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baka de yowakute buzama demo
ゲイと偽って菊丸に近づいた邦之は実はやっぱりゲイで、菊丸と同じようにノンケであると偽って女性と関係をもって生きてきた。
もうこの時点で地雷な人はいるだろうな。
まあそういう人は実在するからね…。
でもなー、その結果の「ゆりちゃん」の衝撃の事実はちょっと重すぎた。しかも13歳て…。
でもですね、もう一度最初から読むと所々に伏線があって、読み物としては面白かった。
なので最後の衝撃の事実と邦之の生き方に嫌悪感を抱かなければ面白く読めると思います。
評価が分かれる作品であることは間違いないかな。
あとやっぱ邦之の69がたまらなくエロかった!
下巻の感想。
下巻のメインは、菊丸へのストーカー問題。
なんやかんやで邦之の家を出てマヤの家に世話になる菊丸。
風呂でのシーンは、まあ、うん。そうなるよねって思った。菊丸流されすぎぃ…
(マヤのキャラ好きなんだよな…あの明るくとち狂ってる感じ)
マヤがつけたキスマを見て、なんかスイッチ入っちゃう邦之。
「マヤにハマったら云々」のセリフは、うるせぇお前が言うなって思った。
あゆみの婚約発言は…う~んなんか見苦しいな。負け惜しみにしか見えない。
いや、実際負け惜しみなんだよね。邦之がホントはゲイで女とのセックスがもう難しいのを知ってるし、菊丸にもあゆみ自身が喋ってるのだから、
「子供ができたら籍を入れる」なんて約束自体も、それを菊丸に言うことも何の意味があるのか…
なんだか上巻のときの印象と変わってしまった。
でも、あゆみへの邦之の発言、「頼んでない」はさすがに酷い。エース客に言っていい言葉じゃないよね?あゆみが邦之を刺しても驚かないレベル…
…で、なんやかんやでストーカー問題が解決し、
邦之とゆりは【兄と妹】でなく【父と娘】だったという衝撃の事実。
「戸籍上は親子になってる」とかかと思ったよ…まさかの実父。
いや、まあ、ゲイが若気の至りで子供こさえて、育てて、最終的に男の恋人作って幸せになったって良いと思うよ?
自分でお金稼いで、大事に守って育てたのは偉いよ立派。
でもさ、「自分がゲイだと認めたくなくて遊んだ結果女を孕ませた」過去がある人が、
金稼ぐ手段にホスト業選んで、金のために枕したり、エース客に結婚ちらつかせたりしたらダメでしょう…
「子供ができたら籍入れる」に至っては、最低すぎる。どういうつもりだったの?
なんだか、邦之の「女」への深い憎しみを感じてしまって吐き気がする。
多分、邦之の中では、子供ができたのも、若くして子育てに自由を奪われたのも、気の進まない情事も、恋愛感情を向けられることすら、全部「女のせい」なんだろうな…自覚はないかもだけど。
全部自分の責任なのにね…
(思えば、家が貧しかったのも父親が「外の女」に入れあげたからだったね…。これは邦之に責任はないし、邦之の憎しみはそのあたりからきてるのかも)
この男のせいで恋心弄ばれて傷ついたり、貢がされて破産した女がどれだけいるだろう。
復讐できてよかったね。夜道に気をつけろよ…
このあたりのドロドロをちゃんと描いてくれたらまだ楽しめたと思うけど、
子育て頑張った親と親を許した子供の美談みたいに描かれてしまったので、作品としての面白みもイマイチだった。
せっかく上下巻で邦之と菊丸の恋愛を描いたのに、最後の衝撃で全て霧散してしまった…
上巻は楽しかったし、下巻もマヤの絡みなどは楽しかったので、こんな読後感はとても残念。
ネタバレにチェック入れてる人、ちゃんとネタバレしてください。
ネタバレを書かないことによって大地雷踏む人大勢います。
上巻の感想も含む。
攻めがノンケならまだよかった。
ゲイなのに、ノンケとして生きてホストやって女も抱いて……って、さすがにいつもは守備範囲ゆるゆるの攻めキャラ設定をもつ私でも地雷だった。
性指向じゃない好きでもない女とアフターに行くとか……。
とくに不快だったのが、ずっと妹だと言ってたユリが、攻めが13の時にできた子供だったこと。
全くの別作品だけど、スメルズライクグリーンスピリットを思い出して気分悪くなった。
ゲイキャラの異性の肉体関係出して、何が、誰が興奮する? 萌える?
ただただ気持ち悪かった。
ガキの頃に女を孕ませて、子供を自分で育てて、大人になったらホスト初めて、アフターで女抱いて、これでゲイですって舐めてるのか。
試し読みとあらすじで、ノンケ攻めに一途なゲイ受けを期待してたのに。上下巻一気に買って金の無駄使いだった。
この作者の思考的に、他の作品は買わないだろう。
一刻も早く記憶から消したい。
くにが好きで好きでしょうがない菊丸。マヤと菊丸のえろシーンも出てきたりするのですが、マヤのキャラ性的に本気のライバルになるとかではなく、普通に違和感なく良かったですし、いろんな伏線がはられていたのが、あきらかになっていくのがまさに良かったです。
ホストものは正直タイプではなかったのですが今回のこの作品はホストメインというわけではなく。恋愛経験のないゲイでモデルの菊丸が、仮面をつけた優しいくにも、素の人を信用していないくにを一途に思い続けるお話がメインであり、他キャラたちも重要性もあり、とりあえず作中の皆んなの幸せを願いたくなるお話でもありました。スピンオフとかはマヤのお話が今後あるのならば出そうな感じはしました!
ホストが酷いことしてる場面はあんまり描かれてなくて、女の子が地獄みたいな目に遭ってる風にも描かれてはいないけれど、やっぱりホストクラブって歪だと思った
あゆみはくにを支えて頑張って、くにはそれで稼いでゆりを育てたんだけれど、あゆみはゆりを育てたわけではないんだよね
妊娠したら結婚するって、それなりに応えようともしてたみたいだけれど、あくまでも店に客として来てもらうことが一番なのって本当に変な話
客として来続けてもらうために結婚…同じ金をあてにするのでもヒモの方がまだ理解できる
あゆみが普通に事業で成功していなかったら見てられない
店の人みんなにゲイだって思われてる上でオーナーはイケメン好きだからとか言われてるの面白い
そしてマヤは…マヤはくにの店だからいるんだな??マヤのタイミングではくにの条件が揃ってなかったからな〜
ゆりは菊丸にフラレたとき、きっと察したけれどそれが理由の菊丸を憎めなかった
くにはゆりがフラレた理由はすぐに解った上で絶対に許せなかった
でも、それがくににとっての出会いだったとしか言いようがないんだもんな
上下巻で同じような言葉がまるで違う意味として発せられたりしているのがいくつかあって、前のときをちょっと思いだしたりして良かった
くにの元気がなくて落ち着いているのが元からの人柄だってのも面白い
落ち着いて見えるタイプだから中学生で高校生と遊べちゃうのね
ホストは刺されてもなんでも良いんだけど、自分が毟り取った女からじゃなくて、菊丸も別に大して何もしてなく強いて言えば愛さなかったってくらいでくにがアイスピック刺されるのはさすがに理不尽
でも愛を返さないから執着されちゃうっての、まぁ本当だもんね
あゆみは他人がやってくれて、目を覚ませて良かったかも
七五三が5歳だったのは地域性?それとも何も分からなかったってこと?自分もろくな躾を受けていないのに子を育てるって大変すぎだよね
売れない(本当は好みでなく惚れる心配のない、かな?)ホストらの良心に触れて?反面教師にして?ゆりが地味で意思のある感じの女性に育ったのはゆりが賢い子だったからだと思う
マヤの距離感では負けて次挑むのは難しいし、菊丸が現れるしかなかったよね〜
マヤ、楽しく生きて欲しい
そんでせめてあの店の奴らはお金のない女を相手にしないで欲しい
めちゃめちゃ良かったです
上下巻で読み応えがあって
ストーリーもすごく良い
画も素敵でホストやモデルなこともあってとにかくオシャレ
キャラクターがみんな個性的でクセがあって、先を想像しながら読むのですが
心地良く裏切られます
それがとても好き
読後感も最高でした
千代崎先生の画にとても合う雰囲気で、キャラがとにかくイイ
お話に描かれていない余白も想像するのが楽しい
きっと読み返すたびに感じ方が変わるのだろうと思う素敵な作品でした
ネタバレ有り。↓
妹を溺愛している兄とか(娘を溺愛している父親とか)の場合、それはほぼ異性への愛が含まれているとわたしは思っています。
(現実にはそんな兄は普通はいません。
異性のきょうだいって疎遠になります。)
ただBLマンガの場合そんな隠された意味はなく、恋人への愛が大きくなると妹の存在は都合良くフェイドアウトしますよね。
なので今回もそういうパターンですか、と醒めた目で見ていました。
で、ラストの秘密明かしには東野圭吾氏もびっくり。
でもわたし的には納得しました。
バカで弱くて無様な若い邦之の行動がとりかえしがつかない結果を生み、その事実に慄いた彼がせめてもの罪滅ぼしのつもりでゆりを守り続けたんでしょう。
過酷な家庭環境であったから妹を溺愛していた、ではこんな感動はないはずです。
確固たる溺愛の動機につながるのは「兄妹」では弱かったのですね。
最後にこのコミックス2冊と連載された12話ではエピソードなどずいぶんと変更されているとのこと。
削除されたエピソード読みたいなぁ。
バカで弱くて無様なのはどの登場キャラにも言えることで、もちろん大抵の人間もそうであるから憎悪も生まれるし愛おしさも募るし
人の生ってやっかいですね。
更に追加。
何年も前にデビューコミックスを出した先生が「新星」と帯に表現されていてちょっと違和感ありです。
まあ、新書館では初コミックスですけど。
色々と苦手な設定がある方だと読めないかもしれませんがすごーく面白かったです。上下両方まとまった感想になります。
上巻から引き続きバランストイ(やじろべえ)みたいに邦之と菊丸の気持ち、生き方がそれぞれユラユラ揺れています。
邦之は13歳からずっとゲイである自分を否定し、未成年時の軽率な行動の責任を取ることを優先して生きてきました。
筋金入りの偽り人生をおくってきた為、自分を好きという菊丸を信じる事が出来ません。
菊丸はかなりチョロいけど素直。彼もゲイである自分に気づかないふりをして女性と付き合っては別れるを繰り返していました。
モデルで頑張るかと思えば邦之に会いたくてホストになっちゃう中途半端で残念な大学生です。
このゆらゆら模索してる感じは21歳の菊丸はありですが34歳の邦之が自己確立出来ていない様子から彼の心の状態の深刻さが分かり、かなりせつなかったです。
上巻で私が感じていたモダモダは自分を肯定していない邦之の不安定な精神状態を指していたのだと下巻を読んで分かりました。
彼が長年抱えている自己否定感は
菊丸の純粋さ、チョロさ、健気さ、諦めない素直さ
によって少しずつ救済されていきます。
菊丸はまたモデルに復帰。自分が本来いるべき道に戻り歩き出します。エライ。
かなりチャレンジングなストーリーで独自性高く出会えて嬉しい作品でした。
売れっ子ホストのマヤ、タトゥーたくさんありのキャラがいいです。いつかマヤも幸せになってね。
7月に出る次作「liar上下」も読むのが楽しみです。
菊丸がストーカー被害に合うことから始まるストーリーです。こちらでも菊丸くん、冷たくされています。
くにさんが酷い家庭環境で育ったこと、女性を傷付けた事実や過去が分かります。
そして下巻で伏線回収されます。全部持ってかれました。まさかの展開で頭が追いつかなかったです。
決して甘い2人が見れるわけではなくストーリーも重い方でしたが展開が面白い。次がどうなるのか気になって最初から最後まで読むのをやめられませんでした。
千代崎先生の作品は「LOVEHOLE」を読んだことがありますが、その先生だとは知らずに上下巻の表紙に惹かれて購入しました。
タイトルと表紙から攻めがゲスで受けがチョロいように見受けられ、基本的にはそのままでした。
ふたりともゲイだけどそれを隠して女性を傷つけてきた受けの菊丸に、女性に対して酷い扱いをしてきた攻めの邦之。下巻の最後に実は…ということが出てきますが、それを含めダメ男でした。
なんでこんなひどいダメ男に惹かれてしまうんだろうと思ってしまうほど、受けの菊丸は攻め邦之の全てを受け入れています。出会った理由も弄ばれたことも、邦之の過去も現在もそして未来も、菊丸は許して愛します。邦之からすればそれほど愛されたことってないから、好きになるのは分かります。実はふたりの関係は邦之が主導のように見えるけど、実は菊丸によって構築されていたのではないでしょうか。
菊丸ってかなりいい男のはずなのだけど、初めての相手にしてもなんでそこまで邦之に執着するのかよくわかりません。もうただ好み・性癖なんでしょうね、人を好きになることに理由とかわからなくても恋愛って進んでいくんですよね。互いも周りも振り回してきたふたり。ある意味、破れ鍋に綴じ蓋のふたりでした。
登場人物みんなが誰かに執着していました。菊丸以外はそれを隠して素直になれない人ばかり。
こういう関係を好きな人と好まない人って読者でも分かれると思います。BLでダメ男ってだいたい攻めな気がしますが、タイトルのまま「バカで弱くて無様でも」好きで好きでしょうがなくて、それがふたりの幸せなんだろうないう感じの終わり方でした。
上下巻の「バカで弱くて無様でも」の表紙、読み終わった後に見るとそのイラストの意味がよく分かります。
読む前のイメージを変わってとてもいいデザインだなと思います。
女性との絡みや関係がわりと出てくるのでそれが気になる人には読みづらいかもしれません。
いろいろあっても最後はふたりが幸せになればいいという人にはおすすめです。
最後はちょっといろいろ情報過多で、もうちょっと余韻があったらよりよかったかなと思いました。
あとマヤさん!幸せになってほしいです!スピンオフ読みたいです!
試し読みで先が気になったので拝読しました。
上下巻通しての感想になりますが、デビュー作品とのこと、冒頭からの掴み含め設定としては良かったと思います。
くにさんの謎な部分や、菊丸くんとの関係がどうなっていくのか等、先が気になる展開ではありました。
ですが、まず主人公の菊丸くんが理解できませんでした。
一貫性がないというか掴みどころがないというか、彼なりに悩んだり努力したりしてるのはわかるのですが、自分からホストになっておきながらやる気がないところとか、とにかくよくわからないキャラでした。
くにさんも元々表情が乏しいのもありますが、秘密を抱えつつ結局菊丸くんをどうしたいのか、ほんとに好きなのか、よくわからなかったです。
菊丸くんもくにさんも、理由はどうであれ過去に女性をぞんざいに扱ってきてるし、それでストーカー被害や嫌がらせされたり、くにさんに至っては婚約してたという女性もいます。
くにさんにはラストに驚きの事実があり、でもそれも若かったとはいえ自分が招いた結果です。
本当はゲイなのに誤魔化すために女で遊びまくってた、というのも女性に対して失礼な話に思えました。
絵はキレイで良かったですが、両方のキャラクターにあまり入り込めなかったのが残念でした。
マヤと明来の方が個人的には気になりました。
この二人のスピンオフがあれば読みたいかな。
先が気になる展開ではあったのと、デビュー作ということでこちらの評価です。
妹思いのホストクラブオーナー x ゲイであることを隠したいモデル の話になります。
二人ともクズでバカで、それでも出会いによって成長して、すごくお似合いの二人だと思います…が。
妹の部分は少し引っかかっています。
別に、ただの「妹」だけでも、くにの生き様に相応しいと思いますけど…
しかも最後の一話で爆弾投げ…
個人的には、ここまで見て、もう「くには妹に執着しすぎて、周りが見れないし興味がない」という印象はしっかりあります。妹であっても娘であっても、彼の性格はもうなりたてるので。
じゃぁ、わざわざ娘という設定はいらないじゃないかって、勝手ながら思いました。
どうしても飲み込めないので、
今回は控えめに評価をつけました。
下巻で見事タイトル回収しましたね。
というか、とんでもない事実が明らかにされましたね。
まさかそっちだったとは、、、
しかも見事なミスリード? に、まんまと騙されたまりあげは。
なるほどです。
あやしい人ほど、実はあやしくなかったり、、、的な。
これはたしかになにを呟いても、ネタバレになってしまいそうな展開ですね。
とにかく最後まで読んでみてください…! としか、言いようのない作品です。
それからマヤさんから名言が飛び出しましたね。
「恋愛に勝てる人は負けてあげられる人だよねえ」
さすが人気ホスト。
言葉に説得力があって、大いに納得してしまいました。
まあ、なかなか難しいんですけどね。
この名言、、、苦笑
そして、ややヤバいんじゃないかと思われた性格の持ち主の主人公。
やはり、攻めのおかげで大いに化けましたね。
下巻は、濃ゆすぎな脇キャラたちに主役CPが助けられた巻だったと思います。
いやぁ、、、
何度も言いますが上巻で挫折しそうになった方もそうでない方も。
ぜひ最後まで一度読んでみてください。
すッッごい設定きましたから!!(まりあげは的には超褒め言葉! &敢えての曖昧煙に巻いた感じのレビュー)
全体を通して言えばとっても焦ったくて、いやもう絶対両想いだろ〜と言いたくなるシーンだらけなのですが、まさにタイトル通りな2人が上下巻じっくり付き合っていくうちに大変愛おしくなっていく、そんな作品でした。
菊丸が主人公っぽくホストやったら実は隠れた才能が、とか劇的にホストで活躍してみんなに認められる、とかそんな感じになるかなぁと思いきやわりとずっと冴えないままくにさんに思いっきり迫ることもできず、逆にくにさんから離れることもできず、くにさんはくにさんで中々菊丸を捨て切ることも受け入れることもできず、なんとももどかしいのですが、そんな2人の気持ちがようやく通じたシーンは感無量でした。
最後に投下された中々の爆弾、そこから何を見出すか、それぞれ解釈が分かれるのかなぁと思ったり、、ぜひネタバレなしで読んで欲しいです。
いや、もうレビュータイトルどおりで、終盤あまりにびっくりして「えっ!?」と声が出ました。。
どんでん返し、ではないけど全然予想してなかったので本当に驚いた。
お話の展開としては、いつまでも菊丸の好意を信じきれずに「執着」と言い切るくにさんに正直もやもやしたし、ホストの仕事に力を注ぎきらない(ように見えた)菊丸にも「なんだかなあ」って思ったりしたんですが。
何度くにさんに言われてもアフターやってない様子とか…中途半端にお仕事に手を出すぐらいになら、モデルの仕事に専念せんかーい、と思ってしまいました;
あゆみの正体とか、リオールの広告に菊丸が出られたわけなんかも、ちょっと都合のいい展開だなあと思ってしまったけれど。
萌えを感じたか、という点では正直うーん…なんですが、見事なタイトル回収に「おおお!」となりました◎
上巻から引き続き。
ははぁ…そうくるか!
まさしく「衝撃のラスト数ページ!」
なんてキャッチコピーができちゃいそう。
最後の最後ですっごい爆弾をぶち込んできやがったな…と。
読み終えてから改めて振り返ってみると、
邦之の妹に対する兄というにはやや過保護すぎる愛情にも納得がいくし、
菊丸の「お父さんみたい」発言の際の邦之の表情と言い、
あちこちにその伏線は散らばっていたんですよね。
それに気付いてしまうとこのラストでの伏線回収への流れもとても秀逸。
が!!!
問題はその“秘密”の内容でした。
個人的にはここまで邦之の人生を過酷にする必要あった?と
ちょっと引いちゃった…。
秘密を聞かされたときの妹の心中を思ったら…
愛し合う二人に望まれたわけでもなく、
自分の出生の理由がそんなことって…あまりにも不憫だ。
若かったとは言え、ほんとバカで弱くてどうしようもねえ奴だったんだな、と。
起きてしまった後に邦之が背負った苦労に関しては同情を禁じ得ませんが、
その一方で全ては自身の臆病が引き起こしたことでもあり自業自得なのかも…。
ここまでにも攻めの女の子との絡み(肉体関係、婚約含)やら、
受けの脇役との微絡み(キスetc...)など地雷原を駆け抜けてきた感は
ありましたが、このラストで明かされる攻めにまつわる“秘密”は
間違いなく本作最大の地雷になり得る要素だろうし、
これよって評価が分かれるのだろうな、と。
自分の場合はやや引き気味(ごめんなさい )でしたが、
そんな邦之の秘密もひっくるめて愛せる菊丸の愛って無償の愛なんですよね。
なので、邦之の過去を受け容れられる方であれば、
これだけのこと乗り越えれるならもう何があっても二人は大丈夫!と
二人のクソ重愛が感じられてぐっときてしまう、のかもしれない。
というわけで、すみません。
現状は二人のハピエンに良かったね、的な意味合いで中立で。
最終的にはちゃんと邦之の愛情も見れたし、
末永く添い遂げるであろう的な二人の雰囲気にホッとできました。
今はまだこの“爆弾”に関しては上手く呑み下せてないのだけれど、
少し間をあけて読み返したら意外と神評価に寝返ったりするのかもしれない。
下巻はどんどんストーリーが展開していきます
受けの菊丸は言うてもまだ大学生
モデルもホストも場当たり的にこなしていたまだまだマインドも行動も未熟
そんな菊丸の目の前に現れ荒療治のような刺激で彼の世界を押し広げた邦之という存在は菊丸にとって初めて自分を真っ直ぐに見てくれて受け入れてくれた大人
菊丸からすれば大人な邦さん
でも邦さん自身は「大人でいようと振る舞い続けている自覚のある」ので、真っ直ぐに「大人としての自分」を認めて来る菊丸が可愛いくって仕方ないのと同時に、自分のメッキのような部分が剥がれて菊丸がどう感じるのかが怖い
そして、それ以外にもまだ言えていない事実もあってその事実を伝える事でどう思われるのか、離れて行ってしまうのか、、、そんな邦さんの葛藤がとても真摯に語られる後半は貪るように読みました
お互いがお互いを真っ直ぐ知り、受け入れ初めて素直に伝え合えた気持ち
ここから2人がゆっくり時間を過ごしながら気付いたらきっと「大人になっている」んだろうなって思える
そばにいて欲しくて、一緒に生きていきたい
すごく素敵な終わり…(*˘︶˘*).。.:*♡
このお話しの良き所は2人だけで完結されるお話しでは無い所
邦さんとゆりちゃんの関係や、マヤやあゆみさんの想いなどが垣間見えてまた広がる世界がより一層2人を彩ります
だからこそ…!
その後の番外、続刊を強く希望したくなる(>ω<)
やっと通じ合えた2人
邦さん、200%溺愛タイプなハズなのでデロデロに甘やかされる菊丸
実は甘やかしていながらもそんな菊丸に癒される邦さん
そんな2人を見たいーーーーーっ!!!!
まだまだ読みたい…!と思える欲望が残る所はあります
そこを考えると萌2と神評価をちょっとだけ迷っちゃう、、、
でも、萌2以上は私の中で確実なのと、今後への期待も込めて今回は神評価にさせて頂き、是非続きが出るよう多くの人に読んでもらいたい♡という応援を込めての評価にしました
たくさんの人に読まれますよう~に(ღ˘͈︶˘͈ღ)
修正|ライトセーバー系白抜き(シーモア)残念、、、
すきになっちゃった人を追いかけ 現役モデルの顔を捨て昼は大学生 夜はホストクラブで働く菊丸(バカ)
何度刷り込みだと言われようが冷たくされようが くに(意地悪)へのキモチは途切れず 自分のキモチにだけ向き合った上巻
妙に人が増えてね
くにの妹が早々に消えてくれてるのでそこまで面倒ではないんだけど くにの元太客とバッチこーいがどう暴れるのか
んんん
女で壊れた家庭で育った くにと菊丸
なのにホストクラブで女に支えられてるっていうところにモヤモヤするし いちいち女の影がちらつくのでイライラはするんだけど くにの寂しさに気づいた菊丸に対して くにが菊丸を受け入れようとすればしただけイベントが起きてすれ違っていく この見事な展開
なんでいきなりストーカー?
とか思ったあたし ちょっと廊下で立ってろ((怒))
二重にも三重にも重ねられた愛憎劇のなかで伝えなきゃいけない やらなきゃいけないことはわかってるのに もおぉぉ じれってぇ((怒))
いやもぉ くにが男らしくなさすぎる?
なんでこんなにグズグズ言い訳ばっかり並べ立ててそれでいて変な嫉妬や独占欲丸出しで
ハァァァ イラつく
愛したい男と愛されたい男
どいつもこいつも拗らせすぎててまぢめんどくせぇw
あほの子が癒しでよかった
菊丸が ばか あほ まぬけ でほんとよかった
もぉほんと最後までばか いや最後がほんとばか おばかさんすぎてちょっと
気づけばはじめましてじゃなく二度目まして あたしの方が大概バカ
近づいては離れを繰り返しすぎだったし 最後のそれって? じゃあ子どもに手をあげてたの誰?と変なお土産をいただいた気分にはなったけど やっと報われた菊丸の思い(くにさんとセックスしたい)が叶ってほんとよかったッ!
いや 面白かった 人によっては地雷を含むかもだし ちょっと凝りすぎちゃったかな?とは思いもしたけど
自分を認められなくて生きづらくなってたふたりが寄り添う 誰がバカで 誰が弱くて無様だったのか
って つい最近 無様って使ったよな どのお話しだったっけ?
これから無様とか不格好な恋愛が主流になったりしないかしら 案外好きなんだよね
スマートでカッコいいだけの恋なんてリアルじゃ早々起こらない事態ですもんね
邦之×菊丸
邦之の隠された過去や妹との関係が衝撃で、
現在進行形のストーカー問題など・・・
難題が山積みの展開に息をのむ!
諦めずに愛情をぶつけ続ける菊丸の根気が胸を打つの一方で、
いつも余裕たっぷりの邦之が、しかもクールのままで、
少しずつ変わっていく態度や、
次第に菊丸の前で心を開いていく様子がすごくツボ!
2人の曖昧だった体の関係が、
「抱いてほしい」という菊丸の健気な気持ちが、
難攻不落な邦之の心の壁を溶けるように、
愛情が溢れるエッチがまたたまらなくて、
菊丸が見せる感慨の涙にグッとくる!
若くモテモテで純粋な恋に打ち込まれた菊丸と、
人生の辛辣さを知り尽くした成熟した邦之。
菊丸の突き進みと邦之の自己犠牲を重ねる様子にハラハラしながらも、
年の差や愛の価値観の違いから生まれる心理がリアルで、
2人が恋にたどり着くまでの展開にドキドキして、
家族の絆にも感動し、
沈浸感がすごい!素敵で骨太なストーリーでした!
・協力書店描き下ろしペーパー:
「くにさんは心配性」
邦之の過保護な姿が見られる。
・コミコミスタジオ限定上下巻同時購入特典描き下ろし12P小冊子(有償特典)
描き下ろし漫画8P:
「本篇後のお話」
わけがあって菊丸は邦之のベッドで寝ない。
菊丸の小さいベッドで2人が寝ることに。
菊丸の超感度いいエッチ(騎乗位)!
邦之が新しいベッドは買わずに新しい場所に引っ越すという話をして・・・
だけど、やっぱりすぐに新しいベッドが欲しいという感じ。