キミが音のない世界から救い出してくれた。 世界はこんなに明るかった――

ひだまりが聴こえる -リミット- 1

hidamari ga kikoeru

ひだまりが聴こえる -リミット- 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神173
  • 萌×253
  • 萌30
  • 中立7
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
19
得点
1174
評価数
271
平均
4.4 / 5
神率
63.8%
著者
文乃ゆき 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
シリーズ
ひだまりが聴こえる
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784829685990

あらすじ

突発性難聴で周囲と馴染めない大学生・杉原航平(多和田秀弥)が、明るく面倒見のいい同級生・佐川太一(小野寺晃良)に出会い、支えられてゆくなかで揺れ動く気持ちと関係性を描いた清純派BL。

2017年には航平役・多和田秀弥、太一役・小野寺晃で実写映画化された。

難聴のせいで周囲と距離を置くように
なってしまった大学生の航平は、
底抜けに明るい性格の同級生・太一と出会い、
少しずつ前向きに変わっていく。
そして、いつしか太一に友達以上の
想いを寄せるようになった航平は、
そのまっすぐな想いを伝え、
二人はようやく両思いに……。

新章・リミット編では、
自分のやりたいことを見つけ社会人になった太一と、
学生生活を送る航平の新生活がスタート!

表題作ひだまりが聴こえる -リミット- 1

杉原航平,大学生,難聴
佐川太一,大学中退,手話ビジネス会社に就職

その他の収録作品

  • 思い出の頃に
  • あとがき

レビュー投稿数19

ゆっくりじっくり

相変わらず二人の仲は キスはしても 友達以上恋人未満という感じですが、
これぞまさにBLなんですね。太一も航平もストレートですから、そんなホイホイサクサク Hできませんよ。悩んですれ違って行ったり来たり。丁寧に丁寧に話がすすんでゆきます。
この巻では千葉さんと太一の関係に進展があります。
自分にばかり厳しく口うるさいとしか思っていなかった千葉さんの指導が、実は広く深く考えてのことだったと太一は気付きます。千葉さんへのリスペクトや憧れが芽生えそうな気配です。敏感な航平はそれを早くも察知していて焦りをおぼえています。千葉さんも太一に一目おきはじめます。もしや三角関係になったりするのかな。ワクワクするなぁ。
異論もあるでしょうが、BLにはエロシーンは不可欠ではないと考えます。そういう描写が嫌いなわけではありませんが、そもそもが少女マンガの延長上にできたジャンルです。むしろプラトニックでもいいくらいだと私は思っています。ゲイポルノではありませんから。
イチャイチャがなくても日だまりシリーズはこのままゆっくり見守っていきますよー。
最後に細かいことをひとつ。
太一の言葉使いが気になります。若いとはいえ社会人なのに中高生みたいなしゃべり方はいかがなものか。不必要に頭の悪い人物に見えてしまいます。

13

待っていました!

連載から読んでいた。付き合ってからの二人どうもかわいくて
付き合いに慣れてない太一が照れまくて、そんな人たらしの太一のためにヤキモチしまくる航平。
それだけではなく、本人が目の前にないとしても、太一は仕事の不調で航平のことを思ったり、航平はフットサルを見て太一のことを思ったりして、生活の中でお互いのことを思い浮かぶのが素敵で、こんな描き方が大好きです。
そして太一と航平はやっと一歩進んだって素晴らしい。ここはネタバレしないが。結果はどうであれ、これは太一にとって大きな進歩!
そして恋愛面だけではなく、難聴の方もしっかりしていて、幸福論で航平は聞こえなくてもこの人生で良かったと言ったけど、いざ太一のことに関わるとそうもいけなくなるよね。もともと恋人だという自信がまだできてなくて、さらに愛する人が痛い目にあっているのに、すぐそばにいるのに、ただそばにいてあげるさえできないなんて、こんな自分が悔しいくて自信が持てなくなるよね。
HE決まりだと知っていても心配するよね。早く次の連載を読んで欲しいです
描き下ろしとペーパーの太一と航平めっちゃ可愛くて語彙力がもうない

8

担当さんに禿同

ずっと見守ってきた二人が、ついに…ついに…!!
あとがきに書いてあった担当さんの「5話は一度ブラウザを閉じました」が分かりすぎました。
前二作に比べて「あぁ、この二人って付き合ってんだなぁ」ってしみじみ感じる内容でした。

二人ともお互いを想いすぎるが故のすれ違い…第三者として見ているからこそのムズムズ感とニヤニヤが止まりませんでした。
当人達は大変だと思うんですけど……(笑)

二人に直接関係するところではないのですが、太一と太一のおじいちゃんの話で涙が止まりませんでした。
おじいちゃん…本当に大切にされて太一は育ってきたんだなぁと……。
あんなに素直でまっすぐでいい子に育った背景にはそんなエピソードがあったんだと思うと、どれだけおじいちゃんに愛されてきたのかが伝わってきて涙が溢れました。
怖かったね…怖かったね太一……って、抱きしめてあげたくなりました。
航平くん、太一のそばにいてくれてありがとう。

二人のこれからがまた楽しみです。
文乃ゆき先生素敵な話をありがとうございます。

5

ふたりが可愛い、、

待ちに待った続編……!まず表紙が素敵で内容も可愛かったです!!太一と航平それぞれの話が多くて2人で話すシーンが少なかったような…?でもこれは1巻だしまだ続くらしいので次がとても楽しみです!読んだことない方にぜひオススメしたい作品です …ほっこりします ;;

4

とても素晴らしい大好きな作品です。

最初は無料配信で読み、BLとは気づかず読んでました。
この作品はそういうジャンルにとらわれない、素晴らしい作品だと思います。
絵も綺麗だし、内容も深く考えさせられる
色んな人に読んで欲しい作品なので
レビューさせて頂きました。
コミックも全巻購入して、持っています。
何回読んでも、素晴らしく毎回泣けてしまいます。
そして、2人のやりとりに、キュンキュンしちゃいます。
今後も楽しみです。
この作品に出会えて良かった。

4

߹‎‪ᯅ߹

BL漫画の中でほんと好きな作品だと毎回思う❕

太一くんと航平くんの関係性が凄いなんて言うか尊いってだけで表したら失礼くらいな、、、(語彙)

友達と恋人の間の関係って本当大変だし一歩間違えたら終わっちゃうからドキドキさせられる。
航平くんに関われたことで太一くんのお仕事にもいい影響にもなったし+太一くんは周りをよく見てるからこそ!って感じ((伝われ

航平くんの嫉妬かわいーーーーーー!!!
でもね!!太一くんはちゃんとめちゃくちゃ航平くんのこと好きだからねーーーーー!!!!!

0

淡い、淡い、恋愛。

BLなのかどうかと論争が沸き起こりそうなほど淡々とした日々が描かれています。
淡い、淡い、恋愛。

その淡さを表現するために微妙な濃淡がつけられています。
これをよしとするかどうかがこの作品の鍵になる気が…。

確かにBがLしない。
友情でもいいんじゃないかと…。
ゆっくりでもいいので最後はLするように期待しています。

5

やっとここまできたかーって感じです。

1作目から全部読んでいます。
普段BLにはエロ必須な私ですが、この二人に関しては無くても全然おかわりできるんです。
ゆっくり二人のペースで幸せになってほしい!!ただただそればかり願っています(笑)

キャラも増えてきて、それぞれの想いも気になるんですが、今回はおじいちゃんのところで撃沈しました。
今まで後ろ姿とかしか出てきてなかったのに、あの笑顔。目頭が熱くなったかと思ったら、次のページの太一を見た瞬間、私の涙腺も崩壊(泣)
そしてその後の航平の行動にも愛を感じずにはいられなかったです。
内容的にもやっと二人が恋人らしくなって一番ラブ度も高く、ホントなら神評価つけたいんですが、それは最後まで取っておきたいと思います。
個人的には、密かに航平vs千葉さんの図も期待してます(笑)

5

ラブ展開が!

◾︎杉原航平(難聴) 佐川太一(大学中退して社会人)
長く続く作品は、キャラクターが徐々に深掘りされていくものが多いのがいいですね。こちらもそんな作品です。
太一の友達のヤスの変化なんかは、長い作品だからこそでじわじわ嬉しい。
それと航平の闇ね…徐々に深くなっていくのがたまりません。太一が色々子供っぽいので、航平が苦戦してる様子がいい。あと男同士では初ってさらっと言って、雄全開でちょっと慣れた感じの航平が良かった〜。直接的なエロ描写はまだ出てきてませんが、だからこそこの色気に萌える。

しかしいまだに太一のことはそんなに好きになれない。仕事中に寝るとか…うん。リュウが他人の物を勝手に破るのも、このシリーズ全体で倫理観のない演出が、許容できる範囲超えてるのが辛い。多分他の皆様よりこの基準が厳しめなのは薄々感じてます。すみません。

※電子書籍ひかり カバー下漫画、裏表紙あり

1

人間ドラマが好き

やはり絵がきれい。
紙面が清涼感に溢れていて気持ちがいい。

太一が千葉の話ばっかするからとちゅうしてすねる航平がか〜わ〜い〜い〜。

リュウは一体何者?と思わせておいてまさかの千葉の弟だったとは。
(ちなみに、千葉はタイプのイケメンだわぁ)
リュウも笑顔とスキンシップがかわいいねぇ。

マヤも改めていい子だわぁ。
航平に太一のことをズカズカ聞いたりしないし。
リュウから航平を守ろうとしたり。
その辺の軽いBLと違い、マヤがただの当て馬じゃなくてよかった。

今更だけど、このシリーズはただ恋愛を描いているわけではなく、人間ドラマ(人と人の関わり合い、ハンディある人、ない人、いろんな人の生き方)を描いているのがいい。
だから、脇キャラにもそれぞれ人生があることがちゃんと伝わるのがすばらしい。

航平が社労士を目指す理由も太一がきっかけで、なるほどなぁととても納得できた。

天童は太一が人のことをよく見ているというけど、天童もよく見ているよね。
で、太一はどんな風に育ったらああなるのかと天童が言い、後に太一の生い立ちや祖父や祖母の話が出てきて構成がうまいなと。

リュウの登場からの、千葉の弟とわかる流れも伏線のはり方と回収が気持ちよく感じたし。
伏線回収は他にもたくさんあり、それがさりげなく置かれ、あぁ〜あのことね、と自然に回収されるのが秀逸。

太一が以前の千葉に似ている、との天童の言葉もフリで2巻以降に回収されると思われ。
リュウのことも合わせて。

太一が子どもの頃のことを航平に話せて、航平も聞くことができてよかった。
そして、太一がじいちゃんのことやいろいろ振り返って泣けたのもとてもいい。
航平の前だから泣けたし、泣かせてあげられる航平の懐の深さ、愛情の深さ強さを感じる。
おそらく太一は今までこんな風に泣いたことないだろうし。
考えないようにしていたかもしれないし。
自分が悲しかったこと傷ついたことに向き合って泣けたこと、抱きしめてくれる航平の存在は太一にとって大きなことだと思う。

航平母もいつもニコニコステキ。
太一にたくさん食べてねとか、美味しそうに食べてくれるのがうれしいとか。
それは航平もだけど。
太一みたいにおいしく食べてくれたら作る方はそりゃうれしいもんね。

あの、太一がキスをせがんだよ!!
ちゅうにはよ〜やく慣れてきたのね。
でもそれ以上は…と航平が我慢しているのに
「っしゃー‼︎ かかってこいオラァ‼︎」
と口では受けて立つ太一。
正直ここは予想できたw

具体的に男同士でどうするか…太一はわかっていなくて
「技を掛け合うみてーにすんのかと」
には笑ったww

で、なぜか航平が指相撲を始め、俺の勝ちだからと太一を抱きしめるのにきゃーー!!
航平のハグ好きなもので。
サイズ感もピッタリ。

でも、キスに慣れてきたのに舌を少し入れただけで大騒ぎな太一ww
どこまでウブなのか。
先が思いやられますな。
航平がちょっと気の毒。
ここで自重する航平がまたえらいよ〜。涙
太一はさみしがっているから、この先進展があればいいけど、どうなんですかね。

リミットというタイトル、最初はネガティブな話だったら嫌だなぁと少し思いましたが、誰しも限界がある中でどう自分らしく生きるか、人と関わり合っていくか、を描く話なのかなぁという気がしています。
ま、3巻まで読んでみないとわかりませんが。

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