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Q no konin
作家買いです。
小石川あお先生の作品はどの物語も名作童話のような深みと情緒があって大好きです。
今作は勇者が魔王に求愛するためにせっせと求められた貢物を探しては届けに行っています。
最初に出てきた貢物が、火鼠の皮衣、というかぐや姫を連想させるものでした。その他にもロミオとジュリエットを連想させるシーンがあったり、ストーリー展開にRPGの要素があったりしておもしろいです。
このような既存の物語や媒体の要素を取り入れるのは、かなり難しいと思います。読み手がああ、ハイハイ、そういうやつね、という感じで白けてしまうことが多いと思うのですが(私は白ける)小石川先生ならではの味付けと風味付けで、物語に組み込まれているのが素晴らしいです。
敵同士のような勇者と魔王、という関係性から、徐々に2人の背景や思っていることが描かれているのも素敵です。
ひたすらに魔王を恋焦がれ無理難題に答えて求愛する勇者が愛らしく、わがまま放題で口が悪く勇者を振り回しているようで、純情無垢、ツンデレが過ぎる魔王がとっても愛らしいです。
魔王の従者たちがこれまたかわいいです。台詞と表情と動きがあってないのが本当に愛らしいです。
ほんわかと進んできた物語が、急展開、勇者の寿命が見えてきて、魔王の最後の取り組みとの兼ね合いにはらはらします。
間に合うのか、間に合わないのか、想いは届くのか、伝えられるのか、と、どきどきしながら読みました。
勇者の冒険の最後と、魔王の取り組みの最後、両想いになる2人の最後、読んでいて涙が止まりませんでした。
さらに最後の最後にもまた涙・・・。
とんでもなく素敵なお話でした。
小石川先生は意図しておられないと思いますが、立場が違えば物の見方、捉え方が変わってくるということを自然に、しかも、強く感じさせてくれた作品でもありました。教訓めいた伝わり方でないところも、すごく素敵だと思います。
小石川先生の作品が密やかな感じで好きなのですが、こちらの作品も早く読みたくて、書店で見かけて購入しました。
美しいー!心の中ビューティフルーて呟きながら読んでます。
魔王が可愛くてすごくキュート!何気に勇者を迎える時におしゃれやもてなしを気にしていて、そんなやりとりもすごくほっこりしてしまいます
でもね、人間と魔物の命の長さは違うわけで、ずっと気になって読んでいたけれど、まさかあのゾンビのところで実はもう中年、壮年期で。
その前あたりから、滂沱の涙です。
とにかく美しく元々は精霊だった魔王とQちゃんが愛しくて。勇者も賢くてかわいい。
悲恋で終わるのかと思ったら、二人が微笑ましい生活を送っているところで終わり。
とても良い物語でした。
小石川先生の作品は毎度号泣させられてしまうのだけれど、
今作も例に漏れずエンディングではボロ泣きでした。
本作は魔王と勇者の愛の物語。
魔王・Qに求婚するために彼の望むレアアイテムを集めては
せっせと通い詰める勇者・ガラテア。
それは試練を課してその愛の重みを確かめる、さながらかぐや姫の如く。
いや、敵対する二人の恋なのでロミジュリか?
それでもQに求められれば嬉しそうに旅へ出てボロボロになりながら
帰ってくるガラテアの健気さに胸がぎゅうううっと締め付けられます。
けれど、どんなに強くとも彼は人間。
そして、対するQは魔王。
二人の生きる時間はあまりにも違いすぎました。
本当は彼のことを想いながらも素直になれないQ。
次こそは次こそはと想いを告げるのを先延ばしにしていたら、
気が付いたときにはかつて精悍な青年だったガラテアは
老いてしまっていました。
ようやく自分の過ちに気付いたQでしたが、時すでに遅し。
ある日、弱い魔物を庇ったガラテアは凶刃の元に倒れてしまいます。
昔の彼ならば颯爽と撃退してのけただろうけれど、
彼はあまりにも年を重ねてしまっていました。
血を流すガラテアの元に駆けつけるQ。
やっと自分も彼のことが好きだと伝えられるのに、
けれど、老いてしまったガラテアはもはや目を開けることはありませんでした。
なんという悲恋…。
今回はあまり悲しくないお話なのかな?なんて思って油断していたら、
まんまと号泣させられちゃいました。
けれど、物語は単なる悲恋で終えることなく、その後の展開に救われます。
幸せそうな笑顔に包まれた二人に、さらに感動の涙が…。
たくさん回り道をしたけれど、全てはこの結末のためだったのだな、と
涙と鼻水に塗れながらそっと読み終えました。
二人の恋を見守る魔物たちもユニークで愛嬌があって可愛らしかったです♪
「Life 線上の僕ら」と同じ本棚に収納しました。
評価ランキング6位だな~…高評価レビューが続いてるな~…と思ったものの、表紙で受けが女の子っぽいと感じたので あ~これは読まないな、と思ってたんです。
でも最新レビューで「展開がすごい」旨が書かれていたため、気になってポチリ(意思よわッw
(レビュワーさんに感謝!)
厳密に言うと、こちらの前にまずは著作で一番人気の「食べないの? おおかみさん。」を神作認定してきました。
ちなみに 私が利用する電書サイトでは「食べないの?~」→「獣王陛下と砂かぶりの花嫁」→「殿とつばめ 七十二候拾遺譚」→「Qの婚姻」の順番で「お伽噺BL」っていうシリーズ表記になってました。
「勇者x魔王」なので究極のロミジュリ。
レビュータイトル通りです。146ページ目の衝撃よ。
心してお読みください。私も脳裏をよぎりましたよ「これもしかしてバドエン?」と。
YesともNoとも即答できないけど、ご安心ください、ハピエンなんです。なんですけど…心してお読みください。
取ってこいと言った物はどれも竹取物語のオマージュ。帝ネタもw
「蓬莱の国」も出てきますし(着物!)、「ロミオとジュリエット」の名セリフも2回出てきます。
あとすごいなと思ったのが、勇者の髪の伸び具合で作中、どれだけ日数がたっているのかが一発で分かるとこ。
手の甲のスジまで描いてくださる作家さんはめちゃくちゃ貴重でもありますし、やはり神は細部に宿るのだなぁ(しみじみ
動物や魔物が可愛い。特にケルベロス!
指輪を探してくれた皆…愛がすごい。
作中全体を通して、いろんな者たちの、いろんな形での愛がすごい。
<注意点>
・人型の魔物を○すシーンあり
・ポップな感じで 写実的な目ん玉デロリシーンあり(しかも攻めの)
・受け攻めの○が描かれます
・受けの髪型がコロコロ変わるので、その都度男っぽく見えたりもします
(個人的にはストレートver.が一番男っぽくて好き)
うわわわ…余韻がすごい…。
最初の方は魔王に求婚する勇者のエピソードをほのぼのと読んでいたのに、まさかこんな展開になるなんて。
まんまと作者様に誘導されました。もう、愛しさと切なさと美しさと。
なんだかすごく清浄な作品でした。
ちるちるBL作品分類的には【夜明け】。結末含め、もう後半色々なところで胸がキュッとしてたまらなかったです。
求婚にレアアイテムを捧げるなど、かぐや姫になぞらえている設定も良かった。
CPに萌えとかどうではなく、一つのお話(漫画)としてすごく心に残る作品でした。
ふわふわファンタジーだけでは収まらぬ素晴らしい設定、素晴らしいストーリー展開!まだの方はぜひ…!
小石川先生、ファンタジーが積極的に読めるようになって来た辺りから気になっていた作家さまです
今回、くるくる角のキャラクターとすごい体格差に萌える表紙が気になって一層興味を持ちました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
その後もどうしようかな~と思っていたらランキングも上昇して来て後押しをしてもらい読んでみる事に!!
まさか、、、
こんなにダバダバダ泣くとは全く思っていなくって、、、
今も鼻水がぐしゅぐしゅしながらレビュー書いている始末( ;∀;)
つらつらと文字数多めでレビューをしがちな私ですが、今作は多くを語るよりも読んで欲しい事、見て欲しい事、1人でも多くの方に知ってもらいそして触れて欲しい事をとにかくお伝えしたい想いが強まっているこの読後の気分のままできる限り凝縮して書きたいと思います٩(´ ˘ `*)
ファンタジーがそこまで得意じゃなくっても絵本の世界や昔話がお好きな方、優しいお話しに触れたい方ならば是非ともこの世界を知って欲しい…っ
とても…‼‼‼
読んでいる最中は清らかさと優しさが体の隅々に行き渡り、包まれて行くのを感じます
ページを進む毎に心が芯から温められ、その温かさが全身を巡り心の汗や老廃物がデトックスされ、気付けば涙として押し出されている事に気付きます
完全に箱ティッシュが相棒となる1冊に出会ってしまいました
物語として心が釘付けになり、コミックスとしての最大の効果を感じる作画で完璧なまでに打ちのめされ、そして虜にさせられます
勇者と魔王、、、異種間ならではのストーリー
この2人でなければ生まれない物語
余りにも楽しく美しい世界に我を忘れて読んでいた中、突如突き付けられる現実
夢見がちな都合の良いファンタジーではないからこその残酷さを作画で見せつけて来るあの1コマには…衝撃が強過ぎてまさに息をするのも忘れてしまう程でした
1ページを分割し魔王と勇者を上下に配してその表情だけで語らせた146ページ目
多分生涯忘れない1ページです
それ位胸に突き刺さる描写でした
時に勇者の気持ちになり、時に魔王の気持ちになり
ずっと2人と共に過ごして読んでいけた240ページの世界
素晴らしかった
どんな言葉を尽くしてでも伝えたいけれど尽くし切れない程の名作です
本当に素晴らしい…!
1人でも多くの方とこの感動を分かち合いたくなる作品でした
2人以外にも多くのキャラが登場します
そのどのキャラ達も優しくコミカルで温かく、、、
創作者としての先生の技量の深さや知見の広さに感服しました
今回本作を購入した際に関連作がお買い得になっていたので一気にお迎えさせていただきました
遡り読書を目一杯楽しみたいと思います(ღ˘͈︶˘͈ღ)
この作品を読めて良かった…!
心からそう思える1冊です.。.:*✧
事前に、SNSのレビューで泣けるBLと聞き及び、期待しかなかった作品。
読み始めると、どことなく誰もがよく知っているような、親しみやすい古典要素が含まれた、小石川先生ワールドといった印象でした。
十五にして勇者に選ばれ、魔王討伐をパーティーで目指した青年ガラテア。
そして、その敵対する存在、魔王のQ。
森の奥深くにある復活の庭のある場所へ住む魔王Qへ求婚し続ける勇者に、いつだって魔王討伐で犠牲になった魔物を復活させるために、無理難題の宝物を持ってくるようにとふっかけ、求婚を受けようとしないツンデレなQ。
(デレは、本人がいないところで表出中なのがめちゃカワイイ♡)
で、読み手であるまりあげはそこですっかり時間軸というものの概念を忘れていたのですが、
勇者と言えど、人間! なの! ですよ!!
つまりなにが言いたいかというと、人ならざる寿命を持つ魔王と人間の勇者が、いつまでも同じ時空を生きていられるわけがなかったのですよ。
だからこそ、途中でそこへ気付いた瞬間(遅い)、その先を読むのが一気に怖くなってしまい、Q以上に激しく動揺してしまいました。
結末は、というと、、、
もうじわりじわりと涙が溢れてくる展開でした。
この涙に含まれた感情は、切なさと、温かさと、無償の愛と、永遠の愛と。
勇者の愛が、尊かったのです。
そして、分かりずらいけれど、Qの魔物たちへの無償の愛、そして勇者への愛も大変愛おしかったのです。
とにかく2025年、どの作品がオススメですか??
って聞かれたら、
まりあげはは、間違いなくこの作品を一番に推すでしょう。
このラストは愛しかなかったのです。
最初から最後まで愛しかない、温かいお話でした。
好き…♡
読んだことないんかぁ〜いぃとツッコミを受けそうですが、初めましての作家様でした。
ネタバレ無しで読む事を強くオススメいたします。
今作を読後に作家様の既刊を全て購入して読みました。
なぜに今まで読んでいなかったのか……。
まだまだ知らない素敵な作家様が沢山いるのだろうな。とりあえず、自分の寿命が尽きるまで一つでも多く読みたいなぁ…
と、寿命の事を考えてしまった今作品です。
読み始め、数話はなんだかコミカルで可愛らしい魔王や魔獣達。
このままコミカルにめでたしめでたしで終わるのかと思いきや…涙、涙のお話でした。
きゅーちゃんがあの時必死に勇者に渡したかった物、願い叶って良かったです。
1度目に読んだ時はハッピーエンドなのに哀しくて仕方ありませんでした。
2度目は多少落ち着いて読めました…。
読む回数が増える度に新たな気付きがありそうな…何度も読み返したくなる作品でした。
先生の書くストーリは本当に美しい。ぜひともネタバレなしで、この作品に没頭してほしい。
勇者と魔王の求婚譚ってなんだろう?
って思ったけど、先生の書くストーリーだし絶対に買おうと思い、読み進めた。
はぁ、この旅嫌な予感するなぁ、
あれ、だいぶ髪伸びてるねぇ、
あれぇ、私の苦手な寿命の差が出てきちゃったよぅ。
あぁ、涙流してここでお話終わっちゃったらいやだよぅ。
じっくり絵や表情をかみしめながらページをめくっていく。
途中、この先を読まない方がいいかも、もしかしてバッドエンドかも、
どーしようここで、終わったらってハラハラしながら読んでいった。
結果、納得のいく結末に。
しかし、余韻がすごい。めったに味わうことのない、後味。
あぁ、素敵なお話だった。
先生の描かれるファンタジー感溢れる優しいお話が大好きです。
今回は魔王討伐をした勇者と庭で魔王軍復活を目論む(表向き)魔王のお話です。
魔王軍復活の養分となるレアアイテムを貢物として勇者に要求する魔王……そして魔王Qに婚姻を申し込む勇者の構図。貢物は日本人なら馴染み深い『かぐや姫』に出てくる宝物です。
相反する関係なのにお互いを強く思う姿はさながらシェークスピアの『ロミオとジュリエット』のよう。
そんな東西の物語がごちゃ混ぜになったようなお話です。
とにかく魔王Qがウブで純粋で可愛い!勇者からの貢物も、表向きは魔王軍復活のためと言っていますが実際は勇者に逢いに来てもらうため。勇者からの手紙を心待ちにして今か今かとケーキを焼いておめかしして……とさながら恋する少女のような魔王に目が離せなくなります。
勇者もその類まれなる強靭な身体で、無理難題と思われるレアアイテムを手に入れていくのですが……。
二人にとって、大きな違いが突きつけられた瞬間がとても心にしんどくて、彼らがどうなってしまうのか…知りたいような、知りたくないような、前に進むのにかなり勇気が要りました。
涙無しでは読めない作品です。
最初から最後まで温かさが溢れていてとても素敵な作品でした!
エロは一切ありません!
だけど、それがとんでもなくいい!!