大人気スクールカーストBL【完結】!

カーストヘヴン 8

caste heaven

カーストヘヴン 8
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神115
  • 萌×234
  • 萌32
  • 中立17
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
25
得点
824
評価数
207
平均
4.1 / 5
神率
55.6%
著者
緒川千世 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
カーストヘヴン
発売日
電子発売日
価格
¥689(税抜)  
ISBN
9784799754580

あらすじ

エノが仕組んだターゲットを狩る狂祭で梓をかばった刈野。
キング失格の烙印を捺され失脚させられる。
そして2年1組のカーストゲームが実施されることになるが…。
そして時が流れ10年後。
梓、刈野、あつむ、久世、巽、仙崎たちの葛藤の
連続だった青春と、自ら切り開いた未来とは――。
最終話に12ページ加筆して10年後の恋人たちもたっぷりお届け♥
想像を超えるミラクルハッピーエンド!!

表題作カーストヘヴン 8

刈野滉平,高校2年生
梓 裕也,高校2年生

レビュー投稿数25

そっかぁぁぁぁぁあーーー…・・・

表紙で物語っちゃったかぁーー…!
この表紙だったら相当期待して読んじゃう訳ですよ
これはずーっとこのシリーズを追って来た読者なら当然ですよね?

そんな逸る心を焚き付けるらぶい表紙にドストレートな「大好きだ」の帯
震える指でめくった8巻、最終巻

先ずは緒川先生、長期シリーズを描き切って下さって素直にありがとうございましたとお疲れ様でしたとお伝えしたい
とても濃い時間を先生のお陰で過ごせました

感謝しています、これは嘘偽りなく心の底からそれこそ「大好きだ」です!
でも、だからこそ、、、この8巻、駆け足が過ぎません???
なんかずっと10秒切るのを目標に走って来たハズなのにいきなり8秒台で走っちゃってない???って位駆けてませんか………?
私が鈍足なのかな、、、ちょっと追い付けないっす(。・_・。)…なまま最後のページに辿り着いてしまいました(´ε`;)ウーン…マジカ…。。。

こんな着地なんだろうなっていうのを裏切られた、とかじゃ全くないんです
ただシンプルに端折り過ぎじゃない?先生、これで描き切られたんですか???っていう「物足りなさ」が拭い切れない
正直8巻を読み終わった後に絶対なると思っていた「カーストヘブンロス」
読む前に思い描いていた「ロス」とは違う「寂しさのロス」が今は渦巻いていてちょっとだけ苦しいです・・・

仙崎×巽、描いて下さってありがとうございます
嬉しくない訳ないんです!でも、卒業式のあの後から車中までがぶっ飛び過ぎてて・・・間が気になり過ぎて吐きそうです (*´д`)ハァァァァ…ウッ…

他にもいっぱい素敵に気になるCPや人物をあれだけ描いて下さって、惹き付けて下さって来たからこその置いてけぼり感がツライっす
4巻で登場のゴスの秋尾と柔道部の臣くん(だと思う2人)をサラっと1コマ描いて下さっているのに…なぜ?なぜ…けいちゃんとゆかりちゃんCPは大昇以下の登場なん?しかも中盤のみ、、、

あーーー・・・「なんで?」を言い出したらキリがない位にハマっていた世界だからこそなんだか悔しい最終巻だったです
この内容ベースで全9巻にして欲しかった、、、という、作者さまの産みの苦しみを知らない読者ならではのワガママな感想でホントに申し訳ないですが、、、
好き過ぎて憎くなっちゃう拗らせ感情でしょうかね( ゚Д゚)…憎くは全くナイですが♡
粘り強く緒川先生がこのシリーズが終わったからこそ描ける「仙崎×巽」のAfter Drop Out The Game Storyを待ちたいなって勝手に思っています
そこに絡めてまた刈野にも梓にも久世あつにも…この世界で会った彼らにまた触れられる日を願ってます

そんな期待をお伝えしたいので評価を著しく下げて先生や出版社に「思わしくない」なんて思わせたくないので激甘めに萌2評価にします!激甘なんでホントは萌~中立な最終巻でした

1

イイハナシダナー

ずっと積み本になってたこちらの大人気シリーズ一気読みしました。

BLはファンタジーだと思いつつ、こんなことある〜?って思っちゃって没入できなかった。
10代だからセックスばっかりなのはリアルなのかもしれないけど、結局こういう描かれ方されるとその行為にありがたみも感動もなくなる。
サイコキャラばかりなのでそういうのが好きな方はハマれるんでしょうか。

重い題材とか空気感とかの割に内容が薄かったり話の展開が早く感じてしまったり、こんなに痛めつける必要ある…?となってしまって、つくづく自分には合わないんだと再確認しました笑
主人公が最初から最後までブレなかったのは高評価です。
攻めは最後まで好きになれなかった。最初から受けに恋してると自覚していたならまた違った見方ができたんだろうと思いますが、最初本当に暇つぶしみたいな感じでしたし。無意識下で好きだったかもしれないですが、そうだとしてもやってることは最低です。
何組かのカップルが出てきますが、久世×あつむのターンが一番読みやすかったです。
カーストゲームの実行委員も彼らだったからと言って衝撃も特にありませんでした。

4

出逢えて良かった

BL初心者で鬼畜はハードル高いか?と最初迷ったんですけど、表紙の変遷がどタイプでした。特に5〜8巻。しかも何やらミラクルハッピーエンドという情報。これは好きじゃないわけないよなと。
ということで、全巻購入・一気読みして今では「自分史上神漫画作品…」となっています。踏み出してよかった。

8巻分まとめて書きます。長いです。

<カーストゲームについて>
カーストゲームが、単なるシチュエーションではなく、テーマとして機能したことに驚きました。また、悪い面だけでなく、ゲームがあるからこその平等もあった(生まれやそれまでの学校のスクールカーストは関係なし)というのが、面白いなと。10年後、カーストゲームが分断から融和へと性質の変化を遂げていたことに感動しました。

<ストーリーについて>
それぞれのキャラの成長を描ききっていて、非常に爽快感ある結末でした。
梓が刈野に涙を見せたところと、「エノを許したのは俺だ」と言うところは感無量でした。カードを燃やす場面で鳥肌がたちました。最終巻の彼が眩しすぎる。
また、刈野も巽も人間的に強かに豊かになったので、10年の間にふたりとも自分の意思で将来を選択したんだろうなと信頼できました。10年っていうのがちょうどいいと思います。確執が解けた兄弟二人で協力しているのがすごく良かったです。
3巻で、仙崎と巽を無理に一緒にいさせなかったときから感じていたけど、キャラの人間性を大事にする作家さんです。

<キャラについて>
・刈野×梓
関係性の変化が本当に丁寧でした。
梓の強さ、気高さ、優しさに魅せられた前半。そこから、梓は班のメンバー、刈野は犬飼くんとアンジュくんと、ふたりともにクラスメイトへの優しさが見られた修学旅行編(ふたりの接近はもちろん最っ高なんですが、ちゃんとクラスの仲がよくなるのに感動しました)。
からの、6巻ラストの刈野編で、梓の内側の部分に触れて、そんなに前から惹かれていたことを知り、彼に無自覚一途ポイントが大投入されます。実はずっと前から好きだった、に弱いんです。刈野は自分の気持ち、その表現の仕方がわからなかっただけなんだと気づき、「かわいい奴〜」と、1巻からの言動の見え方がガラリと変わりました。この回の内面描写の表現が神がかっていて、震えました。
ついに刈野が大っぴらに梓をかばう7巻を経て、そして8巻。刈野が「俺の大事なもん」って言った! 梓が「(す)き」って言った! ふたりとも気持ちの名前を知らなかっただけで、ずっと恋していた! お互いに自分をさらけ出して、相手が大切だと認めてからが、甘くて優しくて素敵でした。キャラ変ではなく、そこに至るまでの変化が丁寧だったので、すごくしっくりきました。出だしはハードでしたが、どんどんピュアになっていったなぁ。ふたりの笑顔がたくさん見られて幸せでした。

10年後も、心は確かに結ばれていつつ、追うもの追われるものという、緊張感のある彼ららしい関係性に萌えました。このカップルのエンドは自分の漫画史上最高峰です。

・久世×あつむ
最初は苦手なタイプかな?って思ってたけど、メインのふたりとの関わり方(特に梓とあつむの友情)にグッときました。あつむは信念の人で、積極的に他者と関わろうとするので、逞しく物語の核を担う人物に成長しました。
このカップルの10年後が、一番標準的な恋人のかたちですね(笑)

・仙崎×巽
大好きなこのふたりが再会できて良かった!高校生だったからこそ、別々の道を選んだふたりだったけど、大人になったら行動の自由度も増しますからね。
巽は、序盤の与えられた枠の端でもがく姿も、吹っ切れてからの食えない感じも最高でした。ずっと一途に仙崎を想っていたのも(巽に限らず、この作品みんな一途ですね)素敵。
仙崎が迎えにきてくれて良かったね! お幸せに!

エノと神楽、松城兄弟も素敵でした。エノの過去はぐっときたし、素に戻って痛みに涙するところが良かった。
そして女子もいい! 特に京子ちゃんが強くて大好きでした。
あとは、カーストゲーム実行委員になった彼らに「回収力えぐっ」と思いました。

テーマ的にも、物語的にも、キャラクター的にも、気持ちよく綺麗に回収した、非常に完成度の高い作品。あの1・2巻から始まってここに着地する構成力はお見事。
この作品に出逢えて幸せです。

0

刈野は結局親が望んだ政治家になるんかいっ!

今日やっと最終巻まで読み終えました。あまり好きな設定ではなかったけど
非常に面白い作品です。おすすめです
ここから1~8巻までの感想いっきに

カーストをゲームで決めるという発想はなかった。でも学生時代のカーストってそのまま人間社会にあてはまるなぁと思いました。だからこそ刈野は、冷たい父母や与えられた立場ではなくて、自分1人の力でたちあがってほしかったなぁと
梓も巽も本当はお母さん思いの優しい子なんだろうなぁとでも母親たちはもう少し自分の子のことをかんがえろよと親目線で見てしまう
でもあつむの優しさによって梓が人を信じる心を取り戻したのは良かったです。
いろいろなカップルできあがっていましたが、私のイチオシは、八鳥×大須賀なんです。激萌です。
優しそうな顔して腹黒ドSとキャンキャンイキって気が強いけど、コンプレックスの塊ででも素直な大須賀ちゃん
この2人のお話スピンオフで緒川先生描いてくれないかなぁめっちゃ好き
最後は彼らの10年後?を描いてくれましたが、私は京子の生き方が1番好きかな?何者にもとらわれないで自分自身でしっかり前を向いて歩いてる気がする。

残念なのが刈野ザマァが見られなかったことです。梓1巻で確かにお前を屈伏させてやる~とか俺をターゲットにしたことを後悔させてやるとか言ってたよね
だったら最後まで貫こうよ~ザマァ好きの私としてはごめんなさいだけど、
梓に追いすがる刈野きゅんが見たかった~どこかでそんなお話見てみたいです8巻で終わるのは惜しかった!

2

苦手だけどついつい読んでしまう。。。8





この作品を作ってくれた緒川千世先生。
この作品に関わってくれた全ての方々。
本当にありがとうございます。

そして、アニメイトでこれを買おうと決意したあの時の自分、本当にありがとう。

感謝しかないこの巻。




刈野×梓
ほんっとにおめでとう。
というか、幸せになってくれてありがとう。

久世×あつむ
もう。最初はそうでもなかったけど、途中からかなり癒しだった。本当にありがとう。

仙崎×巽
よかった!!!!!!
迎えに来てくれてありがとう!!!!

緒川千世先生に出会えた喜びが伝わりますように

4

ハピエン完結

1巻から一気に読みました。
正直、こんなゲームをノリノリだったり
嫌々だったりも参加している皆に
全く共感出来ないので、もう最初からつまずいてしまいました…。
イジメたりイジメられたりの中で
恋愛感情なんて生まれないし。
ストーリーが余程面白ければいいのですが
少年漫画のデスゲーム系にありそうな感じでした。
そしてゲームの謎?もイマイチ分からず。
それが知りたくて最後まで読んだのですが…。
この先生の他の作品は好きですが、こちらはあまりハマれずでした。

6

大円団が過ぎる。

いろんなカップルの歪んだ心情とか性癖とかが面白くて読み続けてきました。

でも最後は意外性や特異性はなく、悪く言えばありふれた作品になってしまったなあという印象を受けました。
それとも私がこの世界に慣れすぎてしまって、刺激に鈍感になってしまったのかな!?

梓と刈野が2人とも素直になったのは良かったけれど、もう少し、この長い工程の最後にふさわしい盛り上がる決着が欲しかったです。
それに、なんであんな非人間みたいな刈野が、梓のことを面白いと思い、唯一気になったのか?ずっとそこが疑問です。
だって、梓がキングの時から気にしてたってことでしょ?
好きとはいかないまでも。
キングの時の梓って、ただのいきがったやな奴なのに。
見た目がタイプだったと言われたら、おしまいですけど。

あと、エノのくだりって正直いらなかった?という気も。
今まで裏で糸引いてた割には小物感…
過去の裏切られ体験も、エノがしてきたことに比べたら、そんなに、ねえ。

カーストゲームがあったからこその物語なわけだけど、その根本的な謎も中途半端に明かしておしまい。
それならむしろ全て謎のままでいいのに…と思ってしまいました。

10年後にはサブキャラも含めてみんな毒も陰もなくなっちゃって。
こんなお話だったっけ?
いえ、後日談は大好物ですよ。
でも、じゃああの歪みはなんだったんだ…
普通に生きれるじゃん?みんな。
あれ?別人かな?

ここまで大円団にするなら、もっと梓と刈野のいちゃラブっぷりを見せて欲しかったなあ…

9

それでいいのか

結局、京子ちゃんが一番まともだったのね。
最終巻まで読んでおきながら、中立評価で締めます…爽やかな大団円っぽくなってますが自分は満足いく結果ではなかった。

江乃について
なんで神楽が諸悪の根源扱いされて殴られねばならんのだ…江乃なんて梓が嫌いな「自分の力で這い上がろうとしなかった奴」じゃないのか?将来の彼らは生活困窮者の支援をしているようで。主役メンバーは江乃のバックボーンを知ってるから江乃ちゃんも可哀想なの!で納得いくのかもしれないけど、こいつのせいで消えない傷がある人間だっているんじゃないか?大昇弟みたいに吹っ切れられた人ばかりじゃないでしょうよ…更生した不良がずっとマトモにやってきた人よりありがたがられる法則…

仙崎×巽について
好きだったんです彼らの幕の引き方が。それがこんな風に…なんとも半端な…まぁ卒業式からここまでに何があったかにもよるか。

7

表紙がネタバレ?

そう、この幸せそうな二人のカバーを見ているだけで安心して読めそうですよね。

体の関係だけは最初からあった二人ですが、ついにお互いに素直に。
梓は当初横暴なキャラでしたが、次第に誰かを助ける良いキャラに変化。世の中をなめていた感のある刈野も、ようやく素直に。
何でも持っている刈野に対して、梓の魅力が少し弱かったかなという印象はあります。

ともかく、人間の嫌な面が様々にあらわれたこの学校内でのゲームでしたが、ようやく平和が訪れたようです。よかったよかった。

0

約束されたハッピーエンド

緒川千世先生よりハッピーエンドが約束されていたおかげで中盤の鬱っぽさを乗り越えられましたし、今一度1巻から一気読みしたところ、話としては良い終わり方だったのかなと思いました。細部はともかく全体として纏まっていますし、カーストゲームをきっかけに人と人が繋がり、想像もできなかった自分になっていく。その軸は一貫していたように思います。何もない普通の学生生活なら、ほとんどの人が優等生なら優等生のまま、問題児なら問題児のまま、何の疑問もなく同族の友達とつるんで卒業していきます。本作の3カップルはいずれも同族とは程遠い相手を選んでいるので、カーストゲームありきのカップルだった気がしますし、カーストゲームあっての成長物語だったと思います。また、在校生代表のあつむが「僕たちは与えられた環境や置かれた立場に左右される生き物で、そこでは誰もが被害者にも加害者にもなりうる」「変えるべきは人ではなく環境」という高校生とは思えない名言を残していますが、これはまさしく現代社会そのものの教訓なんだろうなと身にしみて感じました。

・・・と、シリーズとしてはよくできていたと思うのですが。
いくらなんでも後半駆け足すぎるのでは?と思い「神」にできませんでした。梓と刈野はラブラブにはならないと思いますが、それでも両思いになったら、恥ずかしそうに気持ちを伝え合ったり、逆にぎこちないHしそうとか妄想していたので、キングとターゲット時代とあまり変わらない雑なラブシーンにちょっとショックを受けました。私の中で二人の蜜月は修学旅行がピークだったかなぁと。意見が分かれるところではあると思いますが、もっとBL的萌えがほしかったですね。ハッピーエンドと聞いて期待し過ぎたかもしれませんが。

7

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