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tasogare outfocus
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
読み応えありました。
高校の映画部による映画制作と、秘密を共有する寮のルームメイト。
この2点だけでも充分ドキドキする設定なのに、友情から恋愛に変わっていく気持ちとか、片方が中学から教師と付き合っているとか、要素が琴線に触れまくり、最初から最後まで目が離せませんでした。
部屋にカメラを立てて二人で並んでセルフの撮影をするところから、もう心を掴まれてしまいました。
凝縮された一冊です。このシーンの裏にはどんなことがあったのだろうと行間の空想が止まりません。
キャラが立っているからだと思います。
メインの二人のほか、映画部の市川くん、加賀利兄弟、演劇部の本條くん、パーソナリティにスポットライトが当たっているわけではなく、メインはあくまでも真央くんと寿くんなのにみんな魅力的だし、ここに現れている以外にも何かありそうと思わせられます。
しっかりキャラクター設定がされているからなのでしょうか。生きていると感じるのです。
本作がシリーズ化されているのも分かります。この世界のいろんな話を読んでみたいと思いました。
劇中劇である映画も、描かれているシーン自体は少ないのにとても叙情的で魅力があるし、みんなが分担して制作し徐々に完成に向かって行くのもお仕事BLに通じるものがあって面白いです。
続編、スピンオフ色々出ているようなので少しずつ読んでいきます。
じゃのめ先生が描く唯一無二の空気感が味わえる作品。BLなんだけどBLじゃないような自然な感覚がします。
寿*真央
寮で相部屋になった2人が、生活を共にすることでお互いが必要な存在、好きだと気づいてく物語。
まず、生活のルール3ヶ条をビデオ撮影するところから始まります。
愛されることに不安を抱える寿が、だんだん素直な真央に心を開いていく姿がとてもいい。
ぜひ1度読んでもらいたい作品です!
間違いなく、神作品。
本当に、BL初めて読むならこれを読んで欲しいです!!!!絶対!BLの世界にどっぷりハマる。
今日からあなたもBL信者って感じです
とにかく世界観が抜群によい!
映画部の話なのですが、撮影しているなかでカメラ越しに想いが伝わってくる感じを表現していて表情ひとつひとつが切なくて、、、美しいです!!!
付き合うまで2人の距離感がもどかしいはずなのに悶々しないで読めるの。たぶん、2人がお互いに大切な友達だと思って接していて着かず離れず、自分の気持ちと相手の気持ちを確かめていく感じが上手く描かれているから!!
本当にじゃのめ先生天才です!
なんといっても感情を表現する言葉すべてが美しい。
恋ってなに?
好きっていつから?
本当に好きなの?
拒絶?
やっぱり無理だった?
話したい
愛おしい
2人の間で大切に繋がれていく。
胸がギュッ、、、、となる作品です!
たまたまよんでみたらBLで、すっかりBLからはなれていたこともあり、とてもおどろきました・・・・いまどきの絵柄ですが、とてもおじょうず。プロにむかって、おじょうずというのも失礼ですが、クセのあるじんぶつのかきかたも味だとおもえるので、やはりとてもおじょうずなんだとおもいます。はじめは受け攻めをかんがえずによんでいたこともあって、どっちがどっちとおもっていなかったけど、じぶんが考えていたのとは逆で、それもおどろきました。
すごいトキメキが詰まってました。
映画部の真央は、寮で同室の寿が彼氏持ちのゲイだという秘密を知っているが、バラさない、好きにならない、という約束をしている。しかし、BLをテーマにした映画部の作品に寿が出演することになり、真央はカメラ越しの寿に恋心を自覚してしまうーー。
これがじゃのめ先生でなかったら、ありきたりな青春BL漫画になっていたかもしれません。しかしこの作品は、コマ割りや画面構成、角度、表情、しぐさ、セリフ…どれもすごくドラマチックできらめいている。高校生たちの瑞々しさや学校という場所の持つ特別感が伝わってきて、本当に映画を観ているような気持ちになりました。
ラストシーンではなぜか画面がボヤける…。演出のせいかと思ったら、私の目が潤んでました(笑)
登場人物が魅力的で、きっと一人ひとりにドラマがあるんだろうと感じさせるのもすごいです。その他大勢のモブではない、キャラが立っていてそれぞれにファンが付いていそう。私は箱推しにしときます。
シリーズ一作目ということで、彼らの続きや別のストーリーが見られるのは嬉しいですね!一作目らしい軽さがあったので、続きにはもう少し濃厚さがあったらもっと嬉しいな。
I'm reviewing this manga after reading the English version of it (Twilight Out of Focus) and I just want to support it through Chill Chill as well.
This is one of the BL manga that grabs my heart right from the first few panels This manga begins with two roommates making three promises, and you'll see it for yourself how these promises are slowly broken...
I'm not sure about Japanese readers' preference, but I totally recommend this manga regardless of your preferences for BL setting So definitely read it! It's a school-setting, but the writing style is so unique. There's a good balance between the eroticism, storyline, and moments that make you want to put your book down and just think of how the emotions flow in you ..
"Twilight Out of Focus" feels like watching a movie✨ sensei is really good at the panel transitions, the monologues feel almost poetic sometimes but they don't feel exaggerated, and whenever some of the moments are captured and recorded through the camera and the line between the main charas' real life and 'reel' life gets blurred sometimes... no words are enough for me to praise this masterpiece it's just so beautiful!! I'll never forget the way sensei depicts Mao's emotions when he realised that he's in love, it was such a good scene!! There's a lot of memorable elements too such as their cute duck plushies, the whole movie club boys (I'm such a fan of Ichikawa btw). Also don't forget about a certain amazing parallel, and you'll be mindblown once you know the event behind the cover find out on your own!
Thank you so much Jyanome sensei for creating this masterpiece. Every panel drawn, every line being said, I can feel that each of them is crafted with heart.
じゃのめ先生初読み。買って半年以上積んでました。
来年出るドラマCD[宵々モノローグ]のキャスティングでこのシリーズが気になりだして読み始めた。
勝手に表紙の雰囲気で大人の話と思ってました。
よく見たら学生服着てるね。思い込みだった。
高校の映画部のお話。受けは映画部のカメラ担当。
2年生組でBL映画を撮る事になり同室の不良っぽい寿を主演にしたいってなって。。。
きゅんきゅんするじゃないかーーー
寮の同室なんていちゃいちゃし放題。
攻めの寿は色気たまらんし、受けの真央はカワイイ。
2人の心の動きがナチュラルでとても引き込まれました。
映画がテーマの作品だけあって構図が凝ってる。
カメラ越しのシーンが沢山あり覗き見している気分になります。
特に隠し撮り風のところは、悶えました。
この後、まだまだシリーズ続いてるので読むのが楽しみ。
じゃのめ先生の作品はこれが初めてだったのですが、独特な構成とモノローグの入れ方に見事さにやられました!初めて読むタイプなのに、すごく読みやすいし面白い。
ドラマや映画のカット割りに通ずる見せ方な気がします。
続編・スピンオフと続いている作品のようなので是非まとめて読んでみたいと思います。
くせのある絵柄にも見えますが、キャラクターたちの表情も自然で本当に良かったです。すっかり主人公CPの二人にハマってしまいました。
めっちゃ面白かったです。
登場人物が脇も全員かっこよくてキャラもたっていて、それでいてあくまでも主役の二人にスポットが当たっていて邪魔をしないいい塩梅でした。
映画撮影が重要なファクターだけあって画面構成がおしゃれでどのコマも美しいのも凄かったです。
また、物語の始まりが主役二人の仲が深まった2年目からなので二人が没交渉気味だった時代をスルー出来たのもギスギスがストレスに感じてしまう私にとっては良かったです。
シリーズ4作揃ってから読み始めました。
本作は第1作目。
映画部2年生、市川組のお話。
映画作りの様子がしっかり描かれていて好感が持てます。
(描写が少なくて薄っぺらいヤツよくありますよね。)
寿と真央、なんとなくイメージしていたより体格差があって驚きました。
寿、手とか頭とか全体にデカい。
確かに育ち過ぎ。笑
真央、ちょっと冷めた感じのコかな?と思って読み始めたけど、どんどん可愛いキャラ補正かける羽目になりました。
表紙カバー裏の絵を見たら、寿にめっちゃ甘えてる真央が……!
私が勘違いしてました??
二人の恋愛がトントン拍子に進みます。
好きなのかも→好きだ!→告白→ヤる=付き合う。
モダモダなしの展開スピードはこれで良いのだと思います。
他作品もそんな感じだし、作者様が描きたいのはそこじゃないのでしょうね。
ほんの短い期間だけど、真央の片想いが描かれていたのはキュンとしました!
先生はゲスだけど、登場シーンは割とさらっとしていて、嫌な感じはなく読めました。
居場所の無かった寿が、真央と過ごすうちに自分から変わりたいと思って努力して、居場所を手に入れていく。
寮の部屋、恋人の真央、映画部、演劇部と、どんどんその世界は広がって行って……overlapへと続く!
余談。
加賀利兄弟の名前、ルナとテル。
「月」と「地球」の意では?
ちなみにどっちも女性名詞。
茶髪ピアスの寿×黒髪の真央
表紙の美しさに魅了されシリーズ全て読みました。寮生活を送るDKモノという大好物設定!一匹狼のゲイである寿と同室になった映画部所属の真央。監督に次に撮る予定のBLがテーマの作品の主人公に寿をキャスティングしたいから話をしておいて欲しいと言われるのですが・・・映画部の監督が妹のBL漫画を読んでBLに目覚めちゃってそういう映画を作るため部員にマンガ読ませたり、実際ゲイである寿が主人公役を演じたり、それを見た真央が改めて寿の美しさに狼狽ちゃったり、キュンのオンパレード間違いないです。2人の華奢な絡みも好みですし、なんと言ってもじゃのめ先生の描くえちシーンは隠れていて見えないのに、その隠し方がとても自然で、美しくて逆にエモーショナルで何度も読み返すほど大大大好きです。
『黄昏アウトフォーカス』→『残像スローモーション』→『黄昏アウトフォーカスoverlap』→『宵々モノローグ』
の出版された順番に読んでからまた振り返って何度も読むのがおすすめです!!!
表紙が美しくてずっと気になっていた青春もの、には珍しい文化部(映画部!)。部員たちの映画に対する熱意がひしひしと伝わってきました
その一方で。期待値が高すぎたせいか、BL的萌えどころはあまりなく。すごく青春してて、きれいなストーリーで。ヒサシはこんなにも色っぽいし、マオだって綺麗なお顔なのに、なぜか二人セットのときに色気を感じない。ふしぎ、、
今作読んでおもしろければシリーズ制覇しようと思ってましたが、ストップ
最近スピンオフ第二弾が出たみたいなので、この期に読んでみようと思い立つ。
シリーズ化するだけあって、ストーリーもエロも良かったです。
部活に青春をかけてるキャラ達がキラキラしていて眩しかったです。
主人公達は勿論のこと、脇役の映画部の面々も個性派揃いで愛おしくなりました。市川の存在感は主役2人を食いかねないインパクトでした。
演劇部の本條くん、将来のカメレオン俳優ですね。
寿が色っぽすぎる。
真央に向ける試すような視線が艶かしくて「俺だけ見て欲しい」って思うのも仕方なし。
寿の映画のエンディングの解釈が素敵でした。
演劇部で活躍する彼も見てみたいです。
黄昏シリーズの新刊が出たので読み返し。
シリーズ出る度に読んでしまうのですが、改めてこの作品好きだな〜としみじみ感じました。
男子校の寮で同室の寿と真央。
寿にゲイだということを打ち明けられた後で
3つの約束を交わし、互いに良き友達として過ごしていたふたりですが…
真央が所属している映画部の作品に
寿が主人公の不良役として抜擢されたことから少しずつ関係が変化していく、というお話。
寿に付き合っている人がいると知りながら自覚した気持ちを否定せず、ストンと好きだと潔く認められるのは真央の強さだなと思います。
寿もそういう部分に惹かれたところもあるだろうし、だからこそ先生のことがあっても大丈夫で居られたんでしょうね。
揺れ動くふたりの感情を追っているとキュンキュンしすぎて悶えてしまうほど(笑)
カメラを構えると別人のようになる真央の表情や
下から掬い上げるように見上げる
ちょっとキザっぽい寿の仕草がたまらなく好きで
推しのふたりの恋を見守れるなんて幸せすぎます…
そして、じゃのめ先生の言葉の選び方が本当に素敵だなと毎回感心。
寿と真央以外のメンバーも個性がすごく光っていて細かい部分まで楽しめる、大満足の作品です。
じゃのめ先生は「キライの恋人」「曲がり角に、犬」「カラフルな君とモノクロな僕」しかまだ読んでいませんが、絵がすごくきれいになったな〜と。目がつぶらになっていたり、コマがスッキリ見やすくなったり。
お話としては…これまで読んだ作品と変わりなく、2人の心情がわかりやすく入り込めました。
寿に惹かれて切なくなる真央が良くて。
告白するのが早く、思い切りがいいなと。思ったらば…その後ぐるぐるしていたけど、高校生だし初恋だし、そういうものかもしれませんね。と微笑ましく見ました。
寿も真央が好きで、それが恋愛感情だと気づいてからは早くて。
気持ちが通じ合ってからは、真央も笑っちゃうほど潔くw
ただ、少し気になったのは、寿がとても色っぽく、しなをつくるような姿勢で真央を見つめる時が、それこそカメラ前でポーズをとるように見えて、ちょっと恥ずかしくなったりw
映画部が熱くて、真央はカメラ熱がすごくて、青春でいいなぁと思うんですが、こちらはもうおばさんなものでどうも小っ恥ずかしく感じてしまう場面が少々ございまして。
(普通のDKモノ、青春モノで入り込める作品も結構あるのですが)
私はどうも業界モノと言うんでしょうか、俳優やモデルキャラがメインのお話は恥ずかしくなってしまう傾向にあるようでして。
フィクション(俳優やモデルのお仕事)を別のフィクション(マンガ)で見るのが…なんともいたたまれなくなることがあり(汗)
普通にしているだけでかっこいい人たちが、かっこよくがんばって(そういうお仕事)それをかっこよく見えるよう描く…のが、キラキラしすぎて、カメラ目線のキャラと目を合わせるのが気まずくなってしまうことがよくありますw
(業界モノでも「東京心中」は製作者サイドだし、劇中劇のシーンもなぜか恥ずかしくならなかった)
と、ずいぶん横道にそれましたが、この後、本作の続編、残像〜、お伽話〜もはりきって読んでいきます♪
ちなみに、演劇部の「100の仮面を持つ音」本條くんがブッダキャラだったのがツボりましたw 好きです。
去年ずっとランキングに入っててずっと気になってました。
絵がとってもキレイですね。
男子校の寮の同室ものです。
ずっと同じ部屋で過ごしていたからいつの間にか好きに?気づいたのが映画のタイミングだったの?
お互いほぼ同時に?
寿の境遇が悲しいですね。なまじ美形だとあるある展開ですね。
そして恋を知らない真央が、映画と現実は違うと実感して…。
なんで避けたの?映画撮影に集中したいから?
映画の告白とキスシーンはとても美しかったです。
なんかエッチがいきなりで、コンビニに行くときの「ずっと」発言もまだお互いの想いに突然自覚したばかりなのに…と。
素敵なんですが展開が急で雰囲気BL?
あと、寿はヤンキーか?
DKのお話
寮の同室で、一見交わらなさそうなのにとても仲の良い2人
真央が真っ直ぐで可愛いくてちょっとエロくて良かった
寿はよくわからない雰囲気で、それがカッコイイ一匹狼
映画部ってどちらかというとマイナーなイメージなんですが、しっかり青春してました
今時の高校生は大人びてるなと変な感動もしながら、2人がゆっくり恋を育んでいく様がとても良かった
お互いにお互いを理解したいと思う気持ちがすごくシンプルにストレートに描かれていて心地良いお話でした
おいしいものって食べちゃうのもったいない。
これってそんな感じする。
読み終わっちゃうのもったいない。
1ページ目から予感がある。
「あ、これ、おもしろいやつ」
一コマ、一コマにセンスが詰まってて、読みやすさ、目線の誘導の仕方、そして、何よりスマートでクール。
漫画にスマートってあんま使わないと思うけど、じゃのめ作品はすっごいの!ス………ッゴイ!!!東京青山の書店とかに並んでる。青山知らんけど、オシャレな街だろ?絶対並んでるね。
これは一冊の本として普通におもしろい。中村明日美子、座裏屋蘭丸とかと同じ匂いがする。
これは、ストーリーライン云々じゃなく、作画に持ってかれるところある。
ストーリーはどっちかっていうと、添え物な気がした。
ストーリーが面白くないとか、そんなことはまったくないんだ。むしろ、面白い。でも、そうじゃなくて、絵があってストーリーがある感じ。ストーリーがあって、絵じゃなくて。
とにかく漫画の描き方が秀逸。こんな漫画の描き方する人ちょっといないよ、BLでは。
フランス映画と邦画のいいとこどりしたみたいな感じ。
これはもう現代アートだよ。
一匹狼不良青年×カメラ持ってる黒髪青年ってとこが、個人的性癖ノックアウトだった。幸せになってよかったな、ふたりとも。
あー、いい作品読んだわ。
じゃのめ先生の作品は初買いです。
何でもっと早く買わなかったんだろうと後悔。
いやぁ神作品というのは数ページ読み始めた序盤から何となく分かるものですね。これだけ高評価なのも頷けます。
まず作品の雰囲気が抜群に良いんです。キャラや構成、台詞回しがセンスに溢れてます。
そして何より攻めの吸引力がものすごい!!
ビジュアルはもちろん仕草や立ち居姿、表情1つからとにかく惹き付けられて魅了させてくれます。何なんでしょうこの吸引力。。
アップの時の目力たるや…こんなの惚れずにはいられない。
コマワリが女性向けアンソロのような(攻めのアップや壁ドン)、まるで自分がされているかのようなカットがたまにあるので、それも受けに感情移入してしまう要因だと思います。
受け攻め視点、どちらもあるので二人が惹かれ合う様が分かりやすく描かれています。
映像を撮るシーンも多いので画面も華やか。
そしてラストで分かる表紙の目線の意味。
受けの立ち位置こっちだったかー!となりました。
そりゃあんな熱い視線にもなりますよね。
キャラに萌え、展開に萌え、絡みに萌え、あっという間に読み終えましたが非常に満足度が高い一冊でした。
1つだけ残念だったのが、「お互いのオナニーを邪魔しないこと」というルールと音の鳴るぬいぐるみの設定を生かして、1人で致すシーンも見たかったなぁと!特に寿の!
これは完全に私欲ですが。笑
この作品の雰囲気と二人の空気感が大好きなので続編を切に願います。
学生寮で同室の男子高校生、映画部でカメラ担当している真央と、帰宅部の寿。
部活の、文化祭に向けて作る映画の主人公が寿になったことで、、、。
映画の進行に合わせるように、それぞれの感情が徐々に変化していくさまが繊細に描かれていて、この、段々恋心を自覚していく展開がすき。
そして何より、この絵の、この痩せ具合が凄くいい。
この、いかにも高校生って感じの細くて薄べったい体で、溺れるようにエロいことにはまっちゃう感じ。
これぞ学生寮ものの醍醐味だよって思う。
じゃのめ先生、個人サイトをやってらっしゃる時から見ていた作家さんです。10年以上前の話なので、それ故にとても懐かしい気持ちになります。
もっと癖の強い作品を描かれるイメージがありましたが、こちらはその癖が、BL漫画らしい美しさで現れていて読みやすく感じました。
個人的には映画部の面々の個性がいいので、その辺もっと取り上げて、BLっぽくない作品として読めたらかなり満足度が高かったと思う。でもこのBLらしいキラキラ感というか、睫毛がふさふさしてる感じもいいですよね。
市川監督が好き…年上に恋して身も世もなくなってほしい。年上相手に小っ恥ずかしく若さを爆発させてほしい。そんな気持ち…
萌えも切なさも感動もすべてがバランス良く詰まっていて、非常に満足感のある作品でした。若干モノローグや台詞がドラマチック過ぎるように感じる部分もありましたが、何しろ映画部が舞台になっていますから、そこに突っ込むのは野暮かも。むしろ日常でこれくらいドラマチックな言葉が出てくる人達だからこそ、映画や演劇ができるのかもしれませんね。
ゲイの寿と、同室で映画部の真央。2人ともそんなに饒舌なタイプではなく、ぼそぼそ会話するようなタイプ。なのに、中盤の手前くらいには寿がとても思いやりを持った性格なのは見えてくるし、真央も映画への情熱と寿に対する複雑な気持ちを抱いているのが分かる。作品によっては私はキャラの魅力にハマるのが遅かったりするのですが、こちらは早い段階で2人とも好きだなぁと思わせてくれて、じゃのめ先生の技量が光っていました。絵はもちろん、言い回しや演出で魅せるのが上手いですよね。
真央はそんなにぐいぐいいけるタイプではないと思っていたので、寿が彼氏と別れた夜に、真央の方から勢いで告白したのも真央という人物をさらに好きになった理由の1つです。その後一旦は我に返って引いてしまうけれど、後からちゃんと期限を設けて自分の想いを話す、と伝えるところも真摯で好感が持てました。そして、真央の気持ちを知ってからの寿は本当にかっこよくて。一度は真央に振り回される形になるけれども、最後はちゃんと真央の手を引いてくれます。お互い気持ちを隠そう、諦めようと引かないところが良かったです。初めてセックスする時に、真央に近づく寿の迫力ある構図には痺れましたね。
じゃのめ先生の描く絵が好きで、こちら購入しました。
もう攻めの寿くんがとにかくかっこいいです。
同じ寮の部屋に住む2人。
最初に二人でお互いに恋愛対象にしないと約束をするんだけれども、それが後々苦しくなってくる。
出会った頃は寿には彼氏がいるし、真央もルームメイトとしか見てなかったけど、多分少しずつ気にはなってた。
ただそれが恋なのかまだよくわからない。
でも好きって自覚しちゃうと最初の決め事のお互いを恋愛対象にしないっていうのが苦しくなってきちゃうんですよね。
決めたといってもお互い好きになってしまったらもうどうしようもないし、真央も寿も本当に相手のことを思いやるいい子なんです。
初恋かなと思うほどに一途でピュアな真央がとにかくかわいいです。
寿が彼氏と別れて帰ってきて、傷ついてる寿に真央が寿のことが好き、俺じゃダメ?っていうところが、多分勇気出していったんだろうけど良かった。
それで2人付き合うようになって。
いろいろすれ違いもあったりしたけど、おさまるべきところにおさまった感じがして。
もう皆に読んでもらいたいです。
ときめきがたくさん詰まってます。
元々絵柄もテーマも好きな作者様でしたが、今回絵柄がより美しい。
内容は、作者様インタビューにあったとおり、ザ・青春!エモい!
以上!
イヤイヤ、思った以上に引き込まれました…
コレ、高校生じゃなくて大学生設定でも良かったかも。だってみんな大人っぽくない?
特に市川が好きだったなぁ…
ちょっと頭でっかちで、でもそんな自分の事わかってて。ひねくれず、照れず。好きな事にまっすぐ情熱を注いでて。
この「映画製作部」っていうのも最高に効いてますよね。
仲間と、一つの目標に向けて力を出し合って、自分の受け持ちをやりきる。その熱が眩しくて。
寿の「彼」は予想外でしたね…こんなのは早く忘れて真央との恋に飛び込むのが正解。
真央がまた…可愛いの‼︎コレは悶え級!
事後、意外とケロっとしてるのもイイのよね!
みんなで撮ってる映画の、キスがあるシーン。カメラ担当の真央が撮ってて滲んでくるところ!
上手いですよね〜…唸りました。
とにかく良かった!凄く良かった!
脇役さんのモッズっぽい双子も「ブッダ」君もイイ味!
あ、もちろん寿はブッチギリで色っぽかったデス。
もうさいっこうでした!!絵が尊すぎます!綺麗で丁寧で、1ページ1ページ見入ってしまい、読み進めるのめちゃくちゃ遅かったです笑笑映画部という設定を軸に寿と真央が恋をするというストーリーもすごく新鮮で、ワクワクが止まらなかったです。話の流れも自然で唐突感もなく、すごく感情移入できました。
寿がカッコ良すぎる…‼︎あんなお色気高校生中々いないですよ!最高of最高です。先生への吹っ切れ方とか、真央の前で笑う所とか、結構意外でおお…‼︎となりました。特に真央と寿が結ばれる所は何度読み返したことか…。真央の積極的な所も意外で可愛くてドキッとしました。
じゃのめ先生の作品を読むのは初めてではなく、他の作品もめちゃくちゃ面白いのですが、個人的にこの黄昏アウトフォーカスが断トツで大好きです!キャラもストーリーも絵も全てが好みでした。この作品に出会えて本当に良かったです♡♡続編全力で希望します。
思っていた以上に素敵な作品でしたが、どこかふわっとしたファンタジーのような感覚になりました。
一匹狼なゲイのヤンキー・寿×映画部カメラマン・真央
2人は男子校の寮での同室者。
先に好きだと自覚したのは真央です。
小さな事の積み重ね…まるで紙を重ねていくように思いが積み重なり一冊の本になった時、真央は寿に恋をしていました。
彼氏がいた寿も、心の片隅にずっと真央がいました。
居場所が欲しくて付き合っていただけのモブ彼と別れた後、真央の告白を受け応えます。
映画部の主役に抜擢された寿と、カメラマンの真央。
カメラを向ける真央の前に立ち続けたいと望む寿と、そんな寿を撮り続けたいと望む真央。
立場こそ違えど2人の気持ちは1つだと思います。
ずっと同じ方向を見て歩いて行って欲しい…そう思える2人でした。
Hは思ったよりたっぷりあり、これもまた官能的で良かったです。
とても美しく、この作品自体が1本の映画のようでした。
じゃのめ先生の絵柄は特徴的で、好き嫌い分かれるだろうな…と常々思っていましたが、今作はクセを抑えて?とても綺麗に描かれておりました。
ただ、電子は限定特典はあれどカバー下がなかった…
キャラ紹介楽しみにしていたのに、それだけがとても残念でした。
じゃのめ先生は初読みとなりますが、評価の高さに惹かれて購入しました。
いや、ちょっとビックリするくらい良かった。
私の中では神一個じゃ足りない。
全方位にお勧めしたく、ネタバレなしレビューで書かせていただきます。
寮で同室の寿と真央。
寿はゲイですが、「真央は周囲にそれをバラさない」「寿は真央に手を出さない」「お互いオナニーは合図を決めて行い邪魔しない」の3つをルールに、ほどよい距離感を保ちつつ仲良く生活しています。
そんな中、真央が所属する映画部で撮ることになった「BL映画」の主役を、寿に依頼することになり…。
まず作品全体に漂う雰囲気がとてもいい。
本当に雰囲気があるんです。
画面が美しい。引きがある。キャラデザがよい。人物の表情に色気や魅力がある。脇役が活きている。ストーリー運びが丁寧で、恋愛描写がとても切ない。
映像をテーマにした作品だけあって視覚効果が非常に高いんですが、かと言って単純に絵が上手いとかいう話でもなくて、こればかりは作家様のセンスなんだろうなぁと思う。
セリフ、モノローグ、空白のバランスが絶妙で、このまま映像化出来そうなくらい、カメラワークも秀逸。
1シーン1シーン胸に染み入ってきて、これが自分の感性と合うってことなんだ…としみじみ体感させられました。
うまく言葉で表せないんだけど、心のいつもと違う場所、いわば未体験ゾーンに突き刺さってくるような感覚。
高校生の部活ということで、脇役も多いし、ワーキャー楽しそうに活動している描写も結構あるのですが、映画部の個性溢れる生徒たちは、皆どこか大人びていて、スタイリッシュ。
カッコいいんだけど、バリバリ昭和生まれの私が何故かノスタルジーに浸ってしまうような、妙な懐かしさもある。
子供であり、大人になりかけな年頃であり、お馬鹿で単純だったり、複雑で危うかったり、フレッシュだったり、ドロドロした気持ちを内に秘めていたり…そんな10代後半の男の子たちの恋や青春が、ぐっと詰まった素晴らしい一冊でした。
劇中劇がとても美しく、特に本編ラストシーンは驚くほどの美しさ。じゃのめ先生の表現はすごい!感動です。必見です。
エロもすごくよかった…。
寿は元々すっごく色気のある攻めなんですが、エッチシーンでは真央の清純な色気が炸裂します。
番外編のエロなんてもう…。
真央くんあなた一体なんなの…。エロすぎるよ。
レビューをあげてくださった姐様方には感謝でいっぱいです。出会いのきっかけを与えてくださり、ありがとうございます。
電子版で購入しましたが、これは紙版でも再購入したいなぁ。
五感を刺激してくるこの作品を、紙の手触りを感じながら読めたらもっと幸せに違いない。
どちらか迷っている方がいらっしゃいましたら、紙版での購入を強くお勧めしたいです!
気持ち悪いくらい褒めちぎっちゃったけど、もうこれ書かずにはいられなかった。
じゃのめさん、お上手だなぁって思わず唸ってしまいました。
そして線がすごく綺麗になったのか、手癖が抜けたのかわからないけれど、キャラのイケメン度が格段に増したと思います。
(今までの作品は、表紙はとても繊細で綺麗なんだけど、中の絵は線が予想よりも太くて、アレ?みたいなのが多かったので)
だから攻めの伏せ睫毛の美しいこと!
美人すぎる!
あの影のある色気、ずるいわー。
美しさが睫毛の先にまで宿ってるって感じで、すっかり攻めに魅了されてしまったというか、目が攻めに吸い寄せられてしまうというか、最初から最後まで彼に目が惹きつけられたままでした。
名前も知らない新人だけど、スクリーンに出ていると他の誰よりも自然と目が吸い寄せられてしまう……みたいな感じ。
だから私はスクリーンの前の観客気分というか、一冊を通じて映画を見せてもらったような気がします。
ほんと映画。
そして、今後の攻めは演劇部でますます演技に目覚め、何かのオーディションに応募→主役に大抜擢→新人ながらスクリーン越しで観客を魅了しスター街道まっしぐら!みたいな、そういう将来が私には見える!
そして彼は売れる!
私が太鼓判押すわ!
三つの約束と共に「友情」を誓い合っていたはずの二人が、映画撮影を通じて(その際の虚構とリアルが入り混じる描写がとてもいい)その約束が揺らぎ始め本当の気持ちが少しずつ浮き彫りになっていく様子がとにかく良かったです。
そしてエロのアングルもいやらしくて、後背位を攻めのお尻から描いた構図ってあまり見ないので新鮮でした。
あれこれ満足です。
ただし不満が一つ。
残念ながら電子にはカバー下がなかった……。
ハニーミルクって絵津鼓さんの「JOY」でも最初はカバー下がなかったんだけど、それを知った絵津鼓さんの働きかけで電子でもカバー下の漫画が再収録されたという事が過去にあったんです。
作家さんから鶴の一声には(渋々)対応するくせに、読者からの要望には応えないというところが腹ただしい。
だいたいさ、ハニーミルクってweb雑誌からスタートしたレーベルですよね。
なのに電子の読者をないがしろにするってどういう事よ?って思う。
→7月11日追記。
シーモア購入ですが、カバー下が追加収録されました!
そして「黄昏アウトフォーカス 分冊版の7話目」に番外編が収録されているので、追加でこの(7)だけ買うのがおすすめ。
ずっとニヤニヤして読んでしまいました(怪しい)。青春してるなっていう全体の雰囲気が良くて…特に映画部のわちゃわちゃした感じと、映画を撮るところは一生懸命汗かいてる疾走感が好きでした。
綺麗で少し影がある寿が攻めっていうのも刺さりましたが、真央が素直にエロいのも滾りました…後半、クランクアップ後の雨に濡れた2人の絡みはかなり印象に残りました。
実は分冊版からずっと気になっていた作品で、こうして一冊で電子版が配信されるまで我慢していたのですが、予想以上に良くて、自分にはハマりました。
とても雰囲気があって素敵な作品でした。
読み終わった後の満足感が凄いです。
購入して良かったです。
特に寿の表情のひとつひとつにハッとするものがありました。
それと真央のカメラを構える時の眼差しにドキッとしました。
映画部の面々が個性的で読んでて楽しかった。
演劇部から参加したブッダにクスリとしてしまいました。
寿の過去は気の毒で、真央に出逢った事で元彼と決別出来て良かったです。(元彼が受けだったのには度肝ぬかれました)寿が経験豊富故か真央が初エッチでかなり感じていました。
今回の映画撮影を通して寿のやりたいことが見つかって本当に良かった。
最後まで読むと表紙の意味とタイトルの意味が分かって感動します。そして真央じゃなかったとクスッとなります。
評価が高いのと、
まだ愛を知らず、大切な人への感情の正体に戸惑う――きらきら切ない青春恋愛譚
という一文に惹かれ購入しました。
イラストがすごく綺麗で、
ポップでキュートな描写が多くときめきました。
(目に星が飛んでいたりと)
作品自体は、まるで1本の
深夜のショートドラマを見終わったあと
はぁ……、良かった と
余韻に浸りまくってしまうほど、
完成度が高く満足できるものでした。
色々約束したにもかかわらず、
攻を好きだと自覚した受が可愛いです。
そんな受に「約束やぶりたくないから受からきて?」と、
ずるい事言って受を手に入れようとする攻。
このシーンがめちゃくちゃ好きです。
語彙力がなくて申し訳ないのですが、
本当に素晴らしいんです……。
そして、こちら 男子校の映画部が舞台で、
攻、受のほかに登場する映画部の部員たちが
またいい味を出しています。
やりとりなど、とても楽しかったです。
個人的評価
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★☆☆☆
攻の真央は不良で一匹狼の……とありますが、
こちらに対して深くは掘り下げられておりませんでした。
普通にいいヤツですし。見た目が派手なくらいですかね。
〖DMM電子書籍〗
未読
〖紙媒体〗
修正:ー
カバー下:2人のプロフィール
備考:SEXシーンはありますが、神アングルにより修正不要状態。がしかし、充分なエロさ!!!
1年間寮同室でうまくやってきた二人が
2年になり真央の部活に寿が参加することにより関係が変化していく。
映画部の2年でBL作品を撮る事に。
寿が主人公として参加することになり真央が寿を意識し始めるのがたまらなく可愛かった。
二人の関係は勿論でしたが
作中のモノローグがとても素敵でした。
私は(日本人なのに・・・)日本語力が無く、難しい言い回しなどが理解しづらく
小説を読まないのですが、
この作中のモノローグは、ちょっと小難しい言い回しのような感じがしつつ
でも、絵以上にスーッと心に入ってくる感じがとても気持ち良かったです。
また、作中で撮影している映画作品のラストの寿の解釈がとても素敵だなぁって思いました。
そもそも・・・その終わり方で脚本描いた監督の市川が凄いっ(笑)
完成した映画が見たくなりました♪
読み進めるうちに「キタコレーッ!!」てなった。自分の好みにど!ストライク♡
設定、胸キュン、ドキドキ、セクスィー♡な攻にカワイイ♡受と他キャラも、ストーリー、作画全部好きだーッ!大好きだーッ!!と思わず拳を握り締めてプルプルしてしまった。ストーリー読んでいくとわかるカバーデザインの仕掛けが、コレまたッ!しゃれおつ♡じゃのめ先生の作品、俄然制覇したくなったのでした。
表紙のオシャレな雰囲気はそのままに、色々なこだわりを感じさせる作品でした。
しかも魅力あふれる…というより、なにかがもれだす感じなのがいい。
映画を意識させる光と影の描写、特に光の描き方がうつくしい…。
男子高映画部での映画作りと並行して、寮生同室の真央と寿の恋愛に焦点を当てたお話ですが、
映画作りの様子がかなり細かく描かれているので、違う目線でも楽しめます。
2年生だけの映画製作で、男子校なので男だらけ。
高2の青春を賭けて、大真面目に30分のBL映画を撮る!
たくさんいる映画部員が個性的で大渋滞なんですが、キャラの作り込みにこだわりを感じます。
個人的には坊主頭のブッダが鮮烈で、これぞ役者という変貌ぶりにウケる。
カリメロ頭が斬新な双子もビックリでしたが、
双子片割れの助監督ルナによる、雑な監督扱いとツッコミがいいエッセンスで、
市川監督のイジられ具合で部員からの愛され度がわかる…DKのワチャワチャ感が最高です。
そして、映画部のカメラ担当が真央で、同室の寿が演者として参加することになります。
全編を通して効果的に撮影映像が使われ、みる側、みられる側のカメラ目線使いが刺さる!
真央はカメラの前では嘘がつけないと言い、寿がゲイで彼氏持ちであることを知り、
秘密を守ることをカメラの前で誓います。
寿は真央を恋愛対象としてみない、手を出さない、二人でお互いの自慰は邪魔しないと誓います。
全然タイプの違う二人が1年で友達関係を築き、2年が始まり映画作り。
寿の拗らせた家族関係と、中学の元担任である彼氏との背景が寒さを感じさせる…。
寿の先生への執着は愛ではなく、拠り所のない自分の居場所としての存在。
その関係に救われたかもしれませんが、自分から関係をきらない先生のズルさには、愛を感じない。
真央の側に居場所をみつけた寿が、自分から関係を終わらせることができたのは良かったです。
真央はカメラを通して寿への感情が恋だと気付き、
彼氏と別れて帰って来た寿に自分から告白してそのまま…と思いきや真央が逃げ出してしまう。
受け攻めそれぞれの視点で心情が描かれるので、入り込みやすい。
寿がずっと色気垂れ流しなんですが、ナルシスト感のある仕草が苦手…
Hになると強気なオス感がでるので大丈夫なんですが、個人的に残念な攻め。
そして、実は真央もかわいいが過ぎる…女っぽくなりがちな残念な受け。
撮影スタイルでみせる展開がかなり好きだったので、個人的にとても残念です…。
それでも、こだわりを感じる市川組の映画撮影シーンは見応えありました!
表紙をよくみたら黒髪は真央ではなく、ブッダ!映画撮影のラストシーンですね…斬新。
じゃのめさんの作品を手に取るのは「曲がり角に、犬」以来でした!ちょっと調べたら3年前とかで時の流れを感じられずにはいられない…笑
さて、今作ですが、
一度読み終わってからすぐ2周目に入るくらい、
とてもとても良い読み物でした(*´-`)
とにかく絵が綺麗なのと、
時間をかけて考えられたであろう、
魅力的なキャラクターとストーリー性に脱帽です。
ゲイで一匹狼なイケメン…ってだけでは無いのが、
寿。
天然人たらし、というか、あの容姿であんな態度されたら誰でも好きになる……と思わざるを得ません。
読んでる側もキュンキュンしながら、寿に惚れていきました… ほんとかっこよい……
BL読みながら、自分が「惚れるー!!!」って思うことはまず無いので… すごく刺さるキャラだったんだと思います。
カプの周りの生徒たちや、先生も抜かりなく良いキャラです…。スピンオフ等々、今後の展開に大いに期待します!
黄昏アウトフォーカスは、久しぶりにレビューを書きたいと思ったほど素晴らしい作品でした。あらすじは、男子校の寮で同室で同級生の二人は、片方がゲイ(大友寿)で、片方がストレート(土屋真央)。ふたりでお互いのプライバシーには踏み込まない約束を誓います。ところが、同室になって2年目にして、その状況が徐々に変化していた事実が、真央が所属する映画部のBL作品に寿が主役として出演することから浮き彫りになっていく・・・さて、約束は果たしてどれだけ二人の距離を縛るのか?という内容です。
この作品の素晴らしい点は、リアリティーです。大勢出てくるキャラクター一人一人が丁寧に描かれているところや、彼等の動き、台詞・・・読んでいるだけで、まるで男子校のノリや青春を覗いているかのような錯覚を覚えます。全てが途切れることなく流れていく時間と空間のテンポが、卓越して自然に描かれていて、まるで彼等と一緒にこの学園にいるかのような気持ちになって読み進めることができました。
次に、映画について。かなり勉強されたのではないでしょうか?真央のカメラの持ち方や、手紙が汚れた時のスペアの出し方、進行の進め方や、監督の悩み、全てがとてもリアルでした。
好きなのは、最初にふたりで動画を撮影した際、真央が戻ってきてカメラを止める時に、真央が慌てて戻ってきたので、ふたりで並んで座っていた椅子がくるくる回っているところです。こういう細かなリアリティーが、漫画の質をグンと上げています。
彼等が恋愛関係に踏み切るまでに、もう少し時間があっても面白く、良かったのではないかと感じないでもありませんでしたが、彼等が一緒に過ごしてきた時間の、ある意味寮での「同室」という特殊空間を前提としていることで、説得力はありました。1冊に、これほどの密度の濃さを演出できたことは、天才というほかありません。これからが大変楽しみな作家さんだと思いました。
最後に、担当に「イケメン・パラダイス」を希望されたという裏話が載っていましたが、私は個人的に、彼等が変なイケメンでなかったことが、この作品を「神」にしたと思います。この作品の素晴らしさは、イケメンに走らずとも、キャラクター個人個人の人間的魅力が溢れているから、男子校という閉鎖的な中で二人だけの世界が完成されたのだと思いますし、何よりもリアリティーが際立ったのは、彼等の周囲だけでなく、「先生」も決してイケメンではないところにあります。
これだけ丁寧に描かれる作家さんはとても神経を使っていらっしゃるとは思いますが、是非とも長編か、続編というか、同じ学園で起こる別のカップルなど、描いていただけたら嬉しいです!作家買いします。
初読みの作家さんです、贅沢な要求かもしれませんがもう少し主人公二人が心を通い合わせるまでのページ数が欲しかったかなという感じです。
やりようによっては名作になったかもしれないのに駆け足でまとめたせいで全体に薄味になった気がしました、2~3巻位の分量で読みたかった。
おげれつさんのヤリチン☆ビッチ部を上品にした感じですね、個性的なDKが集まってワイワイ騒いでいる感じが好きなら楽しめると思います。どのキャラも良い味出してました。