許されないと思っていたのに、 また恋をしてしまった。

はだける怪物 下【BLCD】

hadakeru kaibutsu

はだける怪物 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神32
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
160
評価数
32
平均
5 / 5
神率
100%
著者
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷 幸
音楽
9perほか
脚本
佐々 美沙
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
新書館〈CD〉
シリーズ
恋愛ルビの正しいふりかた
収録時間
枚数
1 枚
ふろく
フリートーク
発売日
JANコード
4560219325593

あらすじ

「怪物」だった林田と、彼を好きになってしまった秀那。
「好き」だけで終われない、いびつなふたりの物語。
2か月連続リリース!!完結篇

<ストーリー>
セフレだった秀那と林田は、恋人同士になり、
今は大阪と東京での遠距離恋愛中。
秀那は大阪で、偶然林田の元カレ・弓と出会う。
弓は、かつて林田が暴力を振るっていた相手で、
今も林田の部屋の壁に貼られた写真のひとだった。
そしてある時、秀那は弓の体に未だ残る、
林田の暴力の痕を見てしまい……。

表題作 はだける怪物・下

秀那歩 → 佐藤拓也

林田(カンちゃん) → 小野友樹

その他キャラ
弓[石川賢利]/ 真山[羽多野渉]

レビュー投稿数4

聴いて良かったと、買って良かった。

 コミックを読み、ここで皆さんの感想も読んで、そしてCDも買いました。
感想を書くことが難しく、ハッピーエンドだけじゃない「もやもや感」と言うか、自分の中でも咀嚼できない部分があったのですが、声優さんの演技を聴いて、最後の巻末トークも聴くことができて、良かったとしみじみ感じています。
 きっと自分の経験値、年齢、環境等で感想が変わってくる物語だと思うのですが、今は読んでよかった、聴いて良かった、買って良かったと思うものでした。

6

再生の物語

原作既読です。
かんちゃん演じる小野さん、秀那演じる佐藤さん
ずっと二人の物語を追いかけていましたが、ここでやっとひとまず終わりということで少し寂しさもありますが、やっとかんちゃんがここまでたどり着けたのかという感慨深さがあります。
前作は途中までで消化不良気味でしたが、やっとかんちゃんは昔の恋に一区切りつけることができたようだし、秀那と生きていく覚悟みたいなのが感じられて良かったです。
原作もいいのですが、音声化されたことでセリフに気持ちがのってより感情が揺さぶられました。
エロには奔放なのに自分の気持ちにはずっと蓋をしてきたようなかんちゃんが、秀那をとおして弓とまた繋がれたのが、昔の自分と決別するきっかけになったみたいで、本当に良かったです。  

5

素晴らし!!

かんちゃーーーーん!!!!
原作読んでもどの巻読んでも聞いても毎度この感想しか出てきません!!!

かんちゃんと弓も2人は2人なりのかけがえのない関係でかんちゃんも秀那も頑張ったね!と声の演技が加わることでますます感じる。
しんどいシーンも多々だけど、どエロいとこはとことんどエロくて楽しくてありがとうとニヤケっぱなし!小野友樹さんの受け、男っぽい色気が大好きです!!!!!潮吹き音はすんごいブッシャーーーーって感じで笑ちゃったけど!そんだけ気持ちよかったのね。

キャストトークも素晴らしくて、弓の解釈に唸ってしまった。理解が深く、それをきちんと言葉にできるの尊敬です。その解釈から生まれる秀那と弓が路地裏で遭遇~別れた後のシーン!胸にきました!!

2

はだける怪物(下)

この作品は[はだける怪物]の完結編なので買うしかないし、レビューもしたりしてたんですが、そのレビューがあまりにも下手過ぎたし、とにかくせめて自分自身だけでも納得できるモノにしたかったので編集しました。
会社の上司である林田は元ヤンだし、何かしら常人とは違う異質なオーラを放っており密かに部下たちに恐れられてる存在だけど、秀那だけはそんな林田に屈託なく、普通に接してくれる部下だったので恐らくは初めから林田にとって秀那は気になる存在だったのでは?たまたま飲み会で自分を送ってくれた秀那を誘ってみたところ、明らかにノンケのイケメンが林田の誘いに簡単に乗って来た。確かにノンケだし、女にモテまくる秀那は秀那で自問自答。自分は何故こんなにも男の林田にドハマりし、今となっては女よりも林田のことが好きになっているのか?一体何故そうなった?その最たる理由の一つとして[やっぱり、あのエロい体だよな~。男としてはたまんね~]と、男の内側に秘めたる欲望や願望をとことん満たしてくれるだけでなく、[まだまだ甘いぜ]と言わんばかりに秀那の予想を遥かに凌駕してくる。女とも普通の男とも全く違う異次元のその未知なる林田の世界観にすっかりKO状態。だから林田が大好きだけど林田の部屋に飾られている謎の写真。恐らくは林田の昔の恋人。できれば見たくもないのに、気になる。それでもそこは鬼門だろうと程良い関係を保ってきたのに、突然大阪に二年間転勤。不本意だと悲嘆するよりもそこはポジティブ思考で対処する秀那のカッコ良さが好感度大。物理的な距離など感じさせない林田への募るばかりの気持ちも素敵。これさえ凌げば林田に会える!林田さんが大阪まで来てくれると、自分を鼓舞しモチベを上げ、仕事も頑張る姿勢がまたマジでかっこいいわ。大阪デート、お化け屋敷の中でのキス、横綱の顔はめパネルで林田をカメラで激写しながらはしゃぐ秀那と不機嫌そうな林田。ここでも女にモテてる秀那のイケメンぶりに密かに嫉妬する林田の本音が聞けるエピソードなどは楽しい限り。更に秀那が出先なことを確認した上で嘲笑うかの如く電話中にヤバい[サービス]をはじめた林田にあっさり翻弄されまくる秀那の必死さ、単純さがまたカワイイ。ピュアだとすら感じてしまう。その翌日、あの後林田に一体何をしてもらったのか、やたらハイテンションな秀那の言動で[ありがとう!スマホ!]と私まで感謝してしまった。他にもどら焼きの下りとかバリウケ。でも弓と偶然出会ってしまった秀那がどうも変。[遠距離キツイか?]気遣う林田に[俺だって分かんねぇよ。何から許されれば気が済むのか]苦悩に満ちた秀那の悲痛な声が何とも印象深かった。昔の写真を貼り付けて過去の過ちをずっと戒めているそのへんの心境はシカトして[煙草買って来る]とうそぶき、部屋を出た林田に対して湧き上がる感情に突き動かされ、なんだそれ?と林田を探し回る秀那の心情はめちゃ共感。あんたは全然わかってないと。ようやく見つけた林田に軽く嫌味を言ってからの本気の告白は胸に染みた。[支えたいんです!あんたのことを][理由は好きなだけじゃダメですか?]ナイスなクライマックスだ。最終的には弓からもらった最後のプレゼントによってようやく過去と決別し、愛の籠もった指輪と部屋の合鍵を秀那からももらえたこともあり、古い写真を捨て、新たに秀那とのアルバムを作っていく過程を楽しむ林田の笑顔が浮かんできて、本当に嬉しいハッピーエンド。不意打ちで撮られた秀那の変顔の写真。その時の秀那のリアクションを思い出し笑う林田。素敵なラストシーンをありがとう。やっぱり林田ははじめから秀那の顔立ちが好みのタイプだったこともわかるような下りもあったし、面食いだったようですね。
声優さんたちの巻末トークで秀那役の佐藤拓也さんが林田役の小野友樹さんのことを[友樹]と親しげに呼んでたことも[林田さん。あの〜末永くよろしくお願いします]と締め括って下さったので、もう感無量!何の心配も問題も無い。秀那と林田の永遠の愛と幸せを約束していただけたようで、大満足なお話でした。
声優さんたちの好演にも感謝です。

1

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