6と7

6 to 7

6と7
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神65
  • 萌×219
  • 萌10
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

222

レビュー数
27
得点
433
評価数
98
平均
4.5 / 5
神率
66.3%
著者
凡乃ヌイス 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784864425216

あらすじ

幼馴染の禄斗と七海は恋人同士。 無愛想で甘えん坊の七海を愛している禄斗だけど、七海に時たま感じる奇妙な”違和感”があり…?。

表題作6と7

21歳、七海の幼馴染で恋人
ゴミ収集作業員、宗教2世

その他の収録作品

  • 描き下ろし:after story

レビュー投稿数27

度肝を抜かれる共依存

新感覚の共依存すぎて、脳がバグりました。
萌え要素やラブ度より、サスペンス感多め。

七海の狂気、最高。
七海には禄斗しかいなくて、禄斗のような’’不完全’’で相手も自分しかいないような関係を求めていて、だからこそ偽物なんだけど禄斗のためなら何でもしちゃう七海。
例えば、禄斗が宇宙人で人肉を食らうのに対して、本人に気付かれないように自分が罪を犯してバレないように禄斗に食べさせるとか、普通なら、宇宙人と分かったら離れたくなっちゃうのにむしろ大歓迎。宇宙人じゃない七海のほうが多分愛が重くて、常軌逸しているからこそのまた違った新種の歪んだ愛。

もう一人のパラサイトが言っていた「俺らの体液で宿主の元々の記憶を曇らせていく、効いてきたら次第にあっちから体液を求めてくるようになる」。だから、七海は元の自分の恋人の顔も名前も思い出せなくなっちゃったってことなのかな。

最初は、七海が宇宙人で禄斗を手放さないのかなぁって思ってたんですけど、まさか逆とはねぇ。度肝を抜かれました。禄斗くんの鈍感さナイス。

禄斗が自分が宇宙人なんだって気付いた後、どうするのかなぁって思ってたけどちゃんと七海のこと大好きで思いやりがあってよかったです。

個人的には、ハッピーエンドだと思ったんですが、最後の生まれ変わったあとの小さい七海は誰でしょうね?もしかして、今度は七海が宇宙人になっちゃったのかな。そうしたら因果応報すぎませんか?そこは、因果やめよ。普通に出会って。

2

この愛は絶望か、幸福か

ああ…なんだろう。
読み終えた今、本作を表現する適当な言葉が見つかりません。

この感情にぴたりと嵌る言葉が見つからないのですが、
もし擬音で表すならばきっとズドンとかそんなかんじ。

深い穴の底から抜け出せない。
それは決して絶望とは限りません。
人によってはこれ以上幸せな結末はないと思うのかもしれない。

ただ、この結末を絶望と表現するにしろ、幸福と表現するにしろ、
胸が抉られることは間違いありません。


禄斗と七海は恋人同士。
子供の頃からずっと一緒で幼馴染の七海を誰よりも愛している禄斗ですが、
恋人との生活の中でふと違和感を感じる瞬間があり…。

物語は禄斗視点で始まります。
日々の中で禄斗は七海に対して感じる違和感から
「まさか七海も人間のフリをした宇宙人だったりして」と感じるシーン。
はじめは何言ってんだかと思っていたけれど、
この他愛ない冗談こそが意外にも物語の根幹であったりします。

七海視点に切り替わり…
なんと“宇宙人”というのが禄斗の方だったことが判明。
正しくは“寄生生物”とのことですが、いずれにしても人外であり、
人の姿をしているのは彼ら寄生生物が生きてゆくために
宿主が望む“誰か”の姿に変身しているのだとか。
ちなみに禄斗自身には自分が寄生生物という自覚はなく、
自身で作り出した偽の七海との思い出を本気で信じ込んでいます。

禄斗の場合は七海の死んだ恋人の姿でした。
恋人を喪い、絶望の中にいた七海の前に突然現れた“恋人の姿をした何か”
それが禄斗でした。
戸惑いながらも禄斗を受け容れてゆき、今では幸せそうな二人。

けれど、その幸せな日々の裏には七海の罪がありました。

そして、罪を重ねることで二人の幸せは緩やかに崩壊してゆきます。

二人の不幸は禄斗の食性が“人肉食”であることでした。
この時点であ、ムリという方もいるかもしれません。

受けと攻めのどちらかが人外という作品は決して少なくないし、
その場合は血液や精気で栄養を摂取するという設定が多いけれど、
本作はそこに逃げることなくあえて茨の道を選んだのでした。

そのため七海は禄斗を生かすために人を殺し続けなければならないし、
禄斗は知らず知らずのうちに人の命を奪い続けなければなりませんでした。
二人の愛は誰かの犠牲の上にしか成り立たなかったのです。

何も知らなければ幸せのままでいられた禄斗。
けれど、ある日、偶然にも“同種”と鉢合わせてしまい、
自分の正体が何者であるかを知ってしまいます。
そして、自分を生かすために七海が罪を犯してきたことも。

全てを知ってしまった禄斗は罪悪感に苛まれ、
そんな禄斗と七海は二人だけの世界に旅立とうとします。

結末は正直なんとなく想像はついていました。
だって、どうあがいたって幸せいっぱいのエンドなんて無理に決まってる。
唯一の救いは最期の瞬間まで二人の互いへの愛が全く揺らがなかったこと。
寄生生物として本能的に七海の望みを叶えていたにすぎない禄斗ですが、
彼に人としての心があり、七海を愛していたこともまた事実なのです。

たとえ禄斗が何者であっても彼と一緒に生きるために自らの手を汚し、
愛を貫いた七海。
食事を摂れなくなった禄斗に自らの血肉すら捧げようとするその狂愛に
涙がせり上がってきました…。

だけど、ラストの七海の手だけが映ったワンシーン。
その傍らには一緒に飛び降りたはずの禄斗の肉体はなくて。
ずっと一緒だと言っていたのに。
ひとりぼっちでおいて行かれた七海の姿に胸が締め付けられて苦しかった…。

宿主を喪い、姿を変えて次の宿主の元に現れた禄斗。
やっぱり禄斗は人間ではなかった。
最後の最後では寄生生物としての本能が七海を愛した心を消してしまったのか。

死がふたりを分かつまで、なんてのは人間以外の生物には通じないし、
結局人間だけのエゴなのかもしれない。
だけど、それでも死後も七海の隣には禄斗が寄り添っていて欲しかった。

こんなにも胸が引き裂かれそうで、
息が詰まる気持ちになるなら気軽にオススメなんてしてはいけない。
だけど、どうしても読んでほしい。

3

不完全(完全)と完全(不完全)

凡乃先生作品初読みです。
怖いのくるぞ~とビビりながら読み始めましたが、禄斗が無邪気でらぶらぶな雰囲気で、より怖いシーンが効いてくるコントラストがいいですね。

七海が恋人を失って心を病むほどになる背景がよくわかりましたし、そんな七海だから全裸で現れた禄斗を受け入れたのが自然に感じました。
七海にとって禄斗はまさに「生きる理由」だったから。
─暗闇の中 たったひとつ光が現れたなら それが偽物だって悪魔だって なんだって良かった
の言葉がその通りなんだと思えて。だから人殺しまでやってしまう。それが暴力的な殺人ではなく死を望む人へ与えてあげるというのがまだ救いであり、七海自身同じ状況であったから…ですよね。

禄斗が無邪気で子どもっぽいのは宇宙人として不完全だからか。だから宇宙人としての自覚がない。

2人は愛し合っているけれど、時々コマの背景が不穏な波のようだったり、宇宙人が人を食べているシーンのコマ外が黒ベタに白線が渦のように描かれていたのが怖さを際立たせていました。捏造した不完全な記憶の表現でもあるのかな。

ラストは禄斗も一緒に飛び降りたけど死なずにその場を立ち去ったということでしょうか。
それなら目撃者はいなかったのかなと気になりますが、そこは謎ですね。
禄斗は飛び降りなかったのかもと一瞬思いましたがそれはなさそうですし。

これはただの妄想ですが
七海は恋人が亡くなった後、心を病み飛び降り命を絶ってしまい、禄斗と会ったこの物語は七海の夢だったりして…とふと思いましたがベタすぎますね。

夕方5時前に一人ブランコに乗る少年に会いに来た全裸の子は禄斗の後の姿…と読み取れますが、ここはいろんな解釈ができそうです。
読者それぞれ感じたままでいいのかなと思います。

想像していたような陰惨なホラーな面より、純愛+絶対的な共依存を描くための設定だと感じました。
相手がいるから生きていられる、生きていたい。そのためなら偽物でも悪でも何でもいい。
死んでもまた一緒に生きたい。

「6と7」タイトルが秀逸。
人間に完璧を求めてもそんなことは不可能で(完璧だったらそれは人間ではなく神ではないのかな)(それを望んだ両親が熱心な信仰者というのが皮肉ですね)
不可能なことを求められた七海は歪まされてしまった。
対して不完全な禄斗は、七海にとっては完璧な存在だったのではないかと感じました。
七海の求める恋人像。
自分と同じくらい自分のことも思ってほしい。それを体現している。
6(不完全だけど七海にとって完全。完璧だからこそ人間ではない)と7(完全を求められた不完全な七海)。

ラストの少年との出会いが5時前なのは「6と7」の前。
この物語より前からやり直したいという意味かな~と想像しました。
他にもいろいろ想像したり解釈の余地があり深みのある作品で好きです。

1

ホラーBL

注目のヌイス先生。
この先生「てぺとる!」みたいなお話より
シャルルの短編でもど執着ものがあったし
「三月の兎たち」みたいな
仄暗い系や執着ものが得意なのかもしれない。
てぺとるもおもしろいけど
だんぜんこっち系がいいです。
こちらは東京漫画社のホラーアンソロジーの読み切りが人気で連載になったのでしょうか?
タイトルも気になるハイセンスだし
絶対買おうと楽しみにしていました。
すごく評価が良いので
結構びっくりしています。
私はほの暗いお話やメリバが好きなのでアンソロの方で1話を先に読んでいましたが
1話だけで完成度がすごく高い。
うわあああ〜って感じ。
こちらではなく実はあちらが…ってね。
ちょっとコミックスのラストがどう解釈していいのかなって思って他の方のレビューをみたら
やっぱり転生エンドじゃないみたいですね。
うーん。転生なのかなってちょっと思ったんですが
それは、、メリバですね。
けど作者の先生もエンドには言及しないって
ツイでも書いていたので
解釈が広がる作品でまた読み返したくなりました。

1

凄まじい共依存の行く末は…

凡乃ヌイス先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
共依存 5
ワンコ 4
執着 4
ホラー 2
エロ 2
な感じだと思います。

禄斗さん×七海さんのカプです。

禄斗さんと七海さんは恋人同士。だけど時折、七海さんへの違和感を覚えてしまう禄斗さん。何か隠し事があるのか、七海さんに探ってみるが…。

確かに隠し事があった七海さん。しかしその根底には当人の禄斗さんの存在が関係していて。物語り冒頭は禄斗さん視点で、隠し事をしている七海さんに違和感を覚えますが、七海さん視点になった途端、その隠し事が恋人である禄斗さんがそもそも人間ではない「なにか」であると判明します。
しかもそのなにかであることを自覚していない禄斗さん。更には禄斗さんが食べている肉が「人間」であり、そうなると必然的にその人間を入手しているのは誰か、その方法は、知れば知る程不気味さと禄斗さんと七海さんの共依存の凄まじさが味わえます。

無自覚に人間を食べたいと思っている禄斗さん。そんな禄斗さんの為、人間の肉を手に入れる七海さん。お察しの通り、七海さんは人を手にかけてます。しかしその辺の描写はほんのりとしか描かれていないので、共依存ホラーというカテゴライズですが、個人的にはあまりホラー要素は感じなかったです。

モブキャラの死や血表現など痛々しい感じの描写はありますが、心霊的なゾクゾクっとした恐怖系のホラーは少なめなので、比較的読み易いホラーBLだと思います。でもダークな共依存要素は申し分ないです。

物語りの雰囲気や2人の言動などに文句の付けようは無いのですが、物語りの結末に対しては、読者の想像にお任せします的な感じなのか、自分の読解力が追い付いていなくて、個人的には「どういうこと?」とちょっと分からなかったです。

ハッピーエンドともメリーバッドエンドともとれるが、ニュース報道では一名と報じられている為、バッドエンドともとれるのかなと、禄斗さんと七海さんが選んだ行く末を見届けてほしいので、是非とも読んでほしいです。

1

やさしいサスペンス

優しい巨大共依存愛!!
ホラーとは言われてますが霊的な恐さではないので
恐い…いうよりは、愛が!溢れてる!!という読了感。

今の幸せな生活を守るために違和感を圧し殺す
でも好きだから知りたい、好きだから隠し通したい

不完全な七海が同じく不完全な禄斗を愛したのは
自分にとって都合良く作られた存在だからのようにも思えるけど
本質で愛し合った、だから続いてると思いたい。

始まりはお互いが生きてくため利用して…
だけど、七海から読み取ったこれまでの記憶だけで求める姿であり続けれない。
禄斗はさらに読み取って七海の望む姿になってた…と思うとホラーみ増すけど、
共にいることは生きる手段だけではないから、
七海に罪を重ねさせる食事を拒んだわけで…
禄斗として七海を愛してるから七海の光であり続けれたんだと思います。

ド執着攻めとそれを妖しく煽る図、
ニコニコ朗らかな時間がめちゃくちゃ恋人恋人してるから、
それじゃいけない苦しみが増してく!

死を選んだのは自我を守るためのリセット手段で、
結末を導く行動をした、最後もただただ同じことが延々と続くこと示唆してたとしたらホラーもホラー!
だけど、蟻の巣は禄斗の過ごした記憶で長〜い時間をかけて、
七海の生まれ変わりを探し当てたロマンチックド執着愛!!
シーモアおまけの二人は希望を見てる姿と思いたい!!

次こそは!!で幼馴染として再会し直したと思いたいところです。
どうしても解決できない壁が残ってるのは辛いけど
少しでも長く幸せな時間を共にできるといいな。

1

【・・・まさか七海も人間のフリをした宇宙人だったりして(禄斗)】


エロス度★★★★★★

禄斗と七海が紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。

おやおや。おやおやおやおや。ホラー・共依存・カニバなグロ描写などツボに刺さる要素ばかりで素晴らしい。

最初は禄斗視点からのどんでん返しに驚かされ、たとえ得体の知れないナニかで一緒に居られる時間に限りがあるとしても自分を救済してくれた禄斗を守り愛する七海の想いが尊いです。

禄という単語に込められた意味や先に地獄しか待っていなくても幸せな愛を貫いた姿に涙腺が緩み、結末も色々な解釈・考察ができそうで興味深かったです。

映画のパラサイトをまた観たくなりました。

1

読了後、脳内で「世にも奇〇な物語」のテーマソングが流れたのはまりあげはだけ?!!

「東京戦慄奇譚」で第1話を読み、なかなかの戦慄さに唸ったあのお話の続きが読めるとあらば、迷いなく買いますよねえ!
しかも、紙コミックスではメイトの有償特典で小冊子が付くとのことで即決でした!!
そして、重版決定おめでとうございます!!


人を喰らって生きる人外パラサイトな「禄」とその恋人「七海」のお話です。

第1話の終盤、七海視点で語られる「禄斗」の正体を知ると本気で戦慄したのですが、七海自身も自分だけの「禄」を手に入れたことでその様子おかしさに、思わずニチャァと笑みが溢れました。


cpとしては、「禄斗」×「七海」。

ちなみに、色々物議を醸し出していたラストですが、個人的には愛という名の執着が行き過ぎていて、禄のためならその身を差し出せるくらいの激重愛展開に、夜明け腐の民(まりあげはのこと笑)が泣いて喜びました。


また、モザイクかかった元「禄斗」の名前の箇所の演出や、七海の仕事内容や、禄の同族との接触により、禄自身の正体が明かされたことや、カバー下の遺影デザイン、生い立ちに宗教が絡んできたり、元「禄斗」への存在が対照的すぎる故の劣等感など、どこかしこにホラー要素(オカルト以外にも、人間関係的なホラー要素もあり)が小出しに散りばめられていましたが、そこまで怖くなかったのは、上記でも述べたように七海からの愛(個人的に、禄からの愛も同じくらい重いことをより実感したのは、メイト有償特典小冊子でした)の深さが異常(超絶褒め言葉!)だったからでしょう。


余韻も含めて、とても面白い作品でした。



2

ふたりを繋ぐのは、

仄暗さを感じる表紙と、なにやら物騒な言葉が並べられた帯に惹かれて購入。
きっと意味があるのだと伝わるのに、読み進めるまではわからないタイトルの謎さもすごく良かったです。

最初はお互いに求め合う"普通の"カップルに見えましたが、徐々に見えてくる破綻の兆しにゾクゾク。
ただ七海が明かすソレはあまりにも非現実的で、
正直すぐには信じきれない部分もありました。
禄斗がとても真っ直ぐに七海を想っていたから、というのもあったかもしれません。

でもいくら信じられなくてもそれは変わることのない事実で。
真実を明かされて戸惑う禄斗と少しずつ壊れていく七海の様子を見ていたら、
バランスが崩れてしまったふたりの日々に日常はもう戻らないんだな、とストンと納得できました。

同じ立場の人間として生きられなかったふたりですが、必ずしもそれが不幸だったわけではないと思います。
そして最期のその時までお互いを想っていたふたりにとって、あれは幸せな結末だったのかもしれませんね。
読み手の捉え方によってメリバともハピエンとも取れるようなお話だったように感じました。

ともすればトンデモ設定にもなりそうな展開なのに、切り口を変えるとこんなにも深く刺さるお話になるなんてすごすぎる。
結末を知って読み返すとまた印象が変わる面白さがあって、思わず何周もしたくなってしまうくらいめちゃくちゃ引き込まれた作品でした。

4

秀逸なタイトル

当方、光の腐女子です。BがLしてる、いちゃ甘ストーリーに癒される日々でございます。
たまには味変しようかなーという軽い気持ちで、ホラーテイストだというこちらの作品を読んでみました。
その結果、新たなヘキと出会うことができました。私、心がヒリヒリするような読み心地のBLも好き!

この二人の関係性なら、こうなるしかない。そんな愛の極みを感じさせるラスト、最高でした。
読了後、この作品のタイトルは「6と7」以外に考えられないと思いました。それぞれの数字に込められた意味に心が震えます。
ダークなシーンもあるため、軽々しく「読んでみて!」とおすすめすることはできないのですが、ほの暗くて切なくて美しいBLをお求めの際は、ぜひぜひ本作をお手に取ってみてください。

3

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