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renai ruby no tadashii furikata
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
おげれつたなか先生大好きです。
電子書籍で読んでいてキャンペーンで紙も購入したのですが、細かい部分が(絵的にも)紙の方がさらに良かったです。人物の描きわけも上手ですごい。
改めて、読み返して奥付けで10年ちょい前の作品と再確認してびっくりしました。全然時代を感じさせなくて。(一瞬思ったのが、使い捨てカメラが値段も高くもうコンビニじゃ買えないことくらい。少し前に子供の体験旅行で使い捨てカメラのみ携帯可で買うの苦労した記憶があったので。それくらい些細なことです。)
そして、ここでちゃんと完結してるんだけれど、林としゅうなの話が「はだける怪物」へ続くのが、もう感動でした。
すごく胸が痛くなる、辛い部分があるのですが、ちゃんと納得させられて読後感も良いのでお気に入りです。
おバカでピュアな夏生が可愛い表題作と、前作スピンオフの「ほどける怪物」が収録。
どちらも良いお話ですが、"かんちゃん"こと林田のその後が描かれたスピンオフが好きです。
前作ではDV男として登場していた林田。
理不尽に殴られてツラかったのは弓なのに、実は誰よりも傷付いていたんだなぁ…というのがわかってきます。
DVの理由や林田自身の葛藤と苦悩が見えてきて、ただの"クズ男"ではなかったことに少しホッとしました。
弓との過去を心から悔いているのがわかるからこそ、秀那との出会いで彼の心が救われたことが嬉しかったです。
また笑えるようになって本当に良かったね。
痛いし苦しいし、でも絡みはめちゃくちゃエロいしで感情がめちゃくちゃ揺さぶられまくり…
でもそこがおげたな先生の作品の魅力だなと改めて感じました。
大好きなおげれつたなか先生を網羅する過程で購入しました。期待を裏切らないハズレなしの作品ではあるのですが、本編のボリュームが控えめでやや残念でしたので星4としました。
本編はボリュームがボリュームなので、他作品に比べストーリー厨にはやや薄味気味かもしれません。一方、流石と言いますかキャラクターの生きた描写と読者の萌のツボを確実に押さえて来ていますね。
個人的に一点、これはすごいな、と感じたのは、主人公の朝のシーンでは必ずじょりじょりの髭が生えているという部分。主人公は垢抜けたイケメンとして登場するにも関わらずここでも等身大の人間らしさがあるのか、とたなか先生に殴られた心地です。あえてこういったキャラクターの抜けたところを描くと言いますか、そういった手法は今までBL作品で出会わなかったように感じます。
そして大好評の怪物編は言わずもがなです。もう、すごかったんだから。
後半収録のほどける怪物が私は本当に好きです。
これの前作が暴力有りで辛い感じでしたが、まさかこの話しに続くとはとなんとも切なく胸が苦しい感じを味わいつつ、新しい相手との間で少しずつ怪物がほどけていく感じがとてもたまらないです。
電子書籍、紙の書籍と楽しみ、より楽しみたいとドラマCDも購入して何度も読んで、聴いてを繰り返し楽しんでいます。
この作品を皮切りに作者買いで集めて本棚をまで買うほどハマってしまっています。
「恋愛ルビの正しいふりかた」弘×夏生
「はだける怪物」秀那×林田
どちらも面白かったです。「恋愛ルビの正しいふりかた」はストーリーが私の好みでした。昔からかってきた奴を復讐するために付き合って、ひどい振り方をしてザマァするってヤツです。
あー…これは、振るけどその頃にはハマってるパターンかも?と思ったらその通りでした。期待通りの展開ですごく嬉しかったのと、作者さんの画力と、あと。登場人物たちの心理描写が私の期待以上でした。キレイな絵もキャラクターの魅力もすごかったー……。
2人のイチャイチャエッチシーン、リピートして何度も読んでしまいました…(笑)
「はだける怪物」は、関連作品を全部読んでるので、それを踏まえると1番胸を痛めずに読めた回でした。DVシーンがあると聞いていたから、気を張っていました。秀那と林田の出会いの部分は、DVをした過去があると林田が秀那に伝えるくらいで、痛々しいシーンはほとんどなく…どちらかと言えば秀那と林田の2人の関係に焦点を当てているのがメイン。
DVをした過去を引きずっている林田と、それを理解して愛を伝える秀那との恋愛ストーリーです。
林田が元カレにあんな酷いDVをしたと思えないくらいに、秀那の前では可愛らしいのが驚きでした。過去の自分の行動に悔いているのは結構伝わってきましたが、関連作品を読んでみると彼の心の重石に納得しました。すごく深い…深くて辛くて悲しい気持ちになりました。
正直BLでここまで描くかー?と思うほどです。
秀那と林田の2人の未来と、林田の過去に迫りたい方は、ぜひ「錆びた夜でも恋は囁く」「はだける怪物上下巻」を読んで下さい。
ズガーンと脳天に衝撃を受けますよ。
おげれつたなか先生の作品は毎回泣いてるんじゃないかっていうくらい泣いてしまいます。笑
恋愛ルビの正しいふりかたは2作品収録されています。恋愛ルビの正しいふりかたを読んだ時は、この作品を読んだら次の作品で泣けなくなりそうだな〜と思っていたのですが、ほどける怪物の林田さんのどことなく暗い過去とそれを支える秀那の優しさに号泣してしまいました。林田さんが秀那にDVを告白した時はどうしようもなく焦りましたが、全て受け入れ、それでもまだ好きでいる秀那が健気で可愛いかったです。林田もセックス中には素直になるのがめちゃくちゃ可愛いかったです。
「恋愛ルビの正しいふりかた」 5割
「ほどける怪物」 5割
今回は表題作と短編の2本が収録。
また「ほどける怪物」は続きが上下巻で発刊されています。
併せて読むと本当に最高なのでぜひおススメです。
しかしこちらの作品、2022年の今から7年前の漫画とは思えないくらいのクオリティにまず驚きます。
さすがは、おげれつたなか先生。
どうして、こんなに切なくけれど美しい漫画が描けるのか…。
構成、キャラ、絵どれを置いても本当にすごい。
レビューなんていいから読んでほしい!と推したいくらい好きです。
【恋愛ルビの正しいふりかた】
再会ものです。
明るくバカな健気な受けがとにかく可愛く愛らしい。
攻め視点で楽しめます。
【ほどける怪物】
リーマン同士です。
トラウマ受けを攻めが救います。
「恋愛ルビ~」に比べるとエロ多め。
前半も面白いけど、スピンオフのほうが、内容が濃い。
おげれつ先生、苦しむ人の葛藤する、心理描写が上手い。
「この泣き顔が見たかったんだ。」
・・鈴木弘x鷲沢夏生
復讐を果たしたかった弘は、夏生が好きで、振り回される。
結局鈴木はのほうが惚れている、純真な夏生には勝てない。
「ほどける怪物」
「どうせ、また殴って終わる。」
・・「錆びた夜でも恋は囁く」のスピンオフ
・・林田x 秀那・・弓と別れた後の林田は、秀那に助けて欲しかった。
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★怪物化した林田が人の心を取り戻すまでの物語、
読み順メモ(知る限りは以下、同人誌はわからない)
① 錆びた夜でも恋は囁く
② 恋愛ルビの正しいふりかた(後半の短編)
③ はだける怪物(上)
「薊」・・・オーディオドラマでは、薊は、この位置に入っている。
④ はだける怪物(下)
表題作は、
高校時代陰キャだったヒロ(攻)が、当時自分に付きまとってきていた夏生(受)と再会し、その挙句夏生(受)はヒロ(攻)だと気づかないまま告白してきます。
当時を黒歴史だと思うヒロ(攻)は当時の腹いせに付き合って惚れさせた挙句捨てて傷つけようとします。ま、惚れちゃうんですけどね〜〜
夏生がアホだけど健気で可愛いかったです。
2作目の「ほどける怪物」は「錆びた夜でも恋は囁く」で受けに暴力を振るいまくっていたDV男(当時は攻)が受けになっています。別れてから転職していたのですね。
DVしていた過去から笑えなくなったカンちゃん(受)が転職先で後輩の秀那(攻)と酔った勢いで関係を持ちます。
こっちを表題作にしても良かったのではと思ってしまったけど、ここはもうおげれつたなか先生の策略なんでしょうね〜〜
「錆びた夜でも恋は囁く」では暴力の限りを尽くしていたあのカンちゃんが.....また元のカンちゃんに戻りつつあって、安心しました......救われたね。。。
表題作は、高校時代にパシリにされていたヒロはイメチェンをし、偶然再会した黒歴史の現況夏生から告白された事で、復讐のために付き合い始める。一ヶ月してところで、傷付けて振る計画をたてたが。。。
全く意図していなかった所から、結局好きになっていた。好きな展開です!!
見た目とは違う純粋な夏生。腹黒さばかりだったはずなのに、ほだされてしまったヒロ。
何だか凄く良かったです。
『ほどける怪物』では、林田の闇が深過ぎて秀那の告白に反発しながらも手放す事が出来ず、お互いに本当に思っている事を言えないもどかしさ。だからこそ、林田からのキスの場面が凄く印象的でした。
なんせセフレですから、いたしている場面が多い!どの場面も、めっちゃエロいです!!
シリーズものです。「恋愛ルビの正しいふりかた」→「錆びた夜でも恋は囁く」→「はだける怪物 上下」と、タイトルは違いますが、少しずつリンクしていています。流れはシリアスでしたが笑いもあってとても読みやすい作品でした。なにより絵柄がとても綺麗で、描かれる感情の表現やセリフの感じがリアルであり、雰囲気ばつぐんでした。今回の単行本「恋愛ルビの正しいふりかた」は「恋愛ルビの正しいふりかた」と「はだける怪物」のお話が入っています。
「恋愛ルビの正しいふりかた」
高校時代いじめられていたヒロは自分を変えるために美容師になるが、そこにいじめていた夏生がやってくる。高校以来の再開だったが、夏生に告られてしまう。そのことをきっかけに復讐を試みるも、、、というあらすじです。
おげれつたなか先生も仰っていたように、元モサ男だったイケメンが私も大好物です。またた夏生のアホさも可愛すぎます。
「はだける怪物」
夏生と高校時代つるんでた林田は、会社のチャラい後輩・秀那を、酔った勢いで誘惑し、セフレの関係になったが本心は、、、というあらすじ。
めちゃめちゃ簡単に説明しましたが、これより何百倍も深いお話です。
カンちゃん(林田)の過去がとっても苦しくてこれまたおげれつたなか先生の表現力と言ったらいいのか気づいたら読みいってしまいました。圧巻です。
ぜひ全人類に読んでいただきたいです。
シリーズ全作品読んでしまうと、どうしてもDV男のかんちゃんを憎み切れないです。もちろんDVは許されないし弓を苦しめたのは確かです。
2人は高校時代から7、8年は一緒にいた計算になりますが色々な問題に2人で乗り越えるには若すぎたし、2人の置かれた状況では性格的にも相性が悪かったのかなと思います。
このシリーズはシリーズ通して読んで欲しいし、読む順番でも印象が全く違うかもしれません。
この作品は表題作の「恋愛ルビの正しいふりかた」と「はだける怪物」のふたつの話があります。はだける〜のほうは「錆びた夜でも恋は囁く」のスピンオフとなります。
正直、表題作のほうはあんまり、、という感じでした。まあ、ページ数も少ないので淡々と話が進んでいくようなイメージをもってしまいました。
はだける〜のほうは錆びた〜を読んでいれば、つながりも見えて感情移入しやすく、とても面白く読ませていただきました!きゅんきゅんするだけじゃない、どうしようもないけど恋しちゃうオトナな恋愛です!
はだける怪物はべつでも上下巻出ている人気作ですので、気になる人はぜひこの作品から検討してみてください!!!
「はだける怪物」を読み直したので、流れでこちらも。
「恋愛ルビの正しいふりかた」
この作品が、たしかわたしの初おげれつたなか作品だったと記憶しています。
ここからとにかく買い漁りまくりました。
高校時代、パシリにされまくり、いやがらせばかりされてきたヒロは、卒業と同時にオシャレ人間へと変貌を遂げ、今ではイケメン美容師に。
ある日、店にヒロをいじめていた張本人の夏生がやってきて…。
ヒロと気付かず「一目惚れした!」と言ってきて、すっかり押しかけ女房化する夏生のあほさ加減が突き抜けてます。料理には常に魚の頭とモザイクが…。オムライスにすら魚の頭…。コワイ…。それを「お…、おいしいよ」って完食するヒロに尊敬しかありません。
ヒロの正体がバレた後からの心理描写がすごいです。夏生のことはビジュアル的に好きになれそうになかったのに、ヒロの気持ちの変化と同時に可愛く見えてくる不思議。そしてヒロがイケメン。眼鏡を取ったらイケメンじゃなくて、眼鏡を取って自分を磨いたからイケメン、というところも好感が持てます。
好きな子と接点を持ちたいのに、その方法がわからなかった夏生の一環した好みが笑えました。
「はだける怪物」(前後編)
恋人にDVをしていたかんちゃんと会社の後輩でチャライケメンの秀那。
「はだけるー」上下巻を読んだ後に見ると秀那の笑顔がやたらうさんくさいですね。
読んだのがだいぶ前だったので忘れていましたが、そうだった。高校時代のかんちゃんと弓の写真の周りに貼られた秀那の写真とか、2人が笑ってる写真の経緯を思い出せました。
弓との関係が強烈すぎて、つい弓に肩入れしてしまうけど、かんちゃんも苦しんだんだよな…と思える作品です。
「はだけるー」上下巻と「錆びた夜でもー」と合わせて全部読むのがおすすめです。
この前後編だけでは、何か最低な過去があったツリ目の男が超イケメンに愛されるとか、そんなラッキーなことがあっていいのか!?ってなってしまうけど、しっかり全部読むことで、よりかんちゃんの笑顔が胸に沁みます。
(数年前に読んでた!と読んでる途中で気づいた)
「ほどける怪物」の林田さんが錆びた〜のかんちゃんとはなかなか思えなかった
攻めがだった人がこんなエロい受けになるんですね。エロに抵抗がなく積極的とあとがきにあり少し納得w
林田さんが錆びた〜で弓に暴力ふるっていたことをひきずっていて、ちと安心した。自覚しているんだなと。
林田さんが素直になれずうだうだが長くてw その分?素直になってからのギャップがすごいw
くっついてからの独特のいちゃいちゃがいい。
エロにノリノリの林田さんかw ラストとオチが最高でした。
過去のいじめ(?)の復讐として受けの子と付き合い、こっぴどく振ってやろうと思う攻め。
悪くはない話だった。しかし受けの子が可哀そうに思えてしまった。悪気はないけど馬鹿だから自分の思いがうまく伝えられずいじめだと誤解され、しかもひどい振られ方をされてしまうのか…とすこしだけ悲しくなったかな。
でも、最後くっついてからは萌えますね。かわいい
やはりほどける怪物にすべて持っていかれてしまいました。錆びた夜~からつながる話なので先に錆びた夜~を読むべき。
DVをしてしまった側のトラウマという視点はなかなかないと思うので新鮮でした。
◾︎恋愛ルビの正しいふりかた
◾︎鈴木弘(ヒロくん 美容師)×夏生(鳶職)
不器用同士の恋愛です。表紙のヒロくんにヒゲがないのが不満…ないほうが表紙としていいのはわかるのですが、本編のそのシーンはヒゲがあるので。
ヒロは努力の子だなぁ…きっかけは歪んでますが、素直になれたのがよかった!ストレートな告白じゃなければ物凄く不満が残るところだけど、自分を変えたくてもがくヒロだったし、夏生が幸せそうなので良し!!
夏生ちゃんが一方的に可哀想とも言い切れないキャラなのが逆に救い。無神経もよろしくないときはある。でもほんと愛すべきものって感じなんですよね、おげれつたなか先生のアホの子は。ちゅーしただけめ嬉死にそうになってるところとか、早く抱きしめて!!!
◾︎ほどける怪物
◾︎林田(かんちゃん…)×秀那(しゅうな 年下) 会社の先輩後輩
「錆びた夜でも恋は囁く」のスピンオフ。
嫌な仕事をして人間性が侵されていく恐怖を思い出して暗くなるので危険。突然思い出してえづくとか…さ。ただ、それだけこの作品が真に迫っているって事で。
秀那は本当に"テンション上がりすぎ"ただけな感じがしてましたが、ぐずぐずになる林田先輩は可愛すぎるので、そらテンションも上がる。
林田も表題と同じく自覚はギリギリまでなかっただけで変わりたくてもがく人です。林田が激重なので秀那が軽く見えてしまうのが難点。でも先生の絵がうまいので、表情から愛が伝わるんですよ…
どうでもいいとこだけど、激辛ラーメン食べた後のア◯◯挿入は危険な気がする。
あと今回のニッチ萌えは、顔が小さいせいで3Dメガネがデカイ林田…かわいい
恋は本当の自分を知らされる。受け入れたく無かった自分を詳らかにされる。
だから怖い。
一念発起にしては激しすぎる。陰キャを卒業してリア充然としたヒロの前に突如現れる忌まわしい黒歴史を知る男、夏生。しかし夏生はヒロに気付かない。どころか一目惚れしたと言い、2人は付き合う事になる。ヒロの望みはただひとつ。付き合うフリして夏生を捨てること。何故、そうしたかったのか。
「カッコ悪い自分を受け入れたくなかったんだ。」ただそれだけ。
そんなつまらない凝り固まった自分を、簡単に凌駕してしまう。それが恋。
天然が過ぎる一途な夏生が可愛くて。高校の時、ヒロは何故この可愛さに気付かなかったんだろうねー。という可愛さ。
カッコつけてたヒロがなりふり構わず夏生を追いかける様が愛しくて涙。
夏生が、陰キャのヒロもカッコ良くなったヒロも、両方とも好きになったという良い子っぷりも良い。この子はなんて良い子なんだろう。
短編寄りの中編で、パタっと終わってしまうのが残念なんだけど、ヒロが大事にしていた植物の花言葉が「私の心を知ってください。」というのも心ニクい。
それはヒロがきっとずっと思っていたこと。
甘あま後日談「恋愛ルビのやらしいふりかた」では、天然のあまりエチに持ち込めそうに無かった夏生がまさかのエロエロっ子というヒロ的には願ったり叶ったりなラブラブエッチ。
そしてそして、同時収録は「え⁈ ここで終わってたよねぇ?」な、「はだける怪物」なのだ。完結編を読んでしまった今となっては、これはここでまぁまぁ綺麗に終わってたよねぇ?な作品。「錆びた夜でも恋は囁く」のスピンオフ。弓と別れ、ブラック企業を辞め、転職したかんちゃんのその後。恋人に暴力を振るっていたという過去を持つ林田さんはもう二度と人を好きになる資格が無いと思っている。けれど、秀那と身体を重ねて行く内に恋をして、その恋を失いたく無くて。苦しくて。「好きで、好きで、歯止めが効かなくなる。」のを怖がっている。途中、秀那が突き放す様に意地悪するのが許せなくて、切ないです。そりゃ秀那は林田さんの苦しみをこの時チリとも分かっては無いから仕方がないとは思うんだけど。
数年経っているとはいえ、エッチな時の林田さんが女の子みたくなっちゃうのも違和感でした。しかし、この物語のが続いて行くとは…。
恋愛ルビの正しいふりかた
錆びた夜でも恋は囁くのスピンオフ目当てで購入しましたが、夏生とヒロの話もとっても面白くて新鮮さ100%でした。結ばれてからの2人が可愛くて^ ^甘々でした。
ほどける怪物
林田が秀那に出会い、どんどん変わっていくのを見て、本当に心動かされました。過去の自分には戻れないと思いながらも戻りたい気持ちを持つ林田を見ていると切なくて胸が締め付けられました。林田が弓に暴力を振っていた過去は消えませんが、自分の気持ちと葛藤しながらも少しずつ前に進んでいく姿に幸せになってほしいと願わずには居られませんでした。付き合ってからの後日談もたっぷりと読めて嬉しかったです。絵もストーリーも丁寧で、毎度のことながらおげれつたなか先生にしか描けない作品だなと思いました。
2つのストーリーから構成されています。
それぞれの主人公、ヒロ、夏生、かんちゃんは、
同じ高校の同級生だった様です。
☆恋愛ルビの正しいふりかた
高校時代は黒歴史。
ヤツに復讐してやるという、誓いの中
努力し今はキラキラ美容師のヒロ。
ある日、来店したのは、復讐の相手「夏生」だった。
ヒロに気付かず、告白をしてきた夏生に
復讐を誓い、交際を受入けいれ、その日を数えるヒロだった。
あることがきっかけで、ヒロが同級生の鈴木と判り喜ぶ夏生。
ここぞと夏生に、仕返し暴言をぶつけるヒロだったが…
いつしか夏生が無くてはならない存在と気付いたヒロ。
めちゃくちゃながら、告白し
わっかんないけど、オレも好きという。夏生
ヒロと夏生の恋人として日常が始まっていきます。
甲斐甲斐しさと、押しつけダメ料理。
夏生のバカさとウザさが光りますが、
バカの中に光るピュアさで、夏生が可愛く見えてしまいます。
ヒロの勝手さに、おいおいとは思いますが、
しあわせなら、どーぞ〜な、おバカな2人。
☆ほどける怪物
いつも無表情な先輩社員 林田(かんちゃん)
職場の飲み会後、林田を家に送り
誘い言葉のまま林田を抱くことになった秀那。
体の相性が良すぎ!と秀那はどっぷり、
林田とのセフレ関係にはまって行く。
求める時と普段の林田のギャップに悦びながらも戸惑う秀那。
林田の部屋に、学生時代とおぼしきスナップ写真が貼られており
写真の中の、林田は満面の笑顔。
この人をもっと知りたいと思う秀那と、
かつての呪縛に苦しむ林田
2人の気持ちの行く先は?
ほぼ、秀那の希望に沿うように、林田のエロエロサービスてんこ盛り
素直に喜ぶ、秀那もかわいい。
過去の自分を恐れて、気持ちを素直に出せない林田が、
秀那に触れるにつれ、彼に惹かれ、心が開かれていく様に。
もうひとりで居たくない。と素直な気持ちを、秀那に伝えたことにより
すこしずつ、変わって行く。
いつか、かんちゃんが
くったくない笑顔で明るい元の姿になれたらなと願います。
不器用なかんちゃんを引き続き見守りたい。
エロも盛り盛りでお願いします。
秀那は、マジかっこいいよぁ〜。
「はだける怪物」へとお話は続きます。
恋愛ルビの正しいふりかた
うーん、夏生は可愛いんですけど。なんというかヒロは実は夏生を高校時代大嫌いじゃなかったってのがなぜか萌えられず。
大嫌いどころか構ってくれる夏生にちゃんと話せない自分が嫌ででも自分を嫌いになりたくなくて夏生を恨むことで復讐の為にリア充に生まれ変わったって後出しされたのが、自分には萌えられず。
でも夏生が高校時代からヒロを好きでヒロがあの鈴木で嬉しかったとかイケメンになったヒロにも惚れてどれだけ見た目が変わろうがヒロを好きになるってくだりには感動しました。
正体がわかる前の夏生の純情さとかおバカで不味い朝ごはんせっせと作ったりキスやハグに超喜んだりとっても可愛かった。
ヒロのことあっさり許していい子ですね!
その後はヒロがエッチしたくてしょうがないのに夏生にまったく通じない所とか、いざすると素直で言うこときいて。
高校時代も苛めてた訳じゃなくてなついてた感じですよね。
ほどける怪物
林田のあの頃のDVの理由や今の葛藤や後悔はわかりました。
秀那は林田のどこがそんなに良かったのかな?
色々あって読み応えもありましたがどうしても林田は前作の印象が強くて。
秀那との色々なぶつかり合いで自分を見直しまた人を好きになれてラブラブバカップルになれたのは良かったです。
キラキライケメン後輩がセフレから恋人に。美味しいですね。
また時間を置いて読み返したら違う感想が持てると思うのですが萌えるかというくくりでは評価が難しいお話ですね。秀那の器の大きさに救われます。
初めて読んだおげれつ先生の作品。その後見事におげれつ沼に落ちました。
表紙とタイトルに魅かれ買ったこの本、
私の大好きなBLベスト3に入る素晴らしい作品です。
【恋愛ルビの正しいふりかた】
ともかくアホのコ夏生がかわいいです。
ヒロが高校時代やたらからんできたヤンキー、夏生。
インキャラからイケメン美容師になったヒロの前に偶然現れますが、ヒロがあのインキャラヒロだとは気付かず好きだと告白してきます。
ヒロは高校時代の復讐をするために一か月だけ夏生とつきあうことに。
毎朝ヒロにご飯を作りに来たり(でもメシマズなんですが)ヒロにぎゅってされただけで真っ赤になったり、キスしただけで嬉しくて死にそうになったり、元ヤンなのにすごく純情。なんなのこのかわいらしさ!!!
私はこの作品で、「アホのコ受」「健気受」に目覚めました。
実は高校の時、インキャラのヒロをひたすら構っていたのは、馬鹿にしていたわけじゃなく、本当はヒロの事が好きで、卒業後もヒロに(外見だけ似ている)人と付き合ってはすぐ振られていた夏生。
高校時代、漢字が読めない夏生のためにヒロがルビを振ってくれた園芸入門の本を見つけて、ヒロがあのヒロと同一人物だと気づきます。
ヒロは復讐計画がめちゃくちゃになり暴走。夏生に暴言を吐き、復讐は一応成功。
夏生は傷つき出て行っていまいます。
夏生の泣き顔が見られたんだから、笑え、笑えと自分に言い聞かせるのですが、夏生の事ばかり思い出して泣いてしまうヒロ…。本当は自分も夏生を好きになっていた事に気づき…。
ともかく、細かい伏線の張り方、キャラの表情、心理描写が素晴らしく、物語にぐいぐい引き込まれます。なんだかきゅんきゅん来てしまい、ぼろぼろ泣いた作品です。
ところでこの2人、いちゃいちゃする時ヒロが夏生の胸に顔を埋めてぎゅっとするんですが、夏生に甘えてるんですかね。なんなのもう、本当にかわいい!!
そして、描き下ろしの「恋愛ルビのやらしいふりかた」エロいし笑えるし最高でした。
顔ぐちゃぐちゃにして、鼻水もちょっと出てるのに、そこがまたかわいい夏生。
末永く幸せになって欲しいです。
【ほどける怪物】
こちらもおススメ。ともかく泣けます
「秀那、お願い、かんちゃんを幸せにしてあげて!!ずっとずっと一緒にいてあげて!!」
という気持ちでいっぱいになる作品です。
私がおげれつたなか先生にハマった、きっかけの作品です(^^)特に秀那くん林田さんカプの"ほどける怪物"がおススメ!
恋人に暴力を振るっていた過去を持つ林田さん(受)は、その"過去"にとらわれて人との距離もおき、職場でも冷たく怖い存在として見られていましたが、酒の席で介抱してくれた後輩の秀那くん(攻)と体の関係を持ちます。酔って関係を持つサラリーマン同士の恋愛や、年下攻めなど、萌えの要素はあるものの、シチュエーションとしては飛び抜けた奇抜さはありません。しかし!!過去のDVにどう目を向け、どう一歩を踏み出して、自身の過去と向き合うのか、そこが、非常に面白いので"神"です(^^)!冷たい目つきの林田さんが、優しく笑ったり、嬉しくて照れたり、感情剥き出しに泣いたり、その"本来の偽りない"林田さんに、秀那くん同様、恋をしました(〃ω〃)最後に撮った2人の写真…"幸せ"を感じて読んでいて笑顔になれますよ(^^)
表題になっている"恋愛ルビの正しいふりかた"は、林田さんの高校時代の同級生の鈴木弘(攻)と夏生(受)のお話です。学生時代、ヤンチャしていた夏生とカンちゃん(高校時代の林田さんの愛称)が入っていた部活に入部した弘でしたが、部活とは名ばかりのヤンキーの溜まり場。真面目で目立たない弘に、その頃から想いを寄せていた夏生。ヤンキーに馬鹿にされていたと思い込んでいた弘は、見返してやるために美容師となります。"ヒロ"として仕事をする美容院に客として夏生がやって来て、ヒロがあの弘と気が付かず告白する夏生。自分に惚れさせたところで"思いっきりフる"という復讐のために夏生と付き合うヒロ。スカッとした気持ちに…なったかと思いきや、自身も好きになっていた事に気がついて涙をこぼすヒロ(表紙の泣き顔がヒロです)。関係をどうやって修復するのか、どうやって素直に気持ちを伝えるのか、そこがすごく素敵です(^^)名前が違っても、見た目が変わっても、何度でも"鈴木弘"に恋する夏生、可愛くてまっすぐでキュンキュンします!!
「はだける怪物」を先に読んでしまって、「ほどける怪物」にたどり着きました。
秀那くんが、とにかく頑張ってて偉い。林田さんの氷の心を一生懸命溶かしていく様子に涙しました。弓くんに暴力をふるっていた自分自身を恐れ、いつか相手を傷つけてしまうのではないか、と不安な林田さんが切ない。秀那くんに笑ってくれて本当に良かった。これからも乗り越えなきゃいけない壁はあるんでしょうが、二人で前に進んで欲しいな、と思います。
表題作の「恋愛ルビの正しいふりかた」は、ヒロの性格がいまいち好きになれず…夏生は可愛いです。
私のBLデビュー作品ですが、おげれつ先生の綺麗な絵と入りやすいストーリーですぐにはまってしまいました!
表題作の『恋愛ルビの正しいふりかた』は、
とにかく夏生がかわいい♡直接ヒロくんに気持ちを伝えちゃう感じがキュンキュンです^ ^
ヒロくんが、夏生のことを好きって認めるところが、嬉しくてにやけました〜
『ほどける怪物』は、最初セフレから始まるので、気持ち抵抗がありましたが、カメラの下りとか、随所に純愛っぽい要素があって、結構楽しめました(ᵔᴥᵔ)
本当は昔からお互い好きあっているのに、ヒロが意地を張ってそれにがんじがらめになったせいでなかなか一緒に慣れない二人に心地よいもどかしさを感じました。(それが表題の?の理由です)「錆びた夜~」をその前におげれつ先生の作品として、読んでいたせいか、ヒロと夏生の関係はほのぼのとして、癒されます。かなりすっきり読めるのですが、次回作への伏線が隠されているので、他の作品と合わせて、何度読んでも楽しめる作品です。また、表紙なども結構普通なので恥じらわずにレジへ持っていけます(笑)
BL初心者にもお勧めできそうです。
表紙の雰囲気と評価の高さ、知名度などから勝手に切ない、重たいジャンルの作品だと思っていました。ですが予想に反して実際の内容は結構ライトなもので、良い意味で少し拍子抜けしました。
ヒロの夏生を手酷く振ってやろうという復讐はとても褒められた行為ではありませんが、高校時代の夏生の気持ちを勘違いして受け取っていたことはまあ理解できる範疇だと思います。それでも付き合い始めてからの夏生の様子を細かく見ていれば、ただただ純粋な心を持っている青年なんだなと分かりますが。夏生が時折ヒロに見せる真っ直ぐな好意を孕んだ表情は本当に可愛いです。最初に復讐すると決めて付き合い始めたのでヒロの方も後には引けなくなってしまった感がありますね。でも復讐といってもシリアスな空気はあまり漂わず、笑えるポイントもありながら、爽やかに読める作品だと感じました。高校時代とは逆で、キスやエッチの時にヒロがリードするようになったのも良いですね。
『ほどける怪物』の方は、『錆びた夜でも恋は囁く』のかんちゃんが受けとして新たな関係を築く話なので、前作での弓との関係をもっと掘り下げて読めるわけではないです。逆にこちらから読んでも大丈夫だと思います。かんちゃんには弓のようにただ寛容になし崩し的に受け入れてくれる人よりも、少し図々しさを感じるくらい強引に愛を与えてくれる人の方が合っていたんだなと非常に納得しました。ぴたっとピースが嵌まったように感じました。
pixivの影響からビッチ部の印象がどうしても強く抵抗があった作家さん。しかしいつ見てもランキング上位だったためこの度購入。
反省!!!!
ビッチ部とは違いました。そもそもあの作品もまだ続いててこれからどうなるか分からんのですが...
いい意味で爽やかで瑞々しかったです。
ただおげれつ先生のキャラは全員基本的に人情味のある明るいバカが多いので(魅力的ですが)
捻くれてて考えすぎるタイプが好みの自分とはやはり完全にマッチはしなかったです。好みの問題ですね。
表題作は表紙を覚えてると涙が出ちゃいます。ああ、ここに繋がるのね、と。
話も綺麗にまとまっていて生活臭のする室内も凄くよかったです。
ではなぜ萌評価かと言うと、同時開催ほどける〜。
こちらスピンオフ作品だと知らない時は良かったものの、錆びた夜でも〜を読んだら受け付けなくなってしまいました....秀那くん可愛いしかんちゃんの苦悩も分かるけど....けど...!!!
人は選ぶかなぁと思います。
表題作の「恋愛ルビの正しいふりかた」、「ほどける怪物」共に、純粋な人生救済のお話なのかなと思いました。
「恋愛─」は高校時代にイジメられていたヒロは一念発起して美容師になり所謂リア充として充実した日々を送っています。
そこに現れたのが、黒歴史の張本人夏生。
ヒロは夏生に一目惚れされ付き合うことにしたものの、黒歴史の恨みを晴らすべくこっぴどく振ることをだけを楽しみにひと月が過ぎて…。
夏生のキャラクターが本当に魅力的で、真っ直ぐで天真爛漫、ヒロをただ一直線に愛します。
ヒロは、インキャラだった自分を(今はリア充になったにも関わらず)どうしても忘れられないんですね。
根が陰気なので仕方が無いのでしょうが(!)そのヒロの陰の部分まで、夏生がやさしく(無意識に)包みこんでくれて、マジ夏生は出来た嫁!
ヒロがインキャラの高校生でも、リア充に化けた美容師でも、どんな姿になっても好きになるって、なんて殺し文句。
そんなヒロだって、インキャラの自分にずっと話しかけてくれた夏生に相応しい人間になりたい一心で自身を変えることを決意したんです。
なんだ両思いだったんじゃん!
自己肯定をどうしてもできないヒロが、夏生によって救われる、お伽話のようなステキなお話でした。
「ほどける─」は別の作品のスピンオフだそうで、慌ててそちらも購入しました。
レビューはまた機会があれば。
こちらは、とある過去の理由から自ら幸せになってはいけない呪縛を課している林田と、会社のチャラい後輩秀那とのセフレから始まるラブストーリー。
セックスの時に、林田が意識を逸らした壁に貼られた写真には、今の林田のキャラからは考えられないような笑顔で写っていて、秀那はどうしても林田を笑わせたいと思いつめます。セフレではなく恋人になりたいと秀那が告白するも、林田は過去の記憶から拒絶するのですが…。
過去の傷から逃れられない林田に秀那が献身的に尽くします。
それなのに、だからこそ拒絶する林田に感情移入してしまって本当に辛くて辛くて。
また同じ過ちを繰り返してしまうかも知れないけれど「もう、ひとりでいたくない」秀那への思いを爆発させる林田に、その気持ちを「もう止めなくていい」と受け止める秀那。シビレました。
恋人として一緒のベッドで眠る時、林田はやっと笑顔を取り戻すことができるのです(号泣)。
ひとは時に過ちを犯すけれど、それを償えるのもひとにしかできないことなのですよね。
ヒロと夏生、林田と秀那。
傷つき傷つけながらも、お互いを大切に思いあい、救い救われる。
人生って、生きていれば何かいいことあるかもなーと涙を拭いながら感じました。
表題の恋愛ルビの正しいふり方、ものすごく好みでした!受けの夏生が健気で可愛い〜!
お馬鹿なヤンキー可愛い!ヒロに一目惚れして、騙されてるのに健気に料理作ったり、ヒロのちょっとした行動でも心から嬉しそうに「ヘヘっ♪」って感じで笑うのがすごく可愛いです。すごく好みの受けです!
ストーリーも絵も素晴らしくて、スゴイ作家さん出てきたなぁと驚いたのですが、唯一残念だったのがセックスシーンが好みではなかったことです(笑)。下手という事ではなく好みに合わなかっただけです。ストーリーも絵も素晴らしかっただけに少々残念でした。
BLってすごく好みのカプだったりすると、この2人がHしてるところが見たいって欲がすごく高まりますよね。自分の中でハードルが高くなり過ぎてしまいました…。
Hシーンにも体位の好みとかあったんだな〜と気付きました…。
でもヒロと夏生のカプ、すごく好みなのでまた見たいです。
表題と、前作「錆びた夜でも恋は囁く」のスピンオフが同時収録。
スピンオフの「ほどける怪物」はそりゃもう大好きだけど、
個人的には表題である「恋愛ルビの正しいふりかた」がものすごく好き。
頭が悪い子がハチャメチャに良い子で、ズレてるんだけど一生懸命で、
その子を憎んでいたはずなのに、相手をしているとどんどん好きになってしまって……という王道にも関わらずこんなに胸に残っているのは、
タイトルにある通り「恋愛ルビ」の「正しいふりかた」を知ってしまったからかなと。
こんなにタイトルと内容が完璧にリンクして、どちらにも最高に作用している例をパッとは思い出せないぐらい。
それぐらい、私はあのシーンが印象に残っていて、思い返すたびに涙が出てくる。
人は人によって変われるんだ、ということが、おげれつさんの作品には普遍的に流れているような気が(勝手に)しているので、
それの最骨頂だな、と思う。
本人が無自覚なのに相手を救ってしまう系の話が大好きなのでそこも効いている。
アガペー……。大げさだけどそれぐらい。かなり頭ゆるい夏生だけど、
そのバカさと可愛さと一途さが、人を救ってしまえるんだ、という、作中の事実に励まされます。
読めてよかった作品だと、心から思っています。
「恋愛ルビの正しいふりかた」
夏生が純粋でとっても魅力的なキャラでした!
ヒロが間違って夏生を認識していたのが寂しい…。
復讐からの本気の恋はよくある展開ではあるんですけど、たなか先生が描くとやはり違いますね。
自分の本当の恋に気付いて涙を流すヒロがよかったです。
夏生がヒロを好きになる理由も可愛いです。
「ほどける怪物」
暴力をふるってしまっていた元彼のことがトラウマになっているかんちゃんがとても悲しかったです。
泣きながら秀那に本当の気持ちを言えて、それを受け入れて貰えて本当に安心しました~!
かんちゃんの泣き笑いの表情も素敵です。
描き下ろしでは幸せそうな二人がたくさん見れて、こっちまで幸せな気持ちになれます。
一つ本に二つの作品が入ってる一冊です。
タイトルにもなっている「恋愛ルビの正しいふりかた」では、面白さもあり、感動もあり最高の作品です。
夏生のキャラがとても可愛いです。゚゚º(゚´ω`゚)º゚゚。
もうなんか、小学生か!って思わず突っ込みたくなるようなキャラをしています(笑)
ヒロもヒロで可愛いです。植物大好きっ子です。
そしてもう一つの作品「ほどける怪物」これは「錆びた夜でも恋は囁く」というおげれつ先生の作品のスピンオフです。
なので先に「錆びた夜〜」を読んだ方が話は入りやすいかなと思います。
秀那くんの健気さに萌えます。゚゚º(゚´ω`゚)º゚゚。
表題作は夏生が良かった!かわいいです。
本当にヒロの事が好きなんだな~っていうのがひしひし伝わってきました。逆にヒロの方にはあまり感情移入出来なかった。
復讐っていう動機はありがちですね。
ただ、「錆びた夜でも恋は囁く」よりは楽しめる、自分に合っていると感じました!
「ほどける怪物」は最高でした!
錆びた夜でも~の方で弓と付き合っていたかんちゃんが弓と別れた後の話です。かんちゃんが受けっていうのも良い。
あと凄くエロい、誘い方とか。愛おしいです。
cheri+で「はだける怪物」が連載されているそうなのでそちらも楽しみてす。
二作目の話が好きです。おげれつたなか先生の作品で初めて手に取ったのがこの漫画だったので、前作と繋がりがあることを知らずに読みましたが充分すぎるほど楽しめました。前作のストーリーではきっと攻める側だったであろう?林田さんですがこの作品ではえろえろな受けでした。攻めもそりゃあ夢中になるわ…ってくらいの色気とエロさとエロさ…。イラストがとても綺麗で繊細なのにものすごい…エロが盛り沢山でびっくりしました。
他の作品もいいストーリーばかりで一冊まるごと満足できました。買ってよかったです。
ネタバレになってしまいますが、表題作の方は受けの夏生が終始おバカかわいかったです!いろんな方のレビューを読ませてもらうと、攻めのヒロの方に感情移入できなかったという方が結構いらっしゃったようでしたが、ヒロの本心を考えると復讐というのもある意味当てつけだったのかなーと思えて、自分としては納得いきました^^*そのあとは思い通じ合い、バカップルやってる2人がとてもかわいかったです^^*
二つ目の「ほどける怪物」の方も好きでした^^*
こちらも前作の方とのつながりから、かんちゃんのDVへの罪の意識が低いと思っておられる方も多くいたようですが、私はDVへの理解があまりないからなのか、それほど違和感はありませんでした。かんちゃんの態度をどう受け取るかは読者様次第みたいです^^;でも、年下の秀那もチャラいながらも真剣にかんちゃんに向き合おうとしてて好感持てました^^*
両作品ともたなか先生の画力が光っており、キャラの表情が素晴らしく読みやすかったと思います^^*
表題作「恋愛ルビの正しいふりかた」は、ひたむきな夏生と、夏生の気持ちに引きずられて復讐心が恋に変わったヒロ、二人が恋人になる過程を普通に楽しめました。
表題作より同時収録「ほどける怪物」がおもしろかった!
元恋人を殴っていたカンちゃんこと林田さん、セフレの秀那に気持ちが動いても、過去の過ちから素直になれないのが切なくてもどかしくて…
「エロいことをするのに抵抗がない」とあとがき書かれている通り、林田さんの誘い方はほんとうにエロくて、BLを読み慣れていてもビックリしました!
前作の当て馬役・カンちゃんの時はなんとも思わなかったのに、今作での林田さんにはやられました!
雑誌では新連載も始まってますね。また新しい林田さんに会えるのが楽しみです。
あらすじを読んで、あ〜結構面白そうだな〜おげれつたなかさんの作品だし買ってみるか〜、くらいの軽い気持ちで購入したのですが、かなり良かった!想像以上でした!
表題作の「恋愛ルビの正しいふりかた」について。
ストーリーはかなり好みでした。攻めが苦悩するお話大好きなので…!
夏生が話が進んでいくにつれてどんどん可愛くなっていきます。愛しい。不器用なヒロも応援したくなりました。
また、同時収録作品の「ほどける怪物」については、私自身セフレという中途半端な関係が少し苦手なところがあったのですが、体から始まる関係もいいもんだなあ…と思いました。
過去を引きずる林田に対し、それを包み込みような秀那がなんとも男前でかっこいいです。
こちらはエロ多めで2人ともノリノリな感じが良かったです。
某電子書籍サイトで試し読みをした時は、すごいせつない、悲しい話なのかなと思ったのですが、いい意味で思っていたのと違いました( ´ ▽ ` )
絶対バッドエンドだろ、と思ったらまさかのハッピーエンド!
しかも、すごいエロいw
もともと、おげれつたなかさんが好きで、この作品を手に取ったのですが、ほんとにはずれないですね!
絵柄も特徴的なので、好き嫌いが別れそうな感じですが、とてもキレイな絵で(Hシーンも含めで)読みやすかったです
前作も読みました~!前作より好きかも??
「表題作」
きっかけが復讐ということで重めかと思いきやハピエン。間の展開で鬱になりすぎることもなく、読後感も爽やかでした(*^^*)
あとは受けのあほの子が本当に可愛いです。ちょっとやばいレベルであほかな?とも思うんですけど、無邪気さ・一途さに萌えます。攻めは完璧超人じゃない感じに好感がもてます、憎めません!笑
「ほどける怪物」
私は前作の「錆びた~」から読んだのですが、あのかんちゃんが受けに!!
年下ワンコ攻め×意地っ張りチャラ男(ほぼヤンキー?)受けです。
攻め君はまさにワンコ!!という感じのルックスで、垣間見える男らしさがいいですね。
受けは前作でDV男だったかんちゃん。ひねくれてて意地っ張りな子がどんどんほだされていく感じに萌えました。最初のベッドシーンでは見事な誘い受けを披露していたので、誘い受けシチュ好きにはぜひ。
両作ともにですが、ベッドシーンは大変濃ゆいです!!さすがおげれつせんせい!!!三白眼受け健在です!!!しかも絡みのときの受けがとろとろで可愛すぎます(//∇//)
受けもしっかり体格よくて、決して中性的というわけではないのにこの可愛さはなんなんでしょう…おげれつ先生すばらしい…!
逆に、激しいのが苦手な人や、受けは可愛くないと~、という人にはおすすめできないかもです。つり目のヤンキー受け好きには絶対読んでほしいですが笑
あとは、前作のかんちゃんがリバるのでリバ苦手な人はご注意を!
おげれつ先生の本の中で1番すきなカップルが表題作の二人です。特に受けが可愛くて可愛くて笑 ほんと馬鹿で可愛い笑
一番萌えたのは、攻めが受けを無理やり襲おうとほっぺをむぎゅっと掴む所です。なんかとても腹にキました笑
一方、ほどける怪物の方はあまり感情移入できませんでした。というのも、錆びた~で弓をDVしていたかんちゃんがこの本で最終的にグズグズに犯されてることに少し違和感を覚えたからです。
もちろん前章から4年程年月がたって、かんちゃん自身も自分の過去に何とか落とし前をつけたのでしょう。それでも、もっと自分の過去との葛藤があり、ゆっくりと新しい恋を成就させる経過を見たかったです。
そうは言っても私はおげれつ先生の書く男の子達が大好きです。
先生は、書くまえにキャラクターの詳細をみっちり決めてから書かれるとどこかで拝読しました。そのためか、本当に作者様がキャラクターを愛してるんだなあと如実に分かる所が沢山あって、そこが魅力なのだろうなぁと思います。
良い意味でバカな夏生のキャラがとても良かったです。読んでいる最中に「結末はきっとこうなるんだろうな」と予測でき、その通りにハッピーエンドでしたが、それが逆に安心して読めました。主人公の弘も本当に酷いことは出来ない、そしてちゃんと謝れる人物なことに好感が持てました。いくら紙の中の世界とはいえ、大事なことをうやむやにするような登場人物や物語の展開は好きではないので……。
おもしろかったです(*^^*)
この作品は表題作と、前作の『錆びた〜』のスピンオフ作が収録されています。
『恋愛ルビの正しいふりかた』
この表題作は、イチオシです!!
高校の頃の地味キャラから生まれ変わって爽やかイケメンになったヒロが再び夏生と出会い(夏生は同一人物だとは気づいていない)、夏生に告白されるところから始まります。
夏生は高校の頃好きで色々積極的に声をかけていたのですがやり方にやや難ありで(おバカで)、それがヒロにとっては劣等感を煽りイジメのように感じられていたためその復讐を名目に付き合いだします。
そこで何も知らない夏生は自分を好きになってもらうために必死に頑張るのですが、これがまたすっごくかわいかったです!素直でおバカな夏生がめちゃおもしろくて愛らしくてツボです(*´艸`)
照れて初心な反応もかわいいです。
最終的にはヒロも自分の気持ちを認めて、夏生はやっぱりヒロが好きだから嘘を許し一緒にいることを選び、結ばれるのでなにより^ ^ という感じです。
『ほどける怪物』
スピンオフ、年下秀那とかんちゃんのお話で、DVをしていたかんちゃんの背景、葛藤や苦悩もわかって心苦しかったです。許されないことだからこそ繰り返さないために救いたくなりました。なので秀那の存在は読者にとっても大きいですT^T
昔の自分に戻れないけど戻りたいジレンマを抱えていたかんちゃんに「今のアンタが好きだ」と言ってくれる人が、どうしようもなく好きで「一緒にいてほしい」と思える人がいることがなによりです。
今の自分を好きになれる、これからを楽しみだと思い笑えるようになれたのはほんとよかったです(つД`)ノ
やはりおげれつさんの作品は個人的に表情が好きです。ドキドキしてる表情はドキドキがこちらにも伝わりますし、泣き顔も笑顔もくいしばる顔も、絵は固め?というか骨格しっかりキリッと系?だと思いますがその中での表情筋全力感がすごくいいと思います!
そして相変わらずのえっちシチュの力の入れ具合 笑
またおげれつさん作品はたまに青くさいような場面とかもあったりもしますが、若さということで♪笑
とにかくおもしろかったです(*^^*)
『錆びた夜でも恋は囁く』では描ききれてないキャラに入り込めなかったとレビューしたけれど、こちらはとてもよかったです!おげれつたなか作品のキャラの中で、表題作の夏生が1番好きでした。
アホでバカなヤンキーなのですが、なんとも素直で可愛いではないですか!!裏表のない真っさらなヤンキー。無邪気な子供みたいなヤンキー。早起きして仕事に行くヤンキーだなんてめっちゃ可愛かった(≧∇≦)
コミュ障だったヒロにはいじめだと勘違いされたけど、高校時代の不器用なヒロへの好意も、再会して付き合ってからの、キスやエッチの度に恥じらう姿も可愛過ぎです。
描き方が巧みでストーリーには引き込まれるのに、全然キャラ萌えしなくて、いつもちょっと残念なおげれつたなか作品でしたが、やっと可愛いキャラが見つかりました!
『ほどける怪物』
前作のDV彼氏のかんちゃんのスピンオフ。こちらも前作よりずっとよかったです。前作の相手の弓と違い、かんちゃんのキャラが丁寧に描かれているので、多少まどろっこしいところはあるのですが、かんちゃんが立ち直って、いつか弓と笑顔で会える日が来るといいなと思いました。その時には、描かれていなかった弓の過去も描いて欲しいと思いました。
先の2作品よりも独特な涙の描写に慣れたからなのか、控えめになった気がして、それもよかったです。ぷっくり大粒なウルウル涙、ちょっと苦手だったので^_^;
おげれつたなか先生のキャラは本当イケメンですね…。イラストがとても好みでした。
・恋愛ルビの~
ストーリーもエロも良かったです。話の始まりが復讐要素があるので、「え、可哀想…」とびくびくしながら読みましたがちゃんと幸せになってくれて安心しました。夏生くん、とび職をやっている元ヤンなのにとにかく可愛くて…最近読んだBL(ML)作品では一番おすすめしたいです。
・ほどける怪物
まず、シェリプラスを付録CD目当てで購入して、そこで初めてこの作品を知りました。林田さんが好みだったので、ちゃんと最初から読みたいと思い、今回購入しました。
想像していた以上に重いものを抱えて悩んでいる受けでした。ハッピーエンドだったので良かったですが、もっと笑えるようになってほしいなと思いました。シェリプラスで連載されているのを見る限りいつか2巻が発売されると思うので、林田さんの幸せを期待しています。
私が萌えたのはやはりかんちゃんの話(T_T)
前作と通して拝見させていただきました。
最初にある作品ももちろんかわいかったけれどかんちゃんの話で全私が号泣しました(T_T)
好きと言えたときのあの感動は素晴らしい(T_T)!!
それと描写がすごくえっちなのでビッチなエロさが欲しい人にはたまらないと思います(*´∀`*)
かんちゃんと前の彼氏は幸せになれる道があったのでしょうかね、、(T_T) いまは幸せそうでいいのですが、、(笑)
おげれつさんの描く受けが大好きです、今まであまり読んでこなかったヤンキー受け、強気受けにハマりそうです笑
笑えるしエロい、絶妙なバランスです
何はともあれ、夏生ちゃんが髪結んでるとこ色っぽい!!
スピンオフだった「どうせ、また殴って終わる」年下攻め!ピアス!好きな要素がいっぱいで、前作読む前に此方を先に読んだのですが、かんちゃん可愛い、切ない内容だけど、最後は幸せ、気持ちがあったかくなるお話です
錆びた夜でも~より、こっちの方が好きー!!!所々で涙涙です(泣)(泣)
どっちの話も(´;ω;`)ブワッーーーー!!ってなります(泣)
特にかんちゃん……(泣)(泣)錆びた夜でも~読んだ時から、かんちゃんが気にかかってたので幸せになってよかった。
先生、コマの使い方上手でございます(泣)
表紙のヒロくんのようにブワーッて涙でて、あとはグスグス(泣)
先生泣き顔書くのうますぎるー(泣)(泣)
自分、痛い幸せな話大好きなので、これは作家買いしてしまいそーだーぁぁぁ(泣)(泣)オシャレだし、話は完璧だし、ひきこまれるし、今風BLですねー!!
友人から借りて読みました。
復讐のために付き合い始めた相手に恋しちゃう話と
錆びた夜〜のスピンオフである、過去を引きずる男の話です。
個人的には、後者がかなりツボでした…
スーツ着た真面目そうな雰囲気だけど、ピアスいっぱい、っていう、ギャップみたいなのがね、既にそこからドツボなんですね。へそピとか超セクシーですしね。
体だけと割り切って始まった以上どうすることもない、っていうのは建前で、辛い過去に苦しんで悩んでいる
っていう、そんな姿、かなり胸が熱くなりました。
そしてそんな彼に寄り添おうとする後輩君も、健気というか優しすぎてというか…君全然チャラくないよって思ったり
最後はちゃんと収まる所に収まってくれたし、後味もすっきり。良い作品でした
高校時の不良仲良し三人、皆受けに。(拍手)(←?)
ヤン受け強し。
①ヒロ×夏生。
夏生、可愛いですね〜// 愛すべきおばかちゃん…
好きだった、と気付いて夏生を追い掛けて弁解するシーンでは確かにそんな簡単には信じられないよなぁ…と現実的に考えつつ読み進めたのですが、夏生が割とすぐ信じたので、人柄と、後は過去の純愛(すれ違い)があったからなのかな、と。うーん…。ちょっといくら愛すべきおばかちゃんといえどすぐ信じすぎて現実味には欠けたと思いますが…可愛いからいっか、笑 『錆びた〜』含め攻めの中では一番くせのないイケメンだと思いました、ヒロくん。爽やかと髭(しかも夏生が羨ましがったりしているのが可愛い)のギャップがよかったですね! 高校時から微妙に、一回りくらい大きくなった…のかな?体格差が生じたように感じます。
②秀那×かんちゃん
かんちゃんきましたね…!しかも…ああ…思い切り受けになって…感動。引きずっている過去は前作の子のものとはまた違って、辛いもので。過去は変えられないけど、そういうものを背負った中でかんちゃんの本来の性格の良さが垣間見えているのがよかったし嬉しかったし可愛かった。;; …笑顔も、すごく。 かんちゃん、受け歴高校卒業後までありますよね、高校の時といっていますが…!(因みに同人にて)二冊に渡って続いているし、攻め受け両方やっているし、過去は濃いしでお話もぐるぐる深いと目立ちましたが、本当に大恋愛!もう、深いところからは逃げ出してほしいです。救い出されるでいいと思うから。やっぱり笑顔が可愛いです…、ひとりで笑うわけではないので、相手がいて笑うと思うので、かんちゃんが自分で幸せになる為にも救ってもらってほしい。もう、心配いらないけれど。
いつか元ヤン受け三人で女子会ならぬ受け会とか開いてほしいですね……。
すごく見たい。独りから、秀那とふたりになって、またあんなに可愛く笑ってくれるようになったかんちゃんを見てほしいし(そういえば高校卒業後変わったかんちゃんを夏生は見たのかな)、ヒロだけ三人とも知っているのも楽しいです。最高です。
「錆びた夜でも恋は囁く」のスピンオフ作品が収録されてる当作品。
私は先にこちらを読みまして、
今回やっとこさ「錆びた〜」が読めたので読み返したのですが、
やっぱりこれは神作品。
大好きな1冊です。
普通幾つかお話が入ってたら、
どれがいいとかありますが、
これは2つとも私にとっては神作品。
何回読んでもいいです。
まずは1話目の「恋愛ルビ〜」。
夏生は本当に可愛い。いい奴。なんて素直。
何故ヒロが夏生と付き合うのか解ってない時、
ど正面、ど直球、ど素直にヒロと接してるから、
ヒロの事が本当に好きなんだなって言うのが解る。
もぅ見てて可愛い。
で、ヒロにあんだけ言われた時に、
心から傷ついて…もぅあの時の顔は本当かわいそう。
ヒロが待ってましたの顔をするんですよね。
大好きだったんですよ、ヒロの事が。
普通あんな仕打ちを受けたら、
最後にヒロに何言われて謝られても、
普通わだかまりが残りますよ、あなたって言いたくなっちゃう。
でもヒロがもぅ一度来てくれた時、
ヒロとちゃんと向き合い、ヒロを受け入れるんですよね。
それが読んでて全然違和感なくて。
改めて考えるとこれってすごいと思う。
普通読んでてノッキング起こしますよ。
そんなうまくいく?とか思って。
おげれつさんすごいです。
で一方ヒロの方。
学生時代の暗黒時代の恨みを考えると、
まぁ悔しいとか色々歪んじゃうのは解る。
今のリア充ライフをそう簡単に壊されたくない。
そういうのってあると思います。
消したい過去って、消したくてもそう簡単に消えませんから。
でも、こっぴどくフってやる!を理由に付き合うのOKって…勇気あるなぁ〜。
私はそういうややこしい事は出来ないから、
こそこそ逃げながら、恨みをつのらせるかも。
じゃなんでOKしたかって考えると、
やっぱりただの理由付けなんですよね。
好きだったかって言ったら、ちょっと違う気がしますが、
人間そんな単純なもんじゃないと思うし、
でもやっぱり夏生の事は清算したかったのかなと。
で、やっぱり夏生の事が好きになった、一緒にいたいと思った後のヒロは偉い。
ちゃんと自分を認めて、相手に向き合った。
だから夏生も聞く耳持ったんだと思います。
あの時は、なんかヒロの方が羨ましくなりました。
本当良かったです。
またその後の2人の話も入ってるのですが、
それも読んでて本当可愛い。
幸せになって欲しいです。
そして2つ目「ほどける怪物」。
「錆びた夜でも恋は囁く」を読む前に読んでましたが、
その時からこの話は好きでした。
読んでからはカンちゃんの事をまた違った感覚で読んだので、更に良かったですが。
やっとカンちゃんが楽になれたというか、
明日も楽しいと思えるようになったのが本当良かった。
秀那がカンちゃんの事を好きで好きでという設定なのですが、
お話自体はカンちゃんを中心に書かれてるので、
あんまり秀那の気持ちが文字で書かれてない。
でもすごい解るんですよね。
そこも好きでした。
後、秀那ってなんか余裕がある。
勿論、途中怒りとか、どうすりゃいいのってのもあるんですけど、
あたふたしながらもなんか受け皿に余裕がある。
カンちゃんが昔の事を話した時、
「俺には関係ないし」って秀那が言った時、
一瞬「冷たいなー」と思っちゃったけど、
あったかいと思います。
それはそれであなたの過去、
自分で清算するしかない、
プレッシャーを感じなくていい。
今のあなたが好きなんですってのはもちろん嬉しい。
ただ私はこの一言で、
プレッシャーを感じなくていいんだよって言ってる気がして、
温かみを感じました。
とにかく、カンちゃんが秀那に会えて良かった。
というか、秀那に「もぅひとりでいたくない」って言える時がきて良かった。
何度読んでも泣けると思います。
気持ちがバンバン伝わってきて、
もぅ何度読んでも色褪せません。
私は「錆びた夜でも恋は囁く」よりこっちの方が読みごたえがあったかな。
もちろん「錆びた夜でも恋は囁く」も良いですよ。
「錆びた夜でも恋は囁く」を読んでから読む事おすすめです。
カンちゃん、本当良かった…
おげれつたなか先生
初読みでした!
絵が丁寧でとても読みやすかったです。
内容自体は好みでは無かったのですが
感情が入りやすく内容も分かりやすくて
最近難しい本を読んでいたので
とても和みました!
またディアプラスさんなので当たり前ですが
ハッピーエンドはやっぱりいいですね!笑
バッドエンドが好きですが
こういった日常恋愛ストーリーみたいな
お話は読む回数は断然多いです!
最近気にいる漫画が少なかったですが
久々に気に入りました!
恋愛ルビの正しいふりかた
主人公の過去から織り成されたゲス具合が絶妙。
無意識の中で意識して夏生と生活をするむず痒さが素敵。
夏生の憎めなさと愛らしさがすばらしいです。
無事復縁?したあとのイチャイチャっぷりも見もの。
とても官能的で満足できるものでした。
ほどける怪物
セフレ設定。林田は前作でのお気に入りキャラだったので再登場して個人的に嬉しかったです。
未だに未練タラっていて割り切れていない。でも自分の過ちに反省はしている。でも心の穴埋めがしたいというやるせなさにソワソワしてしまいます。
個人的には秀那が本気具合がなかなかにわかりづらかったけれど、ヒシヒシと伝わる愛と自分の気持ちをどう受け止めればいいのかと格闘する林田の切なさは魅力のあるものでした。
『錆びた夜でも〜』は未読です。DVは超苦手なので
皆様のレビューを見て、これは駄目だなと…
でもスピンオフ作品のこちらはレビューチェックして読んでみたくなりさっそく購入しました。
良かったです(笑)
とにかく夏生の笑顔が良かったです♡
ヤンキーでおバカ、眉毛なんか半分も無いし、目もつり目の一重
ドブ料理しか作れないし、変な服ばかり着ているし(笑)
でも滅茶苦茶可愛い。
とにかく素直で表情が豊かで魅力がありますね。
泣き顔にキュンキュンしてしまいました。
エロエロでも下品なエロじゃあ無い所も良かったです
最初はなんとなく絵柄が好みだったからという理由でぱっと手に取りサッとレジへ………。
帰って即効読みましたが、私の中で感動の嵐が巻き起こりました……。
そう、私はこのためにいままで生きてきたのかと思うほどの衝撃………。
葛藤とエロと甘が程よく混ざり合って、よかった!!万々歳!!
なラスト、そしてなにより泣き顔と笑顔と泣き笑いとエロい顔がもう!!!!パーフェクトデス……!
もうほんとこの作品に出会えてよかったこれからに期待……!!
この一冊だけ読んでも充分に腹持ちはします。
人によっては胸焼けを起こす可能性もあるでしょう。
この一冊を読んで胸の内がなんとなく収まらないから
もう一冊を読むというのはありな読み方かと。
表題は一脈通じる言葉で言い換えが可能でしょうし、
捉え方も変えてみると案外すんなり行くかも知れません。
どう言い換えたとしても肝心な所を感じ取って
いればそれで充分かと。
評者はルビというよりはのりしろだろうと解釈して
納得しました。
作者さんの引き出しが増えたと言うよりは
奥行きが深くなった、そう言う一冊ですね。
スピンオフだと聞いていて、まるっと一冊そうなのかと
勘違いしておりまして、しばらく?????ってなってました。苦笑
二つのお話が入ってて、かんちゃんは後半だったんですね。
と、出鼻をくじかれたわけですが。
かんちゃん、どこでそんなイヤラシイ誘い方覚えてきたの!!!?
かんちゃん、高校の相手って?!
弓はリバじゃないよねっ???
と、初っ端から前のめり状態です。。( ̄∇ ̄*)ゞエヘ
内容については他の姐様方が詳細に語っていらっしゃるので
私なんぞは感想をば。<いつもそうですが…(゚ー゚;A
なんと、まぁ、ありがたいことにかんちゃんが
私の大好物ツンデレ受けになって再登場。しかも淫乱。( ゚Д゚)ウヒョーvv
前作の比にならんくらいエロ満載。ヾ( ̄∇ ̄=ノ バンザーイ♪
エチ中のかんちゃんは普段の無表情からは想像できないほどの
ほんとギャップ萌えにふさわしいデレデレぶりで。
涙目になってほしがりますっ。
かんちゃんの過去(DV)との葛藤とかモテすぎる秀那(攻)への嫉妬とか
色々キューンとさせられるところはあるのですが、
結局のところ、エロに帰結する平和なお話です。<力技な解釈…笑
最初秀那の笑顔がわざとらしく見えて、
こいつ裏あんじゃねーのって勘ぐったりしてましたが、
純粋にかんちゃんのことが好きなだけだったんだね…。
普通のワンコじゃん。<若干ガッカリ。腹黒ワンコが好きなので
ま、でもそんな秀那だからかんちゃんを丸ごと受け止めて
幸せにしてくれるんだろうなぁと。
かんちゃんがエロく幸せになれるならいーや。(笑)
ただ、前作と違って…違いすぎて一瞬かんちゃんに気づかなかったのは
ここだけの話です。(゚∀゚ )アハ
で。初っ端かんちゃんが出ると勘違いしてた表題作ですが。
夏生バカカワイイぞーーーーっ
です。(笑)
最初バカすぎてどーしたもんか、と思ってましたが、
こちらも思いのほかエロエロしくていらっしゃる。
両想いになる過程はピュアでちゅーもフレンチキスでらぶいデス。
手とかお互い震えちゃってて。vv
なのに、描き下ろしで様々なカットでエロ全開。
69とかえーろーいーっ (*´д`*)ハァハァ
前作でもお菊様の「くぱぁ」は拝見できましたが、
抜いた直後の“コプッ”とか“コポ…”って・・・・(*゚∀゚* )アラマァ
ヒロ(攻)じゃないけどホント「ポッ ポッカリだ…」(ガン見)です。笑
正直前作とセットで読まなくても単体で十分に萌えれるなぁと思います。
両作品を読んだとしてもDVに至る過程は腹に落ちないわけで。
なら、こちらだけ読んでエロを満喫される方が楽しい読み方かも?
絵は万人受けする絵じゃないし話はテンポが早くてポンポン進むしそういうシーンはん?って思う場所もあった。
でもポンポン進むんだけど、胸が痛くなるくらいに切ないシーンがあって
良い作品だと思う。
夏生がピュアで可愛い(^^)
ヒロはちょっと不器用だけど一生懸命さが伝わってくる。
ドラマCDでどんな風に演じられるのか、期待。
表題作も大変面白かったのですが、こちらには2本目のお話の「ほどける怪物」についてレビューしようと思います。
とにかく表情が凄くいいんです…!!
受けのかんちゃんがつり目なのですが、あの鋭い目に涙を浮かべ耐える顔をしたり、えっちの気持ち良さに目を細め潤ませてるところや笑顔でくしゃっとなるところが本当に可愛いんです!!
えろいことに意外と積極的なところも大好きです!表情がとてもえろいです/////
普段は仏頂面のかんちゃんが攻めと関わり合っていく中で変わっていき、いろいろと乗り越えていきます。
大変面白いのですが、あえて言うなら前作での弓とのわだかまりをどうにかして欲しかったです。結局かんちゃんは、もう弓には高校時代のように笑いかけることは出来ないままなのでしょうか……あれから会ってないようですが、その辺も気になります。
おげれつたなかさんは、とにかくキャラクターが魅力的で可愛い!
犬歯への愛情がすごく伝わってきます。
それから今回はページの使い方に驚かされました。なかなかBLでは見られない描きかただったので、新鮮さと気持ちよさを感じました。
前作でかんちゃんがかわいそうだったので、幸せになってよかったです(^^)
ただ少し惜しいなーという点は、前作も読んで思っていた、告白のシーンの雰囲気がワンパターンというところです。
それが改善されれば、さらに良い作品になるのではないでしょうか。
読みごたえはとてもある作品だったと思います。
いやあ〜もう夏生があああああ!かわいいなあ!
いろんな髪型を見ることができましたが
いちばんすきなのはふたつ結びです、萌えますね。
前作の「錆びた夜でも恋は囁く」も読んだのですが
お話的にも、人物的にも断然こっち派です。
おなかを出して無防備に寝ている夏生にやられます
新作のTシャツに無邪気に喜んでる夏生にやられます
とにかく夏生がかわいくてかわいくてやられます!!!
おげれつたなかさんの作品はこれからも追っかけます。
二作品収録されており、あとのほうはダメでした...
人ってそんな簡単に変われないとおもっています
作品の中でたしかに葛藤はあるのですが、わたしは許せなかったです
かんちゃんは弓を傷つけたことを忘れてはいけないです
ごめんなさい、幸せになるなというわけではないのですが
やっぱりどこかで許せない><
わたしみたいに頭が堅いともやもやも残ってしまうかもしれませんが
夏生とヒロの表題作の方はきゅんきゅんできると思います。
是非!
先にDVのかんちゃんを読んでたので、「これの受けストーリー…んー(~_~;)」って買うの迷ってました。でもおげれつたなかさんの作品どれもステキなので、思い切ってポチりました!みごとに大正解☆
最初のお話も好きですが、やはりかんちゃんのが最強!
淫乱!天邪鬼!こじらせ男子!でも、時には男前☆かんちゃんを好きになりました〜♪DV野郎からの成長萌えです。
そして後日談のカメラのハメドリのお戯れは大変美味しゅうございました☆
今回、Kindleで購入しましたが、局部は真白でちょっと残念です。製本版はいかがだったのでしょうか?機会があれば手にして確認したいです。
絵がとてもうまいです。あと人物の構図やコマ割りも魅せ上手ですね。
ただ同人臭がすごいのはなぜなんでしょう…。ありがちな萌えネタを散りばめすぎて、お腹いっぱいです。
加えて、小ネタがチョコチョコあり、それが全く伏線ではないので、これは必要なのか…?と感じるコマがいくつもありました。もちろんBL漫画にそういった部分が大切なのは重々分かってはいますが、どうもこの作品は鼻につきまして…。
とはいえ、とても評価が高い作品なので作者さまと単に萌えがかみ合わなかったのでしょう。絵がとても好きなので、残念です。
ぱっかーんんん!!!と開いたのはおシリの穴か私の口か。
表題作品と【錆びた夜でも恋は囁く】のスピンオフの2作を収録。
スピンオフとして期待しすぎたのが裏目に出て楽しめなかった…不覚。
かんちゃんの暴力の原因がブラック企業でのストレスって…それだけ?
本当にそれだけのことで前作で恋人にあの仕打ち?と思ったら萎えてしまい、初読は少々げんなりとしてしまいました。
でも、ショボい理由でも人は簡単に壊れるものですからね…相手はたまったもんじゃないけどね…と果敢に再読。
以下は再読後のレビューとなります。
【恋愛ルビの正しいふりかた】
冴えなかった高校時代を吹っ切るように努力してイケメン美容師になったヒロの勤める店で偶然、高校時代の同級生:夏生が客として現れ、しかも『一目惚れをした』と告白してきます。
夏生を快く思っていないヒロは復讐するために夏生を受け入れますが、いつの間にか本気で好きになってしまう…という、わりとよく見かける展開です。
アホの子ってボーダーラインがあるんですよね、そこまでいっちゃうと読みづらい!!とか呆れてしまう!!とかのライン。
夏生はきつめの顔だちながら可愛いアホの子でした。
初キスの後や自作のご飯をほめられたときに見せる表情がなんともいえず可愛い。
照れ顔や泣き顔、肩をすくめたり寄り添ったりするしぐさが夏生の純粋さや想いの強さをひとつひとつ伝えてきます。
読みすすめるうちにヒロと一緒にぐちゃぐちゃとした気持ちから解放されて、日常が輝きだす瞬間に立ち会えました。
何気にヒロがエッチにはアグレッシブで良かった~(笑)
シックスナインてエロいですね←今さらww
【ほどける怪物】
酔った勢いで会社のチャラい後輩とセフレになった、かんちゃん。
冒頭でも書きましたが暴力を振るった理由がそれですかい…とガックリしましたが、弓への罪悪感で新しい恋へ踏みきれないという綺麗事じゃなくて『またDVやっちまいそうで怖い』という自分勝手な感じなのが前面に出ていて良かった。
自虐的な部分と救われたいという相反するかんちゃんにじわじわきます。
振りまわされる秀那はワンコ年下攻の典型。
超~絶!酷い扱いされても、かんちゃんの表情ひとつで引き戻されてしまうのが可愛い。
間違いなく最初はかんちゃんのエロさに陥落させられてたけど(笑)
ピアスの位置あてで誘うかんちゃんのチラ舌がエロすぎてビックリした!!
普段のツンケンとトロトロのギャップは年下には毒ですよね~。
最初の頃の秀那のニカッとした笑顔が薄っぺらく、胡散臭げに感じた私は薄汚れているのでしょうかww
でも、本気になるにつれ、ミケンニシワがよったり、困ったように笑う秀那に『あ、今のかんちゃんをまるっと引き受けよう』とする姿が見え、かんちゃんを頼むよ!!という気になりました。
終盤のラブラブは台詞ひとつひとつすら微笑ましい。
かんちゃんはホント、めんどくさい子なんだけど秀那が振りまわされる側の役割を自覚している上で『大切にします』と言いきれる強さと頼もしさが暴力という負の連鎖から怪物をほどいたんだなぁ、と思えました。
泣き顔だけじゃなくて豊かな表情を描くおげれつさんに読後は素直にやられたなぁ、と思いました。
切れ味の良いハッキリしたキャラクターで、ふんわりな余韻を持たせて終わらせるって結構、難しい気がします。
『ほどける怪物』めちゃくちゃ良かった!
「錆びた夜でも恋は囁く」で私が最も救済されてほしかったキャラ〔かんちゃん〕が救われるお話。
正直、このかんちゃんの話のために前作があったんじゃなかろうかとまで思ってしまったくらい。
お相手の〔秀那〕がまたいいのです。
闇で馴れ合うんじゃなくて、日向に引っ張り上げるタイプ。
かんちゃんに最良のパートナーだなって全力で頷けました。
もし万が一かんちゃんが暴力を振るったとしても、秀那なら決してヘラヘラ殴られてはいないだろうし、弓のようにはならないだろうなと。
現実では救われ難い人にこそ、漫画の中では救われてほしいのです。
作り話の中でくらい光は誰の上にも平等に降り注いでほしい。
そんなことを思いながら漫画を読んでる人間なので、そういう意味でも前作での「救われるのは結局そっちだけなんだ…」っていうモヤモヤを一気に昇華させてくれる、文句なく素晴らしいお話でした。
最近読んだ中でもダントツの「神」かもしれない。
一方の表題作ですが、
『ほどける怪物』に比べるとインパクトが今一つ…
可愛いお話でしたし、終わり方もロマンチックで良かったですけど「萌」くらい。
ページ数的には『ほどける怪物』とそんなに変わらないのに、読み応え的に半分くらいな感じだったので、あとでページ数比べてビックリでした。
ところで、新書館さんは修正に関して驚くくらい攻め攻めですね。
この作家様の描かれるエロシーンがこれまた素晴らしくエロいので、ストレスフリーで堪能できました。
いつまでこの薄さで貫いてくださるのか分かりませんが、頑張ってほしいです。
何故「ほどける怪物」の方を表題にしなかったんだろう。
「錆びた~」からのスピンオフだし、ボリューム的にもタイトルのインパクトもこっちの方が良かったんじゃないかと。
そう思えるくらい「ほどける怪物」の方が残った。
「錆びた~」はあのかんちゃんの笑顔を見るための序奏だと思うくらいにハマッた。
BLはストーリーが良ければハマり、キャラは後からついてくるパターンだったのが、この作品ではかんちゃんに猛烈に惹かれた。
なんなんでしょう、あの吸引力は。
で、いろいろグルグルかんちゃんの事を考えてしまう。
高卒でブラックに5年いて、その間に弓と別れて、秀那に会うまできっと誰にも心を開かなかったんだろうな・・・・って事はかんちゃん今いくつなんだろうとか・・・・。
22,3歳で弓と別れてから今の歳までずーっとあの部屋で独り後悔してたんだろうか。
戒めのように弓との笑顔の写真貼ったあの部屋で独りで毎日いたんだよなーとか。
そう考えると秀那の男前度も上がる。
いや、よく粘った。
最期はちょっと荒れ気味だったけど、離れる事はしなかった訳だし。
で、あの秀那の「殴り合いの喧嘩しよう」はイケメンすぎる。
俺ならDVなんかにならないよ、ただの喧嘩でしょ?って事な訳だし。
どこからどこまでもイケメン。
そのイケメンもかんちゃんにかかるとワタワタしちゃうようで、それももっと見たかったなぁと。
続編出ないかな。
おげれつ先生の絵は緻密で表情豊かで絵でぐいぐい引き込まれる。
後編のかんちゃんの腹だけの扉絵なんて、画力がないと全然魅力的にならないのに、あの1枚イラスト暫く眺めてしまうほどイイ。
かんちゃんキャラ設定集とか欲しい程にかんちゃんにやられた。
すごく良かったです。
『恋愛ルビの正しいふりかた』『ほどける怪物』
どちらも良かったのですがレビュー内容は『ほどける怪物』について。
前作「錆びた夜でも恋は囁く」はDV表現が多くかんちゃんの気持ちに入りきれなかったのでうーん…?と思っていたのですが、今作を読んでかんちゃんのことを好きになりました!
最後、ちゃんと笑えてよかったねと感動しました。
チャラめの年下攻めがひとりの人を好きになるシチュも好きだし、前作でやめず読んで良かったな~と。
スピンオフ作品ですがDV表現など苦手な方は今作だけでも十分に楽しめると思います。
あと、エロがすごくエロい…くぱあ率、本当に高かったですね。
味見して良かったですぅ~!
久々の当たりでした。
感想は他のレビュ-を見て下さい。
1ツ言えることは→2冊同時購入で拝見してみて下さい。
後悔いたしません。
個人的には『ほどける怪物』が好きです。
「ほどける怪物」目当てで購入しましたよ。
前作「錆びた夜でも~」のかんちゃんはDV男。どんな風に変わっていくんだろうかと気になってました。が、年下攻めで会社の先輩後輩でと私の好きシチュで・・・。
最後には心からの笑顔が見れて感無量でした。秀那(攻め)GJ!!
続きがあるなら今の幸せなかんちゃんを弓に見てもらいたいな~。お互い幸せですぜ!的に。
こちらはドラマCDでかんちゃん役を小野友樹くんがされるとの事で、今から楽しみで楽しみでしょうがない!
「恋愛ルビ~」は夏生(受け)の無垢さと可愛らしさに癒されました。
弘(攻め)の黒歴史。実は・・・、みたいな。
たなか先生のコミックの中ではこれが一番好きです。
この作品、エロエロじゃないんですね。
表題作がエロ控えめだったからでしょうか(それでも十分エロいですけど・笑)
『ほどける怪物』がすこぶる好評ですが、私自身としては表題作の『恋愛ルビの正しいふりかた』の方が素直に萌えられました☆
◆恋愛ルビの正しいふりかた
まぎれもないアホヤンキー萌え(笑)
こんな属性あったかなぁと自分で戸惑ってしまうくらい、夏生のアホ可愛さにキュンキュンしちゃいました♪
頭が弱い分、感情表現がストレートで素直で健気で、ほんと小さい子供みたい☆
嬉しい時の笑顔はとびっきりだし、悲しい時の泣き顔は胸を打つ切なさ。。
こんな素直で可愛い子、もれなく惚れちゃうぜぃ!
学生時代はコミュ障気味のヒロ、構われまくるのが本意じゃないから復讐したいくらい夏生を怨んじゃってますけど、夏生にしてみたら好きだから構っちゃってるだけですよね。
高校卒業してからもヒロに似た人ばっかり好きになってたり、ほんと健気で可愛いわぁ☆
ヒロの方も、夏生を見返すためとはいえ、イケメンに変身できてよかったじゃないかぁ(笑)
攻め、受け共に初キス、初エッチっていうのも萌えポイントアップですよ!
どっちも余裕がなくて必死で、初めて繋がった時の2人の笑顔はほんと素敵でした☆
書き下ろしのエロさも必見です!
◆ほどける怪物
『錆びた夜でも恋は囁く』のスピンオフです。
DV男かんちゃんのその後のお話。
かんちゃんこと林田さん、受けになるとエロいことエロいこと☆
酔っぱらった勢いとはいえ、あんな誘い方されたらそりゃ秀那も我慢できなくなるよねぇ。
セックスから始まった関係とはいえ、2人の心はどんどん近づいていきますが、DV経験のある林田は秀那の好意を素直に受け入れることができません。
また精神的に追い詰められたら殴ってしまうかも…その思いが林田を臆病にさせてしまっています。
いつも仏頂面で笑顔を見せない、そんな林田を見ているとほんと切ない。
壁に貼られた写真のような笑顔を取り戻させたいと思う秀那の気持ちはすごくよくわかりました。
ついに自分の気持ちに素直になれた時の林田の泣き笑い、心を打たれましたね。
でもどうしても引っかかってしまうのは、DVの過去。
DVしていた人間が幸せになってはいけないとは思わないし、過去を思い出しては吐いてしまうほど後悔している林田にも幸せになってほしいとも思う。
だからと言って、今の林田が好きだから過去は関係ないという秀那には承服しかねてしまって…。
秀那も葛藤してるのはわかるけど、過去を責めて一発殴る、くらいのことをしてくれた方がスッキリしたかなぁなんて思います。
殴るなんていうのは安直かな。。
という感じで若干わだかまりがあるため、神評価にはできませんでした。
すごく良いお話なだけに、この少しの引っかかりが悔やまれます。。