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tayutau kohaku
デザイン事務所の先輩✕後輩のBLです。
お仕事の描写がかなりキッチリしている立派なお仕事BLです。打ち合わせしている場面がとってもリアルです。背景の描写がすごく丁寧で、細部までこだわって設定がなされています。
登場人物のお家の間取り紹介のある漫画が好きなんですけど、この作品の巻末に収録されている間取りは群を抜いていて、わぁすごーい! とリアルに感動のため息が出ました。
ただ、あまり萌えはしなかったです。私の感性の問題かもしれないですが、わぁかわいい! とか微笑ましい〜とか、ここのやり取り一生見てられる〜とか、心に刺さるとか琴線に触れるとかいう部分がなくて、さらっと読み終わってしまいました。
すごく濃厚なシーンもなく、派手なやり取りもなく、
話は淡々と進みますが、ノンケの先輩中野さんと後輩の的井くんが
お互い惹かれ合う様子が丁寧に描かれていて、とても好きな作品です❤️
何より、中野さんと的井くん、2人のキャラが良いです。
どんどん引き込まれて、気がついたら全話読んでいました。
的井くんは、恋愛なんてくだらない、不要なら捨てる冷めた人。
その的井くんに対して、職場の先輩の中野さんが冷めてる的井くんの懐にじわじわと入り込んでいく。
もともと優しい中野さんにとっては、ほっておけない後輩だったのに、自然に翻弄されていく。
的井くんは最近から中野さんには素直で、、、自分がゲイであること、恋愛も初めてであることなど全てかくさず、そしてなによりかわいい。最初の冷めた感じとのギャップも良い。
中野さんも男女問わず包み込む優しさがあって、とても魅力的。
2人がどんどん好きになって、近づいていく姿が自然で、すーっと入ってきて、
とても良かった。何度も読んでいます。
途中、別の短編が入りますが、こちらも優しい雰囲気に包みまれていて、すきでした。
とにかく2人のキャラが好きですし、絵も好きで、もっと続きを見届けたいです。
素敵な作品です‼️
新刊が出たので続刊を読む前の読み返し+読んだ後の二視点でのレビューをしたいと思います
実は、こちら最初読んだ時はサラーっと読んだままの記憶でした
すごくスッキリしていて暑苦しくない、だけれどちゃんとキャラの雰囲気は掴める…「平熱感」のある作品だった印象です
平熱感なので良い所としては掻き乱されずにスッと馴染む良さがあると同時に、反面心を大きく動かされたか?というと返答の前に少し一拍置いてしまうような感覚もありました
具体的には受けの的井くんにとって「なぜ中野さんだけが違ったのか?」という所への明確なアンサーが自分の中で見つけ切らなかった所にあります
好意を持つのに必ずしも明確な理由は必要とする事もナンセンスだとは思っているのですが、この的井くんの場合は別でした
本人自身が「恋愛を不要」と感じていたという始まりがあったからこそ、その変化の裏付けは欲しかったな、、、って思ったんですよね
特に冒頭登場する元セフレの水谷くん、、、彼を拒んだ理由が「彼自身」ではなく「関係性」への感情だったように思えるからこそ、的井くんの中での水谷くんと中野さんの違いは知りたかったな…って思ってました(水谷くん、お試しすら許されない程の特段嫌なヤツに見えなかったんですよね。。。)
番外編含めた続刊を読んだ上で改めてこの1巻に感じる「平熱感」はまた違った温度を感じさせてくれました
ここからは続編と番外編を読んだ上での感想ですが、内容に関しては触れない中でのレビューのします
違った温度…これを上手く説明できるか?が難しい所なのですが…
「平熱感」という印象は変わりません
だけど、大人の平熱だと思っていた基準値が実は子供の平熱だったんだ!という温度の上昇を感じられた感覚です
※子供の平熱は大人の平熱より高いと言われてる、という前提を元にしてます
その温度が上がった分「人肌の温もり」が伝わって来る1巻に感じられました(*˘︶˘*)
1巻を読んだ時点で終わらずに、番外編含めた続刊を読めた事ですごくこのシリーズを読んで良かった!!!って思える作品になりました!!
実は購入当初にレビューがまとめられず評価のみしていた作品です
続きを読んだ今なら「シリーズの始まり」としての評価も込みで「神」評価したかも知れないな、と思いました
そんな気持ちも伝われば、、、!と思い1巻からのレビューをしてみました
デザイン会社を舞台にした、面倒見のよい職場のノンケセンパイ×恋が面倒な今どき男子のお話。
最初、受けの勤務態度がわりとひどくてびっくりしました。
が、そこで出番は面倒見よい攻め。
教育係的なポジションでもあり、次第に受けの心を攫っていきます。
そしてある日、ゲイだと告白しキスまでしてしまい、、、
告白までの一連の流れが、とても自然でした。
それから告白したあとのぎこちない受けの態度もまた恋愛関係において、攻めのことを好きなんだなあ! としみじみ感じいる描写があって、なんだかよかったです。
評価が高いのも頷ける作品です。
またタイトルの「たゆたう」も「琥珀」も、見事に受けそのものを表していて、エモしでいいですよね。
センスのかたまりのような1巻。
こちらがデビュー作なんて、、、(しばし放心)
すごいの一言に尽きます。
そして、今後はどんなお話を描いていくのだろうと気になる所存です。
また後半に収録されていたお話もまたエモしな作品で、エモっ…てなりたいときに丸々全部読みたくなる1冊でした。(雑な説明ですみません。ぜひ読んでみてください。読めばおそらくこの表現が伝わるはず!!ですッッ!!)
新刊+番外編が出ていたので少し長さのある作品がまとめて読めるかな?と思い1巻から購入しました
今の時点では2巻は読んでいません
すごく1巻は作品に漂う空気感が心地よく伝わって来て読み易かったです
元々はこの1巻で完結予定だったのでしょうか?
表題作は「これから」を感じさせた所で終わっていました
始まりも割とスルッと始まった感じで、終わりもサラっとしていた所も読み易さに感じた所かもしれません
続刊を出たタイミングで続きがあって良かったなって思える始まりの巻に感じました
物語の主役は受けの的井君ですが、気になるのは攻めの中野さんです
すごくフラットな男性でとても好感しかないキャラでした
中野さん以外にも的井君が勤めだしたワントーンの人達もみんなすごく良い雰囲気でいいですね
物語としてはサラッとはしてますが雑ではなくって、2人を囲む世界がしっかり「そこにある」という主張はちゃんと感じる作品に感じました
誇張し過ぎないリアルさ、みたいな感じなのでしょうか?
すごく不思議な読み心地ですが居心地は悪くなくて、先にも書きましたが寧ろ心地よかったです
早速続刊を読んでみたいと思います
表題作他、1編が収録されたこちら。
ずっと気になっていて、最近2巻が発売されたこともあり
手に取ってみました。
セフレとの体の付き合いのみ、相手に気持ちが生まれてくると
切り捨ててきた主人公・的井(受け)。
そんな彼が職場で出会ったのは、先輩デザイナー・中野(攻め)。
先輩として親切に、時に厳しく接してくれる中野に次第に惹かれていってー
と続くお話です。
正直なところ、どうも、最初はこの受けの的井というキャラとその心情変化に共感しきれない、というか、好感度が低くなってしまって;
序盤のセフレ・水谷に対する態度が…!
一大決心して想いを告げた水谷が本当に気の毒になってしまったんですよね。。
「お前には、この気持ちわからないよ」と告げて去っていった水谷の気持ちに
共感してしまい、的井くんへの好感度が最初からダダ下がりだったのです。
ただ、そんなクールすぎる男子・的井が恋をして変わっていくその変化、
「恋ってどうやってするの?」と攻めに縋る様子はグッとくるものがありました。
水谷くんが見たらきっとビックリだよ…!
そしてノンケの攻め・中野が的井を恋愛対象として好きになる…という過程は、
ちょっと唐突というか、もう少しじっくりその心情変化を見たかった気も。
とはいえ、初めての”お付き合い”に不安を抱える的井に対し
「不安があんなら今吐き出せ 全部俺が潰してやる」と真っ直ぐ伝えてくる中野の
真摯さ・誠実さと男前っぷりには心撃ち抜かれる…!
格好良すぎます、先輩。
タレ目黒髪なビジュも相まって、最高に好みの攻めでした。
新刊の方では、二人の関係がまた何か変化するのでしょうか。
甘い二人のイチャイチャも見られたら嬉しい☺︎
新刊も読んでみようと思います。
好きな雰囲気な作品です。
BL初心者の方や、ゆったり読みたいときに。良作品だと思います。
表題作ともう一つ収録されています。
2作目の方も良かったし、こちらの方が私は好みでした。
両作品とも、攻めの包容力。受けの不器用なところがかわいらしく描かれていました。
どちらの作品も良かったので、一冊丸ごと深堀して書いてほしかったかな。
あっさり終わって、それはそれでよかったけど、もったいなくも感じました。
この先生初読みなので、次回も期待したいです。
画面はとてもシンプルな構成で、センスの良さを感じる。
ストーリーの湿度も快適。ボタニカル系のさりげないいい匂いが漂っていそうなイメージ。作中のファッションやグッズもかわいい。読んでいて疲れない良作。
ラブシーンは少なく描写がライトなので、過激系が苦手な人もBL自体が苦手な人も受け入れやすいはず。その反面、濃厚なのが好きな人が物足りなさを感じるか?というと、キャラの心理描写が丁寧なので、感情移入もバッチリできる。
ストーリーの舞台となる職場のデザイン事務所の雰囲気も「あるある!」と感じられるもので、リアリティあってよかった。
二組のカプの話が収録されてます。
一組目は表題作でもある、年上男前ノンケ(中野)×恋愛初心者ゲイ(的井)。
的井は誰かに恋愛感情を抱いたことがない。セフレの男に「付き合わない?」と告白されても、そんな面倒な関係ないいいや、みたいな。
そんなエッチする時以外の接触や密着が嫌な的井が、同じベッドで中野の隣で一緒に眠ることができたことに安心しつつも疑問を持ち、中野が気になっていくストーリー。
もう恋愛初心者の的井の言動行動が可愛すぎて!
二人の話の続きが気になります。
二組目はめちゃくちゃ大好きなシチュでした。
人タラシ×健気一途。誰彼構わず思わせぶりな言動をする攻めに、不安になる受けのカプです。
「俺を放置しすぎだから別れる!」別れる別れる詐欺をするのが可愛い!
受けだけを愛してると攻めは言うけど、普段の態度から受けは信じることが出来ない。そんな受けに、攻めが「なら受けが言う通り、一週間だけ別れようか。距離を置こう」というストーリー。
めちゃくちゃ興奮しました。
とても優しくて暖かい気持ちになる素敵なお話でした。誰かを好きになるのって理由があるようなないような、突然だったりしますよね。好きになってその人も好きになってくれて、なんて…奇跡だなあとしみじみ思いました。中野さんが俺は意識してるとか好きとか先に言ってくれるのが的井くんを不安にさせない大人さで素敵だった。
なんか変なすれ違いとかいざこざとかもなくただただ幸せなお話だった!そこがいい!めちゃくちゃ読んでよかったです!えちはないんだけどなんかそれもよかったです。こんな読んだ後幸せになれるお話もそうない。大好きです。
期待を込めて星4つ。まず絵がきれいです。恋愛に真剣になったことがない的井。デザイン事務所でお仕事を始めた新人だが、まず指導を仰ぐことになった先輩、中野は。。
多くを語るタイプではないが、頼りになり、優しい中野。次第に的井は中野に引かれてゆく。。
こんな先輩or上司がいたら好きになってしまうよなあ、という魅力的な中野さんでした。
ただ、最近読んだSTAYGOLDそれから(2)に登場したコウの上司(女性)のように、お仕事として尊敬し慕う相手を、恋愛対象として見るか、という難しい問題があるかも、と読んだ後に考えてしまった。
もちろん職場での恋愛はあり得るのだけど、それがお互いに大切な人生のパートナーになるかどうか、というのはまた別の要素かきっかけが要るような気がする。
ともあれ、お仕事と恋愛が無理なくお話として流れていくので、読んでいるうちは何も気にならないし、応援したくなる素敵なカップルでした。
これまで恋愛にはなげやりだった的井が素直になって赤ん坊のおうに恋をするのがかわいかった。
以前より気になっていた作品です。やっと読みました。デビュー作ですね。
まずタイトルが素敵ですね、美しい響き。
絵がスッキリしていて綺麗です。
そして特に中野さんのキャラデザがすごく好きです。一重の垂れ目、ニコッと笑うと可愛い。性格も頼りになる年上男前で最高です♪
受けの的井は、セフレはいても恋を知らない、まさに恋愛低温男子ですね。お顔は美人寄り。
ただの同僚の2人でしたが、一緒にご飯を食べて、酔った的井がうっかりカミングアウトしてキスしてしまい、関係が変化します。
そのキスシーン(特に2回目)が、とっても色気があっていいです。特に中野さん。キスされて自覚するというか、急にグイグイくるところがすごくカッコいい♡
的井も中野さんに惹かれて、初めての恋に戸惑います。
中野さんは急速に距離をつめてきて、自分の気持ちを真っ直ぐに向けてくるところが、とても男前で素敵です。
そして見開きの告白シーンがヤバかった〜。めっちゃキュンとしました。
とにかく中野さんが魅力的でカッコよくて、的井が惚れてしまうのもわかる!という感じでした。自然体で素敵な攻め様でした♡
エロ描写は無しでしたね。カジス先生はエロを描かない主義かな?くっついた後のイチャラブを見たかったな〜、ちょっと残念でした。(イチャコラしてるシーンはあるにはあります。)
職場の方々も魅力的なので、続編を描いてくださらないだろうか。でも大人がお付き合いしてるのに、エロ無しはキツイですね、う〜ん。
エロが無いのは残念でしたが、ただの同僚だった二人が、徐々に距離を縮めていって、恋人同士になるまでを丁寧に描く素敵な作品でした♪
短編も収録。
こちらもほっこりする内容でした。でも受けの子があんまり好きになれませんでした、残念。
こういう見た目と佇まいのキャラに めっぼう弱いんです→中野氏(攻め)のこと。Tシャツ&チノパン率高くて、絶対!人たらしだし、さりげなく後輩の面倒見は良いし、同期からの信頼は厚いし、弱ってる時に欲しい言葉をピンポイントでくれるし、軽率に触れてくるし、哀しそうに笑うし、人一倍 独占欲強いし、最後 溺愛してくるんだよ!!うん、知ってる。知ってるけど何回も読みたい。
だって、こういうキャラからしか得られない養分が この世にはある。
同時収録の「YOUR HOME」がかなり良かったです。
恋人同士に訪れるビタースイートな期間が上手く描かれていて。
こんな短編もっと読みたいなぁ。
「たゆたう琥珀」
【BLアワード2023 】BEST 次に来るBL 9位
BL仲間から薦められて、アワードノミネート作でもあるので読みました。
めちゃくちゃ良かったです!
次にくる部門、投票順位変わる位でした。
正に番狂せ!
恋愛よくわからない、セフレ関係が楽でよくね?って男の子が本当の恋を知って成長していくお話です。
もうね、セリフ少ないですよ。でも、表情でとても伝わるの。アングルも良い。漫画が上手だなーと思わされました。セリフやモノローグで長々と書かなくてもちゃんと伝わる。
転職先の出来る先輩に惹かれていく、駆け引き、大人ゆえの余裕と初々しさに対しての可愛いなって想い。2人共の心情に共感できます。
1冊丸ごと表題作だと思って読んでたらあっさり終わってしまったので残念。
続編あるのかな?
同時収録作も、包容力攻めと1人でぐるぐるしちゃう受けのお話でこの2人も可愛かったです。
エッチなシーンは無いですが、心の動きがしっかり描かれているので、キューンとしますし満足度が高いです。読むと人に薦めたくなる作品です。
表紙のイラストでは決して選ぶ事がなかった作品です。でも、中の絵は好きでした。カラー苦手な作者さんなのかな?
オススメしてもらって、素直に読んでみて良かったなーと思いました。
職場の先輩後輩、ローテンション、いいですよね!
ただ、読み終えてなんか物足りない…、なんかほしくて気持ちが揺蕩う。
丸っと一冊表題作だけで読みたかったですよね。そして、
やっぱりちょっと展開に唐突さを感じてしまいました。
受さんが就職した会社にいたデキる男・攻さん、いい先輩。こんな人職場にいたら100%慕うし頼りたい。新人にさらっと説教番長かまして、その後わだかまりなくちゃんと面倒みてって、圧もないしまさにオシャレ会社にいそうな素敵な先輩ですやん。とはいえ、就職したての職場の先輩に、カミングアウトさらっとしちゃって、キスまでしちゃうって、受さんがどういう覚悟(つか心情?)だったのか捉えられず、「お?」ってなりました。なんだか、イケる気がしたのかな?(イケたけど)
受さんの危うさを放っておけない気分は、先輩からめちゃ伝わってきましたw。
世話焼き兄さんをメンターにして、恋愛DTが情緒を育みながら大人の階段のぼる、中目黒を舞台にしためちゃくちゃ今どきな作品ですね。
同時収録の”ユアホーム”も社会人と大学生で、なんだかキュンとする可愛さが短髪黒髪の受さん(たぶん)にあって、身長差だし攻受のビジュアル好みすぎるし、これはこれでじっくり読みたい気がしました。
お初の作者さんでした。
試し読みで面白そうだったのと、絵が好みだったので読んでみました。
メインのお話1つと、短編1つ。
恋愛なんて面倒くさくて、セフレなんてヤったらじゃあまた、っていうスタンスの的井が就職した先で出会った中野と恋をするっていうお話でした。
セフレにはある意味冷酷なほどに興味を持たない的井なんですが、何故か中野には惹かれて、初恋だから態度が不自然になってしまうのが可愛かったです。
攻めは良く出来た子でして、地味なスパダリ君でした。
的井の態度から、自分の事気になってる?→俺はお前の事気になってるよ、とか恋愛上級者しか言えんセリフじゃないか?
体調不良になった的井に自分ちで待つように言うとか(そんでニヤニヤしちゃってるんですよ、この男)、やり手過ぎて驚いた。
告白まで先回りでもう…男が相手って事に全く戸惑いもなく、見た目地味寄りなのに出来杉クン。
描き下ろしは2人の続きなんですが…そのさらに先が見たかった!
短編は付き合ってる2人のちょっとしたすれ違い?のお話でした。
収録されている2作品とも雰囲気は良かったのですが、とくに表題作は急展開すぎたかなと思いました。
一番気になったのは、2人の気持ちの変化。あまりに恋になるのが早すぎる気が...
受けは元からゲイですし、今までと違う雰囲気の人に出会ってきゅんとしていくのは納得できます。
けれど攻めが...
受けにセフレがいたことがわかって、1度キスをしてから意識し始めて。
この流れはわかるのですが、そこからの気持ちの変化をすっ飛ばしで好きに移動したのが疑問でした。
ページ数の都合でしょうがないのかもしれませんが、どうせなら1冊まるまま表題作でじっくり読ませてくれたほうが良かったと思ってしまいます。
個人的には、同時収録作品のほうが好みでした。
年下受けをしっかりと諭してくれる、大人な攻め。この2人の関係性が好きです。
①たゆたう琥珀
尊いってこのこと・・・!二人の関係が本当に尊くて!ずっとこの空間にいたい・・・。
人と真面目に付き合ったことのない(人を好きになったことがない)ゲイ・マトイ(セフレはいた)と、就職先の教育係・ナカノさん。ある日、酔っ払ってマトイからキス、我に返ってあやまると、「気持ち悪くない」とキスを返してきたナカノさん。そこから、縁の無いはずの感情が、マトイのなかに湧きあがってきて・・・。
スパダリとかではないんですが、ゆるって包み込んでくれるナカノさんの心地よい包容力がたまらないです。
②YOUR HOME
こちらも優しい〜心が満たされる。ヘラヘラ(ニコニコ、かな?)してるからって、傷ついてないわけじゃあない、というお話。
よかったです。
絵がお上手だし、紙面全体がすっきり美しい。
ストーリーとしては、最初は的井の冷めた感じ、表情のかたさや言動などかわいげがなく、中野と出会って、どうくっつくのかしらね〜なんてフラットに淡々と見ていたんですが。
お互いちろりと意識した感じを出しつつ、的井からのキスの後、中野が近寄っていってのキスでおお!となりました。
ここからはもう萌えどハマり展開です。
その後、中野が的井の後頭部を抱き寄せる図に萌え。
そのまま一緒に寝る図に萌え。
(頭を抱く、一緒に寝る絵大好き)
その後、更にお互い意識していることをさりげに描きつつ、中野の言葉に涙する的井。
恋愛は面倒だし、中野といると苦しいけど、今まで自分の中で蓋をしてきたいろんな感情が溢れたんでしょうね。
冷めてて割り切っていたけど、心のどこかで憧れていたような、自分には無理だとあきらめていたようなものが、中野なら大丈夫、変われる…と思った涙。
自分の気持ちを伝えなきゃ、ともじもじする的井に中野から言うのもいい。
ここでタイトル回収。
タイトルのつけ方もお上手です。
ここから先は的井がかわいくてかわいくて。
的井から中野に抱きついちゃうし。
付き合い方がわからないと聞くし。
またすぐ抱きついちゃうし←めっさかわいい。こんなん中野でなくてもメロメロですやん。
的井の「特別」が回収されたのもよかった。
ラストのコマも甘えていてかわいかったです。
中野が的井の頭を抱いているのが萌えポインツ(2回目)
前半、ローテンションでかわいげない的井が意識的に描かれ(まんまとはまりました)。
それがあっての後半、たたみかけてきました。ギャップにやられました。
それもわかりやすいデレではなく、的井というキャラを保ったまま、初めてのことに戸惑いこうなるのね。という説得力がありました。
中野も、最初から的井のことが気になって、密かにかわいいと思っていて。
ごちゃごちゃ言わず大人な行動がかっこいい。
それでもかわいい的井にデレてるところがわかるというね。
このさじ加減が絶妙にお上手だと思いました。
中野のタレ目もかわいい。
シーモア限定特典も的井のかわゆさきてました。
何かあったらとりあえず中野に抱きつく的井(かわゆすぎ)
「よしよし」する中野(好き)
何この2人かわゆすぎ!!とまた萌え。
もうこれ続編決定でしょ!!と勝手に私の中で思いまして。
ここからの、かわゆい2人がもっと見たいです。
どうぞよろしくお願い致します(土下座)
とりあえず先生のツイッター見に行きます。
デビュー作から、絵もストーリーもよくて、ベタな展開使わず、エロもなく、これだけおもしろい作品を描かれるのすばらしい才能とセンスですね。尊敬〜。
次回作めちゃくちゃ楽しみです。
評判の良さと、Twitterで見かける後日談漫画が気になって。読後に先生のTwitterかpixivで是非お読みください。満足感が増します。的井くんが本編より可愛い感じ。
的井のバランス感に若い子はこんなもんかしらと思ったり。エッチシーンはないのに彼がセクシーに見える瞬間があるのがお上手。
恋愛になったのはどのタイミングなんだろう。互いに好意の下地があれば一押しで恋人になるのかなという気もする。的井くんは今まで恋愛経験なかったけど、単純に好みのタイプ=中野タイプに出会ってこなかった可能性。年上でやや世話焼きな中野タイプ。
15年ぐらい前に流行った絵柄にちょっと今どきプラスな感じが好きです。
電子限定おまけ漫画5枚 イライラ中野さん
読んでいてきゅ~んとなる作品でした。
特別を作らない、恋を知らない的井が、職場の先輩・中野に初めて恋をするお話。
中野がいい男だなーと思う。こういう人に心惹かれちゃうのわかる。
ただちょっと展開が早いかな。
的井が入社して1ヶ月。寝坊で会社遅刻して、中野に少し説教されて、その夜中野とごはん食べに行って、終電無くなって中野宅へお泊り。
彼女いる?いない?の会話から、的井が中野へ突然のキス。その後ベッドで今度は中野から的井へキス。
話の展開としてはドラマティックでドキドキしちゃうんだけど、的井が中野に惹かれていく様子がそんなに描写されていないので少し唐突に感じてしまったのと、中野の方からキスした真意がイマイチわからなかった。元々中野も的井に惹かれてたのかなぁ?それとも酔った勢い?雰囲気に流されただけ?
そこからお互い意識し始めて、あとはトントン拍子にまとまっちゃうわけですけどね。
的井が「特別を作らない」ことにこだわってた理由、どうして「中野だけは特別」なのかもよくわからず、最初に出てきたセフレのお兄さんちょっと可哀そうだったな。
あとね、正直言うとですね、エロが欲しかったです。
やっぱ中野はノンケなんで、的井の身体も受け入れるってことでガツガツいっちゃうところ見たかったなー。
すごくキュンキュンする展開もあって好きなんだけど、引っかかる点も多くて残念。あとやっぱこの話にはエロ必須だと思う。
同時収録『YOUR HOME』
既にお付き合いしているカプのお話。
ちょっとしたすれ違いを経てお互いの気持ちを再確認する感じ。
けっこう好き。
◆たゆたう琥珀(表題作)
今っぽい、と感じた作品でした。デザイン会社に入社した的井の新人っぷりとか、とてもリアル。生意気さはないし、素直に謝れるし、緊張感も持っていて控えめだけど、目覚ましをかけ忘れて遅刻する学生気分の抜けなさ、詰めの甘さが今時っぽいなぁと。そして、面倒だからというよりは、今まで誰かを心から好きになったことがない故に、恋人をつくれないと思い込んでいるところも。そんな彼が初めて恋を知って、中野だけに可愛い隙のある顔をたくさん見せるようになって。中野は楽しくて仕方ないでしょうね。意外な組み合わせでしたが、お似合いなカップルでした。
◆YOUR HOME
短編でしたが、2人の馴れ初めを読んでみたいと思うほど魅力的なカップルでした。こちらも見た目だけだとアンバランスで、お互いどうしてこの人を選んだの?と気になってしまいます。ふらふらしているように見える方が、実は相手のことを信用していて精神的にどっしり構えていたり。安東の荒療治で渉も少し視野が広がったんじゃないかなと思います。
試し読みして気になったので拝読しました。
デビュー作との事ですが、コマの使い方が上手く読みやすかったです。絵も好みでした。
誰かを好きになると言う事がわからない的井くんが、入社した会社の先輩である中野さんを好きになり、両思いになるお話。
この的井くん、悪い子じゃないのですが、いろいろと社会人としての自覚が足りなくて大丈夫なのかなぁ?と思う部分もありました。
そういった部分はきちんと指導しながらも、的井くんを放っておけず気になってしまう中野さん。
二人がお互いを好きだと自覚して、思いを伝え合うまでの道程がじっくり描かれています。
残念ながら、くっついてから多少のいちゃいちゃまでしか描かれていませんのでちょっと消化不良気味で。
的井くんのはじめての恋愛、この先がぜひ読みたいところなので続編を希望します!
過去セフレはいた的井くんですが、好きな人である中野さんとの初夜が気になります…
中野さんに甘える可愛い的井くんの姿を見てしまった手前…もう少し先まで見てみたいです。
的井くんは嫉妬するのか?とか、中野さんに嫉妬された時どんな反応するんだろ?とか考えると、続きを描いていただくしかないなと。
読みたりなかったので期待を込めてこの評価です。
pixiv番外編にある手を繋ぐ話は心にグッと来ました。
的井くんの濡れた琥珀の瞳同様、心も揺れ動いて幸せを感じていて欲しいと願います。
また素晴らしいデビュー作を発表した作家さんに出会いました。
心が定まらずに迷い揺れる琥珀の瞳。
素敵なタイトル。
センスがある作家さんだなぁと思います。
洋服や小物なども含めて、ちょっとしたコマの絵柄も意味深で素敵です。絵もデッサンも上手なので、読んでいて違和感がまったくありません。
無理にグイグイ進めていかずにリアルな行動と心情が丁寧に描かれています。また、物足りない感じも無駄な感じもなく上手にまとまっています。
でも、できればその後のふたりの話や1冊丸ごとふたりのお話を読みたかったです。
会社の先輩と新人として出会う攻めの中野さんと受けの的井くん。
これまで出会ってきた恋人やこれまでしてきた恋愛と違うからちょっと戸惑いつつもふたりの恋は自然に始まっていきます。
いや~、かわいいです。ほのぼのしちゃいます。初々しいです。
頭をポンポンするのって好きになっちゃうきっかけのひとつですよね。さりげない優しさあがる中野さんは尽くしちゃうタイプですね、きっと。
今までと違うのがなんなのかまだ分からない22歳の初恋。セフレとの経験はあるけど初心な的井くんは些細なことにドキドキしそうです。
そんなふたりのつづきをもっと読みたいなぁと思ったら、Twitterやpixivで前後の話も読めるので、気になる方にはおススメです。
『恋愛』に情や熱をもてず、カラダの関係だけで過ごしてきた的井晋太郎。セフレだと思ってた男に『付き合おう』と言われるがやはりその気にはなれず、別れる。
『お前には、この気持ちわからないよ』と、、、
新しい職場に慣れようとする日々寝坊で遅刻、
先輩同僚中野に叱られるが、
『事故とかあってなくて』とかなり心配していた様子。
ひょんなことから中野に自分は恋愛に向いてないのでセフレ、しかも最近切った事を話してしまい、、、
キスをしたけど、Hしたわけでないのに、ナチュラルに腕枕して寝ちゃう中野さん、今まで他人の家では寝れなかったのに中野さんに包まれた晩は寝ることが出来た的井、
この時、今までにない初めての感情が的井の中でぐるぐると、、、
その感情が何かわかった時、自分が自分でないと感じた時の新たな的井が可愛い、、、
付き合うことへの不安を一つ一つ言葉で態度で取り除く中野さん男前過ぎる!!
電子書き下ろしの禁煙ネタ小話あり
シーモア特典は、私もその感覚やったことある!!!!!!って叫んでしまいました。
一緒に収録されてる『ユア ホーム』
お互い執着してるけど、全身全霊でぶつけて見せてくる渉と人当たりが良く人垂らしのような征司。
自分を信じて欲しくて一週間距離を置こう宣言をした征司に意地になった渉はやけくそのように征司の店に行かなくなるけど、、、
まぁ、ふたりにはイイスパイスなのかと、、、どんだけ互いが大好きなんだよ〜!!!
電子で購入し、あまりの素晴らしさに紙でも購入しました。
早々に今年ベストが出たと思いました。
まず作画がとても丁寧で美しいです。
キャラクターのファッションや社内、自宅インテリアなど、細部にも目がいきます。
ストーリーもとても良い。
会社先輩×後輩です。
恋を知らない受が、攻と出会い人となりに触れ、理屈ではない『惹かれる』という感情を知っていきます。
どちらかがただガツガツいくのではなく、互いに一歩ずつ恋に踏み出すシーンは自身にも覚えのあるもので、人が人を好きになるということの普遍さを本当に素敵に表現されています。
恋とは暮らしの中にあるものなんだよな、という当たり前のことを瑞々しく描いた本当に秀逸なBL作品です。
これがデビューコミックスとは。脱帽です。
カジス先生のTwitterに二人の小話が上がっていてそれも楽しいですよ。
先生がこれからどんな物語を描いてくださるのか、とても楽しみです。
ずーーーーっと気になってた作品‼️
的井くんはセフレはいるけど恋愛はしないタイプです!だから冒頭読むとこいつほんと付き合えるんか???と思っちゃいます。
でもでも、中野さんに出会ってからちょっとずつ変わってって頼ってって触れたくなってみたいな!ちょーーーかわいい!!
いざと言う時も好きな気持ちも口下手だから言えずにいても、中野さんが的井くんの言いたいこと伝えたいこと全部わかってくれるもんね!
気持ち伝えてからの的井くんはたまったもんじゃねえです‼️可愛い‼️一緒にいたいって‼️はあ‼️
これからもどんどん悩んでいちゃらぶしろよ‼️
恋愛するのが面倒で「セックス以外に相手に求めるモノは何もない」というドライな考えを持つ的井。
セフレが自分に本気になったらそこでその関係もおしまい、スッと気持ちを切り替えていて。
そんな的井が職場の先輩・中野と出会い、初めての恋を知るというお話でした。
恋人は要らないから身体だけの関係を望む、という的井の考えはクズっぽく見えましたが
悲しい過去があるとかたくさん遊びたいからとかそんな理由ではなく
「恋愛は面倒」だという信念をブレずに貫いているだけなんですよね。
だからこれまでの相手が悪かったわけでも的井がクズなわけでもなく。
ただ彼のその信念が揺らぐような人とは今まで出会えていなかったのだろうなと思いました。
だからこそ、的井の心が動くような出会いがあったのは素晴らしいことだな、と。
ドラマチックな出会いでもなければエピソードもないけれど、日常のなかで自分を変えてくれる存在と出会えたら毎日が幸せで輝いて見えるんだろうな。
熱く想いを伝えたり激しく求め合うような場面はなくても
静かにしっかりと想い合うふたりを見て穏やかにキュンとできるお話でした。
私の中では大事なことなので最初に記しておくと、こちらの作品エロがほぼゼロです。自分の中で「このあとめちゃくちゃ……」と勝手に思ってます。
すごい満足感。読んだあとに、よかったなぁって深く思いました。
まず、絵が好きです。キレイです。みんなが着てるお洋服から履いてる靴まで細かくお洒落に描かれているし、表情も丁寧で読んでいて心にスッとみんなの気持ちが入ってきました。
「好きなんだなぁ」「嫌なんだなぁ」「悲しそう」「嬉しそう」ってわかる絵を描いてくれていて読んでいて楽しかったです。
「22歳の春、初恋を知る」
とても素敵なお話でした。
私は表紙に一目惚れして手に入れて、大満足だったので少しでも気になった方はぜひ手に入れて欲しいです。
セフレはいるけど他人に興味もなく、恋愛したこともする気もない的井。
新卒で入社した会社で先輩・中野に出会います。
会社では指導者的ポジションの中野、めっちゃいい先輩でいい人でした。
的井がゲイって知っても引いたり態度変わったりしないですし。
むしろ的井を意識してるんですが、優しくて包容力ある系。的井も好きになっちゃうよね、という人です。
的井は恋愛とかしたことがないから、中野への気持ちにどうして良いかわからなくなります。
顔とか態度に出てしまうんですが、それを察知してくれる中野のおかげで自分の気持ちに気付けるというか。
エロはないんですが、二人の気持ちの変化や関係性を丁寧に描かれていて、共感できたし良かったです。
包容力のある年上彼氏と、恋愛初心者の可愛い年下彼氏の関係性に萌えました。
セフレがいた的井は、性に奔放なビッチというより
割りきった考えのいまどき男子感でした。
ですので、「ビッチが好きな人ができた」というよりも、「恋愛を知らない人の初恋」という純愛のお話だったと思います。
セフレだった水谷さんもいい人で、的井もったいない事したなー、と思ってしまいました。
穏やかな気持ちになれるお話でした。