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caste heaven
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
受けが別カプの受けに挿入するプレイは私の通ってきた界隈柄なのかもしれませんが、あまり商業でも二次創作でも見かけなかったので見れて嬉しいです。(名前が分からないですごめんなさい)
緒川千世先生はやはり心の細かな機敏を描かれるのがお上手ですね。受け2人が少しだけ歩み寄るシーンはじーんと来てしまいました。梓とあつむの友情を応援する会の会員になりたいです。
久世×あつむは正直かなり自分のカプ好みから外れているのですが、(なんなら苦手な部類)緒川千世先生の巧みな絵とストーリーのテンポ感の良さで楽しく読んで2人に萌えることが出来ました!あつむ可愛いね
1巻で気になった久世くんに続き2巻では仙崎×巽に既に夢中…
2巻で既に3CP…‼
1冊読む度に気になるし性癖刺してくる魅力的なキャラがこんなに立て続けに出て来るなんて、、、口から魂が抜ける位の恍惚状態です(((*♡д♡*)))
確かに巽の存在は気になってたけど、まさか…!な展開に息をするのを忘れる怒涛の後半…
前半のお話しだけでもドキドキMaxで乱高下する私の脈を更に後半で酸素供給を断たせる事で確実に止めにかかって来てるのだろうか…(゚Д゚;)⁉笑笑笑
ひとつの展開をそれぞれの立場から描き直しているのがまた奥深さがあって更にその深い沼に堕ちていける興奮がすごい…!
視点の元になるキャラも、視点の先になるキャラも双方に惹き付けるだけの魅力がないと単なる間延びになっちゃうのでコレでガッツリ読者を掴み切れるのは緒川先生の技量の成せる技!!
もぉ。。。こういうの!こういうのを読みたかったの!!!
をドンドン叶えてくれるんですけど…
ワタシ、最終巻まで命あるかな…萌え死んじゃわないかしら…w
自分に自信がないゎァ…ww ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
マジで一気読み出来るこの幸せ、ハンパない!
当時タイムリーに沼ってたら次巻発売までどんだけ1,2巻リピしただろぉ…想像するだけで指の油がカラッカラになります…いや?指紋無くなるレベル???(笑)
ありがたく早速3巻にいこうと思います♪
いや…やっぱも1回1,2巻通して読んじゃおっかな⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝ワーイ
久世×あつむが好きなこともあり、とうとうメイン回が来た!と楽しめました。
一見完璧に見える久世が実は暗いバックボーンを抱えていること、それを健気に受け止めるあつむの関係がとても良かったです。
あつむが久世に籠絡されていく過程やその後狩野梓との関わりにかなりディープな描写があり、この点は好き嫌いが別れるかもしれません……が私にはばっちり刺さりました。
あつむがかわいいのはもちろん、久世の意外と腹黒いところも良かったです。
個人的に、『カーストヘヴン』で一番怖いと感じたのは久世那月かもしれない。
合意じゃないセックス嫌いだからこういう作品あんまり読まないけど、久世君みたいなキャラは普通におるんかな・・・。
なんてったって、愛への執着がすごい。
いや、愛っていうかあつむに対する何かな。
愛っていうのはときに大きく人を変えるんだなってあつむ見てて思った。
偉そうなこと言って恥ずかしいけど、自分、気を付けよう。。。
普通に、梓とあつむ友人にならんかな。
一番楽しみにしてるとこなのだが。
4Pでヤルとこ、マジで見てられなかったけど梓の行動が神過ぎて食い入るように見た。
あーーー!!!!
あとあの教育実習生ヤバない?
すごいクズのきたああああああと思った。
ぶっちゃけ刈野とかもクズやなぁと思ってみてたけど、もっとクズやん。
すごい、一気に『カーストヘヴン』の世界に引きずり込まれた。
ありがとう。クズ。
ラスト、仙崎×巽。
チクぴは痛いよ。駄目よ。安全ピンが安全じゃなくなったよ。
萌えたけど。
ここふたりが結構安心して見られたのはなぜだろう。
そうかあつむの初体験は梓だったのか。すっかり忘れてました。久世がそれでも自分を変えていないところが好きだった。
今1巻の内容で連載が始まったらひょっとしたら流行ってないかも?世の中のこういうものを厭う流れは6年前から更にひと段階進んだ気がします。
これが許容される世界なんだと思わないと読んでられないけど、許容されるならそこに抗おうとする梓や、あつむの態度に矛盾が出てくる。キングかターゲットにさえならなければ久世みたいな立ち回りは可能みたいだけど。"フィクションです"で受け入れられるか…うーん受け入れ難い。世の中に確実に存在する"こういうもの"を誇張して露悪的に描いてるよって話なのか。
今回も行動が極端なやりすぎ高校生ですごいなあっていう呆気にとられたような読後感。DKがゲスい言葉使ってると、覚えたての言葉?っていう違和感がありつつ。さすがに仙崎の見た目で高校生は笑っちゃうんですがどうしたもんか。
あつむに関しては、立場が人をつくるっていう話かなあと思いました、最初の方は。徐々にぐちゃぐちゃになって教育実習生が出てきたあたりからは不快さマックスでしたが。熱血キレイゴト教師が気持ち悪すぎてキツかったです。
視点主も3カプ目に移っちゃって何が描きたいんだか?また1巻の展開が別視点で描かれててクドい。これどう読めば面白いのかな。萌えるカプを探せ!ってことならまだ見つかってません。
ちょい役でもアズサくんばっかり気になる。アツムにありがとう言えるアズサえらい!尊いぞ!
ジャックになったアツムの変化は怖い。人はポジションによってこんなにも変わってしまうのか。そんなものか。でもアズサは違う、強くて、綺麗だ。結局はみんな、彼のそんなところに惹かれていくのだろう。美しいものは、どんなに汚しても隠すことはできない
クゼの嫉妬、カリノの支配欲、クゼの、カリノの、アツムの、それぞれの独占欲。どす黒い感情が渦巻く中で、それでもなお折れないアズサ。それどころか、アツムを許してやれとカリノに請う。それを逆手に取って、性的に搾取するカリノ
正直ここの描写は、楽しんで読んで良いものかと悩んだ。アメリカの某刑務所を思い出す、胸糞悪い虐待だ。それでも、彼等の、自分自身さえも気づいていない感情を想像することで、読み進めることができる。そして、アズサの決して屈しない姿勢が一筋の希望を見せる
そしてやってきた教育実習生のゴンドー。コイツがまた曲者だ。頼むから教師になって戻って来ないで。これ以上アズサの悩みを増やさないで
アズサの母への想いを利用するカリノはほんっとに嫌なやつだけど、二人の恋人プレイのシーンは萌えた。好きだ
センタツは、センザキがちょっと地雷
表紙の通り、今回の話は1巻で登場した久世と鐘メインのお話でした。
とはいえ、刈野と梓もガッツリ絡みます。
狩野のまだ何を企んでいるか分からない分、久世の病みは分かりやすいです。
受けを依存させたい、自分がいなくなったら死んでしまうくらいに。という思いで囲っていきます。
ですが、実はいじめられていた鐘が意外にも芯があり優しく、強いです。
逆に、ヘラヘラとしていて何も怖いものはないように見えていた久世の方が弱かったり…。
刈野×梓の主要カプも好きでしたが、今回の二人もいい!
また、最後に少しだけ出てきた仙崎と巽のカプ。
どっちも狂ってそうな危険なこのCP、どうなるのか気になる…と思ったら次巻の3巻で登場する模様。
今回の久世×鐘も1巻の最後で出てきて、2巻でメインCPに。
もしかして次のCPを最後に持ってくるのは、次回予告のような感じ…?
気になって次も買ってしまう!という策略なら本当にすごい。
だとしたら、まんまとハマった私は3巻も買います。
※辛口レビュー注意
1巻でもカーストゲームという世界に没頭出来ませんでしたが、2巻でもそのモヤモヤは晴れませんでした…。
作中で、カーストゲームのことを先生に話そうとした生徒が、他の生徒から暴力を受け、救急車に運ばれる場面があります。
その際この世界についての考察(?)がありますが、説明でいかにこの世界を正当化しようかと苦戦しているようにも見えました。
それを聞いても「うーん?」状態のまま。
村社会といっても学校自体は普通の場所にありそうですし、誰かかしら親であったり、公的な機関に相談できそうだな〜と思ってしまう…(*_*)
いくらなんでも集団心理にも限界があるのでは?
厨二病っぽい設定が好きな方や、中高生ぐらいの方ならハマれるのかな?
一方で、私も大人になってしまったのだなぁとしみじみ…( ̄▽ ̄)笑
作品の好みは人それぞれだと思うので、この作品に関してはこれ以上レビューするのをやめておきます。
辛口レビュー失礼しました。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
『集団思考に陥ると、人は凶暴化する。』
先日の渋谷でのハロウィン騒動を思い出す。それはもぅ、お祭りでは無く、暴徒化した若者たちのただの狂乱だった。器物損壊、スリや痴漢。そして暴力。誰も止められなかったし、止めることも無かった。あれは何だったのか。そんなに普段の彼等は鬱屈していたのか。
本作は「久世 × あつむ」のターン。久世があつむとカードを交換したことで、あつむは底辺から抜け出し、ハイクラスになる。久世に身体を弄られ、初めての快楽に溺れていくあつむ。歪んだ執着にあつむを縛りつけようとする久世。時系列的には、新しいカーストが機能し始めたところをまた別の視点で戻っているという構成で、この、何度も繰り返す、という時間軸の中では、盛りだくさんな情報が、ほんの短い時間の中で起こっている。その事にまず圧倒される。特に2巻は情報量が多い。
あつむから見た久世が、『優しくて、背が高くてカッコよくて、家も裕福で、誰からも尊敬されていて、自己が揺らぐことが無くて…』だったのが、彼もまた『自分のことすらままならない、未熟な子供だったのだ。』と、気付く。そして、初めて、その『ありのまま』を受け入れる。何度読み返しても心震えるし、とても温かくて、いいシーンだ。そして、意のままにしたいと執着していた久世が、あつむだけは傷付けたく無いと、手を怪我するほど、物に当たるところも泣ける。(いや、4Pは酷かったけどねー。あれは、久世の嫉妬もあったよね。)
あつむは大人しくて、ひ弱なキャラクターだけど、その心の強さは梓と双璧をなすんじゃないかと思える。描き下ろしで、久世が『今度こそ間違えない。ちゃんとあつむを手に入れる。』と思うのも、いい‼︎ と思ってしまうのだ。二人はやっと恋をするのだと。
外からの闖入者、教育実習生の権藤は不気味な余韻を残す。これは番外編じゃ無いかなぁ、と私などは思っているのだが、彼が教員になって戻って来る頃には、現在のクラスは卒業していて。その悪しきゲームが終わって無ければ、教師参戦の第2章になってしまう。恐ろしい。しかし、皆んな梓を犯したいんだねー⁈ という事には驚かされる。どんなけ色気振りまいてんだよ、梓‼︎ 征服欲以前に刈野は心配しなくちゃならんよ⁈
ラストには次巻へ続く、私の最も大好きな「仙崎 × 巽」の導入部が入っており、この二人のスタイリッシュな絡みの構図には最初から惚れ惚れする。そして、第3巻は「今日は泣いても平気。明日は目が腫れても大丈夫。」な時しか読めないでいる。
刈野×梓と久世×あつむが同時進行してたのが重なりますね。
1巻で刈野×梓でも思ったけど久世×あつむもなぜエッチするの?そして久世はあつむをエロエロな体にして自分だけに依存させて他の人と関わらないようにさせて。
子ウサギのトラウマは根深いですね。
まさかの久世×あつむ×梓のシーンはキツかったです。
あつむもさすがに久世を避けますが、久世の仮面が剥がれたのを見て悟りますね。
久世はあつむにふさわしい人になってあつむを手に入れたいようですがその執着の理由って?あつむがキレイでまっとうで正しくて真面目で小動物みたいだから?演じなきゃ普通の友達になれないの?
あつむが一番まともです。きっと読者もあつむ視点で読むようにできてるのかな?
どれだけ抱かれても折れない梓もカッコいいです。
最後の刈野の監視役の巽と仙崎の関係も不思議です。そして巽はどうも金髪にしたようで大丈夫なの?
こんなゲームがあったら怖いですよね。現実社会でもクラスにカーストという名前をつけた時点でカーストが成立してしまったように思います。
2巻のメインは優しい王子様キャラの久世と、カーストが上位になってもターゲット感がいまいち抜けない典型的いじめられ役のあつむ。私はあまり弱々しい受けが好みではないので、刈野梓ほどには惹かれず。けれど、久世が単なる善良な人間なわけではなく、とにかく自分が守ってあげなければ生きられない、自分の庇護下で自分だけに縋らせて飼えるような子を求めていたという屈折した部分がある人間であったことが、このCPを1巻より魅力的にしてくれました。あつむもそんな久世の初めての感情の爆発を目にして、彼も完璧な人間ではなかったのだということに気付き、芯の強い部分、寛大な心を見せて久世を改めて受け入れようとします。ここでようやく2人が対等な関係になったように感じました。
刈野梓推しの方は物足りないと感じるかもしれませんが、私は買って良かったです。まずあつむと梓の距離が縮まりますし、何より刈野の命令で久世に突っ込まれたあつむがそのまま梓に挿入するというとんでもない4Pもあります。あつむは梓に突っぱねられても度々気にかけて久世だけだった自分の世界を広げようとし、梓も言葉はぶっきらぼうながらも現時点ではあつむだけが本心から自分を心配してくれていることを感じているのか、時折あつむに応えます。受け同士のささやかな柔らかい時間に本当に癒されます。
4Pについては、梓とあつむの間に分かりにくいけれども友情のようなものが芽生え始めていることが、刈野も久世も癇に障ったのかなと捉えています。受けを手にするためにカーストを利用したのに自分達を差し置いて受け2人だけでゲームから逃げ出すことは許さない、そういう執着ゆえの刈野の命令・久世の協力だったのではないかと思います。あつむが梓に挿入するのを刈野が許したのは、あつむ如きでは梓は快楽を得られないと分かっていて、自分だからこんなに感じるんだということを梓に自覚させたかったからでしょうか。久世はあつむに出し抜かれそうになったことに対してとにかく気が立っていて、正気を若干失いかけての行為だったように感じました。自分に従わないからこんな目に遭うんだ、とあつむに植え付けたかったように見えます。そんな鬼畜行為の中でも、梓はあつむに男前な気遣いを見せ、受けとは思えないどんと構えた姿勢で彼を受け入れます。本当に精神力が強い、と惚れ惚れします。
久世あつむの話が一旦終わると、再び刈野梓の話へ。新しく来た教育実習生の権藤にいじめられてるんじゃないかと勘繰られ、暑苦しい正義感に鬱陶しさを覚える梓。再び刈野を陥れようとするのですが、結局上手いこと刈野に誘導され、権藤に2人の関係を知られてしまいます。実習が終わり去ろうとする直前、権藤はカーストゲームの存在に気付くことに。ゲームに参加すれば自分も梓を好きにできるのか、という不穏な言葉で終わります。権藤が再び登場してどう梓に関わってくるのか本当に楽しみです。
1巻から引き続き、久世とあつむ中心の話です。
以下ネタバレ感想&解釈
久世とあつむの描写だけを見てみると、とても可愛くて大好きです。
色事に不慣れなあつむが久世にだけ心を許して、体を重ねるシーン。
とにかく甘く甘く、どこまでもあつむを甘やかす久世の愛(と呼んでいいのか?適切な表現が思い浮かばない)。それに溺れていくあつむ。2人の描写は可愛くて、
情事の体位や乱れる制服、表情、セリフ……全てがすごく可愛くていやらしい。
冒頭の情事は何回も読み返してしまうほど甘々で好きです。
………これがスクールカーストという狂ったコミュニティの中に所属する2人という事を忘れれば、ですが。
元ターゲットのあつむにジャックを渡した久世。
久世の真意が掴めません。あつむへ注ぐその気持ちにどんな目的があるのか………
と、いつ久世があつむの事を裏切ってしまうのかとドキドキ(いやな感じの)していて、2人の接触を楽しむ余裕がありませんでした。
もちろん、話自体は面白いのですが、手放しに楽しめる程雲行きが良くないのです。いろいろ勘ぐってしまいます。
天地のひっくり返る逆転ぷりを見せつけてきた狂乱のカーストゲーム。気づけば全ての事に対して疑心暗鬼になる程、世界観にドップリです。
今まで友達の居なかったあつむが世界を広げようと徐々に積極的になるシーンはは健気ですごく良かったです。地位を演じ仮面を被ることなく、ジャックという立場を後押しとし、少しずつ踏み出そうとする姿があつむらしくて好きでした。
「傷つけるくらいだったら自分が傷ついた方がいい」というあつむの台詞は今までスクールカーストの狂乱ぶりを見てきた私にとってあつむの優しさと強さに胸を打たれたとても印象に残るシーンでした。
ジャックを手に入れたあつむの暴かれた仮面の下の顔は淫乱では無く(もちろん、快楽に流されて悲鳴をあげちゃうあつむもすごく可愛かったですよ!!)
例えカーストゲームが無くとも、元々大人しく、人付き合いが得意でないあつむがずっと周りから貼られてきた「いじめられっこ」のレッテルの下にある、芯の強さじゃないかなぁ、なんて都合よく考えたりもしました。
ただ、久世に関してはまだ読み込みが足りず、全てを咀嚼できてはいません。
ですので、後半の久世絡みの描写は結構辛かったです。
先のあつむの所で述べたように、久世がどうしてあつむにここまで執着するのか。酷いやり方であつむを裏切るのではないか。そんな嫌な想像が頭を支配してなりませんでした。(払拭出来なかった理由としては、権田先生が久世とあつむの事をイケメンとおぼこい子が一緒にいる、と2人に違和感を覚えるシーンが挿入されていた事による。)
以下希望的推測における感想にはなりますが、
幼少期の久世が仲間から虐げられたうさぎを守ろうとして守れなかった事がトラウマになっていました。守れなかったという事に加え、久世を間違った方向性に導いた感情として、か弱いうさぎが自分だけに懐いてくれた事に嬉しいと感じていた事でしょうか。群れに馴染めることがうさぎにとって最も良い事ですが、久世は庇護して依存される。その関係性を気持ちいいと思ってしまったみたいです。
今度は同じ過ちを犯さぬよう、あつむを大切に大切に扱いますが、徐々に群れに馴染むー梓と友達になろうとするーあつむを見て、久世は失う恐怖を感じ自身をコントロール出来なります。
あつむが傷つけられる恐怖より、群れに帰って自分から離れていく。こんなにも君の事を可愛がっているのに、どうして離れていくの?という愛の形もまたぞっとする物がありますよね……。
あつむを大切にしたい気持ちの下からいつまでも自分の元で大切にしていたい独占欲、庇護欲が顔を覗かせます。ここもなかなかの狂気っぷりですが、それでもなんとか感情を沈めて「あつむに危害は加えないから」と言い肩で息をする余裕なさげな久世にはぐっときました。こ
その言葉、信じていいんだよね……?笑
ここまで来ても疑いまくりです。
というのが、希望的推測と感想でした。
しかし、この感情と「君がジャックだから従っているってことを忘れないでね」という台詞がイマイチ結びつかず………。うーん。難しいですね。
久世に関しては難しくて読みきれません。
スクールカーストという狂った世界の恐ろしさがゾクゾクと押し迫ってきた1巻でしたが、2巻ではスクールカーストという複雑な人間関係の中でもがきながら、変わらずに、自分の目で見つめ続ける登場人物たちの強さに胸が熱くなるシーンも多々あり……。
彼らにとってスクールカーストとは何か。そんな事を考えながら読んでました。
引き込まれるように読んだ1巻でしたが、今回の2巻は期待しすぎたのか、予想の斜め上をいく久世君の壊れっぷりだったのか・・・一気に読めませんでした。でも、読み進めて行くとやっぱりおもしろいです!
【久世×あつむ】
久世君はどうしてあつむにそんなに入れ込んだのかよく分からないところもあるのですが、はじめは自分に依存してくれる人を探していただけだったのでしょうか。ですが、一山越えて、あつむも、そして久世君もこの巻で自立してきた感じがあります。
【梓とあつむ】
梓とあつむに友情みたいなものが芽生えているのがおもしろいな~と思いました。梓ってもうちょっと突っぱねるタイプかと思ったんですが、この関係にまんざらでもない様子。良い子もヤンキーもできる幅の広い子なんだなあと思いました。
【刈野×梓】
刈野と梓ですが、相変わらず平常運転でした。でも梓はどうやらカーストゲームに気がついた教育実習生に性的な意味で気に入られた模様。「ゲームに参加すれば梓君を好きにできるんだ。」「いいな」「いいな~~~~~~~~」で次に続くようです。
【久世×あつむ×梓←刈野】
まあ、この巻で一番ビックリしたのは、何と言っても4Pなんですけども。
久世→あつむ→梓←刈野
で、久世と刈野がリード、梓はあつむを受け入れて、とまどっているのはあつむだけでした。
久世君はあつむを過保護にしていたし、刈野は他の生徒が梓に制裁を加えようとした時かばったのに、今回の4Pに関しては積極的にリードしています。攻の2人は独占欲とは違う愛の形を持っているのかな?攻の心情が掴みきれない…。
【仙崎×巽(刈野兄)】
平均的優等生を演じていた巽が、仙崎との出会いで変っていきます。このCPに限らずですが、「カーストヘヴン」ってエグいところもあるけど、競争や理不尽が人を成長させているところに面白さを感じます。
【あとがき】
『カーストヘブンは万人に愛される作品ではないと思います。そんな中で好きだといって下さる方、苦手だけれど読んで下さる方、これは読まないけれど他は読むよという方、いろいろな方々にありがとうございます。』
作家さんって、自分の描きたいものを描きたい。でも売れないと・・・という間でいろいろ葛藤もあるものだと思うのですが、最近はストーリー進行に読者の意見を取り入れる傾向も多々感じる中で、このあとがきになんだか確固たるものを感じて、なんだか良いなあと思ってしまいました。
私は久世×あつむカプが一番好きです。
そして、雑誌も追いかける位、世界観もストーリーも好き。何より久世くんのキャラが先生の作品の中で一番好き。緒川さんお得意のヤンデレですね。
先生の趣味?か解りませんが、何故か冴えない受けが超イケメンに愛される、というの、やっぱり良いですね。モテモテなのにあえてそっちにいくというの、凄く萌えます。
でも、あつむもあつむで、か弱いウサギ系淫乱キャラかと思いきや、実は芯が強いキャラで。最後は二人とも救われてホッとしました。お幸せに…。
ちなみにこんな学校実際にあったら私は行ってみたいと思う私は少数派かもしれません。ターゲットにはなりたくありませんが…。
王子様みたいな久世が、スクールカースト最下層のあつむに優しくするのは何か目的があって、あつむは踏みにじられて泣くことになるんじゃないか?って、久世が隠してるダークさがどんなものか1巻からワクワクしてましたが…
久世もあつむと同じ弱いところがあるただの高校生でした。弱かったはずのあつむが、強かったはずの久世を抱きしめる。そのシーンは、この作品の中で一息つけるところで、良いシーンなのだけど、久世のダークさに期待しすぎていた私には拍子抜けでした…
王子様・久世の怜悧な裏の顔が見たかった…
梓とあつむが仲良くなってるのが気に食わない狩野、あつむの後ろは久世から攻めさせ、前はあずさに挿入させるサンドイッチ3Pは見応えがありました。
そんな時でも負けずに「こいよ」と受け入れる梓のくじけない強さ、梓の反撃は引き続き期待してます。
それと狩野の腹違いの兄・真面目な巽が、見るからにヤバくて仙崎と愛し合ってバッドボーイ化していく。一緒に堕ちていくのか、悲恋になってしまうのか、続きが楽しみです。
個人的にこの作品に甘さは期待してません。衝撃的なダークさにゾクゾクさせ続けてほしい。
一巻では非常に賛否両論意見のわかれた作品。
多分に漏れず「学園モノのカーストなんて、もし設定ありきなやつだったら胸糞悪いだけだしなー」と気乗りしてなかったのですが、
「趣味じゃなくてもたいして損しないな!」
という某電子書籍サイトのお得なキャンペーンにまんまとハマってポチりとさせて頂きました。
読んだ感想としては、
「一巻はしんどいけど二巻は割とすんなり読める」
という大方の人と同じ感想でした。
(完)
というのは冗談で…(笑)
まぁ、ざっくり言えばその一言で間違いないんですが。
一巻はカーストというゲームのルールの提示
二巻ではそのゲーム上で駒(キャラ)が動き出す
という印象。
やはり設定自体を受け入れられない場合は一巻で無理だし、キャラが動き出すので当然一巻よりも二巻のほうが面白く感じます。
キャラを駒と書いたのは、個人的にトランプよりもチェスを連想させられたから。
チェスは各駒に特徴があって、斜めにしか進めないビショップとか、縦横にしか進めないルークとか独特な役割があるのですが。
そんな彼等を1つ動かすだけで盤上の世界がガラッと変わる。
一見弱く見える駒が、立場を変えて強い駒を取って食う。
ゲームが進むごとに景色が変わっていく、チェスにはそういった面白さがあるんですよね。
ただ、良くも悪くもこの作品はそんな「ゲームとしての面白さ」ばかりを強く感じてしまいます。
カーストという立場が変わることで、相手を見る目が変わったり、関係性が変わったりする。
強いと思っていた人間の弱さが露呈したり、弱いと思っていた人間の強さが見えたりする。
それは非常に面白いんですが、それはやはりカーストという「ルール=設定」があるからなんですよね。
緒川先生の完成された美しい人形のような絵のせいもあってか、胸を掻きむしられるような生身の感覚は感じられないけれど、この作品はゲームなんだと俯瞰して読めれば楽しめるのではないかと思います。
全く二巻のストーリーとかキャラに触れてないな!(笑)
キングの刈野が梓への想いを自覚する日が来るのか…
はたまた既に自覚をしていながら知らぬ素振りをしているだけなのか。
緒川先生はキングをこれからどうチェックメイトしていくのかが見物です。
今後の展開を楽しみにしています。
レビューを読んだりして、暗くて怖い見てて辛い内容なのかと思いずっと手が出せなかったのですが1、2巻読んだところ面白かったです。好きでした。2巻に出てくる先生が今後梓くんに何かしそうでそこがもう恐ろしいです…;;い、いやだ…
いや~2巻も怖かったです。何度か「こわっ!」と声を出してしまった(笑)。中盤、日下部と梓が無理やりやらされるシーン、絶対誰か助けが来るのかと思ったら普通に最後までやられてしまった…。容赦ないですね緒川先生!徹底して救いの無い世界が見たい人にはおススメです。
でも怖いだけの漫画ではありません。日下部が「虐められ役から抜け出したかったけど誰かを傷つけたかったわけじゃない」と泣くシーンではもらい泣きしてしまいました…。この漫画と同じようなことは現実の世界でも起こっていますもんね。誰か一人をターゲットにして虐める…疑問に感じてる人も自分が虐められるのが怖くて言い出せない…私も経験があります。日下部の「誰かが傷ついているのにどうしてみんな平気な顔をしているの」というセリフにとても共感しました。
ハッピーエンドになるんでしょうか!?3巻も楽しみです!
う〜ん………
やはりこの題材といい、展開といい、非常に「合わない」ものを感じます。
この作品を楽しんで読む、というのは私には難しいし、緒川先生がこの作品で何を描き出し、何を伝えようとしているのか、現段階でまだはっきりとはわからない。
ただ、あとがきで記されている通り、『万人に愛される話ではない』『苦手だけど読んで下さる方』『これは読まないけどという方』とあり、デリケートな題材を扱っている問題作として提起されている事は確かなようです。
では読み手の私たちはどうこの作品に対峙していけばいいのか。いじめNOと言っていればいいのか、エロに喜んでいればいいのか、考えながら読むべきであろうと感じています。
1巻は私にとってとても読後感が悪く、イヤ2巻を読んでからでないとまだ評価は決められない、と思っていましたが、この2巻は少しずつそれぞれの関係性など発展して、ただの「ヤな話」からは脱していると感じました。
でも実習の権藤先生。不穏だあ。イヤな予感しかない。
3巻、楽しみでもあるのですが、権藤。イヤな予感。
一巻では、しゅみじゃない評価をつけましたが、なんだか凄く気になるこの作品。謎の多い、刈野と、久世が少しずつ本性を現してきました。
久世とあつむのカップル、切ないけど、あつむのどこまでもお人好しな性格でかなり救われます。人を傷つけるくらいなら自分が傷つけられた方がましと言うあつむが好きです。あつむが無理やり梓に突っ込まされるところは、見ていられませんでした。あれって一体誰が得する行為なのか。
久世も、なんでそんなことに従ったのか、本当にあのシーンは辛い。
刈野も梓を守るために自分の手元に置いているのなら、もっと普通に素直に優しくなれないものか。刈野の闇が深くて、なんだかまだまだこの二人に幸せは来ない気がします。はぁー。
そして、刈野の義理の兄、巽。これまた怖すぎる。なんで兄弟揃って怖い道を選ぶのか。まだまだ、それぞれのハッピィエンドまで時間がかかりそうなこの作品ですが、久世とあつむが最後の最後に少し光が見えてきたのと、あつむと梓の間に友情みたいなものが出てきて少しほっとできました。
後書きに、作中のギスギスを少しでも和らげてみるコーナーが描かれているのが、本当に救い。これって、最後は幸せになる伏線ですよね?と期待しています。
この作品を読むと、どうも疑り深くなるというか「な~んか裏があるんじゃね?」と注意深く登場人物を「観察」している自分がいます。
人間は生存本能からくる闘争心を多かれ少なかれ持ち合わせていて、それを架空のゲームではなく自分の通う学校のクラス内に存在する階級制度に昇華させてしまうって…自分だったら即、転校したくなるような学校の話の2冊めです。
何に対しても不安や不満がつきまとう世代とはいえ「特別な存在」になるために痛みばかりで彼らはちゃんと出口にたどりつけるのかな…と思っていましたが、1巻でターゲットだった鐘(あつむ)が一歩、歩みだしています。
快楽に身を任せたあつむ色っぽい!
自分の中に生まれた久世を独占したいという気持ちにおののくあつむ。
狂暴な衝動に混乱しているなか、自分を見失わない梓と話すことで安堵を覚えます。
つかの間、梓とあつむの間に芽生える友情みたいなものを見逃す久世と刈野ではないわけで…「お仕置き」が待っていました。
この手痛い仕打ちにあつむが萎縮し久世の庇護下に戻ることは久世の歪んだ願いでもあったんでしょう。
でも、あつむはその他大勢のように「カーストゲーム」に流されず久世離れを決意。
目の当たりにした久世の弱さごと守ろうとする強さを発揮!
対等な立場になったふたりにほのぼのしました。
でも仲睦まじいふたりを見ても久世にまだ裏があるんじゃ…何か企んでいて、あつむを捨てるんじゃ?と勘ぐってしまいます。
素直な読み方ができない(笑)
そして、お仕置きにも登場した刈野×梓。
梓がとにかく男前!!
申し訳なさで泣きじゃくるあつむを安心させ庇うように首に腕をまわしたり、お母さん思いだったり…イイヤツなんです。
常に反撃の機会を狙っているタフな生け贄の姫君の気持ちは今巻でも折れません。
刈野も相変わらずスタンスを変えておらず安心しました。
あれだけ執拗な腹黒が2巻めで心情を変えるようなうすっぺら~い印象で終わるはずがない(笑)
このふたりに絡むように教育実習生が来てましたが教師になっちゃダメな人でしたね。
カーストゲームを見抜いてはいたけれど、梓の色気に血迷ってゲームに乗っかろうとする
とか問題外の大人でした。
戻ってこないといいな~(これも疑る)
そして刈野の腹違いの兄:巽と転校生:仙崎の展開に。
乳首ピアスは痛い(泣)
巽がバッドボーイになるのは環境への反抗心から。
パツキンになった彼のラストチャンスがどんなものなのか早く知りたい。
刈野の周りには権力に振り回される子が多すぎる。
‐‐‐‐‐‐
新しく登場した仙崎と巽はともかく刈野の思惑がまだわからない状態。
行動そのものや、その時の感情はなんとなく描かれてるけどバックグラウンドが薄いからどうしてそこに至ったかが曖昧で、ゆえに想像力をそそる感じが楽しいです。
2巻くらいでぐぐっと話が動くと興味も一緒に引っ張られます。
権力や暴力に本気で立ち向かおうというのであれば、それは覚悟を決めて圧倒的な「自分の意思」を行使するしかないのかな?と中だるみなく進む話にふと、思いました。
刈野と梓の間にある執着が何を経て愛情にかわるのかも含め、楽しみに次巻を待ちます。
電子書籍で何となくポチっと購入しました。1巻は古本屋でペラペラ読んで、いつか買おうと思ってずっと買ってないです。でも、2巻を読んで欲しくなりました。
今回は刈野梓カプは少なめで、久世日下部カプがメインでした。久世くんが、何か黒いものを腹にかかえてそうだなぁと一巻の頃から感じていたのですが、やはり...黒かったですね。でも、あつむ君に対する狂気的な独占欲が強すぎただけで、黒いけど私的には美味しい。笑 あつむ君に自分を蔑ろにされて、物に当たりながら怒り狂う姿はちょっと(いや、かなり)そそりました。こうゆう過度な執着攻めって結構好きです。
そして今回の大目玉はやはり3pでしょう。梓君がとりあえずめちゃくちゃエロいです。3p後に、久世日下部カプの前で公開トコロテンには参りました。笑 かなりぶっ飛んだ展開ですが、この本自体ぶっ飛んでるので気になりませんね。笑
最後に少し出てきたけど刈野の義兄と不良のお話は、雑誌で読んでいました。彼らのお話はまだ続きますので、3巻がまた楽しみです。乳首ピアスがとてもいやらしいです。
途中で少し出てきた教育実習の先生が今後梓君に何かしでかしそうなので今後の展開を楽しみにしています。ここらで刈野君の独占欲、あわよくば愛情が見れたらと思います。
1巻が発売された時は、賛否両論巻き起こるのが目に見えるこのセンシティブな題材で緒川さんが何を描こうとされているのか今一つ推し量れなかったのですが、2巻まで読むとようやく「ああ、この作品のテーマはこれだったか」というのが見えました。
改めて1巻を読み返すと色んな気付きがあります。
面白さの系統は、のばらあいこさんの「寄越す犬、めくる夜」と非常に近しいんじゃないかと思います。
あちらの道具(=主題を展開させるために作家が用意したツール)が【菊地】【須藤】【新谷】というキャラそのものなら、こちらのそれはずばり【カーストゲーム】でしょうか。
固定されたカーストではなく、上下が簡単に逆転するカーストゲーム。
この作品において、カーストは入れ替わる必要性がある。
そして、その【カーストゲーム】というツールで緒川さんが描こうとされているテーマは多分これなのでしょう。
「僕たちは沢山の影を仮面の下に隠してる」
1巻から繰り返し使われるモノローグです。
カーストが入れ替わることによって暴かれていく登場人物達の仮面の下の“影”。
影は“悪”ではなく、
影は“光”と共にあるもの。
緒川さんがこの作品を通して言いたいのはそんなことじゃないかなと思いました。
この学校の生徒達は何故こんな外野から見れば馬鹿馬鹿しいだけのゲームに興じているのか。
一つは集団心理、もう一つは…?
その答えは2巻を読めばきっと汲み取れるはず。
「カーストヘヴン」なんてタイトルが冠せられている意味もなんとなく見えてきた気がします。
と、まぁここまで真面目なレビューをつらつらと書きましたが、最後にひとつだけどうしても言っておきたいことがある。
この2巻、エロにとんでもない神展開がある!!!
人に寄ってはとんでもない大地雷かもしれないけど、わたくしは大興奮でしたよ(≧∇≦)
あ、あ、あつ、あつむがぁぁああぁぁぁぁ…!マジか!!!!!
私、この作品、梓とあつむの関係性が一番萌えかもしれない……
基本的に学生モノは敬遠しがちなのですが、緒川先生のものだけはどうしても読みたいと思わせられる。
詳しい内容のレビューは他の方が上手に書いてくださっているので私は漠然とした話を(笑)
この2巻も決して読後感は良くなくて、痛みが先に走る。
ただ、2度3度読み直した時に、最初の印象と違う新しい気付きが何層にもなって覆ってくるので、初見時に自分がどんな感想を持ったのかすら忘れてしまう。
カーストでは一見して虐げられているようで、実は守られているものが多くあること。
それから、誰しも生きる場所で一定の役割「演じて」いるということ。周りの環境に順応することが囚われることなのか、本当の自分を見失わないとはどういうことなのか、独占欲、庇護欲、愛することが痛み、生きることは傷つくこと、こんな非力な若者たちにこれほど多くのテーマを託しちゃって大丈夫なのか!?と心配になるくらい。
勿論、単純にキャラクターやCPの好き嫌いやエロさで楽しめる要素もある。軽くも重くも、浅くも深くも楽しめる稀有な作品。
待ちに待った2巻!
本誌でも追いかけていますが
やはりコミックスで一気に見るのは
満足感がありますね!
1巻ではあつむが女々しくてあまり好きではなかったのですが
2巻では色々あり、梓とセットで見るのが好きになりました!
ふたりが会話しているのがかわいい!
刈野×梓は私の中でのドンピシャCPだったので
もうはやくこのふたりの続きが見たい!
周りの方との関わりも好きですが
やっぱりメインカプとしてもっと見たいですね!
あの先生や仙崎などもまだ出そうなので
3巻に期待です!!
あとコミックスでは8話が修正されていますが
こちらのほうがなんだか心情がよく読み取れて好きでした!
今回はヤンデレ久世×内気な「淫乱ちゃん」眼鏡・あつむCPメインかな
あつむは前半は流されまくるし、オンナノコ過ぎてちょっと苦手だったんですが、中盤からは誰より勇気を出します
ついでにあの梓も男前に!
久世は、正直もっとたいそうなトラウマがあるかと思ってました(これからまだある?)
でもうさぎのエピとの絡め方はなかなか上手いですね
今回もエロはカッ飛ばしてます
4Pというか、久世に入れられてるあつむ×梓←刈野の強制連結筆おろしですよ
胡散臭過ぎる丸グラサン刺青・仙崎×刈野の妾腹の義兄・巽の過去編(バッドボーイになった経緯)も収録されています
1巻購入時は、思ったよりもダークで痛くてエロいけどどうなるんだ…と一読して終わっていた作品でしたが、2巻の面白さに唖然!!!!!すぐ1巻を何回も読み直しました(笑)
★カースト制度の真骨頂を教えてくれた2巻
カースト制度によって遠回しに誰かを守ったり、わざと自分のカーストを下げたり…登場人物たちは歪んだ制度で歪んだ愛を表現していたなんて…!!一巻ではそれに気付けなかったのですが、それに気づいてからとにかく物語が楽しくなりました。「歪み愛萌え」ですね。ああ、なんて愛しいんだ。歪みが生んだ愛はまた格別に萌えるものです。やられた!
★梓が想像以上に魅力たっぷり!
キングからターゲットになった梓。それでも態度を変えずに自分を貫く姿が素敵でした。たまに弱さをみせたり、高校生らしくなったり、どエロかったり…4P?シーンでの梓のあつむに対する態度は、受けなのに男前すぎて惚れる!幸せになってくれ!(切実)
★エロいいいいい
今回3つのCPが出てきますが、どこのCPもエロいです。特に刈野×梓×久世×あつむは拍手しかありません。やっぱりエロは大事です。
★続きが楽しみになる新たな登場人物たち
まずは実習できていた先生。梓に心を奪われ、今後狂気的な事件がありそうな予感。梓は勿論、それに伴い刈野の「愛」が見えたりするのでは?!というフラグが。楽しみ!
それから新しく登場した仙崎×巽も良い味を出してます。巽は刈野家ともがっつり関わっているので、今後どう絡んでいくのかも楽しみです。
1巻と同じ時間軸で、別の登場人物視点で物語が描かれたりしているので、そこも1巻と読み比べて、こんなことが起きていたのね?!と物語のダークさに更に踏み込めて面白いです。
私のように1巻でウーーンという感想だった方にも、是非2巻は読んで頂きたいなと思います!
確か、この第1巻に、私はしゅみじゃない評価をつけたはず。
第2巻でも、カーストゲームって設定自体は、やっぱり胸くそ悪くてしゅみじゃないのは変わらないんだけど、今回「萌」にしたのは、日下部の力が大きい。
高校生なんて、ヤリたい盛りのお年頃で、快楽に溺れちゃうのも仕方がない、でも日下部は自分の意志を持ってというか、自我を目覚めさせていく。
バッドボーイの仙崎と巽の話も好き。
これ、せめてこの学校が共学校じゃなくて男子校設定だったら、もうちょっとすんなり萌えられるんだけどな。
緒川先生の作品は毎回素敵で読んでいるのですが、この作品は2巻が出るのを今か今かと待ち望んでいましたww今回は久世くんとあつむくんがメインのお話。久世くんのちょっと歪んだ?愛情表現が読んでいてゾクゾクしました。作者さんもあとがきで賛否分かれるとおっしゃっていましたが、確かに苦手な方もいるかもしれません。刈野と梓CPとの絡みもあるので。でも、病んでる系のお話が好きな方にはたまらないのではないでしょうか!!次回も期待しています!!
痛くて痛くて甘い一冊でした。
久世×あつむ 3話
刈野× 梓 1話
仙崎×巽 1話
読んでいて凄い暗い気持ちになるのに、読み続けてしまう。
ただ1つ言えることは、
刈野×梓×久世×あつむの…
絡みが見ものでした。
梓の男らしさにちょっとキュンとしました。
複数のはあまり好きではないのに、すんなりと受け入れたのは、梓のかっこよさだと思います。
あつむのお話しがメインでしたね。
こういう、
優しい人気者イケメン×地味でいじめられキャラは王道で好きなので楽しめました。
ただ、それだけではなくて久世の弱い部分にも触れて描かれているのが流石だなと思いました。
前巻で少し苦手だな、と思った
刈野×梓は、キングになることで狩野が梓を守ってる的なところがとってもよかったです。刈野やさし~~と思いました。
この二人の展開、今後が楽しみです(*´ω`*)
あの実習生は本当に迷惑な人ですね!読んでてもうざかったです!笑
今後、何もないといいのですが、、、
最後の仙崎と巽はなんか嫌な予感がしますね。お互いの立場の違いとか、巽の洗脳?っぷりとか、不安です(>_<)仙崎がどれくらい悪い人かで変わってきますね(T-T)
全体的には満足です。
一番安定な部分を固めておいて、メインCPとサブCPの伏線を散りばめた感じでしょうか笑
あの、、やんちゃチビ×のっぽのCPも今後発展していくのでしょうか、、笑
今後どのように進んでいくのか、
次巻が楽しみになりました!
好きな先生なので、1巻があまりタイプではなかったのですか、今回2巻買ってみました。 前回は2カップルですが、今回は3カップルですね。
先程書いたように1巻は梓くんが刈野くんに犯されるという印象しかなかったのでちょっとかわいそうだなと思って、タイプの話ではないかなって感じでした。
久世くんとあつむくんカップルは可愛いな、って思いました。
ですが今回2巻は結構面白かったです。
久世あつむカップルが多かったし、私病んでれ的なの好きなのでうほうほでした。
刈野くん梓カップルは安定ですね。梓くんいい人っぽくて結構好感度upしました。新しい先生が何か危ない匂いプンプンでしたね。梓くんが先生に襲われて、それを見つけた刈野くんがお仕置き、みたいな構図がちょっと見えました(笑)
仙崎と巽なんですが、ちょうど本誌で見ていて、ピアスの場面がぎょえええでしたね。でも巽くんのほくろのエロさとか大好きです。
タイトルにも書いてあるのですが、私本当に緒川先生の絵が大好きで、本が出る度どんどん綺麗になってる気がします。 こう、独特の言い回し(?)なども大好きです。
まだまだお話が続きそうなので、とても楽しみです。
まだまだ序盤という感じが否めない2巻ですね。
楽しみに楽しみにしてたはずなのに半分設定忘れててショック。
お話のメインは久世×あつむですね。
カーストゲームからの展開。
甘くとろかされて、淫らな関係になってから
どんどん頭マヒしていく様がなんとも異様。
これまでは最下層で虐げられてきたものが打って変わっての
関係性もそれに拍車をかける。
けれどそんなさなか、一瞬で目を覚ますような光景を見てしまい。。というところ。
久世の光と影が今回は大いにみえましたね。
かわいいかわいいウサギ。自分だけのウサギ。
だれよりも大事に愛しんできたのに。
手中におさめた幸福と、失いたくないという恐怖。
入り混じった狂気は正直こわかった。でも実際にそれを相手にぶつけることなく泣くシーン。そら可愛いわと思ってしまったのも事実。
キャラクターもまた増えてこれからどう展開していくのかが楽しみになりました。
紆余曲折あってもハッピーエンドがいいなぁ
1巻もいい気分の時に気持ちがモヤモヤさせられ
2巻でも、このままいい気分で終わるのかと思いきや
モヤモヤさせられてしまった.....
問題シーンは教師のところ
いいよいいよ教師出てきて嫉妬フラグいいんでない?
って思ったのも、つかの間
最後あのシーンはいらない、ぎゃぁぁぁぁぁ何この教師マジキモっ!
ってなって気分悪いよぉ...
イケメンキャラなら、こうまでならなかったけど
中途半端な顔だから余計わるいwwww
それ以外はいいんだけど、ラストシーンのせいで
今までのいい気分は台無しだった....
漫画って、本当1シーンで良くも悪くもなるなぁ.....
緒川先生の本は全部買っています。お話も一癖も二癖もあるものばかりなので、いつも楽しみにしています。
あとがきの通り、人を選ぶ作品です。先生の出しているコミックの中でも今回は異例かなというほど。
と言うのは、今回多く出ている別カプの受けが性欲に弱すぎるためエロでお話をもっていく部分が多かった事かなと。個人的には、「あつむ」は苦手です。新しいタイプの受けで冒険している部分もあるのかなと。
攻めの方もメインの方のインパクトが強すぎて、印象に残らなかったです。結果、ページ数が多い別カプのコミックなので今回は萌に留めました。
メインの2人はあまり進展していないです。寂しかった。
しかし、3Pの時の「こいよ」ってのは萌えました。読めば分かります。
1巻の続きなので感想っぽくなりました。1巻買ってなくて気になっている人へ。
・病んでるものが多いです
・メインの攻めがひどいです(心理がまだ分かっていないため)
・というより、基本攻めが癖があります。
・緒川千世先生は本によって印象ががらっと変わるので、短編を集めたコミックを先に読んだ方がいいかもしれません
※ネタバレあります
待ちに待った待望の2巻です!!
どんなドロドロの執着劇になるのかと楽しみにしておりました。
ただ、気になる刈野×梓より、久世×あつむの方が分量が多くて少し残念でした。。
しかもまさかの刈野があつむに梓を。。の場面は衝撃でした!!
愛のある執着だと思いたいのに、ちょっとそれは酷いのではないかと。。
でもあつむのことを思いやってあげて、こんなこと屁でもねぇよ、来いよ!という男前な梓に痺れました。。
ちょくちょくあつむに優しくしてあげてツンデレ猫のようでカッコ可愛いです!!
刈野は何がしたいのかな。。
久世が、自分の感情を持て余してるのかも?と言うように、なんだかんだ言っても梓のことを好きだから独占したいという気持ちの発露だと思いたいですが、なかなか刈野の気持ちが見えなくて歯痒いです。
ただ、この病んだ感じも嫌いじゃないので、どういった展開になっていくのか、次巻を待ちます!!
待ちに待った2巻。
ネタバレ含みます。
7〜9話でメインの久世×あつむのカプは、あつむがあんまり好きになれないので、いまいち引き込まれず…。1巻では終始おどおどしていたあつむですが、この巻では垣間見える久世の本性に怯えつつ、久世を全力で受け入れるのが健気です。
意外なのが、梓とあつむの絡み。梓は孤高の人間だと思っていたのですが、あつむに親近感を覚えたのか、話しかけたり、あつむが飲んでいた豆乳を自分も買ったりして、結構親しい雰囲気を見せます。
でもやっぱり、刈野と久世から制裁といいますか、ただの独占欲の発露のような気がしますが、ほぼ強引にヤラされる、という……。結構見るのが辛い方もいらっしゃるんじゃないかと思いますが、このマンガを2巻まで読もうと思う方なら大丈夫かな(笑)
攻め様が受け様に独占欲をあらわにする展開は大好きなので、あつむが梓と交流をもつようになったことを知った久世が、「梓はやめときな。あいつが黙ってない」とうすら笑うシーンには激しく萌えました。
やはり同じく、梓に逃げようと説得するあつむの前に現れた刈野!この刈野はめちゃくちゃかっこよかったですね。
そして問題の3人連結シーン。もうこれね、すごいですよ…。発想がすごい。最初は抵抗していた梓が、あつむがぼろぼろ涙をこぼすのを見て、態度を一変させ、「こんなこと屁でもねえよ。来いよ あつむ」とあつむを受け入れた姿には、ぐっと来ました。梓、男前すぎる。
そのまま梓に挿入した刈野がわざわざ解説しながら梓をイカせた(笑)シーンは、もうすっかり梓のイイところを熟知してる感じが出てて萌えました。
そして誰も傷つけたくない、とカーストゲームから離脱を選択し、さらに久世を拒絶するあつむ。あつむに拒絶され、動揺のあまり取り乱してしまうもあつむへの想いを吐露する久世。そんな久世を見て、ここからがすごいですね、あつむは久世が立派な人間などではなかったことに気付き、久世を慰め受け入れるという驚くほどの包容力を見せます。久世に愛されることによって、あつむは精神的に大きく成長したんですね。
あつむの「このカーストによって誰かを守ることも出来るんだ」というモノローグは、刈野がカーストによってみんなの攻撃から梓を守っているという意味なのかな、と私は思ったんですが…どういう意味なんでしょうね。
10話には新キャラ、教育実習生の権藤先生が登場。この人もまた梓に欲情するんですよね…梓エロすぎじゃないですか?笑 刈野にそれだけ抱かれているということでしょうか。
1巻の盗撮に続き、またも刈野を陥れようとする梓。それに怒った刈野が「極太バイブ尻に入れて校門に張り付けてやる」って…鬼畜ww 結局それはやらないわけですが。
ここで刈野がまた独占欲発動させるのがまた、たまらない。権藤先生に(ドア越しで)いちゃいちゃを見せつけちゃいます。
その後、去り際になってカーストゲームの存在に気付く権藤先生。刈野と梓の関係にも思い当たりますが、ここで狂気を垣間見せるんですよね…。もうほんとこのマンガ怖い。
11話は、1巻にも登場した巽さんのお話。
巽さんは刈野の異母兄だったということで、イケメンの家系ですね。1巻ではピアスの多さにびっくりしましたが、そうなる過程、みたいなお話でした。
どうもサングラス、特に今回の仙崎がつけてるようなサングラスは好みではないので、あまり引き込まれず、なんとか、巽さんのイケメンさだけで読み切りました。
このカプは、刈野×梓、久世×あつむとは違って、なんだかのんびりとしてます。すれ違ったりせず両想いの描写しかないからかな。
番外編は久世×あつむがいちゃついてましたが、久世とあつむがキスしてるのを見て「マジキメエ」と顔をしかめる梓に久世が中指を突き立てて見せるシーンが印象的。あつむは久世とのキスでいっぱいいっぱいなのに、久世は余裕ですね。
1巻に続けてあとがきの上には、「作中のギスギスを少しでも和らげてみるコーナー」が。このタイトルだけでもう吹き出しちゃいます(笑) 癒しです。
あとがきの、緒川先生の「カーストヘヴンは万人に愛されるような話ではないと思います」というお言葉にはとても同意。2巻は、1巻以上に読む人を選びます。
レビューが交錯してて読みづらいですね、すみません。
なんか、アレですね。ぞっとします。
単純な恋愛とかではないし、甘くもないです。今のところ。
緒川さん自身があとがきで書いてある通り、万人受けはしないかもですが、私はハマりました。
2巻でのメインカップルはプレップスの久世とジャックのあつむです。人当たりの良い久世が何考えてんのか、1巻では分からなかったのですが、2巻で漸く少し本性が垣間見れました。けっこうなヤンデレで、彼も過去のトラウマに苦しめられているみたいです。
新たなカップルが最後の方に登場したので、3巻のメインはそちらですかね?私は、刈野と梓が好きなのでその二人の行く末が気になります。刈野は結局のところキングの権限で、梓を守ってるということですよね?
あの教育実習の先生が何かやらかしそうで…。
現段階ではまだ謎な部分が多いので、とにかく次巻が待ち遠しいです。
1巻が思いがけず痛い話だったので2巻を買おうか悩んだのですが、緒川さん作品だしな!ということで購入。ネタバレ含むレビューなので、ご注意を。
シリアスムードが流れるこの作品において、唯一ほっこりほのぼのする久世×あつむのCP。ターゲットだったころからのネガティブ思考が抜けないあつむを、メタメタに可愛がる久世は相変わらず。
『ターゲット』から『ジャック』になったこと、そして久世に愛され自信を持ち始めたあつむにほっこりしながら「可愛いCPだな」と思いつつ読み始めたのですが。
快楽であつむをがんじがらめにし、自分の意に沿わない行動をとると圧力をかける久世の姿は何ともブラック。
それでも久世を信じ、一心に求めるあつむに対して久世のとった行動がきっかけでこの二人に亀裂が入り…。
一方、刈野×梓のCPもどんどん痛い方へ流れて行っています。
容赦ない凌辱を梓に仕掛ける刈野ですが、それに負けず常に仕返しをする機会をうかがっている梓の男気にほれぼれ。
『キング』から『ターゲット』へと身分を落とした彼への周囲の態度にも屈せず、常に飄々とした態度を貫く彼の姿がカッコよかった。
同じ『ターゲット』を経験している共通点からあつむと梓の距離が近づいていくのもよかった。拒否られても拒否られても、それでも梓の事を気に掛けるあつむの素直さにほっこりします。
持ち前の正義感から『カースト制度』をやめさせようと画策するあつむ。
踏みにじられても負けずに立ち上がろうとする梓。
彼らがとる行動は異なれど、どちらも芯の強い男の子たちで応援したくなります。
2巻に入り新キャラが登場します。
狩野の腹違いの兄(妾腹)・巽と、『バッドボーイ』に位置する仙崎。
自分の生い立ちから常に優等生でいようとしてきた巽が、自分とは真逆の生きざまの仙崎にどんどん惹かれていく様は圧巻でした。
仙崎の家庭環境とかこれから出てくるのかな。好きなように生きているように見えて、実は孤独を感じているんじゃないだろうか、と思えるのですが、彼のバックボーンがこれから出てくるともっと面白いなと思います。
そして、彼らの通う高校に教育実習生としてやってきた権藤。
カースト制度を知らず、いじめはダメと熱血ぶりを発揮する先生で、彼をきっかけにカースト制度が崩壊するのかなと思いきや、彼の中に巣くう梓への執着ぶりがすごい。このお話にぴったりなキャラです。
今後、どんな風に話をひっかきまわしてくれるのか楽しみです。
『カースト制度』そしてそこから発生する『いじめ』。
緒川さんもあとがきで書いていらっしゃいましたが、万人受けする話では決してない。
特定の人間を貶めることで周囲の人間のうっ憤を晴らしたり。
同じ身分であることで共感を感じたり。
けれど、正しいリーダーがいればそのグループはきちんとした規則を持ち健全に機能する。
昔から世界中であった身分社会、いじめ、差別。
そうしたことを考えると人間のブラックな面の本質を見事に描いている作品だと思います。
あと、エチシーンはエロエロ。絵柄が綺麗なのでエロ美しかった。
痛い話ではありますが、そういうのもどんとこい!という腐姐さま方にはぜひ読んでいただきたい、神作品でした。
1巻の時はレビューを読んで中身を知った上で読んだので「ほうほう、噂通り面白かったなー」とノホホンと読み終えたのですが。
まっさらな状態で読んだ2巻は心臓ギューってなって鳩尾にズドンときて思考が持ってかれました…。執着愛と激情と得体の知れないものが混ざり合う
歪んだ小さな世界からしばらく抜け出せそうにありません。。。
2巻は久世×あつむに焦点が当てられてます。
刈野と梓はまだまだこれから…といった感じ。
新CPに仙崎×巽が加わりました。
(「屑」に掲載された番外編は収録されていませんでした。)
◆久世×あつむ・刈野×梓
久世にどんどんハマっていくあつむ。
開発され、体は敏感に、思考は鈍感に落ちていき…。
久世に対して執着心が芽生え、ジャックの名で久世に近付く人を排除するように。変わっていく自分が怖くてあつむは取り乱すのですが、久世は「うれしい」と言う。我に返ったあつむは久世が怖くなって距離をおこうとします。
そんな中であつむは梓と接点を持つように…。
言葉こそ最低限しか交わさないものの、なんとなく「友達」のようような感覚を持つ梓とあつむ。
そんな2人を知り、刈野と久世は……。
出だしからあつむがエロくてエロくてエロくて…ビビったw
久世にとろ〜んと甘えるあつむが可愛い。
久世はどんな裏があるのか不安だったのですが、昔死なせてしまったウサギとあつむを重ねて見てて「守ってあげなきゃ」となってるヤンデレでした。
あつむに対する執着が怖いぐらいなのですが、取り敢えずあつむに危害を加えるコトはなさそうなので一安心かな…?
んで!攻め2人が梓とあつむにしたお仕置きが‼︎
連 結 ! ( ゚д゚)え
刈野の命令のもと、あつむは久世に突っ込まれたまま梓に挿れてる「久世→あつむ→梓」でやってます…。久世も刈野も鬼畜です。(でも萌えた)
泣いて抵抗して「もぅ誰とも仲良くしないから」と懇願するあつむに、梓が「こんなコト屁でもねぇよ」「来いよ、あつむ」と受け入れる姿が男前だった!このセリフは「初めての友達」という感覚を共有したあつむの為で…(T ^ T)ゥゥゥ
しっかし刈野は鬼畜ですねー。
自分以外には梓を触らせないけど、見せつけるのは平気なようで。覗いてる奴が居るのを分かっててガンガンに犯して、梓の自尊心をバキバキに折っていく。そこにはどんな愛があるのか気になる…。
梓は黙ってやられっぱなしではなく反撃をみせる兆しが。まだまだこの2人から目が離せないし、どこに終着点があるのかサッパリ見えないので、ドキドキ次巻待機です。
◆仙崎×巽
プレップスで波風立たせず無難に生きてきた巽でしたが、そんな淡々とした日常を変える 編入生の仙崎 との出会いが。刺青、ピアス、加減をしない暴力行為で異端な姿にとらわれ、興味を持ち、近付いて、求め合うようになります。
しかしプレップスとバッドボーイでは堂々と愛し合えない。もっと自由になりたいと願うようになった巽は3年に上がったカーストゲームでバッドボーイを選び仙崎と同じカーストへ…。
このお話で巽と刈野の関係が明らかになっています。
この2人のお話はまだまだ続くのかな?
今のところ他のカップルにはない穏やかな愛が流れてるけど、これが変わっていくのか、深まっていくのか、ドキドキします。。。