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普通に収録して欲しい

北上さんは好きです。
久しぶりのコミックスだし、応援の意味も込めて早々に予約購入。
しかし、この作りは無いと思う。
小冊子収録の話、雑誌掲載された過去の作品なら
普通にコミックスに併録でいいやないですか。
何故わざわざ値段を釣り上げて別録にするのか意味がわからない。
しかも、ぺらぺらの保管めんどくさいタイプのあの作り。
曲がるやんけ、折れるやんけ。
ほんとめんどくさいです。

北上さんのコミックス今まで全部買ってきたけど
正直「ひとり占めセオリー」ネタの書下ろしは
「ええええ~~~~」って思いました。
あれ、あれで釣るくらいなら
タイトルはずしてくれても(くれたほうが)良かったです。
うっかり釣られてしまったがゆえのガッカリ感はんぱない。
くずおれるくらいにがっくりです。

プラスどうもおなじところグルグル系のお話を
まったく面白いと思えなかった残念な自分の感性ゆえか
最悪の読み応えでした。

ゆっくりすぎるだろ!
一冊あるんだから結論だそうよ!
いい年した大人が攻めなんだからさ!
(おもいきりの私感)

つまらなかった
超つまらなかったです。

しかし、これも最近の北上さんの芸風なのかな…。

でも、普通に出してくれてたら
とりあえず絵が大好きだし
「自分の感性が残念だったな~」で終わらせましたよ。
普通に北上さん、今も大好きだし。

リブレの商売の仕方、それがいや。
ほんと足元見られてる気がしてうんざりです。
来月発売の他の方のコミックス、ほんとどうしようか悩んでます。
小冊子、正直小冊子でこんなにがっかりしたことなかったんですよ…今までは。

最近のリブレって…

もしかして経営が難しくなってるんですかね?
売り方も色々あざとくなっていて残念だな…と思っていた矢先にこの薄さとこの値段
次の巻まで買わせたくての戦略だとしたら、普通に値段はさげましょうよ。
手にとってあまりの薄さに不安になり…
中身を読んでキリのいいとこまで入ってなくて心底がっがり…。

あそこできっておいて読み手が満足できると思ってんの?
この薄さで!このお値段で!
心情的にはむしろ「ふざけんな!」って感じです。
元々悪くなっていたリブレへの心象ガタオチです。

ファンだった鈴木さんへの印象まで悪くなりかけてます。

あの薄さしかなくてここで切るって…
次の回まで必須でいれるべきだろうがよ…
あんな酷いとこで(あの薄さで)切るのは鬼畜の所業
やり方がなんか…ファンへの思いやりがなさすぎです…。

次の巻は買うのやめようかとさえ思ってしまいました。
リブレさん…
あんまり残念な商売しないでください。
ファンだって足元見られたままつきあってはいられません。

ものすごく楽しみにしていただけにがっかり、そしてむっかり。
言葉がとまらなくてなっちゃいました。
すみません。
きりのいいとこまで読みたい方は次(完結?)まで待ったほうがいいと思います。

う~~~ん…
話が全然進んでない…。
くどいようですが、ここで切って商売する意味がわかりません。
買わなければ良かったっ!
心の底から!本気でっ!
こんなところで待たされるなんて…
本当に買ったことを心から後悔してます。

「趣味じゃない」ってつけたかったけど
マンガ自体はファンだし…
鳩木くんが素敵だったので
譲りに譲って大負けして「萌え」で
でもこんなことを繰り返すようならもう買わないです…。


関係性に萌える

「BLとは関係性に萌えるジャンル」
木原さんの作品ほどこの言葉を自分に強く
実感させてくれるものはないかもしれません。

良い関係も悪い関係も連鎖し変化して
胸に痛く痛く刺さり深く迫ってくる。
色々考えてグルグルして迷走してしまう
物語のなかの人物たち
物凄く身近に感じて
とてもとても愛してしまう
そのそこにある関係性を…。

正直あいたたたたたたってことも頻繁ですが
その痛みさえ木原作品の中ででは萌えにならなくもなく。
(たまに萌えじゃなく劇薬ですが。。。)

今作は少しずつベールがはがされていくように進む物語なので
(雑誌で途中から入ってしまった方には残念な構成だったかも)
ネタばれを見ずに順番通りに読めば非常に楽しめる作品です。

関係性を楽しむのがBLならば
この小説はまごうことなくBLですが
広範な意味でのラブ方面です。
恋とえちを求めて読むと裏切られます。
でもこの方面が好きな人にとっては萌えの宝庫です。
(と、断言しておいていいと思えます)

木原さんらしい残酷さと優しさに胸元までつかって
色々物狂おしく妄想を個人的には迷走させつつ…
(あの人とあの人はどうなってしまうのかと心配しつつ)
「おわりの章」を待ちたいです。
(三月順延は全然待てますが、それ以上延びませんように!)

自分は雑誌で1話のみ既読だったんですが
ものすごくものすごく萌えたんです…。
ほかの人はそうじゃないようなので
超少数派のようですが…
しっぽ!しっぽと耳!特にしっぽ!
1話のしっぽ、禿げるくらい萌えたんですよ…!

普段しっぽ属性のない人のほうが萌えるのかも
あのしっぽ…。
実に木原さんらしい使い方だと思いました…。

書下ろし小冊子の為だけにCDも買ってしまいそうなくらい
一話に萌え萌えでしたが、単行本になってまとめて読むと
たしかにほかの話のほうが良く出来てると思えるミラクル…。
(3話にやっぱり一番胸打たれてしまいました)
本当にうまい構成です。
雑誌で途中を読まずに我慢しててよかった…。
何度も書きますが、とにかく順番通りに読むべきお話。
少しずつ開かれていく世界のありとあらゆる側面に
読み返すたびに別の景色が浮かんできそう…
個人的には滅多にみない傑作だと思ってます。
(ここまでの未完状態でも自分にとっては充分です)

作者さまは好きでしたけど…

今回はどうも個人的にはダメでした。
高評価ばかりの中でちょっと申し訳ない。

どうしてもひっかかってしまったのが
そこでお祖母ちゃんのもとを離れるって…(どん引き)
神に祈るにしたってその場で祈れよ…。
なんでお祖母ちゃんの姿が視界から消える場所まで行けるんだよ。
ヒロくん、頭おかしい…(すいません…)

あとの描写でさほど信仰心もないのが描かれてるし
どう考えてもこの行動がダメすぎる…。
BL的ご都合主義描写だとわかっていても
「うへ~」となりました。

神と人。
困っちゃうな。

過去に目の前で超常現象を目の当たりにしてるわりには
自分個人と神が対等だったり
(若者だから?)
畏怖心とかこれっぽっちも芽生えないのか…(これも個人的にはどん引き)

自分の感覚とはあわなかったようです。

正直読みながら何度も
「狗神さま、伴侶にするならお祖母ちゃんのほうがよかったよ!」
(ついでに孫も連れてくればよかったんだよ!)
と、BLにあるまじきことを考える始末。
(この場合、プラトニックラブ推奨!)
時間が止まるんだったら死なないですんだんじゃ…
とか、そっち方面で妄想爆走でした。

お祖母ちゃん、いい里人だったのに…。
もったいないよ、狗神さま。
(でも、それじゃBLじゃないんだけど!)

「BLなんだからしょうがない」
と呪文のように唱えながら読んだけど
どうも色々ひっかかって仕方ありませんでした。

それでいいのか、狗神さま
いいんだろうな、狗神さま…

でも読んでる私は良くなかったようです。

千年のうち、ひろくんよりもっと良い伴侶
多分里にはいくらもいたと想うな…。
(それを言っちゃおしまいですが)

前半は完全に「趣味じゃない」でしたが
後半の狗神さまのしっぽにちょい萌えしてしまったので
ぎりぎりの「中立」で。

一番魅力的だな…と思ったのは藤さんでした。
藤さんはとてもよかった。
受けを諌める場面でちょっとジンときました。
誰かに愛されて幸せになって欲しいけど
そういう話はこないんでしょうね。




うまい作りでした

なんでか未読分のほうが萌えてしまいました。

あんまりこういう経験はない(過去ルチル小冊子ではなかった)ので
今回の小冊子は自分の中では高評価です。
番外短編の殆ど全ての作品が単独で一応読める話になっていたと思います。
(萌えがあるかどうかは個人の好みに寄りそうです)

自分の既読作品は
和泉桂さん「宵星の憂い」
きたざわ尋子さん「甘い罪のカケラ」(旧版)
葉芝真巳さん「キッズログ」
椎崎夕さん「仕切り直しの初恋」
砂原糖子さん「高潔であるということ」

だったんですが(意外に読んでたな~~~)

「すごい上手い、面白い~!」と思ったのは

一穂ミチさん「藍より甘く」
神奈木智さん「うち巫女」シリーズ
玄上八絹さん「背中を抱きたい」
星野リリィさん「スーパーダブル」

という見事に未読ラインナップ。何故だ。
読んでないのがむしろハードル下げてるのかしら…。

「背中を抱きたい」はあまりに萌えて文庫購入
「うち巫女」も迷ったあげく既刊分買っちゃいました。
いい客だなぁ私。

うっかり素直にルチルの罠にはまってしまいましたが
「背中~」は素直につられて買って良かったです。
番外編から入ってむしろ萌え的にもよござんした。

「うち巫女」も脇役萌えでしたが充分楽しめちゃいました。

小冊子は結局萌えと合致するかどうか
毎度博打のようなものを感じますが
既読分の番外編も実は楽しかった(未読分のが萌えたけど)ので
ほぼ全部の作品を楽しめてしまいました。
…珍しい体験でした(笑)

全部の人には当てはまらないでしょうが
なんかこの号は自分にとっては非常にお得な一冊でした。


はぐれにゃんこ萌え

書籍化された吉田ナツさんのお話の中で
自分の中では一番かもしれません。

攻めはまわりからは大人で冷静な人と思われていて
人づきあいとかも器用にこなしつつ
でも自分では他人をちゃんと愛せてないみたいに思ってる
器用そうに見えて実は不器用(なのか?)な人。
ある意味今風な人なのかもしれません。
一見すごい上手く生きてるのに
そのことで幸せにはなれてない
好きの感情が簡単には持てない人みたいで
自分の彼がこれだったら確かに困る(笑)
友人に持つには悪くないけど
内心「めんどくさい」とか思われてるのは微妙だなぁ…。

受けは攻めとは真反対のタイプで
人づきあい苦手、色々不器用、無口、はぐれ猫みたいな人で
でも好きになっちゃうとまっすぐ
表現が不器用で言葉では言わないけど
心に嘘のない人…
これは攻めは惚れてまうわ~。

同級生時代のエピソードも
再会してからのエピソードの積み重ねも
なんていうか吉田さんらしい生っぽさがあって
キューンとくるドキドキ感たっぷりでした。
楽しかった。

とにかく受けの椎名(はぐれ猫ちゃん)のこまかい行動がかわいすぎでした。
これに気付く攻め(沢田)も偉いと思いますが、本当にかわいい。
そのサインの出し方が!

お互いに違った部分の欠けた人たちが
その出会いによって心を寄せあいながら
欠けた部分の違いゆえにすれ違ったり
苦しんだり寂しがったり愛したり…

王道的な魅力に溢れた作品だと思います。

ペーパーのSSがとってもかわいくて素敵に萌え満載なお話でしたので
ペーパーつきの方が絶対お薦めです~♪

スペイン編クライマックス

とうとうとうとう12巻です。
原作発売日からずっとこの巻のドラマCD発売日を待ってましたとも!

基本原作でもドラマCDでもネタばれしないで読んで(聴いた)ほうがいいと思っているのでネタばれするような書き方はするまいと思ってきました。
つまんないレビュー書くくらいなら書くなよ~と思いつつ
好きな本(CD)が空欄なのは寂しいのでついつい…。
レビューど下手なのにすいません~。

今巻はもう、ネタばれさせない方向で何かを叫ぶなら
「ビセンテさまーーーーーーーーーーーツ!!!」
ってとこでしょうか。
ううう、まったく用が足りちゃいないんですが!
今巻は自分にとってはこれに尽きてしまうようです。

他にちょっと補足するならば
前の巻に引き続き
イギリスに心を置きながら
スペイン(ビセンテやレオ)への情で心揺らす海斗。
細かいエピソードと海斗のモノローグの積み重ねで
本当にこのへんの心理は生々しく痛々しいです。
海斗、ええ子や…。

12巻は原作でも大大大好きな巻で
もうどこをとっても素晴らしいとしか
(ネタばれさせずに言うと尚更)
言えないんですが、
本当に終盤のビセンテの一言一言には心撃ち抜かれました。
大川さん、すごい。
ビセンテが大川さんで本当に良かった。
すごいすごいすごい、心にまっすぐ突き刺さってくる
ビセンテの誠実さ、愛情、苦しいほどに迫ってきました。

このあたりが音で聴けただけでも満足だと思ってたんですが
もう12巻は本当に全てが文句なく良かったんですよ。

ラウル、すごい、すごいすごい潔いまでに悪い奴で素晴らしかった。
近藤さん、ヤな奴もうまいですね。さすがでした。

出番の少なかったキット、三木さんも本当に存在感あって素敵だったんですよ。ここってとこでのあの空気の作り方(出し方)は素晴らしい。本当にキットってああいう人(存在)だったんじゃ…って思える。かっこよかった。出番少なくても充分かっこよかったです。

ジェフリーもナイジェルも素敵だったんですが
最後の最後に登場した懐かしい面々にちょっと心を持ってかれました。
まさか泣くと思ってなかったのに(原作では泣いてないと思う)
なんと「デッキ・ホー」を聴いてボロ泣きするはめに。
まさか…まさかの涙ですよ。(泣くような場面じゃないです)
自分の涙っていうより
自分の内なる海斗の心情に持ってかれたんだと思います。

海斗、ずっとずっと戻りたかった場所に
やっと戻れて本当に良かった。

泣いてしまったあとで素直にそう思えました。

まだまだ原作は続いているので
できれば最後まで音声ドラマ化されることを望みます。

このシリーズだけはレンタル可でも
ちゃんと公式通販で購入していく所存です。
(だって続きが聴きたいんだもの)

海斗たちの運命はまだまだ大変で
次の自分的山場は14巻にドバっときます。

ナイジェルの、ジェフリーの
それぞれの苦しくも真摯なせつない愛情を
音声ドラマで是非聴きたいです。
どうか第5期もありますようにと心から祈ります。

苦しくもせつない…

異端審問という大ピンチを共に乗り切るという行為の中で
ずっとずっと誠実に一途に自分の傍に寄り添ってくれていたビセンテ、
この巻からいよいよ本格的に海斗の心情の揺らぎが激しくなっていき
苦しい苦しい、本当に苦しくせつない真情の吐露の連続になっていきます。
福山さん演ずる海斗の心の声の生々しい痛み、いたましさ
聴いてるこっちの胃がぎゅ~となってきそうに真に迫ってました。
痛い、可哀想、苦しい
そんなに自分を責めないで!

そんでまたビセンテ役の大川さんの声がまた
海斗への愛情だだ漏れ「好き好きオーラ」垂れ流しですよ。
前の巻から本当にビセンテの愛情はまっすぐで一途で可哀想でかわいく
そりゃほだされないほうがおかしいよ。
(勿論ほだされてるのは情であって恋情では全くない訳ですが)
ここぞって時に前巻「ジェフリージェフリー」言われて気の毒だったビセンテですが、ちょっと報われたように思えます。

しかーし、この巻の真の見せ場は勝生さん演ずるアナ・デ・メンドーサ、
誇り高く存在感たっぷり、さすがフェリペを愛し、そして愛された女性
恐ろしいけれどなんか訳のわからない魅力たっぷりでした。
かなり無茶なこともするのに、その行動がわかる、すごい説得力でした。

イギリス組を含むレギュラーメンバーも勿論魅力たっぷりでしたが
この女性の存在がこの巻の面白さと深さを更に押し上げていたと思います。

脚本も毎回素晴らしい。
素晴らしい原作がそのまま素晴らしいドラマCDになるとは限らない中
毎回このレベルのクォリティを保ちつつ音声ドラマ化してくださるのは
実はすごいことなのでは…とこっそり思ってます。

そしていよいよ12巻へ…
12巻、原作発売した当時からずっと音声ドラマになる日を待ってました。
4期シーズンまで無事に出てくれて本当に良かった!
心の底からそう思っています。

美しいジャケット絵にうっとり

今まで以上にドラマティックな第4期シーズンに突入です。
大好きなシリーズなのでレビューないのが寂しくて…
下手レビューでの参戦申し訳ないっす~。
(他の方のレビューお待ちしてます…)

異端審問にかけられるという大ピンチに見舞われ
敵と思いながらもただ一人の味方として傍にいてくれるビセンテに
心を揺らされはじめていく海斗。苦しい苦しい立場です。

海斗も苦しいけど、誠実にまっすぐに心を捧げても尚
全然心を許してもらえないビセンテがこれまた可哀想で…
や、可哀想も何も、現実的困難のが先なんですけれど…
ほんとに色々大変なことてんこもりなスペイン編です。

そして、困難はまだまだ続いていってしまう

前期シーズンから参入のラウル、ほんとに胡散臭い感じに大活躍です。
近藤さん、ちゃんと美人声なのに、ちゃんと感じ悪く仕上がってます。
次の巻から更に感じの悪さに拍車がかかっていきますが
さすがにうまい。まさしくこれぞラウルって感じですよ。

イギリス組は三人でのかけあいが生き生きしていて楽しいです。
ジェフリーとナイジェルだけだともっとしんみりしちゃうんでしょうけど
キットがいてくれて非常に良かったですよね!
ナイジェルは絶対そうは認めないでしょうけど(笑)

原作のときも思いましたけど
この巻では「ジェフリーよくやった(いや、やらなかった!)」
とジェフリーの紳士っぷりを褒め讃えることしきり
このシリーズ、ほんと良く出来てると思います。

海斗もジェフリーもビセンテもナイジェルも
みんな苦しくせつないまま次の巻へ
まだまだ困難は続いていきますが
本当に聴きごたえのある素晴らしいドラマCDです。

原作より好き…

滅多にないことですが
たまに原作より好きになってしまうコミカライズ作品があり
これはその数少ない一冊になってしまいました。

木原さんの作品は好きと苦手の振り幅が自分の中では異様なほどに大きいのですが
このシリーズはその両方が両方とも見事にがっつり入りこんでいて
総合評価で「萌え」の中間くらい。
いや、どっちもあるんですよ
あまりに「神」な部分も!
容赦ないまでに「趣味じゃない(悲鳴)」部分も~~!
神な部分と趣味じゃない部分の混ざり具合が絶妙なシリーズなんですね。
(自分にとっては)

原作もCDも完走してますが
このコミカライズは本当に絶妙。
一冊にまとめるなんて無理じゃないかな…と思ってたくらいなので
これを一冊にまとめあげて過不足なく表現しおえた手腕に大拍手。
素晴らしい漫画力をお持ちだと思いました。

表情や何気ない仕草で簡潔に繊細にキャラの内面まで見事に表現(再現)してくれて
改めて藤島さんや透(記憶ない頃の)が更に更に好きになってしまいましたでございます。

なんて魅力的なんだろう。
木原さんのキャラ造形力は他の追随を許さないところにある気さえしてきます。
怖い作者さまだけど、恐ろしいまでの魅力がある。
それを見事に漫画の中で再現してもらえて本当に嬉しい。

ふ~~~。それだけにここから先の地獄道が怖くて堪りませんが
美しい奇跡のようなコミカライズが楽しみなのも確かです。

原作怖くて足踏みしてる方にこそお薦めしたい。
ひとつ木原入門書としてどうでしょうか。
魅惑の最北(おい)痛い痛い桃源郷への入り口
この一冊はその魅力の一端に触れるには最適なきっかけに思えます。