夜明けの唄 2

yoake no uta

夜明けの唄 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神423
  • 萌×277
  • 萌25
  • 中立5
  • しゅみじゃない13

--

レビュー数
48
得点
2503
評価数
543
平均
4.6 / 5
神率
77.9%
著者
ユノイチカ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
シリーズ
夜明けの唄
発売日
電子発売日
価格
¥740(税抜)  
ISBN
9784910526126

あらすじ

「俺の気持ちは
伝えちゃいけないんだろうか」
「愛だの恋だの…必要ない」


海に落ちたアルトは、
流れ着いた先で西の覡・マニエリに
介抱されていた。

一方、不安に苛まれながらも、
南の海を離れられないエルヴァは
唯一、化け物が現れない新月の夜を待って、
アルトを探しに走った。

なんとか再会を果たすと、
張り詰めていたものが切れたエルヴァは涙を見せる…。
そんなエルヴァに、あふれ出る愛しさを
抑えきれなくなってしまったアルトはーー。

離れたぶんだけ、想う気持ちが深くなる。
一途なワンコ従者と無愛想クール主人、
急接近の第2巻。

表題作夜明けの唄 2

18歳,エルヴァの世話をする青年
26歳,海の化け物と闘う巫子

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数48

こんな美しいお風呂シーンがかつてあっただろうか

今回のハイライトはなんといっても二人一緒のお風呂シーン。
ついに!ちゃんとエルヴァからの「好き」が聞けた!(当初は正しく伝わってなかったけど)
そしてアルトもやっとちゃんとエルヴァに告白。
1巻に引き続き、1巻当たり1キスかぁ~。まぁでもほっぺにもしてるし!
ちゃんとBがLしています。

<注意点>
・1巻最後で登場した新キャラ、マニエリに関して:
攻めにちょっとでも受けっぽいキャラが近づくのが嫌な人はキツいかもしれません。
(実際はそんな心配は全くない、明るくて素敵なキャラなのですけれども)
私はそれよりも、彼の見た目がかなり女性っぽい(というか私には女性にしか見えん)のが気になりました。
この時ほど「頼むからノド仏は描いてください…」と思ったことはないです。
・スシュカはかなり言動がキッツイです。ぶっちゃけ、相変わらずヤな奴だな…と思いました。
でも皆とは違った方向から物事を見据える力がありますね。面白いキャラです。
・1巻2話にも出てきたアンナは確実にアルト狙いなので、ウザいと思う方は確実にいると思う。
・8話の最後であの囚人がモブ男性を崖から突き落とすシーンあり(タヒ)
私これ最初意味わかんなかったんですが、こちらのレビュワーさんのお陰で「黒海(化け物)が人間に乗り移れるよう、器となる生きた島民を運んできてる」と気付けました(感謝)。

<モヤった点>
この巻に限らないんですが、全体的にコマ運びやセリフ運びが分かりにくい箇所がちょいちょいありました。
(上述の崖シーンとかがそう)

この酒場のヒゲ男が、後の…!あー!言えません!
とにかく個人的に好きなキャラなんですw

0

離れたからこその想い

1巻目でアルトの行方がわからなくなってしまったエルヴァ様
戻ってこないアルトを心配するが、かんなぎ様のお役目も果たさなくてはと探しになかなか行けない歯痒さを感じるエルヴァ様
って感じの入りですが、無事に合流できてからの2巻目後半のアルトとエルヴァ尊すぎる
けど、途中見てるこっちももどかしいって叫びたくなる
この気持ちはアルト目線〜で読んでるってことだよね
ほんとにこの作品はBL好きじゃない方にも勧めたい
もっと広がれー!!


1

大型わんこ攻めへの萌えが過ぎる

1巻を読んでそのまま…になっていたこちらのシリーズ、久しぶりに1巻を読み返したら見事にハマってしまい、4月に出た新刊まで一気買い。

2巻でも、夜の海で戦う巫子たちの謎はまだまだ解明されず、もどかしい…!
なぜだか、とんでもなく不吉で不穏な予感がして、読み進めるのがちょっと怖い気も。。

一方、主役2人の関係は一歩進んだかな?

お互いの好き、という気持ちの表明(アルトは、エルヴァのそれは自分のとは違うと思ってるけれど)、エルヴァの「受け入れる」という言葉に表れた好意と覚悟にグッときました。

あとあと、アルトの、プレゼント渡して→屈んで→プレゼントに気を取られてるエルヴァ様にちゅー!
…この流れにやられた……アルト、大好きだよーーーっ!!

キスまでのお話なのに、とんでもなく萌えさせていただきました。
3巻にも期待✨

1

覡様という存在の切なさ。

恋愛面でかなり(1巻と比べたら)進展した2巻だけど……1巻の時点で二人の恋愛にしっくり来てない身としては、さらに置いてきぼりを食らってしまいました。
抑えきれない気持ちと罪悪感の間で葛藤するアルトを見ていて、切ないというよりは何だか居たたまれない。
お風呂シーンは本来なら読者サービス的な?のぼせちゃったアルトにニヤニヤするところなんだろうけど……正直私はあまり見たくないシーンだった。
多分私は、この二人に関しては恋愛要素はいらない、1巻1話のときのブロマンスっぽい感じのままが良かったと、いまだに思ってるんだろうな。

ただ、これまで自分は恋愛なんかと縁がないと思い込んできたエルヴァに、初めて恋の感覚が芽生えたところを丁寧に描いてくれたのは良かったです。
覡様になったからって、恋ぐらいしてもいい。

マニエリは可愛かったし、切なかった。
人間らしく泣いたり怒ったり弱音を吐いたりするマニエリに、改めて覡という存在の残酷さを思い知らされました。
マニエリもほんとに可哀想だし、同時に、ストイックなエルヴァもまた切ない。
早く、覡様たちが解放されてほしいです。

1

期待値以上の続編

第1巻があまりにも素晴らしかったので、否応なしに期待値が上がってしまう第2巻。
結果、じっくりと読み進めたい気持ちと早くページを捲りたくなる気持ちで忙しくなるほど面白かったです。
シリアスとコミカルのバランスも良ければ、作画も背景も美しい。衣装や装飾のデザインも素敵でした。

なんといっても、やはりストーリーが面白い。
メインとなるアルトとエルヴァのもどかしくも初々しい関係性の変化を描きながら、不穏で謎めいた伏線、新たな登場人物…と、先が気になって仕方がなくなってしまう。
海に現れる化け物の謎、エルヴァ以外の覡との出会い等、壮大な物語により深みを持たせるエピソードの描き方が素晴らしいです。
ダレてしまう回がひとつもないんですよね。ずっと面白い。
一体何が敵で何が味方なのか?覡に纏わる謎も深まり、先が見えそうで見えない展開の数々にどうしようもなく惹きつけられます。
そして、ストーリーはもちろんアルトの年若いがゆえの未熟な青臭さと、エルヴァに対する一途な強い想いが繊細に揺れ動く心理描写がとっても良くて。
強く美しいエルヴァの外見の印象とはやや異なる粗野な口調も、何も知らない赤ちゃんのような不器用さもかわいらしくて好きです。

物語も2人の関係にも深みが増した第2巻。
長編でこの作品が読めるうれしさを噛み締めつつ、第3巻も見守りたいです。

1

ますます面白くなる作品!

5〜9話収録

前巻終わりに新たに登場した西の覡さまマニエリがかわいそうで。
アルトに明るく奔放に振舞っていたけれど孤独では無いエルヴァのことを羨ましいと言ったり泣きながら海で対戦している姿にもう胸が苦しくてしょうがなくなりました。
それでもアルトが変にマニエリに優しくせず当て馬フラグ?が立たなかったことに安心もしたりして。いろんな感情がごちゃまぜです。
アルトとエルヴァだけで無く色んなキャラクターに想いを馳せることが出来る作品て良作ですよね!マニエリ救われてくれ…

そしてアルトとエルヴァの関係も変化する回でもあり。BL成分が増えてどきどきにまにまが止まりません。
エルヴァが慣れない人込みの中アルトを探す必死さ、そして再会したときのすぐに抱き合わずに少しの間を空けての抱擁にエルヴァの不器用さとどれだけアルトのことを大切に想っているのかが伺えるシーンですごく心打たれました。尊い。
あとお風呂のシーン、エルヴァのアングルやばい。えっちシーンでは無いけれども表情もすごくえっちでとても良かったです。ユノイチカ先生の絵力がすごいです。

次巻もますます物語が進みそうな締め方でドキドキハラハラです。何かゾッとするような秘密が明らかになりそうな気配がして楽しみです。

1

外の世界の広さ

 相変わらず美しい絵ですね。ストーリーも小説に引けをとらない重厚感があります。男同士である以前に2人の間にはもっと大きい壁があるので、良い意味でBLっぽさをあまり感じません。壮大で一途な愛の物語という印象が強いですね。アルトについては体は大きくなり見た目が男らしくなっても、中身はまだまだ子供のようなところが残っているところが可愛らしくもあり、少々頼りなくもあり。責任感や誇りを持って自分の役割を全うするエルヴァの人生はどう変わるのか、3巻で見届けたいと思います。

1

私の中でこの作品の印象ってこの2巻なんだなと
濃ゆい作画が好みじゃないとおもってたのに
ガッツン好みでした。
表紙で選り好みしてたの勿体なかった。

全作、気持ちを伝えてからの今回。
離れ離れの二人。
毎夜の仕事を投げ出せない気持ちと
失ってしまった相手を心配しどうしようもならない気持ち
少しずつの変化が愛おしい。
まさかあんなにガッツリ本葬してくれるって思わなかったよ。
愛しさと切なさと心強さt・・(殴

年をとらないはずの受は少し成長をし
病むはずの病にもかからない。
年月を経て、見た目の年齢が逆転してるので
思いのほか年の差があるのを忘れてしまうが
このくらいがちょうどいいのだろか。

1

BLに興味がない人にもオススメできる作品

BLに興味がない人も読んだら好きになれるという作品だと思います。ファンタジーの設定は魅力的で絵が綺麗でストーリーも大切に描かれているようです。

特に黒い海に回る色んな不思議なことをすごい気になります~ 海外からのファンですけど、2巻は楽しみにしすぎて英語版の発売前に日本語版を読んでしまった!マ二エリくんのことが好きで覡の皆さまのこともっと知りたくなっています。

何巻も読める気がします。素敵な作品ありがとうございます。

1

ファンタジーというよりもっと血の臭うなにか

「2」です。
「1」ラストからの〜別の地域の覡様に助けられて〜…のアルトの視点から。
これが西の覡・マニエリとの出会い。
マニエリは明るく、陽気で、でも覡の仕事に疑問を持っている。
エルヴァとは全く違うマニエリという存在に会ったアルトは…。

修道院の覡様に対する考え方、死刑囚に乗り移ったように見えた魔物…
エルヴァに告白して思わず抱こうとしてしまったアルト。
反省して距離を置こうとしてるアルト。
それが物足りなくて寂しくなっちゃうエルヴァ。
2人の間にある空気はだんだん薄くて熱をもつピンクいろへ?

…はそれとして、「2」の大きな山場は「領主様」の登場、ではないだろうか?
領主のシヨンは、エルヴァと同い年。
幼い頃、エルヴァはシヨンの住む館に住んでいた。
そして、シヨンはなにか知ってる。
エルヴァにはなにかがあった。
仄めかされてる。

1巻完結が多いBLにおいて、2巻目も終わって特別物語が動いているわけでもなく、それでも十分に面白く感じるのは珍しいように思う。
死刑囚に取り憑いた魔物が何かを企み、一方覡様を見回るレティも何かを企み、それはオカルトっぽい展開になるのかも?みたいに感じさせる。
私はオカルト好きなので、BL展開は無くても期待を感じる。

1

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