着DVサイコ×誠実ヤンキー×人懐っこいドMの泥沼トライアングル サディスティック・イカれモードな1stコミックス

三月の兎たち

sangatsu no usagitachi

三月の兎たち
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神28
  • 萌×220
  • 萌17
  • 中立5
  • しゅみじゃない16

--

レビュー数
12
得点
276
評価数
86
平均
3.5 / 5
神率
32.6%
著者
凡乃ヌイス 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784796414647

あらすじ

イカれた者同士、仲良くイこう

万引き犯を注意し、逆に犯人に仕立て上げられそうになったハルキは、居合わせた客の圭吾に救われる。それを機に度々会うようになると、気さくで兄貴肌な圭吾にハルキはどんどん懐いていった。ある日、圭吾が同居人の麻也に暴力を振るわれる場面に遭遇したハルキ。二人の異様な空気感に動揺するも、圭吾を助けたいハルキは首を突っ込もうとする。しかし、圭吾はハルキの理想とはかけ離れた男で――!?

表題作三月の兎たち

五十嵐遥輝,22歳
八田圭吾,25歳

同時収録作品三月の兎たち

宇佐美麻也,20歳
八田圭吾,25歳

同時収録作品三月の兎たち

宇佐美麻也,20歳
五十嵐遥輝,22歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • キャラ説明(カバー下)

レビュー投稿数12

まさかの展開、私は好き

3人のお話好きです。
人間関係ごちゃごちゃしてていろんな思惑が入り混じってるやつ。

とあるトラブルをフォローしてくれた事から圭吾が気になってしまうハルキ。
そこから仲良くなってどんどんお互いに気になる存在になりつつあったところでジェットコースター級の急展開がやってきます。
普通なら、この2人がくっつくのねって流れなのに違うんだなー。
圭吾の同居人麻也がかなりキちゃってる奴で、圭吾自身もまぁまぁヤバい奴だったんだよねー。
2人の興奮材料としてハルキ利用されて、目の前で2人のガチハメ見せつけられてショックで飛び出してきてしまう。
そのあと公衆トイレの個室に入るからてっきり嫌悪しつつも興奮してて自慰するのかと思いきや、そんなゲスな男じゃなかった、ハルキは。(ごめんよ、ゲスなのは私だった)

おかしな関係の2人なんてもうほっときゃいいのに、圭吾に惹かれつつあったハルキは圭吾にひどい事するなと麻也に話をしにやってきてスタンガンで気絶させられレイプ。面倒ごとには関わらないのが一番だよ。
なのに、正義感強いハルキは首を突っ込んでしまう。第一話のコンビニでの万引き見つけて声掛けてってシーンは伏線だったんだな。正義感が勝る。

真っ当な価値観の子が堕ちていく不憫トライアングルBL、堪らん好きな感じでした。
麻也と圭吾がなんでこんな関係になったのかの過去話もなかなか酷い話。
でも、麻也に性癖こじ開けられちゃって離れられないズブズブの関係になっちゃったんやなー。
そこに新たな刺激、ハルキが加わって。。。
今後のお話も私は読んでみたい。

絵の感じが好み、お話も性癖、プレイ内容もハード私向けの作品でした。

各話の扉絵のイラスト、含みがあってとても良かったです。それぞれのキャラが他の2人のぬいと一緒に描かれてて関係性がわかるようになってた。

5

好き

3Pだったから購入。攻めだと思ってた人がまさかの受けだったけど主人公を2人で落としてくラストが最高でした◎◎(これはネタバレか?)こんな3Pが読みたかった!ちょっと暗い展開だけど幸せならオールオッケーです・・

4

好き!

登場人物みんなイカレてて最高でした!

作画も大好き、あとヤンキーがちょっと日焼けしてて最高です!!!!!その他二人は白いのも良い!!!


共依存とかDVとかの内容あるので苦手な方は無理だと思いますが、、

以下ネタバレ含みます


攻めのクソデカ愛が歪みに歪みまくってそれを受けてる子も歪んでて、一番まともな子もその中に入ってしまったのでもうダメそう(^_−)−☆

サンドイッチが特にすごい好きでした!受けを気持ちよくするべくぐだぐだになりながらも頑張る褐色ヤンキー!!!

3

交差する様々な感情

刺さった!色んな意味で!

嫌なら自分から身を引けばいいと思うから、三者がお互いに共依存して離れられなくてズブズブとハマっていくセックスは見ていて飽きないし、楽しそうだなと。

こういう系のノンケ君は大体馬鹿で一途だからなんとなく想像がつく。それでいいと思ってるならそれでいい。

3Pの中でも一番と言っていいほど好きです!

1

狂った攻め×受けに常識人が入って3P!

ヤンデレクズ攻め×共依存受けのカップルの中に
受けのことを好きになっちゃった常識人が入り込んでしまい、泥沼になっていく…という話です。

3Pがあって、その常識人の子は真中の具材(サンド)状態になるので受けも攻めもやります。
ドロドロ3Pが好きな人にはおすすめしますが、ラブラブ3Pが好きな人にはあまりおすすめできないかも……!

攻めは昔、受けの彼女に嫉妬して、その彼女をレイプした過去があります。
そのくらいヤンデレで、受けも受けでその愛情を心地よく思っているのでした。

受けが気に入ってしまった常識人の子。攻めは最初は昔のように壊そうとしますが、考えを改め「飼う」ことにしたと言い、一応ハッピーエンド……?

R18描写はとてもエロかったです!

そんなヤバ×ヤバカップルに挟まれてしまう常識人の子、バイトも一生懸命してたのにこのカップルに関わったせいでバイトクビになっちゃうシーンがかわいそうで…。
そのシーンと女の子レイプシーンだけ苦手でした。あとは好き。

6

アリスもビックリ!狂ったお茶会

お!今日から3月なので、こちらのレビューを。

作品のベースは『不思議の国のアリス』オマージュではないかしら?

三月の兎たち:三月ウサギから引用?
副題のas mad as march hareの「march hare」が三月ウサギの英語呼称なのできっとそうでしょうね~
しかも背表紙もよく見ると【「三」「月」の「兎」たち】で強調フォントになってる~!

三月ウサギ=気が狂っているという表現で使われるのでこの作品のタイトルにピッタリ!と納得。
上手い演出!!とネーミングセンス!!

しかも、この3人の関係性をアリスが参加する事になる、三月ウサギ・帽子屋・眠りネズミと開催する狂ったお茶会を想起させてる???
(帽子屋も気が狂った表現で言い廻されますしね。映画ではかの名優ジョニー・Dさんが演じられたマッド・ハッターの事ですね。)

帽子屋=圭吾
三月ウサギ=麻也
アリス=五十嵐

狂った2人(圭吾と麻也)のお茶会(世界)に遭遇したアリス(五十嵐)が翻弄されていく・・・!!って事かな???

終盤で圭吾が独立してオープンしたお店の看板絵がモロ、三月ウサギ+帽子屋っぽいし!
圭吾が「好きな歌」って言った英文もアリスの「なんでもない日おめでとう」だし!!

作者さま、すごい所からこの話を生みだしてるな、、、!
と、着想の面白さに拍手・・・!8888!!!

とは言え、子供にはとっても見せられない児童文学ですょ!
こちらのアリスは( ゚Д゚)!!
けしからん!
(モチロン褒めているし、もっとヤレ♡と星に願いを…☆彡)

スゴイ好きなテイストだし、面白かったけどページ数的に物足りなかった所で萌えきれず、、、くぅーーーー悔やまれるぅぅぅう!!
って思える位惹き込まれたーーーー!!

そもそも自分的に「萌」とはちょっと次元の違う癖的に「好き!」な作品な気がするので、もう少し深掘りして3人がMADになって狂おしいお茶会を続けてくれてたら間違いなく『神』だったのに、、、

でもこんな歪でトリッキーなお話しが好きな方には一読の価値あり!とおススメしてみたいです!

圭吾がゴム中の精子を”ごくんっ”ていっちゃう表現とか最高にグッと来たし・・・!
「八田圭吾という沼」にもっと浸かりたかったなぁーーーーー!!!

2

私の中ではそれからが気になる3人No.1

万引き絡みの出会いをきっかけに距離を縮める二人。
一見、明るく爽やかなBLを読んでいるかのような
錯覚を起こします、そう、麻也と出会うまでは…。

私は圭吾を巡る麻也と遥輝の
ドロドロした話を想像したのですが、
麻也と圭吾は完全にグルで相思相愛、利害も一致、
三者が揃って初めて成立する関係性自体が
異常性癖のようだと思いました。

大体の人はセックスを見せ付けられた時点で引くし、
こいつらはヤバい!と思って縁を絶つと思うんですよ。
それでも圭吾を信じ、助けようと危険な麻也に接触し、
ヤられた後もあろうことか食事まで頂いていた遥輝は、
愚かだけど心身が強靭過ぎる選ばれし者なのだろう。

しかも、圭吾の微かな良心でせっかく逃がしたのに、
遥輝は偶然、いや必然なのか
彼らの所へ辿り着いてしまうのだ。
そういう言葉と一番対極にあるようなお話に限って
運命とか本能とか言う言葉が浮かんでくる…
その背景にあるのは圭吾への強い執着と心酔。
解り易いDVサイコの麻也もヤバいですが、
愛想よく近付きこの沼に引きずり込む圭吾の方が
更に危険なヤツなのかもしれないな。

もっと怖い結末の話を想像していたのですが、
最後は共存を認め合いハッピーエンド寄り、
これはこれで良かったです。
一途に圭吾を信じ続ける憐れな遥輝が
段々可愛く見えてきて、
他の二人は完全クズなのに何故か憎めず…
後から彼らの事を色々考えると楽しくなってきて、
じわじわくるような面白さがありました。

そして!
こういう異質な関係性こそその後が気になります。
以前も歪み系のお話に同じ趣旨の事を書きましたが、
彼らの後日談が配信され無事その後を見届けたので、
現在のそれからが気になる第一位はこの3人です。
お店は繁盛しているかな?

1

読み手を選びそうな作品ではあるが

初読みの作家さま。あらすじに惹かれて手に取りました。

初めに書いてしまいますが、今作品は読み手を選ぶ作品かと思われます。
痛い話(精神的・肉体的含む)が苦手な方とか、甘くて優しいお話を好んで読まれる方には少しハードルが高いんじゃないかな。

ということでレビューを。

コンビニでとあるアクシデントに巻き込まれてしまった遥輝。
見た目がいかついこともあって彼は不利な状況に置かれてしまうが、そんな彼を助けてくれる人物が。圭吾と名乗るその青年にきちんと謝意を表したことで、二人は急速に仲良くなっていく。

そんなある日、圭吾に誘われ彼の住むアパートに赴くことになった遥輝だが、そこで圭吾の同居人だという男に出会う。が、圭吾はいきなりその同居人・麻也に殴られてしまう。

驚く遥輝だったが、圭吾に諭され帰宅することに。
麻也に酷いことをされているのではないかと危惧した遥輝だったが、麻也と圭吾は身体の関係があることを知りショックを受けるが―。

恋人の麻也に暴力を振るわれ無下に扱われている圭吾と、その圭吾に惚れて彼を麻也から救う遥輝、というお話かな?と思いつつ読み進めました。

が。
うん。
ああ、こういう話?

という展開です。

ネタバレ無しで読んだ方が面白いと思うのでなるべくネタバレしないように書こうと思いますが、どうしても触れてしまう事項があります。ネタバレ厳禁な方はここでストップしてください。



**************************************





共依存、といった言葉が一番しっくりくるかも。彼らの過去が描かれていますが、彼らは歪な形のまま、いや歪なカタチだったからか?ぴったりと嵌まってしまったパズルなんですね。ほかのどんな形のものも、彼らには合わない。その歪なカタチの関係に無理やりはめ込もうとする他のパーツを、麻也は絶対に受け入れない。そしてそれは、圭吾も同じ。

そこに嵌まりたくて入ってきたのが、遥輝なんです。

甘くて優しい恋の話ではありません。
彼らの中でしか通用しない、そんな凶暴な愛が、今作品には描かれています。

タイトルの「三月の兎たち」。
これ、どんな意味なのかな、と思いつつ手に取りました。世界的に知名度の高い童話に登場する「3月うさぎ」なんですかね。

今作品の濡れ場はかなりハードです。
リバあり、緊縛ありお道具あり。レイプ(女性へのそれも、若干ですがあります。苦手な方は注意された方が良いかもです)もあります。ちなみに連結もありますし、2輪挿しもあります。

圭吾と麻也の二人の関係、は納得。
が、そこになぜ遥輝が加わることが許されたのか。

そこに、今一つ説得力がなかったのが残念。圭吾の方の理由は何となくわかる。けれど麻也は?
なぜ「遥輝だったのか」がもう少しきちんと描かれていたら、あるいはもう少し萌える作品になった気がします。

絵柄はとても綺麗で、その美麗な絵柄で紡がれる独特な世界観を放つストーリー展開に終始圧倒されっぱなっしでした。絵柄が綺麗なので、濡れ場の濃さが凄いです。

序盤で書きましたが、今作品は読み手を選びます。
が、これほど独特な世界観の作品もそうそうない。

心して読まれることをお勧めします。

13

一応はぴえんです

初読みの先生でしたが萌えは薄めですが
思ったよりアリだなって思いました。
執着愛?ですがなんかラブ薄め
善良褐色ボーイが不運なのか
ラッキーなのかあちらに行っちゃうお話ですね。
結構攻めてますがサイコ野郎が大丈夫なら
結局はみんなで仲良くハッピーなラストなので
読後感悪くないです。
シリアスかと思いきや連結には笑ってしまいました。
いや動けるんかい?その連結
まれに見る綺麗な3Pではないでしょうか?
可哀想な褐色ヤンキーがぐずぐずにされてるのは
大好物なので和姦してないでサイコ美形はもっとやれ!って感じでした。
あと褐色善良君はまだ雌落ちしてないのが残念。
ドMのメスお兄さんにも挿入があればもっとめちゃくちゃになっていいと思いますが
結構矢印がわかりやすいサンドなので
この後サイコ美形が褐色ヤンキーをもっと気に入って
2人でしたり愛しちゃって
2人の男の愛でウハウハ女王なメスお兄さんに
ヤキモチをやかせて褐色ヤンキーに挿入しちゃう展開とかになればドロドロでかなり萌えですね。
タイトルの「三月の兎たち」ってのは頭おかしい奴らって意味で私もちょっと麻痺してるのか
もっと酷い展開を期待していました。。
いずれにせよはぴえんなので
こちらの連結3Pは一見の価値ありかなって思います。
デビューコミックスならなかなかなのでは?
絵も綺麗だし凡乃ヌイス先生にはまた攻めた作品を
描いて頂きたいと思います。

5

振り切れている

歪みに歪んだ3人の関係でしたが、ここまでぶっ飛んでいたら逆に清々しく感じる不思議なお話でした。
理解し難いモノではあったけれど、中途半端に情がわいたりせず振り切れていたことがこの作品の良いところだったのかなと思います。

最初五十嵐は圭吾に対して恋愛感情ではなく親愛的な懐き方をしていたのに、麻也との関係を知ってから少しの抵抗のあとあっという間にその沼へ堕ちていく…
人生って何が起こるかわからないなと思うような展開になっていたのが面白かったです。
ドロドロしているのにそこまでの重たさを感じなかったのは、圭吾が表向きいい兄貴分っぽい顔をしていたおかげだったのかな。

圭吾にしか興味がない麻也がもしも五十嵐にもそのベクトルを向ける時がきたら…もっと複雑で歪んだ愛が生まれそうだなと想像して恐れつつ、そんな3人もちょっと見てみたいなと思いました。

1

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