ギンモクセイの仕立て屋 下

ginmokusei no shitateya

ギンモクセイの仕立て屋 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神241
  • 萌×288
  • 萌28
  • 中立8
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
35
得点
1649
評価数
369
平均
4.5 / 5
神率
65.3%
著者
マミタ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784199609008

あらすじ

灯生のプロデュースのおかげで店が少しずつ軌道に乗り始め、安堵する生吹。
けれど銀行からの審査が下りず、落胆しかけたその時――――
灯生が自分のレストランを開くための融資を、生吹に譲ると言い出した!?
あまりにとんでもない提案に、生吹は驚きと動揺を隠せない。
ところがその裏には、二人が初めて出会った夜に交わした想いが隠されていて···!?

店の再建とプライドをかけ、互いに過去を乗り越えた男たちの愛と再生の物語―――!!

表題作ギンモクセイの仕立て屋 下

仲村灯生 30歳,元メートル・ドテル
高林生吹 35歳,脱サラして祖父のテーラーを継いだ店主

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:あとがき

レビュー投稿数35

ストーリーが良い

上下巻一気読みしました。
マミタ先生の漫画は読み応えのあるストーリーが魅力ですね。
キャラクターも特徴があってわかりやすいというか、言い方はちょっとあれかもしれませんが、こんなキャラ前にもいなかったっけ?感がなくて楽しいです。

本編はエロ少なめですが、描き下ろしは中々でした。
ソックスガーター沼に落ちた人も多いのではないでしょうか。
あとはスーツが性癖の方にもたまらない仕上がりとなってます。

攻めがたまに子供っぽい顔する時結構好き。

1

ギンモクセイが結んだ愛

下巻への期待を大きく超えた内容に恐れ入りました。

めっっっちゃ最高でした!!
特に2人の気持ちが通じ合った瞬間なんて…萌えが大爆発。灯生のカッコよさにドッキュンされて、生吹の準備万端にキューンときて…魂が抜け殻になりかけました。


描き下ろし含め、最後の最後まで魅了されっぱなしでした。高評価を獲得する理由も納得。
今まで読んだ事のないストーリーだったから結末がどうなるんだろうって、それだけが頭の中にありました。

恋人同士になるんだろうなってのは分かるけど、その経緯ですよね。2人の想いが、好きの熱量に差がなくなってピッタリ合わさっていくのが本当に良かった。


灯生が抱えているものが分かってグッと深みが増した下巻。彼と生吹が出会うに至ったキッカケや、生吹の店をプロデュースすることになった経緯などが語られていました。

自分の店に対する理想と現実の乖離に悩まされる2人の立ち場がどこかリンクしていて、だから灯生は生吹に惹かれたんでしょうね。
自分の夢も託したいというか、一緒に夢を追いたいというかね。
灯生のピリついていた感情が、生吹のワンワン泣きで毒気抜かれたーって感じでしたよね(^ ^)


生吹の元カレのことも描き下ろしでしっかり回収してくれて嬉しいです。しかもマウントの取り合い…面白すぎでした!


上巻で謎だった2人の出会いや、灯生が生吹に執する理由、生吹の元カレのことに関しても全部知りたい事がスッキリ。上下巻ともに最高の作品でした。
これからもたくさん読み返していきたいです。

2

ふたりで。

灯生が自分あての融資をギンモクセイに譲るといった後はさすがにもう少しモメるのかなーと思ったけれど、意外にあっさり受け入れた生吹。
でも大切な店を守りたい生吹の気持ちはこれまでにすごく伝わっていたので、その選択をしたのもストンと納得できました。

灯生の言葉は何か裏がありそうで深読みしてしまいがちなのだけど。彼自身とても真っ直ぐな人なのでその言葉にも裏はなくて、それがまた生吹の心を解していったのでしょうね。
ギンモクセイのために自分がどうするべきか?というのを違う角度から見ることができたし、逃げていた元彼との問題も解決。
生吹の人生はすごく良い方向に向かっていったのがよくわかり、灯生との出会いが素敵なものだったのだなと改めて感じました。

そして灯生がヴィンセントを辞めた理由とギンモクセイへ来た理由が明かされ、わりと謎だった彼の心が見えてくると。少しずつ甘くなっていくふたりの空気感がもうたまらん…!視線が交わっただけでもすごくドキドキしたし、彼らの大人な絡みもしっかり見れて大満足!
幸せなところに着地してくれて本当に良かったです。
ギンモクセイのその後も気になるので、またふたりのお話が読めたらいいなと思います。

1

つぶれ掛けの仕立て屋復興物語w

二人の出会い~押しかけてくるまでの真実。
攻サイドのお話ですね。
同じように、家の仕事に誇りを持ち、自分も同じ道へ
そこからの葛藤と苦悩。
偶然ひろった受の気持ち。
なぜ、どうしてが繋がっていくのが面白い。

二人の距離感も少しずつ縮まっていくのも
ニヤニヤが止まらずみてしまいました。
受が思いのほかエロイ話の牽制するエピソードも好き( ´∀` 笑
イケメンがちちくりあってるって素晴らしい。
ありがとうございます。
邪で申し訳ございません。
もっと長くみていたい二人でした。

1

ギンモクセイの仕立て屋 (下)

下巻では攻めくんのこれまでが明らかになります。どの描写も美しいの一言。働く男もスーツ男もマミタ先生の描かれる男性はカッコイイ。振舞いや仕草がどれも素敵です。肩から腕にかけてのラインが特に好き。お話は受けちゃんもお仕事に対して真摯に向き合うようになり、二人でこれからを見据えてがんばります。そこに愛情がちらつくのが可愛い。元カレが出てきて嫉妬したり、描き下ろしではめちゃめちゃエッチな受けちゃんが見られたし、なんだろ、二人のいろんな表情が見られてすごく満足。とてもドラマチックなお話でした。

4

ひたすら生吹がおいしくない?

灯生の融資を譲る?というところから灯生の過去編へ。

だからだったんですね、こんなに生吹のお店を一緒に必死で立て直そうとしてくれるのは。自分のしたいことに気がついて生吹に惚れて。

生吹がお隣のお爺さんから灯生が偵察に来ていた時のことを聞いたり、ホテルでのことを思い出したりしてたまらなくなって。
こんなの好きになっちゃうよ〜!

なんかいいですね。酔って弱って泣きついたり、カッコ悪い所も見せたり、コンプレックスをキレイだと言ってくれたり。
正直どんだけ美味しいの?モデルばりの優秀イケメンが協力してくれて好きでいてくれて、ずっとお店を一緒にやっていくと思ってくれて。

最後の元カレと灯生の商談というかマウントの取り合い?恋人の元カレにあんなこと聞かされたら引くわ〜。
まあ恋愛面も立て直せて生吹良かったね!

2

荒んでいた人生に訪れた転機

 下巻ではお仕事要素は薄まり、灯生の過去、灯生と生吹が初めて会った夜の出来事などに重きが置かれ、BL的な面が濃く描かれていました。上巻でそれなりに仕事面も描かれていたのでこれでバランスがとれているような気もしますし、一方で軌道に乗せかかった店をさらに安定させたとか、2人が新しいことを学んで成長したとかいう事実が欲しかったような気もして、正直仕事面に関してはどっちつかずの評価というところ。

 ただ、上巻のレビューでも書いた通り、灯生と生吹のビジュアル、性格の組み合わせが自分好みだったので、多少の粗はそれでカバーされてしまい、2人のやりとりや濡れ場に萌えたので、萌えセンサー基準で素直に評価してこの評価にしました。黒髪短髪褐色の肌にソックスガーターを身に付けている生吹、それを最後まで脱がさない灯生、最高でした。一夜を過ごした相手を追いかけて再会し、職場でもプライベートでもパートナーという座を勝ち取った攻めの一途さと執念。そういうものを求めている人なら十分満足できる作品だと思います。

3

西島さんにも何かいい事があるといいな。とも思います。

失意の生吹と灯生が出会ったのは、" 運命 "だなぁと思いました。
出会うべくして出会ったという意味ではなく、互いを埋め合える…、" 貧しきときに受けたパンは命ほど価値がありましょう "的なものを感じました。

灯生に対して、上巻では、謎の元メートル・ドテル、敏腕のプロデューサー、生吹に好意を示すけれど何故そこまで?という印象でした。下巻を読み、少し灯生が理解できました。
生吹の精神的な成長も感じ、ただ灯生に頼りきりの男で終わらず、きちんと言葉にできる様が廉潔で、とても好感が持てました。

6

読んで良かったです!

上下巻まとめてのレビューです。

亡くなった祖父から譲り受けたテーラーショップの売り上げが落ち込み廃業寸前であることを悩む生吹。
彼の前に現れた謎のイケメン、テオが、店のリニューアルを提案。協力を仰ぎ、二人でお店を立て直していくというお話。

上下巻なので、お店がどん底から這い上がっていく様子も、二人の関係が近付いていく様子も、ちょうどいいペースで無理なく楽しめます。
上巻を読み終わった時には、テオの生い立ちから何から謎のままだったので、シンデレラストーリーばりに展開していきますが、下巻で人となりが知れると途端に作品の厚みが増し、私は二人のことが大好きになりました。
テオの心の傷が愛しく、どうして生吹の力になろうと思ったのかも良く分かり、自然と応援したくなります。
名前の呼び方が変わったり、心に掛かることを素直に口にしたり、小さいエピソード一つ一つがとても可愛らしいです。
二人にはいつまでも秘密を持たずに話し合いをして、末永くパートナーの関係を続けていってほしいなあと思えます。

巻末書き下ろしの元彼今彼対決も楽しかったです。

下巻のカバー裏のマミタ先生のあとがきマンガで、二人は大人だからもっとちゃんとベッドシーンが書きたい、あれが書きたいこれが書きたい、だから1話増えました、っていうのがとても嬉しかったです。全8話にしてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。

9

最初の夜を教えて。

ああ。作者が描きたかったのは、コレだったのだな、というのが分かる下巻。

灯生があんなにも愛していたレストランのメートル・ドテルを辞めた理由。
一般的に。飲食店業界にもゲイは多そうなものだが。灯生は仕事がうまくいかないイライラと。横暴なシェフに「ホモ野郎!」と怒鳴りつけられた事が引き金となって。仕事を辞めてしまう。当て付けの様に、新たに自分の店を開店しようと準備をしていたが、それも簡単には行かない。そんな夜。生吹と出逢ったから。それは灯生の運命を変えてしまうのだ。
物語は、生吹が酔っていて覚えていない、という最初のあの夜に全てがあった。というロマンティックな側面を見せていく。
生吹が記憶を飛ばす程酔っていたのには、もちろんうまくいかない店の事もあるが、失恋も大きな原因だったと思う。独りが心細かったのだ。仕事の過程でその因縁の元彼とも対峙して行く。何と。ただ脱サラしていただけだと思っていた生吹は、アパレル業界では有名な三条商会に勤めていたという。これは…。あの「100年コート」で有名な会社をもじっているよね。業界でもその物作りと品質管理に厳しいことでも有名だ。なるほど、生吹にはテーラーには及ばないものの、その素地はちゃんとあったのだろうと思わせる。
そして、元彼とは社内不倫の関係だった。他の作品だと元彼というものはとんだゲス野郎か、重たく復縁を迫るアブナイ奴だったりするのだが。本作では驚くほどライトに描かれている。「描き下ろし」での、イマ彼・灯生 VS 元彼・西島さんの、マウントの取り合いを実にポップに描いていて、私は本編中で、この「描き下ろし」が一番好きかもしれない。
攻め様はいつだって「ウチの子一番」話をしていて欲しいものだから。

灯生が愛してやまなかったレストランから物理的に離れて。その業界からも離れて。恋をしたから、生吹と生きることを決めて、テーラーを切り盛りしていく事にしたのは、生き方を柔軟に決めた様でいて、ちょっぴり切なかったりもする。彼の経験は何にだって役立つかもしれないが、それでいいの?と思ってしまう。憧れのメートル・ドテル、加瀬さんに再会したら。灯生は何と言うのだろう。
そもそも。灯生はメートル・ドテルである必要があったのか。
テーラーにしてもレストランにしても。どちらかの業界に絞って少し深掘りして欲しかった。欲張ってこの2つを盛り込むには、この上下巻では足りなかったのではないか、と思っている。スーツやソックスガーターにこだわった、という割にはそれが描けていないのも残念。あんなに膝下を絞ったパンツ、素材は伸び伸びストレッチなんだろうか。きっとテーラーでは扱わ無い合繊だろう。
上巻に続き、テーラーというのに、職人さんが1人も出て来ない。
若い人にスーツを着せたいから、小物のサブスクというのも可笑しい。なんて。細かいところが鼻について、肝心のロマンスが頭に入って来なかった。
タイトルの芳しい筈の「ギンモクセイ」もそれほど上手く掛かって来ない。
ただ「描き下ろし」の可愛さに「萌」評価とさせて頂きます。

7

立て直したものは、、、

 『テーラー ギンモクセイ』を灯生と共に立て直しに奔走する生吹。
 どうにか、店は少しずつ息を吹き返してきた。
 最大の難関、銀行の融資が降りず、灯生がレストランを開く為の融資を譲ると言い出し、、、
 
 下巻の物語の軸になる、灯生と生吹の出逢いは店が初めてでは無いらしく、、、生吹は直ぐには思い出せず、、、
 
 ふたりの出逢いに繋がる過去と約束の話。
 
 プライドを掛けたお店と人生の立て直し。

 タイトルに隠された二つの意味がわかった時のスッキリ感。

 書き下ろしは、エロス爆発のアレでございます。
 そして、私大好き『年下攻め』です!!!
 

5

読み応えあるお仕事BL

久しぶりに読み応えのあるお仕事BLを読みました!!
お仕事もの、大好きなんですが、
BLという枠の中でやるとどうしても恋愛とお仕事のどちらか一方に偏りがち。
なかなか満足のいく作品に出会えず残念に思っていました。

が、こちらは見事に両立しています!
お仕事BLとしても学びがあり、読んでいて頭に「?」が浮かばない、
恋愛とお仕事が同時進行でバランス良く進んでゆく。

そして最後はしっかりとBLらしい流れとエンド!

大変楽しませて頂きました!

5

日高ショーコの『日に流れて橋に行く』のBLバージョン

既視感あるなと思ったら日高ショーコの『日に流れて橋に行く』でした・・・。
受けが『日に流れて橋に行く』の虎三郎で攻めが『日に流れて橋に行く』の鷹頭そっくりです。キャラもろパクリでした。被っているのは服飾というテーマだけかと思ったらキャラまで激似とは・・・・・。

5

最高のパートナー

上巻でモヤモヤしていた、テオがギンモクセイを救わんとする理由が冒頭で明らかになった下巻(思ったよりサラッときた。上下巻なのでこのくらいすっきりで良かったです

二人の出逢いの時のベッドの引きのシーン!(88ページ)、、天才?天才なんですね?ここでまたグーっと!気持ちが!すごく読ませる、巧みな作品だなと思います。

終盤のセックスシーンも、色気があって素敵。ウブキは気にしているようですが、色黒な肌も精悍な顔立ちとマッチしていて、色気が引き立ちます。

読ませるのがうますぎて、すぐに読み終えてしまったのだけが残念でした!素敵な本です。

2

マミタ先生のスーツは戦闘力が高い

マミタ先生の、「ねぇおんなのこにしてあげる」の攻めがドタイプの私に最高のご褒美作品ですね。

スーツは男の戦闘服=萌の破壊力
女はなんびとたりとも入れない異世界。それがスーツ、テーラーです。異論認めます。
しかもストーリーとスーツとエロがマミタ先生の絵柄にマッチして大変読みごたえ有ります。

生吹(受)は祖父から銀座の老舗テーラーを譲り受けましたが、毎日閑古鳥状態。
何とか打開しようと焦りますが上手くいかず…。そこにお客として来店した灯生(攻)から痛恨の一言が…。から始まります。

1話からグイグイ引き込まれました。
生吹の接客(上手い、早い、安い)に対しての返しが「牛丼」は、旨いなぁ!
間違えた。いや、違くて、比喩が上手い。いやいや、誤解ないように牛丼は旨い(笑)

2人で老舗テーラーを立て直すストーリーですが、
お仕事BLとしても優秀で、スーツ話というより経営コンサルタント的な目線で勉強になりました。
上巻では、いかにお客様に来店して頂くか、銀行からどう支援を貰うかを主軸としてましてラブは少なめです。

下巻で一気に伏線回収&エロ補給。
店を救いたかったが失敗した男。と、
店を救いたいが方法を知らない男。

ややもすれば、生吹が一方的に依存してもおかしく無い関係ですが彼なりにも必死で考え、泣きながら素直に吸収する。生吹だけでなく、灯生も救済される。頼るだけでなく、お互いを尊重する。


お祖父さんの切ない前置きが有ったからこその、生吹の「助けて欲しい」は感動的。そう!言えた!お祖父さんはそれが言えなかった。
その一線を超えた瞬間ですね(生吹君記憶無くしてますが(怒)
ただ運命を待っているのではなかった。

後半のエロに力を入れたのか、生吹のホテル時代が若干早足だった様な。
あと、その融資はリアルで有りなのかな?

エロは褐色+スーツ+ソックスガーター+ギャップ受け+嫉妬=でお分かり頂けると思います。
私の萌えスカウターから煙が出てしまう破壊力でした。

1度読んだ後に最初から読み直すと灯生は入店する時どれだけ緊張した?とか、覚えて無くてキツく当たったの?とか想像が更に膨らみました。

コミコミ小冊子が嫉妬でフェ○してしまう素敵なお話なんですよね。電子にならないかな

13

上下巻のBLってはずれがない!

これもすごくよかった!
スーツ萌えの方はみんな読むべし!!
あとソックスガーダーって初めて知ったんですけど
超エッチでした!

キャラクターもすごく魅力的だったので
もっと読みたいです!
さらに続編をお願いします!

7

ソックスガーターありがとう

上巻を勢いよく読み終わり、下巻も突っ走るように読みました。
やはり好みのキャラだと読書がはかどるはかどる。
キャラだけじゃなくて、お話も面白いので両方で楽しめて満足度がかなり高かったです。

同じ目標に向かって進む、パートナー同士のBLってやっぱりいいなぁと思いました。

年下だけど頼りになるテオが、年下っぽく可愛いヤキモチを焼く描き下ろしも最高でした。
マウントの取り合いワロタ。
そしてエロいアレが期待通り、いやそれ以上にエロかった!
先生こだわりのソックスガーター、大正解。
エロさマシマシでした。

不倫男も登場しましたね。
…不倫男までカッコ良いとは何事か⁉︎

また何処かで2人を描きたいとマミタ先生がおっしゃってるので、めっちゃ期待しております♡

11

久しぶりに最高のBLを読んだ

この先何度も読み返すであろう最高の作品に出会うことができました。美しくて優しくてあたたかい物語です…読んだ後に優しい気持ちになれました。生吹さんのこれまでの後悔には自分にも当てはまるようなところがあって、わかっていても一歩踏み出すのはとても難しい。心から信頼できる人と出会えて成長していく生吹さんが魅力的です。
いじらしいカップルが好きなので、なかなかエッチしないのが最高に刺さりましたw

6

いい男の余裕のない顔だいすき

すごい、ドラマを一本見切った気分。ちゃんとBLな上にストーリーまで壮大で引き込まれた。スーツを着たスラっとしたイケメンふたりがずっと出てきて目にも良い。攻めの灯生の顔面が特にツボ。
受けの生吹が祖父から継いだ店をふたりで立て直していくお話。灯生がなんでも卒なくこなして生吹のサポートをしていく中で、その根底にあるのが愛だと知り灯生のことをさらに好きになりました。ほんと素敵なお話。
あと、なんでも卒なくこなすイケメンが余裕を無くした顔って最高ですよね。

3

テオにも辛い経験があったのね

何故テオがギンモクセイを手伝う気になったのか、その理由が冒頭から明らかになります。
そうなのか、テオも辛かったんだね。そして、円満退職だと思ってたのに、実は辞めざるを得なかったなんて。
お客様としてお店を見るのと、スタッフとして内側からお店を見るのとは違うとは分かってるけど、夢と現実の差というか、これはしんどいよ。
才能があって異例の出世のせいもあるから余計にやっかみを受けたんだろうけど。
こんなテオが生吹と出会い今までと違った仕事で才能を生かすことが出来て良かった。
仕立て屋を成功させる話がとても面白くて生吹の元カレの存在は忘れてました。そう言えば妻帯者の元彼が居たんだっけ。生吹が肌色を気にしていた理由が明らかにされてないよね?何でなのかな?元カレに何か言われたのか、母親が外国の方なのか?
あとテオが上司と恋人関係にあったのか。
まだ謎が残ってるので、これは続編がありそうですね。
スーツ姿は本当に美しい。もっとベスト姿とか見てみたい。

4

受の天才がいました

上巻でウォーミングアップ、下巻から一気に体温も評価も上がりました。

上巻は受視点ではじまって、下巻は攻視点ではじまるんですが、
上巻では灯生が好みすぎ!て思ったのに、下巻では生吹が受の天才!!!と感心し…普段は大人しそうにみえて、いざというときに積極的にエロい受は最高ですよね!!

二人で頑張った甲斐あって、ギンモクセイのビジネスも上手くいきそう、そして、
二人のLOVEも盛り上がる下巻!最高でした。あぁ、だから灯生はここにやってきたんだ~の謎が解明します。事実を確認すると色々腑に落ちます。しかも思ってたよりいい奴、生吹を好きになった理由が正解すぎて(”好きに理由とか必要?”も正解)萌え転げました。

そして、なにより、、私の好物である
-受を抱きた過ぎてTNKが痛くなる攻
‐元カレ攻とのマウント合戦
-受の靴下止め
をたっぷり堪能できるというご褒美。ありがとうございます!!

普段のお仕事ではグイグイリードしてるから、年下攻って印象が薄かったのですが、
やっぱり年下攻だ!可愛い!と思えるエモい場面がちょいちょい出てきてキュンしました。
(”玄関でやった”は元カレに自慢すると思う。)

コミコミさまのリーフレット(お勧めです)では、受がさらにすけべを発揮(こーゆーとこに年上感ある)、
しかもそのモチベーションは”(攻が)気持ちよくなってくれるの うれしい”って流石天才。お客様にちょっと意地悪された受をさりげなくフォローする攻の包容力が素敵でした。
これからどんどん”好き”が加速していきそうな二人、もっと読みたい…。

9

恋が実った瞬間、うち震えた。

上巻から引き続き。

下巻はスピーディーに展開していった上巻に比べると
お仕事面は少しスピードダウンし、その代わりに今度は
二人の恋愛面に焦点が当てられてゆきます。

上巻までは頼りなげだった生吹も灯生の影響か、この下巻では
仕事も恋も流されることをやめ、自ら決断し、自分の道を歩み始めます。

そして、灯生がまだメートル・ドテルとして活躍していた頃の過去や
生吹がすっかり忘れてしまっている二人が出会った夜の回想が綴られ、
これまでどこか謎めいていた灯生についても明らかになってゆきます。

これまで強気で、飄々としていて、いまいち掴み所のない
灯生でしたが、本当はこんなにも一途で献身的な男だったのね!

初めて二人が出会ったあの夜、「好きな場所を守りたい」と
涙をこぼす生吹に自分の気持ちを重ねた灯生。
ただの一目惚れにしては随分と入れこむなぁと思ったら、
その根底には仕事を愛する者としての共感があったんですね。
自分は守ることができなかったからこそ、生吹の店を守ることで
自分の夢もまた叶うのだと、錯覚したかったのかもしれません。
そう思うとちょっぴり切なさが…。

その後、律義に「ギンモクセイ」を訪れ、
生吹からはすっかり忘れられていたのに、
「助けてって言われたので」と何のこともないように
生吹との約束を守ってくれた灯生、かっこよすぎか…。

一方、灯生の助けによってお店の経営が回復の兆しを見せると、
店が立ち直ったら灯生が自分の元を去ってしまうかもしれないと
不安に駆られ始める生吹。
いつのまにか灯生はかりそめの救世主ではなく、生吹にとって
いなくてはならない大切なパートナーとなっていたのでした。

そんな中、生吹に灯生と初めて出会った夜の記憶が蘇ります。
灯生をギンモクセイに呼んだのは自分だった。
自分が灯生を忘れていたのにもかかわらず、あの夜の生吹の
「助けて」という祈りに、見返りもなく応え続けてくれた灯生。
全てを思い出した生吹は灯生への想いが溢れ出してしまいます。

そして、ここからは二人の恋が一気に加速してゆきます!
灯生の元へ駆けつけて想いを告げ、さらには自分から灯生を誘い、
キスをして、抱かれてとろけまくり…と、生吹のとんでもない
エロエロ変化っぷりにびっくりしてしまいました///
日頃とのギャップがすごいのなんのって…あどけなきエロって最強にえっちだ!

事後には生吹からのまっすぐな思いを込めた告白も♡
というか、もはやこれってプロポーズなのでは…( //Д//).:*♥
灯生、尽くし尽くして、やっと報われてよかったね!

ラストはビシッと決まったスーツ姿で睦まじくお店に並ぶ二人に、
この先も仕事のパートナーとして、恋人として、末永くお幸せに。と
多幸感が満ち溢れたエンディングでした。

描き下ろしは灯生vs生吹の元カレエピソード。
生吹のことで大人げないマウント対決をする彼氏たちに笑いました。
そして、普段はクールで余裕たっぷりなのに嫉妬を隠そうともせず、
子供みたいに拗ねてしまう灯生には母性本能をくすぐられました♥
そんな恋人に愛を示すべく健気に尽くす生吹が最高にエロスでした///

5

仕立て屋さんはエロいですよね

上巻で分からなかった攻めの灯生の過去と、受けの生吹との出会いを知ることができます。
助けてあげたいとか好きになった理由は些細なことかもしれませんが、だからこそその理由もすんなりと納得できました。
疲れた時、どうしようもない時に見た笑顔に惚れちゃうのも、リアルですよね。しかもゲイ同士。運命感じちゃっても無理ないですよね。

生吹も灯生と過ごすうちに成長して、より逞しく成長してきます。ただ与えられるだけじゃないのは、年上受けだからかもしれません。

途中でキスだけで止まるシーンがあるのですが、そこがとてもよかったです。キスするふたりもエロいんですけど、我慢したときの「クッソ、ちんこ痛え…」にサイコーすぎて頭抱えました。
そこで惚れちゃうよね~ってなるの、ありえないと思うでしょ?でも、読んだら納得しますから、ぜひ読んでみてください。

ちゃんと生吹が自分の言葉で灯生と付き合うことを決めます。
流されたようになることも、絆されたようになることもなく、有機振り絞って気持ちを伝えていてかっこよかったです。

下巻では生吹の元カレ西島が出てきます。でもとてもいい人で、あっけなく過ぎ去っていく過去でしかありません。
描きおろしに描かれた灯生とのマウンティングはおもしろかったです。


描きおろしの玄関でのエッチはホントにエッチです。
最後に生吹が灯生の脚に自分の脚を絡めるんですよ、そこがめちゃくちゃいい!!エロいんです。

あとがき(紙書籍ならカバー下かな?)に描かれていたんですが…
マミタ先生が大人同士のエッチだから2ページじゃなくて10ページ位描きたい、ソックスガーターが描きたいと思ってくださり、それを了承してくださった編集さんに感謝です!
これがあったからこそ、じっくりふたりを読めたからこそ、上下巻を満喫できました!!


この作品を読んで、仕立て屋さんはやっぱりエロいと改めて思いました。
スーツはエロい。ソックスガーターはエロい。褐色の受けはエロい。

ぜひ、またこのふたりの続きを読みたいです。


時々登場するゴトウさんとギンはある意味、ふたりのキューピッドかもしれません。

7

ウブキサン…

レビューした事が無かったのですがこの作品は続編が出て欲しいという気持ちから初めてレビューします。

5年間くらいBLから離れて、半年前くらいに戻ってきて月間50冊くらい買い漁ってます。
急接種のせいか最近は脳死でも読めるエロたっぷりな作品ばっかり読んでたのですが、スーツでお仕事BLしかも褐色受けに惹かれて上下巻読みました。
お仕事BL好きだった事を思い出させてくれましたし、後半のエロで充分楽しめました。

続編が出たら購入間違いないです。
素敵な作品をありがとうございます。

5

スーツはやばい、スーツは最高だ

生吹以外にエロい!

2

\お仕事×バディ×スーツ/の皆大好き三点盛り‼︎

上下巻の長編でしたがストーリーが面白くて、一気に読んでしまいました!!

上巻では灯生って一体何者!?本当の目的は何!?って所で終わってからの下巻。
ミステリアスだった灯生の過去が明らかとなり、なぜ生吹のお店だったのか、なぜ生吹に惹かれたのか…と言う答えが分かってスッキリ!!

泣き虫な生吹さんが可愛くて可愛くて…
生吹さんの「お店を守りたい!」と思う純粋な気持ちが荒んでいた灯生の心を動かしたんだなぁ…と、しみじみ。

上巻ではお仕事パートがメインなので、お店の再建を楽しく見守りつつ、下巻の「お仕事のパートナー」からの「ラブラブえっち」のギャップが最高〜〜!!!

大人同士ならではな艶かしいエロが堪らん!!!!!!
生吹さん、誘い方えっちすぎません!!!??
もう、序盤のヘタレさは何処へ!?と思う程、積極的で大変えっちでした。少し小慣れた感じも年上っぽくて萌♡

スーツと言えばお約束のソックスガーターも勿論ありますよーー!!!!BLにおけるソックスガーターって何であんなにえっちなんでしょうか…!!?

描き下ろしの元カレvs今カレのマウントの取り合いはずっと見ていたい……
本編以上にエロエロな描き下ろしに大満足でした!

7

変わったのは受様だけではなく

今回は一流レストランの元メートル・ドテルと
祖父のテーラーを継いだ新オーナーのお話です。

攻様事情と受様の元カレを絡めて2人が恋仲になるまでと
受様の元カレに嫉妬する攻様の続編短編を収録。

受様は祖父の職業に憧れ
祖父が銀座で営んでいた老舗テーラーを継承しますが
祖父の顧客の足が遠のくと閑古鳥が鳴きだします。

そんな受様に店のプロデュースを持ちかけてきたのが
銀座の一流レストラン「ヴィンセント」の
元メートル・ドテルだった攻様です。

攻様の父は「ヴィンセント」のオーナーで
攻様は店のメートル・ドテルだった男性に憧れて
店の就職しますが、

暴言を吐いたシェフを殴って辞めることになり
自分の店を持とうと準備を進めていた時に
受様と出会うのです。

攻様は受様の店の共同経営権を得ることで
自分の店向けだった融資を受様の店に向けてくれ
受様は攻様のくれたチャンスを生かすべく
新たな営業プランを提案します。

提案先は老舗のメンズメーカー会社で
受様の元職場で元カレが務める会社でもあり
受様としてはあまり使いたくない伝手だったのですが

全力でサポートしてくれる攻様を見て
受様もまた変わる決意をするのです。

果たして「ギンモンセイ」の再生はかなうのか!?
そして2人の恋の行方とは!?

既刊「ギンモクセイの仕立て屋  上」の続編で、
元メートル・ドテルの攻様とテーラーの受様の
恋物語になります♪

本作で攻様事情が見えてきた事で
受様と読者には謎だった攻様の助力の動機が見えてきます。

受様が男前な展開がすごく好きなのですが
最初はヘタレていた受様が攻様に刺激されつつ
頑張っていく様子はたいへん好ましく

攻様によって受様が変わっていったように
攻様を変えたのもまた受様だった事が見えてくる展開が
とっても良かったです。

そして攻様が初カレでない受様が
とっても"エロい"という設定に激萌えでしたし
描き下ろしの続編で
攻様と受様の元カレ対決に笑わせて頂きました♡

読了感も爽やかで良き2冊でした (^-^)v

4

ただただ目の保養

男前✖️ビシッと決めたスリーピーススーツ。これ嫌いな人類っているんですかね??
もうなんぼあってもいいですよね。過多供給なんぼです。

もういわずもがなマミタ先生の描くスーツ姿男2人、スタイルよくて眉目秀麗でほんっとにステキでした。

人生につまずいた男2人の出逢うべくして出会った救済の物語。お互いを見つけられることができて本当によかったと思わせてくれるラストでした。

個人的にスーツのベルトゆるめるあの仕草、手の形含めて大好きです。

6

鳥肌立ちました、マジお勧め致します

素晴らしい、素晴らしい、本当に素晴らしい、鳥肌立ちました。期待を上回りました。絵が好きすぎる、巧い。泣き顔が本当に泣いている。セリフに重みがある、そしてスーツの威力たるや!キスやセックスシーンが満載なわけじゃないけどスーツを着ていてもちゃんとBL的萌えを随時感じてドキドキする。かつ漫画としての満足感がすごい。すごくいい話。テーラー自体のお仕事内容だけでなく、自営業者の営業や融資や経営の話もちゃんと描かれていて嘘っぽくない話。かつスーツ自体もすごく丁寧にテクニカル的にも正確(私には判断材料がないですが)に描かれている感じがして全体的にいわゆるお仕事BLっぽいのかな?と思いますが、くどくないというか、ちゃんと主軸がブレずにBLなので読みやすい。お仕事BL基本苦手ですが話の邪魔をしない、ここまで骨太に仕事の話なのにくどくなくて、ちゃんと二人のラブストーリーの脇役でいてくれる。おしゃれで壮麗な話、目の保養になる。銀座に久しぶりに行きたくなります。一つのキスの威力もすごい。そしてセックスに至る過程もセックス自体も(電子で読みましたがちゃんとチン見えます)見事でした。どの角度から見ても面白い、最高の漫画でした。
攻めの灯生くんの雄みたっぷりなかっこよさは犯罪レベル、生吹くんを応援する必然性がちゃんとあって人生を仕切り直して切り開いている感が素敵だった。受けの生吹さん、褐色肌はヤバい、でガーターベルトもヤバい。性格が可愛い、必死に頑張っている感じが応援したくなる。ちゃんと弱さを認める強さがあり、灯生くんと出会って前に進んで行く姿が素敵。こんなフェラ顔が可愛い人がおりましょうか、いやいない。
すごく楽しみにしていたので本当に読めて嬉しいです。誰に頼まれたわけでももちろんないですが、とにかくマミタ先生をめちゃくちゃ推したいです。絵もうまいし、話もうまい、エッチ描かせてもうまい。素晴らしい漫画家さんかと思います。

9

あらっ

あらっと思ったのは、下巻の冒頭のシーンでここだけ雑誌で読んでいた事が判明したからです。
どうりで上巻から既視感がありました。

上巻で灯生がギンモクセイに連れてきた客が言ってた「ヴィンセント」が、灯生がメートル・ドルテをしていた一流レストランの名前だったと知ることが出来ました。しかし、この店の料理長が最悪でした。
こんな店潰れたら良いのにと思っていたら、オーナーが灯生の父親でした。その後の店がどうなったのかも知りたかったかも…。

そして灯生がどうして生吹の店の手助けをしたのか、理由が徐々に明らかになってました。
それに伴って2人の関係が深まる様子も、とても自然で良かったです。

灯生の思いを知って更に仕事に力が入る生吹も素敵でした。
下巻では生吹の色っぽさが爆発してましたね。両思いになってから積極的になって、下巻ではLOVE度もエロ度も増してました。

そして元彼上司との決別は男前でしたし、満を持して紹介された灯生の格好良さが堪りませんでした。

描き下ろしでは生吹の元彼とマウントを取り合う灯生にクスッとなりました。

もっとギンモクセイでの仕事が読みたかったので、ちょっと物足りなかったので萌2のままです。

5

生吹…!!!!!!

灯生の過去のお話から始まる下巻。

灯生の過去がまぁ…辛くて、
普通ならこのまま腐っていきそうな感じなのですが
そのタイミングで酔っぱらっている生吹と出会います。
上巻を見た限りでは生吹が救われたお話だと思っていたのですが
灯生も救われたんだなぁと下巻を見て思いました。
生吹は声をかけてくれたのが灯生(いい人)だったから良かったけど
これが悪い人ならヤバイことになってそうだな…と思いました(>_<)


下巻では生吹の元カレも登場しますが
勝手に想像していた修羅場には発展しませんでした。
もっとごちゃごちゃになるかと思っていたのですが…。
ちゃんと元カレとさよならする生吹。
そして二人はー…。

待っていた甘々展開です。
そこで灯生からとあることを告げられる生吹。
まぁそうだろうなぁと予想していたことですが、
生吹はびっくりして怒っていてそれが可愛かったです。



描き下ろしの今彼VS元彼の戦いが面白かったです。
ヤキモチやく灯生も可愛かったです。
エッチなんだな…生吹…!!!!!!
「エロかったけどムカつく」と言う灯生の言葉に激しく同意しました。
でも、その後の生吹の言葉が良かったです。(表情共に)



上下巻の割にはもめたりと言うことがあまりなく
あっさりと読み終わってしまったと言うのが素直な感想です。
でも、個人的にマミタ先生が描く猫ちゃんが好きなので
今回も猫ちゃんが出てきて嬉しかったです。

0

仕事と恋愛

上巻から一気に読みました。
下巻では、灯生がなぜ生吹を助けるのか?についてどんどん回収されていきます。
読み始める前は「外見も好みじゃないし好みの性格でもないな〜」
と思っていた生吹君に下巻ですっかり虜に…

読み終わった今では灯生君より生吹君の方が!かわいい…!そしてエロい!!
まさかこんなにエロい子だとは上巻では思いませんでした!
下巻を読んでから改めて上巻を読みかえすと生吹君がまた違って見えます。
上巻とのギャップにものすごく萌えました。


お仕事の部分についても、色々ある仕立て屋ものの中でも
よりしっかり描かれていると思います。
二人が大人として仕事にしっかり向き合い、悩み、
迷いながらそれでも毎日仕事をする所もリアルでした。

とにかくラストと書き下ろしの生吹君がエロ可愛いくて、大満足な下巻でした。

8

ステキなふたり

下巻を手に持って移動している途中、カラー画はどんなかな?と表紙を開いたら最後、洗面台の角に座ってラストまで読み終えてしまいました。いやぁ、二人とも同じぐらい好きなキャラっていうのは久しぶりです。

銀座にある祖父のお店を継いだ仕立て屋さん、ということで、もちろんスーツ姿がたくさん登場します。スーツのメンズはスタイルが良すぎて気になり、内容が入ってこないことがよくあるのですが、こちらも最初の数ページでそうかも…と思ったんです。2m以上はあるように見えるし(187cmらしい:本人談)、足が長すぎるよ〜とかね。でもその後はあまり気にならず、ストーリーに集中できました。

上巻はビジネスが中心。で、その上巻が下巻に効いているんですよね。絵も好みで、お店の内装や身につけているもの細部まで楽しめました。登場人物のバランスや登場頻度もちょうどよい感じ。何より「年下っぽくない年下攻め」が大変よかったです。ただ、裏表紙のあらすじと帯のアオリだけで、もう読んだ気になってしまうようなところはもったいないなと感じてしまった。

もともと仲の良い人と仕事のパートナーになるっていうのは、意外と面倒なことや嫌なことが多かったりする。でもこの順序なら、そして彼らならうまくやっていきそうですね。そう考えただけで癒されます。オフの日の過ごし方とか、家でがんばってご飯作って食べてるところとか…あと、スーツじゃない日はオールヌードでしてるんだろうなとか、勝手に想像してはニヤニヤしてます。

第7話の扉絵が特に好き♡


装丁 野本理香

8

出会ってくれて良かった

下巻では、灯生の過去から話が進みます。
レストラン「ヴィンセント」で働きたいと望み、憧れた人と同じメートル・ドテルになれたのに、辞めざるを得なかった事。
そして生吹との初めての夜に何が起こったか。

上巻では灯生が生吹を助けている一方的な関係かと思ってましたが、店の再建は夢敗れた灯生にとっても救いになっていました。

生吹の元彼登場で、元彼ザマァ展開にちょっとスッキリしました。
最低な事する人って、なんでいつまでも相手に好かれたままだと思い込んでいるんでしょう。

それから生吹が灯生をホテルに連れ込む展開が凄かったです。
生吹が積極的になると物凄くエロかったです!

お仕事BLとして、知らない世界の話が勉強になりました。老舗テーラーなど、人生で関わる事もなかったし、高級レストランについても同じくです。
そんな所で真摯に向き合って働いている2人が、生き生きと動いていてキラキラしてました。
そういう描写もしっかりと描かれていて、リアルさが増すというか入りこめました。

描き下ろしのマウント合戦で、ダメージ受ける灯生が可愛かったです。
生吹のアレエロかったし、ヤキモチ妬く灯生があざと可愛いくってドキドキしました。

9

お店と二人の立て直し+ラブ+エロ

上巻では生吹目線で話が進んでましたが、下巻では灯生目線から始まります。

灯生が前職「ヴィンセント」でどんな思いで働き始めたか、何故辞めたのか
また、酔っぱらい生吹との出会いが明らかになります。

いつも俺様で自信溢れる灯生も失意の中で生吹に出会っていたことや、仕事に対する思いを生吹といることで取り戻していた事がわかりました。
生吹だけじゃなくて、灯生も救われたんだな、良かったな。と思います。

それから、下巻でグッとエロくなりました。
え、ちょっ、生吹ってこんなエロい子だったの!?
上巻でエロがあまりなかったから、いじらしくて恥ずかしがり屋で可愛い子だと思っていたのに
イケメン攻めの灯生よりもエロいとか!!!
さ、最高でした!!
イケメン俺様な灯生が生吹といると可愛いくなってきてるような。
描き下ろしで、生吹の元カレ西島さんと灯生が、生吹を巡りマウント取り合うのですが(最高!)
そりゃあんな可愛いくてエロい生吹はモテるよなー、と思いました。

下巻、萌えまくりました。
上下巻でストーリー、二人のラブをじっくり読ませてもらい、エロい生吹も見られて最高でした!

8

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