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choco strawberry vanilla
巧克力草莓香草
3人のなんとも言えない関係から始まり最後は円満に終わります。
たけちゃんの心理描写がなかなか素晴らしい。
捨の共有したい心理もなんとなく解るのでこれはなかなか良かったです。エロも良い感じなプレイでご馳走様でした
タケちゃんとミネ。ミネと捨の関係が絶妙で読んでいくうちにタケちゃんとミネの気持ちが変わっていく変化が面白く、捨は最後どんな気持ちなのかちょっとわからない顔をしているところもありますが面白い作品でした
なかなかのえちえちでそっちも満足でした
おっふ…
初作家様でした。
なにかとちるちるで話題に上がっていたので気になって読んでみたのですが、、、
なるほど…なるほど…これは伝説になるのも頷けますね。うん、濃い!色んな意味で濃い!濃厚過ぐるっ!!!
いやはやビックリしました。そんな気はしていたけれど、やはり上級者向けですね。ビックリした!
私は複数Pモノでもドンと来い姿勢ですが、そこに受けの想いが伴わない強制行為は止めてあげてよってなるので序盤は苦手めでした。途中から一応全員想いが伴ってきたので安心しましたけどね。
ま、そもそも最初から歪んでましたけど!!!やべぇなこいつら!!!
いやぁ〜ほんま濃厚な作品でしたw
2023/12/24 読了
無性に刺激的な世界に浸りたい…
そんな時に思い浮かぶ候補の作品の中でもとびっきりのお気に入りのこの作品!
歪なハズなのにこの3人にとったらこのカタチこそが正解
誰1人としてまともじゃない、でも誰1人として傷付けてない
それってイケナイこと?
と問われているよう、、、
エロのプレイもドッロドロに混ざりあってますがエロ以上に3人の感情が…表面上は淡々と見えるようだけど蓋を開けたら・・・
ぐっちゃぐちゃのドッロドロ…(;゚∀゚)=3ハァハァ
チョコとストロベリーとバニラ
チョコ×ストロベリー
チョコ×バニラ
ストロベリー×バニラ
どれも2つでも成り立つけど3つが混じりあったら贅沢に食べ尽くして舐め尽くしたくなる位に甘美…♡
だから「チョコストロベリー バニラ」
でりこ先生のエッジの効きまくったセンスに撃ち抜かれる!
内容とか地雷要素とかは数ある最高に興奮するレビューを是非参考にして下さい
私からは…
【刺激、お約束します!】
と、声を大にしてお伝えしたいデス♡
なんでしょう、これ。
でもかなり好き。
意味がわからないところが面白い。
こんな関係は自分は取り結ばない。
でも、こんな関係があったら面白い。
ありえなさそう。でもありそう。
日本では世間一般が、恋愛関係は2人で築くものになっているから理解しがたいだけで、何人もと同時均等な恋愛関係を築く事ができるかも。
そんな説得力のある不思議な作品でした。
エロも好み。
本当は神評価。ただ、不思議な読み心地で、評価できないから。
確実に、記憶に残る作品です!
略してチョベリバだと知ったとき感心してしまったけど、チョベリバって…死語も死語
この作品、こんなに人気だ(ちるちるの点数高か)ったんですね!そもそも彩景でりこ先生が人気なので作品の個性の強さにしては読まれてる方だろうなと思っていたらここまでとは。今のBLはかなり幅広くなって癖のある作品も増えたので、当時の輝きに比べると読み返しても新鮮さが薄いかなと、チョベリバ然り時代はうつろうものよねと思ったけど、やっぱり面白くて嬉しい。みんな頭おかしくて面白い。3人でずっとイチャイチャしててくれとも思うし、どこかで崩壊してくれとも思う。
峰岸の"勉強できない友達いない"ってのがどうしようもなく納得できるのが哀れ。
ばっちりすね毛あり
booklive 修正薄めな気がする…?
カバー下あり 二輪挿
3Pものなのですが3人ともキャラが立っていてハマってしまいました。
受けの子がめちゃくちゃかわいくて普段は生意気なのにエッチになると豹変する姿に萌えました。
攻め2人の心情も嫉妬や執着混ざりあって読んでいてドキドキしました。凄くおすすめです。本編とは関係ありませんがヨーロッパのとある食品メーカーがチョコストロベリーバニラを合わせた味のアイスや飲み物を「ナポリタン」と名付けて売っているのを知ってすごく驚きました。
少し前の作品とは思えない古びない作品。
作画、ストーリー、キャラクター
すべてが絡み合って、エロスであり、思春期の旅たちであり、友情の芽生えとアラタに入るヒビ。
ヌーベルバーグの映画を観ているような、美しさと破壊的衝動、揺さぶられる感情。
私は家族にこの作品を隠さず本棚に置いています。
普段は3Pあまり趣味ではないのだが
この作品は素晴らしい。
丁寧な感情描写にやられた。
あと何より、キスシーンがエロい!
灰皿があるの、きゅんとした。
こじれた関係なのに、とてもいい関係にみえる3Pで好きです。
初読みの時全く理解できず、萌えも感じず、もう読み返す事は無いかも…と思っていたのですが、しばらくしてまた読み返しみて、それから幾度となく読み返している作品です。
初読み当初に評価していたら中立〜しゅみじゃないだったと思います。
評価にバラつきがあるのもすごく分かる。
読み返すうちにこのよく分からない関係の3人の3Pに萌えを見出せたし、彼らの心情は少しですが分かるようになってきました。
タケがミネに酷くする感情がよく分からないで居たのですが改めて読み返すと、拾のモノは大切にできたけどミネは初めて自分から欲しいと思えるモノだったんだなと今更ながら理解しました。
拾がミネを所有物みたいに扱うところや、付き合ってるのにミネとタケだけでヤッてもいいという所はまだちょっと納得いかないですかね。
最初にミネと付き合う事になった時、タケに見せるのがもったいないと感じたのに、結局今までと同じことを繰り返してタケとミネを共有する。
もうタケとの共依存からは抜けられないんでしょうね。
読むたびに分かることや、新しい発見があって、ちょっと誰でもハマる作品ではないと思いますが、読み返す楽しみのある作品です。
番外編があることを知り、気になっています。
成り行きでおこった3Pではなく3人でお付き合いをしていくというかなり斬新な内容で展開が読めず最後までヒヤヒヤしながら読みました。
一般的にありえない関係でシチュエーションなのにセリフや感情に理解できてしまう面があって、妙にリアルに感じ惹きつけらます。
一度読んでみてよかったなと思う作品でした。
ただタイプのキャラがいないのとプレイ中の受けに対しての扱いがあまりにひどかったりして引いてしまう部分もあったので中立の評価をさせていただきました。
最近になって読みました。今更感すごいんですが、感想レビューを。
まず、表紙はすごいクールでかっこいい。この作者様のコミックの装丁って、いつもものすごくクールでオシャレで考えられていて、大好きです。
今回も苺を喰むんでするキス…うーん、オシャレ。ミステリアスでもあるし、とにかく、表紙の力強さは半端ない。
で、肝心の話の中身はというと…
うーん、これ、もう完全に「わかんない世界」でした…。自分の読解力のなさか?それすらもわかんない…。
ただ、わかんないながらも、このある種、病的な、サイコ的な状況を最後までまとめているのはすごいと思います。ストーリーテリング力はほんとにすごいし、内容が薄いなーなんてことは絶対にないので、ストーリー重視で読まれる方にはいいのかもしれません。私もストーリー重視タイプなので、こういう、今まで読んだことない作品という意味ではほんとに作者様の力量たるやすごいと思います。
が、しかし…
まず、半分に分け合うことになんでそんなにこだわるの…?そもそも、自分の彼氏も幼馴染と分け合うって…どゆこと?設定に無理がありすぎじゃね…?とか思っちゃう私は完全に凡人…。
そして、タケちゃんが怖いよ…拾も怖いけど、タケちゃんのがよっぽどサイコだよ…と思いました。あの無表情で暴力しながら興奮するくだりとか。
タケちゃんが何も言わずに拾の言うこと聞いてるのもゾワゾワするし、ミネに対するサイコ的な扱いがもう完全にゾワワ…。もう、ついていけなかったです…
しかも、この3人状態を保っていくのね…ひえー。もう、完全に理解不能。
まぁ、評価別れる作品だと思いますが、私的には、そもそも、理解することが難しい作品でした…。なんか、あまりに理解できなくて、もはや読後は一周回って、「すごいこと思いつくなー」って感じでした…。
拾とタケのこと、理解しようと読んでいたしミネが良いって言うのならこの関係もアリなのか?など考えていたのだけれど、どうしても拾が2本挿入しようとして痛がるミネに「痛くなーい痛くなーい」ってなだめる場面がダメみたいで読んだ後もそこのこと思い出してちょっと苛立ってしまいました
そもそも何を半分こしようと自由だけれど、それはあくまで自分のものならばであって、人間は誰かの物にはならないし痛みを与えている側が矮小化するのはおかしいと思ってしまいます
体に無理なことするのも読んでてしんどいので、2本挿入しようとすること自体(てめぇの体で試してみろ)と思います
肛門は登場人物にも私にもあるのだから、そんなのされたいかされたくないか解るはずですもの
拾はタケになんでも半分こしてきたのは見せびらかす行為たった訳で、タケはそれを理解していたからもらってはいたけれど拾の物だと弁えて扱ってきたのに、ミネに半分こってのは半分は自分の物にしていいって言われたことで振る舞いが変わりなぜか3人でうまく行くようになってしまいました
ミネは拾も半分こだって言って、でもそれまで拾はタケの物だった訳ではないような気がするので、ミネが半分こ発言をしたことでタケは拾とミネを半分ずつ手に入れたような気がします
ミネが頑丈だから救われるなんてことはないので、体を大切にするんならずっと3人で仲良くやったらいいんですけど
名前はすごくよく聞くけどどんな話なのか知らず、表紙のイメージから暗い話なのかなと思い読む気にならなかったのですが、この作品は3Pモノだよと紹介して頂き読んでみようかと思いました。
3Pモノでこういったトーンのお話だとなかなかどちらか一方に偏りがちであったり、なんとなく後味が良くないと感じることが多く、3Pはあほエロが一番なのかなと思っていたのですが、このお話はとてもバランスが良く感じました。
三人が三人とも誰かが欠けてしまったら崩れてしまうバランスというのが儚さを感じさせつつ美しいのかなと。
甘々で優しいけど親友のタケちゃんと好きなものを共有して生きてる拾と、親友から与えられるものを受け取り続けているけど本当に好きなものは苦しんだり辛そうなプレイというタケちゃんと、ずっと片想いしてた拾と付き合えるならどんなことも受け入れてしまうミネ。皆どこか歪みがあっていいです。
とにかく読んでる間心がグッとつかまれているような感覚になりました。
不思議な三角関係?が最初全く理解できずそういうものなんだなと読み進めたら…お互い何とも思い合っていない二人が、二人だけの時ただいま(だっけ)のキスをして、された方もは?となってした方も「習慣になっちゃって」みたいなこと言ったとこが萌えた。
なんかすごいエロくてね。感情移入できなくてもだんだんなんかそういうものなんやねと引き込まれていった感がすごかった。もっかい読みたい。彩景先生の他作品も読みたい。
ただの3P物でなくまして寝取られでもないしこの作品に似たBLを未だに知りません。
テーマで抵抗出るのは理解できますが幅広い読者に読んでもらいたい本です。
BLの枠を超え新しい人間関係の在り方を提示してる気すらします。
とは言ってもクソ真面目なストーリーではないですし、
乱交物のエロとして楽しむのも全然アリです。
カバー裏でアスリートの限界に挑戦している峰岸くんには全然笑えました。
独占欲とは何かを考えてます。
私はこの物語がとても好きです
2人の主人公はどちらも攻
でも
この関係で支配的なのは受です
拾のアイデアせますが、ミネだけがこのアイデアを受け入れました
この関係では、私はタケとミネが一番好きです (๑>◡<๑)
最初は、タケとミネは一緒になります、拾のアイデアのため
日常生活に摩擦があります
しかし、タケとミはエロで非常に良いです ⁄(⁄ ⁄ ⁄ω⁄ ⁄ ⁄)⁄
2つの間の距離は徐々に短くなりました
このような人と人の間の接触する、なじみの過程
いい感じですね
彩景でりこ先生の作品、蟷螂の檻を読んですごく好み!とはまた違った新たな感覚がありました。
この先生の作品をもっと読みたいなと思って数ヶ月やっと読みましたが、もっと早く読んでおけばよかった。
自分の好みど真ん中です。NTRでの3pとかは読んだことがありまして、それも好きだったんですけどなんか違うなーという思いがありました。この、なんというか共依存ともまた違う、一卵性の双子のようなお互いが自分と同じという考え方。そんな人と恋愛なんて女性なら無理だと思います。事実拾と付き合っていた女の子達は去っていくorタケちゃんに惚れるの二択です。
そんな中、ミネという人物が現れた。ミネが拾に心底惚れているからこんなことが出来る。そして惚れている理由もしっかりしている。ここが理解できないと、私はモヤッとするのでそこもありがたかったです。タケちゃんはミネのことが好きになったのかなと途中まで思っていましたが、そうではなかったようで、拾は特別という事実は変わらない。でも今まで自分達に関わってきた人間は皆変わってしまった、そんな中でどんなことをされても拾が好きという根本的な部分が変わらないミネだから、安心して行為ができたのかなと思いました。
拾は拾でちょっとおバカで考えが回らずに、相手を傷つけてしまう。自分のことを好きだと言ってきた人間が一心同体のタケちゃんの方に愛を向けてしまう。それが嫌だけどどうすればいいか分からない。愛すべきアホ?可愛いなーでもちょっとやりすぎよと思い読み進めました。
愛ははんぶんこできるのか?愛する人ははんぶんこできるのか?面白いなと思いました。
最近読み始めたばかりで、BLって奥が深いとこういう作品を読むと思います。
心理描写から絵からエロ描写まで何もかもどストライクでした。ありがとうございました。
表紙の色っぽさと美しさ。好きなもの全部‼︎ な、甘くてビターなこのタイトルと。
何度読んでも『はぁあああ〜』と、耽溺してしまう。とても味わい深い作品です。
フランス文学を読み終えた時の様な、背徳感と。その危うさにときめかずにいられない。
そして、どうにもこうにも薄暗いトーンの筈なのに、心が晴れるのは何故なのか。
三角関係は基本的には苦手。だって、意味が解らない。好きな人には誠実であるべき。という信念を持つ私にとって。これはそもそも許されない事(設定)なのだ。地雷云々以前の問題。
それを難無く受け入れさせてしまう、不思議な世界。でりこ先生の思うツボなんである。
実に素晴らしい。
悪気の無い、拾(このネーミングも言い得て妙だ。)、そんな拾の言いなりにも見えて 女にモテるタケちゃん。この2人の歪な関係に巻き込まれてしまった気の毒なミネ。
『好きなものは必ずタケちゃんと共有する』という、拾の妙なヘキの為に 15年もの間付き合わされて来たタケちゃんは、少なからず狂ってはいる。拾の恋人だった女が自分に好意を持った瞬間、少なからず抱いていたと思われる女への興味も情も失われてしまうのだ。それは拾への遠慮などというものでは無い。この男にはおよそ独占欲というものが欠けている。
そして、それは拾も同じで。自分が気に入った物も者も、タケちゃんに見せびらかし、分け与えなければ気がすまないのだ。そうこれは、奪い合う三角関係では無く、与え合う三角関係。
ミネは学生時代から恋い焦がれた拾が好きで好きで堪らないので、最初はその申し出を断るがやむを得ず受け入れる事となる。そして、ミネの好意は決して拾にしか向けられる事が無いので。タケちゃんはある意味安心してそれを受け入れる。だがしかし。気付いてしまう、自分の独占欲というものに。
拾も遅まきながら気付いてしまう。『だから好きな人は半分こしちゃダメなのか。』という事に。
ミネだけが気付いていない。拾が好きだから、どんな拾でも受け入れるという腹を括ったこの男は、いいようにヤラレるばかりでは無く、能動的にそれを受け入れる様になって行くのだ。
揺れて、自分の心の痛みに気付いて漸く成長し始めた2人を尻目に、誰よりも強いミネの大らかさにフッと胸が軽くなる様な気さえするのだ。
そんなミネだから、拾もタケちゃんもまた魅かれずにはいられない。
自分の恋と独占欲に気付いてしまった彼らが今後、どういう路を辿るのかは想像もつかないけれど。
この焦燥を抱いたまま、とりあえずは均衡を保つしか無いのだ。
願わくば、ギリギリで保ったまま、崩れる事なくいつまでもそうであって欲しい。
そういう恋があったっていい。
拾もタケちゃんも身体も心もミネに執着しているけれど、幼馴染としてドロドロに溶け合ってしまった2人の間にも確かに愛はあるのだと思いたい。
うーん…この作者様の絵は好きだし、好みが合えば神評価になるのはわかるんだけど、ごめんなさい、自分はなんか合わなかったです。
拾がなぜ半分こにこだわるのか、なんの説明もないままに、その性癖に付き合わされるミネとタケが可哀想、としか思えなかった。
ミネの拾を抱きたいという欲求は、結局一度も叶えられない。
好きでもないタケとのセックスを強いられ、拾に愛されたいから、それに従わざるをえない。
タケのことは好きじゃない。なのに、体の相性だけはよくて、心と体が解離していく。なんだか痛々しい。こういうシチュに萌えてくださいという意図はわかるんだけど、私には、ただただ可哀想としか思えなかった。
タケは拾が好き。だから拾を好きなミネなら抱ける。でも、無理矢理するのは好きじゃない。肉体的にはS寄りかもしれないけど、精神的にはノーマルな人。
そして、ふたりにしたくもないセックスをさせておきながら、終始あっけらかんとしている拾…。うーん、なんだかなぁ…。
これ、拾がミネに入れられて、ミネがタケに入れられて、っていうサンドイッチ式じゃダメだったのかな…。
それならミネの要求も通って、二人に要求を押し付ける一方だった拾も、したくないことをさせられるつらさがわかって、みんな平等って思えたかも。
カバー下の2輪刺しも、受けがオモチャにされてるように見えちゃって、あまり愛があるように見えないんだよなあ。
この作者様とはあまり合わないかもしれない。お好きな方、不快にさせたらごめんなさい。
非常に面白い作品
エロいし、深いし、心理描写が繊細
絵の好みはあると思いますが、ストーリーや展開の魅力を差し引けば、一読の価値ありの作品です
評判の高い作品でしたので、気にはなっていたのですが、3人なんでちょっと引いてました 正直、絵もあまり好みではなかったので
ですが、読んで大満足の一冊です
良かった理由はとてもシンプルで、3人の気持ちがしっかり描かれていること
それぞれの気持ちが、ストレートに伝わってくるので気持ちのゆれが、よく分かる
表情や仕草、抱き方も含めて全てが気持ちを伝えてくれてる
そのうえ、3人全てがルール以外の気持ちを押し付け合わない
それが読んでいて、潔くて不安定で心地よくて、絶妙なバランスで描かれていると思います
個人的には、安定した幸せな未来が見える作品が好きなので、神評価ではないですがお話としては秀逸な作品でした
もう。。なんだかわかんないっw
趣味ではない。でも人の好みは様々だから、こんなblがあってもいいんじゃないかなって思う。
実はやっぱり拾と別れてたけちゃんと付き合うんじゃね?って思ったから最後まで読んでこれで終わり???ってびっくりした。
二人が精神的に強く繋がってる純愛物語が好きな人には合わないと思う。私も含めて。。
地雷だった3P(複数)がこの作品で地雷リストから削除…
しかも、神作品になるとは半年前には考えもしなかった。
BL歴半年強…ランキング上位であるこの作品は避けてましたが、
高評価な理由を知りたい好奇心から手を出してしまった…地雷なのに…。
3人である必要性がわからず、眼を細めて読み進めるうちに、
3人の行きつく先がどうしても気になり一気読み。
頭に入ってこない部分を、繰り返し読み込んで消化しているうちに気付けばミネの虜に…なぜミネ…。
開発される愛されウケが好物だったのか…。
このトライアングルは、拾の歪な独占欲が作り出した関係であって
自分を愛してくれる拾への揺るぎ無い信頼は、ミネにとって絶大。
戻って来たミネが、拾を手放すことはもうないなぁと、読む程に感じる。
レビュアー様には、タケ×ミネ推しが人気のようで、
個人的にも、ミネに発揮する暴力性の強い性行動をみせるタケが好物ですが
あれも拾の存在があってこそ発揮されてる気がする。
共依存の二人を心身ともに包み込んだ、ミネの強靭な受け力に、今後の行方が掛かっているはず。
拾と再会した時の、自分を卑下してウジウジしていたミネが、
二人との出会いで後半にはビックリの成長ぶりだったことが何より嬉しい!
3Pが地雷でなくなったことから、色々複数ものを読み漁りましたが
この作品の3人の関係性はけっこう異色だったんだなと…面白い。
そして地雷は取り除くことができると知った今、新たなる世界へ…どんどん地雷が減っていく。
食わず嫌いだったのか、BLに足を突っ込んでタガが外れたのか、遅咲きの恐ろしさを実感中…。
もうたくさんのレビューがありますので、感想だけ。
この作品を初めて読んだのはもう結構前なのですが、その頃私はハードル高めな設定のBLを続々と読んでいました。
3P?どーってことないじゃん?フツーフツー。
…と読み始め、え、え、ナニコレ⁈、こんなの初めて読むわ…
負けた…って思った。別に勝負でもなんでもないのにね。しかも、こういうのダメだ、って思ったんだよね。
「俺の事好きっていうならタケちゃんごと好きになってよ」という拾(ひろい)の、考え方はともかく実際に必ず恋人を共用するという行動は理解しがたい。
でも「好きな人は一人って誰が決めたの」とか「フツーの話じゃなくて…俺の何を見て好きになったのっていう話だよ」という拾の発言はもはや格言にも似て、叶○妹のお姉さまの思考回路に似ているなぁ、なんて感銘受けちゃったりして。
それよりわかんないのがタケちゃんです。
ただ拾の言うままに、自分の意見は無く拾の恋人とヤる。
タケちゃんは拾が好きなんですよね。なのにキスもしたことがなかった。男のミネが入ってきて均衡が崩れる感じ?
複数愛・ポリアモニーの拾を中心にして、タケちゃんはミネが拾を大好きだから許し、ミネは拾がタケちゃんの大事な存在だから認める…
今読んでみれば、こんなのダメだ、とは思わない自分がいます。BLって面白いなぁっていう感想が一番大きいです。
再読です。初めて読んだ時に中立をつけてしまいましたが、今は萌かな?
最初に読んだ時は拾とタケの分け合うとかミネまでそれに答えてるのが引いたのだと思います。
拾はどうしてそこまでタケと分けあいたいんでしょうか。
そしてタケも受けとると拾が喜ぶ顔が見たくて。
拾を好きなものなら人でも受け入れて。でも相手が拾を好きじゃなくなったら用済で。
だけどミネだけは違いましたね。
拾もミネにはタケと張り合い独占欲的なものを持って。自分がいないところで二人がするのも気になって。
ミネもミネで最初は嫌がってたのに拾のために3人プレイを受け入れて、拾がいなくても悪態つきながらタケと。
タケもだんだんミネのことをどう思ってるのかわからなくなって。
二人の間に初めて風穴を開けたミネなのでしょうか。
でりこさんのギャグが好きなのですがこちらはシリアスですね。でも絵がキレイで読みごたえがありました。
評価数が多いけど、評価にすごくバラつきがあるのが気になっていたので、購入しました。
神評価が高く、期待し過ぎていたのかもしれませんが、読んでみると私には地雷。。。
3P作品を読むのが苦手な訳ではありませんが、こちらの作品は不本意過ぎる3Pで、受のミネの希望が全く通っていないエッチ。
ミネは拾の事が好きだけど、それは自分の存在を認めてくれたのが拾しかいなかったからであり、ホントは拾に入れたかったのに、それも叶わず受にされ。100歩譲って拾とミネが付き合うのは許せても、そこにタケちゃんを混ぜてくる事が、私はどうしても許せません。
その挙げ句、無理やり2輪差しをしようとしたり、乱暴なエッチをするしで、それが快楽に繋がろうと、拾がミネを大切に思っていようと、どうしても私には伝わりませんでした。
後半には、ミネもタケちゃんも互いに好きになりだしたようですが、全くそう思えず。。。
ただただ、ミネが可哀相に思えてしまいます。
これが、評価のバラつきの理由なのかなぁと思いました。好みって、ホント人それぞれなんだなぁと。
あまり3pは好きではありませんでしたが、表紙や、名前にひかれるものがあったので、何となく買ってみました。結果的には、買ってよかったです。
拾の性格や、三角関係がとても面白かったです。
拾が、タケちゃんと、好きなものは何でも共有するのに、最初は、「お?」と思いましたが、だんだんあらわれてくる、ミネへの、独占欲に「ほほう」となりました。(語彙力)
複雑な三角関係が、話を盛り上げていて、読んでいるうちに、「うおおおお」ってなってました。(語彙力)
これをきに3pは、いけるようになりました。
語彙力なさ過ぎて、読みにくかったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ読んでみてください。
なんとなく表紙だけで内容をよく確認せず購入。まさかの3Pもので愕然。
無理やり系も苦手ですが、3Pものも苦手…
でも、買ったからにも一度は読んでみようと読み進め…
まず受けが健気!でも純粋培養な健気さじゃなくて、まったくの不健全な健気さ!
タケ→拾←ミネと思いきや、見る人によって変わるカップリング!!!!!
ミネは健気なんだけど、同情したくなるような健気さじゃなくて、執着的かつ楽観的だから多少無理されてても、かわいい…って済んじゃうんですよね。
タケと拾の間にはゆるぎない絆や執着はあるけど、恋愛要素が皆無なのがいいかもしれない。
拾とミネの関係が飼い主と猫で、タケとミネの関係が遠慮の要らない相手、拾とタケは精神的に二人で一人なんだよなあ。
誰かひとりでも欠けたら絶対長続きしないけど、互いが補ってるから続いている関係だと思います。
こんなに肯定的に3Pを読めたのは初めてで、3Pの苦手な子に勧めて見たら、その子もはまったから、苦手だと思ってる人もぜひチャレンジしてもらいたいです!!
拾とタケのような関係性って現実にもあるんでしょうかね。自分が尊敬する人や好きなものを、仲の良い人にも理解してもらえるのは確かにすごく嬉しいことです。でも、拾の場合は恋人すらもタケと共有したがる。自分の恋人の良さを分かってもらうだけならまだしも、タケにも恋人のような関係を築くことを強いる。正直、拾の特殊な感覚については最後まで完全には理解しきれなかったです。ただ、あくまで創作としてそのような感覚を持っているキャラの話としてそこには突っ込まず読めば、とてもディープで独特な世界に浸ることができました。斬新でよく練られたキャラ設定であることは間違いないです。
タケの感覚は拾よりも理解しやすかったです。拾から分け与えられたものを自分も好きになり喜べば、拾も喜んでくれ、それが嬉しいという単純な感覚。それを拾の恋人にもあてはめてしまうのは歪んでいるかもしれませんが、元々積極性の乏しい性格なので拾に対して受け身である故、一度流されたらそこからずるずる続けてしまっている感じなんでしょうね。
タケと拾の関係は戯れにキスをすることはあっても、絶対に友愛の域を超えることはないんだということは読者に度々印象付けられます。唯一それを知らず、2人の間に友愛を超える感情が存在していると誤解しているミネ。彼がようやく自分も2人と同じように拾とタケを半分こにすることを受け入れた頃、拾とタケは共にミネに対して独占欲が湧いてきます。互いに初めて味わう、嫉妬や自分だけのものにしたいという感覚。はっきりと分かりやすいような言葉では示されませんが、2人がちりちりと胸を焼くような感情を抱いていることが読み取れると思います。タケの方は、ミネがもし拾を好きじゃなくなっても彼を好きだと思えるのか微妙なところですが、ついに歪な共有関係に亀裂が生じたわけですね。決着がつくこともなく3人の関係が続いたまま終わりますが、今後の想像が膨らむ作品だと思いました。濡れ場は普段タケと仲の悪いミネが、行為時にはタケに挿れられて蕩けるのがすごく萌えます。
3Pものが好きなわけではないんですが………
なんか、大体、攻め2人が受を取り合ってわちゃわちゃする話が多いし…
高評価だったので気になり、買ってみて読んだらハマりました。
ハマりすぎて同人も買って揃える始末です。
3人各々、複雑な感情を抱えているのに絶妙なバランスな関係を保っている奇跡の3人。
この先どうなるのか気になるけど、このままでいて欲しいから進展して欲しくないような。
関係性は相当歪んでると思いますけど、3人で幸せになってほしいなと思うような作品でした。
色々思うことはあるし、印象的なシーンもたくさんあるんですが、なんだか上手く言えないです。
とにかくミネがひたむきに拾のことを想ってるのが本当にかわいい。
なんでも言いなり。
攻のことが好きすぎる受、最高です。
それがこの関係性を成立させてると思いました。
この3Pは大好きですっ!
攻め2×受け1漫画だとどうしても、『攻めの1人が強引に割って入ってきてそのままズルズルと~』とか、『受けがどちも選べない~チラッチラッ…しゃーないなーでずるずると~』とか、『攻め2人が強引で受けがイヤイヤ言いながらも快楽に流されてズルズルと~』が多くて食傷気味。
この作品は、そんな3Pは飽きたし好きじゃない、と思ってる私でも大好物になれるものでした。
ミネ(受け)の、拾(攻め)が好きで離れたくないからタケ(攻め)も受け入れてやってんだ!と最後までその姿勢が崩れないのがいい。
お前らが半分ずつなら俺だってそうするんだ!と開き直るのも男前で良い。
そしてタケもミネに少しづつ惹かれながらも最後まで拾を優先、と言うかミネに言われて吹っ切れてからの考え方もいい。
こういう形の3Pは、私の様な読み手にはとてもすんなりと好きだなーと心に落ちてくる作品でした。
綺麗な正三角、のレビューの通り、綺麗な三角関係になって終わります。
なんですが、結論は…!?というのが正直なところ。
未来の道しるべがあるようで無く、ふわっとバトンを手渡されます。
未来が見たいようで見たくない、もしかしたら、三角が崩れるかもしれない。
そんなちょうどいいところを綺麗に切り取った作品かなという印象です。
読者によって、想像する未来が幾億通りにもなるような
そして誰もが彼らの行く末を想像してしまうような人間関係の描写の濃い作品です。
こんな綺麗な正三角形見たこと…いや読んだことない。BLだからこそできる代物。
歪みまくってるタケ拾に巻き込まれちゃうミネの可愛さったらないですもう。
好きを共有してきた二人の均衡が、ミネの存在によってジワジワと崩れていくのがたまらなく萌えるし、丁寧に描かれていて素晴らしい。
共通しているのはミネに対する独占欲という変化。
ミネの心は拾に、身体はタケへとある種わかりやすく二分化していきます。
タケは拾が与えてくれるという事実が大切なのであって、対象は重要ではありませんでした。分け与えられるという受動的なものに共有するという主体が芽生え、タケは苛立っていきます。
そんな中ミネは、お前らが半分にするなら自分も半分こにしたっていいだろうと、当然のように軽く言ってのけるのです。その太々しくも可愛い宣言は二人にとって最高の愛の告白に違いありません。
拾のためにタケに抱かれるミネは拾を決して裏切らない。そのミネにお前も俺の所有物なのだと宣言された事で、ミネを『分け与えられたもの』ではなく、本当の意味で『共有するもの』なのだと気付くのです。
拾もまた、タケとミネの本能としての性愛を目の当たりにし、主体的に抱くタケの変化に好きを共有するという事の残酷さや焦燥に気付いていきます。ですがミネの半分こ宣言を知り、ようやく拾と拾の一部を丸ごと受け入れてくれる存在に出会えたのだと分かるのです。
ミネの純粋さがキーになっていますが、そんなミネ自身も少しずつ変化が起きていて。この均衡が果たして保たれていくのかどうなのか、を匂わせて終わる感じがとてもよかった。
全体の構成や、演出、色気やミネの可愛さがとにかく申し分ないくらい素晴らしい作品でした。
確かに話にしっかりとしたコンセプトもあり、登場人物の想いとか考えの設定もしっかりしていた。
けど、私はこの作品少し暗い話かなぁと思います。
歪んだ愛とか、執着とかがテーマなのかと思うのですが私はBLに歪んだ愛のなかでも可愛らしいモノを求めているので少々こちらの作品は怖いなぁと思うことがありました。
地雷まではいきません!
登場人物は妖艶で魅力的でしたし、可愛らしいシーンもありました。
今回は萌と言えることがなかったので中立の立場でのレビューでした。
三角関係モノをあまり読んだことがないので、自分の受けた感覚が正しいのかそうでないのかよくわかりませんが、三角関係と3Pは別物なのだな、と痛感しました。
なんというか、明るくハッピーな(?)3Pは存在するかもしれませんが、三角関係には常に当事者の心に哀切のようなものが存在している気がします。
それぞれが強烈に満たされる部分とどうしても満たされない部分を共有しているみたいに見えます。
このお話は3Pモノでありながら、がっつり力関係が拮抗している三角関係のお話だと私は思いました。
じゃんけんの原理のように、AはBより強く、Cに弱い、でもBはCより強く、Aには弱い……といったように、矛盾しているように見える力関係が三つ巴状態としてバランスをとってしまっている。
拾が一番わがままで我を通しているので一見すると立場が上で支配的に見えるけれど、拾の歪んだ要求やわがままを受け入れ自分の望み(拾と付き合うこと)をかなえているミネの根の部分は断トツに強いと思えるし、拾の言いなりのようにみえるタケは自分の欲望に任せてミネを抱き、拾が引き出せなかったミネの魅力を存分に味わい尽くします。そんなミネとタケを指をくわえてみるしかない拾。
この中で一番かわいそうなのは誰なのだろう、という思いが常によぎり、エロ面は満たされながらも哀しみが付きまとうお話でした。
可哀想なのは拾と付き合うことで3Pを強いられたミネなのか、タケを通してしか好きなものを自覚できない拾なのか、いつも二番手の位置に甘んじ(一番になりそうになると関係が終わる)拾の連れてきた恋人を抱かなければいけないタケなのか。
それぞれが自分の立ち位置のラインを超えないように、微妙なバランスを必死に保とうとしている、そんな印象を受けました。
そして非常に壊れやすく、近い将来、必ず破たんする関係で、壊れたときは全員が傷つくのだろうな、ということも想像できます。
いつかは醒めてしまう儚い夢のようなひとときを過ごしているのだろうと思うと、こんなにも異常な関係でありながら、なるべく続いてほしいなと願ってしまう自分がいました。
明るく爽やかなハピエンが好きな自分には、こうしたちょっと倒錯した関係はNGかなと思いきや、意外とハマると抜けられない強力な(危険な?)引力に触れた気がします。
三人の関係が崩れる前にお話が終わってくれていてホッとしました。
ちなみに、ミネとタケは体の相性が抜群なんですよね。
言葉では「好き」を言い合わない関係だからこそ、なおさらタケとミネの表面的に仲の悪そうな様子が本能的な結びつきに見え、エロく感じられました。隠蔽された二人の本音がエロでわかりすぎるくらい発揮されているように見えるんです。
この歪んだ関係を半ば脅すように強いた拾がミネとタケのエロを眺める表情が切なかったです。
間違った読解かもしれません。あくまで私見です。
タイトル買いしました
タイトルを見て(背表紙の)これは甘々なのかなと思い表紙を見たら...
なんだこれは!!ってなりました。
初めての3Pものでしたが、私の何かが目覚めた気がしました笑
とにかくミネがかわいかった
ヤってるとき段々とミネがグズグズになっていくのが堪らなかったです。
一番良かったのがカバー裏ですかね
あそこは危険ですよほんと......
毎回読み始める前はカバー裏を見、
読み終わってもカバー裏を見、
何度もカバー裏を見ました。本編よりも多かったんじゃないかってぐらいに笑
ドンピシャとまでは行かなくても
絵が綺麗でとても良かったです/////
これはすごい。3P好きのためのようなマンガ。私はそこまで好きでも嫌いでもないので、そんなに抵抗感はありませんでした。ほんとに3P萌えの方がどう感じるかは人それぞれだと思うのですが…。
難しい話です。拾とタケの間にあるものは、恋愛感情ではなく、もっと深い
、作中では「相手の体の一部にされてしまうようなあの感じ」と表現されていますが、絆、みたいなものなんでしょうか。拾とタケにとって、長い間、それが当然だったんでしょう。
そこで、拾に揺るぎない好意を持つミネの登場が、拾とタケの関係に変化をもたらす。
分かりそうでよく分からないお話でした。半分この発言も結局よく分からないし…深すぎる、というか。でも、ミネが快感に震えてる顔は、ものすごくエロかったです。重々しいストーリーの中でこれだけは癒しでした。
カバー下には笑いました。確かに公共の場では読まない方がいいでしょう。ここのミネも大好きです。
あと、これは私だけかもしれませんが、すね毛が描写されてるのが地味に気になって…(笑) そこは受け付けませんでした。
私の稚拙な頭でこの作品のレビューが書けるかとても不安です…笑
そのくらい複雑ではあります。でも単純な想いが交差してる感じなので読んでいて「???」と置いてけぼりになることは少ないと思いました。
3人それぞれの想いは、多少歪んではいるかもしれないけど共感(とはいかなくても理解は)できると思うので。それにひとりひとりの目線が描かれているのでわかりやすいと思います。
これは「萌える♡」ではなく「う、ハァ〜ッ‼︎」と言ってしまうような感じです 笑
一発がこう…重い。萌えというよりパンチ。私はそういうの好きなのでゾクゾクしましたが←
そしてエロ。Hは3Pだけあって濃密です。タケの攻め方が個人的に好きです、ミネにだからSなんですかね。
拾×ミネは好き同士の甘々感が楽しめ、タケ×ミネは嫌々感が楽しめます。まぁ拾もなかなかのドSだと思いますが…。
それに耐えちゃうミネの健気さは本当にもう、すごい。
3人の複雑に絡み合う愛情に泣きそうになります。読み終えたら数日考え込みます。
ストーリー性、暗く重いエロを楽しみたい時におすすめです。
個人的に3Pはあまり得意ではないのですが、表紙の綺麗さに惹かれ購入。
率直に面白かったです。萌えとか可愛いというよりも面白い。ただ3人で絡む…という感じだけでなく、3人それぞれの気持ちが複雑に入り組んでいるところが見所かと思います。
先程も言いましたように3Pはあまり得意ではない私でさえも面白いと感じました!
ただこの作品は濡れ場が比較的多いかと思います。
BLでも「萌えだけじゃないラブストーリーとしての作品が好きだ!」という人におすすめしたい作品です。
彩景でりこさんの絵は結構好きで、3Pとか総受も、3人で続いていく(+どこかで変化する可能性も示唆されている)という結末含め別に嫌いじゃないし、男前受もどちらかといえば好みなのに、この作品はどうしてダメなんだろうと…考えるに、多分、拾という男が好きになれないのが苦痛なんだろうなーと。
拾は腹黒でも嘘つきでもないのですが、天然だからこそ厄介で、好きになれませんでした。あと、攻より受のほうが可愛いのもダメなんだなと気づきました。セックスの時だけ攻守が逆転するような感じがなんか…うーん、モヤモヤしました。
タケとミネ、どっちが先に愛想を尽かすかなー。
うわあ〜〜歪んでいる〜〜!と。思わず口にしてしまう作品でした。病んでいるではなく歪んでいる。そう思うのは登場人物たちが至って"正気"だからかと思われます…。きゅんきゅんというのは受け・ミネの可愛さや拾(攻め)のミネの扱い方等除いて殆ど見られませんでしたが、これを描けるでりこさんはやはりすごい。
でりこさんといえばちんの付くこの描かれ方がとてもすきなので、それが見られなかった(修正)のは実に惜しいですが…!
攻め二人×受け一人、ということで受けが中心かなと思いきや完全にそうというわけではなく。攻め二人のところに受けを投じて変化があるので切っ掛けや最終的には受けが鍵であることは間違いないと思うのですが、なんだかんだで中心は、ミネが始めから好きだった「拾」かと。
何度かドキリとする台詞がありました。
好きなひとから好きでないものを、ひとを与えられた時、どんな想い…味がするか。
勿論美味しくないのだと思います。けどそんなことは関係なく、片方の好きを共有し合ってきた攻め二人。
読む前にとても上手い、美味しいタイトルを付けられるなぁと思っていましたが読了後の今思い返せばこのタイトル、作中に登場していたんですね…
それに対し 次から同じの3つでいいよ と返した序盤のタケ(攻め)。
ebdの頃もその考えは変わっていないのかが気になります。
タケと身体の相性がいいミネ…
タケがチョコでミネがストロベリーで拾がバニラなら、個人的にチョコの方がストロベリーと合っている気がするのでそれすらタイトルと内容に反映されていて、ストロベリーはバニラに焦がれているのかと思うと。
…でも、チョコとバニラはケンカしないんですよね。
なんだかな…
拾はミネを独り占めしたくなって、
タケもミネが欲しくなって、
本当は分けあいたくないんだけど、
それを口に出すと今の関係が崩れてしまうから、
それを回避したいほど互いがなくてはならない存在だから、
深く互いの気持ちを追求せず、自分の想いが確信に変わる前に、少しの嘘をついてミネに対する気持ちに蓋をしたんだろうなと思いました。
単純な"好き"のみを残して。
結果、みんなで仲良くすればいいじゃんと。
だから今のこの三角関係に平等な"愛"は感じられないけど、このまま暮らしていけは"情"という形の平等な"絆"が生まれるのかな。
ミネは純粋なまでに拾に一途で、拾の一部みたいなタケも受け入れているから、全員が現状維持で、おっさんになっても爺さんになっても一緒にいるんだろうなぁと思いました。
まあ幸せか。
評判がよかった作品なだけ、読む前にハードルをあげてしまった感がありました。悪くはないけども。
読了感は、雨上がりの晴れ空で、見上げた空にはまだ雲多く、視界の片隅では雷雲がくすぶっている…といったような。
読み終わった後に改めて表紙を見ると拾の姿が無く、ミネの目を覆う手だけが映っているのが印象的でした。
いや、がっつりBLです。
エロエロシーンもがっっっつりあります。
なんですけど、その根底にあるこの作品の魅力はミネ、タケ、拾3人の歪んだ人間関係の危うさです。
全て半分こする拾とタケ。それが例え好きな人でも。
そんな異常な三角関係を彩景でりこ先生の美しい絵があやしく魅力的に描かれています。
この美しい絵だからこそ、このお話が成り立つのだと思います。
ですが、話はかなり好みがわかれると思います。
後味もいいわけでは、ない、です。
ですが、何回も何回も読み直したくなる本です。
スルメイカみたいに、噛めば噛むほど味がでる、的な、、笑
とても、一言では言い表せないお話。
でも、私の中のBL殿堂入り漫画です。
気になっていたので手に取ってみました。
正直、読み終わりは微妙かなぁという印象でしたね。
まず、性行為のやりすぎ!そこまでやりゃぁいいってもんでもないでっ!
あとは拾に皆甘すぎ。まぁそれだからこの本が成り立っているんだと思いますが。
恒例の三人の特徴をまとめてみます。
拾...優しいけど毒がありますよね。
皆、拾の尻に敷かれてこやつに翻弄されています。
三人でやろうって言われてミネとタケは不本意だったけどヤッた。
それから、二人でもやりなって言われたからやるハメになるという
見事に拾の思い通りになってしまった...。
私は、あまりこのキャラクターは好きではない。
タケ...まぁ拾と幼馴染だから昔から尻に敷かれているけれど
とんだ災難だなっと言う感じ。でも拾に心底惚れてるんだよなコイツ。
私的には被害者っぽくて拾と出会わなければ三人でヤルこともなかったのになぁっていう雰囲気です。
ミネ...拾に惚れてしまった第二の被害者。こちらも出逢うなよ!って
言いたくなってしまいましたが私はこのキャラクターが一番好きかな。
拾のことが好き過ぎて泣いちゃう所とか妙に従順になった所では
「あぁ、身体は嘘を付かないんだなぁ...。」としんみりさせてくれますw
拾中心で回っているかと思う、このストーリー。
しかし、タケが主人公になったりミネがメインになったりグルグルしてくるので読み応えはあった!けれど分かりづらかったなぁ。
ミネのエロさに不覚にも萌えてしまったので萌ですね、ハイ...。
あくまでも個人的見解なのであしからず。
何度読んでも終着点が見つからない。
ミネが拾を好きなのは分かる。
だから拾がいうなら仕方なくタケを受け入れる。
拾が、ミネをタケと半分こしたのを少し後悔し
それでももう後戻りできない…という事も分かった。
タケは?ミネが拾の事が好きで
絶対に自分に振り向かないってわかっているから
ミネの事が好き。
これが分からん。でもこれは初志貫徹。
わからないまま3人の関係を飲み込もうとしたら
タケは拾がミネを半分こした事に後悔していると気が付いたのに どんどんミネにはまっていく。
あれ?さっき、拾が大切だから、ミネが自分に振り向かないから好きって言ってたのに…だったら二人から離れてあげれば良いのに…あれ?ミネを好きになった?でも自分に振り向いたら嫌なんだよね…うーーーん。
捉え方次第でどんな着地点にでもたどり着ける。そんな三角関係ですかね。私には難しいまままだ宙に浮いてます。
そして、拾が、『入れちゃえば女の子とおんなじだよ』っていう台詞。物凄い嫌悪感を感じました。女も男もバカにしてるように聞こえる。この一言が最初の方に出てくるので厳しいまま分からないまま読み終えました。
しかしながら、エロが…ミネが可愛くて。そのページだけ見ていたい(笑)
なぜだかわからないけど、印象に強く残っています。
拾の性格がわからない。。
アイス3つ同じ種類で良いという意味がわからない。
あとミネに半分こにすれば良いと言われて納得したタケの気持ちもわからない。。。
感情移入は誰にも出来なかたのですが、
お互い好きだが、表には出さない受けX攻め
のCPが萌えスポットのツボを突いてきているのかも!?
続きが読みたいなというアピールのため、神にしますー
最初はこの複雑な3人の関係に首を傾げてしまいました。特に拾とタケの関係性が見えなくて考えさせられたのですが、何度か読んでいるうちに人物像が見えてきました。
おそらく、拾は非常に独特な価値観を持っていて、そのせいで他人から理解されず拒絶されるということを繰り返してきた人なのかな。また、拾は他人と自分との境界線が曖昧なために自分の中の価値観や秩序を他人に押し付けて支配的な関係になってしまう。
そして理由を説明しても多くの人には理解も納得も出来ないような拾独自の秩序に合わせられる数少ない存在がタケ。タケもまた他人と自分との境界線が曖昧なので、拾に対して受動的で服従的な関係になってしまっています。拾とタケは支配的な者と服従的な者で一見正反対のように見えて、実はお互いに曖昧な自我を持ち合わせているという点で似ていて凸と凹のようにしっくりきてしまう、とても閉鎖的で強固な共依存関係です。
そんな二人だけの世界に変化をもたらしてしまうのがミネ。ミネは非常に鈍いのかそれとも器が大きいのか、反発しながらも拾とタケの関係をそのまま受け入れていきます。彼の存在にそれまで揺らぐことの無かった拾とタケの感情が動き出してしまう。自分たちをありのままで受け入れてくれる第三の存在が現れて拾とタケはプチパニックなんですよね。特にタケが混乱しています。
ある意味で柔軟なミネに対して、拾とタケは非常に頑なで極端であるため小さな亀裂やズレが生じるだけでガラガラと崩れてしまいそう。もし、ミネがタケを好きになってしまったら、タケはどうするんだろう…。
珍妙で絶妙な三角関係を言葉少なに淡々描いています。今後3人がどうなっていくのか、見てみたいような見たくないような不思議な後味の作品でした。
3人の距離感とか設定は面白いのだけど、なんか引き込まれることなくさらーっと読み終わってしまいました。
読みが足りなかったかな^^;
エロもキュンキュンくるものがなかったのでちょっと残念。
久しぶりに読んで萌えたぎったのでレビューしに来ました。
シリアス系なのかと思いきやエロ要素が多かったです。
3Pの商業BLは初めてでしたが、これは良い。
どうしても3Pって愛され受けな感じがして苦手なのてすが(受けの子がどっちかを選べばいいのにと思ってしまうので)、嫌々受けが好きな私にはたまらなかったです。
もちろん、私はダントツでミネが好みでした。
ヤンキーっぽい彼ですが、友達はいないしコミュニケーション能力は低いし健気だし...とまずギャップ萌。
最初はミネは攻め側になりたかったのに、どんどん受けの快感に堕ちていくというのも魅力的。
拾の「される側の子になっちゃった」という発言の通りもう攻め側に回ることは無いだろうなぁ...と思います。
常識人でしたが、タケのか体の相性が良かったせいか3人でする事に慣れていく姿も侵食されていっているようでキュンときてしまいます。
タケ×ミネがお気に入りなのですが、最初はミネに致すときに「ごめんな」と言っていたタケがあんなに変わってしまうなんて...。
中盤ではお互い嫌い合っているような発言ですが終盤の「峰岸にしかしない...」という発言でそれはもう滾りました。
でもこの関係は拾がいるからこそなんですよね。
拾がいなかったらただの強姦、もしくはセフレです。
この不思議で歪んだ関係だからこそはまってしまったのだと思います。
終盤のミネの半分こ発言に疑問を持っている方もいらっしゃるそうですが、ここは拾を半分にするという意図で描かれたのではないと思っています。
拾は大切なものをくれるが全て拾の物だったという回想。
それに対しての半分は自分の物にしていいのかとタケが自身で納得するという場面なのかなぁと思いました。
どちらかというとミネを半分にするという意味合いが強いシーンだったのかなと。
この3人には幸せになって欲しいなあと思うような作品でした。ぜひ同人誌の方も見てみたいです。
別サイトで評価が高かったので読んでみました。こういうのがいわゆるBLなんだろうなと思います。
メインの人物に終始したお話だったので、入り込めないと苦しいものがありました。幼馴染の拾とタケの間に、拾に惚れこむミネが入ることによって、タケに心境の変化が訪れ、三人だからこそ成立するという特殊な恋愛模様を提示しているように受けとめましたが、こういったテーマは以前から男二人と女一人の三角関係でわりと描かれてきたように思います。薄口だけどBL萌えっつったって男二人と女一人という構図に萌えを感じてきちゃったのと、プレイそのものに主眼を置いていないのもあって、全然たぎりませんでした。
固い絆で結ばれている男の親友同士(あるいは幼馴染)がいたとする。そこに片方の恋愛対象として女が突如割込むことによって、初めてその関係性が揺らぐ。もう片方もその女が好きだと思うんだけど、実は彼女の身体を通して親友と繋がっているような気持ちになれる錯覚だった…。そういう、古典的だけど親友に対するプラトニックなんだか欲情に近いのかわからない曖昧な感情に萌えてたのですが、このお話では男三人であることがその萌えを上回るほどインパクトのあるものじゃなかった。男だけのパターンだと二人じゃ足りないから三人、三人で収拾つかなかったらもう一人足してみる?…と延々、人数が増えていきそうだなぁと思うのは妄想しすぎですかね。あと、どうしても若い頃に受けた衝撃に上書きするのはなかなか難しいなと思いました。
閉じられた世界とはいえ予めのゲイ設定というのもあって、フィクションが提供してくれるリアリティをあまり感じなかったからかなぁ、個性的すぎる拾のキャラのせいかなぁ、感性の問題かなぁ、男の三角関係である必然性を語る奥行きがね、切なさがね、もうちょっとね、欲しかったです。オバハンには刺激が強すぎたのもあって、「しゅみじゃない」寄りの中立で。
この作品が発売になった当時かなり話題になっていましたが、個人的に「恋人に乞われてその友達とも寝る」という設定があまりに受け付けなくてずっと読まずにいました。
が、最近読みたいなあと思うようになり買おうと思ったらどこも売り切れ。そうなると途端にどうしても読みたくなり、探しに探して、やっと手に入れました。
さて。うん、非常に良かった。何というか、斬新な3Pですよね。普通は(というか普通って何だ、という話にもなるのだけれど)三人がそれぞれお互いに好きで、で3Pになるか、もしくはそれぞれが一方通行の片思いの三角関係か、というのが一般的な気がする。
これはタケは恋愛感情という点ではまるっきり蚊帳の外。なのに拾とタケの関係はゆるぎないきずなで結ばれている。その関係も傍から見れば非常に不思議なものなのだけれど、本人たちはそれで満足している。けれど、拾とタケの中にミネが入ることで徐々に変わっていく拾とタケの感情と二人の関係。
今まで拾とタケで恋人たちを共有出来てきたのは、結局歴代の恋人たちのことが本当に好きじゃなかった、ってことなんじゃないかな、と思いました。それが、本当に好きな人(=ミネ)が出来て、ミネを独占したいと拾が願い始め、またタケのミネに対する感情が変化してきたことで、三人の関係が変わり始めたのが非常にツボでした。
タケが「拾のもの」という感覚がなくなりミネに対して身勝手(というか、拾に遠慮しなくなった)セックスをし始めるところとかすごく良かった。
あと、それぞれのストーリーについているタイトル。これもセンスが良いなあ、と思いました。ストロベリーの憂鬱とかビター&スウィート、バニラセックス 、Meltなどなど…。三人の感情の変化やストーリーに合ったナイスなタイトルです。
これ、続編を描いて欲しいなあと思います。もう一波乱あって、その後三人でラブラブ、みたいな。
三人の感情の機微、ストーリーの斬新さ、どれをとっても素晴らしかった。文句なく神評価です。
このひとの作品、絵は好きなほうだしぐちゃぐちゃになってるエロシーンはエロいとおもうのですが、、
なんだかキュンとしなかった。好き嫌いが分かれる作品だとおもいます。
マンガ本は表紙の拾の表情が病んでる感じで
コワイもの見たさで購入
最初はしゅみじゃないだったけど
繰り返し読むうちにハマりました
マンガ本のタケが好きになれませんでしたが
CD を聞きながら読むとびっくり!
今ではキャラの中でタケが一番好きかも
拾に合わせてミネを抱いているわけではなく
タケがミネを欲しているのが伝わってきます
ぜひぜひ、CD とセットで
お楽しみいただけたらと思います
タケと何でも共有してきた拾。
その好意にずっと応えてきたタケ。
拾に恋焦がれるあまりに、そんな二人を受け入れたミネ。
思いの変化から、三人の関係が少しずつ崩れていく――
タケが関係に疑問を持ったとき、ミネは言う
「お前らが俺を半分こにするってんなら、俺だってしてもいいだろ」
タケは拾の「共有」に対する考えを変える。
「半分は自分のものにしていいのか」
3人の関係は「睨み合う」から「半分こずつ」へ。
互いを受け入れあって幸せな感じもするけれど、
拾は「独占したい」と初めて気づく。
「好きな人は半分こしちゃいけない」
「だって自分よりもお互いを好きになっちゃったら困るから」
でも気づいたところで2人とも手放せない…
きれいな絵と緻密な心理描写が素敵でした。
神です!!
初めて読む作家さんでした!
一言でいうと個性派BLと感じました。奪い合う3Pではなく、分けあう3P。でもそれぞれがそれぞれに嫉妬している部分もあって…
わたしはキャラクターたちにあまり感情移入することができず、最後まで置いてきぼりにされた感があったので(特に拾には…)評価は中立とさせて頂きました。読者を無理やりキュンキュンさせようとはしていないんですね。
レビューの評価が高く、期待してしまった為にハードルがあがってしまったところはあるかと思います…ただ、それまで拾の分け与えるものを黙って受け取りつづけたタケちゃんがミネにだけは欲を丸出しにして執着する姿には萌えました
ただの三角関係とは違う。
線で表せるようなはっきりとしたベクトルがある関係ではない様に思います。イメージとして思ったのは、糸が絡んで解けない。関係が難し過ぎて、解きほぐせないし、分からない部分ももちろんあります。正解も分からないし。
でも。他人の恋愛なんて当事者じゃないんだし、別にすべてを知る必要ないし、こうかもしれない。ああかもしれない。って場面場面で想像するしかなわ~。だって、結局デバガメだもの!と思ったら、気軽に読めました。
…と、言いつつ。タケ目線の心情はこうじゃないかな~?と思えた描写があったので書いてみます。
タケは『拾が喜ぶ事が嬉しい』のに、ミネとタケの二人だけでして良いよ。と切ない悲しそうな顔で言います。その時に、タケが思う「そんな顔で言われるぐらいなら 最初から俺の分はいらなかったのに」がタケの心情の全てだと思う。
拾とタケが最初にミネのうちに行って乗り気じゃないのにエッチするのも、拾うにミネのエッチな声が聴きたいって言われてミネとタケだけでエッチするのも、3人でエッチするのも、全部『拾がくれたものを受け取ると、拾が喜ぶ顔をして、それが嬉しい』ためなのに。でも拾がくれたものをもらっただけなのに悲しい顔する。いつもはもらったら喜んでくれたのに。
だからミネを呼び出して「なぐられてくれない?」って、八つ当たりしたのかな。。。と。ぼんやり思いました。
どうにも解せない絡まった糸のような関係の3人。きっとこの3人のままずっと行くのが正解なんだろうな~。
結構激しい描写が多いです。
あと関係にきっちりした結末はありません。
そんなのでも大丈夫!って方にだけお薦めです。
拾×ミネ←タケという話なんだろうなーと思って読み始めたのですが、思っていたよりも複雑な関係の話でした。中盤辺りでタケはミネを好きだけど素直になれないように見えたんですが、続きを読むとミネみたいな子をいじめるのが好きなだけ??って感じがしました。拾は自分から共有したいと言い出したから今更ミネを独り占めしたいって言えなくなっちゃったのかなと。ミネは最後まで拾一筋を貫いていますが、体の相性はタケが一番なワケで…最後までアンバランスな3人の関係は一人でも欠けてしまうと壊れてしまうかもしれない。ただこのまま続けても破局を招くような気がしました。
エロは3P描写が濃くてエロいですが、きゅんとする萌え要素に欠けていたのが残念です。
病んでるとか痛い話は好きだけど、それは愛があると思えるからで……。
これには初っぱなから愛があると思えない。
好きだから、何されてもいいとか受けが喜んでるなら良いけど。
タケも拾の言いなりになっているかわからない。幼馴染みだから?
て思っていたけど、だんだんと三人の感情とか感覚が変わっていくのね。
端から見れば歪んでるだろうけど、三人の関係が可愛く見える。
拾には申し訳ないけどタケとくっついて欲しいと思う。
何だかんだで、ミネはタケを好きなんだろうなと思えるし。
拾もミネを好きだから、タケに取られたくないから3回までって言ったんだろうけど拾にはミネを離したくないという気持ちがあるのか疑問。
ミネと連絡取れなくて落ち込んでるシーンもあったけど、それがタケの嘘にも見えるし。ちょっと関係が拗れたら「そっか、もうミネはいらないよ。バイバイ」とか言いそう。
勝手な妄想だけど。
タケは拾との関係を大事にしたいからミネを抱かないのか。でも、タケもミネの事が好きなんだろうなと思えるし。
なんか、よくわかりませんね。考えれば考えるほど混乱。ミネがミケになって、タケがタネになりそう。
そのうち、刃傷沙汰になりそうな三角関係。
いやぁ、おもしろかったです!!
よくある三角関係とは違って、拾とタケの間に恋愛感情がないっていうのがミソです。そして丸く収まってはいるけど、幸せな子はひとりもいないというこのなんともいえない終わり方が…(私にはそう見えました笑) 拾、タケ、ミネ、それぞれの視点で読み返してみるとその歪ながらもバランスの取れた関係により深くのめり込んでしまいました。 そして何より表紙!表紙にやられました!なんなのこの色っぺえ表紙は!笑
これは以前から気になっていましたが、胸糞っぽかったので避けてました。読んでみると、思っていた以上にミネがちゃんと愛されていた。てっきりタケ×拾な前提があるのかと…受けのミネは目付き悪いとか頭悪いとか散々な言われようだけど、普通に美人さんだと思います。背が高くてビックリしたけど、均整の取れたスタイルで色っぽい。あとタケがミネを殴るシーンがありますが、ミネも普通に反撃に出たりしてるので許容範囲です。タケ拾はLike、拾ミネはLikeの延長でLoveな関係になりそうなのはタケミネって感じが全編に漂ってます。でも拾が居ないと、お互いのわずかな好意すら分からなくらいコミュ力のない二人なので、このまま3人で行くらしい。ちょっと終わりが終わりと分からなくて物足りなかったので、マイナス1かな。
もともと3Pは好きじゃなかったのでなかなか手が出せないでいたのですが、いろいろなところで見かけるのでついに手を伸ばしてしまいました。
一回読んだだけでは、3人それぞれの気持ちがこんがらがってよくわかりませんでした。
拾はわりとハッキリしているのでわかりやすかったですが、ミネとタケの気持ちが最初はよくわかりませんでした。
しかし、2回3回と読み込んでいくうちにタケの心情の変化がリアルに感じ取れて、愛おしく感じるようになりました。
普通じゃありえない話だけど、そこになにかしら魅力があるんだなと感じる作品でした。
3Pは苦手です。が、この表紙の誘惑には勝てず読んでみました。
「チョコストロベリーバニラ」「バニラセックス」が<タケ>視点、「ストロベリーの憂鬱」が<ミネ>視点、「ビター&スウィート」「Melt」が<拾>視点で描かれています。
ミネの考え方は特に問題なくすんなり理解できます。
拾についても共感はし難いものがありますが、解ります。
問題は、タケです。
彼については一度読んだだけでは全く解りませんでした。
一話目の「チョコストロベリーバニラ」のラストでタケが拾に言っている、
「次から同じの3つでいいよ」
あの会話の流れで返事がこうなる意味がまず解らなかった。
でもこれこそがタケなんですよね。
タケの考え方が理解できるようになるまで繰り返し読んでようやく辿り着けました。
タケの人となりが理解できると、ぐんと面白味が増します。
「差し出されたものの半分は自分のものにしていい」
タケからしたらこれは本当に衝撃的な気付きだっただろうなと思います。
ミネと関わったことで拾とタケが少しずつマジョリティ(あえて「正常」とは言いません)な考え方へと変わっていきつつあるのが見て取れるので、この絶妙なバランスで成り立つ三角はこの先いつまで三角を保ってられるだろうか?というハラハラ感がいい感じに甘い余韻を残してくれます。
(最後のタイトルが「Melt」となっているから、すでにもう三角ではないのかな?)
これまでの私が3Pの何に嫌悪感を抱いていたかを分からせてくれた神作品です。
拾とタケじゃないけど、ミネってすごい!!
こんなトライアングルなら全く嫌悪感なく読めます。
表紙買いでした。1回目読んだときはちょっとよくわからなくて…
なんとなくまた手を伸ばしていて気が付いたらすっごいハマっていた。
三角関係は自分は結構好き。どろどろでめんどくさいのとかはとくに。
でもこれはなんていうかあっさりさっぱりだけどねっちょりしてる…
可愛い攻め×強気受け って感じなとこでもう萌えるのに…
可愛い攻め+不思議美人攻め×強気受け 最強のコラボだと思った…
一言で言えばエロかった… でもそれなりに内容というか
ちゃんとした感情の絡み合い的な若干複雑な想いも描かれていて
すごく満足できた。
漫画最後の方のたけちゃんとみねのケンカ?っぽいシーンで
首に噛み痕をつけて
「拾にはしないよ 峰岸にしかしない」
のところで… いやキタコレって思っちゃいましたねよかった…
終始峰岸は鈍感で可愛い。
「お前らが俺を半分こにするってんなら俺だってしてもいいだろ」
峰岸ほんとに… 鈍いよ鈍すぎる… 可愛いけど
こんな発言…関係…歪みきっている… 普通じゃ考えられない…
だからこそこの新しい世界観に入り込めたのか…
何度も読みたくなる作品です♪
この漫画は、私の3pの壁を破ってくれた作品であり、
初めて彩景でりこさんの作品を買って、集めるきっかけとなりました。
正直最初は読んで訳が分からなくて理解出来ませんでした。
でも何度も読んでいくうちに、
タケに着目することで理解出来ました。
二人が一人を愛するシンプルな3pの作品も好きですが、
この作品のように複雑な関係で色々考えさせてくれる作品も大好きです。
まず、私はでりこさんの絵って凄く気怠いと言うか、
エロシーンじゃなくても何処かエロスを感じてしまいます。
(特にクチビルが凄くそそられます・・・)
この作品には、それが凄く際立ってると言うか。
そんな絵でエロシーンがあって、
しかも3pだと大変なことになります(笑)
また、でりこさんの作品は、見た目受けなのに攻めの時とかあるので、
そこがまた良い味出してると言うか、私はツボです。
(今回は拾が受けっぽいのに攻めです)
登場人物については・・・
拾→タケとは15年の付き合いで好きな人でも何でも共有する。
タケ→拾と共依存関係。いわば拾の分身。殴ると勃つようなドSな性癖。
ミネ→拾が好き。身体の相性が良いのはタケ。案外心が広い。ドMな性癖。
と自分の中では分析しています。
また、
チョコ→拾(苦くて甘いチョコのように3pを提案する)
ストロベリー→ミネ(甘いストロベリーのように二人に愛される)
バニラ→タケ(白いバニラはどんな色に染まっていくのか模索する)
と個人的には解釈しています。
全ての見解を書くと此処に収まりそうにないので、
私はタケの気持ちの変化を主にレビューしたいと思います。
最初読んだ時に、タケの気持ちがわかりませんでした。
タケは最初、3pしようとした時、
「イヤがってる相手にするのって地味にストレスなんだよな・・・」
と思っていますし。
でも、自分がしてる時のミネの反応が拾より良かったり、
ミネと二人で嫌いと言いつつも乱暴なセックスをしていくうちに
自分の性癖が歪んでいることに気付いていったんだと思います。
また、お構いなく突く方が好きと言ったり、
(この時は拾に遠慮してしませんが)
ミネに自然にキスを求める姿は、拾とタケは二人は共依存関係だけれども、
タケは拾から徐々に解放されていっているともとれます。
にしても拾はセックスする時、ミネを物みたいに扱うので、
ちょっとそこは苦手ですが、ミネはドMだからか、
そうされても快感なのでしょう。
バニラセックス=タケの性癖についてです。
だんだんタケ自身にも変化が表れ、
最初は舐めないと勃たなかったのに、勃つようになるし、
二人でした時の感覚を思い出してイったり、
ミネに煽られることで隠れていた性癖が刺激されていきます。
拾にキスすることで、ミネが泣きそうな顔すれば良いのにとさえ思い、
ミネが以前痛がってた二輪刺しも提案します。
そんな中、タケはミネに「俺のこと好きになれば?」と言います。
今までのどこにミネを好きって言う要素が出てたの!?と思いました。。。
後にドSな性癖だからとわかれば、理解出来ましたが。
今までの経験上、ミネがタケを好きになれば3人の関係は崩れる。
拾から貰った物は自分から欲しいものはなかった・・・でもミネは好き。
いつも拾の気持ちを優先にしてたから、きっと初めての感情です。
ミネを一人占めしたかった。
一人占め出来ないならお前なんかいらない、3人でやっていけない。
それに拾に「俺のいないとこで俺と同じだけして良いよ」と
あんな顔されて言われるくらいなら今までの関係を終わりにしよう。
複雑ですが、そういう意味を込めて言った、
もしくは試したのではと私は解釈しています。
私も極端な思考なので、相手を一人占め出来なければいらない・・・
そういう気持ちわかります。
でも、ミネはブレず、タケを好きになりません。
タケがミネに「俺に嫉妬しないの」と聞いても
「拾を受け入れるしかねーだろ」と案外心が広いです。
むしろ「お前らが俺を半分こするってんなら俺だってしてもいいだろ」と
言われ、タケは腑に落ちたように笑います。
『差し出されたものの半分は自分のものにしていいのか、今更・・・』
今までの彼女は拾のものだったから、三人の関係が保てた、
今までの彼女はタケを好きになったら、三人の関係が崩れていった。
だけどミネが二人の間に入って来て、半分って言う考えを知って、
安心したのではないでしょうか。
また、ミネに暴力を振るタケの姿は、
自分自身の性癖の確認とも思えました。
安心してミネに噛み後をつけるのも、歪んだ愛情の証ではないでしょうか。
タケは拾の言いなりだったけど、
ミネの存在で拾から解放されてミネを好きになり、
その結果ドSな性癖が表れたというストーリーなのではと思っています。
最後は、melt=チョコストロベリーバニラ(アイス)が溶け合います。
相変わらずタケはミネを罵るのが好きで、
好きな子をいじめる小学生みたいに思えます(笑)
タケはもう吹っ切れたのか、自分本位なセックスをするようになり、
完全に拾から解放されたようです。
ミネは身体はタケ、想いは拾みたいです。
拾は最初はタケにミネを見せびらかせたいだけだったけど、
お互いを好きになっちゃったら?と思うと不安になり、
半分こしちゃダメなことを今更知ります。
でもどっちも手離す気にはなれないようです。
番外編は、「あまい、あまくない」です。
ミネの半分こと言う考えは、拾の
「美味しい物とかさ みんなで分け合った方が余計美味しくない?」と言う
言葉から教えて貰ったんだと思いました。
そして、ミネが家に帰ってタケの頭にキスするあたり、
タケのこともまんざらではなさそうです。
三人は明らかに歪んでます。
でも、歪み合ってるからこそ、魅力的な作品だと思います。
そして誰かの気持ちが変わったら、
崩れそうで危うい関係なのではないかとも感じました。
この作品は凄く歪ですが、そこがまた考えさせられて深みがあって
面白いと思いました(*^-^*)
新鮮で絶妙なトライアングル・ラブ。
色々と評判を聞きながら、縁がなくて手に取っていなかった作品。
最近参入した電子書籍で読んでみました。
拾は、幼馴染みのタケと、何でも共有しあって生きて来た。
物だけじゃない、何もかも、人さえも。
一途に拾が好きなかつての同級生ミネと再会し
付き合うことなった拾だが、いつも通りタケとも共有しようとする。
あっけらかんとした拾、そんなものだと思っているタケ、
そして不本意ながら、タケに怒りと憎悪を感じながら
それでも拾が好きでその関係に甘んじるミネ。
そんな不思議な三人の関係は、少しずつ変化していく……。
3P場面などエロも多いけれど、この作品の醍醐味は
独特の緊張感の中、淡々と語られる
三人三様の身体込みの心模様の微妙な変化だろう。
段々と色合いを変えて奥行きを増していく、それぞれの心。
どちらかの二人で纏まる……、あるいは耐えきれずにミネが逃げたり
壊れたりという展開にならないところが、とても素敵。
同人誌で続編が出ていると聞く。
とても興味がある反面、
この不安定さを残したところで終わるからこその味わい……
という気がしないでもない。
タイトルや表紙の美しさこみで、評価は『神』。
神本は紙本で買うべきだったと、ちょっと後悔でございます。
要は、恋敵と体を繋げられますか、ってことです。
「ミネ」の好きな人「拾」の大事な人「タケ」
好きな人だけと愛し合いたいというのは人の性です。
しかし好きな人よりも、恋敵と繋がっている時間が長いのはどうなんでしょうね。
大事なものを大事な人と共有して喜びたい、というのは分からんでもないです。
拾には、独り占めという喜びより共有を選んだんです。
拾にとってミネもタケも大事。
故に、「だったらみんなでしたらいい」という感覚になったんでしょうね。
表紙に惹かれて買ったのですが、割とBL歴が浅いころに買って
刺激が強すぎたようです。はぁはぁ言ってました(笑)
この世にはたくさんのBL作品が溢れていますが
こんな奇妙な三角関係は、恐らくこの話だけではないでしょうか。
この作品は誰視点に立つかで、恐らく違う感想になってくると思います。
わたしはタケを軸に読み進めていたので、
拾が好きという感情を隠さないミネを想う彼の恋情が
せつなくて仕方ありませんでした。(体の相性はこのふたりの方がいいみたいですが)
拾も初めは共有しようとしていたのが、
途中からは少し嫉妬をにじませる描写などありましたし、関係も変わり始めました。
念願の二輪挿しもカバー下で致したようですし、良かったですw
え?こういう感じで終わるの!?とびっくりしたので
是非続きを書いてほしいです。
エロ重視のBLって好きじゃないです、しかも設定やあらすじが特殊でずっと読んでいませんでした。
エロだけなら薔薇族のヤマジュンの漫画がいい。
読んで、やっぱりエロだらけだし、冒頭はやっぱり『こいつらキ〇〇イじゃね、狂ってやがる、ミネ(受)可哀想』だと思ったのですが、読後はなんとも形容しがたいアメージングな作品だと思いました。
ひたすら3人で盛ってるだけ、表面だけ読んでると人によっては気持ち悪いだけかもしれません。
三角関係であるような顕著な修羅場や、二人の間で揺れ動く受けっていう事もなく、ミネ(受)は始終ずっと一途に拾が好きだし、主導権というかそういうのも拾が上だし。
ミネは始まりから最後まで一貫して健全で常識的です。でも拾が好きだからと、受け入れがたい、理解しがたいながらも奇妙な関係を続けます。まったくタケの方に靡きません。
何でも分け合うのが当たり前と3P強要した拾と、いつものことなので当たり前のように3Pを始めたタケ。
独占欲が芽生え始める拾、拾のもののミネを奪いたい?タケ、何だかんだで犬猿の仲から仲良く?なるミネとタケ。攻め二人の葛藤、心理戦のようなH。
その普通の人には奇妙と言える、歪んだ当たり前が崩れるというのが見所ではないでしょうか?
Hの仕方も、リアルタイムの攻め二人の心情などが繁栄されてて耽美で奥が深いです。
女らしい受が苦手なので、ヤンキーっぽいし思考も外見も男らしいミネのベッドでの色気や、健気で一途さはギャップ萌ですね!( ´_ゝ`)
この三人は、いわゆる正三角形ではないですよね。
気持ちと体、ベクトルと矢印の強さ。
それぞれが複雑で、本人たちも意識していない所でもやもやした感情が絡み合って。
そこに体の相性がまた別のベクトルを作っていって、そのせいで更に感情がねじくれる。
この三人の中で、自分の状態を一番把握しているのは拾なんじゃないかな。
タケとミネは拾というキーパーソンに捕らわれて、まっすぐな感情を把握するのに遠回りをしている感じ。
拾が好きで好きで、その為になんでも言う事を聞いてしまうミネ。全ては拾を好きだから、と思っていたけれど、それだけじゃないものも芽生えてきている。けれど認めたくない。
タケは拾と何でも共有するという異常な状態が常態になってしまっているので、色々と感覚がおかしくなっている。自覚はしているけど、問題も感じていないのか、そのまま放置している。女の子達が拾より自分を好きになると冷めてしまう。だから揺らがないミネに安心する。
二人が感情も育てているのを感じてしまい、戸惑っている拾は、状況を把握していながら放置している分、一番黒いですよね。
単純に3Pとかエロ特化とか、それだけでは語りきれない絡み合った感情の描写が秀逸です。
純文学的な香りのする作品だと思います。
私は相互相愛主義なので3人ものを読んでると心のどこかでついいつかどっちかとくっつくかな…とか思ってしまうんですよね…
今回もそうでした。片方は両想いで攻めの幼なじみを加えての3Pもの。
設定が個性的。普通であれば崩れるはずの関係が、絶妙なバランスで保ち、上手くいっている。
私は3人で幸せになれる話なんてファンタジーであって、BLでそういう類の話は苦手だったのですが、でりこ先生はまた別。人の心情とかがリアルで、こういう恋愛もあるんだなと実感させられました…!!
そして願わくば続編を出して欲しいですね!
きっと2人で幸せになることはないかもしれないですが、少しの期待をかけて笑
3人ものが好きな方はぜひぜひ読みましょう♪
3pが苦手でした。なんで苦手かと言いますと、受けの子が攻めのどっちも選べずずるずる体の関係が続いて…「二人とも大好きだし選べない」というようなのを見るとなんだかなあ…と思ってしまうのです。
そんな3pものじゃないのもたくさんあるんでしょうけれど、そういう先入観でついついこの作品も長らく食指が伸びませんでした。
こちらでのあまりの高評価の多さの誘惑に負け、手にとって見ました。
すごいですね。もはや今では絶対に手放したくない本の一冊になっています。
受けのミネは拾が好きでタケはお邪魔虫だと思っている。まずそこだけでも私にとってはおお!と思うポイントになりました。揺るがない受け。
攻めの二人は別にミネを取り合うわけではなく、二人の間にも相当な強さの絆ができている。3pって3人の気持ちがこんなにも複雑に絡んでいるものなんだなあと、或る意味当たり前のような、でも私にとってはとても価値ある気づきになりました。
物語の中盤から徐々に構築されていく、タケとミネの関係性。これがものすごいツボで、それが3人のセックスにも影響していく。ただ2人に攻められてドロドロになっていくという単純な快楽の面だけでなく、そもそも3pのもつ肉体的な場面の本来の良さは精神面があってのことなのかと思わされました。
そして、後半で明かされるミネの或る意味あっけらかんとした本音。ここでタケと同じく何もかも(と言うわけにはもしかしたらタケは行っていないかもしれませんが)がストンと落ちて納得してしまいました。なんて説得力のある言葉。
拾の気持ちもタケの気持ちも、そしてミネの気持ちも、決して100%明るいものではないですが、複雑で繊細で、3人ともゆがんでいながらも読者には相当訴える何かがあったと思います。
色々と3pについて考えさせられました。私にとっては本当に革命的な作品です。
余談ですが、tnkが書かれていないのにエロがどエロでした 笑
バリエーションも豊富で満足。特に3pだからこそできるテレフォンセックスのエロさよ。
久々に迷わずに神評価できる作品に出会えました。
すごかった…
何故三角関係を違った形で描く必要があるの?って感じで、最初は不快感さえありました。とくに拾がただの3P好きな最低男にしか思えなくて好きじゃなかったです。
が、何度か読み返していくうちに独特の彼らの関係がなんとなく深く感じる様になってきました。身体の関係を持つと、心まで変わっていきますよね。それで、タケにも微妙にミネに対して新たに何かの感情が芽生えてきて、拾も自分で共有させたのに嫉妬心が微妙に芽生えてくる。だけど、そういった感情も3人でシェアしていこうよという感覚なんでしょうね。複雑だけどこういった関係って面白いかもしれないと読んでいくうちに思いました。自分だったら絶対やだけど 笑
プレイはエロエロですね。さすがでりこさんといった感じです。ただ好き嫌いは別れると思います。私も最初は好まない派だったので、少し時間置いてから繰り返し読むと良さがわかるかもしれません。
感想レビューは多くの方が書いていらっしゃる作品ですので、補足的な説明を。
この作品は読む人によって様々な意見の出る作品だと思います。あくまでも、個人の意見ですので参考までに。
特に拾とタケの関係ですが、この2人はお互いがお互いの一部であるかのような共通認識があります。拾はタケに与える立場にありますが、タケがそれを当たり前だと感じている時点で私たちには理解しにくい感情であることは確かです。タケは小さな頃からそれを当たり前だと思っている分、そういったところで拾に依存しています。また拾の性格上傷付くことも多くあるため、タケという存在は精神的部分の支えになっているのではと思います。お互いがお互いを好いてはいましが、もちろん恋愛感情の好きとはまた違った好きだということ。家族愛や自己愛に近いのかなと考えていますが。お互いを自身の一部のように感じているという部分がこの作品の深い部分で、最も理解しにくい部分なのかなと思います。
もちろん、タケとミネの関係性、拾とミネの関係性にもこの作品の深さがありますが。
是非、何度も読み返して、様々な視点からこの作品を味わっていただきたいです。読むたびに新たな発見があるのがこの作品の素晴らしいところだと思います。
拾+タケ×ミネ
タケ←(拾の好きな物を共有する仲)→拾←(恋愛感情)→ミネ
タケ←(拾が好きだから拾の為に関係を持つ)→ミネ
拾を中心とした複雑な三角関係の物語であるが、
タケの感情を順に追っていくと一番分かりやすい。
タケ…
拾が好きなものにしか興味がないが、
拾の恋人を共有すると結果拾が悲しむというジレンマがある。
二人で共有できないものやその独特なリズムを脅かす存在が嫌いなので、
ミネが自分との行為で反応が良く、【拾と恋人】の関係がまた自分のせいで崩れるのではないかという疑念と、
一方でミネに今までにない感情を抱く自分に違和感を感じ苛立つ。
疑念と苛立ちと未確認の感情とがないまぜになりミネを責め立てるが、
酷い事をしても【拾の事が好きだからタケも受け入れる】と言うミネの揺らがない気持ちに安堵し、
また、未確認だった衝動の正体【自分の性癖の在り処】を見つける。
殴り合うシーンで勃起していたのも全く自分へなびかない拾一途なミネへ興奮していたせいだろう。
そしてミネの「お前らが俺を半分こするなら拾のことも半分は俺のもの」という言葉を通し
ここで初めて【拾とその恋人】でしか考える事が出来なかった拾本位の関係を
自分を加えた【拾の恋人を恋人にする自分】3人の関係として捉える事ができるようになる。
つまり複雑ではあるが、
拾を介した【ミネ】という存在も半分は自分のもので良いのだとはっきり自覚することによって
【拾の恋人のミネ】を認め同時に自分の感情を昇華し認める事が出来たのだ。
衝動的にミネの肩に噛み跡をつけたのは、タケが居場所を見つけた証拠であると言える。
自由奔放な拾もそんなタケの変化に気付き、ミネとタケが両思いになっちゃたら?という疑問に直面し
「(だから好きな人は半分こにしちゃいけないのか)」と
どちらも手放したくないという感情の機微に出会う。
いつしか一途なミネを中心として周り始めた世界。
歪なトライアングルが、面白い音色を奏で始める。
感想は賛否両論だと思いますが,
私的にミネの見た目とエロさのギャップに萌えました。
確かに理解は難しいかもしれないですね。
でも何回も読むとじわじわきますよ!
終わりかたがもやっとしたので
これは是非とも続刊を希望してます!!
同人誌でもその後の3人やらで
出てるみたいなので今オークション
駆け巡って探しています(笑)
ドラマCDのサンプルが某動画サイトで
流れておりましが
受けのミネ役の人がほんとにエロい!!
いつもネットでCDを聞いてますが
本作がエロいこともあり、なかなか
うふふな内容になってるのではないか!
と期待してます!今回は本当にCD買います!
まとまりのないレビューでしたが
自分の予想以上に好きなお話でした
ハッピーエンドが好きな私としては少し好みと違うかなという感じでした。
でも、このお話はハッピーエンドを求める方がおかしいですもんね(笑)
バッドエンドとは違いますが少し後味の悪い終わり方に感じました。それがこのお話の魅力なのだと思います。
拾とミネ、ミネとタケ、タケと拾の関係がこれからどんな風に変わっていくのか、自分で想像してみるのも面白いのでは。
(私は拾を生理的に受け付けないのでミネとタケに一票で!(笑))
Kindleで半額になっていたので購入。
エロ多めです。ページ数数えたら約4割エッチなシーンでした。もともと複数人の絡みがあまり好みでないのと、それぞれの登場人物の愛情がかなり歪んでいて退廃的な雰囲気が作品全体を通してあるので、個人的に萌え度は低かったです。
一番理解が難しかったのは、タケの心理かな。過去に何があったか知りませんが、拾への依存度がやばいですね。拾が大事にしているものでなければ、大事にする価値がないとか。幼少期であれば、大好きな子が好きなものに自分も執着したり、逆にその子がいらないといったものは、急に色褪せて見えたり、というのは割りとよくあること。
しかし、この年まで引き摺ってしまうことは現実にはないですよね。そうならざるを得ない何かが二人の間にあったのかな?
拾も拾で、悪気はないけど黒い。見た目ショタっぽい子が一番腹黒いというBL黄金律に則ってますね(笑)
彼にとってタケが特別なのは分かりますが、しかしやはり自分の方が優位だと思っていることは確か。お気に入りの子には取り分を与えるという、これまた稚拙な心理ですよね。
要は二人とも、幼稚園だか小学生から、関係性の根幹の部分が発達していないのかもしれません。
ほんと、何があったのか気になるわ。
それから、拾はタケとの関係から何を得てきたのか、が謎。こじらせるほど手放せない理由はいったい何なのか。
3人の中心にいるのは確実に拾なのですが、表紙はタケとミネ。ミネが現れたことで、拾とタケの関係性が揺さぶられ、新たな展開が訪れることを祈ります。
丸ごと一冊、すべてがひとつのストーリーでした。
この作品を理解するには、能力がいるんでしょうかね?
アタクシ、少々理解しかねました(^^;
まぁ、元々3Pとかニガテっっっっつーのもあるんですけど。。。
とりあえず、それぞれが歪んでまさぁね。
拾はもちろんのこと、タケちゃんもかなり歪んでるし。
拾が喜ぶ顔がうれしいとか・・・子供の頃はそうだったかもだけど
それが習慣になってしまって今も・・とか!!
それはもう「歪んでる」と言いますw
一番まともなのが、受け様でしたかね。
好きな人のために頑張って耐える・・・みたいな。
それって、現実にもよくある感じだし。
まぁ、ただだからって共有とかが良くあるとは思いませんが。
自分には萌えが得られる内容ではなかったですが、
理解するよう繰り返し読んでみようかな~、と思っておりますw
評価が高いのでどんなものかと読んでみましたが
3人のあの関係性の中での3Pは理解しきれませんでした。
ストーリーは興味深く、とても考えさせられる奥深い内容だと思うのですが
最後まで綺麗に消化しきれない感じが残ってしまって・・・
3人それぞれの視点から、それぞれの感情が表現されていて
気持ちがまったく理解できないわけでもないのですが
時々出る拾のよくわからない言動にちょっと引いてしまいました。
特に「3回までならやっていい・・」の件。
独特の世界観なのかな・・・
それぞれ好みの問題だし、エロさはすごいので
3Pもの好きな方にはいいと思います。
最初のうちは、拾が変わっているんだな、と思って読んでいたのですが全てを通すとタケもややおかしい方向へ思考が傾いています。変わった子と妙な子に(スタート時はまだまともな方である)ミネが挟まれており、決してきれいな三角関係ではない図式がどうしようもなく危ういのですが、だからこそ美なのかもしれません。
思えばこのコミックスの表紙はタケとミネの姿なのですよね。拾がいるのは裏側。でも全てを掴まえているのは他でもない拾です。
ミネの目を塞がなければ半分を分け合うこともできないのか……とついタケの味方をしたくなってしまいます。なにせ彼だけが完全に片思いなわけですから。けれどもいわゆる当て馬ポジションとはやや異なり、特殊な存在です。
>タケのこと
タケが拾に対して覚える感情は、乱暴に言えば兄弟愛よりの主従関係みたいなものかなと思いました。相手の体の一部、手足みたいなものでしょうか。ブレインは拾であるのかなと。
拾にはそんなつもりはなくとも、タケは基本的に[拾のルール]が絶対ですよね。拾という先導者によってタケは右左を決めているように映りました。
また、タケが拾の元彼女たちには覚えなかった恋愛感情をミネに対してだけ感じたのは、ミネが拾“だけ”を“無条件”で好きだからですよね。ここでもタケの心の鍵になってくるのは拾です。
でもそれって裏を返せば、タケは延々片思いじゃないですか! もし相手がミネでなくなったとしても、タケは拾のことを好きでいてくれる誰かでないと好きと自覚できないって! ……そうしてついついタケの肩を持ちたくなるのです。(拾に対するキスも、拾を通してミネとキスしているのかと考えるだけで辛い!)
しかしながら、そもそもタケが自発的に拾がいない場でなにかしらの積極性を発揮していれば、こうして拾とべったり……とはいかないはずなんです。だからタケ自身も拾を切り離すことのできない存在としているのでしょうね。拾がミネに「される側の子になっちゃったね」なんてことを話していましたが、それならばタケは「与えられる側の子になっちゃった」のかもしれません。
拾にとってはタケと対等な立場であるのでしょうが(しかし気になるのはMeltのモノローグ、『見せびらかせたいだけだった』)、タケにとっては絶対拾が上位なんです。無意識のうちにすべてそうしてしまっていると思います。拾のものだから、拾がいるから、拾のためなら……。
>拾のこと
タケをあれだけ庇うなら、じゃあミネとタケで幸せになれぃ! と言い切れないのは、拾のことを嫌いにはなれないからです。
彼の心理の根幹は、描き下ろしで発言している「美味しいものを皆で分け合うともっとおいしいよね?」にあるのでしょう。普通に作ったカレーより給食のどでかい鍋で作られたカレーの方が美味しい的な……。
ミネのことを好きなのは事実でしょう。それと同時に、大切なものだからこそタケに「見せびらかしたい」というのもまた彼の本心でしょう。(大切なものしか見せない、なんて拾はワンコみたいですね)。そしてミネという存在を半分こする(つもり)というのが読み手を選ぶ要素ですね。しかも結果的に、半分こすることになったのですから。いつもなら半分こしたがるのは拾でしたのに、今回ばかりはタケが(見せないけれど)望んでいるんですもの。
拾は歪んでいるけれども、決して悪い人ではないと思うんです。悪口を言うような子でもなければ、嫌がるようなこともしない。ただ基本的に友人(タケ)との3Pに持ち込む、という一点が奇妙なのです。
物語の後半で、拾がついに ジェラシー を覚えるシーンがたびたび入るようになりました。けれどもこのジェラスにはちょっと首を傾げます。ミネは『拾』をタケと半分こしているつもりですが、実のところ『ミネ』をタケと拾が半分こしているんですよね。そして拾からするとミネからの愛もタケからの情も全部受け止めているわけで。嫉妬する理由がないように思うんです。
だからって拾がワガママを言うわけじゃないから嫌いにはなれません。これでもし、自分本位に「タケちゃんもうミネに会わないで!」って言うなら嫌な子ですが、絶対言わないと思います。『気が付いたのが遅かった』がすべてです。
童顔攻めが好きですし、拾の心の歪みと捻じれは個人的にたまりません。でも、難しいキャラクタだと思います。かわいいは正義ってことなんだろうか……!
>ミネのこと
君が現れたことによってタケと拾が一歩先に進むと思うんだ! すべて君のおかげだと感じる! 拾に対して盲目的にラブなところが本当に癒し。
しかしこれでミネがタケにも心開いて自発的に床に進み始めたら崩壊しかないと思うので、できる限り仲良く3Pをしているほうが心は穏やかでいられそうです……。
カバー下で二輪挿しに挑戦してくれたミネに一番の拍手を送りたい!! ありがとう! 3Pならばの醍醐味をありがとう!!!
皆さんのレビューをみて興味がでて購入した作品。
これは購入して良かった!
特にミネがイイ(*´∇`*)
3人の中で1番背が高く、目つきや言葉使いも悪いのに受けでHの時にカワイイっていうギャップがたまらないです~。
3Pのシーンもエロくて好きなんですが、タケちゃんとミネ2人でお互い文句言い合いながらHしてる所が萌えました。
女の子みたいに可愛らしく「あんあん」喘ぐのは好きじゃないので文句言いつつも合間に喘ぎが漏れちゃうのが最高。
描き下ろしの「あまく、あまくない?」で仕事から帰ってきたミネにタケちゃんはただいまのチューを後頭部にされて「拾がいないときは別にしなくていいから」って言いながら耳と首を赤くするっていう所があるんですが、この赤くなってるっていうの最初読んだ時は気付かなかったんですけど、気付いてからはタケちゃんもカワイイなって思うようになりました♪
表紙と評価の高さにつられて手に取ってみました。
リアル感のある3Pが興味深く、またストーリーの質の高さを感じるものの、私の好みから少しずれていた模様です。
全くもって、明るい3Pではないです。
危うく、それぞれが切ない想いを抱えてるけど、この3人の関係は崩れることはないんだろうなと思わせられます。
拾への真っ直ぐな恋心故に、拾とタケの歪んだ共有関係に付き合わさせるミネが可哀想に当初は思えるけど、徐々にタケとの快楽から始まる愛情の成り立ちが面白い。
しかし3者とも誰をも独占できない気持ちを抱えていて、どこか幸せになりきれない。
でも彼らはこうならざるを得ないんだろうなぁ。
キリキリした関係性は嫌いじゃないと思うのですが…、今の気分的な問題もあるのでしょうか。
私としては萌えきれなかった、ようです。
拾とミネがリバ関係であっても面白かったかも!?
お勧めは大プッシュしますが、あまり好みじゃない漫画はレビューしない方がいいかなあと思う方なのですが、今後読む方の参考の為に。
お好きな方、評価下げてごめんなさい。
3Pは基本的に好きではないのですが、綺麗な装丁と特殊な関係が気になって読みました。
結果、ごめんなさい。萌え以前に理解出来なかったです。
ヤンキー受けが好きじゃない事もあると思うのですけれど、それ以前に登場人物の思考や感情の変化が全く理解出来なくて。
絵はとても上手いですし、エロも満載なのですが、ヤンキーくんはまあ一番分かりやすいのでいいとして、メインの二人が何考えてるかよく分からないんです。歪んでてもいい。それが美しい事もある。ただその歪んだ様すらもよく分からないのは、私の読解能力の低さでしょうか。
そもそもタケは拾が好き、拾はタケが好きでいいんですよね?
此処の結びつきがよく分からないんです。
タケは拾が好きだから、彼の理解出来ない要求を全て許してる。
拾はタケが好きだから、タケと一緒でないと嫌。
ミヤは拾が好きだから、タケは嫌いでも受け入れる(これは一番理解出来ます)
でも、拾とミヤは恋人。此処がよく分からない。
相手が女子なら分かるんですよ。彼女が出来ても、タケとは離れたくないっていう。
それで拾がミヤと出来ても、タケが嫉妬するでもなく。拾の中で一番である余裕という意味でもない。
そもそもタケって、拾が好きなの?更に良く考えたら、拾ってタケが好きなの?と基礎が崩壊する始末。
やがて、タケはミヤを意識する様になって…………るんですよね?
二人が何を考えているのかがもう少し明確でないと、私には受け付けられないタイプの話でした。
拾とタケが兄弟だったら、未だ理解出来たかもしれません。
それと、こんな曖昧な二人に付き合わされてるミヤが可哀想。
やはり、恋愛は何があったにしても結果は一対一がいいな、と思う方は、多分私と同じ迷宮をぐるぐるする事でしょう。
皆様のレビューを流し見(ネタバレもあるので)しながら、
トライアングルモノなら買ってみようかな、という軽い気持ちで購入しました。
登場人物が三者三様に歪んでいて、だからこそ「三角関係」が崩れない。
どこか一辺でもバランスを崩せば、人間関係、三角関係なんてあっという間に壊れてしまいます。
それでも、このぐらぐらした関係を平行に続けていって、
「でももしかしたらいずれ崩れてしまうかもしれない」という危うさ、脆さを若干覗かせる。
そんな歪んだ関係性を上手く描いている作品です。
各々が各々に対してどういう感情を持っているか、というシーンがいくつも出てきますが、
苛立ちや嫉妬心がふんだんに盛り込まれていて、これぞトライアングル!と思いながら読んでいました。
作中で致しているシーンは多いですが、そういうシーンよりもニヤニヤしていたと思います。
あと個人的には、キスシーンがしっかり、何度もあって嬉しかったです。
「身体だけの関係」というわけではなく、
互いの領域の中に少しずつ足を踏み込んでいっている描写のように思えました。
心を許している、とはまた違うとは思いますが、
「俺の好きな人がお前を好きなら許してやるよ」という男前な考えが出ていて、これまた萌えます。
まさに「三角関係」ならではというか。だからこそ歪んでいても成り立つんでしょうね。
アイツとコイツがキスしてる最中、ソイツはこう思ってるんだろうな、
というのを妄想しつつ読むのもまた一興。
「三つの想いがとけあって、ひとつの愛に変わっていく」
帯にあるコメントですが、ここまで共感できたのは初めてです。
歪み愛、という言葉に反応してしまった方には是非読んでほしい作品です。
ただ、「三角関係」という特殊な関係上、
純愛や順風満帆ハッピーエンドがお好きな方にはオススメは出来ないかな、と思います。
私個人としては、この三人の関係性・人間性・歪みに萌えを頂きましたので、
良い作品に出会えたな、と思います。
絵:★★★★★(5)
ストーリー:★★★★☆(4)
エロ:★★★★★(5)
とりあえずやりまくってます。
それがまたいいんですけどねw
私は他のレビュアみて共感できないとNGな人多いのかーとびっくりです。
ほんとBLは好き嫌い分かれますよね。
やんデレっぽい要素?俗にいうヤンホモ好きは好きな作品だと思います!
タケとミネと拾…どうななるのか気になるわ~
続編期待!
「絶妙なバランス」
「今までにない三角関係」
「えろい」(!)
三角関係は苦手ですが、みなさまのレヴューを読んで購入を決意しました。そして買ってよかった!
一読目は…泥沼化も酷いこともなくサクっと読めたし 多めの濡れ場にも満足で でもそれ以上はなかったのですが。
何度か読み返す内、
読む毎に三人それぞれの想いが深く見えてきて…心の動きが見えると えっちシーンによりいやらしさを感じるのは私だけでしょうか。
やらしいやら、甘酸っぱいやら!たまりません。
そして、かわいい!三者三様に可愛い!たまりません。
物凄く読み込んでしまって、今では枕元に置いてあります(^_^;)
本当に円満、後味すっきりな三角関係。
ですが、先を思うと危うい気もするし。
心情や未来を想像させてくれる傑作です。
この3人の微妙な関係がこれからどんなふうに変わっていくのか、とてもとても気になります!
本当に絶妙なバランス。
チョコはほろ苦く溶けやすくて、ストロベリーはほんのり酸っぱく痛みやすい。バニラはひたすら甘いのは香りだけ。そんなふわふわしてどれをとってもしっかりと握りしめたら壊れてしまう三すくみ。
いや、三すくみじゃないですね。身動きが取れないわけじゃない。
ほんの少しバランスが狂ったらあっという間に壊れてしまうものたちなのに、それらがどろどろに溶けあうことで壊れないまま、抱きしめることもないまま、ただ溶け合っている。
そんな風に感じました。
その雰囲気がとてもとてもかったです。
どうしたらこんなものを思いつくんだろう。すごい。
私の頭の中まで溶けてしまうような。甘くて苦くて麻薬みたいでした~☆
表紙から漂う背徳感。ランキングも上位だし、以前から気になっていました。多分、健全なラブストーリーではないだろうな、と、漠然と思っていましが、こちらのレビューに「裏表紙にもう一人いる」という感想を拝見して、書店で試しに裏返したら、いましたいました。ふわふわの髪に、瞳を暗くした青年。病んだ眼差しに目が反らせず、すぐに購入してしまいましたが…、単純な三角関係、3Pではありません。
彼の名前は、拾(ひろい)。天使みたいに愛くるしい顔をしているから柔和な印象が強いですが、本質は裏表紙の表情が物語っていると思います。
無邪気で、欲求にあまりに忠実で、自分の好きなものや大事なものを何でも幼なじみの健ことタケちゃんと共有したがる拾。
それは純粋で幼くて歪んだ好意だと理解しながら、拾が喜ぶと嬉しいから、と、いう理由で、拾の恋人さえも共有することをタケは受け入れてしまう。そして、拾の恋人であるミネも最初は抵抗するものの、拾を失いたくない一心で、タケと関係を結ぶ。でもそのうちにタケがミネに惹かれながら、拾に対する依存的な関係が続いてしまう…。
淡白だけど内に激しいものを溶岩のように抱えるタケ+少年のように無邪気で、何処と無く闇を抱えたまま性に忠実な拾×見かけはおっかないけど可愛くてたまらんミネ。
タケ(表紙左の黒髪の青年)
ミネ(表紙右の短髪青年)
拾(くだんの表紙裏の青年)
となっています。
三人の関係は、恋人である拾とミネが基盤となっていて、タケがそこに加わった形。けれど、本当は何でもタケと共有したがる拾の歪んだ独占欲が土台にあります。
当初はタケも拾に追随する形で行為に及んでいましたが、やがてミネに惹かれるようになってしまい、歪になっていく。
全編通してエロい。そして切ないです。
タケちゃんが最初は拾の指示のままに行為に参加していたのですが、徐々に自分の主張が出てきます。顔射とか顔射とか顔射とか。個人的に「吸い出して」に非常に萌えました。
ミネを間に挟んで、タケちゃんも拾もそれぞれ独占欲のようなものが芽生え始めますが、結局はミネによって、一応おさまるところにおさまった感じ。三人で三人をお互いに共有しあう。「暁に堕ちる星」(和泉桂)の3Pは少し好みから外れていましたが、こちらは矛盾も受け入れたうえで三人の世界を成立させているところが好きです。ミネだけでなく、攻め同士もお互いに依存していて、不自然だけど当然の帰結のような。拾の性格を考えたら、矛盾を抱えながらも、これが一番幸せな結末なのでしょう。
私的に、無口でストイックだけど、ベッドじゃ豹変するタケちゃんが好みでした。受のミネは見た目はおっかないけど、拾のことが好きでたまらなくて可愛かったです。また、タケには反抗的だけど、お互いにそういう関係に満足しているところも好きです(^-^)
ちなみに表紙カバー下のおまけに爆笑しました。確かにミネはアスリートのごとく酷使されていますね…。あー、三人とも可愛い!続きが出たら嬉しいなあ。大満足の一冊でした!
彩景さんの本は傷だらけの愛羅武勇を読んだきりでしたので、久しぶりでした☆
なんといっても表紙のインパクト!!
この表紙はかなり衝撃・・・裏にひっくり返すともう一人いるんですよねこれ。
タケ×拾×ミネ。
表紙はタケ×ミネで裏に拾がいます。
自分の大事なものをタケと共有する拾。
それはおもちゃでもお菓子でもはたまた彼女までも・・・。
ある意味病んでるキャラでもありますね。
でも拾は天使スマイルでひとなつこい性格なので病んでるという風には見えないとこがいいですね。
そしてそれを素直に受け入れ全てを共有するタケ。
そして今度共有するものは拾の大切な彼氏であるミネ。
ミネはもともと拾のことがすごく好きで。
そこにタケが入ってきたことを納得しません。
でも拾がタケも一緒がいいというならそれを受け入れようと頑張ってます。
ミネかわいいです♥
ほんと健気♥
タケ×拾×ミネでのセックスシーン、セックス中のそれぞれの感情がうまく交差してますね。
どちらかというとタケ視点でしょうか??
ミネに対して今まで抱いたことのない感情が出てきて。
拾の大事なものを共有してきたものの、そんな感情は抱いたことがなかった。
そしてタケとのセックスがすごく気持ちがいいミネに対して拾もまた今までとは違った複雑な感情が芽生えます。
この複雑なトライアングルはみものです。
タケが拾がいない時にミネになぐりかかるシーンがあるんですが、そこが一番タケの感情をあらわしていたんじゃないかと思います。
やりきれないなんだか自分でもよくわからない感情にいらだったのか。
ミネが自分を好きにならないことへのいらだちなのか。
そしてミネに噛み跡をつける。
血が出るほどに。
これは俺がつけた傷なんだと。
ミネもけっこうタケを意識してるので最後はもしやと思ったんですが、あ、こう終わるの!?って思いましたw
これはぜひとも続きを書いてほしいですね・・・
この3人が迎えるEDがあるのかどうか。
この作品は同人でも出てるので読みたいと思います。
続きになるんでしょうか??
気になるんで早くみたいですw
でも商業誌であらたにきちんと出版もしてほしいですが☆
全体的にエロ描写多いです。
ほぼ3人ですのでどうしても複数がダメな方には向いてないかも。
素晴らしい作品でした。
3Pが苦手で今までほとんど読まなかったけど、
ランキング上位なのと内容が依存シリアスということで購入しました。
なんなんだこの関係性は…!!
みなさんおっしゃるように絶妙なバランスですね。
歪んでいて崩れそうなのに、形をかえても成り立つトライアングル。
しばらくの間はレビューをみて再読を繰り返してました。
最終的にはカバー絵みたいな関係になっているんですね。
繋がってる一枚の絵が表と裏に別れていて切なくなったなあ。
拾の位置と表情が。
今まで苦手だった要素がここまでアリになるとは思いませんでした。
2013年で一番の作品かも。
この表紙がこのお話の重要なポイントを物語っていますね。
この色数を抑えた色使いとデザインが、彩景先生のイラストのタッチに合っていて絶品だと思います。
ただ単に3pで仲良く、というお話ではなく、複雑な心理が絡み合うやや暗いトーンの話だなぁという印象。
自分が購入したのは第2刷で、売れているのですね。
この一冊で終わり、だとちょっともやもやします。ぜひ、続きが出るといいなと思います。
展開次第ではもっともっと面白くなりそうな予感もします。
最初のころからウマイ作家さんだとは思ってましたが
今回の作品はダントツ好き( ゚∀゚)なんだろうこのスペクタクル
明るく楽しく健全に!からは完全に逸脱しているのだけれど
逸脱した世界ゆえの、何か独特な雰囲気と、複雑にからんだ矢印の不快さが
なぜかいいと感じてしまう。そんな一作でした。
ある意味、一冊にギュっとまとまっているのも良しと思うのです。
2巻とかなったらダレちゃうもんね。緊張感って大事。
ずっと仲良しの親友。
王子のような美貌の相方は、必ず好きなものは共有するというへんな思考があった。
それは、タベモノなどに関わらず、恋人すらも共有というカテゴリーに入れてしまう。
それゆえに、数々の彼女と別れを繰り返してきた。
そんなさなか、同窓会で再会した元クラスメート
相手は男。自分のことがすきなの?ホテルいく?付き合っちゃう?
これまたガタイがよくて目つきの悪いほうが受とか
あんまり得意じゃないといっていたのに、最終的に穴奴隷(言いかた;)とかす受の表情がこれまたいい!
一途に、健気に、好きとつげ、身体の攻守をも覆して晴れてお付き合い!
なのだけれど、当然のように共有。のタイミングがやってくる。
はじめはお互いに、嫌悪。
けれど、それはいつしか形を変えていく。
また、共有することはしごく当然という考えの持ち主であった王子の気持ちの変化。
誰にでもある「独占」の欲。
3人の中に見え隠れする、気持ちの動き、動揺、身体の変化。
とりあえずウマイ!の一言。おいしい一作をありがとうございましたw
こんな本待ってました!!!
最高です、文句なしの神レベル。
1.エロい
2.3P
3.どろどろ(軽い昼ドラくらい)
4.ハッピーエンド
地雷がなかったら買ってみてください。
きりっとしてる受けが、ぐちゃぐちゃにされるのがよかった・・
エロももちろんですが、ストーリーもしっかりしています。
不思議ちゃんがいっぱいいますが、「そうなんだ」と理解できますので
置いてけぼりにもなりません。
読後はバッドエンドかと思ったのですが、カバー下で作者の意図が補完されました。
3人の幸せを願います。
お話は凄く楽しめたんだけど
キャラの1人・拾に腹が立ってしょうがないんだよなぁぁぁぁっ…!!
歪んでると言えばそれまでなんだけれどミネが何とも可哀想…
どうせなら拾を省いてタケとミネがくっついてしまえばいいのに。
と、思っていたらなんとなく2人いい感じになってきて
でも結局は3人なんだね…あぁそう。
まぁ救いと言えばミネが吹っ切ったってところかな。
ミネがそれでいいなら、いいやみたいな。
でもやっぱり拾にはどうしようもないくらい腹が立つわ~(いつまでも言うけど)
なのでお話は面白いけど、この胸に残るイライラ感のせいで萌評価。
書店の新刊コーナーで圧倒的な装丁が目に入り、購入しました。
でりこ先生の本は初めて読みました。
表紙から期待するような、怪しげでエロティックな印象はそのままに読み終えました!
体も心も濃厚に絡み合った三角関係ですが、それぞれに相手を好きな気持ちが描かれて、その気持ちがなかなか通じ合えない切なさもよかったです!
ひどい、と思うエピソードも多少ありますが救いもあるし、、
様々Hシーンを通して、三つ巴醍醐味を味わえて満足でした♪
やっと読めた!
入手までの道のりは、なかなかに険しかったです(^^ゞ
カバーが素敵です。
表紙は2人しか描かれていませんが、カバーを広げると3人登場。
裏表紙にいるもう1人が、暗い表情で右の人物の背後から頬を寄せています。
もう、このカバーだけで、3人の関係がだいたい分かってしまうという、
ゾクゾクするような仕掛け。
そして咥えている苺も本物っぽくて素敵です。
3Pも凄かったなぁ~☆
最初に読んだ時「うっ」と引いてしまうくらい衝撃がありました。
リアルかつホンモノっぽい描かれ方だと思います。
特に、前後から攻められたミネ(受け)が、
思わず身をよじって拾(攻め)に抱きついてしまう場面や、
四つん這いで挿入された状態での下(腹側)からのアングルなど、
ドキっとしてしまう描写がたくさんあり、作家さんの心意気を感じます。
章ごとの扉絵もほとんどが絡みで、見ごたえがあると思います。
キャラについては、色々複雑な感情を持ってしまいました。
*拾(攻め)
可愛い外見うらはら、無邪気なのか腹黒なのか分かりにくく、
自分としては受け入れ難いキャラでした。
嫉妬の感情を知ったことで、
今後「人を愛すること」を理解して行くのではないかと思われます。
*ミネ(受け)
「拾の言う事は絶対」という、
真っ当な愛情とは少し違う方向にベクトルが向いているので
それを拾自身が修正してくれたら良いな…。
*タケ(攻め)
もっと、悩んだり苦しんだりすれば良いです。
3人のうち1人くらい、本気の葛藤を見せて欲しい。
…そういう作品ではないと分かっていても、
もう少し、分かりやすい愛が欲しいと思ってしまいました。
とりあえず、みんなもっとミネを大事に扱おうよ!
ただし、そんな3人の着地点が3Pというのはとても自然な流れで、
3Pモノにありがちな、無理矢理な持って行き感がなく大変良かったです。
お話としてはスムーズな印象で、違和感がありませんでした。
3人それぞれの危なっかしいキャラクターは魅力的ではありますが、
これでいいはずがない、これが続くわけがないという、
刹那的な感情を、読み手に感じさせる作品ではないかと思います。
焦燥感のような切なさが残る、不思議な読後感でした。
(バッドエンドではないです)
幼なじみ+高校の同級生という3人で、なんとも複雑に絡み合うような3P物。
セックスだけで言えば、ミネはミネがバカなのをいいことに、否応なく拾とタケの二人に好き放題されちゃっているだけで、相当酷いお話なんだけど、
そこに、それぞれの、それぞれに対する、恋愛感情なんだか、依存なんだか、嫉妬なんだか、気付いているのか、気付きたくなかったのか、いろいろな気持ちがあるわけで、、、
絵はきれいだし、エチシーンもバッチリだし、3人の関係性もストーリー展開上は説得力あって、破綻もなく、ハラハラドキドキしつつ、なかなかの力作なのは納得できる。
作品としては萌2か神でもいいだろうとは思う。
思うけど、自分の趣味として、好きか嫌いかでいったら、この拾のキャラクターはやっぱり好きじゃない。
というわけで、皆さん既に高評価をつけてらっしゃるし、差し引きして中立で勘弁。
三角関係モノ、3Pモノが好きな人は買って間違いなし!
ただし登場人物たちの精神面、関係性が特殊なので、人を選ぶ可能性があります。
各話で主となるキャラクターが変わるマルチ視点になっていて、それぞれの感じていること・考えていることがよくわかる描き方はお見事。
イラストもキラキラ系でも素朴すぎる系でもありませんが、シンプル寄りの綺麗系。
余計なものが省かれているので、ストーリーと相まってぐんぐん集中させてくれます。
個人的にこの作家さんのキャラクターデザインが好み。特に黒髪・、無表情系はいいですね。
タケの黒子が多かったり、ミネが三白眼だったりとちょっと現実感のある艶があります。
攻2・受1という構図ですが、精神的に大きな変化が起こるのは攻二人の方。
最初当たり前のように語られる二人の関係性に対して、タケと拾が心の隅では不安や危惧を抱えていて、その上でそれを手放せない。
そしてそれを受け入れるミネは、割とひどいことをされていると思うのですが、普段はなかなか男前です。(Hではでろでろにされてますがw)
拾は可愛い無邪気系、いつも真剣に恋愛してるけど、幼馴染と恋人も共有しないとダメ系男子。人を傷つけるつもりはないけど、なんだかナチュラルに歪んでる人というのは珍しいかも。ミネを取られたくないという心情になるほど無表情&無口になるというのが何とも…。彼が元凶であるが故に、自分だけを好きでいてって言えないっていうジレンマに説得力がある。
タケはちょっとツンデレでSっ気有り。拾の恋人を共有する度、その相手に好きになられちゃって結果的に拾を悲しませるというお料理も出来るフェロモン系男子(笑)
ミネと一緒にいるようになって徐々に表情や行動が崩れていく様が楽しいです。それが恋だぜ!と肩を叩いてやりたくなるなぁと思っていたら突然の暴力!そして殴り返されるというww
ミネのキャラクターも面白いです。男らしさと卑屈さ、そして若干コミュ障。彼が一番悲壮感がなくてカラッとしてるのがミソですね。殴り合いのシーンは格好良くて大好きだった!
攻2人の『恋ではない共依存』、タケ・拾のミネへの愛情と衝動。
その差や熱をしっかりと描ききってくれていて、書き下ろしまでたっぷり楽しめました。
最後まで三角関係を貫く稀有な作品。
ここが3人の終着点なのか、それともまた大きな変化が起こるのか…。
続きを読みたいような、ここで終わって欲しいような。
記憶に残る一冊です。
流石彩景先生!としか言いようがないくらい絵が綺麗です、あとエロいですw
ですが内容は萌とも趣味じゃないとも言えないです
話自体はとても好みなんですが...
何と言っても攻めの1人、拾が私はどうしても苦手でした
私からすれば恋人をおもちゃのように親友と共有するというのもあまりいけすかない話なのですが、所々でのミネやタケとの会話や行動の中に見られる独占欲?嫉妬?それからミネとのいかにも恋人!って感じの会話が理解できませんでした。自分でこんなことにしておいて...なんじゃそりゃ...
何というか子供のような人だなという印象を受けました
ちょうど小さい子供が友達とおもちゃを共有したり、
嫉妬や独占欲に支配されたり、なにも知らずに何も考えてはいなくて本能の赴くままに活動し、何よりとても残酷です
読みながらイライラすることもしばしば...この際タケとミネがくっつけばいいのにと思うこともありました(遠い目)
でもそれじゃこのお話が成り立ちません
なんとも形容し難い脆い関係性だったり、3P故の美しさ?だったりある意味ではこの作品は"神"だと思います
ただ少し読む人を選ぶ作品ではあるとおもいます
恋人(とのセックス)を親友と分け合うという、特殊なシチュエーションを描いた作品。
こうなったのは拾の何でもタケと分け合う性癖が原因なのですが、この普通なら成立するはずのない関係が成立した時、人はどんな感情を抱くのか、体の関係が人間の情をどう変化させていくのか…を見せるところにメインテーマがあって、拾の歪んだ性癖はそのための設定なのかなという気もします。
(勿論、3Pの大盛りを味わえるのもこのシチュの醍醐味です♪)
そういう意味で、拾というキャラは一種の舞台装置的な役目もしてるんですよね。
彼の狂気にも似たイノセンスがスクリーンになって、「何故恋人は親友と共有できないのか?何故人は一人しか愛せないのか?」という命題の答えを映し出して見せてくれるという。
3人の中で一番人間らしい感情の変化を見せるのはタケでしょうか。拾も、タケ(とミネ)の変化に反応して、次第に人並みの独占欲をのぞかせるようになり…タケは心理描写の面でキーになる存在に見えます。
そしてミネは淫乱担当。作者の言う「開発萌え」を一身に背負ったキャラですから、かなりのコマが彼のエクスタシーの描写に割かれています。
当然最後は崩壊するものと思ってた3人の関係ですが、崩壊の芽を孕みながらも重心を変えて均衡し続けるんですね。
なるほどチョコストロベリーバニラだけあって、ドロドロの三つ巴も美味しく頂けるという…3人はほろ苦くも甘い甘いパフェになってしまいましたとさっ、おしまい。…みたいな。
でもこれ、全てのカードが出揃った上での均衡じゃないんですよね。
ミネはまだ、自分とタケの間にある双方向のベクトルに気づいていません。
彼は、この三角関係を拾をめぐるタケと自分のバトルと捉えてる。実際はミネをめぐる拾とタケ、という三角関係なのですが…
なんにせよ、ミネが自分の本心と向き合う前に、物語は終わっています。部屋の隅の使われていない灰皿が、この均衡が孕んだ火種の存在を暗示しているだけ。
個人的にはそこがちょっと物足りない。
私にはミネの拾に対する気持ちのゆるぎなさが共感できなかったので、ミネの心理をもう少し深追いしてほしかった気がします。
3人のアブノーマルな関係はすごく面白いし、きっとその中から人間らしい感情があぶり出されていくプロセスを描く作品なんだろうと想像してたので、そこに多くを期待しすぎたのかもしれません。
最後に目玉の「開発萌え」部分ですが…や、エロいです。ただ、私はこの作家さんの汁っ気たっぷりのHシーンが苦手だったのと、「開発の成果」の描写にそれほど段階別のメリハリ(笑)が感じとれなかったのとで、激萌えには至れませんでした。
個人的に一番エロさを感じたのは、タケがミネを噛んで歯形をつけるシーン。やっぱり独占欲ゆえの攻めの暴走は、不滅の萌え要素ですね♪
好みでした。個人的には。
ただ、やはりかなり好き嫌いが別れる作品だと思います。
【攻め2人が双子、兄弟などでは無い】
【攻め2人は幼い頃からの付き合いがあり、共依存関係】
【受けが最初から両方大好きな訳ではなく、片方が好き】
【もう片方の攻めへの気持ちは発展途上】
この要素がたまらなく好きなのですが、今までなかなかそういった作品に出会え無かったんです。けれども、このチョベリバは全ての要素を含んでいる…!!!!
もう読み終えた後の満足感は凄かったです。
流石でりこ先生。