馬鹿とハサミ 4

baka to hasami

馬鹿とハサミ 4
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神104
  • 萌×217
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

44

レビュー数
23
得点
603
評価数
127
平均
4.8 / 5
神率
81.9%
著者
ひなこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
シリーズ
馬鹿とハサミ
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866538112

あらすじ

筋間への気持ちを自覚した陽介。
意識すればするほど、どんどん気持ちは募っていく。
筋間から向けられる視線にも優しさが含まれ、幸せな時間が続いていた。
けれど筋間との関係が変わることを恐れ、つい気持ちを伝えることを躊躇ってしまう陽介。
しかし、気持ちを誤魔化すあまり、ふとした言葉で筋間の逆鱗に触れてしまい…?

「馬鹿とハサミ」堂々完結!


初回限定版の小冊子では恋人同士になった後の2人が読める!
描き下ろし漫画たっぷり19ページ♥♥♥
その他、キャラクタープロフなども収録♥

表題作馬鹿とハサミ 4

筋間 巧、31歳、風俗店オーナー
森崎 陽介、22歳、ヒモ

その他の収録作品

  • 描き下ろし 馬鹿な子ほど

レビュー投稿数23

筋間さ〜ん 泣

終わっちゃった。終わってしまったよ、筋間さん。筋間さんに会えなくなると思うと寂しいよ。あと三巻くらいは続いて欲しかったのに…。お馬鹿な陽介がこれほど可愛いくなるとは思わなかったよ。

ついに恐れていたことが起きてしまいました。でも2人の結末を読めたことはとても嬉しいです。私は筋間さんの酷薄そうな表情が好きなのですが、甘い筋間さんも素敵だと確信した一冊となったのは間違いないです。

好きだと自覚したのになかなか言い出せない陽介の行動があいからわず浅はかで、あくまでも楽して稼ぎたいと考えているのは救いようがないと思いました。でも、ちゃんと筋間さんに対する愛情はあって甘える様子と、そんな陽介を抜け目なく観察してる筋間さんに激萌でした。

筋間さんには陽介くらいお馬鹿な子の方が安心して一緒に居られるんでしょうね。突き放しつつ陽介がちゃんと本音を言えるように画策するところが筋間さんらしくて萌えました。そして陽介の本音を聞き出したあとに自分の気持ちを伝える辺りが凄く良くて、言葉は恐ろしいけどこんなに甘い筋間さんは初めてでとても素敵でした。

万人受けするお話ではないですが、凄く性癖を刺激される作品で大好きです♡

0

最後まで読みごたえあった

最終巻。
冒頭から甘い空気漂ってて、でもコミックスは分厚いし、あらすじもちょっと不穏なこと書いてあるし何が起こるんだろ~とソワソワしちゃった。読みごたえあった。


紙の小冊子付き初回限定版を購入。


筋間さんのことが好きだと自覚した陽介だけど、どうしても「好き」って言えない。
言えそうな瞬間もあるし、筋間さんに自分たちの関係性について問いかけられても、逃げ道を残す受け答えでのらりくらり…
それを受けての筋間さんの表情がまた…不穏さや落胆をはらんでて良いわぁ。


「好き」のひとことが言えないだけで、ここまですったもんだするんだなぁと思って面白かった。

全裸で放り出された後の誠の安心感たるや。お兄ちゃんありがとう。
思わぬ再会はびっくりした。そうか…誠はこうやって人のお世話をして満たされるタイプの男なのだな。なんか納得。
(あの件は一応警察沙汰になったみたいなのに、琉司がシャバで自由にしてるのは意外だった)


陽介なりに、筋間さんのために頑張ってるのに、なんか裏目に出てたり(疑われることしてるのが悪いけど)冷たくされたりしてるのには胸が痛んだ。

筋間さんが家にセフレ(とは言ってないが)を連れ込んだのはさすがに酷いよ~~とハラハラヒリヒリしたけど、
コトが済んでみたら確かにここまでする必要はあったわ。
(てゆか、咥えられた瞬間陽介の発熱を察する筋間さん、爆萌えだよ)

筋間さんの「タネ明かし」読んで色々と納得したとともに、筋間さんの本気度も知れてすごい良かった。


全4巻、きれいに大団円だった。
その後の二人の番外編とか、誠や琉司のこととか、また読めたら嬉しい。

1

筋間と陽介は使いよう

3巻の終わりで「筋間サンが好きだ」とやっと認めた陽介。
今まで気軽に言えたのに、なぜか筋間には「好き」と伝えることがなかなかできません。
「俺とどうなりたいんだ?」と聞いてきたり、陽介の態度に対してしつけをしたりします。表情が読めないのでどういう気持ちなのか、はっきりとわかりません。
次にママ活でお金を稼ぎます。セックスなしでただデートするだけ。陽介としては筋間には内緒にしているけど、このぐらいいいよねという感覚。
筋間は本宅へ陽介を連れていき、そこを手放すことも伝えたり、朝起こして「いってきます」とキスをしたり、攻めフェをしたりと、態度で示してきますが、「好き」とは言ってきません。
そんな甘めの筋間に陽介がかわいい顔しているんですよね、もう恋する少年!でも今の関係を壊したくない、関係を定義してしまったら終わりが来てしまうようで頑なに自分の気持ちをはぐらかします。
そんな陽介をとうとう筋間は家から裸で追い出します。スマホしか持たない陽介には行く当てもなく、誠を呼び出して誠の家へ行くことに。

そこに瑠司も少し登場します。
最初に誠が出てきた時は陽介を好きで、いわゆる当て馬なのかと思っていたのですが、瑠司に対する態度などを見ると誠は純粋に陽介を弟のように心配していただけだったんだとはっきりわかります。ただのいい人!この物語で性的な欲求を見せつけない唯一の善人でした。

陽介が好きだと言えない理由として母親のネグレクトがありました。特別な「親子」だったのに自分は取り残されてしまった寂しさからトラウマになり「恋人」という関係に名前が付くことを怖がっていたのです。
それをきちんと言葉にして理解して、筋間も受けとめ、ふたりはちゃんと「好き」と言い合い「恋人」という関係になります。でも筋間は大事な言葉は陽介にしか聞かせません。そんな演出もすごくよかったです。

物語はここでハッピーエンドとして終わりますが、きっとこれからも陽介は女の子と遊んだりして筋間におしおきセックスをされるんだろうなとも思います。でもそれもふたりのプレイのひとつなのかも???
「馬鹿とハサミ」完結おめでとうございます!

2

ご褒美が盛りだくさんの最終巻…!

ああ…大好きな作品が終わってしまいました。

陽介が悪いとはいえ、出会いはほぼ(まんま?)レ〇プだったし、
お互いに嫌い、苦手、怖い、気に食わない、存在が迷惑…が溢れてるのに
陽介を手放せない筋間さんと、筋間さんから離れられない陽介。
なぜか心だけはヒシと抱き合ってる2人がすごく好きでした。

エブリタイム永久凍結眼光(冷たすぎて痛い!)の中で、
辛うじて見せてもらえてた筋間さんのデレ
(フフンてちょっぴり口角が上がるヤツ&
わからセッのときのラブみ溢れるチュウ)が
もう見られないと思うと、ものすごく寂しいー。

そして、陽介…。あの夢のエピソードで、
陽介に対しての解像度が一気に上がりましたよ~。
お母さんを一人で待ってる陽介…目に滲む涙が…ウワーン!!!

筋間さんの深すぎて重たーい愛のおかげで、
傷つきたくなくて誤魔化し続けた自分のココロと向き合えて
対等に愛情をやり取りできるようになって、本当に良かった。
気持ちを伝えるの、怖かったよね…。陽介、よくがんばった!

おかえりとかただいまとか、ちゃんと言い合って、
ケンカしたり仲直りしたり、陽介がおいたしてお仕置きされたり笑
2人らしいカタチで、めちゃくちゃ幸せな家族になっていくのでしょう。

しかし、ここまでキャラがブレないままこれだけ関係が変化するって…!
ひなこ先生は、ほんとに素晴らしい作家さんだなあと感動しました。

こんなご褒美いっぱいの幸せな結末を読ませてくださり、
ありがとうございました…!

4

筋間さんに萌えっぱなし!

祝・完結!でも終わっちゃって寂しい。
4巻通してずっと面白かった貴重な作品。
3巻でお互いを特別な存在として確認しあって、甘々な展開から始まりつつも、やっぱ陽介は可愛いおバカちゃんなんで色々やらかします(笑)
筋間さん安心しきれないよねー。
意外だったのは筋間さんが陽介との関係性に「恋人」っていう名前をきちんと付けたがってたところ。そこが逆にめちゃくちゃ萌えました!!
そうかー筋間さん「好き」を言葉で確認したいタイプなんだね。激萌え。
執着と独占欲とお仕置きと…普通のカップルに比べるとちょっとハードな関係ではあるけれど、キスは甘くて筋間さんの陽介を見る目が優しい。
いやーもうちょいこの甘い2人を見たいのが正直なところ。恋人編続編希望!!

3

馬鹿なままでもやっぱり可愛い

 完結おめでとうございます。最初はあんなに陽介に対する温度が低かった筋間が、この最終巻では彼への好意をずっと滲ませていて、人は恋でここまで変わるものなのだなぁと改めて思いました。一度突き放してしまいますが、それまでは陽介への視線がずっと甘かった気がします。陽介の浅はかなところには呆れることも多々あるでしょうけれど、馬鹿だからこそ素直さや短絡的なところを微笑ましく思ったり可愛いと思ったりすることもある。筋間のような男には、まったく真逆の立ち位置から親を慕う雛のように一生懸命自分の隣にいようとする陽介のようなタイプの人間が意外にも相性が良かったということなんでしょうね。体の関係なしのママ活も陽介にとったら一歩前進。普通に働けることも分かったし、これからは徐々に自信をつけて健全なバイトに励みつつ、家に帰ったら筋間の重い愛に沈められる、そんな生活を送るのかなと想像が膨らみます。

1

どこまでも、ふたりらしく。

相変わらず「飼い主と犬」感がありますが、ふたりの間にある空気が変わったのを感じられる表紙がとても素敵。
筋間さんの貴重な笑顔、ありがたいです…。
そして陽介もとっても幸せそうで嬉しいなーと思うと同時に、「あぁ、本当に完結なんだな…」と感慨深く感じながら読み進めた最終巻でした。

自分の気持ちを自覚しても、素直に好きだと言えない陽介。
でもそれはただ単に恥ずかしいからとかではなく、ひとりが嫌いなことに繋がる苦しい理由があるのだけど…
それを知らない筋間さんは、想いをはっきりさせずにはぐらかし続ける陽介へイライラを募らせていって。
甘い雰囲気から一転、お仕置きへ…という流れになってしまうわけです。

なんでこうも上手くいかないんだろう、というもどかしさもありつつ。
このまま修復不可能になってしまうのでは…?と思うほど筋間さんの冷徹な眼差しが本当に恐ろしすぎて、最後まで安心させてくれない展開に引き込まれまくりでした。

最終的に陽介は自分の心を明かして、本当の意味で筋間さんの胸に飛び込むことができますが。
最後まで筋間さんは"筋間さん"のまま、陽介もおバカなまま(笑)
どこまでもふたりらしさのあふれる結末、最高でした。
筋間さんの口から陽介への「可愛い」が聞けたことも本当に嬉しかった…!

そして。陽介へぼそっと呟いた筋間さんの言葉、きっとあの一言なのでしょうが。
あえて読み手に見せていないことで「ふたりだけの世界」を感じられて良かったです。

あんなにヒリヒリした関係から始まったふたりが、こんなに幸せそうに笑っているなんて…!と、胸がいっぱいです。
ふたりの世界をもう見られないのは寂しいけれど、無事に両想いまでを見守られて大満足。
いつかまた、恋人になった後の彼らに会えたらいいなと思いました。

3

素敵でした。233ぺージもありました。

素敵な完結巻でした。
いろんな経験をしたので以前程ひどくはやらかさない陽介ですが、やっぱり筋間さんの逆鱗に触れてしまう発言はまだ0にはなりません。
容赦なくスタートする厳しいお仕置と慌てて謝る、の定番の流れが読めて満足出来ました。

お互いにセフレや同居人というような関係ではなくちゃんと恋人になりたいって気持ちが十分にあるのに、簡単にはクリアー出来ません。
陽介が人一倍寂しがり屋で、ちゃらちゃらした発言で本当の気持ちを隠してしまう理由が彼の育った環境に起因し一歩踏み出す勇気が持てないのが、切なかったです。
筋間さんのSっ気に今まで通りドキドキしつつ陽介に本気な感じもちゃんとあって、3巻までの良さにちょっとだけ甘さがプラスされて期待を裏切らない完結巻にニッコリでした。

4

最高だった〜

久々に漫画を読みながらヒヤヒヤドキドキしました‼︎‼︎氷のような表情の筋間サンが何を言い出すのか、楽に稼ごうとする陽介が何をしでかすのか(笑)最終巻は豪華版のように甘さもお仕置きもエ口も盛り盛りで満腹になりました。とても良かった。。
身体の描き方だとか陽介と筋間サンの白黒のコントラスト(絶妙なスーツの形とか)がこの作品はずっと好きでした。二人ともずっと素直でなくぶつけ合って、でも関係が壊れる寸前まで何度もいくけど結局キスは甘くて激しく求め合う、二人独特の関係が病みつきで何度も読み返したくなります。

3

久しぶりの星5

本当にずーーーっと面白かったな
最初こんなに受けに愛情表現しない攻め初めて見たって思ってた。でも受けが受けだから良かったし次第に惹かれ合う感じも凄く良かった
すじまさんは駆け引きの天才!いっぱい工ッチしてて途中からようすけの好きが漏れ出てて最高だったよ〜

1

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