えている太一が本当に可愛いです。中盤で大学を辞めてしまう太一ですが、その理由も「航平の笑顔が好きだから、航平が笑顔でいられるような手伝いが出来ると思った」会社に入社するためという、航平のことだけ考えて動いている様子にきゅんきゅんしました。あと、そこまで航平のことを好きなのに、全然自分の気持ちに気付いていない鈍感具合も太一らしくて良かったです。

航平の方は、読んでて「本当に太一のことが大好きなんだな」というのが前作以上に伝わってきました。あまり表情の動かない航平が、太一のことになると照れたり、動揺したりするところが可愛い。「太一に出会えたから、耳が聴こえない自分でも良いと思えた。」「もし選びなおせるとしても、太一と出会えるこの人生をもう一度選ぶ。」難聴の自分も太一に出会えたから好きになれた、という独白シーンは航平の中での太一の大きさを知り、読んでて思わず泣いてしまいました。

ここまで「幸せになってほしい」と思えるBLってなかなかないと思います。表紙の満開の桜の中で微笑み合う二人の姿を見ているだけで、こっちまで幸せです。更なる続編も決まっているようで、今から楽しみです。それにしても、デビュー作で続々編・映画実写化決定ってすごいですね。素晴らしい作品なので、これを機にもっと広まってくれると嬉しいです。

10

大好きな作品です

前回の「ひだまりが聴こえる」が大好きだったので、今回続きが読めて本当に嬉しいです!!
序盤から涙が止まらず、ボロ泣きしながら読んでいました。ずっと涙が止まりません。
とても分厚いので読みごたえもありです。

購入を迷っていたら、是非買っていただきたいです。
本当に本当に大好きな作品なのでオススメですよ!

9

可愛くて切なくてキラキラ眩しい続編

耳が聴こえにくい難聴の航平・攻めと、ちっこい元気者の太一・受けというカップリングのほのぼの切ないBL、第2弾です。
1冊目で出来上がるところまでいかなかった2人ですが、今回はちょっと進展しています。


分厚い本で、すごく読み応えがありました。
大学生同士だった2人ですが、途中で受けに大きな転換があり、離れてしまいます。心の中ではお互いのことをいちばんに想っているのに、離れ離れで、もう悶絶するほどもどかしかった。
でもそのぶん、想いが伝わった時のきゅんきゅん度はすごかったです。攻めの笑顔と攻めの涙に萌えすぎて胸が苦しい…。
この子が幸せになれると思うと自分のことのようにうれしいです。


攻めと同じく難聴の女の子が新キャラとして出てきて、気の強い子なので受けとバトってます。悪い子ではないのですが、受けと攻めが仲良くするのを邪魔してくれちゃうので少々イラッと。
でも彼女にも、いい人ができたらいいな、と思います。


今回どこまで進展があったか書いていいのかな、と悩んだのですが、もうどなたかの手によって情報登録がなされているし、エロ度でわかると思うので…。
今回もエロなしです。ちゅー止まりです。
ですが、巻末でビッグニュースが書かれておりました。またこの「幸福論」の続編が連載されるそうです!
番外編をひとつはさみ、新連載だそうです。
すごくうれしい。今度こそは本懐を…!!!

描き下ろしがページ数多い上にラブラブで、カバー下も面白いので、雑誌連載で読まれた方も要チェックです。

19

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