やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる

yasagure otoko isekai de iroaku kishi ga aisuru ouji no migawari to naru

やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神27
  • 萌×25
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

2

レビュー数
9
得点
164
評価数
36
平均
4.6 / 5
神率
75%
著者
小中大豆 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784576240169

あらすじ

おまえがいないと、生きてる意味がない
愛を知ると弱くなる。でも愛さずにはいられない。心が空っぽの半グレが、塩対応の騎士に恋をし得たものは!?

荒んだ生活を送る礼夜は弟分に刺され死亡⋯のはずが異世界に召喚!? 礼夜と瓜二つの清らかな少年王子の代わりに、騎士団を率い国を奪還することに。騎士のヴィダールに惹かれるが、彼が慕うのは王子だけ。冷たく「お前のことは抱かない」宣言までされてしまう。ところが怪我をした礼夜に彼は献身的で熱を孕んだ視線を向けてきて。素直になれず戸惑う中、礼夜は危険な任務に赴くことに!?

表題作やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる

ヴィダール、元傭兵の護衛騎士
世永 礼夜、27歳、異世界に召喚された半グレ

レビュー投稿数9

お、面白かった!!(語彙力ゼロ腐女の渾身の褒め言葉)

360ページ超えの今作は、異世界転生したやさぐれ男と、色悪騎士のお話――なのですが、、、


ラノベ風のタイトル的内容かと思いきや、冒頭こそなぞってはいましたが、とんでもない! 大河ドラマもびっくりの読み応えたっぷりな王位復権(またしても語彙力皆無ですみません!)再生BLでした。



主人公が転生前の日本で半グレアラサーだったことや、ワケあり生い立ちもあって、酸いも甘いも経験してきた経験豊富な設定が、物語を面白くしていたと思われます。

これが普通のリーマンだったら、ありきたり転生モノという印象で終わっていたかもしれません。


序盤で早々に亡くなってしまった優しくて思いやりがある王子の代わりに、正反対な主人公がハッタリや勘などを駆使し、あれよあれよと身代わり統率者となっていき、真の仲間を得て、目的を同じくし、そして亡き王子の代わりに国を奪還し、仲間との別れや国の復権など、BLのL以外の部分でも。

希望しかない未来が見えるラストも楽しむことができました。


また、ラブの部分も攻めが意外と硬派で誠実で、受けを大切に想う姿に萌えました。
これもまた、攻めの悲しき生い立ちにドラマがあるのですが、、
生きてまた何度も抱き合いたい、とか個人的にどちゃクソ痺れました。

語彙力なさすぎて魅力を大いに伝えられないのが不甲斐なく申し訳ないですが、とにかく面白いので、読もうかどうしようか悩んでいる方はもちろん、未読の方もぜひ!
ぜひに!
読みましょ!!(圧強めですみません)



1

しみた

小中先生&奈良先生買い。奈良先生の神表紙ですっごく楽しみにしていた本だったのですが、期待を超えた面白さでとてもとても良かったです。キャラもお話も良かったしずっと覚えている本だなと思うので神にしました。本編360Pほど+あとがき。

母にまともに育ててもらえず中卒で働きだしたものの、結局半グレ集団を率いていた礼夜。一番の古株だった身内に刺され、川に落ちたはずなのに、気が付いたら泉のほとりで、自分に瓜二つな顔の若者に助けられ・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は、結構多い。
フレイ(タイトルにある「愛する王子」)、イーヴァルディ(フレイの侍従)、エイン、ジェド、ヴァン、オーズ(フレイの側近や従者)などなど。イーヴァルディが大好き。

++

お話が面白いというか、先が気になって気になって、どんどん読んでしまう(=読み止められない)。その合間に、同程度の濃度で、攻め受けの恋話も進んでいく。このあたりの按配が「小中先生、神では」と思うのです。面白いし、救われる。救済されるんです。良かったなあ。

攻めは、がちがち傭兵だったけど、フレイに惚れこんでいた方。最初は受けに当たりがキツイけど、だんだん心境に変化みせてきます。堅物っぽく思ってましたが、後の方で百戦錬磨系と判明。お主、やるのう・・・という心地です。奈良先生のビジュアルが最高ですよね。金髪筋肉ありの甲冑姿?最高では。

受けは人生何でもあり、負けるのは気に食わねーって様子に思う方。半グレで大抵やったので、そろそろヤバイかもと思う勘所がナイス。異世界に来ても、その人心掌握力とでも申しましょうか、存分に発揮し、あれこれ企み、ぎりぎりのところをすり抜け、という様子です。平和な時代に生きていけるのか?この方は?と思ったのですが、最後の最後に思わぬプレゼントありましたので、あと20年ぐらいは必死に生きていくことでしょう。

攻め受けともキャラがあまりにしっかりくっきりたっていて、お話がぐいぐい惹き込まれるものですし、とどめに奈良先生の挿絵ときたものですから、神一択でした。先生、素敵なお話有難うございました。また新しいお話を楽しみにお待ちしております。

9

もちろん作者買いです

作者さまの名前で購入する事が段々と減って来てはいるのですが、小中大豆先生の作品は間違いないので作者買いを続ける数少ない作家さまの1人なんです。更に今作は奈良千春先生のイラストも素晴らしく一気に世界観に引き込まれました。

凄く面白かったのが最初は礼夜を胡散臭いと思っていた王子の側近たちが、段々と礼夜を認めて主君として守ろうと意識を変えて行く点でした。
またヴィダールが献身的に変わって行くのも丁寧に書かれていて、礼夜の心の揺れ動くさまに凄く萌えました。

ただ、難点を挙げるとすれば丁寧に書き過ぎてて後半が凄く駆け足に感じた点です。残りのページ数が足りるか何回も確認しました。
たぶん皆さん同じ感想なのでないでしょうか?私は続巻が出るのかと終盤まで思ってしまいましたから。

そして328ページの5行目なのですが、「ここヤルンエルヴが五千、北のスヴァルトゥヴィドは三千」は逆で「ここヤルンエルヴが三千、北のスヴァルトゥヴィドは五千」の間違いではないでしょうか?
担当さまご確認よろしくお願いします。

7

厚さに違わぬ、濃密重厚な半グレ男の物語

読み終わってすぐ、こちらのレビューを書いています。

…いや、最後!!!!(興奮)
なるほどね、そういう展開になるのね…と、心が震えました。
彼らのここまでの、長い長い道のりを思うとね…


なんといっても小中大豆先生だし、奈良千春先生の表紙も美麗で、美男×美男に期待して購入した、こちら。
コミコミさんから届いて手に取って、まずその厚みにビックリしました(°_°)
ページ数、360P強。

そして今月一緒に購入した本が4冊中3冊が転生もので、正直「また転生か…」って思ったことは否めません。
しかしやっぱりそこは小中先生作品…1ページ目を読み始めてからすぐ、あっという間に物語の世界に引き込まれました。
「転生ものはお腹いっぱい」状態でも、余裕で飲み込めた…!!!

今回は半グレ、オラオラ系の受け様。主の後を追おうとしたヴィダール(攻)を殴ったりする。生き残るためにはなんでもするし、頭も回る受け。

めちゃめちゃ好きなタイプの受け、とは言えないけど、フレイ亡き後の異世界での知略のめぐらせ方がもうハンパなく格好いい。

(元気になってしまった礼夜の礼夜を、イーヴァルディの裸を思い浮かべることで元に戻してる描写、笑った〜!(*´艸`))

「王座奪還」の展開が軸になるので、攻め受け2人の気持ちの動き(特に攻め)は正直なところもう少し細かく丁寧に追いたかったな、、というのはあるかも。

でもやっぱり、この壮大な物語を書き上げられる小中先生には尊敬しかない…
エンディングがね、本当に。秀逸でした✨「あーそうなるの!」って、思わず声あげちゃいました。


11

面白いがゆえに上下巻で読みたかった

最近は現世で死んだと思ったら異世界に飛ばされていた系のお話が多いなあと感じつつ、小中先生ならきっとおいしい味付けにしてくれるはずと手に取った次第です。
小中先生と奈良先生タッグは個人的にアツいものがありました。

小中先生って、ファンタジーの中に全部がお綺麗なものでできているわけではないぞと、ちょっぴり現実的という名の厳しさや辛さを混ぜ込むのが非常に上手い作家さんだと思っていて。
今作もそんなエッセンスが効果的に香る、分厚く読み応えのある面白い1冊でした。
序盤〜終盤手前までは文句なしの★5。
これは…はたしてページ数は足りているのだろうか?と不安になるスピード感があった終盤付近に、なんだか別の意味でハラハラしてしまい今回はこちらの評価に。

今作で特筆すべきはやはり主人公の礼夜でしょう。
現実をしっかりと見ていて綺麗事を言わず、くるくると小気味が良いほどに地頭の良さを見せつける口が悪い美人。
彼が見知らぬ異界の土地で孤軍奮闘…するわけではなく、生き残るために上手く取捨選択をしながら、なんだかんだと周囲の人々を巻き込んで信頼を勝ち得ていく姿は読んでいて気持ち良かったです。

なんでしょうかねえ。作中の彼の思考はとてもシンプルなもので、自分が無事ならそれでいいというものなんです。
ただ、ある種のツンデレと言いますか、終始利己的に振る舞っているようでいて、実のところ悪にもなりきれない情を持っている。そんな不器用な人なんだと思います。
怪我をした動物が道端で弱っていたら助けるタイプだと思う。
本当は人を思いやる心を持っていて、彼の思考と言動の端々からそれが滲み出ているのですけれど、礼夜本人だけが分かっていないんだなあ。
だからこそ、大勢をひとつにまとめ上げてやろうなんて微塵も思ってはいないところへ人が自然とついてくるんですね。

だというのに、本当の意味で自分自身を大切にする方法も、育った環境が影響し愛情もよく知らないというのがずるいところでして。
ここが攻めのヴィダールとの関係に深く影響してくるのがとってもおいしいです。
初めは嫌悪されていたはずが、少しずつ信頼→愛情へと変化し、序盤のヴィダールはどこへいった?と思ってしまうくらいに深みのある甘さになっていきます。
馴れ合いすぎないビターな甘さが世界観と合っていて良かったです。
背中越しに抱き合って眠る2人の図と、大切だからとあえて抱かないヴィダールが好きでした。
ひとつ欲を言えば、もう少しヴィダールの気持ちの流れが分かりやすいとなお良かったかなと。

国取りものとしても面白く、主人公の現世での孤独が塗り替えられていくかのような展開も読み応えがありました。
それがゆえに、先述の通り終盤の展開があまりにも急で残念に思います。
文庫でここまで分厚いのなら、上下巻に分かれてでもきっちり詰めて書かれたものが読みたかったです。

11

小中先生は天才!だと思う

小中先生ありがとうございます。素晴らしい作品に胸が熱くなりました。
読後の清涼感が半端なかったです。
映画を観る様な1冊。

胸踊る物語を探している方は是非、読んでいただきたい作品です。

8

乱世のギリギリ感が迫る!

は〜、読み応えがありました。

もうどうなるのかとハラハラしっぱなしで。
小中さんの国盗り物が大好きです。
今回はなんと半グレのやさぐれ男が異世界トリップ?みんなの愛する王子の身代わりに?

やさぐれ礼夜の小ずるさやハッタリや冴えわたる作戦に、こちらもどんどん興奮していきます。どこへ向かうのか?なにがゴールか?

最初は辛いんですがね、なんとか乗り越えて読み続けるとだんだん手に汗握る展開になってきますよ!

礼夜の発想や戦略は前世の知恵と知識からなのでしょうか?すごいです!読んでて自分も彼の一味になった気分になってきます。

そして美しき色悪騎士ヴィダール。彼との関係性の変化や駆け引きや、すわ!別れか?なところもぐっと引き込まれます。

最後も良かったですね。みんな生きてて良かったね(泣)

愛され王子と顔が同じなだけの礼夜がかえってみんなに憎まれながらも、みんなを導くところ!みんなについていきますと思わせるところ!絶対に最後まで礼夜を認めないだろうと思ってたヴィダールが!なところ!

ついつい小中さんの他作品を連想してしまいますね。あちらは心を入れ替えた美青年、こちらは薹が立った顔だけ王子そっくりの胡散臭い男。

口が悪くて愛に飢えてて弱さを閉じ込めて。礼夜が愛おしいです!
乱世の切羽詰まった感がすごく感じられました。

5

ラスト、心が震えた

BのLを挟みつつ王国奪還物語、読み応えありました〜〜!!

やさぐれ受け礼夜は蓮っ葉さがありつつ、元々頭が切れ、リーダーシップも求心力もある人。ただ、愛や仲間との信頼を知らなかった現世の27年間。

常に自分や状況を俯瞰して見る力に長けているので、どういう振る舞いが求められているか自分がどう動けばよいかを的確に把握できており、生きるか死ぬかの瀬戸際を切り抜けていく様子が読んでいて小気味よい。

数々の作戦は現世で読んだ本を真似しただけ…というけれど、それを実行できるのはやはり頭が良いんですよね。

物語が進むにつれ、受けが素直さや初心な反応を見せてくれるようになり、最後には攻めに度々泣き虫と言われるほど感情が表に出てくるようになりすっかり可愛らしい。
そこにたどり着くまでの27歳から数年間の成長にホロリです。


また、攻めのヴィダールも文句なしにカッコいい!
戦闘に強くてめちゃくちゃ美形で忠心に厚く男前。受け視点で彼を見てたので同じく堅物かと思ったら色事にも精通してる。

…そう言えばタイトルで「色悪騎士」て言ってたww

礼夜をよく理解し、守り暖め緩めて心を開かせていく忍耐の人。
本当は愛してるのに、
甘々な雰囲気で触り合ってる中「早く抱いて」と言われるのに、
「お互い理解を深めてから」と突っぱね続ける鋼鉄の意志を貫く攻め。えらい。(←色悪じゃない)

甘々十分なのですが、いつの間にか攻め→受け愛がめちゃくちゃ深くなっていたので、攻めがいつどんな風に愛になり、深まっていったのか攻め視点が読みたいです!


奈良先生のイラストですが、受けは半グレ人生を単身で歩んできた鋭さがあり、尚且つ美形でイメージにぴったり。
ただ、物語の核となるのが、礼夜を異世界に呼んだフレイと瓜二つという設定だった為、挿絵では瓜二つに見えないのがとても惜しい…。
3人(攻め、受け、フレイ)が揃う最初の登場シーンで本文と挿絵の狭間で混乱しました…(攻めも金髪だし)


「終幕」では、最初のメンバーが揃いフレイの元へ向かったこと、そして結末…。最後の最後にグッときました。。

自分的に珍しくあらすじも読まず作者買いしましたが、今回も間違いなかったです。ありがとうございました!

3

こんなヒーローがいてもいい

すごいボリューム!
手に取った本の厚みと重さから、既に読み応えを期待する思いでいっぱい。期待感で身震いしました。

異世界へ転生した男が背負うことになってしまった王国奪還までの軌跡と、初めて身を焦がす想いに出会った愛の物語が、たっぷりと一冊に詰まっています。
このボリュームですので、時間にゆとりをもって読まれて下さいね^ ^


ストーリーはめっっちゃ面白いです。
異世界召喚された半グレ男が、乗っ取られた王国奪還に向けて戦っていくもので、簡単にいうと下剋上の物語。異世界召喚は、主人公の礼夜に激似の王子・フレイによって成され、礼夜はフレイの身代わりとなり、仲間と共に奪われた国を取り戻すことになっていきます。

「寡兵よく大軍を破る」の如く、少数の兵力で大軍を討ち破る戦い方が見事なこと!歴史的な匂いがする戦術法ははもちろん、礼夜の大胆不敵な知恵とアプローチに惚れ惚れしました。
召喚されたばかりのときは冷ややかな対応をされていた礼夜が、持ち前の強気な性格と頭の回転の良さで、どんどん信頼を勝ち得てリーダーとして認められていく流れがめちゃくちゃ最高!ワクワクしました(≧∀≦)

彼の常識を超えた発想力と実行力、周りをよく見ている観察眼、人を惹きつけるカリススマ性みたいなものがすごい。仲間に道筋を示して導いていく統率力はまさにリーダーそのものです。口と性格は悪くとも、冷静かつ理知的に状況を把握する力に長けていて、仲間のバラバラな気持ちを1つにまとめあげるコントロール力も素晴らしい。
清廉潔白のヒーローじゃないけど、こんなヒーローもあっていいし、むしろ面白くて好き。礼夜の行動やセリフから目が離せませんでした。


そんな大変な状況下でも、もちろん忘れちゃならないのがロマンス(*´︶`*)♡
元傭兵の護衛騎士・ヴィダールとの熱いBLです。
礼夜を嫌っていた彼が、礼夜に傾倒していく様子や、甘さを帯びていく様子、深い愛情を隠さなくなっていく様子……キャーーー!(//∇//)でした。
"嫌い"から"愛してる"に変化していくヴィダールの感情描写は分かりにくいけど、逆にそれがグッとくる。礼夜への本気度は物語が進むにつれて濃さを増していきます。

礼夜はそんなヴィダールに抱かれたがっているのに、なかなか抱いてくれないことにションボリしたりと、礼夜がヴィダールに振り回されているところもまた面白いです。自分に顔が似ているフレイを慕っていたヴィダールの姿に嫉妬するのも、礼夜の性格からは想像できないくらい可愛くて、恋の前では素直な感情を剥き出しにしていく礼夜が、どんどん魅力的に映っていくのも注目ポイント。最後まで見逃さないで下さいね。


ヴィダールと礼夜の愛やその背景にある王国奪還作戦はハラハラドキドキがいっぱいで楽しかったです♪
ただ残念だったのは、終盤以降のストーリーが大ざっぱな感じに見えてしまったところです。特に国を略奪した悪役親子なんて、一番の標的でラスボスなのに、あっさりと処刑されましたの文言で終わりを迎えて、えー…?!って感じでした。
大人の事情で打ち切りになってしまったかのような超駆け足エンド。どうしたんでしょう…違和感ありありでした。
前半部の野盗との戦いシーンはすごかったんだけどなぁ。それに比べると雑さが目立ったのは、非常にもったいないと思いました。

政敵の親子をボコボコにするところを見たい気持ちが強かったこともあり、エンディングは物足りなさを感じてしまいましたが、ヴィダールとの相愛、仲間たちとの友愛に満ちた結末は、礼夜に出来た初めての"家族"みたいな繋がりを感じられて嬉しくなりました^ ^♪

8

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