「俺が帰るのはクロの隣――」

愛日と花嫁 2

aijitsu to hanayome

愛日と花嫁 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神147
  • 萌×257
  • 萌13
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

295

レビュー数
19
得点
1006
評価数
223
平均
4.5 / 5
神率
65.9%
著者
渚アユム 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784758026000

あらすじ

突然変異でΩになった青年・ルカは、しきたりによって神様・クロの花嫁になる。
身も心も繋がり、番となった二人は抑制薬の生成にも成功し、蜜月の日々を送っていた。

頼れる人間がいるあいだに子供を作ったほうがいいとルカの弟であるケイに提言されたクロだったが、
子作りをするのであればそれよりも先に祝言をあげるべきではないかと思い――。
神様と紡ぐ愛日は、かけがえのない日常になる。
渚アユムが描く珠玉の突然変異オメガバース×ファンタジー待望の第2巻!

限定版
描き下ろし28P小冊子付き

表題作愛日と花嫁 2

クロ,神様,ルカの番,α
ルカ,神様になった元村の青年,クロの番,Ω

その他の収録作品

  • カバー下(描き下ろしイラスト/あとがき)

レビュー投稿数19

「ココロ」があるのは心臓か脳か、それとも…?

生命科学的なお話しと自然科学、そこに土着信仰、更にシンプルな日々生まれている「人の感情」が組み合わさりオメガバや神様という設定の中でそれぞれの神秘的な部分をスパイスとして展開しているのでしょうか?
…何だか、すごい思ってた以上にスケールの大きな視点から物語が生まれて来ているように思います

たまに見聞きする「ココロ」は一体どこにあるの?とか、人が死ぬのは心臓が止まった時なのか?など、答えがあるようで人それぞれ想う分だけの回答がありそうなテーマを扱っているように感じながら読んでいます
(因みに私はよく聞く人の死は「忘れられた時」という答えが1番響いています)

そりゃぁこれだけ大きなテーマでお話しを紡ぎ出したら2巻で終われる訳ないですよね!!
と、いう事で<<まだ絶賛続き>>そうです

1巻で大きな愛のオメガバかな?と思い読みましたが、2巻でさらにその壮大さを感じました
たぶんこれは全然王道のオメガバじゃないですね…
愛や欲情だけではなくてもっと大きな観点からお話しを紡ぎつつ、でも実の所極々至近距離の人々の普通の暮らしや他愛も無い瞬間を誰とどんな自分で過ごすのか?という足元を固めるように「人」を描いている作品に感じます
『大局から真理を探る!』みたいな印象です


2巻は主にルカの妊娠を通して2人がそれぞれ過去を振り返りながら抱える未来への希望や不安に時に1人で向き合い、時に2人で向き合い、また相手が向き合う事で自分を知る、そんな成長と深愛を描いています

そして2人だけの小さな世界で収まってしまわぬように1巻から引き続き登場のノアや新たなフクロウの神様トトを登場させる事でこのお話しの世界観を押し広げています

とても読み応えがあります‼

クロへの不信仰を持つ村人の存在や、ウェレへのクロやノアの思いの違い、そしてそもそもルカの妊娠や出産など多くのフラグが立ち込めています
大きな風呂敷になり過ぎて四方の角が見えなくならないように… (>ㅅ<)‼とこの想いが危惧であれ!と要らぬ心配も少々していますがこの物語がどう着地して、その時私はどんな想いを抱くのか???とっても先が見えない楽しみがあります

こんなに考えながら読める作品なのにズルいくらいにエロがエロいですwww
もぉ、、、ありがとう笑笑笑

クロの溺愛もルカの煽りも最高です♡
『労り VS 欲情』
こんな感情の上で成り立つエロスってなんですか???
もぉこんなエロスは愛でしかないですね!!
最高です ((*♡ω♡*))

はぁ~
ちょっとオメガバへのハードルを低くしてみよう位の気持ちで手に取った作品だったのに、、、
何かもっとスゴイ世界のお話しでした、この作品‼

次巻も楽しみにしております♪

4

ちるちるさんのレビューを見て

レビュー数が多かったので気になってシリーズ読んでみました。面白かったー!!!やっぱりファンに不正のないレビューは信じられる。おすすめありがとうございました。

1

大好きな2人の続編

大好きなクロルカの大事なこれからの話し( ^ω^)
電子でしか見れないと思ってたささやかな結婚式も紙で読めるという幸せ!
本当にクロは格好良くて、ルカは可愛い(●´ω`●)
少し切ないもどかしい色んな感情が出てくる2巻はルカ(涙)ってなったりしちゃうんだけどすごい心にくるものがある!
いいところで終わってしまったから続きが楽しみで、早くいつものラブラブいちゃいちゃな2人を拝めるまで見守っていきたい所∩(´∀`∩)

1

続きが見られるなんて!

この2人が悩みながら答えを見つけていく、
その過程を見守らせてくれて
ありがとうといいたい…。
まだ道の途中という感じなので
アーッ…てところで、少し不穏な感じで
2巻は終わってしまうので切ないですが、
ハッピーエンドになるとアユム先生が何かで
仰っていたので、安心してこの先も最後まで見届けたく存じます!
うぐ…ってなりますけど、軽率にもう今すぐ幸せになってほしいと願ってしまいますけど、でもハッピーエンド前提の苦難は、おいしいッスよね…。
でも絶対幸せになってくれよな…。

2

縦に横に広がるストーリーの奥深さに魅了される❤︎

ファンタジーもののお話は、創作された世界観が独特であればある程、前のめりになってしまいますが、
このお話に描かれている背景は、自分のなかにもある原風景のような世界で、そこにまずとても惹かれてしまいました。

人間はほんのささやかな存在で、巡る季節に翻弄されながら、自然のなかのひとつの生き物として生き死にを他の生き物と共にしている…そして神様という存在が物理的に存在している古の時代の世界。

神様との境界線というのはとても曖昧で、グラデーションのように何かが強まり極まっていく先に永遠の命や不思議な力が備わっていく。神様はそうして存在する、沢山のうちのひとつの生きものかたちであるということ。
そんな世界に同じようにある意味、極まった存在のαとΩがいるのも面白い。
神様はαが多いのですね。

2巻では、かつてのカラスから神様になったクロと番うことで、自身も神と呼ばれる者たちのように、衰えない生を宿す身体となっていくルカが更に、お腹にクロとの子どもを身ごもります。

1巻で実は優しいと分かったクロと一緒にいることを夢見たルカですが、2巻はルカと私の期待をも上回る勢いでクロの本領が発揮されます。
ここは、ほんと読んでいて幸せになります❤︎

ヒトから神様へ、そしてまた更に新しい命を授かった身体へと変わっていくルカ、
永遠の命をヒトのために投げ打ったウェレ
そんな彼らを様々な形で受け入れようと模索する神様たち
奇跡のような存在になっても、周りとの関わりをなくしては生きていけない、そんな生きものとしての営みを縦軸に

クロとルカのあいだに交わされる情感が一つの答えのようなものを浮き上がらせます。

思っていたより、いろんなことが語られてる印象のこのお話、好きです。
続き、ほんと楽しみだなぁ

6

その後の二人

まさか二人のお話の続きが読めるだなんて…!

前作でも既に十分満足な結末を描かれていたので、
その後の二人がさらにおかわりできてしまうなんて、
予想外のご褒美に幸せを噛みしめました。

さて、今作で描かれているのは“二人のその後”です。
時系列的には1巻と地続きになっているようです。

今回は二人の結婚式と初夜編からスタートです♡

クロと同じ“神の側”の存在になったルカですが、
弟のケイとその家族とは相変わらず交流は続いていました。

ある日、ケイから「子供は作らないの?」と聞かれたクロ。
けれど、子作りの前に先に祝言だろ、となり…。

花嫁衣裳を纏うルカが可愛すぎました~~~///
男の子なのに花嫁衣裳だけど、全然似合ってる!!
同じく花婿衣装(民族衣装的な?)で決めるクロもかっこよすぎでは?

そんな二人の結婚式から始まり、二人が子供に恵まれるまでを
これまた一つ一つ丁寧にあま~く描いてくれています。

子供を持つ過程でのクロの悩み、ルカの葛藤などが描かれ、
もはやただのおかわり編などではありませんでした。
新たな神も登場し、ストーリーもさらに掘り下げられ、
面白さもさらに増し増しです。

そして、続編ではありますが、続巻もあるとのこと。
まだしばらく先にはなりそうですが、続きも楽しみです。

3

すごーい!

オメガバースものって妊娠発覚した次の瞬間にはもう産まれてる・・・作品が多いイメージなのですが、今作はじっくりと妊娠の経過を描かれています。つわりまでも!それがすごくリアルだなと思いました。
クロの寄り添い方がすんごい良かったー!優しい。。

ルカの自分より他人にしてあげたい精神もどうしてなのか分かって、お互いの性格をより理解できました。

ラストはいい雰囲気だったのにいきなりアレレ??という感じで終わり完全に理解できていません。「同じ」?とは??きっと3巻でわかるはずですよね。
1巻と雰囲気が変わって2巻も好きでした。神秘的なお話しで面白かったです!

2

何回も読むしか無いのかな…

なんと冒頭の「吉日」が電子単話版の「愛日と花嫁@吉日 セミカラー版」と同じ内容でしたので、第6話からが本編ですね。

個人的にはクロのウェレとの回想がとても切なく悲しかったです。なのでクロがルカと出会うことによってお互いに救われて良かったと思いました。

今作では前巻で登場したノアの他にトトという神が登場した事で、神とはどうやって産まれて来たのか謎が解けていたし、2人がそれぞれ何の神なのか分かってスッキリしました。

ただそれ故にちょっと難解になってて、個人的には萌えきれなかったです。6話で登場してた赤ちゃんは2人の子ではなくて、ルカの弟の子なんでしょうか?そこら辺がハッキリしなくて時系列を遡って描いてあるのか判然としていません。

まだ続くようですので次巻はもっとスッキリとして欲しいかなと思いました。何だか描きたいことが大渋滞してる感じがしたので、前作より1つ評価を下げさせていただきました。

1

愛があれば

1巻の終わりの時点でもすでに綺麗にまとまっていたのではないかなーと思っていましたが、
幸せなところに着地して"ゴール"ではないクロとルカのその後を知ることでよりその世界観に入り込むことができたので、続巻すごくありがたかったです。
お話の深さに比例して複雑さも増していて、彼らが語る言葉の意味や心情を読み取るのが難しいなーと思うところもあったけれど
そういう部分からもしっかり練られている設定なのが良く伝わってきたなと思います。

番となってからのクロはこれまで以上にルカを大切にしていて、何があっても彼を守っていきたいという強い想いをさまざまな場面から感じられるのが素敵でした。
これまでの生きてきた道はもちろん、そもそもカラスと人間なので根本的に違うところが多いふたりだけど
彼らを見ていると愛があれば越えられない壁なんて無いんだろうなーと思えました。

ただ、お互いに相手のことをめちゃくちゃ大事にしていて愛がダダ漏れなのにも関わらず
肝心なところで噛み合わないというかすれ違ってしまっている感じがとても気になる…。
思っていることも恐れていることも、過去も未来も。
言葉にして伝え合っているように見えるのにふたりには何が足りないんだろう…。
そしてノアの発言も気になるところが多すぎて何度も頭がこんがらがりました(笑)

甘々なエロもたっぷりありますが、それ以上に考えてしまうようなところがたくさんあった2巻。
続きがものすごく気になるところで終わっているので、読み返しながら次巻を待ちたいと思います。

0

素敵なのに読み辛さも

オメガバースもののめでたしめでたしのその後のお話といえば…
糖度の高い2人と、過去と不安と。続編ならではが詰まった1冊だったかなと思います。
お互いを慈しんでひたすらに愛で合う、これこれ!これが読みたかった!な甘い部分と、おーっと?うーん?な部分がありまして…評価に悩みつつ、2人の蜜月が良かったので萌寄りのこちらの評価に。

今作で印象的なのはやはりクロ。
十二分に出来た攻めだというのに、どこか臆病で不安を抱えているクロがいじらしく愛おしいです。
なんというか、ルカに対して本当に尽くすとても良い攻めなのですけれど、なぜか庇護欲を掻き立てられる攻めというか…すごく魅力的なんですよ。
クロの過去と心情が深掘りされていくにつれ、彼のこの不器用さが好きだなあと思ってしまう。

クロとルカの救い救われ・想い想われな関係性と、ひたすらに甘い蜜月にはドカドカと萌えが募ります。
ですが、うーん…全体的にすごく読み辛かったというのも正直なところ。
良いエピソードも、これから深みを増すに違いないと思えるエピソードもあちこちに見られます。
けれど、間があまりないままにシーンの切り替えが突然やって来るので、もうちょっと余韻がほしかったなと思ってしまう部分があったり、モノローグのようなセリフの言い回しが少々わかりにくかったのが惜しいです。
流れるように進んで読めるお話というのが私の中では読みやすい作品なのですが、今作は細かなエピソードが切り貼りされて進んでいる。そんな印象を受けました。
キャラクターはどのキャラクターも素敵なのですけれど。
2人のその後と神様の行方が気になりつつ、次巻はもう少しスッキリと読めるとうれしいななんて。

1

巡り会い 触れる 君のすべてが 僕の愛の魔法

「愛日と花嫁」2巻の見所はズバリ【人間として完成していない・・・と、苦悩するクロ】の魅力に尽きるなぁと思っている。

この不思議な生き物を
まるごと幸せにするには
何が正解なんだろう
と、自問自答をひたすら繰り返して 悲痛な叫びをあげたくなるたびに、ルカに明るいところへ救いあげられて。

この2巻で、クロは私至上一番の努力を怠らない攻めとなった。
神様だから やることが壮大(生命のメカニズムを解き明かし つわり軽減の薬を生成するなど・・・)
今でも十分スパダリなのに 縁を頼り知識を得て、ルカにとって最適で最強の番へと自らを創りあげてゆく。
ただでさえ魅力的な攻めの、苦渋や葛藤を乗り越えて成長していく過程を 丁寧に繊細に描いてくれている。
攻め至上主義の私にとって、こんな幸福なことはない。

完全で究極な博愛主義者(ウェレ)との蜜月と残酷な別れが描かれた6話は名言の宝箱で神回だった。
クロの無邪気な可愛らしさと 彼の辿るべき運命に思いを馳せると胸が痛くなるのだが。
全体を通して それぞれのキャラへの寄り添い方が緻密かつ丁寧で、神視点の台詞、動物から人間へ生まれ変わったクロの心情など、キャラそのものでないと出てこないようなセリフやモノローグをいつも大事に噛みしめながら読んでいる。クロの台詞が、本人は語彙力を気にしているみたいだが、本能のままにルカを愛おしんでいるところが読み手としては大変尊く感じているので ずっと変わらずにいてほしい。

最後に、トトの言葉を借りて言わせてください。
「(今世紀最大に)面白い。(そして大好き)
(どうか末永く)続けて。(ください)」

5

少し難しい、、

クロの不安、ルカの不安、神様たちの立場(信条?)、一部のヒトの中に残る悪感情、、色々なものが少しづつ見えていてこれからどうなるんだろうとすこし呆然と読み終えたところです。何回か読み返さねぱ。

それはさておき、先生の絵はやっぱり大好きです。

1

愛することには不安も痛みもある

相変わらず尊いのと、1巻と比べるとだいぶ物語に深みが増してます。その分読解力が必要になってきているので、評価は分かれそうなところ・・・。

それでも、クロ、そしてルカの幼き頃の話から、彼らがどんなふうに形作られてきたのか、どこに弱みがあるのかが丁寧に紐解かれていくところや、その弱みを互いへの愛を持って超えてゆこうとするストーリーが本当に尊いので、1巻がお好きな方にはぜひぜひ読んで欲しいです。

それと!相変わらずえっちがめちゃくちゃえっちです・・・♡





以下、個人的にスッキリしない部分と考察など。壮大なネタバレなので嫌な方はこのあたりで回れ右を・・・読解力が弱いので誰かと話し合いたい・・・_(:3 」∠)_

①冒頭で出てくる赤ちゃんは二人の子どもでFA?
②妊娠はどうやって発覚した?
③ルカのお腹の中の子ども、『人』は一般的な人間であって不老不死ではない?
④ノアの「いいなぁ」の真意。ウェレはもういないのにクロにはルカがいることに対して?
⑤トトの言う、『ノアと対立』。ノアの語源は『ノアの方舟』なわけで、選別にあたり、ヒトは選ばれないっていう意味かな。神(アルファ)を食い物/犠牲にする、自分勝手な生物は、方舟には乗せない。それに対して、ヒトと共存しようとするのは、思想に沿わないということ?
⑥「本当に「同じ」?」ここが!ここが一番大切なのに一番難しい!ノアとクロの会話と直前のルカの台詞から察するに、ルカが父子ともに健康で出産を乗り越えられるかを心配している、という想像はつくのですが、、そのことを言っている?のか?ものすごーくシンプルに受け取ると「このまま長生きできる?」なのですがそれでいいのか・・・モヤモヤしたまま3巻を待つのがめちゃくちゃツラいですが気長に待ちます_(:3 」∠)_

これに関連して、クロとルカの子どもの話。

冒頭にシーモアさんで単話売りされている祝言&初夜のお話が白黒で収録されています。単話ver.はカラーページが効いていで良かったのですが、読んでない方はこっちでもいいかもしれません。

3

愛と切なさと悩みと謎がある

ふたりが愛し合って本当の夫婦になってからの続編です。
結婚式・初夜の短編が最初につき、それから子どもができてからのふたりの旅である続編が描かれています。

もちろんオメガバならではの楽しさもあります。とにかくセッセがめちゃくちゃエロいです。激しいです。渚アユム先生、描くの上手ですよね~。もう攻めのクロはかっこいよくて意地悪しても言葉責めで甘々になるし、受けのルカは甘えてねだるのがかわいいし泣き顔がエッチだし。サイコーです!!
ふたりが好き好き言いながらするセッセを見るのはとっても楽しいです。

クロの攻めフェの後のセリフがめちゃくちゃ大好きです。「ルカがかわいいからかわいがってる」サイコーーですよね!!!

2巻の前半では、トトのいる場所へ行く間にクロとルカの過去や性格の成り立ちが描かれています。
クロがカラスから人間の姿かたちになったこと、生みの親のようなウェレとのこと、神様の昔の話を知ることができます。子どもの身体と人間の姿になった理由のクロはとてもかわいくて、そして切ないです。でもクロがふたつの手でちゃんと繋ぎとめることができて一緒に歩んでいける愛するルカと出会えてよかった、そう感じるエピソードでした。
また、ルカの誰かの為に犠牲になる人生の理由と幼い頃の様子も読むことができます。こちらもまた切ない。今でいうヤングケアラーですね。幼いのに父親と母親代わりのいいお兄ちゃんでいる姿は泣けてきます。
少しずつ素直になって照れているルカはとても愛らしかったです。少しでもクロに我が儘を言えるようになってよかったです。

渚アユム先生のセリフの言葉使いと物語、とても素敵です。絵柄もキレイですが、物語がとても魅力的ですね。

2巻の後半では妊娠したルカとクロは他の神様たちノアとトトと過ごし、一緒にいろいろな話をします。一度読むだけではちょっと理解しがたいので、ゆっくり時間をかけて神様たちの真理を読み込んでいきましょう。とてもよく練られた設定と心理です。続編ならではですね。とても興味深いです。

正直、わたしの理解力と語彙力では2巻の物語を上手く語れません。
もうすご~~っくいろいろなんです。素晴らしい言葉と絵を自分の目で確かめてください。そして考えてください。これからどうなるのか。ルカはどうなったのか。クロはどうしたのか。謎もでてきます。
頭がぐるぐるとしながらページは進んでいきます。
そして3巻へと続きます。

そうです!続くんですよ!!!!!
もう4巻、早く読みたいです!!どうなるの~~???


描き下ろしの温泉旅行もルカの惚気もとっても良かったです。ずっと話を聞いていたい!!!!!
大満足の2巻でした。

9

成長した愛、感動の2巻

クロ×ルカ


2人の確かな共同の生き方、
大事にし合い、
萌え溢れる夫夫のエッチ(愛情表現)が、
家族、新しい生命との繋がり、
全部が成長した愛として胸に迫る!
この作品にしかないほど、
神話風ファンタジーの美しさや、
オメガバースの中で、
神と人の恋の感動、甘さも切なさも、
あまりにも愛しすぎてうっとり!


2巻はクロ視点で進むことで、
彼の心の中の想いをもっと共感できて嬉しい。

クロが、
ルカに細部まで注がれる優しさ、
どうしようもなく溺愛していて、
ルカのことを大切にしている行動が、
温かくしてくれる。
彼のウェレとの過去から得られた感情が、涙以上のもの。

ルカの
自分を後回しにする健気さ裏にある、
クロと生きる覚悟、
クロに向ける純粋な気持ち、
クロのことだけが誰にも譲らないという大きな愛情が、
本当に強くてかっこいい。

より素晴らしくなった2巻、
何と言っても、
渚アユム先生の筆致から感じられる
神と人の信頼し合い、
甘く、時に切ない愛の軌跡。
その愛とエロさも、
ただただ胸が熱くなるばかり。

気になりすぎる終わりに、
次の巻が待ち遠しいです。

2

クロが最高

1巻とても好きだったので2巻も楽しみにしてました!!!

クロが!!!カッコ良いところも可愛いところもあって本当に良い…
ビジュアルもドストライクでして、個人的に物凄く眼福です!!!
イチャイチャシーンも多めなので余計に(*´艸`)

2人のイチャイチャはとても良いのですが、何か設定が難しくて何が何だかよくわからない…汗
私の頭が悪すぎるだけかもしれないです(笑)
ちょっと落ち着いてもう一回読み返そうと思います!!!

とにかく絵が綺麗で2人のラブラブシーンは最高!!!

1

なんか難しい…

んっと…
この2巻を読んで1度で理解できる方はすごいと思う。3回読み返しましたけど、私の理解が追いついてないせいか、内容がストンと落ちて来なくてストーリーの意味がよく分かりませんでした。

ルカの妊娠を機に、色々と物語が動いていくのですが、彼らが向き合うべき課題?問題?の中身が分かりにくいなと。うぅ〜ん…私の脳みそが消化するのに困難を極めました。何度か読み返したところで、やっぱり分からない…。楽しみにしていた続刊なのに、困りました。
そんなわだかまりを抱いたまま、ルカの意味深セリフで続く…となった展開も寝耳に水のような感じで、更によく分からなくなりました。

この先の展開がある程度分かっていれば、もうちょいスラスラと読めたのかなと思うんですが、最終的にどう落ち着くのか全く分からないので、今物語の全体の何合目地点なのかも見当付きません。
結構深いところに迫っているんだろうなってのは分かりますし、クロのルカの体を思い気遣うところが起点となって話が進んでいる…?っていうのも分かるんだけど、全体的にフワッとしたストーリー運びがどうにもスッキリしない印象でした。

何をどうしたいのか、今後の目的と辿り着きたい結末は何なのか…この2巻の時点でクリアにしといた方が良いかなと思いました。
私の読み取りが甘いだけかもですが…。


2人のイチャつきやセックスシーンは割と多くて、糖度補充は文句なしです。ちょっと過剰供給かも?と思うくらい。何にせよラブラブなのは良いことです^ ^

3巻へ続く終わり方はすごく気になるところなので、次巻ではスッキリ回収して欲しいなと思います。
それと。祝言の衣装と2人の正装姿はめちゃくちゃ良かったです!

2

設定が難しい…

続きものののため購入。
前巻を読み返さずに2巻をみたら設定がややこしく感じ、読み返さないと自分には何が何だか分かりませんでした。
ファンタジー前提としても神とΩ…Ωの設定が生かされている…?のか…?という疑問、、
子供を作るというお話の上ではΩがなら納得はしますが、神の設定が…難しい、、、
噛み砕いて読まないとスっとはお話入ってこないなぁ…というのが正直な感想でした。
エロは程よくあって攻めと受けのキャラクターバランスは最高なのですが、もう少しお話の設定が優しくてもいいのかなと思いました。
2巻の終わりも???という終わり方で、3巻購入はちょっと悩みます…。

7

えっえっ(嬉)

なんとーーー!
インタビュー記事読んであれーって思ったんですが
なんと続くんですね!!

すっごくじっくり2人が親になる、っていう段階を読ませてくれるんですねーーー(嬉)
単話で配信されてる「吉日」でわかってましたが
二人の間には無事に子供が生まれることがわかっているので、安心して読めるわけです。

まずは子供を作ろう!ってことでめちゃくちゃエロい濃厚エチが描かれております。
そしてちょっとした偏見がまだ残りつつもルカのふるさとは代替わりをして少しずつかわっていく様子を感じます。
ゆっくり時間がかかるんですよね。
土作りと一緒で。

無事に妊娠して梟の神様のところへお腹の様子をみてもらう遠出、もいいです。旅情!ラブ度!新婚旅行なのか?!

ウェレとの思い出、クロが烏の姿から人の身体をもらった顛末なども描かれてグッときました。ウェレ‥好きです。
果物の神様。食べられることが喜び。グロいけど食物の関係からみたら自然なことでした。

二人とも自分の気持を全部いわなかったり相手を尊重するところがあるのでちょっと食い違い、はありますが基本的にラッブラブです。照れながらも伝えたり話したりするシーンはいいです。愛って感じです。

ただちょっとだけセリフだけどモノローグっぽいところが何箇所かあってなんかポエムみたいに聞こえてしまって一読しただけだと、あれ?どういう意味?みたいになってしまって私の頭では流し読みになってしまったところがあって萌×2になりました。

詩的表現とか叙情的なものへの読解力がある方はたまらんと思います。わたしは昔から詩的表現が頭の中を右から左へ流れてしまうアホの子なのです。
それをもってしてもこの雰囲気!愛!神様!大好きです。
お腹が大きくなるシーンは描かれていませんが、つわりのシーンがあります。
あと生まれた子供シーンちょっとだけあります。かわっ‥!かわいいっ‥、って思ってると終わります。

クロが献身的なのでいざ出産!となったらどうなるのか。そして名前は何になるんでしょうか。楽しみに次巻を待ちます。

7

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