条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
sotsugyousei fuyu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
草壁光と佐条利人は一線は越えてない恋人同士。受験が迫り、草壁の将来設計も進んでいく。しかし佐条の母親ががんにかかり、佐条は一人で生活することになった。受験と一人暮らし、母親の病気で佐条はしだいに精神的に参っていく。ある日佐条の様子を見かねた草壁に「一緒に住もうか」という申し出をされた。当初は申し出を断った佐条だったが、ついに…というお話。切ない青春のお話の続編。中村先生の作品は目つきが印象的で、感情の揺れがよく表れてて、物語に引き込まれます
同級生シリーズでは起承転結の承と転にあたるとお話です。
高3の冬。音楽の道に進みたい草壁と大学受験のために予備校に通う佐条がお互いの意志を尊重しながら、一緒にいようとするのが良いです。
原先生は佐条に手を出しませんが、佐条にプレゼントをあげて草壁を嫉妬させたりとちょっかいは出してます。
自分の入る隙はないと分かっていても好きな気持ちは止まらないんだろうなと思うと切なかったです。
ストーリーの後半では佐条の母が倒れて、段々と弱っていく佐条の姿が可哀想でした。
でも、草壁が佐条を支えようとしている姿にはときめきます。
日めくりカレンダーのように過ぎてゆく時間の流れが素敵だなぁ……
受験・進路という大きいテーマが根幹にあって。ヤキモチやいたり仲直りしたり、雨宿りのひと時や、母親の病気から精神的にボロボロになった時でも、いつも側には君がいる。
2人にとってお互いが唯一無二の存在になっていくその変遷を、読者として見届けられる幸せを感じています。
ところどころで挟まれるキスシーンが好きです。
色んな作品を読んで腐るほどキスシーンを見てきましたが、背景とか空気感とかまるっと含めて頭に残るインパクトあるキスシーンは、この「同級生」かも知れません。
めちゃエロとか濃厚とかじゃないのに、すごく印象に残るの何でだろう。
高校生らしく不安定で脆い部分あるのに、前を向いて頑張る強い部分もあって、恋愛していくと同時に彼らの人としての成長を感じることが出来ました。
物語を追うごとに、2人がどんどんお互いを好きになっていくのが最高です。
時間の移ろいを感じながら溢れ出る2人の愛をたくさん堪能できて幸せです。
卒業前なのにもう遠距離恋愛みたいな2人。
だって進路が違うから。
パッと見ると、草壁がとにかく佐条が好き。(なんでそこまで好きなのかはよくわかんない。でもそこが恋なのだ!)
佐条だって草壁が好きだけど、好きって言われて自分も好きになった感じがするのよね。別にいいんだけど。
本作では、高校の音楽教師・原の存在感。
原は佐条が気になる。
これが、私は気持ち悪くてダメ。もちろん原は佐条に手を出すつもりはないんだけど、妄想はしてる。これヤダ。
草壁と張り合ってるとこもイヤ。大人が何してんだって思う。
原の、過去の話は全然大丈夫なんだけど…
あと、絵として原の体のバランスが変だと思う。
「同級生」を読んでレビューした後に購入しました。
自分的に「同級生」は萌2評価くらいで神とまでは言えないかな…という感じでしたが、本作を読んでシリーズがこれだけ多くの評価を得ている理由を見いだせた気がします。
予備校通いで忙しい佐条をカフェで待つ草壁が、寝てるフリをして佐条を迎えるのが好きでした。
佐条の前では少しでもカッコつけたい草壁、だけどハラセンの手袋に嫉妬してしまいカッコつかなくなるのが可愛かった。
この2人の情熱の温度は違えど、同じ大きさの愛情をお互いに持っているようなところがとても好き。
普段クール目な佐条の「お前に会いたい」にギュンギュンきました。
すぐに春を読もうと思います。
ハラセンの高校時代のお話切なかった…後日談はないのかしら。
叶わないと分かってるけど、捨てられない佐条への気持ちも…泣
同級生からハマり、こちらも購入しました!ほんとに、音楽もいいし、絵も綺麗だし、エロ加減も含めて最高でした!Netflixで映画を見て、草壁くんの声が草壁くんでしかなく、初めて声優さんってすごい!って思いました!その後、囀る鳥は羽ばたかないも続けて見ましたが、矢代か草壁くんかっていうぐらいこの2作品は私が声優さんにも意識を向けたアニメーション作品になりました!どちらも映画(アニメーション)入りですが、面白すぎて所謂BL作品は初めてでしたが、全巻購入し、一気見しました!本当に神でした
この2人の人生をこんなに沢山読めてありがたい。
草壁って佐条と付き合ってから女の子と遊んだりしたのかな〜してそうだな〜…いやどうかな…したのかな。
なんだろう、良すぎて細かくここが良いとか言えない作品です。だって全部いい。全ページいい。
対母の佐条の子どもっぽさよ。賢い佐条が人としては割に脆くて、子どもっぽいところが見えたりして、それをヒーローのごとく草壁が守ったりすると胸が熱くなる。草壁だって子どもだけど。それがまたいい。スパダリとかそういう夢みたいな話ではなくて、この年齢にしかない良さ。
有坂先生とハラセン
ハラセン好み変わってないのね。そしてピアノも弾けなかったハラセンが、音楽教師になるという人生の流れに想いを馳せる。
谷くん
いい奴です。草壁の友達だな〜って感じ。友達沢山いるんだろうけど、"草壁の友達"だな〜
前作の同級生と同時に購入しました。
前作よりもあまあまで、特に佐条がエロいです!顔が!!笑まえよりも心をひらいて素直になってる感じが見に見えて、ついニヤニヤしてしまいました。
受験前という時期もあり、未だにキス止まりだけれど、その分キスのひとつひとつが甘いです。
進路で悩んで、ギクシャクしちゃうのも学生だからこそのもどかしさがあって、なんか親目線で、がんばれ!素直になれって!って思いながら読んでました笑
これぞ、不朽の名作です!!
冒頭でカフェで待つ草壁を見つけた時、佐条が一瞬にして好きな人に会えて気分が高揚する表情に変わる。もうこのシーンだけですっかり心を掴まれてしまいました。ああ、今彼はどうしようもなく恋をしているんだなぁと、その心情が手に取るように伝わってきます。前巻ではお互い言葉が足りなかったり、先回りして考え込んだりして、時々すれ違っていた2人。そんな彼らがこの巻では、自分が発言に失敗したり相手から怒気を含んだ言葉をかけられたりしても、一旦冷静になって、落ち着いて誤解を解こうとしている。相手の気持ちを完全に信頼しているんだなぁという変化に、こちらまで嬉しくなります。
ハラセンの存在感は前巻よりも濃くなっており、時には草壁と同等の立場にまで降りてきて、対立することも。彼もまた、佐条の前ではかっこつけになってしまうんですよね。それを草壁に咎められて、あからさまに対抗心を燃やすハラセンの、草壁よりずっと大人だけど大人げないところが大好きです。自分にはもう割り込む余地はないと分かっているからこそ、草壁が佐条と何の障害もなく関係を進めていくのは面白くないから、つい茶々を入れたくなる出来心。草壁はきっと彼の諦念には気付いてなくて、大人の余裕がある彼に焦って仕方ないのだろうけど。でも、そういう嫉妬のスパイスがあってこそ、恋は今まで以上に燃える。この甘くて苦い三角関係に魅了されました。
同級生シリーズ第二弾。
何で人気があるのかわかってきました。
前回同級生はまだ導入な感じでさぐりさぐり読んでいたのですが、まだ萌×2ですが、多分シリーズ全部で「神」作品なんだろうなと思いました。
今回はハラセンの過去エピもあり、切ないです。
ゆっくりだけど確実にくる卒業までの日常がなんでもないように、でも大切に描かれていてドキドキしました。
多分大人になって思い返すと、なんでもないところに大切な気持ちが宝物となるんだろうな・・・と。
卒業迄の彼らの毎日が楽しみでもあり、切なくもありです。
大人でも子供でもない絶妙な時期なんですよね・・・。
取敢えず冬編読んだ覚書感想!続きの春編も楽しみ。
「同級生」に続くシリーズ第二弾「卒業生 冬」。
帯にも「恋が、愛しさに変わるまで。」とあるのですが、まさにそうでした!
このシリーズの魅力の一つは、じっくりゆっくり丁寧に2人の話を描いているところだと思うのですが、流れゆく時間の中で、2人の気持ちが「恋」から「愛(愛しさ)」に変わっていく(変わっていくというか、自覚していく・・・という感じでしょうか・・・)、その一部始終を見守ることのできる幸せ、それは本当に感動的です。
そして、芽生えた思いを大切に育んでいる眩しいくらいピュアで、瑞々しい草壁と左条とは対照的に、当て馬でもあり、なんだかんだ2人を応援しているようでもある「大人」の原先生は、色々こじらせたまま「大人」になってしまった人で、なかなかに切ないです。(こっちはこっちで「大人」としては、感情移入できてしまうので・・・)
『同級生』シリーズだと思っています。
BLでは省かれることが多い部分を、この『卒業生』の2冊できちんと描き切っているところが素晴らしいと思うのです。
出逢って恋をして、季節が一巡りして二度目の冬。
お互いの距離を近付ける季節が、高校生二人のパチパチはじける炭酸水のような恋を、少しずつ少しずつ本物の愛へと変えていきます。
ここまで心地良く時間がスローに流れるお話って、少女マンガですらもうなかなか出会えない気がします。
草壁と佐条の間に邪魔は入ってほしくないと思う一方で、ハラセンにも「ガンバレ!!」って力いっぱいエールを送りたくなってしまう作品。
ハラセンが佐条に手袋をプレゼントするエピソードが泣けます。
同級生と同じテイストです。
「同級生」と同じ時期に「同級生」「卒業生-冬-」「卒業生-春-」を
購入したため、
ざざざーっと3冊まとめて読んだ記憶があります。
前回の「同級生」のレヴューと同じく、
やっぱり最初は、
「中村さんワールド」に
入れなかったんです。
良さが分かりませんでした……。
この本を勧めてくれたネットの友人には、
なんていう感想を返そうかなぁ…と
ちょっと困っておりました。
で、ちょこちょこと見返していくうちに
ぐいぐいと引き込まれていった感じです。
おかげでネットの友人には、
「萌えがあった!」と
返答することが出来ました。
良かった良かった。
やっぱり何度読み返してもいいですわー。
草壁君と佐条君の間にある青さ、熱、甘さ。
もうホント、大好き。
私は受様が愛されてる話が好きなので、攻様がやきもち焼く姿、大好き。
だから「冬のはじまり」「手ぶくろを買いに」はきゅんきゅんでした。
ホテルのベットで草壁君が「妬けて妬けて狂いそうになる」なんて言ってる時の切ないお顔。
胸どっきゅん打ち抜かれましたよ。
このままいくのかと思ったのに、さまかのお預け。
佐条君、さすがです。
保健室から手袋を買いに行く道すがら、「お前の半分くれよ」という佐条君、めっちゃかわいいわー。
あそこの二人の会話、かわいくて大好き。
どっちの話も二人をあおってくれた原先生、いい仕事してくれてありがとうーっ。
佐条君のお母さんが入院しちゃって佐条君がいっぱいいっぱいになっちゃって余裕ない発言しちゃった時、草壁君が誤解しないでちゃんと受け止めて包んでくれて。
オトコだねぇ、ありがとうって気持ちでした。
いやホント、こんなきゅんきゅんであまーい切ない気持ちをくれてありがとう。何度でも言うけど、大好きです。
ゆるーくらぶらぶな草壁と佐条。そんな中当て馬の原センの歌の再テストを受ける佐条。それが職権乱用と知った時の佐条を見て、「そんな困った顔すんなよ」と優しくそして哀しげにほほ笑む原セン切ねぇ!!!!!!!!そして二人で飯を食いに行った先で草壁と女子の姿を発見してしまい・・・。
佐条の落ち込む泣き顔萌えるわあ。もうここまできても原センは素敵なのよねぇ。
原センと有坂先生の話も良かったです。原センにもこんな若かりし頃があったのね。みたいな。そんで佐条が再・再・再テスト・・・と書き込むとこめっちゃ可愛かったです。
手袋で妬く草壁も萌えましたねー。
ていうかなんだかんだ全部萌えましたねー。このゆるーく萌えるのがいいんですよ。うん、やはり最高です。
いまいち同級生シリーズのよさがわからなかったので、中村作品をほぼ読んでみて、やっとわかりました。
この作家さんは、このシリーズで完全なドSを発揮して、読者に奉仕してくれているんですね。
萌えのエッセンスだけをきれいに分離して、最低限のものだけを入れて「欲しいのはこれでしょ?」と提示してくれている。
とてもシンプルなのに純度も濃度も濃いから、効果は抜群で酔いしれる。
まるで映画「パフューム」の究極の香水(と、それに群がる人たち)のようだと思いました。
それがここまで成功して、この人このあとどうするんだろうなぁと思います。ある意味頂点を極めたわけで、その先って何があるんだろう?これ以上に面白いことってそうそうない気がします。しばらくはこの余韻が残るのでしょうが、そのあとやりたいことってあるのかな?「パフューム」では、製作者は香水とともに食い尽くされて破滅していきますが、、、
お話とは関係ないのに作者の意図の方に意識が向いてしまうのは、それだけクリアに表現できているということで、その手腕に脱帽します。頂点を越えてこの作家さんがどこまで行くのか、今後が気になりました。
神評価でないのは、舞台裏(意図)があまりクリアに見えてしまったからです。出来過ぎた故ですが、雑味があってこその味わいと深みだと思うので(特に色ごとに関しては)、評価を下げました。
回を重ねるごとに、佐条の男らしい一面を見ることができて嬉しいです。時折、草壁よりも佐条の方がかっこいいことを言っていて(草壁こそ、回を重ねるごとに少しずつふにゃふにゃになっていきましたね)読んでいるこちらがわもぐぅっと唸ってしまうようなときめきを感じます。
同級生だった彼らふたりが卒業生へと変わってゆく。
卒業生として大詰めの冬、彼らふたりにどんなことがあるのだろう、という一冊。
原先生と佐条がホテルでふたりっきりになってしまったとき、私は このままハラセンとなにかあってもいい と思いました。もちろん駄目だということは重々分かっております。佐条は誰とお付き合いしているのかってそれは草壁ですもの。
でも、でも原先生の魅力って草壁にはないものがありますよね。そして原先生の気持ちも知っていますし、ヴィジュアル的な面でも申し分ないうえに……原先生、時々なんとも言えないほど切なげな目をしているんです。この目、この感情を昇華してほしい、と思ってしまいます。
もちろん、もちろん佐条と草壁は相変わらず犬も食わないようなラブラブっぷりで可愛いのですがね! 甘いなかにある、詩的な面や、精神的に支え合う(これが一番大きい要素だと思いました、上辺だけでなく中身でも繋がり合っていることが感じれる一冊でした)描写が一層ふたりの世界を濃いものにしています。
この、卒業生としてふたりで過ごして様々な経験をしたこの時期こそ、彼らの人生の流れのなかでひとつのターニングポイントになるのだろうなぁ。
ところでタニーのあだな、あれサイ◎ーグ009のハインリヒ…ってことで良いのでしょうか?(笑)ああだから私タニーが好きなのかもしれません。
前作『同級生』のスタート時には
2年生だった草壁くんと佐条くんが、
3年生の冬を迎えました。
予備校に通いながら
受験に向かって準備を進めていく佐条くんと、
真剣にミュージシャンとしての道を目指す草壁くん。
そこに、佐条くんに想いを寄せる原先生や
草壁くんの友人の谷くんを加え、
爽やかな青春ピュアストーリーが繰り広げられます。
今回原先生の学生時代のエピソードも描かれていて、
すごく嬉しかったです。
報われない原先生、大好き!!
「好き」と愛を囁く言葉はなくても、
お互いを想う溢れんばかりの愛情が
草壁くんからも佐条くんからも
しっかりと伝わってきて、
読んでいるだけで幸せになれます。
恋愛ってどうしても
相手に言葉を求めてしまいがちですが、
彼らみたいに言葉なしでも想いを感じ合える関係って、
本当にいいですね!
巻末では佐条くんの母親が入院してしまいます。
受験を控えた大事な時期なのに、
もう一波乱起こりそう。。。
ここまで読んできて、
本当に大好きな作品になりました!
最終巻も大事に読みたいと思います!!
「同級生」から「卒業生」へ
雪舞う冬。
草壁と佐条もそれぞれの夢に向かって歩き始める。
草壁は音楽の道へ、佐条は京都の大学へ。
お互いがいない場所へ羽ばたく未来。
一緒にいた季節が過ぎ、それぞれの場所へ。
苦しいとき、辛いとき、悲しいとき。
一番にきいて欲しいと思う。
傍にいて欲しいと願う。
少しずつ大人になっていくふたり。
想いを伝え合って、自然にキスができるようになって、その先は?
育んできた想いは、冬を越え、春を迎える。
心を掴まれて徐々にぎゅ~~~っと握られる、
そんな感じです。
出てくる登場人物がそれぞれにとても魅力的で
ぐいぐい引き込まれます。
佐条ママの入院っていう大きな事件が
ふたりを揺さぶるけど、
草壁の気持ちも、佐条の気持ちも
ちくちくと刺すみたいに自分に迫ってきて
共感してしまうんだよなー。
草壁、本当に優しくて気遣いのできるいいオトコ。
そして、ハラセンがじわじわくる!
「喜怒哀楽も 露出は五割」に
大人の分別と真面目さと切なさを感じたよ。。。
卒業生・冬ということは、受験生。
受験生というものは情緒不安定になりやすいもので佐条くんも原先生の前で大泣きしたようです(笑)
ダッシュで飛んできた草壁くん。
原先生、大人な対応でしたね。
私的には原先生でも良かったかな~と思いますが(もちろん卒業してからですよ)若いふたりに譲りましたね。
佐条くんのお母さんが病気になって草壁くんが佐条くんの支えになる。
高校3年生、冬から春へと移り変わる季節は、やはり、この時期の彼らには大きな揺れだと思われます。卒業生・春が楽しみです♪
相変わらずの青春やってます!って感じ。
でも、二人とも少し大人になってとてもいい雰囲気です。
同級生からの流れで大学受験の期間はいったいどうなるんだろうと思っていたのですが
安定の仲のよさで安心しました。
それにしても焦らしますね!
いい雰囲気まで行くのですが、焦らされ焦らされ・・・
最後まではなかなか行きません。
でも読んでる側としては、このじわじわ感がキュンと来るのでしょう。
次巻が楽しみです。
原先生のお話もよかったです!そんな過去がぁああって思いました(笑)
切ないですが素敵なお話でした
文句なしに神評価です。
シリーズ第2巻ですね。
相変わらず青春してます♪
どのお話も面白かったですが、「手ぶくろをかいに」が特にお気に入りです。
草壁の嫉妬がかわいいのはもちろんですが、原先生の想いに切なくなりました。
この巻には、原先生の高校時代のお話も載っていて、彼がさらに不憫に思えてきます。
原先生って昔から失恋体質なのでしょうか・・・。
結構イイ男だと思うのですが↓
アテ馬だからといって、イヤな奴ではないところがいいですね。
原先生にも幸あれ☆
進んでいく時間が同じ筈なのに、進む道は違う二人。
考え方も意識も別の筈なのに、二人で居ると空気がふわりとする。
お互いがお互いに癒され、支えられ、好きで好きで。
そんな間が二人には流れている気がします。
好きと自覚する程、壁にぶち当たる佐条君。
好きと思う程、素直に表現する草壁君。
好きだけれど、最終的には引くハラセン。
三人の好きが切なくも甘い気がするのは私だけでしょうかね。
いつもクールな佐条君が草壁君に甘える時、色気が出まくりですね。
それに揺さぶられ真っ直ぐに突進する草壁君にもキュンとします。
大きな心で佐条君を受け止める「待ち」の姿勢が男らしく優しいなと、いつも草壁君には感心します。
この『冬』の最後、お話の終わりに佐条君の元へと走り出す草壁君の姿が最高に好きです。
皆さんが言うハラセンの良さ、じわじわ沁み渡ります。
大人だから、卑怯なこともできるけど
やっぱり大人であるが故に、ひいてしまうというところが、
何とも切ない思いです。
でも、だからこそハラセンの良さが際立ちますね。
そして、受験時期の危うさが描き表れていて、
高校生を題材にしている意味がちゃんとある
お話だと感じることができました。
全くジャンルが違う2人と言われるけど、
一緒にいる空気感がとてもきれいです。
次の巻で完結ということですが、楽しみで仕方ないです。
楽しかった。
この二人の恋愛に親近感がわくのは、日常生活で攻めとか、
受けを感じさせないところ、見た目や思考回路が年相応なところ。
こういう作品は、近年増えつつあるとは思うけど、やはりまだ
学生には到底見えない、行動や発言をするキャラクターのほうが
圧倒的に多いので、目立つしとても一般人向けだと思う。
男同士ということにも抵抗なく、恋愛というものを純粋に楽しめる作品。
個人的には、「手ぶくろをかいに」 が一番好き。
プレゼントが、かぶってしまった時は軽く、
ハラセンがむかついてしまったけど
自分の誕生日・・・・せつない。
帯『恋が、愛しさに変わるまで。』
このシリーズ大好きです、もういいからいいからこれ読みなはれ~って一時期押し付け魔人になった位に好き作品。
同級生から始まり、卒業生-春-で終わる、その丁度中間の話になる訳ですが、シリーズ全体としてみれば番外編有り、脇だった谷の話有りで閑話休題的な意味も多少あるかも。
2年生だった彼らも3年生になりそして冬、卒業に近付いて行く彼らは将来ビジョンへと向けた漠然とした時期でもあり。
相変わらず草壁も佐条も可愛いです、青春です、胸きゅんです。
これはやはり高校生同士でないと出せない青くさい、けれどそこがたまらない、もう手が届かない高校生の恋愛。
今回はちょっと小粋風なエピソードもみられましたが同級生からの全体的な流れはゆっくりとそしてラストへと繋がって行きます。
お気に入りハラセンの過去話もハラセンファンとしては嬉しかった、しかし優等生メガネタイプが好きなのは昔っからなんだな、ハラセン!
「同級生」続編ということで、もちろん楽しく読ませていただきました。1巻目では夏を舞台に、爽やかで弾けるようなピュアな印象を持ちましたが、2巻目となる今回はまた違った魅力がありました。冬ならではの魅力。
なんというか、言葉では表しきれないです。1冊を読み終えるまでにたくさんの感情が膨れては消え、また膨れては消えていきます。それがなぜか、すごく心地よい。本当にステキな作品ですね。心の底からじわじわとあたたかくなります。私の中でこれはもう、神評価で間違いありません。
卒業生 ‐春‐ をとなりに準備した上で、ゆっくりとまったりと読みたいですね。
うまく言えないんですけど、大体BL本を読み終わった後って
受けの健気さに萌えた!とか攻めかっこよかった!とかって萌えに浸るのが主な私なんですが、このシリーズだけはそうじゃないんですよ。
何か一本の映画を観終わった後のような充実感とか言うか、余韻に浸れるんですよ。もちろん佐条の色っぽさに感激したり、草壁の嫉妬ににんまりしたり、萌えもちゃんとあるんですけど、私は読み終わった後、ボーっとして余韻に浸ってました(笑
何より明日美子先生のコマ割が素晴らしい。読んでいくにあたってこの作品の雰囲気にふさわしい構図で描かれているのでスラスラ読み進めていけるし、ページをめくるのが楽しかったです。
もちろん内容も素晴らしいものでした。
私はさりげなくハラセンを推しているのですが、今回の巻ではつくづく損なキャラだなぁと・・・いや褒め言葉なんですけど(笑
佐条の事を好きなのに、佐条の草壁を思う一途な気持ちにはさすがのハラセンも手を出せないという(笑)
・・・・途中リミッターはずれかかっちゃったけど。
受験という課題に更に母親のガンが発見されるという難題も加わって、このシリーズもついに最終巻へ。
最終巻はこれでもかというくらい丁寧に読み進んでいきたいなぁ、と思います。
「同級生」の2人の続編。
草壁くんと佐条くんのお話。
草壁くんって、あんまり自分の事を佐条くんに話さないんだな。
だからちょっとした誤解なんかが生まれる。
でもそれって結局のところ、お互いがお互いを好きだから
嫉妬することで、誤解しちゃうんだよね。
途中途中に出て来る原先生がまた今回もイイ!
佐条くんを好きなんだけど、2人をあったかく見守るんだな。
このハラセンのおかげで、おかしくなってた2人がうまく行ったりw
佐条くんに手袋をプレゼントしようと考えていた草壁くんが、
今まで佐条くんの手に無かった手袋がはめられていたのを
見つけたときの驚きようと、その手袋の理由を知って
嫉妬する様子はもうホントかわいい。
2人の高校生らしい悩みやラブラブ度や
ゆったり流れる時間が
とても読みやすくてステキなストーリーです^^
草壁光×佐条利人の高校生もので「同級生」の続きです。
も う ・・・ 甘 い で す 。 甘 々 で す (*ノェノ)
かーわーいーいーんだよっ!!草壁も佐条もヾ(*'∀`*)ノ
佐条のお母さんが入院する事になって、「大丈夫?」って聞いたら、大丈夫じゃなくても、「大丈夫」って答えるのがわかってても、聞かずにはいられないという草壁が、もう・・・萌え萌えですww
そしてハラセンの過去がちょっぴり・・・あきらかに・・・。
好きだった化学の先生が、佐条に似ていたことも判明・・・。ていうことは、その先生に自分では気づいてないけど、未練が残っているのかしら??
しかし、ハラセンを飲みに誘った先生・・・いい人ですねぇ~。
ちょっと勘違いして、思わずハラセンが「ちゃいますねんっ!!」って言っていましたけど(笑)
すごく良かったです!
前々からレビューを読んだり、書店で見かけてすごく興味があったので買ってしまいました。
これはホントに良かった!
ホントに純愛って感じです。普段あんまり純愛系を読まない人でも、これは読まなきゃ損だと思います。
ゆっくり、確実に二人の仲が進展していく。
見ていてほっとする一冊でした^^
「同級生」の続き。
草壁と知らない女の人が会っているのを目撃してしまった佐条は,思わず走りだしてしまう。佐条と一緒にいたハラセンは,ホテルへ連れて行き,草壁に電話をする。「俺は自分の理性をセーブする自信がねーぞ」
最初のおおまかなあらすじはこんな感じ。
すっかり取り乱して涙を流してしまう佐条。
えろい!
そんな佐条にどんどん理性が崩されてゆくハラセン。
見ててドキドキしました。
もちろん草壁がダッシュで助けに来ましたが,うーん。
もう少し進んでるとこを見たかった。
「げに大人というものは」
ここでハラセンの青春時代のお話に。
ハラセンにこんなほろ苦い過去があったとは・・・。
最後に「喜怒哀楽も露出は5割 大人ですから」
と余裕を見せようとするハラセンにきゅんきゅん。
ハラセンのことしか書いていませんがもちろん草壁の
「むちゃくちゃ妬けるからアレしないで お願い」
にもどっきゅん。
若いが故になかなか余裕になれないもどかしさが垣間見えました。
前作よりもぱわーあっぷした二人の思いに終始によによが取れませんでした。
なかなかレビューできずにいたが、小冊子が届いたまさに今が適時と、約半年遅れでレビューすることにする。
前作『同級生』ですっかり中村明日美子にはまってからというもの、『OPERA』で本作の一部始終を追いかけていた。
連載途中、すでにページ数は十分であるにもかかわらず、どうして単行本化しないのだろうと考えたこともあったが、こうして『冬』『春』の2冊を通して読むと、当時の私の浅薄さが思い知らされる。
『冬』のあのラストで数カ月以上も待たされるなんて、単行本派からしたらまさにとんでもない仕打ちのはずだからである。
さて『同級生』の時点で、佐条は京大をめざしていることがすでに明らかとなっていたが、『卒業生』の始まりは、いよいよ入試シーズンが近づいてくる初冬の頃である。
卒後の進路が全くの未定に見えた草壁にも、ようやく何らかの動きが見え始める。
ある意味型どおりの受験の波に身を任せればいい佐条と異なり、状況的には草壁の周囲のほうがずっと浮ついてもよさそうなものなのに、いい具合にことが動き出さないので、結果的に二人の関係は、(原センによる)多少の横槍(あるいは後押し?)が入ろうとも、この時期にしては恐ろしく安定した雰囲気なのである。
草壁の佐条への思いやりがあってこそ、佐条は安心して勉学に勤しむことができる、といった理想的な関係に波を立てるのは、意外にも佐条の身内であった。
気丈な佐条がふとした隙にみせる弱さが醸し出す色気は自覚がない分壮絶である一方、いかにも男の子然として突っ張ったり格好つけたりする姿もまた非常に凛としていて美しい。
また、『冬』だけでなく『春』においてもそうなのだが、本編の間に挟まる『Short Piece』がまたポイントである。
こうした遊びの部分があるから、キャラクターに奥行きが生まれる。
私は個人的に、草壁の友人である谷君の佐条に対する距離の取り方が気に入っている。
谷君により佐条に明かされる事柄が、心からどうでもいい内容でしかない点が、日常感をより増幅する。
このシリーズでは基本的に「草壁から見た佐条」が描かれており、草壁の背景については実はあまり語られることがないため、谷君は案外貴重な存在なのである。
攻め×受け について
恋をして二人とも乙女度が増してきてます。ムラムラする…。まとめて抱きしめてやりたい!(笑)
ストーリー について
お受験シーズン到来です。それに加えて家庭の事情も絡んで大変そう。前巻では恋に気づくまで、恋したばかりで戸惑ってます!だったのが、今度は恋を育てましょう…になってます。
H について
キスまでです。でもそれがいい!
ハラセンの話がせつなかったです。ちょっと泣けちゃったかな。大人って悲しいよね~。誰か彼に愛の手を!
もうこれ、レビューの必要などない作品だと思いますが、私も賑やかしの末席に名を連ねておこうと思いまして。
発売後すぐに購入し、むさぼるように読みました。
読み終えるのがもったいなくて、進んでは戻り、戻っては進み、進んではまた戻り。
ニヤニヤし、キュンキュンし、ため息をつき。
床を叩き、立ち上がって天に祈りを捧げ、自分が何をしたいんだかよく分かりませんが、間違いないのは確実に挙動不審な変人状態だということ。
ワンシーンワンシーンに萌える!萌えるー!!
変人上等、萌え死ねというなら死んでやる。
佐条くん万歳!
草壁くん万歳!
この子たちへの愛おしさをいったいどう表現すればいいのか、私の貧相な語彙では表現できないのですが、大好きです。
大 好 き な ん で す !
エロなんてイラネ。
いや、要るけどw
エロなしで萌えを刺激してくれる作品は、本当に偉大だと思います。
内容に触れてなくてスイマセン。
他の方の熱いレビューを読んで「分かる分かる!」「私もそうだよー!」とひたすらウンウン頷いてたら、お腹いっぱいになりましたw
萌えてるみなさまに、ハゲあがるほど同意!
とにかくときめきました!!
「恋が、愛しさに変わるまで。」って帯に書いてあるんだけど、まさしくその通り。
なんなんだろうねぇ…ドキドキしてきゅんとしたり、切なくてきゅんとしたり、読み終わった後は色んな感情で胸が、いっぱいになります。
左条が「同級生」のときより可愛くなったvv
すごく草壁に対しての態度が、素直で可愛いvv
卒業が近づいて色んなことが重なってうまくいかない。
左条がすごく必死に頑張ってて、草壁は必死に左条を支えようと、理解しようとしててすごくお互いの相手を思いやる気持ちが伝わってきました。
愛しさに代わっているのがほんとに伝わってくる巻でした。
ほんとにゆっくり色んなことをふたりで乗り越えながら進んでるんだなと。
最後の「会いたい」という一言にすごくたくさんの思いが詰まってる気がしましたね。
早く「春」も読まなくちゃ!!
センセイ!アンタ可愛いよ!!
真っ先に佐条の可愛さを叫ぼう。そう思っていた前半だったのに、結局先生の健気さに思わずキュンとしてしまいました。
若かりし青春の甘酸っぱい思い出も含め、なんか・・・イイ。
あの死んだ魚のような目の先生が・・と思うとなおさらです。
若かりし~なお話のときのお相手の先生。あんなに初々しく頬をそめる男が、どんな風に女を抱くのか。ちょっとそこも気になる部分でしたね。
最後までヤっちゃってなかったのが救いなのだろうか。
なんにせよ甘酸っぱくてイイ(*´∀`)クスクス
誕生日~な話。これもうまいことひねってたな~という感想。
そういうプレゼントもあるんですね!先生w可愛すぎる。
話を戻します。
佐条くん。同級生~の記憶がそろそろ消えそうではあるんですが、こんなに佐条くん草壁の事が好きなんだな~と、じわじわ感じたのがむず痒く、すごく読んでいてドキドキしてしまいました。
女の子みたいに~とか。
こんなに~とか。
付き合いたて。スキがむずむずする気持ちって言うか。
見ている側のが恥ずかしいわ!そんな気持ちになれたことがうれしい。
アホなので、先にラストを見てしまった私。(春から読んだ・・)
それが逆に、あ~・・そうか、コレがこぉ繋がるんだな~と思いながら読めたのも収穫。先を知っているだけになにかこぉ・・こぉ・・・ねぇwwニヤニヤ
面白かったです。
完結めでたい!!
この二人は一生こんな風なんだろうな~とちょっと思ってしまいました。
「同級生」の草壁×佐条のお話。
はっきり言って「同級生」よりずっと即物的でわかりやすくて面白いお話になっていました。
佐条は外見に反してツンなわけでもなく、己の気持ちにそれなりに素直で、年相応な反応をするところが可愛くて、草壁のほうもチャラそうに見えて大変一途ないい子で、読んでいて気持ちが良かったです。
原先生もなかなかご苦労が多いようですが、学生時代からご愁傷様でした。
そして、受験を控える佐条くんの前に、また一つの難題が・・・草壁くんは支えになれるのでしょうか?・・・
同級生の続編。
その後の二人が読めます。
大人になる前の青春時代の恋愛らしく爽やかさと
色っぽさが同居していました。
そして、冬の間に愛が育っているなと思います。
ちょっと気になるところで冬が終わっているので、
すぐに春を読むことをオススメします。
『春』へ向けてのさまざまな伏線が浮かび上がって来ている巻。それぞれの春に向けてそれぞれの行動が少しずつ進んで行きます。
ちょっとしたぶつかり合いや勘違いも勿論有るんですが、そのクリアの方法が真面目にゆっくり大人のものへと近付いていて素晴らしい!
例えば、草壁が佐条に嫉妬心をきちんと伝える箇所がいくつか有るんです…そこがとても良い。鋭く甘い、時間が止まったようなあの感覚。キューンとします。
「相手の為にしているつもりだったのに実は自己満足?!」という一連もこんなにきちんと乗り越えて行けるなんて!今日びの高校生は凄いなあ!!いや、この二人の愛のチカラか。愛って素晴らしい。
心はホットでも頭はクール。そして互いへの思いやり。恋愛におけるこのクレバーさ、理想です。
あと、これは『春』もそうなんですが、短編の使い方が効果的。本編だけでも充分素晴らしい作品になっていますが、寄り道的なショートストーリーが入ることで読者の息抜きになり、更に物語の背景に奥行きも出せていると思います。
草壁の友人・谷くんの視点を加えて二人のノロケっぷりを際立たせたりとか。谷くんのキャラ面白い♪
エロ成分補給要員のハラセンもGJ!!ヘタレな大人の役回り御苦労様です(笑)…ホント頑張れよ。つかめ幸せ。
そして卒業という状況が否応無しに押し迫って来ながら、次号『春』へと続くのでした。いやあ本当に良い中間部です。
続きはいつ出るのかなぁ~と、待ち続けていたら、2冊同時発売とは!
勇んで買ったものの、これでお終いかと思うと勿体なくてなかなか読み始められませんでした。
受験生となった利人・好きな音楽をやっていこうと決めた光。
日常の触れ合いの中で、心が更に寄り添っていく2人。
利人の母の入院がきっかけで、男である光と付き合っていると母に告白し、それを受け入れてくれる母。
自分も斯くありたいものだと思いました。
ハラセンの高校時代のエピソードも胸に迫りましたTT
発売日を指折り数えて待った甲斐がありました。
あまりにも楽しみすぎて買ってしばらくは読めなかった。せっかく当日に買ったのに。
読み始めたら萌えすぎてニヤニヤがとまりませんでした。
本作『冬』のほうは前作『同級生』と同様のキラキラした甘酸っぱい二人の日常が描かれています。トキメキです。キラキラです。スキスキオーラが眩しすぎます。
しかし、本書のキャッチコピーは「恋が、愛しさに変わるまで。」
上に書いたキラキラなトキメキは、やはり「恋」ゆえのもの。ではどこで愛しさに変わるのか。
それは次巻に続く、な最終話でやってきます。
これまで二人に生じた問題は全て二人の間の問題で、だからこそ彼らは真摯にぶつかり合うことで解決してくることができました。
しかし、今回の問題はいわば佐条一人のもの。これまでのように自分が行動を起こすことで事態が動くことはなく、草壁は傍で見ていることしかできません。
そのような中で感じるじれったさ、自分へのふがいなさ。自分には何ができるかとひたむきに考え、相手のことを考えるあまりに空回りする。それでも佐条のために何かしたい。
自ら助けるのではなく傍で支え見守ることを覚えたとき、草壁の「好きだから大切にする」という「恋」は、「大切にするにはどうしたらいいか」という「愛しさ」に変わるのではないかと思います。
ちなみに佐条のほうはすでに愛しさだったんじゃないかと。それを今回再確認したんじゃないかと思います。なんたって「ちょーアタマいい」うえにいろいろ考えちゃう子ですからね。
レビューではちょっとフライングしちゃいましたが、本書では生殺しのまま『春』へと続きます。
2巻同時発売で本当に良かった…!
待ちに待ってた「同級生」の続編「卒業生」
もう最高にキュンキュンさせて頂きましたーv
なんといっても佐条が美しい☆
ビューティフルでなんだかとても色っぽいのですが。
前作ではここまでの色気を感じなかったと思うのですが、やはりこれは恋のせいなのでしょうか?
ハラセンに憂い顔とか見せちゃって。
そりゃ、ハラセンも困っちゃうよねーみたいな(笑)
とにかく佐条が色っぽくて、それでいて凛としてて、かわいくて。
でも、少しずつ恋が前進してる感じがあって。
「雨に宿る」の最後とか「泣きそうなとき」の最後とか自分の感情に素直な行動もとれるようになっててすごく好きです。
そして、草壁。
草壁はいつでもどこでもまっすぐに佐条が好きで。
それが全身から溢れてる感じ。
手袋の件とか最初はちょっとうまく言えなかったりもするけど、最後にはちゃんとまっすぐに「むちゃくちゃ妬けるからしないで」とか言えるのは草壁ならではだと思う。
でも、そういうまっすぐな言葉で佐条は「ああ、愛されてるなー」と実感できるんだろうな。
で、ハラセン。
「げに大人というものは」はすごくせつなくてステキでした。
あとは「同級生」だけではここまで佐条に入れ上げてる感じがしなかったんだけども、これを読むとホントに好きなんだなーってのもわかるし、現在本誌で連載中の「空と原」に至るまで佐条のことを引き摺ってるのも納得です。
ハラセンには是非幸せになって欲しい!
あ、ハラセンの学生時代がかなり好みですvv
あとは谷くんが謎すぎる。
謎すぎてどう対処したらいいのかわかりません!!(笑)
さあ「冬」が終わったらすぐに「春」を読みましょう。
こんなところで続きを待て!じゃなくて2冊同時発売でよかった!!
レビューを書こうと読み返すと、じっくり読み始めてしまっていつまでも書けません!けしからん!実にけしからんよ!
同級生に引き続き、エロスとは…と考えさせられました。
卒業生の冬から春。静かに、けれど急かすように流れる時間の中で彼らが交わす会話や触れ合いの微笑ましく、いとおしく稀有なことといったらないですよ。その彼らの輝ける【生】こそがエロスなのね…とか言ってみたりなんかしちゃったりして。
お話の方は、草壁の進路の方向が決まったり、佐条のお母さんに病気が見つかって非常に心配なことになり、気になる終わりだったりします。
が、しかし。
ハラセンの学生時代の回想がかなり気になって仕方なくてですね。
生徒×先生…だと…?
ともかく。ハラセンが音楽教師になったのも、眼鏡の佐条にときめいたのもここが原点だったのですね。もうやだなにこれ切ない。
煩悩がこれは神評価にするべきだと言うのでそうします。
ハラセンスピンオフでこの先生出てこないかな…無理かな…無理だな…
黒髪の短髪に続く細い首筋、うなじ、
眼鏡を外して、ちょっと焦点の合わない感じの潤んだ瞳
伏せた眼、ほんのり色づく頬
どの絵も、メチャメチャエロい
それらはみんな、
眼が吸い寄せられて、
ドキドキしながら見つめている
その先にある物だから
ゆっくり、まじめに恋してる。
恋が、愛しさに変わるまで。
同級生でいられる時間の大事さ、せつなさが、ゆっくり綴られています。
本当に大事にしたい「本」です。
萌えでいうと『同級生』のほうが何故か上でした。
(冬春と並べても何故か個人的には『同級生』のが萌えてしまった)
でも、やっぱり相変わらずかわいい二人で読めて良かった!
アマゾンで予約してましたが、アニメイトで特典つくという情報をこちらで拾って買いに走りましたが品切れてました。(もともとの入荷数が少ない店だったのかも)
すごい人気!でも納得な二冊です(笑)
小冊子は忘れないうちに申し込みます~。
この『卒業生』が読みたくてOPERAを購入し始めて、既読のはずなのに、こうして一冊にまとまると感激がひとしおでなかなかそれを上手く表現することができなくてもどかしい。
『同級生』の一年を経て、佐条は京都への進路を決めたものの、草壁と一緒にいることは当たり前で、一層ラブは深まっている。
彼らが深まるのに、やはりハラセンが一役もふた役もかっている。
草壁へヤキモチを妬かせたり、佐条の背中をそっと押したり。
そして今回は草壁の友人の谷の存在も見逃せない。
まだ知らない草壁を谷によって知ることができる。
学校だけが接点だった二人が、佐条の母の入院によって、欲しい時に側にいてくれる大切な存在であることを実感できるようになるって、とてもステップアップに大事なことですよね。
当初のあおりの「まじめに、ゆっくり、」がコンセプトそのままに、それが貫かれているからこのストーリーが優れて胸を掴むのだと、実感させられました。
ハラセンの高校時代の失恋話を読むにつけ、佐条はモロタイプだということがわかる、似てますよね♪
そして何より、佐条の涙顔がハラセンでなくてもそそられること間違いありません!
その涙はハラセンにではなく、草壁に対してだけ見せてあげてください・・・
ということで、いよいよ最終―春ですね!
ちょいちょい、「オペラ」のほうで読んでいたので、なんとなくお話は知っていたのですが、まとめて読むとやっぱりグッときますね。感想とかレビューとかがちゃんと書けるレベルじゃないのですが、とりあえずいいたいことを叫んでおきますと、BL読みでよかった・・・!!
「同級生」に引き続き、この「卒業生」も、不良×優等生という王道な設定だし、じわじわ進んでいく二人の関係に大きな事件があるわけでもなく、けっして特別な物語ではないはずです。なのにこんなに素晴らしい。ほんっとこういうお話は作者さんの力量が出ますよね!
恋をして、相手の一挙手一投足がきらきらして見えたり、ささいな言葉が気になったりすること。人から見たら凡百の恋物語でも、自分にとってはかけがえのない、たったひとつの大切な気持ちであること。そういうことを意識させてくれます。
もー何言ってるのか自分でもよくわかんないんですけど、とにかくこういう物語を、素直にいいって思えることって、自分の心のやわらかく優しい部分を大切にしてあげることにつながるよなって思います。明日美子さんの漫画はほんとにうまいので、読むべし!読むべし!
私事ですが間違って春から読んでしまった;
時間軸おかしいと思ったんだよな(先に卒業しちゃったし)またまた春読み直したらすごいよかった。
皆様お間違えなく!(間違えないですよね;)
ああ佐条くんの一挙一動がいちいち麗しい!草壁の気持ちがわかります。
身持ち固めな優等生ってのはホント少しの露出でエロいこと!
草壁は相変わらず一途でヤキモチやきでこちらもいちいち可愛い。
素敵な二人ですよホント。
あとなんといっても番外編のハラセン!
高校時代の恋のお話が収録されております。相手の先生が若干佐条くんに似ております。佐条くんをもうちょいほんわかさして人あたりをよくした感じ。
そしてハラセンは草壁に似てる。まぁ草壁よりひねくれた感じですが。なるほどこんな過去があったからあんなやさぐれた大人になったのですねw
もー先生、先に泣いちゃうなんてズルい!ハラセン切なすぎです。
いやもうなんかハラセンの幸せを願わずにはいられないんですが。
前半はカップルの微笑ましい日常多めで最後に春へと繋がるシリアス展開となっております。
『卒業生』というタイトルではあるが
まだ、在校生であるw
卒業後の進路へとすすみはじめる
草壁と佐条。
ゆっくりすすむ恋ですが
じわじわと草壁も佐条の熱があがっていく。
草壁は、まあ最初っから沸点に達している感じでしたが
佐条の熱が上がっていくんですよ。
草壁のことが好きすぎて、その感情が女々しいと戸惑う佐条。
泣き顔が美しいことこのうえなくw
そこにまたしてもハラセンが、挟まっていくwww
しぶといねハラセン。
今回、そんなハラセンの高校時代の淡い恋のお話も入っており
やっぱり失恋しておったwww
ハラセンにもあったwまっさらでキラキラしていた時期
あの恋が実っていたら今のハラセンはないんだと思うと
やはり高校生という時期の恋って意外とその後を左右してしまうのかもね。
そしてそんなセンチメンタルもギャグで吹き飛ばす感じで
描かれていてwww大人って辛いよね。
佐条をめぐって、草壁とハラセンは恋のライバルだったわけだけど
この恋の勝負をハラセンがもぎとっていたら
きっと草壁はハラセンみたいなおっさんになっちゃうんじゃないのかな。
どうかな・・・。
話は戻って、冬に何が起こるかっていえば
カミングアウトがありました。
春に向けてふたりはときどき立ち止まったりするけど
きちんと歩いていくv
佐条が迷うとき、草壁が少し強引に手を引いてくれる。
草壁が立ち止まりそうなとき、佐条が背中をそっと押す。
ゆっくりとふたりの関係が進みます。
オトナなハラセンがせつない。
楽しみすぎて禿げそうなほど指折り数えて待った続編。禿げなくて良かった。笑
歳を取るほど思いますが、10代の恋は特別です。
大人になるに従って、視野の広がりと同時に価値観も増え、先に理性が働き、いい意味でも悪い意味でも無意識の計算を覚える…10代の頃の恋ほど、好きという気持ちにためらいもなく染まることができなくなっている気がします。
だからこそ、二人一緒に手探りで、真面目に真面目にお付き合いをする佐条と草壁の姿が、眩しいほどに輝いて見えました。
目が合うだけでも照れくさい、体が触れるだけで平常心がどこかにいってしまう、その人に呼ばれただけで自分の名前すら違って聞こえる…。
恋をしたことがある人なら誰もが身に覚えがあるだろう、制御不能のあのキラキラした気持ち。
ありふれた、でも珠玉の幸福の直中にいる佐条と草壁に、読んでいるこちらまで幸せな気持ちになってしまいます。
二人が真っ赤になるたんびに、ベッドでゴロゴロゴロゴロとのたうち回り、枕に突っ伏してエアースイミングでバタ足しまくって読んでました。
佐条の色気は犯罪級です。なんでしょうアレ。草壁にシンクロしっぱなしでわたしも欲情しそうでした。
「どうも」とかもー!かわゆすぎます。真面目っ子の最強武器・黒髪七三&眼鏡の、げに恐ろしきことよ…。
そして草壁の乱れ言葉もテキトーに描かれた顔も、佐条に負けじと可愛いのなんののワンコぶりでした。可愛いのに男前だなんて反則だ。
この二人の萌え所だけで、原稿用紙10枚くらい書けそうなほど。
こんなに萌えられる本が他にあるだろうかー!
そして間男にも当て馬にもなれない原センに、(笑いまじりの)涙を誘われました。笑
原センにいいちこで乾杯!
卒業へと向けて、佐条と草壁、お互いが二人でいる時間を大切にしようとしていた。
そんな二人の間に様々な壁が立ちはだかる。
卒業後の進路、ハラセン、そして佐条の母親が入院することになり…
私、実は同級生ではあまり萌えなかったんです。
しかしこの卒業生はめちゃくちゃ萌えますね!!
多分、佐条のおかげ…でしょうか。
同級生ではツンツンデレとカンジだったんですが、今回はもうデレデレで。
もう冒頭からデレデレしてくださってます。
同級生ではキスひとつでさえ戸惑っていた佐条ですが、
間接キスにときめいたり、デート帰りに普通にチュッチュしてたり、佐条のほうからキスしたり。
今回キスしまくりなんですが、これがもう萌えるんですよ~!
こんなに萌えるキスははじめて!めっちゃステキです!
同級生からは想像もできないくらい恋しています!!
もうもう、ホントに佐条の表情だけでごはん5杯はイケますね!!
なんなんだろうこの歩くエロスは。フェロモン垂れ流しすぎです。
この巻の中で一番萌えたのは佐条の赤面してるコマです。
どのコマかはご想像にお任せしますがwもう、萌えすぎて布団の上をゴロゴロゴロゴロしましたよww
あ、あとフィッティングルームのズボンがパサっと落ちるシーン。
私が男だったらアレで抜けると思います。
すさまじかったアレはものすごいエロスだった…!!
草壁のほうは相変わらず佐条が大好きで、ワンコっぷりを発揮しています。
しかしキス以上に進まないのは同様…(笑)
でも、そんな二人にもどんどん艶っぽい雰囲気が流れ始めています。
直接的なエロスというか、雰囲気エロスですね。
うなじとか、表情とか、ハッとするような色気が漂っています!!ハァハァ
今回佐条は母親の入院という大きな試練があるのですが、
草壁がそんな佐条を必死に支えようとしているのがいいですね。
佐条のほうもなんとか頑張ろうとしてはいますが、佐条だってまだ子供で
一人で抱え切れるようなものではありません。
何かしたいけど何もできない草壁と、そんな草壁が心の支えになっている佐条。
すごく理想的な関係だと思います。
番外編もたくさん収録されていて、その中でもハラセンの番外編『げに大人というものは』がオススメ。
高校時代のハラセンと、教師・有坂の切ないお話です。
まさかハラセンにこんな過去があったとは…
高校生でも十分ハラセンはハラセンでした
そうまでして茨道を突き進むのか、アナタは…
ますます好きになりました。
どことなく佐条に似ている有坂ですが、佐条をもっと可愛い系にしたカンジでしょうか。
嘘をつけない無垢なイメージですね。
切なくて大好きなお話です。
次巻で完結です。いいとこで終わってます。すぐさま春を読みましょう!
待っていました!!
期待しすぎても、予想を上回る…さすが明日美子先生!!
素晴らしすぎて、総てが見所。
そして最高潮。
こんなにまで可愛いカップルがいるだろうか?否!!
2人がナンバーワン!!
佐条も草壁もなんて可愛い。
そして佐条はエロいw
佐条が言うとなんでも2割増!!総てが殺し文句w
チュッチュチュッチュしてるが良いわ!!w
そして、ハラセンの大人気なさも満載ですw
自分がツラいだけなのに、ちょっかい出してしまう…可哀想w
でも、凄く佐条が好きなんでしょうね。だって、ずっと傍に居る草壁と思考がおんなじ。
だから憎めないんだよなぁ!!w
そして、ガヤの中でも一際目立つ谷君。
彼もいい味出してんだなぁ。
卒業生前編に、ハラセンの学生時代、描き下ろしは5頁。
この美しい作品が619円+税で買えるのです、いますぐ書店に走るべきです。