ギヴン 5

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ギヴン 5
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神191
  • 萌×243
  • 萌14
  • 中立2
  • しゅみじゃない14

--

レビュー数
20
得点
1171
評価数
264
平均
4.5 / 5
神率
72.3%
著者
キヅナツキ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
ギヴン
発売日
価格
¥721(税抜)  
ISBN
9784403666742

あらすじ

秋彦に押し倒されながら、苦しげな彼に差し出した手さえ振り払われた春樹。
それでも秋彦を突き放せないまま、バンドのフェス予選が始まる……!!

表題作ギヴン 5

上ノ山立夏,高校2年生,ギター担当
佐藤真冬,高校2年生,ヴォーカル&ギター担当

同時収録作品ギヴン(5)

梶秋彦,大学生・ドラム担当
中山春樹,大学院生・ベース担当

その他の収録作品

  • 羽化前夜

レビュー投稿数20

みんな幸せになって………

ギヴンや真冬の進化にわくわくしつつ、大人組の割り切れない感情に心が苦しくなる巻。
秋彦にはだいぶ腹が立っていましたが、キメるとこは決める。良かったね、春樹さん( ;꒳​; )
でも私が一番泣けたのは雨月さんの涙。
好きだけど一緒に居るのが辛い。音楽を愛するが故の苦悩。2人は同じ楽器をやっているからダメだったのかな……
春樹さんの懐の深さとか優しさに包まれて変われた秋彦。クズ彦とか呼ばれてたたけど、脱却できて良かったね!ほんとに春樹さん大事にして!!!!

現在発売中の番外編では秋彦が10年後も春樹さんをめっちゃ大事にしてるし頑張っているのも見られて嬉しいいです。願わくば雨月さんの幸せにしている姿もみたい!

0

雨月と春樹がかわいそう

キヅ先生絵はうまいけど正直感情の変化や考えてることが分かりにくい
秋彦がなぜ春樹を好きなのか分からない(なんなら真冬が立夏を好きなのも分からない)

春樹が好きな理由、音楽を好き、楽しいと思わせてくれるからならそれは甘えで楽な方に逃げたように見ました
春樹は天才ではないから一緒にいて苦しくなくて、雨月はずっと出会ったときから天才で嫉妬してしまって苦しい、だから逃げたい

4巻まで好かれてると知ってながら都合のいいようにヒモしてみて見ぬふりしてたのに助けてっていえばよかったはないでしょ??

最初からずっと好きになれません

2

これからどうしていくの?

秋彦とハルもくっついちゃうんですね…個人的にこの二人は曖昧な関係が長い方が萌えたなあ…。
ハルは秋彦に甘々だし、この男かって雨月に思わせるほどの特別感があったのか疑問でした。秋彦の中で無意識下にあることに雨月は気付いたってことなんでしょうか。
秋彦は雨月と一緒にいると才能への嫉妬でどうしようもなくなるけど、そうならないハルと一緒にいて楽しいってちょっとモヤります。前回ハルが同じことを秋彦に感じて悩んでたので、同じ苦しみを与えることにならないのかな。そこはもうハルの中で割り切れてるのかな?にしてもなんかモヤる…。ハルの立ち位置が才能的に一番下なのが明確にされ、なんかしんどいと思いました。
バンド面はこれから昇っていくかもだけど、BLはカプができてしまってこれからどうしていくんでしょうか。変に別カプとか投入せずに、バンド話に集中して読みたいです。

0

季節はめぐる

初読時は萌評価だと感じたようで、評価確定後の萌評価のままとなっていますが、再読時の現在では神寄りの萌萌です。
4巻を読んで、成人組の複雑さに感情をぐちゃぐちゃにされ、一体どうなってしまうんだ…と思いながら再読。
複雑なのですが、何回か読み返してしまうほど読み応えがありました。

真冬の存在と歌は、周囲の人をどんどん変化させていく魔法めいた力があるのだと思う。
1番初めに書いた歌詞は、自分と、そして由紀のためだけに、吐き出せずにいた思いの丈をぶつけた慟哭。
2番目に書いた歌詞は、人の心に真っ直ぐ届いて共鳴させてしまうような、聴き手によって受け取り方が変化するものだったのではないでしょうか?
まだ自分も、ふとした時に亡くした恋人を思い返す事もある。
人が新しい道に進もうとする時。
今まで一緒に歩んだ人との手が離れてしまう事や、思い出を忘れてしまうかもしれない不安があるかもしれないけれど、それでも大丈夫なんだと。
別れた人、別の道を歩む事になった人との思い出もすべて携えながら、新しい道を歩んで行く事だって出来る。
そんな風に、人の心に優しく寄り添って前を向く勇気を与える歌を真冬は歌ったのかも。
すべてを糧に変化し続ける彼の歌だからこそ届くのです。

ギヴンという作品は、モノローグが多用されています。
そのどれもが多くを語らず、わざとぼかしてあるというか、具体的にこうとははっきりと書かれていないので、細かな部分は読み手が想像するしかありません。
けれど、真冬の歌は確実に雨月・秋彦・春樹の心に届いているのが分かる。
真冬は歌で少しの魔法をかけただけです。
あとは自分自身が気付き、変化をしていくだけ。
雨月の想いを想像するとあまりにも苦しく切ない結末ではあります。
自分ではだめだった。でも、応援していると言えた彼もきっと前を向いて歩いて行けるはず。
雨月にも救いがある事を願ってやみません。

ある人との雨の日のはなし。
ある人と出逢ったある秋のはなし。
ある人とのありふれた春の恋のはなし。

手を離し、別の道を歩む事を決めた雨月と秋彦。
手に触れて、もっと一緒に歩んでみようと決めた秋彦と春樹。
バンドを通して、音楽を通して感情の変化を描くのが本当にお上手だなと感じます。
秋彦の春樹への感情の変化はやや分かりにくいものですが、春樹が自分に寄せる想いを以前から知っていて、ただそれに応えられるような人間ではないと分かっていたからこそ、見合う男に変わりたいと前へ進み始めようと思ったのかななんて。
2巻で秋彦は春樹に対して「ささくれてた昔の俺をバンドに誘ってくれてありがとう」と笑顔で感謝を伝えているんですよね。
初めに秋彦に救い、変化をもたらしてくれたのは春樹だったんですよ…

すごくすごく複雑な3人の長く苦しいお話でした。
本来ならば春樹おめでとう!と、すっきりとした気持ちで喜びたいところではあります。
しかし、めでたしめでたしにならないところが好きです。
高校生組カップルの可愛さと過去とのアンバランスさ、成人組カップルの行く末と幸せを期待しながら次巻へ進みたいと思います。

0

BL作品で1番好きです。尊いです

5巻もあってエロがほぼほぼなしの作品ってあまりないですよね。
最高です…
BLなんだけどBLじゃない感じがする。
バンド作品に腐の要素入れてきた、て感じ。
あくまでバンド作品みたい。
だから、他の作品にはないさっぱりとした感じがする。
それが、最高!
私は高校生大好きなので立夏&真冬派ですが、秋彦&春樹の大人な恋もお洒落で好き…
個人的には4巻にはなりますが、教室で真冬が「ここ、教室」て言ってるのに我慢できずに立夏がキスするシーンに萌えた。
あと、春樹が秋彦に出会ってから女を抱けなくなったのとか最高。
可愛い

0

大人の恋に決着

いよいよフェスの三次審査のライブシーンです。
真冬の友達・柊たちのバンドは1日目。
柊らなかなかやりおるようです。

そして、秋彦は春樹といることで、
また音楽が楽しいと思えるように変化していました。
秋彦を変えたのは雨月ではなく、春樹です!
それに気付いて雨月と決別する秋彦……

Liveには雨月も来ていましたね。
もう一度ちゃんと別れを告げ、
今度こそ秋彦は雨月と別れることができました。
でも、雨月はまだまだ時間がかかりそうです。

なんだかんだ、雨月も秋彦が大好きなところが辛かったてです。
もっと悪いやつならよかったのにね……


雨月を吹っ切って音楽に没頭する秋彦は、
バイオリンコンクールに出場します。
雨月とよりを戻したと思ったのかな?
観に来ていた春樹は途中で帰ってしまうのですが、
秋彦が追いかけてきて告白します。

やっと春樹の素晴らしさに気付いたか!
遅いわ!!

いや、遅くありませんでした^^;
ちゃんと春樹は秋彦を受け入れ、
やっと二人は恋人同士としてスタートをきれそうです。

本作ではイチャラブ展開がなかったのが残念でたまりませんでしたが、それは今後に期待したいと思います。

3

春樹推しなので春樹が幸せならそれで

ここに来てこの表紙って事はあと3巻は続きますよね、みたいな期待を笑
いや、最終巻ピンの表紙は考えにくいから4冊は…長い作品が好きだから、期待してしまう。

真冬が柊にめちゃくちゃ冷たいのが好き。真冬の「くっつきなよ」の時の手よ。親指を出すんじゃありません。そんなキャラなの君?
この作品の登場人物、みんな人によってめちゃくちゃ態度変えるんですよね。それが人間じみてて好きです。すごくリアル。

◾︎梶秋彦(大学生)×中山春樹(大学院生)
3巻のレビューにも描きましたが、タケさんこと矢岳が春樹とくっついても私は満面の笑みでいられましたよ。春樹が幸せならね。
23話で料理作る春樹、マジ聖母。縋り付きたくなる気持ちはわかるが、梶許すまじ…
求められてないってしんどい、のモノローグの後の梶の「ここにいて」、はぁ…ため息しか出ない。ここの春樹の表情が抱きしめたくなる。抱きしめてあげてくれ!!からのラスト!!抱きしめた!!!最高!!!!BL漫画最高告白シーンの1つになりました。最高…しんどい…最高

衝撃的な出会いに、これ以上はないと思ったりするかもしれないけれど、案外とそんなこともなく世の中は素敵なものだらけなんですよねぇ。
振り向いた雨月が美し過ぎて泣いたので、雨月にも新しい出会いを願う。

公園でハグする真冬と上さまも良かったのですが、アダルト組に萌え滾り過ぎた。

4

賛否両論あるだろう

なんだろう、秋彦と春樹が両想いになって嬉しいんだけど素直に喜べなかったです。
雨月も本気で秋彦が好きだったからこそ、スピンオフでも誰か良い人と出会うのが読みたいと思いました。
秋彦が春樹に相応しい相手になる為に親に頭下げて部屋を借りて、バイオリンもコンクール出てと努力してましたが、もうちょっと早く頑張れば春樹も雨月も傷が少なかったと思わないでもなかったです。
映画化はこの3人の恋愛が軸なんですよね。

次巻ではバンド内に2カップル出来てどう成長していくか読みたいです。

1

秋彦が勝手過ぎる

正直分かりにくい。感情の動きとか、どこで秋彦が春樹のことを好きになったのかが全く分からない。
音楽が好きで居させてくれる春樹を好きになったっていうのが一番腑に落ちるけど、それなら秋彦は春樹のことが好きってより音楽が好きな自分勝手な人間じゃないか?と思ってしまった。
春樹はずっと秋彦が好きだったのに振り回されすぎて可哀想だし、秋彦は勝手すぎてよく分からないし……最後だって端折りすぎて感情移入する暇ナシ。 春樹と雨月の気持ちは分かるけど秋彦の気持ちが全く理解できないままだった。ただただ勝手な男にしか思えなかった。4巻までは良かったのになぁ。なんか物語構成力はあるのに、感情の表現の技量が少し足りないように思いました。今後に期待です。

5

秋彦が普通の人に

4巻で、痛々しかった、春樹と秋彦の関係。

女性にも男性にもモテて、クールな秋彦は力的なキャラでした。
天才肌の真冬、こだわり志向の立夏、常識人の春樹ときて、スカした秋彦。
あ、これ、 春夏秋冬なんですね。今、気づくやつ。

振られ、レイプまがいのこともありつつ、居候させる春樹が痛々しく、逆にそれが作品の感情的なツボになっていた気がします。

この巻では、春樹が救われないと、読者がかわいそう。
確かにそうで、読みながら救われることを期待していました。元カレとの関係にケリをつけ、自分の生き様を見つける、秋彦の物語。これしかないような気もします。
けれど、そうやって落ち着いてみると、ギスギスした秋彦の牙が抜かれたようで、何か残念な気も。

今後の展開に期待です。

3

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