黄昏アウトフォーカス long take 1

tasogare outfocus long take

黄昏アウトフォーカス long take 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神104
  • 萌×235
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
20
得点
678
評価数
145
平均
4.7 / 5
神率
71.7%
著者
じゃのめ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
シリーズ
黄昏アウトフォーカス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784065326183

あらすじ

ルームメイトで恋人の真央と寿。
進級を控えた冬、真央には悩みや不安がチラチラ。新体制になった映画部では想定外の問題発生!
クリスマス公演を控えた寿もまた、真央に言えない重圧を抱えて…
きらめく青春恋愛譚、新章開幕‼︎

表題作黄昏アウトフォーカス long take 1

大友寿,高校2年生,演劇部
土屋真央,高校2年生,映画部

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • キャラクター・衣装紹介(カバー下)

レビュー投稿数20

青い春だから、人生の真髄を語れる

シリーズ五冠目。
5巻目なんだけど、冠でも問題ないのよ。

じゃのめ先生、アニバーサリーをともに祝い。本当におめでとうございます。まだまだ通過点ですから。これからも期待しています。

全ての作品が大好きです。

さて、本作冒頭。
「オイッ、まだ2年だったか!」とびっくり。
丁寧に描かれているからこそですね。

前半の「あの市川が、スランプ?」事件から始まり、真央と寿、それぞれがお互いに悩みを抱え、でも、ちょっとしたことでばれてしまうが、逆にそれでまた、絆が強くなる。
真央から見た物語が前半で、後半は寿のモノローグ。彼の抱えた孤独がチラリと見える。

そして、演劇部な密着する映画部。
「これって、人生に似ている」と語れるのも、真央が高校生だからかもしれない。年齢を重ねたら、もっといろいろ言葉を重ねすぎるから。

真央が愛を知るときもそう。
まっすぐな理屈じゃないのよ! が溢れていて。

映画部も演劇部も、仲間同志、感情をぶつけて、わかり合おうとする。

60歳の私は、彼らのようにはもう語れないかもしれない。でも、彼らの言葉に胸が熱くてたまりません。
泣いちゃうよね。
人前でも、感情爆発させて泣いていたことを思い出す。

今シリーズは確かに登場人物が多いし、スピンオフのカプ以外もキャラが立っていて、いつ誰のストーリーが始まってもおかしくない。

あぁ、永遠の2年生でいてください。
でも3年生も、大学も、早く社会人も読みたい!
2巻は来年夏。
1年なんて長すぎるけど(コミック派)、夏が来たら、すぐ師走だから。心して待っております。

こんなに素敵なお話、読んだらみんな、「じゃのめ先生ありがとう」と言いたくなりますよ。

8

美しすぎるDK達に紡がれるBLの琴線に触れるストーリー

単話で追いかけていましたが、本日めでたく紙コミックス発売✨

じゃのめ先生の描くキャラはとても骨格が美しく、絶妙なアングル…あ、自分は壁になっている…とその場の感じる描写が多々あり、作品にのめり込みます。

映画部シリーズ5作目は、それぞれの葛藤を二人で乗り越えた感じですね。素敵です。
個人的に菊地原仁君推しなので、シャーペンパシッな姿はその瞬間シャーペン跳ね返って心に突き刺さりました(つまり最高。こんなシーン、そこいらのBLじゃ拝めません。)
じゃのめ先生自身、映画がお好きなようでたくさん鑑賞されているようで、描く漫画も映画のようです。

アニメ&次作が楽しみです!

7

今作も輝いてます

いつも楽しみにしているシリーズ、新章開始でとても嬉しいです。
祝アニメ化!

寿と真央の恋とそれぞれの部活への思い。
初期からずっと私の中ではBLというより青春真っ只中物語でしたが今回もとても青くて眩しくて美しかったです。
映画を撮れば作品として残りますが、発展途上の中、限られた中で大切な仲間達と過ごした時間、それはたとえ形として残らないものだとしても、それぞれの心にはいつまでも輝きながら存在するだろうなぁと羨ましく思いながら読んでいます。

仁と義一の事を真央が知ったり、詩音が惚気けたりと、作品通して楽しんできた身としてはそれぞれの物語をまた読み返したくもなりました。
今作では、寿の美しさがまた一段と際立ちました。
演劇に向き合う事を決めてからまた輝きが増したと真央もきっと感じているでしょう。
表に立つ事を苦手としていた真央もルナの映画部に対する情熱に影響を受け、義一と映画を撮ることの楽しさを再認識して臆せず前に出ることを決め、輝いていました。

寿への愛が溢れ家族に合わせてこの先に進めたい真央。
二人の恋の行方はもちろんですが、映画部の面々やその活躍も、同じくらい続巻で期待しています。

5

もはや仏…?笑

いきなりこの人について語るのも何かチガウ…なのかも知れないケド(笑)
前から気になってたけど今作でもう触れずにはいられなくなってしまったのでタイトルにまでしちゃいました!
そう!演劇部の本條君デス!!
あの糸目とスキンヘッドにしてアンバランスな程の柔和な雰囲気
彼が終盤に寿と並んで語り、そして舞台に向かう姿は役柄(恐らく天使)と相まって神々しさが大爆発!!
天使なんだけど本條君なのでホトケ感がすごいんですwww
底知れぬ魅力がある~

ほんと、この世界の男の子達、LOVE展開なくたって「好きな事」にちゃんと夢中で恋してるからみんな愛しくて仕方ない!!
普段、エロければエロい程ウキウキしちゃう私なのにこのシリーズの子達はエロが無くても1㎜も不満が湧かない!!
あればあるで大歓迎!それはソレ。なのでしっかりギャップにコーフンしちゃうケド笑

肝心の2人はいいですね~
しっかり一歩一歩「2人で」歩んでる感じがちゃんと伝わる丁寧な進み方
これはテッパンカプの長期シリーズ入り必須作品だと思っています…というか願ってますぅーーー!じゃのめ先生、お願いします!!ずっとずっと先生の可能な限り描き続けて欲しいーーー!絶対ずーーーっと応援します!

この2人のえっちは今、基本的には寮のお部屋っていうのもいいんですよね~
えっちした後に2人で食堂閉まっちゃう…ってバタバタするという流れとかがなんかベッドの上よりもっとエロく見える不思議
いいなぁ~寮生活!!
更に次巻は修学旅行!DKらしいイベント展開ですね~

楽しみ楽しみ♪

※プレイ内容に「対面座位」が入ってませんでしたが素敵な密着えっちが描かれておりました(情報更新上げる程でもないかと思ったのでここに書いておきます)

4

悩んでもぶつかっても

大好きカップルの続編、最高すぎて思わず声が出るほど悶えました…!
DK同士のお話だけどキラキラな甘酸っぱさを感じるだけの展開ではなくて、出てくるキャラがそれぞれ葛藤したり迷ったり様々なモノを抱えながら日々成長していく様子が見れるのが「映画部シリーズ」の良いところだなと改めて思います。
今作もたくさん悩んでぶつかり合いながら、しっかり前に進んでいく彼らを見守れて本当に嬉しかったです。

寿と真央は相変わらず仲良しで、そして絡みはめちゃくちゃ甘い…!
部活のことでの悩みやイザコザをお互い相談できずすれ違い気味になる場面もありましたが、ふたりとも相手の気持ちを考えられる人なので拗れることなく解決して一安心。
そんなちょっぴりハラハラした後の触れ合いがこれまた甘くて、愛があふれ出ている表情にものすごくキュンとしました。

個人的萌えがたくさんつまっていて大好きな作品、続きが読めて本当に幸せです…!
キャラの濃い映画部メンバーたちもそれぞれにイイ仕事をしているので過去作もまた読み返しつつ、次巻を楽しみに待ちたいと思います。

4

「黄昏」を醸すアオハルにきゅんとします……つまり、最高だ‼

出会いからゆっくり近づき育んで来た2人!大好きです!!
真央の芯のあるかわいさも大好きですがやっぱりどんどん色んな表情や一面を魅せてくれる無限の可能性を感じる寿がド好みなんです٩(๑´3`๑)۶~♡

色気の漏れまくるダウナー男子に見えて部活頑張っちゃうギャップとか…///
一見大人に見えるのに家庭環境や人間関係に悩むまだ子供な部分とか…
何スカ…⁉私の息の根止めに来てますか???好みが過ぎるんデスw

今作も魅力的な2人をしっかり味わえますし、既に数年過ごしたかわいい夫夫のような仲良し雰囲気も垣間見えます
すっかり安定感出て来てますね~高2なのに~www

今回は2人以上に映画部を中心とした高校生らしいアオハル期ならではの悩みなどがしっかりめに描かれていて、作風全体で甘酸っぱさを思い起こして来てまさしく【黄昏感】に包まれます

今回、映画部の絶対君主のメガネ監督こと市川くんがスランプになるんですけど、その時にこぼしてる胸の内が何かリアルで、、、じゃのめ先生ご自身のクリエイターとして抱える『0から1を産み出す苦しみ』が反映されたセリフだったりするのかなぁ~なんて思ってしまい、こうして作品を読ませてもらえる有難さをしんみり感じながら読み進めました

そしてもう1シーン
真央と加賀利くんの廊下での話し合いも大好き!!
また廊下っていうのが超絶エモい♡
アオハルど真ん中できゅんきゅんせずにはいられなかった~

BLの核心ではないシーンかも知れませんが今巻で結構私的にじーんと来た箇所が多くて多くて…さいこぉですょ…long take!
こういう細やかな心情表現に手を抜かない先生の作品だからこそキャラクター1人1人の息吹を感じるんですよね
アニメ化も決まったようですがこの作品が選ばれる事にとても納得しちゃいます!

そして怒涛の後半!
ココはこれぞBL!!の核心の中の核心展開で2人の事を想って切なくも熱くもなる素晴らしいストーリー運び
ここを性急にしない所がじゃのめ先生!流石…敬愛しかない!!

全体を通して「ワチャワチャ♡キャッキャウフフ♡(〃∇〃)」なBLというよりアオハル男子達の群像劇を慈しみながら堪能するような琴線BLです
でもシリアスなトーンではなく個性的な男の子達がたくさん居るのも楽しい♪
クスっとする表現なども交えながら彼らの日常を見せてくれる、ずっと眺めていたい大好きなシリーズです
彼らの成長をまだ見守れるなんて幸せ~♡

3

アオハル

美麗な絵に惹かれた読み始めたシリーズです。
今回も美しいです。



どうしてるのかな〜と知人のように気になっていた既刊で出来上がったカップルたちがそれぞれ愛を育み幸せそうでよかった、と思える1冊でした。
映画部が舞台のせいか映画を観ているような気分です。
映画が大好きで仲のいい映画部の部活動で青春だなぁという感じがします。

寿と真央の関係性がすごく好きでそのままずっとラブラブでいてと願っています。
悩みやすれ違いがあってもちゃんと分かり合える素敵なカップルですね。

3

ドキドキ(>ω<)

初めてレビューします!
登録して間もない初心者です

こっそり評価とレビュー読み専門でしたが折角の機会なので応援レビュー、してみます
読みにくいとかあると思いますがm(_ _)m

じゃのめ先生が昔から大好きです
昔の味のある線が太めだったり不安定な絵柄も個性的で惹かれるものがありましたがどんどん美麗絵の先生になっていらっしゃってます
目が潤います

そしてこの部活男子シリーズは目以外も五感の全て…体と心…全身全霊が潤され多幸感に包まれます

どのキャラの男の子達からも等しくそれぞれの「青さ」を感じます
先輩学年の子達も後輩の前ではちょっぴり大人でも同学年と一緒の時はまだヤンチャだったり、逆に後輩男子は一生懸命大人びて見せたり…
どの学年の子達もたった1歳差なのだけれどこの頃の1歳差の大きさをしっかり描き切って下さる技量がこのシリーズを支えているし、彼らの生活を見れる事が醍醐味!

そしてこのシリーズの根幹はやっぱりアウトフォーカスの寿と真央を軸とした2年生!
高校生活で1番大人と子供の間の多感な時
彼らの成長とこれからを存分にゆっくり味わえるこのシリーズ、本当に神作品

今作も期待を裏切らない丁寧な展開、そして2人の進展
焦れモダする訳でもなく、しみじみと余韻を噛みしめて次巻への期待をまた胸に抱く読後
この豊かな余韻を多くの方に味わって貰えたら嬉しいな、と思っています

じゃのめ先生、応援しています!大好きです(〃ω〃)

2

尊い…ただただひたすらに尊い

今こそ、この作品にこそこの言葉を使いたい
尊い世界がここにある

DK BLがとても好きなジャンルのひとつです
DKらしい2人のキラキラも思春期ならではのそれぞれの葛藤や戸惑いも、そして学生らしいワチャワチャも…沢山それぞれに萌と尊いが詰まってて、元気になったり切なくなったりニマニマしたりと大好きなそれぞれの数々の作品達に癒やされてます

そしてこのじゃのめ先生のシリーズ!
このシリーズはその全てが詰め込まれた尊い神様シリーズです
同学年も先輩後輩もラブも友情も…
サブキャラも分かりやすい当て馬とか、主人公を優しく見守るだけの理解者、協力者キャラとかではなくてしっかりとこの作品を創り上げる上での欠かせない存在として描かれてるからこそ成立する世界観

DK BL好きなら絶対に読んで、この尊さに萌浸って欲しい…!
今回は映画部も演劇部も2年生らしい葛藤、そして友情が……ただただ沁みる尊さ!
一生モノだよ?友情!
そして一生かけて育てて欲しいよ、寿と真央の愛情♡

まだシリーズは続くようですが今作は特に寿の成長と文化系部活男子の熱さに尊みが濃縮還元されており大変満足な青春ド真ん中回!

寿と真央の2人の仲良し糖度不足をもしも感じたら、そんな時は「overlap」を再読して補完しましょ(-ω☆)キラリ

はぁ〜♡お話しの美しさと作画の美しさにすごい急速に潤されました!例え寿の髪が寝起きはスーパーサ○ヤ人だったとしてもね(笑)
週末の楽しみが始まる♪
最初の1冊めから絶好調ーーー!ヽ(=´▽`=)ノ

2

はぁ…良かった…

今作もじゃのめ先生の瞬間を切り取ったようなシーンが美しくて、寿なんかキラキラ度が更に増していたように思いました。美しかった…。

この「long take」って今までの集大成だと思うんですよね。シリーズのそれぞれのメインCP達もちょいちょい出て来て、作品に彩りを添えていました。

このシリーズの良い点は急がず丁寧にお話が進んで行くところだと思っています。脇を固める面々も個性的で大好きです。

今作では寿も真央もお互いが頑張っている事を知っているので、邪魔をしたくないと思って自分の悩みを話さない事で寂しさを抱えてしまうところが切なくも尊かったです。

彼等が否応なしにこれから進む道を決めるべき瞬間に立ち会っているかのような気持ちになって、青春がかなり遠くに立ち去ってしまった私でさえ輝いていた瞬間(とき)の高揚感だとかままならなさとかを追体験させて頂きました。

予約していたこちらの本が届く前にアニメ化のニュースを知りました。素晴らしい作品なのでアニメをキッカケにして原作を知って貰いたいと思いました。 

次巻も楽しみに待ちたいと思います。

2

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