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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
スピンオフの「悪人の躾け方」を読んでから慌ててこちらを読みに来ました。本編は上下巻で、カバー絵を合わせると1枚の絵になっているというオシャレ仕様です。
上巻は自己紹介から何となく恋が芽生えるところまで。
濃厚な三角関係か?と思いましたが、傲岸なおじさまに捨てられた可愛いリーマン(そしてH)と、その彼に恋心を持つ中華屋の店員さんの恋のお話のようです。
後半このややもつれた関係はどうなっていくのでしょうか。
おじさんといたいけなリーマンの関係が仄暗いのに対して、ひたすら誠実で一途な青年が清涼剤となっています。
序盤から急展開であれよあれよと進んでいきました。
雪文は以前から慧介のことを知っていたんでしょうか。
雪文に裏の顔があるのかと思ったらそういうことだだったんですね。
それが、7年も飼い慣らされて毒を抜かれてしまったのか。
や、でもそれに耐えられず雨津木の家庭を壊そうとした。
にしては泣いてばかりで薄幸な感じしかしないんだけど。
怒りとか不満とか意志とかもっとあるだろうにと思うんですが。
はっきりしているのは、雨津木には会うけどホテルには行かないというのが雪文の意志ですね。
かたや慧介はわかりやすい。
ちゃらんぽらんそうに見えてまっとう。
雪文が好きで好きでたまらない。
考えていることと行動が一致する人。
慧介なら間違いなく雪文を大事にしますよね。
さ、下巻どうなるんでしょう。
雨津木が表紙なのが気になります。
頼りない放っておけない男雪文26歳、中華屋店員慧介21歳、雪文を拾って自分好みに調教し愛人に仕立てた会社社長雨津木45歳。
この3人の三角関係、読み進める内にあれ?なんか似てるなって思い出した。
はらだ先生のやたももです。
野良犬や捨て猫みたいな受けと若さと情熱と正しさで突っ走る攻め、経済的援助で身も心も支配して受けのベースを作り上げた男。
そこに細かい設定やキャラが乗っかると全く同じではなくなってるんだけど、似てるなーと思い出したら比較してしまう自分がいました。
どちらも面白いのでどっちが上とか下とかないです。
若い時期に調教されてハードなプレイを覚え込まされてた雪文は、愛されて必要とされて快感も与えてくれる慧介とのSEXは喜びはあるだろうけど、性癖的には満たされないんじゃないの?って思ってしまった。雨津木に合わせてハードプレイしてただけっていいつつも、身体は求めちゃわないのかな?
いついなくなってしまうか不安に思いながら過ごす慧介くんしんどいな。
雪文ってば、雨津木のマンション出て一人暮らし始めてるけど、職場は雨津木の会社だしまだまだ手の内にいるんだよね。
まだまだどうなるかわからないな。そら、慧介と雪文がくっつくんだろけど。
あっあと、どうでもいいことだけどチャーハンはおにぎりにできない気するんだけどな、ラップで包んだら辛うじて出来なくはないけど、米がまとまらないと思う。2人のエピソードとしてチャーハンいいんだけども。
シーモアで購入
輪郭描いてないとかアップにして修正してないみたいなスタイル?
受慘慘的米米的以前還是不良特別可愛,兩個攻的修羅場也挺好玩,說實話炮灰攻也是隔壁的受,又渣,最後被受踢一腳很搞笑很狼狽,但是正攻我也覺得不咋地呃。。。有點太寒酸了。。。不是很滿意。。。就算最後當了店長還是覺得。。。不過總體還是特別好,受的心路歷程寫得也很好,兩個人相處也好好,換攻大喜歡,老師太會畫了5555
上下巻並べて3人の関係性がわかる表紙が面白いこちらの作品。どんな三角関係なのかなとわくわくして読み始めました。
雪文のことを前から気になっていた慧介にとって、ふたりが交わった日は運命的に映ったけれど、雪文をにとっては雨津木と別れて繋がりを失ってしまった日だったわけで…
はじめから"そういう目的"で声をかけたので躊躇いもなくセックスするふたりですが、ふたりの対照的な心情になんとなく切なくなってしまったのでした。
三角関係とありましたが雨津木と雪文の関係も歪んでいたし雨津木の雪文に対する想いが見えないので、今の時点では慧介のことを応援したい気持ちにしかならないような展開ですが。
下巻で何かその印象は変わっていくのか、期待が膨らみました。
雪文がどうしたいか?という部分が大きいんでしょうけど。どうなるのか、楽しみです。
先に「悪人の躾け方」を読んでから、こちらも気になって読んでみました。初めて読む作家さんです。
攻めがいい奴なので、この受けで本当に大丈夫か?いいのか…?!という心配をしてしまった。
いきなり奥さんに凸するようなやべえヤツだよ?幸せになれる?本当に…?!
確かにギャップはあるけどそれにしても…ずっと美味しい思いした挙句暴れたんだよ?と。
受けにあまり好感は持てませんでしたが、絡みシーンが多くて、ややレトロ感のある雰囲気は結構好きでした。
これが光属性か…攻めのポジティブシンキングに感化されつつ徐々に幸せオーラ発揮してく受けが微笑ましいです。お幸せに…。
この受けが最初元彼の言いなりのようなポジションだったのが最後自分の気持ちを押し切って元彼を圧倒させたシーンがかっこいいです。
守られるだけのなよっとした受けが好きじゃないのでこの展開には好感をもちました。
2人がちちくりあってるなか外出したり引っ越したりお隣さんほんとお疲れ様です、タイミングが良すぎて草
実は完全ノーマークだった作品。
ですが、スピンオフの「悪人の躾け方」が読みたくて、ならまずこちら、と。
レビューもたくさんなので感想だけ。
ゲイの慧介が周囲に何も隠してないようなのがまず良い。
だから「あの」リーマンがガード下にいたよ、って教えてもらえたし。
で、気負いなくカサを持って行ってみる。
するとそのリーマンは実はゲイのビッチっぽい…
…という冒頭!
えーもうのっけからナマOK、中出しOKですか。とんでもないエロお兄さんじゃないの。お部屋には色んなオモチャまであるし。
だけど慧介はどんどん本気になる。全然引かないの。
だからこれは慧介の純愛なのよね。
慧介のストレートでストロングな想いはすごく好き。
だけどエロリーマンの雪文はどうなんだろ?
ガッツリ調教済みで、なーんかよわよわしてて、あざとい系?
慧介くん、この人でいいんですか?って思ってしまった。
さて、元々ソッチが気になってる「雨津木」サン。
ヤバいね、この人。
暴君というか、カラダでも生活でも雪文を支配してたから、切れた今でもまだ影響力が及んでる。
でも雪文が支配されてるのはわかるとして、雨津木の方はなぜ雪文に執着してるのかがよくわからない。自分の所有物なのに歯向かったから?他の男(慧介)と寝たから?雨津木の地位や資産があれば雪文じゃなくても、という描き方のような。
上巻は雪文の過去なども出てきて、それも全部慧介は受け止めてるところで次巻へ。
慧介は魅力的で男前ですね。
この受けと攻めについていけませんでした。
そもそも攻めは、受けのどこがいいの?
抱いたらすごいエッチぃ身体に溺れちゃっただけとしか思えなくて……。
身体以外のどこにそこまで惚れる理由があるのか、わからない。
「俺は、このてろんとした笑顔のかわいい人を
ただめちゃくちゃに愛してやりてーんだよ!!」
ってあらすじにもあるけど、どこにそこまで攻めを駆り立てる原動力があるのか、よくわからない。
そもそも私には、攻めのように「てろんとした笑顔のかわいい人」とは思えませんでした。
受けに限らず、男女問わずてろんとした笑顔をする人にイラっとしちゃうんですよね……。
あざといな……と思ってしまって。
受けもへにゃっと一見、気弱そうに見えるけど、奥さんの元へバラすために乗り込むという行動力はあって、意外と逞しいんじゃないかなと思ってしまう。
そして受けはサラリーマンらしいけど、会社の中で働いてる姿が1mmも想像できない。
それよりも、愛人お手当だけで生きてる設定にしたほうが違和感がないし、しっくりきます。
こういう真っ直ぐな攻め、大好物なはずなんだけど、光属性にしよう!というのが先立つあまりに、変に突っ走るだけの中身がうっすい男になってしまったとしか言えません。
この作品は攻めがザ・スパダリ!の慧介くんで、受けは美人で可愛くてえっちい雪文さん。その雪文さんを家庭がありながら調教していたのが雨津木さん、という三角関係です。
慧介くんと雪文さんが会ったのは、ぶっちゃけ慧介くん側からのナンパです。そっから雪文さんの事情を知りどんどん踏み込んでいって、、というところから始まります。
攻めが眩しいくらいに真っ直ぐな愛を伝えてくるところが胸にきます。雪文さん、自分に素直に動くんだ!
応援したいカップルです。
「7年の不倫沼を超・溺愛男がぶち壊す救済型アダルティック三角関係!」
だそうです。
上巻は、光の攻めである21歳のフリーター・慧介が、愛の力で、雪文を縛っていた縄を解いていくお話。
たとえ身体から始まった関係でも、好きだから大事にしたいっていう、慧介の真っ直ぐな光のような言葉は、じわじわと雪文のはまっていた沼を涸れさせていきます。
果たして雪文は、雨津木との関係をしっかり絶つことができるのか、、
という所で上巻はおしまいです。
前から評判は聞いていた作品。
思い切って上下巻共に買ってみたのですがめちゃくちゃよかったです…!
愛人として7年付き合っていた男に捨てられ、自暴自棄になっている雪文。
そんな雪文を拾い、優しく優しく尽くす慧介。
そして、雪文を傷つけたクズ系アラフォー(既婚者) 雨津木。
この三角関係がとてもリアルかつ濃厚で。
雨津木からの乱暴な愛しか知らない雪文が、慧介の真っ直ぐで優しい愛に少しずつ傷ついた心がほどけていく過程。
でも雨津木への依存心も捨てきれず、「戻ってこい」と誘われたら迷ってしまうところ。
そうした雪文の心情変化がとても丁寧に描かれていて、濃いストーリーだなと感じました。
慧介も「雨津木のところに戻ってしまうかも」という不安感のあまり、雨津木から託された雪文へのプレゼントを渡さなかったり、雨津木からのメールを雪文が読む前に削除したり。
嫉妬と焦燥感からのシーン、とても切なく、かつ萌えでした。
下巻を読む前にこのレビューを書いているのですが、一体この3人はどんな結末を迎えるのか…楽しみです。
個人的にはあまり好きなタイプの話ではありませんでした。
●不倫・寝取られ・倫理観の欠如、これらを萌えとして変換できる人向けです。
まず第一に、受けの倫理観が破綻しています。
ただ、受けが悪いかと言われればそうではありません(BL界にはもっとやばいキャラはたくさんいますね)。
倫理観の破綻している受けを無条件で受け止める攻め、という図が、私にはどうにも気持ち悪くて受け入れがたかったです。
●セックスシーンが多いです。
これに関しても、単純にセックスシーンが多いと嬉しい人、もしくは「背徳感セックス」に萌えられる人であればいいですが、負の感情を抱いてしまう人には向きません。
私はずっと、(このセックスは)なんとなく嫌だなぁ、と。もやもやした気持ちを持ちながら読み進めることになってしまいました。
●下巻について簡単に
モヤモヤとした思いばかり書き連ねていましたが、下巻でかなり払拭できると思います。
ただ、1項目目に書いたような「気持ち悪さ」がずっと付き纏ってしまい、あまり萌えた!という感情にはなれませんでした。
なんとも複雑な気持ちのままレビューをしましたが、好みが別れる作品のようなので是非ご参考程度に。
うーん???流され受けの感情にハテナがいっぱいでした。
悪環境から救い出す王子様のお話???これ系は慧介がめちゃくちゃかっこよくないと厳しいです。当て馬との7年の恩を覆すほどの魅力を感じてやっと応援できるというか。当て馬に衣食住の全てを世話してもらって、さらに仕事も与えられたとなれば、慧介との関係の方が浮気じゃないの?ってなるんです。
そりゃあね、雪文にとっては慧介とくっついた方が健全な幸せを手に入れられると思いますよ。でもそれは慧介に奪われるように当て馬の元を去るんじゃなくて、自分で決断して仕事も辞めて決別してからじゃないと応援できない。
雪文は良くない環境を変えてくれそうな人が目の前に現れて、ふらっと流されてるっぽく見えてあまり好きになれませんでした。
慧介が言う「長い間辛かったのに」っていうセリフ。本当は辛かったのに自覚がなかっただけかもしれない。でも実は別に辛くなくても、こう言われたら今まで辛かったんだって思っちゃうこともあるんですよね。雪文は後者で逆に慧介に暗示にかけられたように見えちゃって、流されやすさが悪い方に出てる気がしました。
当て馬のことがあまりよく分からないままなので、とりあえず下巻に期待です。
支配 調教 不倫 どれも苦手なんです。
なのに驚くほど純粋?な雪文。身体は開発され淫らになって。
7年は長いですよね。しかも生活も囲われ支配され、この洗脳からはなかなか抜けられないかも…。
中華料理店で働く慧介はずっと店の前を通る雪文のことがお気に入りで。
向こうはきっと大きな会社に勤めてるんだろうなあって。
必死で雪文を抱いて部屋に連れ込んで説得して、でもやっぱり雪文は呼ばれるとご主人様の元へ行ってしまうのかと思いきや!
これは続きが気になります。
愛されるべき人、その通りだよ!ダメだよ調教されて囲われてちゃ。救われますように。
ダヨオさんの前作が好きで、こちらの作品も読ませていただきました。
作者さんのお言葉をお借りするなら「受けが攻めの甘々シャワーを浴びながら、自分の“身体”を取り戻していくハッピーな話」です。
光の攻めvs闇の攻め×不憫受けの三角関係。
光の攻めこと慧介がですね、ホントに真っ当でですね好ましい攻めなんですねー。
闇の攻めこと雨津木は自分勝手が過ぎてスパダリになり損ねた男。
受けの雪文はホントは心から愛されたい囲われ愛人。
雪文と雨津木が待ち合わせていたレストランに乗り込む慧介がね、かっこよすぎて惚れました。
路上の抱擁泣けたよ…。
素敵なのは若造王子の慧介であって、調教ふにゃちんおじさんの雨津木では決してありません。
慧介はほのかな好意を持っていたサラリーマンの雪文に、ガード下で声を掛けた後にマンションに誘われてセックスします。直後に雪文の不倫相手の雨津木が登場するなんて地獄です。
この雨津木が最低なんです。雪文が不倫に耐え切れなくなって奥さんにバラしたのを許せずに、拘束して謝罪しろとオモチャを使って責めます。
あくまでも自分に非はなくて、雪文に大人しくしていれば可愛がってやる発言のゲスです。しかも責められている雪文の姿を見せる為に、慧介を騙して呼び出します。
慧介は雪文を連れ出して自分のアパートに連れて来ます。一緒に過ごす2人はとても楽しそうです。
慧介は嫉妬から雨津木に渡された香水を隠し、メールの内容も消してしまいます。
でも最後には謝って雪文にメールの内容を伝えていました。
離婚した雨津木が雪文に接触しようとしている所で終わってて、下巻がとても気になります。
雪文が調教の呪縛から逃れて、真っ直ぐな慧介を選んで欲しいと思いました。
電子書籍特典が5話のネームです。ページ数めっちゃ多いな?!と思って読むと途中で終わるのでご注意を。自分がそうなったので。
ダヨオ先生、デビューは結構前なのに以外にもコミックス数そんなに無いですよね。でたら必ずヒットする!の印象ですが。
思った以上にトレンディードラマみたいな展開でびっくりしました。もっとじんわり地に足ついた人生みたいなのを描く感じかと思っていたのですが、ダヨオ先生結構幅広いのかも?
ゲイ×ゲイのCPが好きなので、その時点で結構すんなり入っていけました。雨津木の存在でドロっとした雰囲気が強いかと思いきや、慧介がとにかく若さぶつける優しい攻めで、恋っていいな〜〜〜という爽やかさもあって、ジャンルが掴みづらい。
とりあえず下巻を読みます。
とりあえず上巻のみのレビューをさせていただきます。
初読みの作家さんだったのですが、こちらでの評価が高いのと、三角関係ものが好きなこともあって気になって購入しました。
上巻の途中で、受けがどうして雨津木に囲われていたのかが明らかになるシーンがあり、そこのシーンは好きなのですが、それ以外は今のところあまり刺さってこないなーという印象を受けました。
特に攻めは受けのことをひたすらに好きだ、というキャラクターなはずなのに何故受けのことをそんなに好きになったのかがいまいち伝わってこないのがなんとも惜しい。
調教されたエロい身体を持つ受けという設定だからエロシーンが多いのはわかるんですけど、それよりももう少し攻めが受けを本気で好きになるまでの過程を書いてくれた方がもっと上巻最後のシーンがグッと来るのになあ…と思います。
下巻読了後にはまた感じ方も変わってくると思うので、これはあくまで上巻のみの感想ということにはなりますが。
全編通して修羅場を感じる作品、このドキドキ感がたまらないなぁと思いました。妻子持ちで雪文を自分に都合のいい従順なオモチャとして仕込んだエリート雨津木、そんな彼の元から雪文を解放し自分と一緒に過ごして欲しいと願うラーメン屋店員の慧介。対極的な2人の男の間で揺れつつも、やはり自分を拾ってくれて長年面倒を見てくれた雨津木をそう簡単には忘れられない雪文。ベタっちゃベタな三角関係ですが、ダヨオ先生のタッチによってそれぞれがとても魅力的なキャラとして描かれ、雪文はどんな選択をするんだろうと気になるストーリーとなっていました。
雪文がいろんなことを雨津木に仕込まれたという事実は随所で現れ、慧介はそんな彼にもっと苛立ってもおかしくなかったと思うのだけど、意外にも彼は冷静で、雪文には可愛いとか肯定的な言葉しか言わないんですよね。21歳という若さでこの落ち着きっぷり、大物だなぁと思いました。少しでもネガティブな感情を吐けば、雪文が雨津木の元に帰る理由を作ってしまうという考えもあったのかもしれないけれど、それでもここまで徹底して雪文を思いやれる彼の態度はとても素敵でした。下巻では雨津木の頭の中を是非覗いてみたいですね。
慧介お気に入りのサラリーマン雪文についに声をかけるきっかけが出来たものの、そのままマンションへ直行。
後日雪文の住むマンションに再び呼び出されると別の男(雨津木)が来ていていきなり修羅場に突入!実は雪文は7年間、妻子ある雨津木との不倫関係に耐えきれなくなって雨津木の家に突入したため、雨津木の過程をぶち壊してお仕置きを受けていたのであった…
それでも雪文のことが好きでたまらない慧介は、この不倫関係から雪文を愛することで抜けさせようとする、というお話。
前シリーズとはだいぶ違う作風ですが、雪文がめちゃくちゃ可愛くなっていくのでかわいい受けちゃんが大好きな方は必見です!!!
スパダリ王子様っていうからちょっと警戒してたら(経済的にもかなり余裕があってヘタレたところがないのは個人的に苦手なもので…)
なんという光の攻め……!
気になっていたリーマンと体から始まった恋愛でも、
ちゃんと雪文の気持ちを尊重してくれるし大切にしたいと思ってくれて
これぞ愛でしょうよ雪文~!!
もう本当に眩しいったらないよ…。
それにしても雨津木さんは酷い。
最初の優しさは懐柔するためだけだったのかな。
自分の思い通りになる可愛い男の子だったら誰でも良かったんだろうか。
修羅場られたのはいい気味でしたがそれでも尚執着するなんて勝手過ぎます。
雪文はすぐ泣くし雨津木さんの言いなりになってしまって
普段だとあまり好ましくないタイプなんですが
自分でこのままじゃ駄目なんだと気づいて
慧介の愛に応えようとしている健気さがいとおしかったです。
雪文だって不倫したくてしてきたわけじゃないし
縋れるのが雨津木さんだけだったからなわけで…。
雨津木さんがぎゃふん(死語)と言わせられたらいいのに!
めちゃくちゃ良い。
間違いなく神作品です。本当に大好きです。全てが。
私、申し上げにくいのですがgoodbadはあまりピンとこなかった人間です。
でも今回、表紙にすごく心惹かれて買ったら、大・正・解…
ストーリー、キャラクター、セリフ、展開、全てが良かった!
ダヨオ先生がインタビューで
『三角関係、濡れ場の多さなど、今まで描いてこなかった要素が多い物語なので、その中で自分が何ができるか考え
①闇をぶち破って行くもの
②受けの身体はうけのものであること
を描こうと決めました』
と書かれているのを読み、最高の理由はそこか!!!と分かりました。
他にもダヨオ先生の考え抜いたこだわりが随所に溢れた作品です。
インタビューも面白いのでぜひ読んで下さい。
ところで語彙力消失レベルの優良作品には「すごい」「好き」「最高」の3ワードくらいしか出てきませんね。
受けが自棄になって軽い気持ちで誘ったら、真っ当すぎて眩しいくらいの男だった攻めの慧介。
慧介の率直さ、男らしさ、カッコよさに読んでるこっちもドキドキします。
そして受けの雪文さん。こ~~んな綺麗でエロエロでピュアな奇跡の受け、存在するの・・・?
慧介が秒で深みにはまるのも分かる。魔性の受け!
「魔性」とは本人は何にもしていないのに勝手に(男の)人生が狂わされる、致命的な人を言うと映画評論家の高橋ヨシキさんが解説していましたが、雪文さんもそうなのでは?と思いました。
しかも美人でピュアで庇護欲を掻き立てる存在でいながら、芯は強い。
この芯の強さがのちに炸裂するシーンは見どころの一つ。
泣きながらトキめいていました。雪文さんの男っぽさが大好きです。
さて、ヒールの宇津木。ハイスペのクズです。
なのになのに、番外編でこうなるんですか最高です・・・
全2巻、好きしかない作品でした。
神に感謝!!!!
初めてダヨオさんの作品を読みました。
読み始めてこれ受け攻め逆だったら良かったのに…ともやもやしていたのですが、受けの雪文さんがかわいい!!2人とも幸せになってくれ!!と思いながら読んでいたらあっという間に終わってしまった。
ダヨオ先生なら間違いない!ランキング評価も高い!と思って購入させて頂きました。
上下読了済みです。
結果。
薄い。ざらざらする薄さです。
物足りなさが残る。上下巻で、上の感想で読了後の感想を言うのも申し訳ありませんが。
上下で分ける意味があったでしょうか。
ネームを入れるのは、読み返す電子書籍派には面倒臭い印象です。
本編とほぼ同じネームをなぜ入れる必要があったのでしょうか。
電子書籍派には読み返しにくい作品です。
ネームはネームだけでまとめて頂ければと思います。
つまらなくはないです決して、ただあの人気シリーズを描いた先生の次作と考えると肩透かしという感じが否めません。
まずキャラの顔が固まってないというか初期は以前のキャラをそのまま引っ張ってきたみたいで徐々に変化したのですが、雪文さんがどんどん垂れパンダになっていって「BLの受け」としてこれはアリなんでしょうか…。
個人的にダヨオさんの絵は服や小物の使い方がとても好きなので問題なく最後まで読めましたが、心に残る所があったかと言われると微妙です。
あらすじ通り。「ただめちゃくちゃに愛してやりてーんだよ‼︎」これに尽きる。尽きてしまう‼︎
身体も性癖も。ただひたすらに「彼=雨津木」のモノにされ。執着し、愛されたいと望んでそれが叶わず。自暴自棄になっていたところに現れた王子さま。慧介くんは、弱冠21歳のフツーの若輩者に関わらず、これは⁈ スパダリ味溢れる王子さま、なのだ。もしくは、困難に立ち向かう冒険者。姫を救う騎士。
清々しいまでの、圧倒的光属性・慧介くんの放つ台詞に痺れます!
「巻き込まれ上等」
「大事にしてた人だろ!傷つけんなよ!」
「俺は絶対大事にする」
「大事に愛されるべき人だから」
一つ一つのキラキラした宝物みたいな言葉。それは雪文さんが初めて貰った温かな、血の通った言葉。
真っ直ぐに心に届く、その素直な心情の発露。
気にかかるのは。慧介くんが、好きで好きで堪らない、美しく可愛い、愛されるべき雪文さんそのものは、まず見た目は雨津木さんが拵えたものだし。その感じ易いエッチな躰も。雨津木さんが仕込んだモノなのだ。雪文さんの本質が変わらぬものであったとしても。慧介くんは、その可愛らしい見た目と、エッチな躰にのぼせ上がった事実は変わらないのだ。
誰かが作った美味しいモノを食べる、ということ。
雨津木さんにしても、丹精込めて仕上げた傑作を横取りされた様なものに違いない。
これは私のモノだからと、思い上がっていて。大事にする事を怠ったから。
彼等が狭い部屋で、2人してチャーハンを作る。そのシーンはまるで。この三角関係に対するアイロニーの様だ。誰かが拵えた料理じゃない。
慧介くんも、雪文さんも。自分自身で、作って食べる。そういう事がもう。出来るのだ。
高級なレストランで供される料理じゃ無くたって。
美味しいね、って笑い合える そんな食事を。幸せを。
老いらくはいつの日も、去るしか無いのだと。そこにペーソスがあったりするんだろう。
雪文さんは、そこまで面倒を見てくれた事に感謝こそすれ、きっと去るのだろうと 予感させる。
王子さまに救われたプリンセスは自分の足で立って生きていけるのか。
可愛いだけにも見える雪文さんの、心の成長も楽しみです。
アメリカの短編小説の旗手、O・ヘンリの「緑の扉」を思い出す。
偶然にただ一つの扉を目指し、貧困に飢えた娘をたまたま助けたピアノのセールスマンの話。
慧介くんも、きっと。確かにロマンスと冒険の真の追求者の仲間に加えてもいいだろうと思う。
恋と冒険は日常に潜むのだ。
本作、救済は救済でもいわゆる“お姫様救出劇”の方。
不倫男に囲われている薄幸受けを光の国の王子様みたいな攻めが救い出すお話です。
レーベルイメージで内面フォーカス系とか思考浄化系の救済モノを期待して買うと肩透かし喰らいます。(私のことだ)
上下巻ですが1冊分にも満たない所要時間でサクサクサクッと読み終わるような作品でした。
最初は分かりやすい王道ストーリーだからかな?と思ったのですが、3日ほど熟考してみた結果そうじゃないなと。
今回の主役達、なんだかまったく思考がないんですね。
ストーリーをそつなく進めるためにプログラミング通りに動く中身空洞の人形でお送りします、みたいな。それくらいキャラに内面がない。
迷ったり悩んだりしないから立ち止まったりしないし、そつなくいいお話だからストーリー的に引っかかるところもない。
読み手の私はただページをめくるだけ。
サクサク読み終わってしまうはずだわ…って思いました。
雪文(受)が26歳で7年間不倫ってことは、19歳から囲われていたってことでしょう?
しかも相手の不倫男は生きる術も持たず路上に座り込んでたところを拾ってくれた恩人。
こんなにするっとあっさりと捨てて次の王子様の元へ・・・行けないでしょ。心があれば絶対呪縛がかかるから。19歳から7年間ですよ?
慧介(攻)もそう。絶対的な光属性のキャラとして描かれるあまり、思考や行動にまったくの迷い、揺れを持たないある種のサイコパスキャラになっちゃってる。
安心して読める光のストーリーに徹するあまり、キャラの掘り下げがまったくおざなりになってしまって、キャラに中身を求める読者からすると「結構ヤベー奴らになっちゃってるけどいいの?」ってわりと真顔で言いたくなります。
「悪者」として描かれている雨津木が案外人として一番まともです。
※紙本カバー下なし
最高ーーー!!!
ダヨオ先生の引き出しの多さにビビるしかなかった。
恋愛というものの素晴らしさと恐ろしさが詰まっています!
こちら、上巻のみ読んだ時点でのレビューになります。
刺激物を好む私にとって欠かせないのは悪役キャラ。人間的に少しモラルに欠けた人。
このヒールの存在は作品に賛否両論を生み出しがちだけど、人間を描くにあたって、ある意味必要不可欠だよなぁとも思うのです。
リアルではそういう人は極力避けちゃうけど、漫画や小説やドラマでは、これがないと少々物足りないと感じてしまう。
好みのキレイ系サラリーマン雪文とあるきっかけから身体の関係になり、見かけによらぬそのエロさにますます惹かれてしまった岸野。
そして、既婚者ながら雪文を愛人として囲い、肉体的にも精神的にも支配している雨津木。
受けの雪文を挟んだ三角関係です。
雪文は自分を大切にしてくれる岸野を選ぶのか、それとも7年もの間自分を支配し、生活面では恩もある雨津木の元から離れられないのか…!?
わからない!
わからないから面白い!
自分を大切にしてくれる人を選んだほうが幸せになれるよねーと思うけど、“自分を大切にしない人”を選ぶ人も多いのがリアルな恋愛だと思います。
「愛されるより愛したい」人はたくさんいるのです。
だからこそ、先の読めなさにハラハラドキドキするんです!
って恋愛について謎の力説をしてしまうくらい、この三角関係は面白い。
三者ともキャラがしっかり立っています。
下巻も下巻のレビューも拝読していないので、結末は計り知れないけれど、上巻のこのドキドキをぜひお伝えしたいです。
品のあるキレイなリーマン・雪文という設定ですが、表紙のイメージ通り、快楽に弱い大変エロい受けとなっております。
玩具や特殊プレイで開発され尽くした身体を、この先どうしていくのか…?
果たして雪文は普通のセックスで満足出来るのか…?
雪文には打算のない本当の愛を知って欲しいなぁ。
上巻終わりでは、岸野の愛に触れ、愛の心地よさを知ったような雪文の様子が描かれています。
このまま幸せになって欲しいよ!
とは言え、雨津木もやり方は間違っているけれど、雪文を必要としているのは間違いないんですよね。
家庭より雪文を選ぶような描写もあり、この先どのようにアプローチしてくるのか目が離せない。
岸野との出会いや雪文との関係の変化で、人間性が変わってくる可能性もあるし、本当に下巻が楽しみでなりません!
いつもバイト先の前を通るリーマンが気になっていた慧介。
ある日、そのリーマン雪文が雨の中泣いていたので声かけたら
7年間不倫していた妻子持ちの相手に捨てられたので
誰でもいいから声かけてくれるのを待っていると言われ
チャンスとばかりに雪文の部屋へ行きセックス♡
しかし事後に現れたのは不倫相手の雨津木。
雨津木の雪文への扱いに納得いかない慧介は
雪文を救い出そうとするけど・・・・
雨津木はただのクズではなかったぁ。
雪文がボロボロだったところを
拾ってくれて、住むところを与えてくれて、
知識を与えてくれて、仕事を与えてくれて、
快楽を与えてくれる、雪文にとっては全てだった男!!!
やっぱり、ちょっとやそっと酷い扱いをされても
離れることが出来ないってのが・・・うわぁぁぁ。
そんな中で上巻ラストで慧介の漢っぷりが発動♡
何かが変わり始めたキュンキュンのラストでした!!
泥沼の三角関係かと思っていたら、結構あっさりめでテンポよく、さくさくと読めました。
2種類の攻めが楽しめたのもポイント高いですね...
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
上は光の攻めのターンな話でした。
まさに光の攻めな感じで、清濁を経験してなお光のまま居続ける攻め。
とにかくこの光の部分がぴかぴかと主張していました。
この底抜けな光にギュンと萌えを感じている受けが堪らなく可愛かったですね。
深い悲しみから引き上げられて、愛情を注がれる。どんどん可愛さが増していました。
おまけに受けの心まで引き寄せていく過程が、じっくりと描かれていて満足でした。
〖DMM電子書籍〗
修正 : トーン
カバー折り返し : なし
カバー下 : なし
帯 : なし
裏表紙 : なし
備考 : 電子限定特典として第5話のネームあり。
〖紙媒体〗
未読
うわ~、何だろめちゃくちゃ良いんです!
慧介と雪文の出会いが、夜の高架下なんですがそこからの疾走感がすごい。
雪文が自暴自棄になっていて、慧介とセックスをするのです。
エロさより、流されていく感情とか、どうしようもないやるせなさ、その反面の気持ち良くて仕方ない快楽、雨津木とのセックスの痕跡がズシンと響くようでした。
慧介は、自分の好きな気持ちと雪文に対して初めから真っ直ぐな誠実さが有るんですよ!
もちろん雪文も、慧介の真っ直ぐさ、明るさに惹かれていくのは当然ですよね。
慧介との日常は、まあ普通なんですよね。一緒に御飯作ったり。畳敷きの部屋にお布団敷いて、うたた寝。お布団の上でセックス。
だけど、雨津木に飼育されるように、セックスで調教されて、心理的にも支配されてきた雪文には眩しいくらい真っ当な生活。
気持ちが安らぐんです。
しかし、雪文に執着する雨津木がえぐかった…
調教して、心理的、肉体的にも支配しての快楽攻めは雪文の本質には全然触れてない。
ほんとの、柔らかな愛されたい気持ち、大切に扱う事とはかけ離れていますよ。
慧介が、雪文に対して言葉を掛けるんです。
ぼろぼろに疲れきった雪文をシャンプーして上げながら。
「雪文さんは大事に愛されるべき人だから」「俺は雪文さんが大切だ。好きなんだ」と語り掛けるんですよ。
ここが、雪文が雨津木の支配からの呪縛が解けていくポイントだと思いました。
一夜明けて、泣き腫らした目の雪文が、慧介の寝顔見て、洗ってもらった髪がレモンの匂いがしているのを感じた場面。
ぐっと胸に迫ります。
まだまだ、山場があるのを知りながら、きっと明るい未来があるんだなと予感出来ます。
雨津木の執着がつきまとうとわかりながら、下巻を読み進めたいと思います!
まずひとこと。
すごーく良かったです。
電子版が配信されて、すぐ購入しました。
慧介の真っ当なところ、「好き」に責任感のあるところがとても好ましかったです。お金持ちの雨津木に囲われている身の雪文、不倫に耐えきれずに相手の家庭に乗り込んだあと、という状況で、本当に慧介が眩かったんだろうな、と。そんな雪文がだんだん慧介にひかれていく流れも、自然でこちらもドキドキさせていただきました。
二人が乗り越えるべき課題はまず雨津木、なんでしょうが、これからどうなるのか、下巻まで一気読みです。
電子特典は第5話ネームでした。
ダヨオ先生の前回の作品が大好きだったので、今回も気になりました。
下巻の表紙を見ていっぱつで買おうと決めました!神経質そうで意地の悪そうなイケオジ!しゅき…
しかも調教不倫男とな…
しかもキレッキレの若造登場!の帯。
読みたいに決まってる。
雪文を奪われて打ちひしがられた雨津木さんがバーで男引っ掛けて憂さ晴らししようとしたら逆に犯されちゃう下剋上シチュエーション最高でした。しかもまた会っちゃう。
針間✖︎雨津木でスピンオフでもう1話描いてくれませんか?笑
もちろん、本編のケイ介✖︎雪文も素敵なカップルでした。
雨津木さんに縄で縛られた雪文さんを見て、なぜ縄に縛られているかでもその状況にドン引くわけでもなく、痛いからやめろって連れ出す慧介くんに、心を奪われました。太陽みたいに眩しい人だと思いました。
でも慧介くんの影の部分もしっかり描かれていて、嫉妬して雨津木さんからの雪文さんへの贈り物を隠したりメールを消したり言葉で傷つけたりと、良い部分ばかりが人間じゃない事を教えてくれます。
スパダリは、悪い事を認めることができ、ごめんなさいって謝ることができる人な気がします。何でもできる人じゃない。
雪文さんのことも暴かれます。人は見かけによらない…淫乱トロトロな一面よりも、やさぐれていた時期に拾われていたことに驚きました。それでも、雨津木さんに恩があり、愛していたことが伝わりました。闇の攻めと言われていますが、雪文さをが雨津木さんに救われた事を思うと、光にも感じるので、雨津木さんにも光と闇はあると思います。雨津木さんを嫌いになれません。
見所満載の作品!
上下巻イッキミがオススメです!!
三角関係は苦手だけどダヨオ先生だし読みたい…と最初は買うか悩みましたが、内容を確認したら、どうやら【光の攻め】が【闇の攻め】から受けを救済する話のようだったので、期待しながら購入。
【ドロドロ三角関係】よりも【光の攻めによる救済】の方に重きを置いているようなので、全体的に明るめというかハッピーな感じでした。
もっと調教された感があっても良かったのかもしれないけど、あのくらいの方が読んでる側としては受け入れやすくて良かったです。
愛されたいけど愛されなかった、抜け出したいけど抜け出せない疲弊した雪文さんが、慧介に愛情を注がれて嬉しくなって、幸せを感じるのが健気で可愛かった。何度もキスしてくれてありがとう、なんてそんなの可愛くて好きになってしまうよ…!!
でも雨津木さんのことは嫌いになれない。。
不憫で気の毒でかわいそうでもあるけど、あそこまで雪文を追い詰めてしまったのは自分だし、自業自得なのかな…。結局写真をばらまいて雪文から仕事も奪ってしまったわけだし。とは言いつつ、彼にも幸せになってほしい。
番外編で傷心の雨津木さんのことも救済してくれるので、福利厚生がしっかり。良かった。
ミニキャラ?というかデフォルメのシーンの表情がどれもかわいくてすごい癒される。やきもち妬く顔もスネる顔も、もちみたいに伸びるほっぺも、どれもかわいい〜!
最後に慧介の実家に2人で行って、和気あいあいと家族と過ごすのも良かったです。幸せなシーンでお気に入りです。
上下巻一気読みです。
調教不倫男と7年不倫沼の薄幸美形リーマンが、若造スパダリ王子様に救済される三角関係もの。
泥沼不倫絡みの三角関係…なんて恐ろしい状況かとビビりつつ覗く楽しさ。
上巻を読んでレビューしようと思ってましたが、あんなとこで止まれない…
タイプの違う攻めに愛される受けが、揺れ動きながら変化していく描写が良かったです。
ラーメン屋店員の慧介が以前から気になっていた美形リーマン雪文。
7年不倫で捨てられて傷心で泣く雪文と、一夜を共にすることができた慧介は、
上品な見た目と違う淫乱ぶりに更に夢中になる。
不倫相手の社長 雨津木に囲われて、調教されていた雪文は、
自分だけを愛して欲しいと、不倫を奥さんに暴露したことが原因で捨てられており、
雨津木も捨てたと言いながら、雪文が自分から離れられない所有物だと思っている。
その二人に巻き込まれていく、真っ直ぐでアツい慧介。
傲慢な雨津木は雪文に謝ったら鍵を返してあげる=元の生活に戻してやるという態度。
雨津木の元に返したくない慧介の言葉で、
雪文は新しい家が見つかるまで一緒に生活することになる。
完全にあまあま同棲生活状態の二人。
慧介との生活は、自分が奉仕する雨津木との関係では、経験したことがないことも多く新鮮。
雪文の可愛さにどんどん夢中になる慧介に、雨津木はまだ余裕な態度です。
雪文と会おうとする雨津木の邪魔をしたことで、雪文の心情を知りすれ違う二人。
そりゃ、散々開発されて奉仕させられてきたオモチャだったとしても、
雪文にとって雨津木は、何もなかった自分を変えてくれた恩人で、7年愛した人。
嫌いで別れた訳ではないので尚更ですが、大事にしてこなかったツケがここで…。
真っ当でアツい慧介が諦めることなく追いかける。
いつものように約束に遅れる雨津木、日頃の行ないが自分に跳ね返る運のなさにザマァです。
雨津木が雪文に贈った高級香水と、
慧介が雪文の髪を洗ったいい匂いのシャンプーの対比がいい。
オフロシーンでエッチがなく、包容力と癒しで泣かせるなんて初めて見ました。
自分を傷つけて欲しくない、愛されるべき人…本当に真っ直ぐで真っ当な慧介の言葉です。
この言葉で雪文は雨津木から解放されたようにも思えました。
そして、本当の愛情を初めてぶつけられた雪文が…と、良いところで終わり、
直ぐに下巻へ一気読みです。
個人的には3人共スキです。
タイプの違う個性的なキャラで、光属性の慧介が一番愛されるキャラだとは思いますが、
支配する事でしか愛せないインテリ社長の雨津木も、
大事にされた事がなかった愛に飢えた雪文も、誰視線で見ても面白い作品です。
それにしても、雪文の淫乱ぶりがスゴイ…トロエロです。
所どころで目にする調教シーンもエロくて、見どころ満載でした。
上下巻どちらも読みました。
2巻あわせての感想レビューですので、以下ネタバレとなります。
おおまかなあらすじは、闇属性の攻めとの不倫関係のドロ沼に疲れ果て捨てられた幸薄受けが超光属性のスパダリ攻めに出会い救われ幸せになるというお話です。
三角関係ですが3P表現はありません。
ダヨオ先生作品ではベッドシーン多めの作品だと思います。
受けの雪文(現在サラリーマン)は、昔荒れた生活をおくっていたところを会社社長をしている雨津木(攻1/妻有)に拾われます。
セックスは勿論、衣食住の全てを整え・与えられ、雪文は雨津木に夢中になっていきますが、雨津木は相手を性的に調教したり、自分の好きな色に染めてしまいたいタイプの非常に支配欲の強い人間で、雪文は洗脳に近い形で雨津木に調教され依存するようになってしまいます。
そこから7年間も不倫沼に浸かり、愛されずオモチャにされるだけのこんな生活は嫌だ!全部どうにかなってしまえ!と家に押しかけ不倫関係をバラした結果、言うことを聞かないならと雨津木に捨てられ、ヤケになって身体の関係だけを求めてガード下に居たところ、近所の中華料理屋の店員・慧介(攻め2)と出会うこととなるのでした。
不倫の挙句捨てられ、1夜だけの相手を求めていると聞いた慧介は、思わず相手を買って出て雪文の家で1夜を共に過ごします。
翌日たまたま荷物を取りに来た雨津木と鉢合わせし、なんとなく嫌な雰囲気を察知し牽制しつつも仕事に行きますが、(雨津木の思惑で)雪文から電話で呼び出されマンションに向かってみると、そこには雨津木に腕を縛られて攻められている雪文が…
縛りプレイをさせられている状況に引くかと思いきや、大事にしていた人を傷付けるな!と、雪文の手を取り奪うように飛び出し、やがて慧介の部屋で雪文の新しい家が見つかるまで2人で暮らすことに。
2人で暮らす事になった雪文と慧介の関係は?雨津木はどうなる?という感じなのですが……
は〜〜〜……とっても面白かったです……
話の運び方も、キャラクターの過去や内面の描き方もとてもお上手で、不倫ものはあまり得意ではないのですが、なぜかこの作品は一気に読んでしまいました。
元々慧介は、勤めている中華料理屋の前を昼休みに通りかかる雪文に淡い好意を抱いていたので、なんでこんなに可愛い人が辛い目に合うんだ!と、とにかく雪文を溺愛するんです。
途中、散々傷付けられて来たあんなやつもうやめちまえ!と思わず雪文に言ってしまうこともあるのですが、今まで身体的にも精神的にも雨津木に支配されていたものの、雨津木に対してもう愛がない訳ではなく複雑な感情ながらも愛はあるんですよね。
その後、雪文が雨津木の事を好きだった気持ちや今までの過去も全部受け止めた上で、ありのままの雪文が好きだと真っ直ぐに言う慧介がとんでもなく良い男で、ダヨオ先生が描かれる光属性攻めがたまらなく好きになりました…なんて良い子なの……
雪文もいつまでも雨津木に支配されるのではなく、自分を愛してくれる慧介の真っ直ぐな優しさと温かさに触れ、ゲスな方法で自分を囲おうとする雨津木の顔面に思いっきり蹴りを入れてまで決別する勇気を持てるようになりましたし、受付を通るシーンの表情も社員証を投げ捨てるシーンも読んでいてスカッとしました。
雪文は過去の姿を見る限り、彼は気が弱そうに見えて多分結構気が強いですよね…
とらのあな特典のリーフレットで結構いい性格をしているのが垣間見られます(笑)
身体から始まってしまった関係なので、最初から順序をやり直そうと、デートをしたり食事をしたり、ごく普通の恋人同士がするような事をしようと慧介が提案するシーンがあるのですが、ここがとてもさわやかで可愛くて良かったです!!
笑ったり照れたり、ころころと表情が変わる2人がとっっても可愛いんです……
ごく普通のことでも雪文はどれも初体験な楽しいことばかりで、戸惑いながらどんどん楽しそうな表情になっていくのが可愛らしかった…!もっと幸せになって…!!
順序をやり直してからの2人でゴムを買いに行くシーンは初々しくてたまりませんし、ベッドシーンもすごく良いんです…!(慧介は巨根)
雪文の幸せそうな寝顔のアップはぜひ見ていただきたい…
この2人にはこれからもずっと幸せに暮らして欲しいです。
慧介となら間違いなく幸せになれる…
全ての元凶とも言える雨津木は、そもそも不倫の上に雪文を囲っていましたし、ゲスな発言や行動をしたりするので、お好きな方はどハマりするキャラクターだと思いますし、苦手な方は本当に苦手な悪人ポジションのキャラクターかもしれないなと思うのですが…
雪文に蹴られたり、妻には離婚されたり、持ちビルの清掃員の男・針間に狙われていて良いように組み敷かれたりしますので、作中でムカムカしていた方は多少すっきりとするかもしれません。
支配する事でしか愛情を示せなかったのか、雪文への愛し方は歪んでしまっていましたが、針間との相性は良さそうですね…(笑)
自分が優位に立つ立場だと疑っていない年上を簡単にひっくり返す年下攻めがお好きな方に刺さる組み合わせだと思います。
(この2人の短編は下巻後半に掲載されています)
上下巻2冊どちらも読み応えのある作品でした!
なんとなく、もし続きが出るのであれば雨津木のお話かな…?と思うのですが、個人的には慧介と雪文のただただ幸せで甘い続編があれば読みたいなあと思いました。
いわゆるスパダリ溺愛攻め・愛を得て成長する受け・ドロドロ関係からの救済がお好きな方におすすめします!
最後になりますが、上巻と下巻でカバーのあらすじの視点が違うのが良いなあと思いました。
上巻は慧介視点・下巻は雪文視点です。
初っ端から自分語りで申し訳ございませんが、
私は、ビーエルにおける
不倫男や既婚者なのにしゃしゃる攻が
めちゃくちゃ嫌いでやばいのですが、
こちらは若造スパダリ王子様攻が、
不憫だった受を愛してくださるとのことで、
情報を得た瞬間、秒で購入を決意しました。
発売をものすごく楽しみにしておりました。
そして、無事発売日に上下巻まとめて購入することができました。
こちらのレビューは、上のみを
読んだ時点でさせていただきます。
若造スパダリ王子様攻(以下攻1)は、21歳バイトマンです。
まっすぐで、男気溢れ、エネルギッシュ、若くてちんちんがでかい。最高です。
そんな彼が気になっていた色素薄い系リーマン受と、
なんやかんやでおセックスしてしまい、
家を追い出された(というか飛び出て鍵を取り上げられたため帰宅できない)
受と、条件付きですが一緒に住むことになります。
攻1ですが学生時代?ですかね、やんちゃしてたみたいな表現がありました、
(その時に身体にできた傷を受が触ってキャッキャしてるシーン、1番好きです)。
攻1は次第に、受がワケありというのを知っていくのですが、
金持ちっぽい調教不倫妻子持ち攻(以下攻2)が、
自分のいいように受を所有マンションに囲い調教していたみたいで、
受が、彼のおもちゃではなくちゃんと愛されたい、
という気持ちを抱いてしまい攻2の家庭を壊しに行って、今に至る、というこの一連の流れ……。
うーんすごい。ドロドロ。
読んでください、とりあえず……。
攻1は受のことをもう好きになってしまっているので、
受にひどいことをする攻2のところには戻ってほしくなくて、
でも、受が攻2を好きな気持ちも尊重したい、
と思えるところが素敵で、良い子だなあと感動しました。
長くなりましたが、
上の最後は幸せな感じで終わりました。
今から下を読もうと思います。
個人的評価
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★★
読み応え抜群で、各キャラクター設定も良い、
エロ度もありありのあり。