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tonari no metallersan
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ボロアパートでお隣同士になった遣斗と荘志。
荘志が作るごはんを朝夕共にして1年、
ゲイの遣斗は荘志を好きになる。
30年間ひとを好きになったことがなく、
言葉がスムーズに出ないせいで人付き合いが下手くそな荘志。
その荘志が一生懸命、遣斗に気持ちを伝えようとするのにキュンとしました。
とにかく荘志が奥手なので、まさかエッチ無しか?!とヒヤッとしましたが、最後の最後にありました♡
〝なつめさん〟に比べるとキノコの描写がかなりソフトで新鮮でした^ ^
まわりの評判が良くて気になっていた作品、やっと読みました。メタラーさんって何だろうと思ってたらメタル好きさんって事なのね。
思ってた感じと違った〜。もっとカラッと明るくポップなお話だと思った。そんで、モヤモヤする点がいくつかあったのでそこが気になっていいお話だなとは思えなかった。
モヤモヤポイント
①幼児に恋愛相談するところ
主人公の遣斗は貧乏大学院生。幼年教育学科に在籍していて保育園でバイトしてるんだって。お迎えが20時の延長保育の早熟年長組園児みちこさんと同僚でゲイの友達、竜童に壮志さんとの事を相談すんの。案外子どもって人間関係わかってて驚くような発言したりするけどそれでもいくらバイトとはいえ先生が5歳の子に話す事じゃない。
あと、見返りに100円求められてそれは拒否するものの、おやつ3倍って交渉してんの。
この子の成功体験になっちゃうからこういうのしちゃダメだよって真面目に思ってしまう。
②壮志さんは恋愛感情とは言えないのでは?
はじめて仲良くなった遣斗から恋愛の意味で好きだと告白され戸惑うものの受け入れた壮志さん。
そもそも人間関係を上手く構築できない壮志さんだから遣斗と離れる事が寂しいから受け入れたんじゃない?と思ってしまう。本当は友達関係で充分だったけど、相手が望んでるから流されてるんじゃない?この先が描かれていないから壮志さんがこの先どうなっていくのかわからないけどLOVEなのかな?
コミュニケーション力が向上して同じ音楽好きとして竜童と友達になってたり、職場の皆さんと打ち解けたあと、遣斗への感情がLIKEではなくLOVEだと確信してから付き合って欲しかった。
この作品では気持ちはLIKEだけど繋ぎ止めたいから付き合うことにしたように感じてしまいました。
あと、幼年教育学科って卒業したらどんな職に就くんだろう。まさか、保育園じゃないよね。薄給だよ?大学院まで進んでるから教育関係の機関かなんかで働くのだろうか?
紙本で購入
ボカシなしだけどシンプル線のみなので見逃すかも。しかも壮志さんの壮志さんのみしか描かれていません。
大学院生の遣斗はガス管の壊れている格安の新居で凍死寸前のところを、隣人の壮志に助けられる。長髪に黒づくめな彼はメタラーで、無口だけれど美味しいご飯を作ってくれそれから毎日一緒に食事をする仲に。コミニュケーションに難があり人と話すのが苦手で、メタルの爆音で距離を置き自分を守ってきた壮志。ゲイである事を言い出せないまま、遣斗は壮志の優しさに触れ段々と惹かれていく…。言葉が上手く出ず人と接するのを避けてきた壮志だけど、遣斗は彼の言葉を待ちゆっくりと寄り添っていて、2人の気持ちが穏やかに通じ合っていく感じがとても素敵。
付き合って1年、同棲して半年経ってやっとセッするなんて、ゆっくりが過ぎるし可愛すぎる2人(笑)でもそんなマイペースな2人が、何ともほっこりして愛おしいのだった。そしてマミタ先生がメタル好きとわかったのも嬉しい〜。
40才まで┅でマミタ先生を知り、
過去作を追ってたどり着きました
メタラーいい人説に全面的に賛成。
しかも今作の受、壮志さんはとても器用で
お料理もお菓子作りも編み物も上手なのに
口下手というギャップがすごい!
まっすぐ見つめながらコクコク頷く姿が
めちゃくちゃかわいいです。
ピュアなハートを守るためのメタラーなので
恋愛耐性はもちろんゼロですぐ気絶しますが、
拒否はしません。
とことん良い人の壮志さんが、幸せになるまでの道のりを、
あたたかい気持ちで見守る充実感。
今年一読み返している1冊です。
マミタ先生といえば、個人的にはやっぱり『40までにしたい10のこと』が最高だなあと思うのですが、こちらのメタラーさんは、2番目に好きな作品です。
初めて読んだのは一年ぐらい前…かな?昨日久しぶりに夜中読み返して、初めての時と同じように少し泣いてしまいました。
受けがメタル好きのメタラーさんですが、メタルについて全く知らなくても問題なく世界観に入り込めると思います。
出会ってから好きになっていく過程、お互いを想い合う気持ちがしっかり描かれていて、じんわりしたり、ときめいたりしました。
やっぱりマミタ先生はストーリーがうまいなあ…
出会ってから三年目、最後に一歩踏み出して結ばれる二人の姿が本当に感動的!
メタルや音楽にはそんなに興味ないな、という方にもぜひ手に取っていただきたい作品です。
癒されました~ (ღˇ◡ˇ*)♡
見た目も性格も正反対な二人がお互いを理解し、寄り添うって感じの作品です。とてもシンプルな物語なんですが、テンポもキャラも良くて、なんかずっとこの優しさに浸りたいと思いました。個人的にみちこちゃんの恋愛相談室が一番のお気に入りシーン。
♦少しネタバレ♦
うまい!うまい!ってご飯をガツガツ食べてくれる遣斗が本当に犬みたいで可愛かったw そして、壮志のぼそぼそ言葉をちゃんと待って、真剣に聞き取ろうとするトコも素敵だなと思いました。
マミタ先生の作品を逆追いしてる形で読んでいますが、本当に素敵な作品を描く作家さんだなぁと思わずにいられません。
心の奥底にあるものを突くのが上手いというか、登場人物のキャラクターと物語の設定とのマッチングに惹きつけられます。
しかも。今読み終えている限りでですが…どっかで読んだありきたりな話でなく、オリジナリティー溢れる切り口と着眼点であるのもそそられます。
BL歴が比較的浅い私としては、みなさんのレビューや評価を参考にして素敵な作家さんに出会えるキッカケになることが非常にありがたいし、嬉しく思っています(*´꒳`*)
この場を借りて…レビュアーの皆さんありがとうございます^ ^
さて、話がどっかいっちゃいましたが本筋に戻しますね。
マミタ先生作品を読んで3作目となるこのお話もすごく良かったです!やっぱりストーリーがめちゃくちゃ良い!!
格安アパートの隣人さん同士の恋愛物語に、最初はほっこり、中盤は切なく…最後は涙が出ちゃうほど嬉しく気持ちが温かくなりました。
序盤は遣斗の視点で、メタル好きの壮志に惹かれていく過程が描かれていて、後半は遣斗の告白になかなか答えることができない壮志の焦りや怖さを抱えた心にフューチャーしています。
発語やどもりのせいで自分の気持ちが表現できない壮志の悲しみが胸にジクジクする描きは、読んでいる私の心にも重く響きました。
どちらの悲しみにも触れた後に訪れた幸せな瞬間は、この上なく素晴らしかった…
大好きな人に自分の気持ちを伝えられる喜び
大好きな人に自分の気持ちが伝わる幸せ
壮志はたくさん感じとることが出来たし、そして遣斗も壮志の想いを知ることが出来た見事なハッピーエンド!目頭が熱くなりました。
メタルの知識も獲得できるお得な作品(笑)
とっても素敵なストーリーなのでおススメ度大です^ ^♪
マミタ先生の過去の作品をまだ全部読んでいないので、制覇するのが今から楽しみです!
まず、表紙絵がいいなと。全体が青系配色だけど、雪の積もった朝特有の青みがかった日差しで、薄着でも過ごせるほどに暖められた室内で朝ごはん。幸せがいっぱいです。で、背景のメタラー的調度に、ストーブと炬燵と編み物セットという一見ミスマッチな取り合わせですが、本文によればメタルの本場は北欧という事で、ある意味メタラーっぽいお部屋なんですね。すごい!
中身も表紙のように、文章に頼らずに描写で語るのが上手い漫画でした。
私的にすごいなと思ったのが、吃音症とみられる壮志への接し方の表現。職場の店長は壮志の症状に理解はあるけど、いざ壮志に目の前でどもられるとあわあわしてしまう。一方、遣斗は落ち着いて壮志に耳を近づけて話してくれるのを待ちます。遣斗は幼児教育の研究をしている大学院生なので、さすがプロの対応ですね! 設定が伊達じゃない。
人に思いを伝えるのがうまく出来ない、すぐにいっぱいいっぱいになって気絶しちゃう、そんな壮志に合わせてゆっくりペースで恋愛が進んでいくのがよきでした。
マミタ先生初読み。
ゲイの貧乏大学院生×コミュ障メタラーさん(パティシエ)のごはんが繋ぐ隣人ラブストーリー。
想像していたのと違い、ゆっくり恋を育む優しい作品でした。
幼い頃から自分の気持ちを言葉で伝えることが苦手な壮志さん。
雪の日に隣人・遣斗を助けたことがきっかけで、ふたりは毎日一緒にご飯を食べるようになり、遣斗は壮志さんへ心惹かれていく。壮志さんも遣斗には少しずつ心開くようになり…。
もうね、遣斗も壮志さんも優しいの。遣斗は壮志さんの言葉をちゃんと待ってあげて、壮志さんも遣斗と関わることで「誰とも関わらず生きていくことはできない」ってことに気付いて頑張る。ただひたすら二人を応援したくなる作品でした。
描きおろしの初エッチも優しくて素敵だった。
幼年教育学科の大学院生の遣人は、暖房のない部屋で凍死しそうになっているところを隣の住人である壮志に助けられます。
壮志は、メタル好きの無口なパティシエですが、至って普通の人です。
ただ子供のときから「自分の気持ちを上手に伝えることができない」「言葉がうまくでてこない」タイプの人間で、そのせいで辛い思いをしていました。
本当に大切なことは言わないと伝わりませんが、遣人に壮志が「ひっこさないで……は胸にきました。
この作品、初めて読んだときは全然印象に残らなかったんです。メタラー要素を抜けばコミュ障受けが幸せになるBLのありふれたお話なので。でも読み返してみるとはっとするシーンがちらほらあって、じわじわハマっていきました。特に竜童が好き。はっきりモノ言ってくれるキャラが必要な作品です。
壮史は個性や性格を超えて病名がつくタイプのキャラに見えます。ずっと働いてる職場の上司に理解がないので、そこらへんははっきりさせてないんでしょう。と、現実的に考えればお互いにとって良くない環境が気になりますが、BLなのでそういう性質を持ったキャラとして見ろってことですかね。
それでやっとやっとやっと頑張れた壮史が感動を生みます。遣斗はBLの攻めとして見れば包容力が足りないと思っちゃうんですけど、とても人間味のあるキャラだと思います。人並みに悩んでやらかして頑張って恋人ゲット。壮史が初めて心を通わせた相手が変にスパダリとかじゃなくて、友達っぽい関係性も継続できそうな遣斗だったところがすごく良いです。
本編内にHシーンが無かったのも作品の雰囲気に合ってて好印象。読むたびに味わい深くなるスルメ系なのかな?と思いました。
よかったです、本当に。
心があったかくなりました。
いつまでも読んでいられる。
メタラーって何かな?と思っていたのですが、メタル好きの人達のことなんですね。
納得。
ぜひても続編出てほしいです。
小学生から筋金入りのメタラーでございます。
マミタさんと高音早口ノーブレスで語り合いたい。
でもメタラー同士の語り合いは、気付くとマウントの取り合いになりがち。
「メタリカはメタルかハードロックか」というテーマでエンドレス討論になりがち。
というメタラーあるあるを披露させていただいたところで、『となりのメタラーさん』です。
マミタさんの美しい作画→眼福
おいしそうなごはんいっぱい→食いしん坊にはご褒美
メタラーさんがパティシエ→デザートまで用意していただき感謝感激
主人公が保育園でバイト→みちこさん(年長さん)のキャラが最高
という素敵なポイントがたくさんある作品ですが、すごく気になってしまった点が1つありまして。
むしろその1点のせいで、ずーーーっとそこが気になって、ストーリーに集中できなかった…。
それというのもメタラーさんの両親です。
回想部分で小さい頃から話せなかった様子が出て来るんですよね。
自己紹介で名前も言えない我が子になぜ何もしなかったんだろうか、と。
病院に行くなりカウンセリングを受けるなり、何かしたけど、効果がなかったというわけでもなさそう。
うまく言葉が出てこない息子が今後社会でつらい思いをするのなんて、子供がいないわたしでも容易に想像できるのに、なぜ?
いや、治ってたら話が成立しないのは重々承知なんだけど、ここまでひどい状態なのに「なぜ?」で頭が埋め尽くされてしまった。
むしろこの状態でよく今まで生きて来られたなと。
そっちにばかり気を取られてしまって、肝心の遣斗と荘志の恋愛が頭に入って来ない。
一度読み終わったあとにもう一度読んだけど、やっぱり頭に入って来ない。
この設定だからこそ、クライマックスで絞り出すように言う「遣斗」という台詞が生きるのは分かる。
分かるんだけど、それなら社会人になってから何かトラウマ級に嫌なことがあったとか、そういう「途中から」という設定の方がストーリーに集中できた気がします。
周囲とのコミュニケーションの取れなさ具合が、第三者ながら心配になりすぎるレベルで萌え切れず。
あと竜童が実は遣斗のことを好きなんじゃないかという邪推をしてしまっていたため、初読のときはそっちの動きも必要以上に見張ってしまいました。
無念です。
メタラーって何だろうって思ってました。心理的な何かかな?とか。メタル好きな人のことだとは!
メタラーの事がとてもよくわかって勉強になるになりました笑笑
なかなか言葉にできない人の繊細な気持ちを表現してくれて、もどかしくも苦しいような気持ちにもなりました。
2人がずっと幸せになりますように。
そうしくんが、もう少し言葉にできますように。
雪国の独特な空気というものがある。
しんしんと降り積もる大粒の雪の中では、音という音が吸収され、静謐があたりを覆う。夜の中、誰もいなくなったような気にさせられるのに、その静かさはなぜか温かい。
かと思えば、手のひらを返したかのように、人間に過酷な試練を課す。風が踊り狂い、雪が視界を埋め、空気は凍る。いてもたってもいられず、人間を畏まらせる。
この作品の舞台は雪国。
彼らは雪国の中で愛を育んでいく。独特な空気感そのものが、作品に詰め込まれていると感じました。
って、いい感じでまとめたあとでこんな話をするのは恐縮ですけど、描き下ろしでしかえっちしてないのが不満でしたね。雪国の空間感うんたらかんたらって言っといて結局、おま、えろかよ!って言われようと、わたしそこだけは譲らないから!
えっちなのいらない人はぜひとも!
ついでに、なんで中立かっていいますと、えっちな件とは別にして、そうしさんがじれったすぎてですね「ちゃんと喋れよ」ってなりましたけど、その言葉にできないそうしさんがこの作品の根幹なので、なんともいえないですけどね。
私がただ「じれったい!!」ってなっただけです。
初めて読んだマミタ先生の作品です。
大学院1年生 坂木 遣斗と洋菓子店勤務 池松 壮志のお話。
学生寮のセキュリティ強化で賃料が高額になったため、寮から出ることにした遣斗。
貧乏学生なので安い物件を探したところ、ガス栓が壊れている理由から月額七千円のアパートを見つけました。
しかし、ここ数年の大雪の日に引越をした遣斗は部屋の前で倒れてしまいます。
雪国の冬をなめていた凍死寸前?の遣斗が目を覚ますと、そこには「DEATH」の文字が書かれた黒シャツに長い髪の死神がいて…。
あらすじやレビュー等を拝見せずに読ませていただきました。
マミタ先生の丁寧な心理描写と上手なストーリー構成で冒頭から物語に入り込めます。
全体的にコミカルに描かれていますが、じつは社会性のある内容になっていました。
ノンケの壮志を好きになったことに苦しむゲイの遣斗。
一方、小さい頃から自分の考えや気持ちを言葉にすることが出来ない壮志。
勇気を出してあと一歩踏み出せば、昨日までの世界は変わるかも知れないのに…。
でも、悩むのは相手を失いたくないからですよね。
一緒に食事をする日々が積み重なり、それはかけがえのない時間になっていく。
途中のすれ違いもモダモダも2人には大切な過程だと思いました。
そして、なぜ「メタル」なのか?…読めば、なるほどと頷けます。
せつないけれど奥が深いエピソードでした。
この作品を読み終わった後は、メタルに興味のある方もそうでない方も、Google先生に「メタル」を教えてもらいたくなるでしょう。
ちなみに、ところどころに「ワンポイントメタル」があるのでメタルの知識が培われますよ(笑)
このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、遣斗のゲイ友 竜童くん、バイト先の園児 みちこちゃん、壮志の勤務先店長が登場します。
ここでのおすすめは…みちこちゃん!
保育園児とは思えないほどの的確な恋愛アドバイスは必見です(笑)
Hシーンは、書き下ろしにあります。
本編ではキスだけでエロがなかったのですが、この2人ならエロがなくても満足です。
しかし、描き下ろしでエロがあったのは、サプライズで良かったな〜。
やっぱり心身共に結ばれる2人も見たいですよね。
エロは薄いけれど、遣斗の愛おしさと壮志の嬉しさが伝わってきて感動しました。
でも、壮志の体力がないのが心配だよ(汗)
描き下ろし『Act.5.5』
本編のその後のお話。
2人が出会って3度目の冬がやって来ました。
付き合いだしてから1年、一緒に暮らして約半年。
冬が終わり、春がやって来て、夏が来て、秋が来て、そしてまた次の冬も…
お互いの悩みや葛藤を理解し寄り添い合える素敵な2人。
この先も一緒の食卓を囲み、その日の出来事を話せる人生を送って欲しい。
お話は雪が降る真冬の場面が多いのに雪解けの春を感じられました。
それは、小さいけれど優しい声のように――
ぜひ多くの方に読んでいただきたい作品です。
壮志が言葉が出ないせいで辛い目に合って表情を作り内にこもり孤独に過ごして気の毒でした。
誰も壮志の返事を待ってくれなかったのかな?
ひとごとと思えませんでした。
世界が彼を追いつめてるように見えて。
壮志に助けられた遣斗も最初は怖がってたし。
でも毎日朝晩ご飯をご馳走になって、本当はとっても良い人だとわかり…。
壮志にとって遣斗が唯一返事を待って言葉を聞いてくれる人だったんですね。
静かな暮らしに嬉しい変化が起きて。
お付き合いが始まって、壮志も遣斗をちゃんと好きで体の関係も望んでることがわかってホッとしました。
初めてのことでもしかしたら流されたり思い込んでるだけ?と心配だったので。
ハッピーエンドで萌えもあるんですが、壮志のことが刺さりすぎて単純に萌えと言いにくいです。
優しいお話だとも思うけれど、ちょっと読んだ後モヤモヤが残っている
荘志は子供の頃から緘黙があって言葉が出ないことを容姿の美しさが災いして誤解されたまま生きてきてしまった
30歳近くまで一人で心通う人もなく…恐らく菓子職人になっているってことはお母さんとは良好なんだろうけれど、職場の人たちも良い人たちに見えるけれど、荘志が話したがっているとは思っていないみたい
話したくないから話さないんだと思われている
遣斗は子供に接する仕事を目指していて、根が優しく付き合えているけれど、緘黙だと気遣う様子は見られないし、子供に恋愛の相談しちゃっているところは本当にダメって思ってしまう
でも好い人だとは思うから良いんだけど…良いんだけど…
壮志にとって始めて親しくなった相手で、隣人で友達の遣斗が友達ではなくなってしまうの切ない
なんか、勝手に思い込んでしまっているだけなんだけれど、友達こそが壮志がもっとも欲しかった存在なんじゃないかと思えてしまうせいでなんとなくモヤッとしてしまう
幸せになったんならそれで良いんだけどね
竜くんが友達枠に入ってくれたら良いのかな大分年下だけれど音楽仲間になれるもんね
私にとって緘黙が個人の悩みとして想像するに重たすぎてそこが「恋人ができました」でめでたしになりきらず残ってしまったお話でした
壮志はとってもきれいで、遣斗は可愛らしく、きっと読み返したら楽しく読めると思う
2020年、私の中のベストです。
マミタ先生の漫画は初めてですが、表紙に惹かれて購入しました。
今更読んだなあと思いつつも、冬にもう一回読みたいなとも思いました。
寒い新潟での物語ですが、穏やかで切なくてポカポカで気持ちがいっぱいになって溢れてました。
途中で何回も涙が出そうになって、でも読み終わった後の感動ぶりがすごい。
先生の描く人々がみんな優しいし、メタラーの世界も覗くことができて、面白です。
私の一生懸命のおすすめです。先生のこと、これからは応援します。
初・マミタ先生でしたが、その優しい世界観、日常描写に魅了されました。
いいです!他作品も読みたくなりました。
恥ずかしながら、”メタラー”という言葉を知りませんでした。
いろいろ勉強になりました。そして、とーってもほっこりしました。
BLとしての尊さはもちろん、”人と違う”ことに悩むひとへのエールのような
素敵な作品だなぁと思いました。
吃音症ゆえに人と話すのが怖くて、周囲から孤立してきたメタル好きの青年が、極寒の雪の日、凍死しそうになっていた隣室の貧乏大学院生(遣斗)を救ったことがきっかけで、朝夕のごはんを一緒に食べるご近所づきあいがはじまります。
メタラーさん、雰囲気が色っぽくてきれいなんですよね。
ゆえに、さきに恋心を意識したのは遣斗(DK)なんですけど、メタラーさんにとっても遣斗が特別な存在なんだろうなと、いろんな場面から伝わってきて、ほんのりとした好意、優しさの交流に萌えました。途中、ちょっと切なくなるところもあるんですけれど、大切な人のために、今までの自分から一歩踏み出そうと、勇気を振り絞る二人を応援する気持ちになってしまいます(≧▽≦)
つましいけど居心地のよさそうな部屋、美味しそうなごはん、おこたで編み物、、、というささやかだけど、幸せな情景描写に気持ちが潤うような作品でした。(あとメタルが聞きたくなります)
メタラーとは、メタルロックのコアなファンのこと。
格安物件に越した大学生、遣斗。ガスを自分で手配しなければならないため安かったのだが、たいしたことないと高をくくっていたら、寒すぎて行き倒れ、隣のメタラーさんに助けられるところから物語が始まります。
このメタラー、そうしさんは、思っていることを言葉にできない究極シャイな人。
一方遣斗は人懐こいワンコ。
遣斗は美形だけどシャイで、でも純粋な人柄に惹かれていく。その前に、胃袋をつかまれていたかもしれないな。。
そうしさんはケーキ店勤務の社会人。ゲイであることでやや屈折した遣斗と、言葉で伝えることに怖さを抱いてきたそうしさん。お互いが、そのこわばりを解く大事な相手になっていく、そんなところにほろりときました。
これからもたくさん漫画を世に送り出して欲しいです。
メタラーって何だろと興味を持ってレビューを見てみたら高評価だったので、購入しました。
メタルにあまり興味はないし、メタラーさんたちとは相容れないと思ってたのですが、メタルを聴くと元気になるから北欧の方たちは老若男女メタルを聴いている、とかそういう豆知識を得られ、一気にメタルへの親近感が湧きました。
コミュ症で吃音持ちの壮志とゲイ貧乏学生の遣斗が一緒にご飯を食べるようになり、じわじわ関係を深めてゆくお話です。
じわじわゆっくり進むお話なので、本編ではキス止まりですが、キュンとさせられました。
やはりBLのキスシーンは萌えるなぁ…。
描き下ろしでついに⁉︎
触りっこだけでも気絶しちゃう壮志さん、最後まで大丈夫なのかな?と心配でしたが、良かったです♡
評価が高くてずっと気になっていた作品です。
やっと読みました。とても良かったです。
何が良かったと言うと、2人が出会ってから告白するまでと、恋人になってから初エッチする迄がゆっくりと進むんですが、それでいて間延びした感じも無いし、どのエピソードも2人の関係を考える上でとても大事なのです。
そして壮志は不器用だけどとても前向きで可愛いところがあって、遣斗は若いのに思慮深いところがあるし真面目な好青年でした。
壮志の強張らせた武装した表情も可愛いし、ふとした時の表情も美しくてとても魅力的なキャラクターでした。
2人で居るのが当たり前になった頃に遣斗は壮志を好きになってしまってゲイだと告白するのが怖くなってしまいます。
人を好きになった事が無い壮志は、告白された事によって遣斗の存在を改めて考えるのです。
お互いが一緒に居たいとなるまでが長く焦ったいのですが、それがとても暖かくて素敵でした。また2人が初めて結ばれた時の壮志の言葉にギュンっとなってしまいました!
個人的に遣斗のバイト先の保育園児のみちこさんの恋愛相談がツボでした。
受けの壮志が料理上手な吃音症のメタラーというすごく味のあるキャラクターで、それがこの作品にたくさんの魅力を与えていたように思います。メタルを聴くからといって、必ずしも本人も自己主張が強かったり、性格が激しかったりするわけじゃない。相手が親しい人か否かに関わらず、バイト先や日々の生活でも、少しでも何かプレッシャーがかかると、途端に言葉がつっかえてしまう壮志を見ているのは辛かったですね。吃音の人の存在を知るのには、良い作品だと思うな。
そんな壮志と距離を縮めていく遣人はゲイで。がっつり胃袋を掴まれて以降、壮志自身にも惹かれていくんですね。相手の好きなものを知りたいと、興味のなかったメタルのライブに一緒に行ってみたりなど、他人と接するにあたって壁を作らないところが非常に好印象なキャラでした。1つ引っかかったのは、2人が知り合ってからいきなり時系列が1年後に飛んでしまうところ。これだけジャンルの違う2人が親密になっていく過程って大事だと思うので、私としてはその1年をもう少し読んでみたかったなぁと思いました。振り返ってみると、2人がほのぼの日常生活をしているシーンが意外と少なくて、常に何かが起きている状態なので、お互いの気持ちの変化をじっくり辿ることがあまりできなかったような気がします。題材は良かったです。
特別なにか大きなことが起こるわけではない、ごくごく普通のお隣さん同士が一緒にご飯を食べる…
そんな日常が描かれた作品です。
でも、すっっごくあたたかくて優しいお話なのです。
読中・読後ともに穏やかな気持ちになれる作品。
あたたかい飲み物とチーズケーキを用意して読むのはいかがでしょうか?
きっと、そんな時間にぴったりな作品だと思います。
音楽ジャンルとしてのメタルはちらほらと登場しますが、分からない人向けに分かりやすい解説があるので、知識が0でも大丈夫。
音楽ものではなく、どちらかというと人と人の心が近付いていく様子だとか、ゆっくりと進む恋模様だったり、前へ進もうとする自分自身への葛藤だったり、そういう繊細なものが丁寧に描かれています。
今作はメイン2人がすごく優しい人同士なのですよね。
気性も穏やかで、人の気持ちを考えることが出来る人達。
タイトルにも登場する、となりのメタラーさんこと、壮志は美しく繊細でとても愛らしい人なのです。
優しくて、1人でも大丈夫なんて思いながら、実はすごく人に飢えている。
けれど、幼少の頃から今でも人と会話をしようとするとうまく言葉が出てこない。
この辺りについては、詳しい病名や症状は「これ!」というものは書かれていません。
心の中では、これを伝えたい・これが言いたいんだと思っていても、なかなか相手に伝えられずにいる。
そうすると、人から誤解されてしまったり、孤立してしまったり…次第に人と関わることに対して臆病になってしまった。
そんな孤独で臆病な自分を守る鎧、そして拠り所となったのがメタルなのです。
しかし、同じアパートの廊下で寒さのあまり倒れていた遣斗と出逢ったことによって気持ちや生活に変化が訪れる。
この2人、毎日一緒にご飯を食べているだけなんですよ。
でもね、それだけでも十分人と人の心の交流というものは出来るものなのですよね。
不器用で優しい壮志をきちんと理解し、ぽつぽつと言葉が出るのをじっくり待ってあげられる遣斗も優しくて。
彼が壮志という人に惹かれていく様子も描き方が丁寧で良かったなあ。
組み合わせ的にはゲイとノンケになりますが、人として惹かれているのであまりそこは関係がないかも。
性急さが全くなく、じっくり、ゆっくりと深まる関係と不器用な恋愛模様が愛おしい。
そんな素敵な恋に心惹かれる作品でした。
貧乏学生の遣斗は、大雪の日に凍死しかけたところを隣人の壮志に助けられます。真っ黒な服を身に纏い、髪が長くて無口で目付きが悪く近寄り難いけど前髪から覗く瞳は、何かを訴えるように語りかけてきます。その日から、ご飯を作ってもらい一緒に過ごすことが多くなりました。穏やかに1年を過ぎた頃、少しずつ2人の関係が変化して行きます。
ゲイを隠し、壮志への気持ちを隠しながら過ごしてきましたが・・・
遣斗の壮志への対応が本当に良かったです。自分を待ってくれるというのは、なかなか言葉が出てこない壮志にとってすごく重要なこと。鎧の様に黒を身に纏い、メタルを聴きながら威嚇する壮志は繊細で脆い。外界との接触を最小限にする中で、自分が作ったものを美味しそうに食べ、話を聞いてくれる遣斗の存在。ゆっくり進めていく2人がとてもよかったです。
初エッチまでもよかった。焦らず、壮志に合わせようとする遣斗さん!めっちゃイケメンです。
そして、壮志さんが雪似合いすぎるくらい儚い。美しいです。
紙発売からずっと欲しかった。電子を待ってました。
◾︎遣都(保育園でバイトする幼年教育学科大学院生)×壮志(ケーキ屋さん,メタル好き)
表紙のこの壁は壮志の部屋、あるいは同棲し始めてからかな?メタル関連のもので真っ黒であろう壁を、こんな風に描くの、素敵です。
何が特に刺さったかって、詰め込みすぎない美。表紙同じく想像させる余白を持っているところです。
遣斗の壮志に対する振る舞いを「子供好きだから」みたいな言葉で片付けなかった。相手の言葉をきちんと待ったり、聞き返したり、遣斗の人間性が現れていて読者はなんとなく察しが付くけど、それをわざわざ本文中では言わない。
壮志についても「吃音」とか漫画中一言も書いてないところが良い。症状に名前がついても、ひとりひとりの悩みは人それぞれですもの。
色々悩みながら生きてきたであろう彼が、料理が好きでケーキ屋で働いてて、編み物をするってのも感慨深いです。メタルを好きなったきっかけは描かれてるけど、これらは描かれていません。でも、これらって受け身では入っていかない世界だと思うのです。自分で選んでそういう学校に行って、こういう職についたのかなとか。編み物も道具揃える必要のある趣味ですし。
壮志は人との関わり合いに臆病でしたが、自分がないわけでは決してなくて、彼のそんなところが好きでした。
描き下ろし後日談も良かった〜〜1年も致さずに過ごしてきたのね。昨今の展開のはやいBLに比べてなんと奥ゆかしいこと。嫌いじゃない!そうか、本編ではそういう展開がなくて面白かったんだと今更気づきました。遣斗の「全部貰っていいですか」がまた…萌…
にしても、遣斗よやっぱ秘密にしてダブルのホテル選択して案の定ソレはいただけない。
マミタ先生のセカンドコミック。
前作も好みの絵を描き、ずきゅんと来る作品を描かれる人だと思いました。
この作品は、カバーに惹かれたジャケ買いなんですよね!実は。
向かい合わせて、ご飯を食べる2人が素晴らしく一般的なアパートの一室で、楽しそう。そりゃ、センサーに引っ掛かるわけでした。
読んだら、もうねこんなに良いなんて想像出来なかった!素晴らしかったです…
アパートの隣同士の出会いも秀逸です。
新潟設定として、見ていくと納得します。湿った雪が音もなくドスドス積もる。そして寒い。遣斗が廊下で倒れていたら、真面目に凍死案件ですよ~
壮志が拾ってくれて良かった!
壮志のキャラクターが、かなり良かった!場面緘黙症?なのでしょうか。明かされてはいないけど、言葉の出ない辛さがぐっと胸に迫る場面が多かったです。
私自身は、話すことが苦にならないんですが逆に、発する言葉にはっとする事も有ります。壮志は、伝えたい思いがあるのに言葉にならない。
これは…辛いと思いました。だからこそ、速くて、強くて、重いメタルに惹かれたのが説得力ありました。イヤホンしてしまえば、理想的な音楽の世界に入り込み、世間と壁にもなる。辛いことを寄せ付けない防御壁。
遣斗が、現れてご飯を美味しく食べて。ゆっくりと壮志の発する言葉に耳を傾ける。
2人が、長い時間を掛けて関係性を深めるところ。壮志だけじゃなく、遣斗も誠実だったのが萌えて、萌えて…
いや~保育園の年長組のみちこさん。恋愛賢者で楽しかった!友人の竜童とのコンビネーションも最高です…
時間を掛けて2人がちゃんの好きと言い合える。で、セックスだって付き合いはじめてから更に同棲してからもしてない!
初めては、同棲から半年後…
でも、いーんですよ!めちゃくちゃ良い!
壮志のキャラクターは、遣斗との恋人関係からどう変わって行くのか人としての成長を、是非とも追っかけて読みたいです。
ジャケ買いから、めちゃくちゃ良い作品に出会えて幸せ。BL買いは止められないなぁとしみじみ思った次第です。
泣きそうになりました。
出逢って三年目、恋人同士になって一年後、ようやく、ようやくの初エッチ。
遣斗に抱かれて「うれしい」と言うあのシーン。
そこがとにかくめちゃくちゃ良くて、ジーンとしました。
ようやっとここまで来たか!!みたいな。
言葉がうまく出ない自分の鎧がわりに、そして外の世界を遮断するためにメタルを聴き始めた壮志。
うまく言葉が出ない自分を諦めて、孤独の中で生きてきた。
メタルを鎧がわりに人との接触を極力避けていた壮志にとっては、エベレスト登頂とか南極点到達に匹敵するほどのもんだと思うんですよね。
けっして焦らずに待っていてくれた遣斗、いい男。
言葉がうまく出ないし、出たとしても小さくてボソボソしてる壮志の言葉を愛おしく拾い上げてくれる遣斗。
だから遣斗となら話すのが楽しいと思える自分がいることに気づけたし、一歩踏み出す勇気を得ることができた。
このお互いの唯一無二感も凄くよかった。
ときどきハッとするほど壮志が美しいんですね。
だから遣斗が見惚れてしまうんだけど、私も一緒になって見惚れてしまいました。
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夫がメタル大好きおじさんなので、メタルとヘビメタの違いを聞いてみました。
ヘビーメタルとヘビメタは、全くの別物なのでそこはハッキリ区別してほしい!!とのこと。
ヘビメタは化粧してるとか、ビジュアル系っぼくてチャラチャラしてる感じらしく全然別物!らしい。
ヘビメタはヘビーメタルの略称じゃないの?って聞いたら全然違う!!と憤慨してた。
メタルとヘビーメタルの違いを聞いたら、まぁ一緒と考えていいと言ってました。(余りにも私が疎いので途中で説明諦めた感あり)
普段メタルには1ミリも興味を示さない私が、突然メタル話を持ちかけたので、どうしたの?なんで突然メタル?と突っ込まれたけど、まさかメタラーが受けのBL読んだとは言えず……
初読み作家さんです
評価が高かったので、興味を持って試し読みで気になったので読みました
あたたかな気持ちになれるお話でした
攻めも受けもすごく人が良い
真っ直ぐで、誠実
読んでいて、正直すぎる2人に何度もきゅんきゅんしました
可愛いお話でした
攻めが好きになっちゃってからの葛藤と、受けが伝えたいのに伝えられない歯痒さと、お互いにしんどさを抱えながらも前に進もうとするのが良かった
ゲイとかノンケとかではなく、一人の人として惹かれあった2人のような気がして、これからナチュラルにいちゃいちゃするんだろうなと想像してしまいました
積み本崩し⑥
音楽に興味が無くても問題なく読めます。音楽の話はメインではありません。壮志さんがなぜメタラーなのかの下りは切なく、でも全体的に暖かく優しさに溢れていて、良い作品でした。
マミタ先生初読みです。
このコタツの2人と「メタル」のミスマッチが気になって。
さて、読んでみると非常に切ない系でしたね…
極寒時の引っ越しトラブルで外で倒れていた所を助けてくれた隣人は…
…と始まるのですが、この隣人さんが超無口の黒づくめで。
思うに、彼・壮志さんは「緘黙(かんもく)症」的なのかな?
そんな事もあって、自分を守るための鎧としてメタルを好むようになった経緯は非常に切ない。
一方、主人公の遣斗は壮志にゲイであるという事を言わずに仲良くしていたんだけど、そのまま好きになってしまう。
ストーリー的には王道系で、言ってみればよくある展開ではある。でも壮志さんの繊細さやゆっくりと時間をかけて進むのがとても良かったと思う。
さて、メタルについて。
興味ない方はスルーでお願いしますね。
マミタさんとお話してみたいなぁ〜。と言っても私とは20年以上世代差がありそうだけど。私はNWOBHMの発祥がリアルタイムの世代です。
壮志さん言ってましたね。「ヘビメタじゃなくてメタル」。
これ私に言わせると、ちょっと違うんじゃない?…なーんていうとケンカ売ってるように思われちゃうかな?
ブラック・サバスがオリジネーターとして、その時名付けられたジャンルがヘヴィメタル。その後の新しいヘヴィメタルの波として出てきたのがアイアン・メイデン等々のNWOBHM、その後スラッシュメタルという名付けの元にメタリカ、メガデス、アンスラックスあたりが出てくる。そのもっとディープな形態がデスメタル…
この辺が壮志さんの好きなフィールドですよね。
だから言いたい。「メタルはヘビメタでいいのだ!」
……あとがきの「ひけらかしオタク」そのものだね、私!ひひひ。
(ちなみに私のフェイバリットは「ホワイト・ゾンビ」!)
となりのメタラーさんというタイトルだけど
表紙を見た感じではメタル要素を感じれないので
一体どのような物語なのだろう?と気になり購入しました。
受けがメタルが好きなパティシエ。
攻めが保育士さんです。
メタル要素はそこまで強くなく、メタルについてもちょこちょこ作者様が説明をしてくださっているので
メタルについて詳しくなくても普通に楽しめる作品になっています。
とてもゆっくり進む二人の恋愛のお話でとても心が温かくなりました。
エッチするのかな!?と思ったけどちゃんと最後にしていました。
でも、エッチするまでにも長い道のりがあり、
それがこの二人らしくて好きだなぁって思いました。
心が疲れているときに読みたいと思える作品でした。
マミタ先生の他の作品が大好きで、こちらも読ませて頂いたのですが、やっぱり大好きでした…!
表紙は二人の日常が描かれていて本当に素敵なのですが、読み終わってから見るとまた更にいいです…!
壮志は人と話すことが得意ではなく、メタラーで、少し怖そうな見た目ですが、実際は全然そんなことなく優しくて、お菓子作りもご飯作りも得意でとても可愛い人なのです。
壮志と遣斗の恋愛はゆっくりなのですが、そこがほんといいです…。
メタルについても詳しくなります!!
マミタ先生の前作も大好きだったんですが
この作品も読んですぐに好きになりました。
無理のないストーリーでゆっくりゆっくり相手の事を知って
好きになって両想いになって、時間をかけて結ばれていく作品。
キャラクターも魅力的です。
雪の夜に凍死しかける貧乏大学生・遣斗くん
それを拾って自分のお部屋で眠らせてご飯食べさせて
デザートのチーズケーキ(激ウマ)を持たせる隣人・壮志さん
脇を固めるキャラクターも素敵です
特に遣斗くんがバイトをする保育園のみちこさん(年中さん)
とゲイ仲間竜童さんの恋愛相談が最高です✨
隣のメタラー壮志さん。
真っ黒だし目つき悪いのにご飯はウマいしケーキも旨い
そこら辺の謎は読んでご確認ください。
このお話、マジでいいから✨
なんだこれは……泣いた(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
じんわりじんわり体の芯からあったまっていく感じ。
とってもあったくて優しいの。
メタラーって何?メンマ?とか思ってました^^;
音楽のメタルが好きな人のことなんですね。
ヘビメタじゃなくて、メタルですよ、メ・タ・ル!
出会いは冬ーーラストは二度目の春。
ゆっくりゆっくり進むラブストーリーです。
事故物件?に引っ越した院生の遣斗は、凍死しかけたところを隣人・壮志に助けられます。
それから、寡黙な壮志が作る朝晩の食事を共にするようになった二人。
いつしかゲイの遣斗は、壮志に惹かれていきーー…
壮志が最高に愛しいキャラ。
寡黙で表情は固く、いつも眉間にはシワ。
大人しさに反して、聞くのは激しいメタル。
ギャップが面白い!と思ってたけど、メタラーになった壮志の理由に泣きました。
ものすごく切なかった……
多分、壮志は吃音があるのかな?
言いたい言葉が上手く出てこない。
メタルを聴くようになったのは、人と話したくないから。
激しい音楽を聴いて外の音を消して、髪を伸ばして顔を強張らせる……
それが壮志の鎧であり、自己防衛策なんです。
たくさん傷ついて傷ついて、やっと見つけた自分らしさ。
それがメタラーとしての生き方。
本当は伝えたい言葉が、思いがたくさんあるんです。
お願いだから待ってあげて、聞いてあげてって、そう思いがら読んだら涙が止まらなかった……
そんな壮志が、少しだけ楽に話せるのが遣斗です。
貧乏な年下大学生だけど、心優しく、人の気持ちを考えられる子。
決して壮志を急かしたりしないし、壮志と話すのを楽しいと言ってくれる。とってもいい子だ。
告白に戸惑う壮志を、雪の中迎えに行く遣斗。
声が出ない、大事な時に大事な事が伝えられない……
そんな壮志を心の中でどれだけ励ましたかしれません。
絞り出した言葉はほんの少しだったけど、全身から遣斗が大切だって伝わったよ。
描き下ろしの初Hも最高でした。
セックスしなくてもいいけど、奥手な壮志もちゃんと考えてくれてた。
小さな一歩が未来を変えるーーきっと、新しい関係が始まる。
気持ちいいじゃなくて、泣きながらの壮志の「嬉しい」にまた泣いたよ。
どんだけ泣かせるんじゃ!最高だよ。
あー、愛しい。二人がとっても愛しかった。
きっと、何度季節が巡っても一緒にいるんだろうな。
本当に素敵な作品でした。
二人の周りの人たちも皆優しかった。
この作品に出会えて嬉しい。
たくさんの人に読んでもらいたい。