カーストヘヴン 7

caste heaven

カーストヘヴン 7
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神88
  • 萌×230
  • 萌15
  • 中立3
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
14
得点
608
評価数
140
平均
4.4 / 5
神率
62.9%
著者
緒川千世 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
カーストヘヴン
発売日
電子発売日
価格
¥689(税抜)  
ISBN
9784799752432

あらすじ

3学期になって、刈野とエノ、梓と大昇の距離がぐっと近づいていく。 そんな中エノが「卒業イベント」と称した梓を陥れる催しを企画する。 文化祭の悲劇を繰り返さないために、刈野は奔走するが…。 描き下ろしは、二人きりで過ごした甘い修学旅行のあと、梓を想う刈野の話。

表題作カーストヘヴン 7

刈野滉平,高校2年生
梓 裕也,高校2年生

その他の収録作品

  • behind the game(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

レビュー投稿数14

何者なんだ…?!

傍若無人なエノにしても、そんなエノに付かず離れず過去を振り返る駒込、そしてナイフをその笑顔と陽気なキャラの下に潜める大昇(と弟だよね?イチゴちゃん)…
何者なんだ?!なキャラがメチャクチャ物語を動かしていく7巻

そして彼らに振り回されまいと抗いながらもその渦の中心となってしまう刈野と梓
でも、台風もそうだけどその激しい渦の中にあっても実は中心になればなる程実は静寂だったりするんだよね
2人にそれぞれの抱える感情を自覚させるには十分な静寂
「こいつには触るな」
完璧な独占欲、もうごまかしは効かない
とんでもないドラマティックな終わり方
怒涛の7巻だった…

いよいよ8巻、最終巻か…
見たい!けど終わりに自ら向かう苦しさ…あぁぁ…今最高に複雑!

1

苦手だけどついつい読んでしまう。。。7

7巻の表紙神すぎん?
え、ガラス越しやん?
無理。尊い。

主的に7巻しんどかったけど、6巻の方がしんどかった。

あつむがいいひと過ぎて、カーストヘヴン1の目の保養。
しかも生徒会長なんて
あつむが会長とかいい学校になるに決まってるやん

新キャラ大昇くん。めちゃめちゃ明るい子来たやん

エノと刈野が一緒にいるところとか見たくないぃ

梓ちゃん。意外とっていうか、見た目通り力は弱いのよね。
スケボやってたの!?
似合いすぎる
梓、こういうグイグイ系に弱いんだよね。
かわいい。

ボード折らなくてもええやん。刈野。

見せつけるようにエノのこと守るの泣いちゃう

この頃の進路って大変よなぁ。
梓ちゃんの気持ちも分かるし、おかんの気持ちも分かる。
2人とも幸せになって欲しいんだろうけど、しんどいなぁ。

良かったです。刈野、侵食されているふりで
そしてちゃんと梓を想っているあたり。すき。

ここでもあつむ……。いいひとすぎる。泣いちゃう。

おっとおっと。まさかの大昇くんの弟?
そんでもってこわ。エノのこと狙ってるん?

玄関開けたら殴られるってそうそうないよ
しかも「あらよっと」
なんだかんだ久世と仲良いのホントすき

巽さん……!

小さい声で名前呼ぶの悶える

えええええええ。
キング降ろせってなに。ターゲットにでもなるってこと?いやぁぁぁあ。
ふたりが幸せならそれでいいぃぃぃい

番外編の鋭い京子ちゃん好きだわぁ。

メンズはあつむ。レディースは京子ちゃん。
ダントツですき。

和らげコーナーでだいぶ和らいだ。
次巻が最終巻とか!!
楽しみすぎて震える!
どうなる!刈野!

ここまで読んでくれてありがとう。

2

完結目前

いよいよ終幕って感じです。
この流れに持っていくなら、序盤のエグさが強すぎたと思う…最初の方は刈野も相当アホっぽくて下品だった。梓との交流で変わっていったと言って仕舞えばそれまでだけど。長い連載の中で読者の声でソフトに変化していったにしてもどっちつかず感。ここまで振り落とされずに残ってる人は普通作品が手放しに好きな人かな。
緒川先生の作品だと「赤のテアトル」が自分の中では傑作で、演出や小物使いが絶妙だった。色まで見えたあの演出とか。「カーストヘブン」の印象深いアイテムといえばトランプだけど、面白い使われ方にはいま一歩足らずだった。

0

後半戦

メインカプも、ようやく恋愛のストーリーに入ってきた感じがあります。

前巻で、罠にかかってしまった梓。誤解から刈野とは疎遠になってしまいますが、この巻冒頭では刈野が当て馬キャラ、エノのふところに入ります。
最初は刈野大丈夫か?という感じで読者にも真意が明かされませんが、ハッピーなゴールが感じられる後半の展開で、あまり心配は要らないかと。

とにかく嫌なキャラのエノですが、こちらにもちゃんとペアが用意されているようです。

再びエノの計略にはまるような梓ではなく、勝手にどんどん動いてしまいますが、結局刈野に会うために必死で本拠地にたどり着く。
そしてラスト、ついに刈野が梓への執着を吐露するシーンで次巻へ。

1

京子ちゃんめちゃくちゃ好き

カーストゲームもいよいよだなあって感じの7巻。ここにきてさらに増えるワケありっぽいキャラたち…。外の人間を放り込まなきゃ解決できないような安易なやり方がオチになりませんように。いやその方がリアルっぽいのかな。
まあとにかく読めば読むほど心が荒みそうな作品。特に前巻からその傾向が強くなってきて、久世とあつむのほのぼのラブでも癒されない刺々しさ。降ろせコールで終わったこの巻の読後の印象は前巻と同じで、上から引きずり降ろして叩くの、みんな大好きねって感想でした。あとは刈野の立ち回り方は好きな人はめちゃくちゃ好きよねって思ったり。
唯一好きになれたキャラが京子。修学旅行編でも好感度高かったけど、描き下ろしの彼女がとても良かったです。

3

まさかの

新キャラ登場で驚きました。
なにをしようとしているかは大体想像できましたが、最終的な結末は全く想像できません。
緒川先生がハッピーエンドで決まっていると公表されていますが、どんなシナリオなのか本当に楽しみです。

7巻は梓を守りたい刈野の想いが伝わってきて熱かったです。それに協力するくぜあつかわいい…!そして巽もいいですね~!

刈野が初めて追い詰められる展開ですごく気になるところで終わってしまいました。
秋には最終巻が読めるということで嬉しいですが終わってしまうのが寂しいです。

6

ここに来てめちゃくちゃ面白い!

はぁ〜面白かったです。 

前巻は胸糞悪いままで終わってしまってました。

私は前巻のレビューで江乃に対してザマァ展開を望んでも、カースト制度が無くならない限りは何か違うと書いていたのですが、新たな人物が重要な鍵を握るようで次巻が待ち遠しくて堪らなくなりました。

あれだけやらかしているんだから江乃には何らかの罰が下るべきだと思っているし、あの制度は白日の元に晒されて無くなるべきだと思っています。
緒川先生がどんな采配をみせて次巻で完結させるのか腕の見せどころだと思いました。

そして1番に気になるのはもちろん刈野と梓の関係なのですが、最終話の刈野の反応がとても気になるだけに早く続きが読みたくてしょうがありません。

それにしても梓は強いですね。1番気持ちが強いのは梓だと思います。

3

強い梓が帰ってきた!

 タイトルに書いた通り、私はこのシリーズ最大の醍醐味は受けである梓の強さだと思っているので、それが見れただけでもう大満足でした。校内にいる多数の男子生徒に狙われ、捕まったら輪姦という絶体絶命のピンチに陥りながらも、攻めの助けは借りずに自分の力で切り抜けてみせようとするところ、しかも自分より体力の劣る他人を庇いながら奔走するところ、捕まってしまった時も一切怯えや焦りを見せることなく毅然とした態度を崩さず堂々と受け入れるところ。終盤の悪趣味なゲームの中で梓が見せた数々の勇姿に、本当に芯がぶれない誰よりも強い受けだなぁと改めて惚れ惚れしました。

 正直に言うと、設定に関して疑問や矛盾を感じるところも多いのです。そもそもターゲットである梓がずっと反抗できていて、あつむもハイクラスらしく振舞っていない時点でカーストが崩壊していますし、ヤリ部屋や今回のゲームなども、この歳でくだらないと思った人は刈野以外に1人もいなかったのか?というところなどなど。並の高校では絶対ありえないですからね。

 けれど、そういう点はフィクションとして目を瞑れば、反発し合っていた攻め受け2人の関係がじわじわ変わっていくのを純粋に楽しめる。ここまで振り切って悪趣味なゲームを描いてくれる作品もそうないですから、私はそういう風に楽しんでいます。きっと刈野はまだこの先の展開まで予想しているんじゃないかな。そして、2人がカーストという枠組みを抜け出した時、どんな名前、理由の元に自分達の関係性を定義付けるのか。緒川先生がどう作品を導いていくのか、とても楽しみです。

4

疾走して行き着く先は。彼等の全てを見届けたい。

ダラダラと続く番外編。の様なものに、しばらく辟易していた。
3巻までの。あの胸を掻きむしられる様なヒリヒリ感が恋しい。
4巻からずっと。主流では無いキャラが増えて、別のカップルの話が続いて行く。
もう、いいよ。刈野と梓の話に戻して欲しい。ずっとそう願っていた。
周囲の思惑を超えて。物語は突然疾走し始める。

読み手側にはついぞバッレバレだったが、刈野は自分のキングという権力を使って、彼なりに梓を守ろうとしている。自分でもそれが何故だかは気付き始めている。
6巻のラストで、梓には誤解されたまま。刈野はエノを女の様に扱い、エノの悪意を絶妙に梓から逸らしていた。そんな刈野の思惑を信じられない梓は変わらない。刈野をハラハラさせる。梓は自分の生きたい様にするしか無い。
エノが図った究極の「輪姦鬼ごっこ」から自力で立ち向かおうとする。
久世もあつむも。巽も。皆んな、そんな梓に協力している。
梓はきっと。がんじがらめに縛られた、窮屈な檻の中に居る彼等の自由の象徴なのだ。

エノの、いわゆる雌臭い、しょーも無さには心底ガッカリした。
ゲームを裏で操り、愉しむ側という彼は、ラスボスなどでは無く。もしかしたら、他の何処にでもある、例えば犬飼 × アンジ、とか。八鳥 × ゆかりちゃん、くらいの。ここに来て小者感が凄い。ただ人を操れる(のではないか?)という自分のしょーも無いマウントの為だけに、学生達を侍らせ、弱い者を虐める。刈野に堕ちて欲しいと乞うている。
エノの登場は、この物語の真髄に迫るものなのだと勝手に期待していたので、本当にガッカリした。
ただ、刈野は、エノがしょーも無い事を看破したからこそ。彼は自信満々に、自分の思惑を遂行させる。ゲームの終盤を前に、ひた走る彼等を見届けたい。
2巻のラスト周辺で、いみじくもあつむが言った様に。彼等はまだほんの10代の子供たちで。
皆んな同じ、なのだ。その苦しみも。焦燥も。自分でもままならないその気持ちも。

鬱屈していたかの様に見えていた巽の、大らかで美しい笑顔が見られたのも嬉しかった。
達観したかの様な彼の落ち着きは、頼もしい。腹違いの兄弟である、刈野との距離の縮まり方もいい。
ほっとさせてくれる。巽が何かと親しくしている神楽、留学先から帰って来て、良い意味で空気を読まない大昇、大昇の弟と見られる1年生のターゲット、陽斗。
彼等は亜流か、本流か。次巻へどう繋がって行くのか楽しみ。
ところであつむが次代の生徒会長に選任されているのはビックリ。生徒会にゲームは止められないかもしれないが、優しさは強さである事をあつむは知っている。彼がゲームを終わらせる結末でも良いなぁ。

0

遂にカリノが!

文化祭での出来事をキッカケにすれ違う二人

カリノはエノと連みはじめ、同時にクラスから浮くようになった。1年の留学から帰ってきた明るい男子生徒の存在が、より一層カリノの冷たさを際立たせる

ある日、エノと対峙するアズサ。アズサがエノに殴りかかったとき、そこにカリノが現れエノの代わりに殴られる。そしてアズサを殴り返し、エノを労る。アズサの中で、何かが壊れる。二人に背を向けて走り出す。カリノを、エノから救ってほしいと縋るタツミに、泣きそうな顔で「俺には無理だよ」と絞り出し、また走り出す

カリノは、エノに囚われているわけではなかった。アズサのことを想い、変わった自分を受け入れ、なんとか捨て身で彼を守ろうとしていた

カリノとアズサの関係を修復しようと動いたのは、意外にもクゼだった

「誰を信じる?」



ここから、いろいろあって(読んでください!ほんとに!)アズサはカリノの想いを悟る。その上で、守られるのではなく、自分で戦う道を選ぶ

そして、7巻のクライマックスへ

窮地に陥っても尚、凛としているアズサ。しかし、エノは許さない。「犯れ」と、群衆を促す

その時、カリノが叫んだ。目の前で、今にも犯されようとするアズサの姿に、もう黙っていることなどできない。これ以上、自分の大切なものが、他の人間に傷つけられる姿など見ていられない。例えそれが、自分の終わりを意味していても。否、その瞬間は、そこまで頭が回らなかったかもしれない。いつも冷静なカリノが、冷静ではいられなかった

で、次巻最終、10月!10月?!!!
あと5カ月生きます。何があっても!

5

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