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待ちに待っていた番外編第3段!
発表済みの同人誌では、竜起と深、設楽と相馬メインの話もいくつかあったので、それらも入ってくるのかなあと思っていたのですが、本作はあくまで計と潮メインです。

相変わらずな彼らのくすっと笑っちゃうような小ネタや、カップルらしい姿もちゃんと描かれていたのですが、今回は潮と計が出会う前、親の話などもあり、弾むような楽しさだけではない、苦さやちくっと刺さった心の棘、シビアな現実…などシリアスな話も割と多かったように思います。

特に潮に関しては、今までは二重人格的な計を手のひらで遊ばせられる器のでかい男という側面が主に描かれてきたけれど、本編3巻を経て本巻では彼の過去を含めた複雑な人間性が明らかになってきたなと感じます。

一般的にはスピンオフって、本編終了後のおまけで終わっちゃうことが多くて、なんなら読まなくても全く問題がない作品も多いけれど、このOFF AIRにおいては、本編と同様に、ちゃんとキャラたちがそこで息して生活していて歩みを進めています。
特に今回は時間軸でいうと本編最新刊である「つないで」以降の話もあり、2人の今後のキャリアについてや番組改編についてもちらっと語られていたりしたので、読み終わったばかりなのに早くも本編の続きが読みたくなりました。

このシリーズ、無類に面白いラブストーリーというだけでなく、お仕事小説としても面白く、さらには巻を重ねるごとにキャラ一人一人の人生の話としての広がりも出てきていて、どんどん魅力を増していくところがすごい。

今回脇役に回った他のカップルたちも気になるところなので、本当に続きが待ち遠しいです。
読めば読むほど、もっと読みたくなる罪作りな巻でした。

渋い男の本気を見よ

いやー良い!そして続きが気になる!!
シリーズ第4作。フェルメールの幻の作品の盗難をめぐる事件です。
こちらの展開も勿論面白いのですが本作の見所はなんといってもサムとジェイソンの関係。

ジェイソンは優秀なFBIの捜査官で、情熱とプライドと信念を持って仕事に生きていますが、青臭いところもある男。その青臭さも彼の魅力ではあるのですが、本作では青臭さ故に、FBIのルールに抵触する行動をとってしまいます。
他方サムは自己の規律に基づいて生きる男。自分にも他人にも厳しく接し、仕事に血道をあげ、FBIでの地位を獲得してきました。
そういう男にとって、愛しいジェイソンの行動は自分の戒律にも反する上、自己の地位さえ脅かしかねない許し難い行い。
二人の関係はどうなってしまうのか!?
というのが物語の大きなポイントになっています。

サムは分別盛り46歳。
私生活を犠牲にして仕事に、そして信念に生き、長いキャリアで築いた地位と自己の戒律が当然にあるわけで、それが今回ジェイソンへの愛によって試されるわけです。
ここの葛藤が堪らない。若造やいい加減な男には出せない、岩のように堅い男ならではの苦悩と色気が滲み出ています。
物語自体はジェイソン視点で進むので彼の苦悩も読みどころ。

こう書くと揉め事だけ?って思われるかもですが、問題が生じる前の、甘いラブシーンもちゃんとあります。
強面、鉄の男、氷の男サムのジェイソンにだけ向けられる優しさがいやー甘い。これもみどころ。(だからこそ後の葛藤に読み応えがあるわけですよ!)
同僚たちに恋人関係と知られている中での二人は、出張先とはいえちょっとオフィスラブっぽい趣きもあったりして。
他方で、サム狙いの可愛い系ハンサム君(しかも優秀そうだし!)が登場しちゃったりもして、この存在がまたチクチクジェイソンを刺激していたりするんです。

その上、前巻でジェイソンを襲った犯人についても不穏な情報が入ったりして、シリーズの最後に向けて、読み応えたっぷり!
凄く緊張感が高まる作品でした。続きが気になる!!

もふもふほっこり

あらすじをよんで、がっしりとでっかいもふもふのクマと尻尾ふさふさのちっこいりすが温まったお布団の中で寄り添ってすやすや冬眠している絵を想像して、何それたまらん!と買いましたが、裏切られなかった!
というか想像以上にほっこりだった!
もふもふ萌え、冬眠萌えという新たな萌えを知ってしまいました。
(*注*正しくはクマ×リスではなく、大型なクマ獣人×小型なリス獣人の話です。)

小さなリス獣人のリックは一生懸命働いて頑張って冬眠の準備をしていたのに、明日から冬眠するぞ!という日に火事で住まいを失ってしまいます。
頼れる身寄りもなく泣いてしまったところ、一緒に冬眠しようと言ってくれたのが大きな熊獣人のディビス。

身体だけでなく器も大きいディビスは、小さくて非力ながらも心を尽くしてディビスに感謝を伝える健気で可愛いリックを穏やかに迎え入れます。
そして二人は互いを気遣いながら冬眠の準備をし、安全で暖かな家で眠りにつくのですが、その冬眠期間の描かれ方がとても素敵!
リックがたまに目覚めたてポヤポヤしているところも、安心しきってディビスのベッドで冬眠する姿もとにかく可愛い!
絵本か!?っていうくらいほのぼのと可愛い!
ほっこり癒されます。
そりゃディビスも惚れちゃいます。

第1編はウェブで公開されていたものを加筆修正したもので、そのほかにその後の二人を描いた短編が2編。電書にはさらに電書版のおまけの短編もありましたが、どれもやっぱり二人が可愛いかったです。
2人は恋人同士になってもお互いを「リックさん」「ディビスさん」と呼び合っていているのですが、それがおっとり穏やかな2人の間の空気感にとても合っていて素敵なのです。

BLでは、高スペックの攻が受を一方的に自分の庇護下に置くという形での上下関係、支配関係が生じがちです。
でもこの作品で、ディビスがリックを庇ったり守ったりしても支配的な感じにならないのはディビスが本当の意味で相手を大切に思っている事が、さん付けからも伝わってくるからかなと。
それがこの作品の穏やかでほっこりする空気感の理由の1つなのかも。

読んでいる方の心までほっこりぬくぬくと温まるような素敵な作品でした。

異国情緒を堪能

オスマン帝国時代〜現代までのトルコを舞台にした、短編集。
まずは何はともあれ絵が美しい。
ほりが深く目鼻立ちがくっきりと美しい絵柄とトルコという舞台の相性が最高です。
その上で各短編ともままならない恋の切なさを切り取っています。
どれも美しい絵柄と合った雰囲気、情緒をしみじみ味わえる佳品でした。

一応以下簡単なあらすじを。
・ユラン
若きスルタンは年上の宦官に恋しているが、立場上それは受け入れてもらえない恋だった。
狂わんばかりの恋心に耐えきれなくなったスルタンは…。

・クシュ
奴隷としてイスタンブールに連れてこられ、その地で女装して春をひさいでいたが、鳥を愛するセルビア出身の男と出会い…。

・ファーレ
現代物。
お坊ちゃんのケマルは学校の裏手でウリをしている男アミルと出会って関係を持つようになるが、級友たちはアミルのことを見下しており…。

・カルンジャ
ミマールとカルンジャは幼馴染。
ある日ろくでなしのミマールの父親が出所して…。

・1800
「カルンジャ」のその後。
ドイツで暮らしいているカルンジャをミマールは訪問するが…。

・クシュラル
「クシュラル」アフターストーリー。

溢れまくる愛

大学時代から付き合っていた小林くんと山本くん。
ずっと一緒にいるために、小林くんの実家の酒造に山本くんが勤めるようになります。
そこまでが前巻。
今回は山本くんが仕事に慣れ始めてからの話です。

あけすけなタイトルから想像つくように、行為シーンもたっっぷりで、正面きってエロエロなのですが、衒いのない愛に基づいているせいもあって、最早清々しく健全に感じるほど。

なのに不思議とほのぼのとしたハートフルストーリーの読後感があるのは、揺るぎない純愛で結びついた2人が、仕事に対してもお互いに対してもひたむきだからでしょう。
思わず応援したくなるような2人です。

その上でこんなに真面目にレビューするのがちょっと場違いに感じるような、謎のおかしさに満ちています。
独特のテンポ感と面白さは低温やけどのようにじわじわときます。
エロ×ギャグといえばそうなのだけど、エロはガツガツなのにギャグ路線の方はおっとりちょっとずれた感じ。
しかも少女漫画も真っ青な×純愛。
そんなギャップが醸しだす可笑しさが作者ならでは。

ページを開く場所は選ぶものの、お話自体は嫌われ者やトラブルなどもなく、とても平和で安心して楽しく気持ちよく読めました。

ちなみに、電子書籍で、同棲編の@長所と@エスパーを買っていた(短編だと他に@姫はじめも。)ので、ダブらないか心配だったのですが、大丈夫した。
参考までに。

お巡りさん、こいつです!

高評価につられて読んだのですが、ごめんなさい!苦手でした。

先生×生徒ものが少女漫画でも根強い人気があるのは知っているし、私も「雪よ林檎の香のごとく」など、好きなBL作品はあります。
でもこの作品は苦手!!

どこが苦手だったかというと、成人して久しいプロの先生が、未成年の生徒を授業時間に指導もせずに、なんの躊躇も配慮もなく口説いているんです。
この段階でまずドン引きです。
職務放棄して未成年の生徒に手を出すことに少しは問題意識を持とうよ!
しかもそういう行いを不器用だけどピュアで善良なものとして肯定的に描いている。
これがなによりも気持ち悪い。
しかもその他の言動も悉く幼稚で、その幼稚さに耐えられず。

それでも生徒の判断能力がしっかりしていて、生徒が主体的に関係をすすめたのなら、まだ気にならなかったと思います。
けどこの作品、生徒の方もピュアというか、高校生とはとても思えない幼い言動なのです。
その幼稚さに耐えられなかったし、また受の精神年齢が低く感じられるせいで、そんな幼稚な子に手を出す先生がますます気持ち悪く感じられてしまうという。

先生×生徒ものって、立場によっても受け入れ度合が違う(学生の頃は読めたけど、子供を持ったらキモくなったと言っている人がいた)と思うし、時代によっても捉え方が変わっているように思います。
だからこの作品も、ピュアな純愛!って思う人もいれば、私みたいに犯罪!気持ち悪い!ってなる人もいるのだと思います。
とりあえず、令和に読んだ成人済みの私の感想は、「お巡りさん、こいつです!」でした。

君は運命の人だから

dialogue
ただ恋をする日常を描いた作品だけど、その普通の恋をすることのときめきや切なさをぎゅっと凝縮したような幸福感溢れる作品。読むと頭の中でスピッツの歌が鳴り響きます。
割と低音な登場人物が多いけど、その低音動物の心が動く瞬間を描くのが上手いなあって。
まっ正面からまっさらな恋愛がしたくなるような佳作。大好きです。

Re:hello
短編なのだけど、ものすごく心に残る作品。
主人公の叔父にはいつまでも忘れられない男がいて、そんな彼とのデータが残っている古びた携帯を捨てられずにいて…という。
終わった恋愛は、でも他方にとっては終わってないことの切なさ。続きを望んでしまうけど、怖くて一歩が踏み出せない辛さ。
でももしかしたら…という。
これもたまらなく好き。
少ないページ数でこれだけ凝縮した物語って凄いです。

フェブラリー・メッセンジャーはお馬鹿な2人のコミカルで前向きな一編。
スパンク・スワンク!は、アブノーマル扱いされがちな性癖の人が普通に生きて普通に恋する話。この二編は作者の作品によく見る作風な気がします。

これらにプラスして、ボーナストラック的な書き下ろし超短編が3本入ってます。
その中では、
dialogueの裏話的な「昔の話はしたくない」がとても印象的。
結ばれる二人がいるということは時には結ばれなかった人間を生み出すんですよね。
その側の切なさを描くことで、作品が複層的になっている気がします。

令和だなあ。

時代小説作家の攻とその担当校正者の受のラブストーリー。
そういう設定だから登場人物の話し方が割と大仰で、それが独特の雰囲気を醸し出しています。

二人とも家族との縁が薄いおじいちゃん子で、そのおじいちゃんをなくした孤独がわかる者同士として、そして本好きとして存分に語り合える者同士として、惹かれあいます。

そういうシリアスな面もありつつ、他方で自分のやり方を曲げないエゴの塊の小説家VS愛読者でありつつも根っからの校正者として日々重箱の隅を突きまくる受の丁々発止のやりとりにクスッと笑わせられます。

身体の関係を持つに至るところはかなり強引な展開だけれど、攻が典型的な攻め様で、強引で亭主関白、大変封建的なオスとして描かれているので、受だけでなく読んでる方もなんとなく流されました。

令和のBLだなと思ったのが、攻の強引さの描かれ方とそれに対する受の態度。
平成だったら、強引だけど愛が有れば良い、強引に愛を囁いてこそスパダリとして描かれそうな人物だけど、この作品では全肯定はされません。

受も大人しい清純派なので、平成だったら貞淑な妻って感じでこういう強引な攻に付き従うタイプだったと思うのだけど(作者さんの昔の作品にはそういう儚げな受がちょいちょい出てきた気がします。)、この作品の正祐は大人しいなりに流されるままになる事をよしとしません。
当然揉めます。
でもそこで生まれる2人のやりとりがわかる!って感じだし読んでいて面白いのです。

あばたもエクボ、惚れたら全肯定なラブストーリーも良いですが、相手の欠点や互いに噛み合わないところをどう擦り合わせる?っていう現実世界ならよく盛り上がるお付き合いの悩みを読む楽しさがこの作品にはあります。
この2人がどうやって歩み寄るのか、続きが楽しみなシリーズです。

(プラスして、この作品では様々な文学作品が2人のやりとりで取り上げられるので、それを読むのも楽しいです。)

関係が深まったからこその物語

「雪よ林檎の香のごとく」の後日談、同人誌等の再録の第二弾です。第一弾が青、第二弾が赤のこれ、そして第三弾が黄色です。

第一弾が志緒ちゃんの高校時代から大学入って初めの方まで。
第二弾のこちらは志緒ちゃんの成人式から大学院に入り、さらには就職するまで。

高校生と大学生では生活も変わりますし、そこから就職でまた変わります。そういう激動の数年間を、高一から付き合ってきた二人が共に時を重ねている姿が丹念に描かれていて、感慨深いです。

BLって一組のカップルが結ばれるまで、がまずは多く、人気作の続編では、結ばれた二人に横槍を入れる当て馬が出てくるか、ものすごく大きな壁が立ちはだかるか、それでなければ逆に平穏なイチャイチャか、になりがちです。
でもそこまでドラマチックじゃない普通のカップルにも、普通に葛藤があったり、大した事ではなくても二人にとっては大切なエピソードがあったりします。
この作品は、どこかに本当にいるかも知れない二人の、二人だけがこっそり大事にしているエピソードを垣間見たような気持ちにさせられる短編が盛り沢山で、どれも堪能しました。
些細な日常のことの、でも2人にとっては大事な事の、その大事さを語れる作品ってそうはない気がします。

青までの志緒ちゃんは夜の営みに関して大変に初々しいしかったのですが、この巻では一緒に寝る事が少しずつ当たり前のようになっていて、二人の関係性が深まったことがよくわかります。
が、手を出して嫌われちゃったらどうしようと以前は悩んでいたのが嘘みたいなくらい桂がどすけべになって志緒ちゃんを翻弄したりもします。そんな蕾が綻ぶような移り変わりが丁寧に追って描かれているのもBLとして楽しい。

納められている作品でも、とびきり心に残る、ターニングポイント的な作品はTHE FUTURE IS NOWでしょうか。
この作品集のラストを彩る、志緒ちゃん就職一年目の話です。
一足先に就職していたりかが結婚を決意し、桂にとっても過去のしがらみについて新たな展開があります。
その上で桂が志緒に見せる決意が描かれています。
ここまでの歩み、最初の作品からだと作品内で10年の時が経っているのですが、作品内で10年の重みがちゃんと実感できる話となっていて、だからこそ読んでいて心が動かされました。

こうやって登場人物たちの時の積み重ねを追いたいと思える作品も、それを堪能できる作品も希少なので、こうやって読めて感無量です。

読めて嬉しい。

「雪よ林檎の香のごとく」の、同人誌等の再録です。

商業作品について作者自らが同人誌を書く、というパターンをこれまで知らなかったので、こうやってまとめて出版してもらえたのもありがたいですし、いわゆる続編とはまた異なるスタンスで描ける同人誌だからこその作品も結構あって盛り沢山で楽しかったです。

こちらに納められている作品は志緒ちゃんご高一の頃の北海道でのエピソード(本編の転換点となる話)の裏話や後日談的なものからはじまり、本編の最後の方、志緒ちゃんの卒業と大学時代の初めの方のエピソードまでになっています。

元々の作品が、主人公志緒ちゃんの高一の春から秋までの中編と、高3受験シーズンの中編からなっていて、間が結構あいていたので、その部分を埋めてくれるような作品がたくさん読めるのも嬉しい。

どの短編も高校生の志緒ちゃんのまっさらさ、汚れを寄せ付けない頑なな美しさに溢れていて、そりゃ先生の桂だって惚れるよな〜という感じ。
そして生徒に惚れてしまった桂の、聖人君子じゃないオスとしての葛藤がまた良いのです。葛藤してこそ先生と生徒の恋物語の醍醐味だと思いました。

本編では立場的に志緒ちゃんの卒業間近までお預け状態だった桂ですが、こちらでは晴れて解禁後の卒業後のエピソードも描かれているので、志緒ちゃんの初々しさと禁欲から解放された先生の姿も堪能できます。

個人的には志緒と幼馴染のりかちゃんのお話が良かったです。近すぎて男と女の関係にならなかった二人の姿は、恋愛ではなくてもとても甘酸っぱい。

と、まあ沢山の短編があってとにかく盛り沢山だし、単なるイチャイチャ(いやそれも良いのですが)だけでなく、一組のカップルが時を重ねていくという事のかけがえのなさがとても丁寧に描かれていて充実した読書になりました。