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レビューをする気力が湧く尊い2人

読み返そうと思えるようないい作品に久々に出会えたので、レビューする気力が湧きました。そのぐらいの推進力か何かがこの作品にはある。
私が今まで読んだ中で、うぶい2人の青春作品部門だとベスト3には入るなってくらい高評価です。

ストーリーが浅すぎず深すぎない絶妙な塩梅。読んでいて鬱いストレスのない浅さ、とはいえ薄っぺらくもない深さ。
2人がくっつく過程がじわりじわりと楽しめる話が、多少のジェットコースターはありながらもただ続くので終始ニマニマ。

まぁ注意点を強いて言えば、受けの女々しさに可愛いってなるかちょっとイラっとなるかは好みが二分する作品かも。でもまあ女々しいイケメンなので美味しい設定なのですが。

受けは「美味しい」、攻めは読めば誰もが「いい奴すぎる…」と口を揃えて唱えるでしょう。
神評価が多いのもこのストーリー力なら納得です。

展開わかってても楽しめた

結論、タイトルと帯からある程度展開を察した上で読んでも面白かったです。

ありがち想定内なイベントはありつつもそれだけではない何かがある面白さがあり、2人がくっつく過程もしっかりしていて納得でした。

ただ一点、攻めのネタバラしを聞いても、結局どのタイミングで「ただの興味→好き」になってたのかが曖昧でスッキリしなかったのが消化不良でした。ここらへんからはもう好きだったって明確なネタバレが聞ければもっとニヤニヤできたのかなぁと。まぁでもそこを推測するのもまた醍醐味なのかもしれないのでこれはほんの好みですね。

家に2人でいる時の甘々な空気感、ありがたき糖度です。
特に2人の気持ちが通じ合った「うん」からの「頬染めた攻め」からの「ベッド」描写が美しい。あの1ページは流れるような美しさで気に入っています。

実家が銭湯ってシチュいいね

ノンケの年下攻め。
そんな攻めの一目惚れで初恋っていう事実さえ心に落とし込んで読んでいければ、もうあとは胸キュンのオンパレードでした。

あらすじだけだと、よくあるほだされまくりのBLかな?と思ってましたがそんなことはなく、心の動き具合は丁寧に描かれていたのでしっかり物語に入り込めました。
元カレの引きずり具合とか、受けに振り向いてもらうための言動とか、妙にリアルなテンポ感が楽しめてよかったです。

実家が銭湯というBLには美味しいシチュも堪能できたし、常に隣の部屋に相手が居てお互いのことを考えられるシチュも、とにかくドキドキがとまらない要素満載でした。

ライトBLで後味サッパリ系が好きな人には絶対刺さるお話だったなと思います。

ヤクザものなのにほのぼの

これはほんとにヤクザの話だったのだろうか…
と錯覚する程のほのぼのさ。
血が流れないヤクザものだったので驚きでした。

家を継ぐかどうかが大きな話の軸としてありながら、それに伴って若と付人というこの関係性が変わっていくというシチュ、しかも幼馴染って、もう最高です。

ただね、その幼馴染で付人っていうベストポジションにいるんだから、「もうちょっと綾乃、執着心見せてくれ…」と言いたくなる場面がちらほら。
幼なじみ特有のクソデカ感情的な、もう少しデカいものを期待しすぎていたのでそこはちょっと残念。

そして若。あまり照れないからかな?
君のそれは本当に恋なのか、と疑いの目で見てしまいますごめんなさい。いや、執着してるのはよくよく分かったんですけどね。

と腑に落ちてくれない部分が少し残ったのでこの評価ですが、シチュとほのぼの感はとってもよかったです。

描き下ろしを読んでこそ最終回

ついに完結です。

この巻に大きな波風はなく、ただただ平穏な家族3人の日常が綴られていました。エロシーンもかなり控えめでした。
本編にタイトル付けるなら『3人のこれから、そして未来へ』みたいな。

描き下ろしは、少し成長した日向くんへの親達のカミングアウト話。
成長しても日向くんは日向くんのまま、いい子に育っていて安心しました。
この描き下ろしを読むと、このシリーズが終わったんだという実感がようやくわいてきました。そのぐらい綺麗に終わっています。これを読んでこそ最終回って感じがしました。

本編はずっとぽかぽかしてて癒されますが、内容的に物足りないといえば物足りないって気持ちも正直あったので萌2で。
それでも19p分もある描き下ろしは、ここまで読んできた甲斐があったなと思えるぐらいによかったです。

先が読めなくて面白い

ママ活という珍しい切り込み方だったので、どうなるのかこの時点から先が読めなくてワクワクしていました。そしてそれは読んでいても最後まで変わらずでした。
読み終えた直後は、最初の方をもう一度読み返したい衝動に駆られます。
ぜひネタバレ回避してから読むことをおすすめします。

最初は何も考えずに流れに身を任せて読んで楽しみ、2周目以降は登場人物の表情に重きを置いて読んでみるとすごく面白いです。行動や表情の意味がわかって読めるので胸熱必至だと思います。ちょっぴり現実味のある行動や展開がせつなくてじんわり胸が(温かくを通り越して)熱くなる感じのやつです。

ストーリー上カズのお母さんが割と登場しますがいい人で、ちゃんと必要なTPOで登場しています。

家族愛と恋愛の愛の垣根を越えた愛が詰まっていて、ハートフルで素敵なお話でした。

ハッキリ言葉にして伝えるからストレスフリー

言いたいことは相手にハッキリ伝え合える、こんな幼馴染同士憧れます。

2人とも隠し事をほとんどせずに暴露して一緒に考えていくスタンスなので、見ていてストレスがほぼありません。

和晃が想いを少々拗らせすぎてめんどくさい感じですが、それに対して猛生が意外とすぐ折れようとしないのがこの主人公たちの面白さでした。攻めが折れてなだめていくスタンスはよく見かけますが、お互いにまず言い分は基本しっかり伝えてぶつかり合う。このぶつかり合える絆が眩しい作品でした。

この2人ならこれから小さな事でたくさん衝突はするものの、その分もっとお互いを理解し合えてラブラブ度がさらに上がって熟年夫婦になっていくんでしょう。
微笑ましいケンカップルになりそうで楽しみです。

上手いなぁ、このタイトル

タイトルが上手い。
読んだあとだとすごくしっくり来ます。

さて。
星の数ほどアカウントが存在するSNS"しゃべったー"の中で、たまたま会社の先輩のアカウントに遭遇するの、ちょっと漫画すぎないか?と思って読み進めてたら、なるほど!と後々納得がいく内容だったので、もしそこで読むのやめようと思った人がいたらもったいないと思いました。

全体的には、じわりじわりと距離を縮めていく系だったので、後半からがキュンキュンでした。いやむしろ、せつなさ多混じりのギューンが多めだった印象です。

入り込みやすい導入だったので、今日は重すぎるのはちょっとなーって時に頭空っぽにして読み始められて、それでいて内容が思ってたより面白かったので、またそんな日に読み返そうと思います。

かゆーい!!!

かゆい話が読みたい人にはぜひおすすめです。

攻めがちょっとばかし強引で融通利かない性格なのが玉に瑕でした。
有無を言わさず「今日から恋人で」展開なのには若干戸惑いました。
とはいえ攻めもそれだけ必死なんだろうなと読み進めていくと、ちゃんと最後までにはスッキリできる感じになってたので良しです(笑)

その唯一性格を抜きにすると、この一冊には私の好きなシチュばかりが詰まってて最高でした…
受けが無意識にお前の好きな物くらい知ってるぜアピールしたり、相手の親と仲がいいからこその後ろめたさだったり、学校ならではのいざこざだったりと、親友で幼馴染だからこそのかゆーいキュンキュンばかりでした。

ずっとハッピーな調子で読めるので、気分良く読めました。

ブロマンスの延長線上な恋人感

読み終わって最初の感想は、
「思ってたよりブロマンス寄りだったな」でした。
想像してたよりイチャイチャエチエチなシーンは少なめだったので、糖度の高さはそこまで期待せずに読んだ方がいいかもです。

幼馴染設定ならではの、クソデカ感情を秘めた攻めがよかったです。
ただまあそのクソデカ故に臆病さが働きすぎてすれ違っていく…というありがちな流れで、ある程度展開が予測できたのが少し残念ですが。
それでも、正直な自分の心に向き合って真摯に攻めのことを考えていく受けの健気さと、過程のゆっくりさは好印象でした。

ちゃんとイチャイチャハッピーエンドで終わるし、間違いなくBL枠なんですが、もっとブロマンス寄りの、その延長線上の恋人感を感じました。