ギヴン 6

given

ギヴン 6
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神177
  • 萌×245
  • 萌26
  • 中立1
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
23
得点
1144
評価数
258
平均
4.5 / 5
神率
68.6%
著者
キヅナツキ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
ギヴン
発売日
電子発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784403667367

あらすじ

フェス出場は逃したものの、バンド「ギヴン」にプロへの誘いがかかる。真冬とバンドをやり続けることに迷いのない立夏は、当然のように真冬を誘うが、真冬は返事を保留。納得のいかない立夏に、真冬の幼馴染み・柊がギターのサポートを依頼してきた。しかし、頼まれたのはサポートだけではなく……!? 新展開でおくる、大注目のオルタナティヴ・ラブ!

表題作ギヴン 6

高校3年生・ギター担当
高校3年生・ヴォーカル&ギター担当

同時収録作品ギヴン(6)

大学生・ドラム担当
大学院生・ベース担当

その他の収録作品

  • 春樹姉(陽キャ)①②
  • とある日の練習日
  • バンド紹介
  • なんでお前こういう時だけ乗ってくんの⁉︎
  • 植木の貴重なボケ回
  • 制服ーッ……(破壊力)

レビュー投稿数23

高校生達の葛藤

6巻は高校生達に焦点があたります
大人組はとりあえず落ちついたので

柊に志純が物語に大きく関わってきます
そして高校生達には大きな転機とも言える進路について
ギヴンにデビューしないかと話があがります
立夏はもちろんデビューしたいですが戸惑う真冬
そんな立夏には柊、志純のバンドのサポートに呼ばれるという

吉田由紀の作った未完成の歌を完成させることになる立夏
そしてそれに熱中するあまり真冬との小さなすれ違いが続く

志純×柊の関係にもとても悶える
なんだその執着は
いいぞ、もっとやれ

てか吉田由紀の存在が大きすぎるな……
過去と現在が交差し、想いが交わり、葛藤が続きます

0

鹿島柊可愛い

描き下ろし番外編が1番萌えました
文化祭女装の柊可愛いし真冬はイケメン…
めちゃくちゃ楽しそうな笑顔の雨月眩しい

0

何カプくっつけ続けていくんだろう

四人組バンドが2組のカップルになり、どうしていくのかと思ったら…さらに別の二人をくっつけ始めたみたいです。メインバンドを成長させながら、いろんなところでBLさせていくんでしょうか。正直柊とシズには思い入れゼロだったので、切ない恋心を綴られても盛り上がりませんでした。
立夏が別バンドに参加してさらに高まっていく様子とか、真冬の過去を知るとかはとても良いです。やっとここが描かれたのかって安堵もあって。
でもサブタイが「柊Mix」ってことは、こっちのカプ誕生までがメインなんでしょうか。長編になりカプ乱立させてどうにか凌いでるみたいな…もっと一組に絞った掘り下げが欲しいところ。
作品そのものは嫌いじゃないですが、視点の逸れっぷりがしゅみじゃないので、ここまでで脱落です。

1

玄純の寡黙な想い方、タイプ

 普段1シーン以上は濡れ場があるのは当然という作品ばかり読んでいると、このシリーズの爽やかさがとても眩しく感じられます。皆高校生らしい純愛で、ちょっとした相手の言動に一喜一憂したり、自分の気持ちが分からず悶々としたりするところはとてもリアル。このまま彼らの鮮やかな青春を描ききって欲しいですね。立夏と真冬、秋彦と春樹の関係性にはあまり進展がないので、この2組が好きな方には少し物足りないかもしれませんが、私はこの巻で柊と玄純の関係性がとても気になりました。この2人の進展も今後是非描いて欲しい。そして、真冬が自ら積極的に動けるようになればと思います。

0

柊のターン

ひりひりするような展開だった梶のターンが終わり、この巻では、明るくて屈託のない柊と、無口で何を考えているか分からないドラムの上ノ山の二人に焦点があたります。
この二人は、ギヴンの原点回帰のような雰囲気を持っていて、高校生同士の甘くて苦い恋が、ややコミカルなテイストで描かれます。

メインカップルの立夏と真冬の方も少し進展があります。
あらすじにあるように、プロデビューの声がかかりますが、真冬の煮え切らない態度にイライラする立夏。

どちらも決着がつかないまま次巻に持ち越しです。

0

恋愛以外ハイスペック上様

以下ネタバレありますのでご注意ください。


今回は柊たちと上様を中心に話が進んでいきました。
真冬の気持ち以外にはハイスペックさを存分に出してくる上様が見られます。

柊たちのバンドに上様がサポートに入るのまでは、うん想定内。
そこからまさか「上様vs由紀」戦が始まるなんて思っても見なかった。

まぁ厳密にはvsってのはちょっと違うけど、「上様が、由紀と向き合う」っていう意味で、すごくツラそうだけど大事なお話になりそうな展開だなーと思いました!

さらに、柊とシズちゃんのお話も同時にメインで進んでいくのですが、
柊に関しては恋の自覚にニマニマ。
シズちゃんはこんなに執着強すぎキャラだと思ってなくて衝撃でした。(笑)
この2人は、まだ付き合ってないのになんかもう付き合ってるように見えちゃうんだよなぁ。じれったさ満点です。

そんな中。
上様と真冬ですが、上様が真冬より柊たちと一緒にいる時間長くなってて…これは真冬、寂しいよね。
でもごめんね。
あからさまな真冬の拗ね方、見てて可愛い。「行かない」って(笑)

ただ、その後の真冬のひとり苦しそうな顔は見るに耐えられませんでした。

上様、真冬に由紀の時と同じ寂しさや苦しみを、自身がまた与えてしまってることに早く気づいてあげて…

そして最後の最後。
相談と言えば春樹さんだろうに、何故に梶さん?ってとこがちょっと気になったりしてます。

真冬…負けないで!!

5

上ノ山立夏ファンにはオススメ

この作品はBLとは言え群像劇のイメージが強くしかしながら同性カップルが複数いてそのカップルの関係性の進行が同時に描かれるのではなくどちらかというと順番に深く掘り下げが入るパターンだというのが自分の印象であり、今まで長いスパンで描かれていた春樹と秋彦の恋がようやく確かなものとなりこの巻からは実質柊と玄純の関係性の掘り下げが描かれている感じがします。(あれ?ギヴンのメンバーじゃない‥)

春樹の切なく苦しい片思いから描写された秋彦との恋は実は秋彦もちゃんと思っていたんだよ…という結果を雨月の存在も巻き込んでドラマティックに描かれていたのですが、本作最初の恋物語である立夏と真冬の関係性は言葉や肉体・精神の触れ合いで読者に伝えるような描写があまりなかったような気がします。
また過去の男の話も出てくるモテる魔性の真冬に対して立夏はただ振り回されてるような…ちゃんと報われてるのかな?とも思ってしまえる展開が続いていたので…やっと

上ノ山立夏は…やっぱり音楽的には天才だったんだ…才能がある人だったんだ

という彼個人の掘り下げ、キャラクターの肉付けがなされるのが本巻だと思います。立夏の音楽的な才能、想い人である真冬の過去の男を彷彿とさせてしまう人間関係へのしこりをも超えてしまう面倒見の良さ、アツさ、彼自身の人間性の掘り下げ…6巻にして漸く上ノ山六夏の人間性が見え始めた…そして同時にツライ過去を抱えながらも今まで思いを寄せられるばかりに見えていた真冬が己を見つめ直し自分にとっての立夏を考え始める巻かなと思います。

立夏ファンとしては彼のギターの腕前、面倒見の良さや優しさ、音楽への情熱が紙面から胸に響くストーリー展開なので…とてもオススメします。
ただ、大人組ファンの方や真冬ファンの方はどう映るのか…はわからないのですが…

3

由紀の存在感

柊とシズちゃんコンビにスポットがあてられた巻でした。
すでに両片想いだけど相手には伝わらずこじらせているという、くっきそうでくっついてないもどかしい感じの距離感が良いですね。

柊は真冬に指摘されて最近気づいた感じなのかな?
自覚したとたん好きが抑えられなくなる感じが可愛かったです!
シズちゃんは闇が深そうでまだまだ腹の奥に何か抱えてそうですが、柊に全部さらけ出した時に二人の関係がもっと進展しそうなので今後の展開も楽しみです。

本命の真冬と立夏に関してはギヴンのデビューのことや、真冬が立夏と柊達の急接近に焦燥を感じたことでまたすれ違いになりつつあって、こちらももどかしい!
早くラブラブイチャイチャな二人が見たいですがこの二人はずっとこの距離感なのかな…と心配になりつつ焦らず見守ろうと思います。

あと由紀は魅力的な男だったという柊のセリフは分かる~!と相槌を打ちたくなりました。
なんと言うか立夏も大好きなんですが、由紀と真冬の過去話ももっと掘り下げてほしいと思うくらい、もっともっと知りたくなるキャラクターです。
亡くなっていてもなお存在感がすごい本当に魅力的なキャラです。

絶対ないですが由紀と立夏で真冬取り合う図が見てみたかった切実に…!
おまけの4コマで良いのでお願いします先生!

5

ギヴンでも一回集まっとこ‼️

シリーズものとして着実に冊数を重ねていくなかで、主役の周りを固めるキャラクター達がメインになる巻ってありますよね。
今回それです。
話も面白く続きもすごく楽しみです。


でも!
けど!
ギヴンでも一回集まっとこ‼️
4人で集まって欲しい!
LINEじゃなくて、個々でもなくて4人で顔会わせてるとこちょっとでいいから見せて!という感想です。

続き楽しみに待ちます。

4

足りなかった…

ごめんなさい、メインストーリーの展開が少なかったので物足りなさが残りました。
シリーズ物には関係者のカップル展開がよくありますが、ギヴンには現実さとかリアルさを求めていたのでそこきてしまうか…とすこし現実味から遠ざかってしまった気がします

なので今回は萌えです

もちろんこれからどうなるのかとか他の人たちはどう展開するのかとか楽しみではあるので次巻に期待

4

柊がとにかく可愛くて悶える

6巻では真冬の幼馴染の柊と玄純の関係が描かれ始めますが、ここが沼…。今まで立夏真冬カップルのために読み続けてきましたがここに来てさらに続きが気になる新しいカプに出会ってしまいまたこの作品から離れられなくなりました。特に玄純のクソデカクソ重感情が最高。人生を捧げるぐらい思っているけどドロドロした支配欲のようなものもあり…。執着愛って感じでいい意味でゾワゾワします。にしても続き1年後…?(泣)
早く両片思いの2人のお互いの思いを知る瞬間が見たい!
ギヴンは性描写かなり少ないのでそこらへんで若干消化不良なんですがこれ最終回までずっとこうなんだろうか…。
一生立夏真冬のあれそれも玄純柊のあれそれも見れないんですか…?
先生同人誌でもいいから何とか見せてくれないかな(切実)。

ギヴンてあんまBLぽくないというか、性描写が少ないからってだけじゃなく絵柄とかちょっと雰囲気重視な感じポエミーな感じとか少女漫画っぽいから初心者向けでもありますね。ひと昔前の初心者向けが純ロマなら今はギヴン。
どうしても成り行きが気になるカプが出てくる事で続きを読まざるを得ない漫画ですね。
しつこいですが、先生!えろをください!(切実)

5

彼について

秋彦と春樹のあれからが読みたかった気持ちが大きいのが正直なところですが。
こう持って来たかと、展開の面白さにあっという間に読み終えてしまった。

ギヴン的には少々お休み。
由紀という故人が、どれほど大きい存在だったのかがよく分かる6巻でした。
真冬の幼なじみである柊と玄純のバンドに、サポートメンバーとして期間限定で加わる事になった立夏。
うーん、この展開は予想していなかったな。
柊達から頼まれ、由紀が遺した作りかけの曲を、会った事もない由紀というパンドラの箱を立夏が開いて、より深く彼の事を理解しながら曲を修復し作ることに。
立夏の姉・弥生が言う通り、本当に地獄みたい。
こんなの、やりたいって言う人の方が少ないと思います。
でも、由紀が作った作りかけの楽曲を初めて聴いた時の強烈なインパクトが抜けずに思わず放心してしまうんです。
このシーンがすごく好きです。柊に感じた魅力とは全く別の、どちらかというと真冬の声を聴いて圧倒された時のような表情にも思えて。
真冬のかつての恋人。彼が遺した楽曲はどんな曲なのだろう。
それは、もしかしたら真冬を歌ったラブソングなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。
由紀の事をもっと知りたくなっている自分が居ます。

真冬は「冬のはなし」を書いた事によって、少しずつ由紀の死から前へ進み始めているものの、幼なじみかつ同じバンドメンバーであった柊達はどうなのでしょう。
バンドとしては新しい形で続ける事にした2人。
けれど、欠けてしまった由紀という穴は非常に大きなもので。
曲を完成させて、彼らは本当の意味で前に進んでいけるように昇華させたいのでしょうか。
立夏がサポートメンバーとして柊達と過ごすようになり、過去の光景と重ねてしまう真冬もなんだか危ういですし、一山越えればまた一山…と、一筋縄ではいかないのがギヴンといったところ。
変化を続ける若者達。彼らがどんな決断をし、どんな結末にたどり着くのかを、楽しみ半分、怖さ半分で見守りたいと思います。
出来る事なら、彼らがそれぞれにとって良い形で乗り越えて行けると良いな。
そのために必要だった展開なのだと思いますし。
どんな楽曲となるのか、どう昇華させるのかが楽しみです。

そして、幼なじみ組ですよ。
今更ですけれど、真冬(冬)、由紀(雪)、柊(冬の植物)、玄純(玄冬)と、幼なじみ4人とも冬にちなんだ名前なのですね。
なんと今作で柊と玄純の両片想いが判明。
由紀と真冬は〜なんて言いながら、2人もなかなかですよ。
いやしかし、玄純の事が大好きな柊が可愛すぎます…
寡黙だなあと思っていた玄純が予想よりも内面がどろっとしていて、柊への執着と一途さ、落ちて来るのをひたすらに待っている仄暗くて重たい感情がすごく好みでした。
互いが互いに重めの感情を密かに持っている事に気が付いていない2人にわくわくしちゃう。
ちょっと、なんだか気付けば同性カップルばかりとなりつつあるのが少々気になるところではありますが…

それから、今作で久しぶりに登場した立夏の姉・弥生が好き。
なんだかんだで弟の事を考えていて、何気ない言葉で弟の事も、思いがけず春樹の心も助けてしまう。
彼女の一言で、前巻の春樹のぐるぐるとしたものが少し救われるようでした。

次巻ではギヴン全員が揃うシーンも見たいなと思いつつ7巻を待ちたい。

6

助走

電子配信されて即購入即読破しました。
新刊に備えて1〜5巻読み返したのですが、正直必要なかった…春樹さん推しで、秋×春の気持ち最高に高まってもっと読みたいとなったときに、彼ら(玄純,柊)パートが始まっちゃって、別に嫌いじゃないのに「えーー!」って感じです。

そんなわけで今回は助走の巻でした。デビューするの?由紀の曲をどう完成させるの?真冬寂しそうよ?…という種まきが、次の巻で爆発的萌を生み出すんだろうな〜と予想はできる巻。

でも春樹推しなので(2回目)、ハルちゃんが秋彦の横で幸せそうに可愛く笑ってるところがもっと読みたかった自分としては、ハルちゃん不足です。陽の気をまとうお姉様との4コマ漫画はよかったけど!

電子書籍おまけ 4コマ1枚 リモート飲み

2

ギヴンの活動はなかったけど

読んでて疾走感にドキドキしました。
柊の実力を認めたからこそ、正式にギターが入るまでのサポートメンバーになったはずなのに。
蓋を開けてみたら真冬の元彼の由紀の曲を完成しなきゃいけなくなり。読んでてとても苦しかったです。会った事も無い亡くなった人間と向き合うって、よほど心が強く無いと出来ないと思いました。そしてそれが自分が好きな人の元彼で、とても魅力的な人物だった…。

それでも立夏はお姉さんと会話する事によって、進んで行くのです。

立夏達にもデビューの話があったり、柊達といつも一緒にいる立夏に何も言えなくなる真冬。

そして柊と玄純の関係にも萌えました。
由紀の曲がどのように仕上がるのか?バンドとしてのギヴンがどうなって行くのかとても楽しみで次巻が待ちきれないです。

4

感想

 新展開とても熱かったです。 
 会ったこともない上に死んでしまっている他人にどう接近するのか。それが上野山立夏にしかできないやりかたで為されていました。立夏にとって由紀や、彼と残された幼なじみたちのことは立ち入り用のない領域だったと思います。絶望的な大きさの隔たりを音楽で紐解いてゆき、楽曲を「修復する」ことは、生前の由紀と交流がない立夏にとっては由紀という人物にアプローチする唯一の手段であると同時に、音楽という表現方法を持ち、真冬を特別に思っているという共通項のある立夏にしかできなかったことだと思いました。
 柊と立夏の交流は、才能と情熱のある若者同士が化学反応を起こす様が読んでいて爽快でした。
 立夏のお姉さんの、自分の中にある負の感情と真っ向から取っ組みあっている姿も印象に残りました。
 次巻以降も楽しみです。

4

今回もなかなか…

ネタバレ含みます。

前回までで立夏と真冬の恋、秋彦と春樹の恋、が一区切りつきましたが、圧倒的に消えない由紀という存在、そして進路…
単純に音楽を好きで、認められることに喜びを感じられる人たちもいれば、プロという世界に踏み込むことにたじろぐ人、自分の考えがまだ分からない人…それぞれのいろんなおもいが錯綜する巻だな、と感じました。
今回は柊と玄純と高校生コンビの絡みが増えたことによってそれぞれ抱くことになったおもい、向き合わないといけなくなったおもい、が何層にも感じられます(わかりにくい表現ですみません)
ギヴンで織りなされる感情って、およそ穏やかじゃない、心を抉られるようなものが結構多いと思うんです。
今回、本編はほぼほんわかしてるところがない。個人的にはすっごく苦しくなったけど、でも、それでも、物語の中の彼らは一生懸命目の前のこと、抱えてることと向き合って生きていて、彼らのしあわせを、願わずにはいられない。(しあわせってなにかってこの物語でなかなか明確に想像しずらいところもあるかと思いますが。)次の発売日が待ちきれないです。
メンタル抉られるけど、同時に愛しくもあり、読んでるこっちにも"生きてる"みたいな感覚をくれる作品って多くないんじゃないかな、と思います。
すごく心にクる作品なので、ぜひ読んでみていただきたいです。

7

ピカイチ!!

個性がバラバラなのに(立夏と柊は同族嫌悪だけどww)
ちゃんとそれぞれの想いが繋がっているというのが素敵ですよね。
たけちゃんの彼女は君かぁ!と意外でしたが
今までのちょっとキツイ感じのイメージが覆されてなんだかんだで愛なんですな。
誰かを想うって恋愛だけじゃなくても不可欠で
やっぱりそれ無しには生きられないのかもしれません。
バンドのこと、友情(?)にしても展開が面白すぎ!
今更ながら単純に絵が凄く好きというのもありますが
ギャグのわちゃわちゃな感じといわゆるエモさの緩急がたまらねぇ!!!
センスの塊をばばんと拝読出来る幸せが続くなんて贅沢極まりないです。
そして番外編の梶秋彦をありがとうございます。圧倒的御姿。

4

柊ピックアップ

柊はいつでもまっすぐでいい子のイメージでしたが6巻を読んだら、めちゃくちゃ可愛くていいキャラだなともっと思いました!

ギヴンはキャラクター一人一人にしっかり物語があって今回は柊と玄純の話が印象的で、玄純の事が好きすぎる柊が可愛かったです!!

他には、由紀の作りかけの曲を完成させることになった上ノ山は、複雑な心境ながらも由紀が作ったような曲に仕上げた所がすごいと思いました。
あと、上ノ山のお姉ちゃんの弟想いなところがグッときました。

一冊の中でそれぞれのキャラに進展があって内容が濃かったです、続きを早く読みたいです!

4

一言だけ言わせてくれ

鹿島柊可愛いありがとうな(クソデカボイス)

11

聴こえない音に鳥肌

お前らいつからそおなったーーーッ!
タケちゃんと姉にそう叫んだのも束の間

『傷つけるんじゃなくて、わかってあげたかった』姉の吐いた言葉が変に突き刺さる

自分の気持ちに気づいて玄純を繋ぎ止めたい柊
デビュー話に浮き足立つ立夏とは対照に一歩ひく真冬
過去を含む真冬の戸惑いを真っ向から突く玄純
柊から渡され絵画を修復するように由紀の音を紡ぐ立夏

誰が傷ついて 誰を傷つけて 誰を傷つけたけたくないのか
誰が救われたくて 誰を救いたくて 誰に救われたいのか
高校生4人の想いが複雑に絡んで前にも後ろにもいけない

その中でなにが辛いって 春樹と秋彦がモブ扱いってのがあたし的には1番辛かったw
お忙しいせいか玄純と由紀の顔が若干変わってたけど「似たもの同士」がツボだったので細かいことは言うまい


そんなことより 何でかな?

あたしがギヴンにハマったのって初ライブで真冬が歌い出すシーンに気持ち悪いくらい鳥肌がたっちゃったからなんだけど(そこから真冬が歌うシーン必ず鳥肌)
今回由紀の音をはじめて聴いた立夏のシーンで鳥肌がたっちゃったんだよね なんの音も聴こえないはずなのに 怖いよね 絵だけでそんな感覚にされるのって…


そんな感じでこの先に彼らが出す答えと今回はなかった真冬の耳には聴こえない声におおいに期待が高まる巻となりました

3

これからの決断

一応、ネタバレ有りです。
すごく、すごく苦しいです!!!
ギヴンが揃ってワチャワチャというより、また新しい問題が出てきます。

今回からはシズ&柊の恋と真冬の成長がメインになるのではないかと思われます!!
本当に気になるところで終わるので続き読みたいです!!

真冬は由紀のときは受け身だったんですよね。誘ってほしかった、言ってほしかった。でも、それを繰り返さぬように真冬は動き出しているのだと思います。

あと、真冬、めちゃめちゃかっこよくなってない??


7

人生の岐路に立たされて思うこと

神だった5巻からの6巻です。
柊mixってことで、今回はスピンオフ的な要素が強いかも。
ギヴンの4人は一度も揃いません^^;


真冬の幼馴染みである柊のバンドのギターサポートを引き受けた立夏。
柊たちに悔しさと羨ましさを感じる立夏に、ギヴンにもプロへの誘いがある事を明かす春樹。
しかし、真冬の反応は意外なものでーー…!

それぞれの人生の岐路に立たされたって感じかな。
バンドを続けることに迷いがない立夏と、迷う真冬。
真冬には覚悟が足りないのかな。
そこを浮き彫りにするのは、幼なじみの玄純なのですが、この子の一途さが凄い!
柊のために人生を捨てることも厭わないのです。
欲しいもののために、ただただひたすら身を削っていく。
この「好き」の大きさはすごい!!
柊とは両片想いなので、ちょっとのきっかけでくっつきそうです。
またもや同時多発カップル誕生かな。

そして、由紀の未完成曲を完成させる立夏。
書きかけの曲を「昔の恋人が書いたラブレター 地獄みたい」と評する立夏の姉。
この言葉、胸に突き刺さったー
相変わらず心を震わせるセリフが素晴らしいですね。
この〝書きかけのラブレター〟を、どんな気持ちで立夏は完成させたのかな……
そして、それを歌う柊、柊を想う玄純の思いは?
真冬はどう思うんだろう?

亡くなっても尚、みんなの心に居続ける由紀の存在感がすごい。
溶けない雪なのか、解けない魔法なのか……
この作品の影の主人公は、間違いなく由紀ですね。

真冬には、皆においていかれる不安からじゃなく、自分の意思で人生を選択してほしい。
ラストで秋彦の家を訪ねたのには、どんな意図があるんだろう?
春樹じゃなくて秋彦なんだよね。
二人とも感受性が強いから、通じる所があるのかな?
次巻が楽しみです。

番外編の4コマは、完全なるコメディ(笑)
存分に楽しませていただきました!文化祭いいよね。

8

高校生組が直面する感情

書影出た時ビックリした…(゚Д゚)
柊の隣に…う……上ノ山くん…!?
一体6巻は何が起こっているの!?!?と。

6巻からは高校生組に焦点が当たっています。
作中の言葉を引用させていただくと
『これは、淋しかったこどもたちが大人になる途中のはなし』

読み終えた時の感情を言語化するのが難しいですね。
華やかさの裏側にある感情がとても重いというか…。

幼なじみ・友情・恋愛・ライバル・嫉妬・孤独etc.
そして「由紀」の存在。
高校生組(上ノ山・真冬・柊・玄純)の中にある感情や
相対する相手に向ける感情が絡み合うシンドさを感じました。

みんなね、削って生きてる気がするのですよ…(;v;)
その痛みを音楽に変えて発信していく姿に尊さを感じる。

別次元の話ではなくふと近くになりそうなリアルさと
BLファンタジー部分が混ざってギヴンは沼だ…(;///;)


さてさて。サブタイトルは『柊mix』とあり、
上ノ山くんが柊のバンドのサポメンになったところから始まります。

審査を通過してデビューが決まった柊たち。
上ノ山くんは嫉妬や羨ましさを抱えながらも、柊が持つ"華"に惹かれていました。
サポメンとして加わるとますます色んな面が見えてきます。

そんな中、幼なじみ4人組にとって『由紀』はどんな男だったか。
いまだに色濃く影響し続ける『由紀』の存在を痛感するんですね。
そして柊から由紀が遺した未完成の曲を昇華させたいとお願いされてしまいーーーと展開します。


ギヴンなのにギヴンがいないぞーーー(;ω;)
ってぐらい4人が揃ったシーンが1度もなかったッッッ(涙)
いや、そんな日もあるわな、と思うがチト淋しいぞ。

そんな嘆きはさておき。
真冬が上ノ山くんに恋をして「由紀」が少しずつ薄れていくのかと思いきや
ここにきて由紀の存在がよりリアルに明確に浮き出てくるとは…。
由紀の人物像が鮮明になるごとにシンドさが増す…(;ω;)

つーか上ノ山くんですよ。
由紀が遺したのもを完成させるとか…すごいとしか言えない。
真冬に恋した者同士理解し合える部分があったのか。
音楽の沼にハマった者として突き動かされてしまうのか。

上ノ山姉が「地獄みたい」と零すんですね。
私もそう思いました。
けれど上ノ山くんはそんな次元の話じゃなく魅せられちゃったんですよね…。
そして前へ前へ動き出す。

しかし真冬は過去の淋しさが重なるんですね。
由紀に置いてけぼりをくらったあの寂寥感を。
バンドをキッカケに動き出していた真冬の足が止まってしまうんです。
これがも~~~噛み合わないシンドさがシンドいッッ!!!
(日本語がおかしいけど言語化できない感情伝われ…)

で。柊とシズちゃんの恋愛面もハッキリと描かれます。
匂わせとかじゃなくハッキリ!(大事なことなので2度)

柊は良くも悪くも感情がストレートに出るから
わかりやくす「シズが好き!!!!」なんですけど、
シズちゃんのほうは拗らせたクソデカ感情が黒くて重いw

幼なじみゆえというか、距離が近すぎてというか。
ずっと一緒だったから、ずっと見てたからというか。
シズちゃんが吐き出した感情は個人的にドストライクに萌えました///////

柊が好きで人生決めちゃうシズちゃんなんですが、
恋のフワフワしたものじゃない執着にドキッとします。
由紀×真冬の関係になりえなかった嫉妬というのかな。
コントラストがくっきり浮き出てくるんですね。
はぁ…シンド…これめっちゃシンド…。

反面、少しね、来ちゃったか…とも思いました。

①由紀×真冬(死別)
②秋彦×雨月(破局)
③上ノ山×真冬
④秋彦×春樹
⑤玄純&柊(←new!)

狭いコミュニティで男カプ乱立なんですよねぇ;
無自覚おさななで居て欲しかった気持ちも無きにしも非ず…。
個人的にはシズちゃんのクソデカ感情に萌えたので結果オーライでしたが。

今回出番が超少なかった大学生組。
秋彦の無精ヒゲに「!?!?!?」(←声にならない叫び)
春樹さんと上ノ山姉のやりとりはなんだかホッとしました。

本編以外の番外編や描き下ろしはいつもの4コマ。
相変わらずゆるゆるでワチャワチャしてて面白かったです♪

ギヴンの運命はどうなっていくんでしょうか。
7巻の展開が気になります。楽しみ…!!!

18

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