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変態αに身も心も振り回されて…………もう殺意しか生まれません。
yukyu omega
ライトで笑えるオメガバ!
笑えるし面白いんだけど、「何度も読み返したいと思えるか」「心に残る話か」と言われるとうーん…?という感じのため、「萌」かなあと。
以下、ネタバレ含む感想です↓↓
オメガバというと不憫受けが定番だと思うのですが、この作品の鈴谷は全く不憫さを感じさせないしたたかな受け。これが面白いポイントですね〜
あっけらかんとしていて、作品全体の雰囲気もコメディ調で明るく、スイスイ読めちゃいます。
Ωの「発情期」を逆手に取って、”抑制剤が効かない体質”だと嘘をつき月に7日の有給休暇を取得し自堕落生活を楽しんでいる受け。
攻めがかなり空気読まずにグイグイ来るタイプで、いつものように有給を取りウキウキしている鈴谷の家に押しかけセッッ→首筋噛んじゃう流れにびっくりしました。
本当の発情期じゃないからうなじを噛まれても番にはならず…ということでセーフ(?)だったんですが、会社に嘘をついて休んでいることがバレては困るため、番として関係を持ち続けなければいけなくなった鈴谷。
流れで番(仮)になったと思ったら両親に紹介&結婚したいと言われ、そこに攻めの婚約者が現れてなじられ、混乱するもー
と続くお話です。
攻めがいつから鈴谷のことが好きだったのか、どんなプロセスで好きになったのかとか細かい部分が明かされていないので、ちょっと唐突・無理やり進んでいる感はあるかなあ。
鈴谷の華麗な?演技とか、その演技とは裏腹の心の声などちょくちょく笑いのツボがあり、最後の「有休中オメガ」の「NO 産休!」で噴いた…攻めも攻めで「うまい」とか返してるし。
なんだかんだ言って愛情が生まれ無事にくっつき、お似合いの二人。
ギャグテイストの楽しいオメガバでした◎
コミカル、シュールはあまり読まないので今更ですが藤峰先生初読みです。ヒットした理由に深く納得、面白かったです。
1話目は、受け攻め確認なくていきなり大丈夫なの?とか無理やりすぎないかぁ?と思いましたが、そんなことはポジティブかネガティブかよく分からない鈴谷さんの心の声を聞き続けてると、全てどうでもよくなっちゃいました。
古池くんはミステリアスな登場から悪巧みありかな?と思ったら、ただのズレた感性をお持ちの執着攻めでした。
言葉足らずで普通それ説明しとくでしょ!って事を言わない古池くんですが、ここぞという時は揺るがない愛情をためらわず表現してくれるのがただの思い込み激しい人じゃなくてカッコよかったです。
紙本にて読みました。修正はいわゆる
刻みのり です。
ニセ発情期を利用するのが、オメガバの逆手をとった設定でおもしろいと思います。
序盤の「※演技中」連続からの「獲得してしまう…」何を?と思わされての「主演男優賞」には笑いました。
が、ギャグとは言え、導入部で理解できないことが多々あり、引っかかってしまいました。
いくら発情期がウソだとバレたくないからと…
好きでもない古池といきなりセックスできるのか
了承なくうなじを噛まれたことをなぜすぐ怒らないのか
流されて引越までするかね
いくらお坊ちゃまでも古池がめちゃくちゃすぎる
などなど。
ギャグだからと言うより、ギャグだからこそ起点になる部分はリアリティというか腑に落ちる描かれる方が好みなので。
不条理ギャグということなんでしょうか。
終盤、桐生に「本当にバカなんですね あなたたち」と言わせているので、作者さんの中ではそういうことなのかとわかりましたが。
ウソから出たまことで、本気になっていくストーリーはよかったです。
藤峰式先生のものはいろいろ読んでいますが、エロくて面白いけどライトな印象。
オメガバースは地雷というほどではないけれど積極的には読まないのにこの作品は評価が高い事だけは知っていたので読んでみました。
やっぱりエロいラブコメでした!
オメガバのお話は結構重いものが多いので、この先生っぽい軽さが素直に嬉しい。
ケラケラ笑えて楽しく読めました。
ビールとゲームの自堕落休暇をなによりも愛する鈴谷はΩではあんまり見ないキャラだし、無表情でなに考えてるのか分からない後輩古池くんも好みです。
でも同意なしのうなじ噛みはアカンやろ?
無表情な古池くんは教育係の鈴谷を早い段階から好きだった、しかも気になり出したのは、いつも作り笑いで嫌な顔ひとつしない鈴谷の本心を知りたい、暴きたいと思ったからだってとこがまたいいですね。
今更気づいたんですが、この先生のお話いつも独創的というかユニークな発想がベースになっていますよね。
お話のネタ、枯れずにどんどん溢れ出てくるタイプなんでしょう。
どちらがお話担当なのかは存じ上げないんだけど。
これ、シリーズなんですねー知らなかった。
あと、「番手当って出ますか?」も是非読みたいです。
クール年下攻めα×猫かぶり年上受けΩ
発情時の有給が欲しいがために会社にも攻めにも嘘がつける受け。
それが攻めにバレそうになったことから、番(仮)になることに…。
番は演技だったはずなのに、いつの間にか攻めのこと好きになっちゃってて…!?
…という、ストーリーです。
個人的に受けのツッコミがとても面白い!
攻めのこと、背後からジャンピングキックする受けいます!?(笑)
そんな受けです。
そしてどこまでも一途な攻め。
この組み合わせが超萌えました!
電子は白抜きでエッチシーンも魅力的なので、修正が甘いようなら紙媒体オススメです。
萌は薄めですがマンガとしてはめちゃくちゃ面白いです!とにかく言葉選びのセンスというか、会話のテンポが漫才でも観ているような感じでたのしい。『俺も頑張るから地球ももっと早く回って・・・』とか、、わかる、わかるけどそんな言葉が出てくるとは・・・!笑
ギャグみは本当に強めなんですが、でも、それだけか?と思うと全然そんなことないです。ラブもあれば、エロもあるし、それだけではなく切なさや心の成長も!ある!
評価のみだいぶ前につけていたので変更できないのですが、萌ではないけどストーリー的に萌2はつけたいです。繰り返し読んでもおもしろい。新刊も出たので、続きも買ってみようかなと思います。
鈴谷さんのダラケ具合が絶妙で、心のセリフがツボにハマります。
主演男優賞が取れたかは分からないけど、主演男優賞が取れる程の演技だったはずが、気持ちは少しずつ変わっていって。そんな自分に驚いていて。
なんちゃって発情期中の有休生活での、明太子とビールをこよなく愛している鈴谷さん。
嘘がバレないように番のふりを続けます。
ダラケるのは好きだけど、ヒモになりたい訳じゃなくて、そこが鈴谷さんのいいところ。
最後のページが最高です。
藤峰先生の作品はこれが初めてなんですが、この受けが腹黒い感じが本当に面白い!
みなさんもおっしゃってますが、オメガバースって切なくて可哀想なΩばっかりなんですよ。くっつくまでもシリアスな展開が多くて。それも良いんですが、オメガバースの設定が好きでもあまりにも深刻だと幸せな気分になれないんですよ。私はハピエン厨なので。
なので、この作品は受けのΩがとにかく打たれ強くて、逆にΩという自分の性を利用してやろう!っていう鋼のメンタルの受け、そしてそれを上手くシュールに描かれている藤峰先生が素晴らしいです!
BL作品はシュールなタッチで描かれると、恋愛部分が中途半端になったり、せっかくのエロも萌えないことがあるのですが、この作品は本当にその辺がバランス良かった。
そして絶対に恋なんかしなさそうな受けが、強引な攻めと出会って丸くなっていくのが本当に好きです。どんどん可愛くなっていってて、恋してんだな〜ってニマニマした。
続刊ももちろん購入しました!これを機に他の藤峰先生の作品も見てみます。
いい意味でツッコミ所満載で、終始明るい気持ちで読めるオメガバース作品でした。個人的には、初めて鈴谷が古池とおっぱじめたシーンの「虚無」というワードに心から笑わせてもらいました。なんだかんだ文句を言いつつも、そこはやはりαとΩの組み合わせだから、鈴谷もあっという間に古池に絆されてしまうのでは?なんて思っていましたが、予想を遥かに超えて自分をしっかり持っていてくれたところが良かったです。濡れ場でもよく見るΩらしい乱れ方があまりなく、本気の発情期も最後の最後まで来ないところが斬新でいいなぁと。古池の気持ちがもう少し描写されると良かったかなぁとも思いましたが、突発的で一方的過ぎる彼の言動も1つの笑い所になっているので、これはこれでありですね。
藤峰式先生のラブコメ大好きですが、こちらはオメガバースということで少々躊躇いがいあったんですけど楽しく読めました。
鈴谷は有休を取りたいがために、発情期にピルが効かない体質だと偽っているΩ。
まずこの設定が面白いと思いました。
なんたる怠惰。なんたる図々しさ。
確かに昼から飲むビールは格別なんだよなぁ。そしてよく酔いが回る。
そんな有休中に鈴谷を訪ねてきた部下の古池。
良かったら相手します、という展開です。
展開自体がコメディ。
普通ではそうはいかない進展具合も、まぁコメディだから…で読めてしまいます。
嘘をついた事から、マイペース攻めに振り回される鈴谷の本心が面白い。
演技なHでは読む方としても萌えはせず、(笑)←くらいの気持ちになっちゃいますね。
そこが残念と言えば残念。
でも回を重ねる毎に実際にヨクなってくるので良かったです。
有休のためには古池を消すことも考えてしまうような鈴谷が、有休やお金より古池と居る方を選ぶようになるまでの過程は無自覚な絆されでした。
古池は強引でマイペースな奴でしたが、終始一途な思いにはキュンとしました。
続編では姑問題とかも見れるのかな?"NO産休"は爆笑でしたが、有休の代わりに産休取得となるのか?
楽しみにしています。