ギヴン 2

given

ギヴン 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神318
  • 萌×271
  • 萌34
  • 中立5
  • しゅみじゃない23

--

レビュー数
28
得点
1981
評価数
451
平均
4.5 / 5
神率
70.5%
著者
キヅナツキ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
ギヴン
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784403665035

あらすじ

初ライブが近づくが真冬の歌詞は出来上がらない。
緊張感が高まる中、ライブの本番直前、真冬のギターの弦が切れ……!?
待望の第二巻!!

表題作ギヴン 2

高校1年生・ギター担当
高校1年生・ヴォーカル&ギター担当

同時収録作品ギヴン(2)

真冬の幼馴染
由紀の幼馴染

その他の収録作品

  • 板谷の本職
  • 同居人とゆかいな生活
  • 小さい頃から
  • 背後
  • 虫とか獲って自慢げに見せてくる犬いるよな
  • 貴重なタンパク源
  • 海へ

レビュー投稿数28

ギヴンの初舞台、真冬の過去、立夏の思い

引き続き2巻のレビューします
真冬の恋の告白、立夏の恋の自覚とともにぎこちなくなり音楽が上手くいかなくなる2人
「誰かを好きな真冬の歌をききたくない」
あーっと胸がキュッとなりました
そんな2人を見ていた年上2人組の秋彦、春樹が動きます、

そんな中で知る秋彦の過去と今
「好きになるということは自分の1番皮膚の柔らかい場所を差し出すことでしか成立しない」
いや、意味深すぎるだろ
だれだその雨月という男は!!!!?

そして真冬の過去へ
いや、吉田由紀、なんという男
また柊の思いも知りめちゃくちゃ辛い

様々な思いが錯綜する中でギヴンの初舞台
「どこにいても君がいる」「さみしいよ」
真冬の心の叫びに、涙がでました

まだまだ続きます
音楽と青春はやはり良いですね

0

ベタだけどやっぱりこういうの泣く

バンドで揉めつつBLが進行したの?な二巻。
立夏は真冬への恋心を完全に自覚したってことなんでしょうか。真冬の方は過去に苦しみ続けてたから、新しい好きな人がいるってことと、それを自分で認められたことが意外でした。好きになってもすんなり自覚できない感じかと思ってたので。きっかけはあの歌なのかな。上手に泣けたってことかな。
バンドで盛り上げて歌を伝えるってよくあるベタな展開だけど、こういうのはやっぱり泣いてしまいます。感動演出がすごい!
真冬が一つ傷を乗り越えて、思ったより早い進行。次は何がくるのか、とても楽しみです。

0

初めてみた所謂BL作品!

神でした!アニメーションではじめ観て、ハマりすぎて劇場版を観て、心鷲掴みにされて、漫画も一気見しました!本当に、真冬と立夏の初々しい感じにキュンキュンしちゃいました!たまにどうにもならない恋愛してる時特有のキュンキュンとは違う、もっと気持ち悪いというかもっと痛い気持ちも味わえます!本当に漫画も映像も全部楽しめて、最終的にApple Musicにギヴンがアーティストで入っているので永遠楽しめます!最高でした!

0

展開が早い

アニメが衝撃的でマンガを購入しました。
どちらも死ぬほど泣きました。

内容としては真冬が自分の過去と決着をつけ、今の気持ちに気付く的な感じですが
それでいいのか…!?と私は思ってしまいました。
ライブの感じや全体の雰囲気はとてもいいのですが、展開が早いなという気がしてしまいました。
真冬の過去を知った読者としてその重たい過去(由紀の存在)をまだ大切に扱って欲しかったという気持ちがあって、今まで言えなかった気持ちを歌として伝えて過去と幼なじみとのわだかまり?が解決したくらいでよかったのでは?と思ってしまいました。

過去を詳しく知らない立夏なので仕方ないと思いますが、知っていたらあそこでキスはできないんじゃないかな…とか、
ましてや立夏に関しては特にそれっぽい事何も伝えてないですからね。

由紀と真冬、お互いの気持ち…特に由紀ですが。気持ちがわかった上で立夏に更新されるのが結構辛かったです。
気持ちが追いつきませんでした、特にアニメを見た後だと…。
話の流れ的に深く出来ないのはわかりますが
それなら少し過去が重いかなと思いました…。
なので色々考えて中立です…。

1

冬から夏へ

再読です。
このレビューを書いている2020年時点で、2巻の表紙と装丁が1番好き。
イラストはもちろん、カバーの紙質、配色、デザインが作品と絶妙に合っていて本当に素敵。

2巻はなんと言ってもライブシーンでしょう。
他にも展開はあるのですが、このシーンの迫力がすごい。
すごいとしか言えない。
真冬の慟哭のような激情溢れる歌唱シーンがとにかく印象に残ります。
でも、1番好きなのは描き下ろしの「海へ」かもしれない。
制服とマフラー的に、これは由紀が亡くなる少し前のお話なのかななんて勝手に想像をしてしまうのですが。
本編中にあった由紀との今までのエピソードと、ラストに入る「海へ」によって、由紀と真冬の関係性の深さが痛いほどに伝わって来る。
表情と会話のすべてが優しいんですよね。
2人の関係はなるべくしてなる関係だったのでは。
ある冬のはなし。些細な喧嘩だったはずが、そこからぽっかりと真っ黒な穴が大きく広がってしまった後悔とやるせなさと寂しさ。
一体2人の間に何があったのかについては、柊や真冬の発言とモノローグから断片的にこうなのだろうか?と推測するしかないので…
ちょっと、回想シーンが穏やかで幸せなだけにあまりにも切なくて、もう少し詳しい描写があったらなと思ってしまいます。

初めにも書きましたが、ライブシーンでの真冬のモノローグにある、由紀との「冬のはなし」が「ある夏のはなし」になるまでの迫力と悲しみと喪失感がすごい。
由紀を喪って以来、もしかしたら真冬の心はずっと冬のままだったのかもしれません。
少々強引かもしれませんが、「由紀(ゆき)=雪=冬=冬(ゆき)のはなし」だったのかな。
弦がボロボロだった、傷を負ったような由紀のギターを背負いながら生きていた真冬。
そんな、真冬の心のように傷付いたギターの弦を張り直してくれた立夏という人。
傷付いた心に新しい弦を誰かに張って貰えたのなら、少しずつ、一歩ずつでも前へ進めるのかもしれない。
立夏と出逢って、ギターを始めて、バンドを始めて、共に過ごしながら巡っていく新しい世界と新しい季節。
どうしようもなく辛くて、悲しくて寂しくて仕方がないけれど、どの季節にも、どの景色にも由紀が居るからもう寂しくないよと言葉にして歌うことが出来た真冬の姿に思わず涙が出た。

新しい好きな人とこれからどんな道を歩んでいくのか。
想いを自覚した真冬と立夏がどうなっていくのか。
バンドのこれから、春樹と秋彦についても気になるところです。

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一歩踏み出す力

まだまだ恋愛要素は薄いですが、
とても面白いです。

真冬がバンドに加わり、
vocalの入ったバンドになって初めてのライブです。
ここは、本当にワクワクする展開!!

幼なじみで恋人の由希が死んでしまい、
前に進めないままでいる真冬。
頭の中で流れるメロディに曲をつけてくれた立夏。

真冬は、立夏の曲につける歌詞が浮かばずに悩んでいます。
もともと表現が苦手な真冬だから、
ライブも無理せず歌詞なしでいこうとしますが、
本番で真冬は歌います。

ここは、『冬のはなし』を聞いていたので、
感極まりました……
由希のことを忘れないという真冬の思いと、
辛くても泣けなかった苦しい胸の叫びが伝わります。

この時のLiveは、ギヴンの中でもとても好きなシーンです。

0

真冬の"好きな人"

相変わらずBL的な展開は薄いのですが、全般から漂う少女漫画感…?オシャレ感?モノローグの痒い感じがある意味BL漫画っぽい。

◾︎佐藤真冬(まふゆ 表紙真ん中 ボーカル)
◾︎上ノ山立夏(りっか 表紙手前右 ギター)
板谷くん、みんな好きでしょ(偏見)。上ノ山のお友達板谷くん。サッカー部のすごい人。
音楽が分かる人だったら、その辺のいい感想も悪い感想も出るのかもしれませんが、バンドもロックも何の素養もないので、漫画の話しかできません。
ライブ中の真冬のモノローグはうーん…描き下ろしの海でのモノローグは好きでしたが。ライブの作画はかなり好き!何よりも、ずるずる引っ張らずに由希(真冬の元恋人)の存在を完全に明かすと同時に、上ノ山が真冬の"好きな人"であると明言されたところが好きでした。ここが2人を恋に落とすピークですよね!

◾︎中山春樹(22歳 大学院生)
◾︎梶秋彦(20歳 大学生)
1巻から引き続き春樹推しです。読者にはもちろん分かる、かつ梶にもバレバレなんだろうなという、春樹の対梶の可愛さよ。だからこそ梶が極悪人に見えてしょうがない。分かってるのに、ノせて動かしてる。踊らされてるなぁ、ですよ本当にね。
梶の出番前の人たらし全開セリフ、春樹にたらされて欲しくなくて、今後の展開で春樹には梶をズタボロにして欲しくてたまらなくなった。

0

真冬の激情が伝わった

 1巻よりも演奏シーンにかなり躍動感が出ていて引き込まれました。このバンドがどんな激しい音を奏でているのか、そこに真冬の激情を孕んだどんな声が重なっているのか、イメージが膨らみます。真冬と由紀の話も切なかったです。彼が真冬を心底愛していたことを知り、彼の死の直後から今立夏とバンドを組んでステージに立つまでの間、真冬が由紀について折り合いをつけることはどんなにしんどい作業だったただろうと思いました。きっと、周りの声がなかったら彼は立ち直れなかった。新たな出会いがあって本当に良かったです。

 立夏も真冬もお互い相手への恋を自覚したようで、メイン2人の関係性の発展にも期待が持てますね。真冬は今回の初ステージで由紀への未練は吹っ切れたようにも見えたけれど、彼が由紀と喧嘩した時にかけた言葉を考えると、罪悪感はそう簡単には消え去らないのかもとも感じました。今後徐々に清算できるといいのだけど。彼らと同じく、春樹と秋彦にも春が訪れればいいなぁと思います。

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ラストがすごい

真冬の過去が明かされて、それでも歌にならない歌詞ができない描写がもう本当に気づいたら応援してしまっているような展開。
立夏もそんな真冬にうだうだ?イライラ?しているんですけど、大人組のフォローの仕方が大人すぎてバンドを大切にしている思いと良いものを作りたいという2つの思いが伝わってきます

なんといっても最後ライブ本番の描写が漫画じゃない、きれいすぎる、正直にいってBL好きじゃない方にもおすすめできる作品でした

展開は他の作品に比べると非常に遅く、致しているシーンもないので、そういった雰囲気を求めている方は合わないかも知れませんが、
これぞ青春、なんかもうとにかくドキドキしてついでに泣ける作品が好き!!って方は1巻2巻セットで読んでいただきたいです
ギヴンのCDすら買いたくなる、おいくらですか、、、

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ライブ本番へ!真冬の過去も

このままライブ本番に向かってウェーイって感じでは行かなかったですね。
練習中の真冬と上ノ山の不調とそれをフォローするお兄さん組、バンド内恋愛?危うい均衡の中にいますね。梶さんは大人ですね。

真冬の過去の悲しい恋の結末。半身のような恋人にケンカの途中で先立たれ。それで彼のギターを抱えてたんですね。
そして柊も言ってたように本当は誘って欲しかったのかな?

そしてできなかった歌詞が本番で歌えた!
盛り上がったようですね。
新しい好きな人ができたって上ノ山のことかな?
真冬のバンドと心が動き出しましたね。

梶さんは初恋で結ばれた相手と終わったけどまだ一緒に住んでいるのかな?そして上ノ山のお姉さんと付き合ってるのかな?

バンドのライブ前の緊張感と本番のドキドキと高揚と、真冬の過去と今。
とってもみずみずしいです。

真冬のスタンドがポメラニアン(笑)
そして今気がついたら四人の名前が春夏秋冬の字が入ってますね。

あと真冬のライブのモノローグが山崎◯◯さんの歌を連想させました。

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