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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
1巻2巻合わせての感想です。
本当に本当におめでとう。
もう涙なくしては読めませんよね。
同級生として出会った2人が高校を卒業し、そしてあの日の20歳になったら結婚しようという約束を叶えるまでが描かれています。
後半の大泣きはやっぱり佐条のお母さんのエピソードですよね。もうこれは悲しかったな。
本当に素敵なお母さんで、最初に紹介した時から最後までずっと素敵なお母さんでした。
佐条とお父さんのやり取りも、しんどい展開ではありましたが、お父さんの気持ちも分かるし、物語だから2人を受け入れてくれる人が圧倒的に多いけれど、それだけじゃないよな、と思わせてくれました。
それと対象的な草壁の家族も、これまたとーってもいいなーと思いました。
結婚式のシーンではこれまでのメンバーがみんな登場します。
高校〜大学と時間は流れ、たくさんの2人の味方が今は周りにいるんだな。
本当に本当に温かい気持になりました。
幸せで美しい2人のラスト、終わってしまうのは悲しいけれど最後まで見ることができて心から幸せです!
O.Bからここまで一気読みしてきた結果が上記のタイトル名です。
涙が止まらなくて、明日の朝どうしようとか、泣き腫らした目を見て何か言われるだろうかとか、物語を読んでとめどなく溢れてくる感情の昂りを収めるために、そんなことを考えて気持ちを落ち着かそうとしています。
気持ちが一番高揚しているblanc♯2の方を先にレビューして、その他はまた後日書こうと思います。
言わなくても分かりますよね。こんだけ大泣きしてるくらい感情揺さぶられてるんですから、間違いなく神評価です。
正直、「同級生シリーズ」なめてたかも知れません。名作に必ず挙げられるレジェンド作品とはいえ、同級生BLじゃんって。
私はBL読み始めて今2年くらい。私も同級生設定の作品好きだし、自分でも結構そのジャンルは読んできたよな〜なんて思ってたわけです。だからそんなに差異はないと。
いや、もう、マジで、かなり、すごく、
ドカンドカン胸に大砲撃たれたくらいの衝撃で胸に響いたし、抉られました。
すごいね、本当にすごい。
ここまでの作品なかなか描けるもんじゃないです。「結婚」の2文字に捕われ、改めてその意味を考えて前を向いて進む光と利人の背中がまぶしかった。
一度は別れの言葉を口にして離れてしまった2人だけど、2人が一緒にいることの意味や一緒にいなければならない意味を考えることに繋がったと思います。
光と利人だけの「結婚」じゃないんですよ。
彼らに関わる友人や先生や家族がどれだけいたか。彼らを祝福する人たちが結婚式にどれだけ駆け付けたか。
みんなのための結婚式なんです。ベールを纏った2人の結婚式シーンはとても美しくて神々しかったー……
結婚のシーンが入った作品は数多くあるけど、私が今まで読んできたものの中では一番かも知れません。同性婚についての向き合い方とか、家族の反応や態度などが、切なく、悲しく、嬉しく、幸せに…丁寧に描かれていてすごくリアルだなと思いました。
もしも自分が彼らの立場なら…と頭の中で考えて、家族へのカミングアウトや、こうするああするって色々想像してみました。そんなことを自然と考えてみちゃうくらい余韻に浸れる作品でした。
書いてるうちにだいぶ涙も落ち着きましたが、このシリーズ作品熱は当分収まりそうにないです。
今後何年…何十年経っても、語り継がれるであろう名作だと思います。私も語り継いでいく側として、多くの方におススメしていきたいです。
色々とドラマチックな巻。
最終回に向けて…という感じで。
佐条のお母さんが亡くなって。
佐条のお父さんから罵倒されて。
でもそれでも。いや、だからこそ?
高校生の時に一度誓った「結婚」を実現させる。
とは言っても戸籍どうこうは今のところ無理なわけで、「結婚式」をする、という流れ。
燕尾服に生花のベール。
2人の結婚式、とってもきれい。
よかったね、若い2人。
そして思う。
薬学部の博士課程?の佐条と、ミュージシャンの草壁。
…の実際の生活ってどんなだろう?と。
どこに住むんだろう?いつ休日を合わせるんだろう?
とっても不思議よね。
でも2人なら。
他人には想像もできないような2人のルーティンができるんだろうね。
お幸せに!
#1でこっちまですんごいダメージを受けたけど#2で安心しました。てかすんごい泣けました、ティッシュ箱1箱分必要かな?レベルで笑
2人もここまで来て、、こっちまで嬉しいですもう母親気分。利人の恋愛が不器用なところがまたまたいいᐡඉ́ ̫ ඉ̀ᐡ♡
続編が楽しみすぎます〜♪♪♪
もっとイチャラブしてる2人がみたいな!!♡
同級生シリーズに出会えて私はホントに幸せ者ですこれからも中村明日美子さんを応援してます!!!
同級生からハマり、こちらも購入しました!ほんとに、音楽もいいし、絵も綺麗だし、エロ加減も含めて最高でした!Netflixで映画を見て、草壁くんの声が草壁くんでしかなく、初めて声優さんってすごい!って思いました!その後、囀る鳥は羽ばたかないも続けて見ましたが、矢代か草壁くんかっていうぐらいこの2作品は私が声優さんにも意識を向けたアニメーション作品になりました!どちらも映画(アニメーション)入りですが、面白すぎて所謂BL作品は初めてでしたが、全巻購入し、一気見しました!本当に神でした!
最近初めて「同級生」を読んで感動し、居ても立っても居られず、勢いでこの作品まで一気読み。
「同級生」では無理せず一歩一歩ゆっくり進む姿が魅力的だったのですが、blancは、怒涛の展開で圧倒されました。
酸いも甘いもかみわけた熟年カップル並みのドラマだったので、ここを見て、そうかまだ20歳そこそこでの物語だったんだな、と驚くなど。
それくらい厚みのあるお話です。
恋愛が一過性の熱病ではなくなり、生活に根を下ろしてくると、2人だけの閉じた関係ではいられなくなること。
家族とは、異なる考え方を持つ他人の集合体であって、家族だからと言って全てが分かり合えるわけではない事。
でも家族ではないからと言って、他人の親と分かり合えないわけでもない事。
何があっても動かし難い、たった一人の相手がいるという事。
そしてその事を大事にするという事。
…そんなことが凝縮して描かれています。
同級生シリーズに出会ってまだ間もない私でもこんなに感動するのだから、長年のファンの方の心境はいかばかりか。
早く出会っていたかったなあと、ないものねだり?したくなるくらい良かった!
すごく綺麗にまとまったラストでしたが、でも欲張りな私としては、彼らがそれこそ熟年カップルになった姿を見てみたいとも思ってしまいます。
いずれにしろ、素敵な作品をありがとう!という気持ちになる物語でした。
10年間、お疲れ様でした。
最後のあとがきも良かったです。
中村先生が用意したのは、きっとまっさらな何も無い舞台と幕だけ。
幕を上げた以上、幕を下ろさなきゃいけないという信念さえ感じられました。
無事、完結おめでとうございます。
色んな方の手にとっていただけることを祈って。
かなりダメージを負った上巻
何をやってんだよ君らは!って気持ちでいっぱい。そして彼らが自分を取り戻せるきっかけが…あぁ…しんどい
本当に、幸せな日はいつ終わるかわからないと、肝に銘じていかねばと、人生で何度も思うのにすぐ忘れてしまうんだよね。
同級生、卒業生、空と原、OB、卒業アルバムと全部読み返してここまでたどり着いてよかったなぁ。積み重ねがしっかりした作品です。あの一瞬一瞬がここに繋がっている。chapterの表紙とかね。
自分が真面目に向き合ってきたところに、自分を助けてくれる友人や家族がいるのよね。それは偶然ではなく。
普段レビューを全く書かないので、拙い文章をお許しください。#1と#2をまとめた感想です。
今までの「同級生」シリーズは、草壁と佐条の2人だけの世界の中で物語が完結している感じがしました。
しかし、今回の「blanc」シリーズでは、周りの人を巻き込んで、沢山の問題にぶち当たって、より現実味が増した物語だった気がします。
「好き」という気持ちだけではうまくいかない。悩みながら、喧嘩しながら、でも心から愛し合っているから、、今までの関係をいったんまっさらにして、2人にとってのこれからの幸せを再構築するという意味での「blanc」なのかなあと、先生の言葉から勝手に解釈しています。
自分でも何を書いているのかわからなくなってきました。私が本当に伝えたいことは、
「とにかく読んでください!!!!」
ということです。同級生、卒業生シリーズ、空と原、O.B.シリーズ、卒業アルバム(できれば)、
これらを読んだ後、このblancシリーズを読むと、いろんな感情がごっちゃになって涙腺崩壊です。特に#2のラストの結婚式のシーンはタオル必須です。その前から既に涙腺崩壊なんですけどね。
ここからは私が個人的にツボにきたところです。
#1の最後の方で草壁と佐条が電話するシーンがあるのですが、2人が同時に互いを「好きだ」と感じるところが堪らないです。
#2の結婚式のシーンでは、ヴェールをつける2人がかわいすぎます。スピーチを読む人が原先生なのもよかったです、、。
最後の佐条の回想(?)シーンでは、ラスト6ページは文字や言葉がほとんどないのに、2人や周りの人々の表情や様子から、こみ上げてくるものが大きくてさらに泣けます。最後に、「僕は幸せです」と言うのが佐条なのがなんかよかった、、。
私の中で間違いなく神作品です。「同級生」から始まるこのシリーズは一生、何度でも読み続けます。明日美子先生、こんなに素晴らしい作品達に出会わせてくれてありがとうございます。
新しい連載も楽しみです。
この作品を読むと自分と何もかも違うのに、同じ気持ちをあじわえる。
自分に眠る思い出が引っ掛かり、様々な感情があふれてくるんですよね。
スラスラ読めてしまうんだけど、そのスピードに置いていかれることもなく心がいろんな気持ちで重くなる。
生身に刺さる作品な気がします。
こうしてまた彼らの先を見せてくれたことに、感謝の気持ちしかありません。
二人には心からおめでとうと言いたいし、ずっとずーーっと幸せでいてほしい。
あの、同級生だった二人の、たどり着いた、ハレの日を見られるなんて、
ここまで描いてくださったことに感謝したい。
最初の「同級生」が出てから、もう10年以上たっているのですが、彼らの世界の時間はその半分くらいの速さで進んでいるのかな。
でも、それはそれとして、物語世界の中の時代認識が、確実に2019年の認識になっているのだなぁと、草壁がMVのロケハンに行った先での担当とのさらっとしたやり取りで感じました。
この、何気なさそうな、ごく自然に出た担当の彼の言葉の「だってへんでしょ」と、この後に続く、佐条父子の激しいシーンでの佐条父の言葉の中の「変」との対比に時代の流れを感じたし、また同時に、この時代感覚の変化を草壁が感じたことが彼に結婚式を決意させたのかと感じました。
とにかく、こんな風な、幸せな結婚式が描かれるのは、今、だったのだなと、あらためて感謝したいです。
1・2巻まとめて。
blancとは、フランス語で「白」。
フランスの刺しゅう糸の会社DMC社では、白blancの刺しゅう糸は1種類だけしか出していない。他の手芸用品会社は、青みがかったような白やアイボリーに近い白も展開しているのに、「我がDMC社の究極の白はこれだけです」と言っているようで、私はかねてより勝手に清々しく感じている。
「blanc」というタイトルで想起したのは、まずこれであった。閑話休題。
それにしても、紅茶の一滴でも落としたら、どん底まで落ち込みそうな装幀である。ふだんはカバー必須ですな。
タイトルから、まだ20歳になったばかりの「まだ若く白い」彼らが描かれるのかと想像した。が、違った。
2巻を読んで、「その白であったか」と、得心した。
前作「O.B.」を読んで、草壁と佐条の二人は「稀に見る奇蹟の二人なんだな」と思った。外の世界に何もぶつかっていなかったからである。
「O.B.」で、他の2カップルは、外との問題に何かしら悩んでいた。ハラセン・空乃組は、ハラセンが親へカミングアウトをすべきか悩み、空乃はそんなハラセンに寄り添おうと悩む。有坂先生・響組は、もっとすさまじく、響は両親とはほぼ絶縁状態らしい。有坂は自責の念から、娘にカミングアウトしてしまい号泣され泣き叫ばれる。(その後、娘とは和解するが)
「O.B.」の中では、草壁・佐条組だけが、二人だけでのけんかはあれど、お互い二人しかなかった。
「blanc」は、彼らが初めて、外の壁を感じ、悩み、苦しむ物語だ。
佐条が、大学受験模試会場への電車の中で過呼吸のような発作を起こしてしまう癖がついてしまった程、高校受験で家族をがっかりさせることを恐れていた理由は、父親がこういう人だったからなのかもしれない、と思った。
初めて外壁にぶち当たり、自分たちの関係に、外を巻き込み、関わっていく。それは、それでも、揺らぎないものがあったからこそ。
その揺らぎないものが何であるかを、彼らの物語をずっと読んできた私は、だからこそ知っているわけで。そのことに感動と愛しさを覚えた。
ところで、「卒業生 春」で、草壁が佐条のお母さんに贈ったCDが、シュガー・ベイブ(山下達郎らがいたロックバンド)だったことが、わかって感激した。お母さんの世代を考えてのシュガー・ベイブ! それにしてもシュガー・ベイブ! なんと通好みの洒落たセレクト! 思わず「Down Townへくりだそう~♪」と口ずさんじゃったわ。
同級生からblancまで早10年……
色々な思いが込み上げてしまい思わず涙を流してしまいました。
高校2年生のあの夏あの教室で出会った彼らも気づけばもう大人…
blanc2はとにかく辛過ぎる展開でしたが、最後に沢山の人達に祝福されている彼らを見て、「あぁ…この2人ならこれから先どんな運命が待ち受けていようがきっと大丈夫だ」と、そう思いました。
私の人生に置いて改めてこの作品に出会えた事に感謝したいです。素晴らしい愛の物語をありがとうございました。2人に永遠の幸あれ…
初めてレビューを書かせていただくBL初心者です。BLの世界観にハマったきっかけが中村明日美子先生の同級生シリーズでした。
作品はもちろん素晴らしいのですが、皆さんのレビューを拝見し、共感するたび何度も何度も自然と涙が…
まだ読まれていない方、ぜひ同級生〜読んでみてくださいね。
キラキラした高校生の頃の、ある意味二人だけの世界から出て、社会や現実の厳しさ的な事に遭って、色んな思いをしたからこそ溢れ出る素直な感情。そして二人が出した結論。素晴らしかった。思わず拍手した。フィクションだけど今の等身大の二人を凄く感じられた。まさに至高のラブストーリー。
待ちに待ってた2巻。
はやる気持ちを押さえつつページをめくりました。
感涙です。
佐条のお友達の宮村さん同様、嬉しくて感無量な気持ちになって、うるうるでした(;つД`)
てか、のっけからドキッとさせられちゃいました。
「やなゆめみた‥」って甘える佐条の姿に、うひゃあ(*゚∀゚)
変な声出さないよう口を押さえ方です。
草壁からのラインにドキドキしながら返事を返す様子に、1巻では草壁が同じようにドキドキしてたよなぁ、とにまにまです。
きっと、二人してスマホを手にドキドキしあってたんだろうなあ。
佐条ママは悲しいことになったけど、息子とも、そのパートナーともきちんと会話して関係を深め合えたのはよかった。
佐条パパとは、最悪な出会いになってしまったけども。
それでも、最後には今できる精一杯の歩みよりを見せてくれた佐条パパ。
親にとって、子供の幸せが一番なのだから、息子と息子が選んだパートナーを信じて見守ってほしいものです。
佐条のお父さんへのメッセージに泣きました(ノ_・。)
草壁の家族の方は、いいご家族で安心です。
草壁と草壁パパが同じような事言ってて、親子なんだなぁ、としみじみ。
そして、なんといっても結婚式(〃∇〃)
あの時の約束が、ここに繋がったのね(*´ω`*)
これまでに登場してたたくさんの人達が祝ってくれていて、本当に感無量。
主役の2人が入場する時の原先生のスピーチに、何度もうんうんとうなずいちゃいました。
その入場待ちの時に、2人がしゃべってるのもかわいくてにっこり。
そのくせ、頬染めて流し目の佐条の色っぽいこと!
ドキッとしちゃう。
草壁の歌、PVでぜひとも見てみたかったなぁ(*´ω`*)
結婚は、ゴールではなく新たなスタート、と言いますね。
ケンカも仲直りもするだろうし、辛いこと嬉しいこと、苦しいこと楽しいこと、2人でいろんな時間を過ごしていくのでしょう。
これから先のまだ真っ白な未来に祝福を(≧∇≦)
と、これからに思いを馳せていたら、なんと2人で暮らしている今がまた見れるんですね(≧∇≦)
嬉しい〜。
楽しみでしかない(*^-^*)
読んだら終わってしまうのが寂しすぎて先延ばしにしていましたが、やっと読みました。
最高でした...。色々な壁を乗り越えて、これからも乗り越えなければいけない壁は沢山あるだろうけれど、2人なら絶対に大丈夫だろうなと思いました。最後、2人の幸せな姿を見れてこちらまで幸せな気持ちでいっぱいになりました。
もう、素晴らしすぎて語彙力が追いつかないのですが、とにかくこの作品に出会えて良かったです。
12月からの連載が今から待ちきれません。
1巻と同じく少し寝かせたblanc
本編読む前に帯内側の文言で倒れてしまいました。
OPERAの雑誌買おうかな。
佐条お父さんそっくりね。
何というか頑固なところと、
好きな人が堪らなく大事でカッとなっちゃうところ。
草壁は外見はお母さん似だけど性根はお父さんに似たんだね。
大好きなお父さんの言葉をよく聞いてたんだ。
自分の言葉になってしまうくらい。
大きな節目としての一応最終巻かな。
オールスターズでした。
結婚式2人ともヴェールつける描写に悶えました。
最高です。似合う。
これからも大きな喧嘩をしつつもお幸せに。
P.S.
・草壁のおとーさん呼び萌えました。ありがとうございます。
・草壁父が名前に気付いてくれたの嬉しかった。そう、一緒なんです。
昔、自分の子供が生まれたら「利人」ってつけようかなって思ったくらい好きな名前。
ツライ展開の#1から長く待たずに一カ月で#2発売で本当に感謝です。ありがとうございます、これぞカタルシス。魂の浄化でした。
利人ママ、こんな事にならなかったら草壁とめっちゃ仲良しでライブ観に行ったりする関係になってたんだろな。
だけど、利人ママの病がきっかけで動き出した物語だった。
ここからは箇条書きで感じた事
利人が寝ぼけて友達に抱きついてキスしようとしたとこ。ツンキャラかと思いきやこう言う大胆な事しちゃうのがドキッとさせられるし、きゅんとするな。
お友達はこの発言から利人は、攻めと思ってるんだろうか?
光の義理父も凄く良心の人だった。利人パパからの酷い対応と相まって心が癒された。
光と光パパ2人が同じような事を利人に言うのも胸熱。血が繋がってなくとも、ちゃんと親子。
結婚式は、あのMVの下見に来てた会場
今まで関わった人達が勢揃い。
妬いてる?って光を引っ張って殺し文句と共に影に隠れてこっそりキスする利人に私もギャーーー!!!!ってなりました。
花嫁のベールすごく可愛い!
原せんの司会で、会場のドアオープン直前の2人のキス
最高すぎます、高まってこのシーンも泣いてまいます。
利人パパが持ってきたCD
利人ママあの時もうCDに入れる曲決まってたの?
利人と話してる時はまだこれからみたいな言いぶりだったのに。あと、リストになってたからってあの利人パパが察せたとは驚き。
[草壁君へ渡すCD]ってど直球のタイトルになってたんかな?
これ、草壁のCDと利人ママのCDのリストどこかに出ないのかな?
あったらみんな聴きたいと思うよ。
あと、CMコンペで評価されたから草壁の曲がCMになったんだよね?
あの会場で撮影したプロモーションビデオ見てみたーい。
こんな世の中だし長年生きていると、大袈裟かもしれないけど今日も無事に目が覚めてありがとうって思います。
今までのシリーズ作品、そして今回の彼等らしい結婚式に立ち会うことが出来て涙が止まりませんでした。
お母さんが利人に言った言葉に凄く共感出来ました。
そして私は親でもあるので利人の父親の気持ちも光の父親の気持ちも理解出来ます。
真っ白な気持ちのままで読んで欲しい一冊でした。
最後に明日美子先生素敵な作品ありがとうございます。「ふたりぐらし」も楽しみにしております。
この2人を追い続けてきて良かったなぁ、と心底思いました。たくさん悩んで悩んで、すれ違って、泣いて、やっぱりお互い相手と離れることなんて考えられなくて、元いた場所に戻ってくる。10代後半から20代前半という青春真っ盛りの恋愛としても、またはBLとしても、何かとても革新的な内容が描かれていたわけではないのです。描き尽くされているといえば、描き尽くされている。
それでもこのシリーズが多くの人の心を惹き付けてやまないのは、中村先生の唯一無二のタッチはもちろん、1つひとつのシーンをリアルに、丁寧に描き上げる技量と、それぞれのキャラクターが皆魅力を持っているからかなぁと思います。ストーリーも大事だけど、肝心のキャラクター1人ひとりに愛情を持って自然に動かす、そういう風に登場人物達を魅力的に描くことの方が実は難しいんじゃないかと、BLを一定数読んできた今、私はそう感じています。
描き尽くされているとは言いましたが、結婚式をこんなに丁寧に描ききってくれた作品は、少なくとも私が今まで読んできた範囲ではなかったかもしれません。2人きりでとか、身内だけでではなく、高校や大学の友人まで幅広く呼んでやってくれたのはすごく良かったなぁと。この日、たくさんの人に祝福されたという事実は、今後2人がより確固たる絆を深めていく上で間違いなく糧になるだろうと思います。何の偏見もなく、純粋に祝ってくれる人がこんなにいるんだ、ということを2人には忘れないでいて欲しい。佐条の父親への謝罪は、親不孝で、とか、何も相談しなくて、という意味よりも、母を亡くした日最後に吐いた言葉へのものだと感じました。父親と真に和解するチャンスは、これからいくらでも訪れるだろうと思います。
ラストシーンを読む頃には、
すでに涙でぐちゃぐちゃでした。
あとがきまで読んでさらに涙が止まらない。
利人ではないけれど、
ありがとうとお伝えしたい。
これ以上なにをいったらいいのか、
言葉がでません。
本当に
ありがとうございます。
あとがきにあるように、
この先いいことばかりではないだろうけれども、
泣いたり怒ったり笑ったり、
願わくば、
この先も全ての人に、
光に満ち溢れた未来が訪れますように……
そう願いつつ本を閉じられる幸せ。
全てが「神」。
blanc #1とは別の部分で葛藤や悲しみがありますが、それでも読了後は間違いなく暖かく鮮やかな光を見ることができました。一コマ一コマが愛おしくて仕方ないです。
帯にも書かれていますし、きっとそうなるんだろうな…という結婚をテーマにした話ではありますが、それでも泣くのを我慢することなんてできませんでした。
読み終わって「これを読めて、この世に生きててよかった」と思える作品に間違いなく入ります。
できればこれから読む方にはネタバレなどの情報を一切入れずに、まっさらな気持ちで、佐条くんと草壁くんの姿を見届けて欲しいです。
読めてよかった
こんなのは絵空事かもしれない
この作品に登場する“周りの人達”は誰もがいい人すぎるから
でも
読めてよかった
美しい光が差す場所で
彼らが周りの人達から盛大に祝福されて
彼らが幸せそうに笑い合っている
そんな光景に言葉に言い尽くせない色んな想いがあふれます。
作中に何度も描かれる
2人が手を繋ぐコマが印象的でした。
不安を感じた時に、緊張を和らげたい時に、幸せを感じた時に、すぐ側に「繋げる手」がある。
「同級生」シリーズで描かれているテーマそのものだなぁって
アニメ化された時に綺麗なレモン色のリボンで繋がれた彼らの手のシーンがすごく印象的だったことを思い出しました。
読めてよかった
これに尽きます。
同じ意味を持つ2人の名前の通り、光のあるお話だったように思います。
同じ背丈で同じ制服を着た「同級生」だった2人の瑞々しい青春。
「卒業生」となり、この先について考えながらもがいていた2人。
「O.B」となり、未来の約束を交わした2人。
変化の中で、1度立ち止まってお互いを見つめ直した「blanc #1-Rings-」
まじめに、ゆっくり、恋をしよう。
同級生シリーズ第1作目の作品テーマでしたね。
出逢って、恋をして、時にはすれ違って。
本当に1歩1歩丁寧に、まじめに、ゆっくりと等身大のまま進んで来たこれまでだった気がします。
はたして、blanc#1の続編となる今作では一体なにが描かれるのか?
#1を読み終えた時点で頭の中で想像していたものよりも少し複雑なものでしたが、希望のある明るさがありました。
正直、どこか綺麗すぎるようにも思える部分もあります。
けれど、綴られるエピソードのどれもがとても大切な出来事ばかりで、彼らと周囲の人々の行動や言動、そして何より、中村先生の描き方に深い愛情を感じます。
今作は、時に真っ直ぐで、時に不器用で、それぞれ種類の違った"人を想う愛"が描かれていたように思います。
「ありがとう」という言葉が非常に印象的な1冊でした。
同じ意味を持つ名前の2人の、シュワシュワとした炭酸のような淡い恋から始まった物語。
大人になった彼らの"今"のさり気ない描写の中に、彼らが歩んで来たこれまでの足跡もしっかりと感じられるものがあったのが嬉しい。
シリーズを通して、本当に出逢えて良かったと思える宝物のような作品になりました。
続編が連載されるようで、こちらも嬉しいですね。
彼らの行く先に更なる光あれ。
同級生シリーズ
好きすぎて今回の続編読めない方いませんか?
私も期待が大きい分不安もありました。が
大丈夫です。
ラストがラストがほんとに素敵です!
「僕は幸せです」
うう2人が羨ましいと思う。。よかった。
美しすぎました。。
不朽の名作「同級生」私もシリーズで大好きな特別な作品でこの「blanc」がはじまった時はうれしくてうれしくてOperaを定期購読して追ってました。が
こんな2人は見たくないってな鬱展開で2人は別れちゃうし見てらんないしで
途中で追うのをやめてしまった、、
正直名作がこの続編によってぶち壊されたらどうしようって思ってました。
期待はずれとか全然あるんじゃって#1まで読んでたけどまとまって読んでもやっぱり主役の2人は共にうじうじしてめんどくさいしまあそれが現実的なのかもしれないけど微妙だと思ってしまった、、が
#2、、よかったです。。
もうもうよくぞここまで盛り返してくれたよ先生、、
もう草壁がこれは盛大にネタバレだけど
トレードマークのロン毛を坊主にしてお葬式に来たとこでやられましたよ。。ええーっ!!涙どばーっ!と
佐条お父さんに坊主草壁が「僕たち結婚します」
というところでまた涙。
明日美子先生も辛い話になると思っていたからってあとがきに書いてて
先生が行ったご友人の結婚式の建物を見てblancのお話を描こうってなったと書いてたけど
ほんとにほんとにラストが素敵なのです。
原先生も出てきます。
盛大に伏線が回収されるというか読み手の私達も色々思い出します。炭酸とか卒業式の教室の天井とかね!
二十歳になったら結婚しよう
籍を入れなかったのがひっかかり続けた左条だけど
結婚式、愛し合っていますと誓うお披露目する
そう、籍じゃなかったんです。
何か形をとほんとに2人らしく結婚しました。
よかった。。
ほんとにおめでとうよかったね佐条って気持ちで読んでいました。
名作の結婚編、やっぱり読むべきお話でした。
やっぱり名作。
なのでもし私みたいにがっかりしたくない
と思って読めない人がいたら是非読んでください。と思います。大丈夫ですので!
終わってしまった…。
ついに読み終わってしまった…。
読んでいる間、ずっと涙が止まりませんでした。
さっきからずっとこの画面に文字を入力しては消して、また入力しては消してを繰り返しています。
感動が全く言葉になってくれません。
「そばにいる、それだけでいい」と気持ちが通じた『同級生』。
「20歳になったら結婚して」と約束した『卒業生』。
下の名前で呼び始めた『O.B.』。
遠距離でなかなか会えなくてもこっそり指のサイズを測って、約束を忘れずにお互いに指輪を贈り合った20歳の誕生日。
「草壁」「佐条」と呼び合っていた頃から見守り続けて、パチパチと弾ける炭酸のように胸が躍るばかりだった幼い恋が、ひとつずつ壁を乗り越えて、ここまで来たんだなと思うと、感慨もひとしおです。
今回、まさにオールキャストで、今まで2人を支えてきたひとたち、2人と関わったひとたち、どこかでつながりがあるひとたちが一堂に会します。
そこに2人の理解者のあのひとがいないことが寂しいけれど、新しい門出をきっと笑顔で見守ってくれているはず。
大きな出来事が2つあって、すべてがそこに絡んでいるので何か言おうとすると全部ネタバレになってしまうので、この辺りでやめておきます。
本当に大好きな2人。
この2人とであわせてくれた明日美子先生に心から感謝しつつ、続く「ふたりぐらし」も楽しみにしたいと思います。
pixivで既に4回分発表されていましたが、最初からの掲載になるのでしょうか。
いずれにしてもまだ2人を見守れるしあわせに、重ねがさねありがとうございます!
もう、泣きっぱなしです。。。
ほぼネタバレなので、気をつけてください。
2008年に発売された同級生から見守り続けてやっとやっと2020年に結婚しました。一区切り。12月下旬より新婚物語[ふたりぐらし]も連載決定のようで、楽しみです。
利人の母親の死や父親との確執も、光の家族関係も全てが物語として完璧でした。
お母さん死んじゃったの悲しい…。
最後の、僕は幸せです、で、もう、なんというか、、こちらも幸せになりました!
式場は池袋にある自由学園明日館ですよね。
見学に行ったことがありますが、2人の門出を祝う素敵な場所です。
お幸せに。。。
こんなに泣いたのは久しぶりだというくらい泣いてしまいました。
多くは語りません。
ただ、とても幸せで愛しい気持ちでいっぱいです。
『blanc♯1 』では、別れを選んだ2人。
それでも、今まで積み上げてきた時間が力になり、築いてきた絆が武器になる。
だから大丈夫。
そんな風に感じました。
温かく見守ってくれる人たちに囲まれ、これからも2人で生きていって欲しい。
家族や友人を大切にして欲しい。
きっと読者の心の中には、いつまでもこの2人が息づいていくのだと思う。
前巻を読んだ時は辛くて苦しくて、読まなければ良かったとさえ思いました。
でも、今断言できる。
読んで良かった。
それしか言えない。
迷ってる方も、是非ご一読下さい。
こちらがシリーズの完結編です。
『blanc』の2巻にして完結編。
いやー。
良かった…。
めっちゃ良かった…。
1巻も良かったですが、2巻もまじ神。
ハンカチ必須です。
心が洗われます。
中村明日美子という作家の才能とセンスにズキューンと撃ち抜かれました。
心して、読んでください。
東京と京都。
バンドマンと大学生。
物理的な距離と立場の違いから、少しずつすれ違い、彼らは別れを決意するけれど―。
という、ドシリアスモードだった1巻。
1巻でも『同級生』シリーズでも登場していた魅力ある登場人物たちによって彼らはサポートされていましたが、一番重要な人物が2巻でも大活躍します。
それは誰か。
以下、ネタバレ表現がありますのでちょっと下げます。
それは佐条くんのお母さんの久美さん。
久美さんのお見舞いに、草壁くんは毎日訪れる。
久美さんに、自分の気持ちを吐露する草壁くんですが、もうね、自分にも彼らと同じくらいの年の子どもがいる母親だからでしょうか。
久美さんに感情移入してしまって仕方なかった。
自分の息子を心配し、草壁くんとの恋を応援する。
息子の恋人であり、ともに歩いていこうとしてくれている草壁くんへの感謝と愛情も忘れていない。
一人の母親として、女性として、そして人間として。
久美さんの懐の大きさに涙が止められませんでした。
久美さんを介し、再び自分の想いに素直になる二人だけれど、でも、また彼らに試練が訪れる。けれどこの試練が、彼らを再び結び付けてくれることになるのがなんとも良い。「彼女」も、それを望んでいたのだと、確信しています。
佐条くんと草壁くん。
彼らの家族が、今巻でしっかり登場します。
彼らは一見正反対のように見えて、けれど子どもの幸せを心から願っている。その思いに、うそ偽りはなく。
『blanc』は、二人の「別れ」をテーマにしてはいますが、そこから二人の成長とか、家族愛とか、友情とか、そういったものまできっちり描き切っているところも素晴らしい。恋愛云々、を遥かに超えた深い愛情が描かれているのです。
で。
1巻と2巻、並べると絵柄が繋がります。
そして、帯も。
blanc。
ring。
そして、この表紙。
そこから導かれるのは「結婚」なわけですが、なんていうのかな、この作品の世界観を紡ぎだすツールというのか小道具というのか、伏線、というのか。
そういったところもきちんと描かれているためかどっぷりと『blanc』の世界に浸れます。
炭酸。
教室。
そして音楽。
彼らを繋いできたものが、今巻でもぎっちりと詰め込まれていて、中村先生のセンスのよさを感じます。
雑誌『OPERA』で、佐条くんと草壁くんの結婚物語「ふたりぐらし」の連載が始まるとの情報も。
嬉しすぎる…!
そちらも楽しみに待っていようと思います。