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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
(3)の大きな転回点は、駿人と菊花の母親(優士の姉)の帰還、でしょうね〜。
この方、何とも自由奔放。
普通に考えれば、「何考えてるの⁉︎」と非難轟々的な。
当然、駿人も菊花も拒絶モードなわけだけど。
子供達がそんなふうでもケロッとしてる弥生サン。
もうホント、この弥生さんぶっ飛んでる。「家族」にはなりたくないわね。
だけど優士はそんな彼女にずっと惹かれてて。
…というところで、優士さんのご苦労みたいなモンがすごく見えてきますね。
ともかく、弥生さんの出現により駿人は「自分が選ぶ」ことを学んだようで、急転直下高校進学を決める、と。
アンタ、お母さんソックリだよ!
…と言いたい。
となると、パワフルで周囲を振り回す存在に心理的に惹かれる優士さんは、この後駿人を意識していくのは必然なんでしょうかねぇ…
2巻の最後の終わり方が切なかったけど、
3巻の最初の始まり方も切なかったです。
日高に「家族がいんだってさ。しょーがねーよな」と言った駿人。
その言葉を聞いた日高のなんとも言えない表情によりせつなさを感じました。
駿人の『家族の顔をしていれば優士は笑ってくれる』と思っている部分もほんとに悲しくて…。
叔父と甥っ子だから仕方ないのかもしれないけど、こんな諦めかた…。
…と見せかけて、諦めないのが駿人なんですよね。
いい。すごくいい。グッときました。
いいなーと思いながら読んでいると、
まさかの駿人と菊花ちゃんのお母さん(優士の義理の姉)が戻っています。
そこからその姉と優士の回想が始まりー…。
優士のお姉さんは自由人で憎み切れない人だなぁと思いました。
自由人なので、その分周りの人は振り回されて大変だけど。
実際今回も優士の心が振り回されて大変でした。
駿人も結局進路を進学に変えて、駿人の誕生日に少しは進展!?して、
最初の切なくて辛い気持ちは駿人の誕生日に吹っ飛びました。
駿人からキスしたのではなく、優士からキスしたというのがすごく大きいなぁと思いました。
3巻もすごく良いところで終わって
もっともっと読みたい!って気持ちになりました。
菊花ちゃんが成長したってことは、駿人も成長したわけで…。
これからどうなっていくのか…!!!(*´∀`*)
2巻でフられてしまった駿人ですが、まだまだ諦めてません!頑張れ!家族の顔して想い続けてもう切ない!駿人全力応援の気持ちは変わりませんが、かといって優士に簡単に落ちて欲しいとも思いません。このもどかしさが大好き!
3巻は駿人と菊花の母親問題。全員血の繋がりが複雑で、関係の把握が難しいです。なんでこんな設定に…今後家族とは何か、みたいなテーマも絡んでくるんでしょうか。
母親は自由な人でしたが、過呼吸?起こした菊花の闇が衝撃だったくらいで、母親については何も思いませんでした。だから駿人の気持ちがよく分からないんだけど、菊花のために怒ったのかな。自分が捨てられたとか家庭環境のせいで将来が暗いとか、そういう恨みを秘めてるようには見えなかったので…それだけ隠すのが上手いってこと?
ラストはめっちゃ萌えました!成長して帰ってくる駿人。表紙の色っぽい駿人がここに!ちょっと前までベッドぼすぼす叩いてる子供だったのに(あのシーン大好き)…!
ますます続きが楽しみです。
優士の拒絶、母の帰還、駿人の進学、と読み応えモリモリでした。
そして、頑なだった優士の変化の芽生えを感じさせる3巻でした♪
「もうやめてくれ。俺には無理だ」
優士に拒まれた夜以来、以前のように〝家族〟に戻ったふりをする駿人。
中学校の体育祭では、保護者として甥の写真を撮ろうと必死な優士と
なんで来てんだよ!と怒りながらも恥ずかしそうに写真を撮られる駿人。
外から見れば普通の家族にしか見えない二人。
けれど、心の中では優士への想いが今も燻り続けたまま。
「家族の顔をしていれば、優士は笑ってくれる」
という駿人の独白がなんとも切ないです…
だって、駿人は優士と家族ではなく、恋人になりたいのだから。
それでも優士のため、と彼の望む甥っ子を演じる駿人が健気でした。
そんな平穏を取り戻したかのように見えた中山家に、嵐がやってきます。
駿人と菊花の母・弥生の帰還!
おおよその想像通り、奔放!!
子どもへの愛情はあるけれど、ただ、母親には向いてないんだろうな…
なにより、菊花の反応が辛すぎました。
母親を目の前にしてパニックを起こし、キャーと叫ぶ姿が痛々しかったです。
優士もまたそんな弥生に翻弄されてきた一人でした。
だけど、新しい家族に馴染めなかった幼い優士に明るく笑いかけ、
血の繋がりの有無ではなく、同じ家で一緒に住めば家族になれると
教えてくれたのも彼女でした。
甥から想いを寄せられた今となっては、弥生の植え付けた
〝家族観〟は呪いのように優士自身を縛り付けるだけですが…
うーん…
悪い人ではないけれど、弥生が何かをする度に
周囲が振り回され、まるで台風の目のような人です。
「駿人と菊花を連れ帰る」という選択も彼女にとっては最善の選択を
したつもりなんだろうけれど、結局は自分が最優先なんですよね。
きっと駿人と菊花、弥生は、離れていた方がいいんだろうな…
突然の母の来襲や進路のこと、優士とのこと、誰にも話せずに
いっぱい溜め込んできた駿人がここにきて遂に爆発します。
そりゃそうだ、まだ中学生なのに色んなもの背負いすぎです。
決して家族の前では涙を見せなかった駿人が日高の前で泣き出し、
弱音を吐く姿に無性によしよししたくなりました…
駿人の質問にバカ真面目に答えてくれ、失恋したら一緒になって
ショックを受けてくれたり、潰れそうになっていたら
「もっといろいろ話をしよう」と真摯に答えてくれる日高だから、
駿人も素直に甘えられたんだろうな。
日高がいてくれてよかった…
その後、遠方の高校に進学を決め、家を出て行くことが決まると、
優士の中では寂しさがじわじわとせりあがってきていました。
寂しそうな優士に「俺は絶対優士のとこに帰ってくる」と
はっきり伝えられる駿人が格好良かったです。
駿人のこのブレなさ、素敵ですよね。
中学生だろうと、こんなのぐらっとキてしまうわ…
でも、その後のお誕生日のプレゼントに自分からキスをせがんだくせに、
いざキスされそうになると照れちゃう駿人は年相応で可愛かったです♪
そして、受験に合格し、家を出て行った駿人。
それから月日は流れ―
2年ぶりに帰宅した駿人。
身長が伸び、大人の顔つきで、めちゃくちゃ〝男〟になっている!
菊花の「おにーちゃんはぜったいに だれよりもかっこよくなるのに」予想も
当ってましたね!さすがは妹!
久々の再会で感極まった駿人が優士に抱きついたところで次巻へ。
驚きからか、呆けた表情の優士。
成長した駿人を前に、優士の中で何か変化は起きたのか…ドキドキ♡
「家族の顔をしていれば 優士は笑ってくれる」
切ないなぁ、駿人の気持ち。
ああ〜まただぁ〜
運動会のリレーで駿人が走る場面で、駿人の独白がかぶってくるのがドキドキして
で、一旦日常の続きを挟み
さっきの独白の続きが…
「あとひとりだったのに クッソ」
と一人になって悔しがりながら
「俺はそれでもあんたが欲しい」
の心の声を重ねてくる。
ぎゅん!とくるよね。こんなん!
先生うまいわぁ〜と思うの何度目でしょう(偉そうにすみません)
おお!出た!菊花の予言。
「おにーちゃんはぜったいにだれよりもかっこよくなるのに」
恐るべし5歳!
私もそう思うよ。
そうか、菊花が変なおじさんに連れて行かれそうになった時、飛び蹴りしてやっつけた過去の駿人、ありゃ、かっこいいわ。いい男になるわね。
わあああ!また!!
嵐がくる 嵐が
で、駿人の母登場ですよ。
憎いねぇぇ、演出が。
駿人母が駿人と菊花を連れて行きたいて勝手すぎん?と思って、駿人も菊花も拒否るの当たり前やしそのまま突っぱねろ〜と思っていたら。
日高先生ですよ!(待ってました)
日高の前で泣いちゃう駿人。
家族の前では泣けないけど、ため込んでいたものがあるわけで。
それをテニスの試合で負けたせいにするのが駿人らしい。
そ こ で
日高が、どうしよう…と戸惑いながら
「かわいい」
と思ったのがツボで笑ってしまったww
そうだ、日高ゲイだもんね。
や、ゲイでなくても駿人はかわいいよ。普段、クールぶってるから泣いちゃうのが余計にかわいい。
おお!駿人、日高に甘えちゃって。
そうよね。家族には素直に甘えられない気持ちわかるよ。
さすが日高!(私は日高ファン)
そこで「もっといろいろ話をしよう」と言うのがいいんですよ。
「進路のことも」にも、駿人は素直に「うん」と答えて、かわいい。
で、駿人はテニスで負けたことを言いながら「許さない」「けど」と言葉とは違うことを考えていて…このパターンきた、と続きにドキドキする。
よかった〜。
駿人も菊花も母親のとこに行かなくて。こんなことを思ってごめんね。
最初は嫌がっていても、菊花はまだ小さいから時間が経てばやっぱり母親がいいってなる展開かな、とちょっと思ったけど杞憂でよかった。
駿人が進学することにしたのは、日高先生のおかげよね。さすが!
(どんな会話があったのか知りたかった)
で、駿人の
「一緒に住んでるとか住んでないとかかんけーないし」
「どこにいたいか 誰と一緒にいたいかも俺は自分で選ぶ」
が、かっこいいし、その考え方好きよ。
そして
「俺は絶対 優士のとこに帰ってくる」
男前!
優士ころっとくるでしょ。
→このセリフが6巻ラストにつながっているとは!!
その後の
「じゃあ 待ってて」
「じゃあ その世界に優士もつれてく」
最高の口説き文句やおまへんか!!
こんなん萌え〜萌え〜ですよ!
わーわーわー!!
優士から駿人へちゅうしたわーー!!!
自分から煽っておいて、照れて逃げようとする駿人、年相応て感じでかわいい。
それを捕まえてちゅうする優士やるやん!!
やっぱ、自分のもとからいなくなると知らしめられ、それでも駿人の気持ちは変わっていない、とさっきの男前な口説き文句を言われたら、さすがの優士もぐらっときますよね。
そのための、ケーキ作りからの駿人の頭にぶちまけちゃって、それをぶうぶう言ってのちゅうの流れ。
優士がちゅうすると思ってからが、セリフも手書き文字も一切ないのがまたいいです。
「思えば この時もう負けていたのだ この14才の甥っ子に」
そうですよ!
だから、今までの義姉についての家族だから…の思いが強いのはわかるけど、でもそこはほれ、駿人の言うことが一理あるわけで、あとは優士がいつそれを認めて素直になるかなんですね。
でも、まだ3巻だし、波乱はありそう。
や、日高とコウのお話を挟めばいいんだよ。
高校進学で家を離れる時、優士に抱きつく駿人がかわいいね。
お互いめちゃくちゃさみしいだろうに。男だねぇ、駿人は(惚れ惚れ)
丸2年も家に帰らなかったのか〜。男だね。
そしてすぐ帰ってきた!
菊花の予言通り、かっこよくなって!
で、優士を見て笑顔になり、抱きついた!!
萌え〜萌え〜!!(うるさい)
こういうの大好きですよ!!
おまけまんがの、優士の夢も。
本音が出ていていいですね。
あ、個人的には優士は短髪の方が好きです。切って元に戻っていたらいいなぁ。
子は育つもので。
3巻では嵐、ならぬ、駿人とキッカの母親が帰ってきます。
まさに自由奔放。
優士目線の過去の回想がガッツリと出てきますが、昔から自由奔放。
生まれてからずっとこの母を見ていたら、駿人にとって「家族」という言葉は意味を成さないというのも分かる。
でも「電球買って来る」と言って帰って来なくなったけど、ちゃんと電球は買ったんだってところに笑いました。
こういう小ネタを落とさないところも好きです。
ただ「家族」に拘る優士のために「家族」の「フリ」をしてきた駿人が怒るのも当然。
奔放すぎる母親への怒り以上に、自分の気持ちを抑え込んで優士が喜ぶように演じてきたのに、優士が「家族」に拘る理由、駿人が勝ちたくても勝てない相手が帰って来たことへの怒りの方が大きく感じられました。
家族のふりの部分の駿人の本心を深読みして切なさを味わいまくっていただけに、読者的にも違う怒りが。
その怒りを一掃してくれたのがキッカでした。
母親との再会であの反応。
秀さんの人間観察力ってすごい。子供って状況を処理し切れなくなると、ああなりますもんね。
「大人の10年 子供の1年」とは言ったもので、キッカの3年と自分が目標に向かって過ごした3年を同じに思っていた母親が安易。
いろいろありつつも母が去り、また冬が来て駿人の15才の誕生日。
ずっと続いていた「家族のフリ」を崩したのは…。
えええ!?ってなりましたよ、ここ。
あなたが崩す!?って。
未読の方は、ご自分の目でご確認を。びっくりです。
そこから一気に月日は流れて、県外の高校で寮生活を送る駿人が2年ぶりに帰省したところで3巻終了。
コウと日高の出番ほぼなしですが、4巻は…。
忘れてはいけない。
個人的に3巻の一番の見どころは、美浦さんだと思っています。
『女子BL』でも思いましたが、秀先生の描く女子は本当に心を揺さぶってきますね。
3巻です。
2巻で駿人の想いをきっぱりと拒絶した優士。
元に戻ったフリをしている2人…という始まりでした。
そんな2人だけど駿人の気持ちは燻り続けているし、優士も変化している気がします。
そんな中山家に嵐到来。
3年間行方知れずだったアノ人が現れて…。
引っ掻き回して、台風みたいに去っていく。
嵐が去って空気が変わるみたいに、駿人の心境にも変化があったのか県外の高校を目指すことにしたようで。
滲み出る優士の寂しさにやはり予感を感じずにはいられませんでした。
「絶対優士のとこに帰ってくる」
「その世界に優士もつれてく」
この約束が最終巻で回収される事、信じてるからね!
優士からのキスに、ちょっと攻め的な雰囲気を感じたのも束の間、2年ぶりに現れた駿人に目が釘付け。
おまけのどエロい駿人に更に釘付けで、はよ駿人×優士の絡みが見たい欲望で頭が一杯になってしまいました。
やっぱり、3巻では駿人・菊花のお母さんがやってきたのが印象に強く残ってますかね。あとは、まあ最後のアレですね。ほえ!?どーゆー心境の変化を経てそちらから!???いや、いーけど。大歓迎だけど!!!って感じでした。見た人には分かるはず笑笑
お母さんは作中でも表現されていた通り、嵐のような人です。急にやってきていろいろ引っ掻き回して帰って行きました。確かに自分勝手ではあるけれど、本気で憎めない感じです。
4巻が気になります!読みましょう!!!
2巻に引き続きゆっくりと進む中山家の複雑な関係。
3巻ではまさかの駿人と菊花の母であり、コウの実姉で優士にとっては義姉となる弥生が登場。
嵐のようにやって来て嵐のように去って行く…
自由に自分のやりたい事をやりたいだけやり、人生を謳歌している姿は、1人の女性としては有りだと思うのです。
母親としては…うーん、個人的には有り無しで言えば無しでした。
引っ掻き回すだけ引っ掻き回されて、菊花が可哀想で見ていられなかった。
駿人の「3年だぞ!3年!」の一言に全てが現れていますね。
優士も過去に弥生に散々翻弄されている様子が描かれていたりして、1巻から中山家を追っている読者としてはあまり好きになれないキャラクターかな…と思ってしまいました。
しかしながら、弥生の登場をきっかけに物語が少しずつ動き始めます。
家族でいたいと駿人の想いを拒んだ優士と、好きだけれどグッと我慢をして「普通」の家族でいようとする駿人。
ですが、弥生にはついて行かないと明言する駿人にほっとしたり、高校進学を決めた駿人が家を出てしまう事に寂しさを感じていたり、誕生日にキスをすべきなのか悩む優士は家族愛というか、もう……ですよね。
「家族」に固執する優士を安心させようと、言葉にして真っ直ぐに伝える駿人は本当に中学生なのでしょうか…?
家族の前では大人っぽい駿人が、日高に年相応の姿を見せるシーンが良かった。
この2人、なんだかんだで結構良い関係になりそうな予感。
3巻は菊花ちゃん視点のお話が1番好きでした。
「おにいちゃんはぜったいに だれよりもかっこよくなるのに」
菊花ちゃんにとって駿人は誰よりもかっこいいヒーローなのですね。
ラスト数ページに2年間後の駿人の姿がありました。
果たして彼女の言う通りになっているのか、どんな成長をしているのかを楽しみにしつつ、4巻へ進みたいと思います。
2巻の押してダメなら〜大作戦でうまく行きそうに思えたけど、結局はっきりと拒まれてしまった駿人。
3巻では駿人も物分かり良く振舞っていて以前のような「家族」に戻った
…かのように見えますが、、、
そうではなかった。そうではなくて良かったー。
家族のふりをしていれば優士が笑ってくれる、と思いながらも「あれが欲しい!」っと一人感情爆発させる駿人めっちゃいいし、一安心。
そうよ、諦めるなんてまだ早い。今じゃないだけだから!もう少し待とう?そうすればきっと…
一方の優士も去年の駿人の誕生日に「来年はもう少し先までもらう」って言われたのもしっかり意識してるし、勢いとはいえ自分から駿人にキスしましたねー
すっかり大人びてきた駿人の久々の少年らしい赤面可愛かったです。
ラスト、進学をし寮に入っている駿人との2年ぶりの再会シーンに、もうこの2人は大丈夫じゃない?と思っていた私が甘かったのかな?5巻のあらすじ読むとそう簡単には行かなそうな感じ…
あー早く読みたいっっ
…駿人と菊花の母親には最初読んだ時もモヤモヤしたんだけど、今読んでもやっぱりモヤモヤするなぁ。
駿人の「俺はいいけど」って菊花を思って涙しちゃった所とか菊花の錯乱とか見ていられないんだよ…
パワフルで魅力的な人なんだろうけど、やはり他人がそういう人とつきあって面白いのと家族とでは違うよね、破天荒な家族を持つと苦労しか無いと思う。
さらっと小さいコマでコウの口から語られる優士評「問題をごっちゃにして主軸をずらすのアンタの悪い癖だぞ」が、非常に的を射ている気がしますね。それを使って物語を展開させていると言っても過言ではない。
優士の前でだけ大人ぶったフリをする駿人が可愛いのよ。これから巻数を追うごとに大人になる駿人が見られると思うとドキドキする。「だれよりもかっこよくなるbyきっか」ですから。
弥生のキャラクター像が良いです。人として別に好きってわけでは無いのですが、BL漫画に出てきがちな女性ではなく、人格が秀良子先生によって形作られているところが良い。
優士か駿人の頭持ってキスするのに大変興奮しました。はーー!でも14歳なのよね!私の倫理ではアウトなんですけど、でもね!仕方ない!
小倉くん幸せにおなりよ。
このタイミングで駿人達の母親が帰ってくるのには驚きました。本当に嵐のような登場と去り方でしたね。母親になってもフットワークが軽く、思い立ったら行動してみる彼女はきっと人生をこの上なく満喫しているんでしょう。親になっても人生に悔いのないよう、自分の思ったままに生きようとする姿勢は素敵だと思います。でも、それはやはり子供達をしっかり守った上での話。数年間まともに連絡も寄越さなかったのは、いくら子供達のために稼いでいたとはいえ、褒められたことではない。菊花まで彼女を拒絶したのも当然だと思います。それでも生き方は変えられないところがリアルですよね。愛があることは分かっているから許される関係。1つの家庭としても、今後どうなるのか見守りたい家だなと感じました。
そして、母親の突然の帰還に触発され、駿人が今まで抱えてきた想いが零れ落ちる。きっと、彼もここで初めて自分の本当の気持ちに気付いたんでしょうね。愚痴もほとんど吐いてこなかった彼だけど、同い年の周りと同じ熱量で青春を謳歌できなかったことに今更ながら気付き、涙する。同じ仲間と同じ時間をやり直すことはもうできないんです。でも、悔しい思いをこれからに託して、前を向いた彼。それに、青春を満喫できなかった分、彼には優士との思い出もある。そういう人生の選択を見れたのも良かったです。高校生になって帰ってきた駿人が一気に大人びていたので、ここからどう優士との距離を詰めていくのか期待の高まる3巻でした。
4巻が出たのでおさらい読み返し。
3巻は駿人と菊花の母親・弥生が戻ってきたという記憶しかなかったけど、読み返したら弥生への怒りがフツフツ湧いてきて自分でもどうしたものかと思いました。
昨年の発売時には、弥生の身勝手さに不快にはなったけど、アマゾンの奥地でも暮らしていけそうな(そして女酋長にもなれちゃいそうな)破天荒でパワフルなこの女性に母親業は向いていなかったんだなぁ…程度で、ここまで強い怒りを覚えなかったはずなのに、久しぶりに読み返したら自分で戸惑うくらい弥生が許せなくなっていました。
多分、リアル世界でも親の虐待による幼児の死亡といった悲しいニュースを見聞きしすぎているせいで敏感になってしまい、フィクションとはいえ自分の中での許容範囲が超えちゃったんだと思う。
この一年間で。
たまたま面倒を見てくれる優士がいたから子供たちは死なずに済んだけど、子供達を置き去りにして餓死させちゃった虐待母と思考回路は一緒だよねって思う。
永遠にどこにも行けなくなるような気がしたからと言って、海女になるという子供<自分の世界優先という思考回路が腹ただしいし、子供なんか産むべきじゃなかった人だと思う。
ただの3年じゃないんだよ。
2歳〜5歳なんて、言葉での意思疎通もはかれるようになって人間らしくなってきて可愛い盛りじゃん……。
子供時代の3年分なんて、一生どうやったって取り戻せないよって思った。
不審者に声を掛けられて「ママ」の言葉に反応してしまったり、母親と対面してパニックの余り、機械的にきゃー、きゃーと叫ぶしかなくなっている菊花の姿が本当に本当に本当に可哀想だった……。
いつもお利口さんでおしゃまな菊花の心の脆さが見えてしまって、やるせなかった。
やっぱり3巻の読み返しはこれからも余りしないと思うなぁ……
失踪中の母登場の巻。突然海女になると決意して、家族を捨てて疾走した駿人たちの母が帰ってきた。そして、駿人と菊花に、一緒に住もうと持ちかける。当然だけど、子供たちは拒否。
姉に翻弄された優士の過去編もあり、なんかこの姉は読んでてイライラする。
しかし、家に残ると言った駿人にほっとする優士とか、駿人の誕生日にケーキを作って、キスしないといけないかな?と悩む優士、してよと余裕ぎみに行ってきた割にしようとするといやがる駿人に対して強引にキスを奪う優士なんかがかわいくてたまりません。
一方、やはり日高がキーマンで、テニスがうまい駿人が最終戦で負け、その場ではき出せなかった想いを、家で日高の前で吐露する場面など、駿人が弱いところを唯一さらけ出せる大事な存在になっていました。そして、日高は、将来のこと、ちゃんと二人で話し合おうと言う。
そして、高校に進学することを決めた駿人。ここがお話のターニングポイントです。
巻の最後は、高校に入って家をでた駿人が何年も返らず、久しぶりに帰宅するところで終わり。成長した駿人。このあとどうなる~、の3巻でした。
おまけまんががまたよかった。
優士の夢なんですが、駿人が下衆BLのカバーよろしくベロだし服脱ぎでまたがってくるカットは秀先生GJでした。
この後、コウ・日高編に進んでいくのかな~、というラストのイラストでした。
3巻では海女になった奔放な姉が突然帰ってくる…という展開に。
明るく奔放で、優士にとっては幼少期を語るのに外せない大切な存在の彼女。
初恋の相手でもあったのだと思います。
自由で人間的魅力に溢れた彼女ですが、ただ、母親としては本当に失格ですね。
強烈な拒否反応を示す菊花。
反発する駿人。
でも子供にとってはどんな母親でも母親なんですよね。
まだ幼い菊花や思春期の駿人を振り回すのはやめてあげて、と強く思いました。
そして彼女は嵐のように去っていき、駿人と菊花は母親にはついていかず、中山家に留まることを選択。
そしてそして!今回は別の嵐の前触れが。
駿人が高校に進学し、寮生活を経て2年ぶりに中山家に帰ってきたー!
かっこいい高校生となって!!!
高校進学から2年…
もうすぐ18歳を迎えますよね!?
この作品、駿人の誕生日にキスをするのが私の萌えポイントなんです。
18歳の誕生日イベント、来るのでしょうか。
エッチな展開はまだ先でもいいのですが、恋愛的な萌えイベントは非常に期待してしまう〜〜。
4巻が楽しみすぎる〜〜!
この巻では、日高くん→コウの恋愛エピソードはなく、そこが残念でした。
ところが4巻の情報を見たところ、どうやら日高くんとコウに焦点が当たる模様!
日高くんの恋にもかなり注目しているので、そちらも楽しみ♪
コミックはもちろん発売後すぐ購入。
再読した際に、遅ればせながらの【神】レビューを。
こちらの作品が良作であることは、既存レビューの神率の高さからわかる!!!かとおもいます。
良いです。良いです。
内容がしっかりしています。
ストーリー展開も自然で、且つ面白い。
さすが、秀良子先生らしい作品です。
随所にエロスは感じますが、エロは今のところないです。
コミック終盤は、
「あぁ!!めっちゃいい。萌がすぎる!!!嫌だーーー!!まだ続きを読ませてくれ〜!!!3巻…終わらないでーーー…。」となりながら、読みました。
今巻もすばらしかったですが、次巻はラブ度が増えるでしょうか?自然な感じでエロもほしいなぁ。
うぅ。そろそろ頃合いですよね!!
成長したし!中学生じゃない!!
もう高校生だし!!期待が膨らむばかりです。
次巻の発売が待ち遠しく、3巻素晴らしかったです。
登場人物がみんな、ちゃんと魅力的に、それぞれがちゃんと考えを持って動いてる。生き生きとしている。とても自然に。
これを表現できているすばらしい作家さんの作品です。
ありがとうございました!
続きを楽しみにしている作品のひとつです。
今作・3巻で駿人の中学生編が完結と帯にありました。もしかすると序盤あたりで優士の背を追い抜いちゃったりして…などと思っていたので、このゆっくりじっくりな進み具合がもう、うれしくて。コウくんどうなるのかな、4巻がますます楽しみになりました。それにしても読みたいもの、知りたいこと、なんか絶妙なタイミングで見せてくださるなぁとしみじみ。
絵とモノローグだけで涙が溜まってくるようなシーンが次から次へとやってくる。私は菊花視点のお話が忘れられないんです。本のラストはそこで〆てくれますか!という感じでしっくりきましたし、おまけまんがでは夢の中の駿人が大変なことに…これもニヤニヤと楽しめて、続きが気になりつつも大満足です。
登場人物それぞれ、欲しいものに対する気持ちがちょっとずつずれているんだろうな…と勝手に思って読んでいます。同じ方を向いていても。どんなに近くにいても、どうがんばってみてもやっぱり、相手のわからない部分というのはある。となりで見つめていたって、わからない気持ちがある。
家族のつながりはある人にとっては不確かなもの、かもしれない。
でもそれを知っているからこそ、追い求める気持ちがあってー。
恋と呼んでみたかったのかもしれないあの気持ちだって……。
しかし若者の後悔はキラキラしてていいなと思いました。
今さらだけど、こんな本を読むと憧れます。
自分の信じるシアワセを思いっきり追求して突っ走るような人に。
切なく温かなベースに、押し寄せるキラキラとドキドキの波たち。「そこ」と「そこ」のLOVEが見たいよなどと思いながらも、どうかそのままの君でいて、変わらないでねと願わずにはいられない。私にとってはそんな気持ちになれる、不思議な魅力のある作品、特別な作品です。
装丁:小林満(GENIALÒIDE,INC.)
こんなにも後から後からじんわり来る作品だとは思っていませんでした。
タイトルと表紙デザインがずっと気になっていたのですが保留していた作品、、が、たまたま購入したonBlue誌で、三巻の最終章である「美浦さん」のモノローグで始まるチャプターがとても印象的で、どーしても最初から読みたくて、1巻~一気読みしました。
叔父と甥、とはいうもののその構造は複雑でユニークだと思いました。登場人物それぞれの目線があって、一通りの情景描写にとどまらないところが面白いし、それがすごく好きです。
駿人の純粋さ、一途さに萌え転げまわりました。。。。結ばれるであろう、と思いながらもゆーじの性格的に一筋縄ではいかなそうなハラハラの予感と、どっちが受けでどっちが攻め?とか考えると夜も眠れないので、本当にいろんな楽しみ方のできる作品!と思います。
登場人物全員が魅力的です。
正直、秀良子先生の今までの作品はあまりはまらなかったので期待せずに読んだのですが・・
今まで読んでいなかったことを後悔しました。
ストーリー重視の方はきっと満足するはず
と、思いました笑 考えてみたら一人しかいないですね。
大人ぶってるけど誰もいないとこではしっかり中学生な駿人が今回も拝めました。
冒頭の体育祭でのリレーで、駿人の組は最後尾。アンカーを務める駿人にバトンが渡り怒涛の追い上げを見せましたが惜しくもゴール前でひとりを抜けず2位。保護者として見にきていた優士の「おしかったな」との言葉に気にした様子もなく返事を返しますが、部屋に戻ると手足をバッタンバッタン動かしながら悔しがってる姿はやっぱり中学生。考えてることも実に欲求に忠実!ここ是非見て頂きたい!!
菊花視点、優士と弥生(菊花と駿人の母)の幼少時代、駿人の号泣等々萌える要素がふんだんに詰まった3巻でした!
一番微笑ましかったのは日高と駿人の距離がすごく縮まったとこかな?この2人のハグが2回もありました。優士とは一回もないのに笑
カバーのイケメンは最後に出てきます。四度見してこんなのに迫られたら誰も抗えなくない?と真剣に考えてしまいました。
菊花の男を見る目は確かですね!
続きももちろん気になりますが攻受はどうなるのでしょう、、。
できれば駿人×優士であってほしい。
待ちに待った『STAYGOLD』の3巻目。発売日を心待ちにしていました。
ネタバレ含んでいます。ご注意を。
2巻の終わりで、自分の想いを優士にぶつけたものの「家族」という枠でいたいと願う彼に拒まれた駿人。無理強いしたくない駿人は自身の恋心を封印して優士の望む「家族」でいることを選択。
危ういバランスを保ちつつ日々過ごしている彼らのもとに、駿人と菊花の母親で、優士の片想いの相手でもあり血のつながらない姉でもある弥生が帰郷し…。
というお話。
もうね、萌えが
ストップ高です…!
BLという観点で言うと、家族でいたい優士と、彼を好きだから彼の意思を尊重したいと願う駿人の、モダモダ進む関係に激萌えします。
駿人は複雑な家庭環境で育ってきたためか精神年齢がかなり高く、「まだ中学生だったの?」と思ってしまうほどのナイスガイなわけですが、まだ中学生で子どもの駿人が見せる優しさだったり、懐の広さだったり、優士に向けるひたむきな恋心だったり。
もう、彼がツボに入り過ぎてどうしようかと思うくらいです。
そして『STAYGOLD』の面白さは優士と駿人の恋のゆくえだけではなく、家族愛だったり、登場人物たちの抱える秘めた恋心だったり、とにかくストーリーに奥行きがある。
優士の、義理とはいえ姉に抱いてしまった禁断の愛とか。
母親がいない中山家の面々が家族に向ける愛情の深さとか。
弥生の登場により、「家族」というバランスをかろうじて保ってきた彼らの関係に変化が訪れる。
この弥生という女性が破天荒でパワフルです。好みが分かれそうな女性ではありますが、彼女がこのストーリーの大きなキーパーソンであることは間違いないでしょう。
この作品は主人公が男×男なのでジャンルとしてはBLに区分されるわけですが、そのジャンルにとどまらず、多くの人に読んでほしいと思う素晴らしい作品だと思います。
2巻で大きな存在感を放っていた日高くん(コウの友人で、駿人の家庭教師でもある)ですが、彼がとる駿人への態度が、これまた意味深です。報われない恋をしている仲間同士、という枠を超えてないかい?という。
日高くんはコウに片想いしているわけですが、彼の恋のゆくえも非常に気になります。
優士の負担を考え高校には進学しないと公言していた駿人が見つけた道は。
帯にも書かれていますが、3巻は駿人の中学編が完結します。
駿人が中学を卒業し、家を出て、そして。
という所まで。
一回り大きくなった駿人の姿が、最後の最後にちょっろと登場していて、次巻が楽しみで仕方ありません。
駿人と優士の関係はキスどまり。
このキスシーンが、めっちゃ萌える…。
駿人に押され気味だった優士が見せる大人の余裕と、それに相反する駿人の動揺ぶりに。
そして、最後に優士がみる夢が…!
これが非常にエロくてけしからんです。
現段階で攻め受けはっきりしていませんが、それでも少しずつ彼らの関係は進展しています。
年下攻めも良いけど、包容力のある年上攻めも良い。
このCPに至ってはリバもありだなあ…。
と妄想が止まりません。
早く4巻が読みたいです。