たかが復縁

takaga fukuen

たかが復縁
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神105
  • 萌×2116
  • 萌41
  • 中立8
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
43
得点
1120
評価数
271
平均
4.2 / 5
神率
38.7%
著者
見多ほむろ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784199606816

あらすじ

過去に囚われた男たちの、20年ぶりの再会愛――!!今日の星座占いは一位! ラッキーアイテムはカラフルな靴下!!
しかし夢に見たのは、十年以上忘れられない高校時代の同期の夢――
そんな朝を迎えた竹原は、通勤中の満員電車で好みの男を発見!! しかもその男が、同じ職場に異動してきた!?
運命の再会かと喜んだのも束の間、なんと彼は今朝の夢に出てきた男…高校時代に竹原がフッた元カレの天野だった――!!

表題作たかが復縁

百貨店勤務,店長
やり手の販売員

同時収録作品愚か者のあやまち

警察官
大学生,元陸上選手

その他の収録作品

  • たかが嫉妬(書き下ろし)

レビュー投稿数43

何回読んでもいい

当時、紙の書籍で購入して読んでいたのですが、今回電子であらためて読んだので。
電子限定を読むことができて、嬉しくなりましたし、
何回読んでも、最高すぎました。

若い頃との対比、また今になって明らかになる、受・天野の想像以上の健気さ、依存性が明らかになって、余計にキュンキュンです。
本作の魅力は、何と言っても天野のドライそうに見えて、実は竹原にめちゃくちゃ依存してるいるところ。
電子限定の書き下ろしで、いくつになっても、天野が竹原に依存、尽くし気質なのがわかるのがたまらないです。
一緒に走るし、ご飯も作りに行く、しかも朝ご飯から、なんて、どんなやつだと思いました。
相当大好き。
竹原には、今度こそ天野さんをでろでろに甘やかして、幸せにして欲しいです。
本作の大好きな台詞No. 1は、最中に明かりも眼鏡もかけて天野さんを見ようとする竹原への、天野さんからの非難?懇願?の台詞。
若い頃の、一番いい自分を見て欲しかったという悲痛な台詞が、大変可哀想可愛くて、堪りませんでした。
天野さん、かわいすぎます。

0

たかが復縁、されど復縁

先生買いした一冊を再読。
表題作のほか、「愚か者のあやまち前編・後編」が入っています。

表題作はアラフォーのおじさま同士の再会ストーリー。

竹原(攻)視点で見る天野(受)がね、一筋縄ではいかない意地っ張りなんですけど、なんだか可愛い。終盤、攻めに何も言われてないのに「嫉妬してない」って言っちゃったりするところ、きゅんとします。

天野に冷たくあしらわれても、何とか関係を切らせまいと頑張る攻め様が良かった!
そして攻めが老眼でぷにぷにのお腹になっていても笑、再燃した恋心が隠せてない感じ、セッの時に素直になる天野が…可愛いーー!今も、とてつもなく攻めのことが好きなんだなあ…っと表情から伝わってくる。萌え。。

もう一編の方は、レイプされたことが引き金となって快感を得るようになってしまった大学生と、警察官のお話。こちらはあまり自分の好みではなかったかなあ…攻め、警察官なのにそれはなくない!?と冷静にツッコミを入れてしまった。。
ちょっと猟奇的な感じで、人を選ぶ内容かもしれません。

0

時間と共に

想いって、時間が経つとさらに募ることもあるんですよね。
忘れることもあるけれど、かってに美化しちゃう気ともあるけれど。
時が戻った時に、やっぱり。と思い出す。

そんなふうな事を思わせられる作品でした。
お互い、変わっているところもあり、オヤジ臭くなっていたり。
(男前なのに、あのカラフル足指靴下はないだろう…)
それでもやっぱり想いがあるって本当に好きなんだよね。

もう一本の愚か者のあやまち、は刑事役がなんとも男前な(顔もでしょうけど心意気というか精神的に)感じで、ウケのややこしい感情にもうまく沿っているような。
その後が読みたいCPです。

0

二十年越しの初めてが可愛い

再会復縁ものの表題作がとっても良かったです!同時収録作はちょっと後ろ暗い雰囲気で、かなりタイプの違うお話。断然表題作が好みで萌えました。
表題作はかつて付き合っていた二人の再会から始まります。このエピソードが仕事に絡まっていて、その自然さが良かったです。お仕事BLのように詳細は描かれていませんが、仕事風景に溶け込んでるのが良い!
高校生時代の天野はめっちゃ美人でびっくり。竹原は重さを受け止めきれなくて、そんな当時の自分を理解しつつ受け入れられる度量を持った大人になれてからの再会。二十年は長すぎる気がするけど、そんな年まで忘れられずにいたならお互い運命なのかなあなんて。
初Hで涙ぐむ天野が素敵でした。
描き下ろしは嫉妬編。ていうかH。おじさんに無茶な体勢取らせて大丈夫なの…とひやひやしました笑。竹原が優柔不断っぽくて天野が苦労しそうだけど、それも含めてとても可愛いおじ×おじカップルだなあと思いました。
表題作のみなら神です。

0

おじさんという新たな扉が…!

初の作家先生でした。
スーツとか大人の男性とか好きなので、おじさん(っていうほどおじさんじゃないと思うけど)同士もきっと好きなんだろうなーと思ってたんですが、当りでしたパチパチ
見多ほむろ先生のかかれるおじさま、造形が素晴らしい!!
受け様も攻め様もとてもダンディでカッコよく……若い頃のお顔もとてもカッコよく………
そしてなんと言ってもあのキリッと仕事できそうなメガネの黒髪おじさまが受け!受け!!!!受け!!!!!!!
黒髪受け好きな私としてはもう小躍りですよ……

オジサマたちの恋物語って不器用でうおおおおお(歓喜)ってなるんですが、これも例にもれずうおおおおおでした!
本編は3話構成ですが、おじさまたちの絡みにやきもきしたいお方は是非!!!

描き下ろしで攻め様に全身で可愛がられてるのほんとにもう堪らんです……口からなんか出そう
先は長そうだけど、二人で幸せになってくれ………

当時収録の話もよかったです。先輩のこと好きだったのに、狂気じみたストーカーでしたね……。おじさま刑事に可愛がられてるとこもっと見たかったな

2巻構成でねっとり楽しみたいくらい、読むのが楽しい時間でした!
これは少し時間をおいてまた読むことになるでしょうね、とても良き時間だったので……!

0

素敵over40

TwitterのTLを流れてきました、イケおじ様ふたり。

20年ぶりに再会した、竹原と天野。
高校時代に付き合っていた元彼。
若さ故に、拗れたままなし崩しに別れてしまう。
再会により、拗れて止まった時間が動き出すーー。

百貨店に勤める男達だけあって、スーツ姿がセクシーでエロス!!!高校時代にバスケをしていたふたりだからまた、ガタイがイイからスーツ姿が映える映える!!!!
(私好みでしかない!!!!!!!!!!!)

どちらも意固地になってた思いが解けた後のエロは最高です!!

同時収録の刑事さん、刑事らしからなぬ感じがまたイイ!!
こっちはちょっとアブノーマルに片足入ってる感じのお話。

0

いろんな見方ができておもしろい

見多先生作品久しぶりです。
やっぱり絵とコマがスッキリ見やすくていいですね。

短編2本。
表題作はメガネイケオジ×メガネイケオジ。
年齢相応の落ち着きの中にふつふつと感情が高まるさまが好きです。

特に描き下ろしの「たかが嫉妬」が最高でした。
タクシー内での、平然とそっぽ向いた態度と敬語での会話ながら、天野の様子を伺う竹原。
「すみません…ほんとに」「別に…」
とか、牽制しまくりでおもしろくてw

その後、やっぱり嫉妬していた天野と盛り上がる竹原。
イケオジ2人のかわいいエロエロでした。
オチの温度差の違いも笑いましたw

もう1本の「愚か者のあやまち」もおもしろかった。
千木良の独白がユーモラスで、彼の状態が異常なのか正常なのか、深刻なのかそれほどでもないのか…どっちにもとれるような不思議な感覚。

怖い状況なんだけど、切り口がおもしろいので楽しんで読めました。
ラストの会話も好きです。

0

スーツでスマートなイケオジたちの恋

発売はだいぶ前なのですが、表紙に惹かれて購入。表題作と同時収録作の2作構成です。

あらすじなどは他のレビュアー様がたくさん書かれているので、感想を書きます。

■表題作:たかが復縁

良かったです!!主人公の2人は百貨店のハイブランドに勤務してるんですよね。スマートで仕立てのいいスーツを着こなす40代。大人の色気はあるし、めちゃかっこよかったです。

私は攻の竹原がドンピシャで、なんでこんなかっこいいのに、結婚しなかったんだろう…と思いました。なかなかあんないい感じに年取る40代、いないと思います。

また細かいんですが、竹原が駅で靴をダメにしてしまい、勤務先の百貨店の中に入ってるお店で新しい靴を調達しに行くんですけど(そこで、受の雨宮(天野)と再会する)、そのブランドが(つまり天野の勤務先が)ア○マーニなんですよね。

もちろん自分も店頭に立つ仕事柄、ということもあるかもしれないけど、躊躇なくハイブランドを選択できて、身に着けられる、この余裕感。オジサマなんだけど、くたびれてない感。こういう細かいところまで、ちゃんとキャラクターが作り込まれてて、すごいなーと思いました。

そのあともちょっとしたアクシデントでパンツが破けてしまい、また天野の店で買うんですけど、スーツやらネクタイやら一揃え買うんですよね。けっこうな値段だと思うんですけど、そこんとこさらりと購入するんですよね。吊るしのスーツを着ない、年相応で、質のいいものだけを身につけるオジサマって、半端なく色っぽいしかっこいい。

しかも竹原は終始スーツのとき黒シャツなんですよね。まーほんと、それがかっこいいったら!!竹原は理想のイケてる40代が詰まってるような男です。

受の天野も仕立てのいいスーツを着てスラリとスマート。ビジュアル的にはわたしはイマイチだったんですけど、竹原にイエローのネクタイを合わせて微笑んだときのかっこよさにはキューン!ってしました。

2人のエッチシーンはガタイも良くて、ギスギスせずに適度にガッチリしてて、すっごくエロいんですよね〜。書き下ろしでも、竹原の大人の攻め感がめちゃめちゃかっこよくて、落ち着いた大人たちがゆっくり確かに愛し合うっていいなーって思いました。

竹原ってすごくモテたと思う。かっこいいし、優しいし、感情の起伏があまりなくておおらかで。一方の天野は、高校の頃はすこし怖いというか。あまりにも一途すぎて、重い。たから竹原が逃げ出したのも仕方ないのかなと。そもそも付き合う手前、恋人未満みたいな感じだったし、若い竹原には天野は受け止めきれなかったのも無理はないと思いました。

だからこそ、歳を経て受け止められる大人になって、2人はうまくいったんだなーと。うーん。うまい。
そして、歳を経て余裕もあるから、適度な溺愛感もあって、そゆとこがまたいいんですよね〜。2人の会話やベッドでの事後なんかも、大人で等身大な感じで描かれてて、2人のベタベタしないけどウェットな関係がたまらなく良きでした。

電子書き下ろしの竹原の妄想もめちゃかわいくて、ツンな天野を可愛がりたくて仕方ない。オジサマだけど、ちゃんと性欲もあって。ずっとこんな感じでいてほしい2人でした。

■同時収録作:愚か者のあやまち

これですね、私は全然わかりませんでした…。レイプの被害にあった主人公が、それを機に性的快楽を覚えるようになる。ストーカーから毎日手紙が届くという異常な状態にも関わらず、性的興奮を覚えてしまう。

とある日、飲み会で知り合った警察官のおっさんにヤられてしまうんだけど、おっさんは事件の犯人逮捕のために主人公をダシに使うために近づいてきた人だった。結局、犯人は自分が慕ってた先輩だった。そして、おっさんとの今後の関係性は…ビミョー?みたいな。

もうなんというか、いろんな要素が中途半端になっていて、バランスが悪いというか。とくに警察官のおっさんの登場がすごい突然で、なんで仲間内の飲み会にあなた来たの?というところから始まって、犯人だった先輩も主人公のストーカーはしてたんだけど、ターゲットは主人公だけじゃなかった?的な。

それに、おっさんとの恋愛要素が0なのに、最後は結局、どーゆうこと?おっさんとはどーなるつもりなの?みたいな感じ。

もう、ほんとこんなこと書いてしまって本当に申し訳ないのですが、単純に全然面白くなかったです。主人公への感情移入もできないわ、話の展開もよくわからんわで、私的には全然ダメでした。この話を載せるなら、まるまる1冊、表題作にしてほしかったと思いました。

表題作がとても良かったので萌2にしましたが、同時収録作は完全にしゅみじゃないでした。表題作はその後の2人、みたいな感じの続編出たらいいのになーと思いました!イケオジ最高です!

4

大人の再会モノ

「いびつなボクらのカタチ」を読みまして、作者さんの他の作品にも興味を持ち、購入しました。
試し読みでも、好みの感じだったので迷いなく。

高校時代に何かがあり、疎遠になった2人の再会モノでした。
あまり思い出したくないような過去で、でも忘れられない存在との再会で再燃しないわけないですよね。
一冊丸々このカップルでもう少し時間をかけて月日を埋めていく話であれば、尚良かったかな。
チャラい高橋、ナイスアシストでした。
濃くはないのですが、仕草に愛のあるHにはトキメキました。
40代×40代もなかなか良いな、と開眼いたしました。

もう一つのお話はレイプ、ストーカーと少し読む人を選びそうなお話でした。
レイプされて感じちゃったという普通ではない状況に、ちょっと嫌な感じもありつつ萌えてしまいました。
攻めも色々突っ込みどころありでしたが、こちらのおじさんもちょっとSなのが良かったです。

書き下ろしのたかが嫉妬、良かったです。
嫉妬からのエロ。本編より濃厚で♡

1

再会ラブ良い!

見多ほむろ先生『好みじゃなかと』で大好きになり、他作品も読んでみようと思い読んだこの作品、めちゃめちゃ良かったです!
再会ラブものなんですが、20年もの時を経ての再会なんで二人ともおじさんなんです。
でも見多先生の描くおじさんって、『好みじゃなかと』の槇さんもそうでしたがほんと色気あってヤバイですね。すごい萌えた。
エロいシーンもほんといい!裸体がいい!
受けの雨宮さんがほんといじらしくて、セッの時電気消してほしい理由とか可愛すぎる。
こちらの作品もお仕事シーンをきっちり描かれていて、そういうところ手を抜かない漫画家さんってほんとすばらしいですね。

0

大人の復縁っていいかも!

『ダメ犬の彼氏になる方法』『恋咲くポタジェ』に続いて読んだ見多ほむろ先生の作品です。
見多先生は絵も丁寧で、スッキリしているので読みやすいです。

タイトルの『たかが復縁』の他に『愚か者のあやまち』が同時収録されています。

『たかが復縁』
某百貨店店長の竹原 一貴さんと同じ百貨店販売員の雨宮 崇さんのお話。

2人は同じ高校でバスケ部員同士が縁でお付き合いしていました。
ところが、バスケ部の引退試合で竹原くんがパスミスで逆転して負けてしまい、雨宮くんが竹原くんにした「あること」で疎遠になります。

それから20数年後のある日。
出勤前に竹原さんがTVで観た星占いは一位でした。
その日、竹原さんは通勤電車から降りた時に片方の靴が脱げてしまいますが、その靴を拾って投げてくれた男性が好みだったので、「占いがあっている」と思います。
勤務先の百貨店で新しい靴を調達しようとアルマーニ(たぶん)に向かうと、本店から来たという販売員を紹介されます。
なんと彼は今朝の靴を拾ってくれた男性だったのです。
竹原さんが「本当にツイてるんじゃないか?」と思ったのもつかの間…彼は20年前に疎遠になってしまった雨宮さんだったのです。

舞台は銀座!
百貨店はおそらく三越だと思います。
通勤電車は「通勤急行」の池袋行きなので、西武池袋線または東武東上線でしょう。
銀座までは池袋乗り換えの丸の内線か?
…と、勝手に想像してしまいました(汗)すみません。

雨宮さんとまた距離を縮めたい竹原さんですが、ことごとく拒絶されてしまいます。
しかし、竹原さんが常務から海外赴任の話をされたことで、勇気を出して雨宮さんを呼び出します。
「あの時」本当は何があったのか?

本音で話した2人はまた付き合うようになります。
若い時に別れたけれど、大人になって復縁っていいですね。
確かに思い出を美化してしまっているかも知れませんが、40歳も過ぎれば多少のことには動じません。
今だから受け止められる想いがあるんですね。

思いが通じ合った2人のHシーンがエロく感じたのは私だけではないはず…。
雨宮さんは目に涙を浮かべています。本当に良かった(涙)

結局、海外赴任は高橋くんが立候補して一件落着します。
なにげに高橋くんいいね!もっと登場して欲しかったな。

最後に描き下ろし番外編の『たかが嫉妬』が掲載されています。
独身女性社員に飲みに誘われている竹原さんを見て、嫉妬をする雨宮さん。
自分の部屋に竹原さんを招きますが、部屋に着くなりベッドに押し倒してキスをします。
「いくつになってもダメなもんだな ああいうの 焦る…」
と、本音を漏らす雨宮さんに竹原さんはキュンとします。
竹原さんは他にも「(裸を)見られるなら 若くてきれいなときが良かった」と言うのですが、もう無意識に煽ってます(汗)
その後のHシーンがまたエロい…。
竹原さんも雨宮さんが大好きなんですね。

電子限定の描き下ろし番外編『たかがダイエット』
寝ているとお腹がもぞもぞして起きる竹原さん。
雨宮さんの猫がふみふみしていたのです。
どうやら、竹原さんのお腹がメタボでやわらかいのでふみふみしていたようです。
ショックを受ける竹原さんに、雨宮さんがジョキングか食事コントロールを提案します。
雨宮さんのエプロン姿を想像した竹原さんは…。
ますます仲良しな2人に復縁バンザーイ!

最後まで読んで気が付きましたが、私はメガネ男子が地雷なのです。
しかも、この作品は攻め受けともにメガネ!
でも、見多先生のメガネ男子って大丈夫なんですよね。不思議だ…。

『愚か者のあやまち』
刑事のおっさん(名前不明)と高校生の時にレイプされた大学生の千木良くんのお話。

今まで読んだことのないストーリーでした。
好みが分かれるかとは思いますが、千木良くんがレイプの快楽が忘れられない設定なので、暗い内容にはなっていません。
むしろ、おっさん刑事が最後まで名前が出てこなかったのがかわいそう(汗)
しかし、この2人はその後どうなったのでしょうか。

『たかが復縁』を読んで、大人になってからの「復縁」っていいなと思いました。
竹原さんと雨宮さんの続編が読みたいです。

0

読んで、またねかせて読みたくなるお話

穏やかに時間が過ぎているのに、気持ちはなかなか冷めなくて
大人になるって、深いなと思ったお話

ほむろ先生の描く大人の男が大好きで今回もスーツがよく似合っていてセクシーでした。さらに、メガネまで‼︎
それだけでも、萌ポイント満載でした

お話も良かったです
お互い引きずりながらも生活出来ていたのに、再開したことでいつも通りいかなくなる
大の大人がと思いながらも、そこがMLの魅力と思っているので良かったです

ツンデレなんて幼稚な表現が似合わないけど、その感情の振り幅がのが良かったです

0

たかが復縁、されど復縁

やっと読みましたが、なかなか良かったです。
表題作はちょっと物足りないと思ったのですが、描き下ろしまで読んで納得しました。
そして、同時収録作も良かったので、総じて満足できる作品となりました。

表題作『たかが復縁』は、20年来の再会ものです。
すでに攻め受けともアラフォー!
おじさん×おじさん そして、メガネ×メガネ です。
メガネは老眼鏡(笑)
偶然が偶然を呼ぶというか…ちょっと都合のいい展開なんですけど、受けの雨宮が最高に可愛いおじさんでした!

同時収録作『愚か者のあやまち』は、ストーカー犯罪もの。
好き嫌い分かれる作品かもしれませんが、私は気に入りました!
捜査する警察官の、これまたおじさんがカッコ良かったです。
愚か者は、ストーカー犯と主人公のことではないでしょうか…?

どちらの作品も読み足りないくらいでした。
特に表題作は、できたら丸々一冊費やして欲しかったです。

1

もだもだな二人

Kindle
修正…輪郭うすめ
カバー下…なし
裏表紙、カバー折り返し部分…なし
あとがき…なし

0

20年前の想いが再燃、成就して良かった

高校生の時に付き合っていた天野の夢を見た朝、百貨店の同じフロアに異動してきた本人と20年ぶりに再会した竹原。高校生の頃、天野の気持ちの重さに怯えて自然消滅的な別れをした竹原だったが、天野のことがずっと忘れられず、今回の再会にも動揺する。天野に最悪の過去だと言われ落ち込むが、フランスへの異動を機に天野とちゃんと話をし、まだお互いに好きなことを確認、復縁へと。

結局フランスへの異動は竹原の部下、高橋が立候補し竹原は日本に残ることになりますが、ヘラヘラでちょっとお馬鹿なこの高橋君がいい味を出していて(フランス行きを決めたのも2人が遠距離になるのを避けるため)よかったです。
天野が無駄に鍛えた身体なのに、竹原がちょっとメタボで老眼なのもおじさん萌えで私的にはグッド!

2

タイトル通りで良い

「たかが復縁」まさにタイトル通りの内容ですが大人になった二人の男が繰り広げるちょっとめんどくさくてややこしい関係が読んでいてドキドキ感とハラハラ感をアップさせてくれました。しかしながらそこは時がたって大人になった2人なので以前のような間違いはなく、きちんと向き合ってお互いを必要としている関係性が素敵でした。これからももっともっと二人の絆は深まって空いてしまっていた時間を埋めていくんだろうなと思います。

0

再会愛

高校時代の部活の仲間と40過ぎてから再会するお話です。

なんというか高校時代の付き合うまでは良かったのに、だんだん天野が噛み合わなくすれ違っていくのがなんで?と思いました。
決定的な場面の裏に天野のそんな犠牲?があったとは!それで別れちゃうなんて。ていうか部活の最後の試合に負けたからって部員同士であるかなそんなこと?
でもそんな犠牲を払って竹原を助けて怖いなんて言われたらたまりませんよね。

再会後は竹原は天野に気を使ってばかり。あの頃の思い出なんて語りたくもない最悪の過去だと言う天野にこちらもショック。そこまで傷つけてたの?

竹原が天野のために遠ざかろうと海外赴任の話を受けて最後に天野を呼び出します。
やっと、やっと素直に話せた!これまで長かった。

再会できて天野は嬉しかったんだ!
竹原にまた自分を振り回して消えるのかって。
竹原も今ならうまくやれるのにと思ってたもんね!
40過ぎて再会して結ばれるのもいいですね!

部下の高橋がグッジョブです。いつから二人の仲に気づいていたの?

受け攻め見ないで読んだので竹原が攻めかあと。対等な感じだけど追いかけてたのは竹原だもんね。
受け攻めをあえて見ないで読むのもいいですね。

0

20年抱えた因縁の原因が…

「恋咲くポタジェ」が良かったので、いくつか過去作品を購入したうちのひとつです。
「恋咲くー」とはあまりにも雰囲気が違うのでびっくりしました。
別の作家さんの作品かと思って、表紙を確認してしまったほど。
いつもあらすじや評価やレビューを見ずに表紙のイメージだけで決めてしまうので、今回はしっかり「神評価の高いものを!」と選んだのですが、こちらはちょっとわたしの好みではなくて残念無念。

高校の同級生、と言うか元カレとの再会ものです。
高校のとき、綺麗な顔に惹かれて軽い気持ちでキスをして付き合った相手との20年以上振りの再会。
今でも夢に見る最後のときのことをどうしてもはっきりさせたくて…。

という感じのover40の2人の話でした。
何と言うか…、きっかけになった出来事もあり得るの?あり得ることなの?というような感じだし、竹原のことが好きだったからと言って雨宮がそこまでする必要があったのか?としか思えなくて、受け付けませんでした。いやもうほんとにトラウマになりそうなほど、そんなことを言ったチームメイトが気持ち悪くて…。
今の2人の間にも熱を感じられなかったし、初めてのあれこれの前の「いつか必ず天野に」というモノローグがあるのですが、続きをものすごく探してしまいました。前にかかってるのでしょうか?「今の俺にはそんな価値はなくても、いつか必ず天野に」続く言葉が出てこない…。「(天野に)とって価値のある人間になってみせる」「(天野に)恩返ししよう」「(天野に)同じだけの気持ちを返したい」最後でしょうか?「天野に」で切られても余韻は味わえなかったので、しっかり最後まで書いてほしかったです。もしくは「天野のために」とか「天野のように」だったら余韻を味わえた気がします。細かい。細かいです。すみません。すごく引っかかってしまって。

本編はそんな感じの印象でしたが描き下ろしが…、良かったです。この空気感や距離感が本編でも見たかった…。

同時収録は最初から犯人だと思っていた人が犯人だったのでこちらもちょっと肩透かしでしたが、表題作の本編より面白かったです。描き下ろしには負けます。描き下ろし、良すぎた。

2

2人の熱をもっと感じたかった

 表題作も同時収録作も消化不良でした。表題作は、表紙の雰囲気やタイトルに非常に期待したのですが、何だか印象に深く残らない作品だったなと感じてしまいました。恐らく互いに過去を引きずった上で気まずい現在の再会があるはずなんですが、その肝心の過去の描写が物足りないというか、ある程度ページを割いて描かれてはいるんですが、本当にお互い熱情があったのか?と疑うレベルでした。好きになったきっかけもよく分からないし、そこは省いて2人の関係が始まってからをメインに描くにしても、受けはともかく攻めの方にはちゃんと受けの気持ちに応えるだけの好意があったのか疑問です。過去でも再会してからも、受けに想われていることが心地良くて、特に他に目ぼしい人もいないので受けと付き合うようになったんじゃないかと思ってしまいました。受けも気持ちを溜め込むタイプで突然爆発させるので、正直どちらにもあまり魅力を感じなかったです。

 同時収録作は途中まで表題作よりもハマりそうで、ストーカーが実は憧れの先輩だったという展開にも驚いたのですが、捕まえてくれた警察官の攻めと関係が発展しないまま終わってしまうので完全に気持ちのやり場を失ってしまいました。お互い好意も確認できないままただヤっただけで、これからの関係も想像しにくいし、せっかくストーリーは斬新だったのに残念です。

3

表題作は…萌え!

表題作めちゃ可愛いです
おじさん×おじさんいいですね~
学生時代の受けの愛の重さに逃げ出した攻めにも
再会した後、クールに振る舞いながらも攻めを忘れられない受けにも
どっちにも感情移入して「このとき、ああしてたら…」って切ない気持ちになりました
受けは若くてきれいだったときには抱いてもらえなかったけど
若くなくても可愛くてきれいなときに抱いてもらえたので…よかったねって思いました
受けはおじさんでツンとしてるのに可愛いし
攻めはややお腹辺りがたるみ始めてて立ち振る舞いもスマートじゃないけどかっこいいとこもあって
いいなーって思いました
そして若くない二人のちょっとリアルな体つきがとてもえろかったです
特に攻めはおじさんの体だ~って思うコマがあってとてもえろかった
表題作は非常に萌えました

同時収録作品はダークで好みじゃなかったです
レイプものってところもきつかったですが
受けや攻めの表情とか顔つきとか、作品全体に流れる雰囲気が気持ち悪かった
表題作は好みなのに同時収録作品が苦手過ぎて手元に残すかどうか滅茶苦茶迷ってます…

0

ヤラレタ!やっぱり良かった!

見多さん、デビューコミックスを読んでからのこの本ですが、
ぐっさりやられました!
いや、面白かったです!
長編でじっくり読ませるパターンにハマる作家さんだと実感。
やはり短編集よりも面白かったです。

表題作も同時収録の中編も、犯人探しは別として、
恋愛の展開が読めなくてドキドキしながら読破。
パターンにはまらない新しい展開かと。

どちらの話も切ない展開で、
もう天野の涙にも、千木良の賢者タイムにも
きゅんきゅんさせられましたv

今後をもう少し覗きたい雰囲気で、続編希望!
特に愚か者の二人の今後が気になります。

ヤラレタ感満載で、「神」!


2

いくつになっても

表題作
いくつになってもダメなもんだな

この一言がすごく胸アツでした。
続く、焦るの言葉に涙しました。
二人の顔に刻まれたシワが、年月を感じさせます。
本当に想いが通じあってよかった。
本当に可愛いおじさん!

天野さんの想いが随所に漏れ出していて切ないです。
竹原さんが海外赴任の可能性を話した途端プッツンと抑えていた想いが溢れでてしまうシーンは涙なしに読めないです。最後の抱擁が追い打ちかけます。(笑)椅子に座りながら、天野さんの全て打ち明けて安心しきった力の抜けた体を竹原さんにあずけるあの抱擁が。たまらない!
そしてメタボで笑かしてきます(笑)
高橋くんは何を知っているんでしょう、、、気になります(笑)

愚か者のあやまち
今までに読んだことのない類のお話で面白かったです。
かなりインパクトがありました。なんとなく犯人はわかっていましたけど、あんなに変貌するものなんだと怖かったです。その後警察官とどうなったの...(笑)

電子で購入したので描き下ろしがありました。
竹原さんのメタボ改善話。
竹原さんの妄想に気づいていない天野さんがすごく可愛い。

3

受けがとんでもなく可愛いおじさん

受けは最高です。
年齢を重ねたからこそ勢いだけでは動けない、感情を表に出せない、そんなおじさん可愛いとしか言えません。
くっついてからのくだりでとんでもねぇ可愛い発言しますお楽しみに。
ただ、、、攻めが、、、、調子がいいなというか、どのツラ下げてるんだというか、、、、
誠意を感じないんです。。最後の短編はそりゃ今までのこと考えたら受けは不安に思うだろ!としか言えないし。なので萌評価です。
愛が重い攻めが好きな人以外にオススメです

2

おじさんなのに可愛いってある意味、最強。

高校時代に付き合っていた二人の再会愛。

本編自体は、勝手に長編だと思い込んでいたせいで、思っていたよりもあっさりと復縁しちゃったな・・・という読後感があったのですが番外編でその不満を打ち消してくれました。

描き下ろし番外編の「たかが嫉妬」。
電気を消すのも、眼鏡を外すのも受けの様子が見えなくなるから嫌、という攻めに対し、布団を被って身体を隠す受け。
なんでそこまで?と聞く攻めに対し、「・・・見られるなら若くてきれいなときが良かった・・・」という答えが、せつなくて物哀しく感じて、失われた年月をヒシヒシと感じさせられました。人によっては可愛いこと言うなーという萌えポイントなのかもしれませんが、私はここが泣きポイントになってしまいました。

この二人、高校時代のあの出来事で別れなければ、ずーっと付き合っていたのかなとか考えたのですが、
高校時代の二人の恋に対する重みは均等ではなかったので、いずれ近いうちに別れていたかもしれません。

二十年近く経ってお互い大人になってからこそできる恋だったのでしょう。

この受けは、本編最後のほうまで口数も少なく顔色も変えず淡々としているし、攻め側の視点しかなかったので、終わり近くなるまで何考えているのか解らなかったのですが、蓋を開けてみれば健気で可愛い。
おじさんなのに可愛いってある意味、最強かも。

3

見多先生の描く中年男性、最高だな。

 初めて読んだ『好みじゃなかと』の博多弁にすっかり夢中になってしまった見多ほむろ先生。方言がなければどうだろう?と思いながらも、キャラがものすごーく好みそうなこちらを読んでみました。

・『たかが復縁』
 東京の朝の満員電車。下車時に脱げてしまった竹原の靴を、人ごみの頭上を越えて投げてくれた、綺麗な手がとても印象的な好みのタイプの男。その日、同じ職場に移動してきたのは先の電車の男で、高校時代に付き合っていた天野(雨宮)でした。言われなければ気付かないほど変わっていた天野に竹原は…。
 二人はバスケ部だったので、靴を投げた美しい手はバスケットのシュートの手とシンクロするのかな。見多先生はとても美しい絵を描きますね。

 高校の同級生で、同じバスケ部で、お互いに好きだったけれど、好きの重みが違っていて、当時は受け止めることが出来なかった感情を今ならきっと…と思うまでになる心情が、過去の回想を挿入しながら大変丁寧に描かれていて、攻めにも受けにも感情移入出来ます。
 高校時代の天野の行動はちょっと狂気にも似ていて、若い竹原には重すぎるのもよくわかります。大人の天野はとてもクールに振舞っているのですが、竹原に迫られてその時の理由を話すシーンでの健気な姿が可愛くて、めちゃくちゃ萌えました。
 特に描き下ろし番外編の天野の可愛さは異常です!!これはやばい。何度もリピして読めます。女子社員に嫉妬して焦ったり、あかりをつけたままのエッチを恥ずかしがったり、それがちゃーんとオヤジの姿で描かれているところが素晴らしいのです!見多先生の描く中年男性、最高だな。
 電子限定のSSは4ページながらも竹原の妄想が楽しくて、是非その妄想を実現して描いてほしいと思いました。

・『愚か者のあやまち』
 レイプされた時の快楽が忘れられない大学生と、彼の事件を担当する刑事。ストーリーもキャラもトンデモないのですが、見多先生の絵が美しすぎて、おっさん刑事が素敵に見えちゃうから厄介です(-_-;)。続きがあったら主人公も(私も)おっさんを好きになってしまいそうです。

 この1冊で違うタイプの中年男性が3人見られます。おじさまスキーには至福のひとときになること間違いなしです!!

10

雰囲気がたまらない

おじさま同士のBLにはあまり萌えたことがないんですが、この表題作の話はすごく可愛くて良かったです。

若い美しさはもう二度と戻ってこない、しかし大人になってからじゃないと気づかない恋もあるんだと、読んでいて切なくも暖かい心地になりました。

ストーカーの話も受けくんがなかなかぶっ飛んでいておもしろかったです。

2

表題作よりも…

同時収録作品方が萌えてしまいました。笑

表題作はたくさんレビューがあるので割愛して…。

【愚か者のあやまち】
学生時代にレイプされた主人公が、その時の快感を忘れられなくて…なお話なんですが、攻めの警察官の犯人の捕まえ方にびっくり笑
これ、現実でやったら大問題だよな…とか思いつつ、まぁ…漫画だしとか思いながら読んでました笑
あと、犯人にもびっくり!でも、わかる人にはわかるのかもしれません。笑
もうちょっとこのお話読みたかったです!むしろ1冊このお話でもいい!少数意見かな?笑
表題作だけだと、萌でした。

4

長年こじらせモノ、大好きです!!!

長年恋心をこじらせるお話大好きです。しかも、幼馴染みとか親友とか、高校あるいは大学時代の同級生とか、会社の同期とか・・・2人の間に2人だけの歴史を共有している関係というのがとても萌えツボなのです。
実はミドルものは地雷寄りなのですが、稀に物凄くツボにはまる作品もあり、この作品はまさにツボにはまる作品となりました。
最初、あ、ちょっとシリアスで切なくて辛いパターンになっちゃうかも?!と、一瞬焦ったのですが(重すぎるのは苦手なので・・・)、その心配は直ぐに払しょくされました。とても素敵なラブストーリーで、一度読み終わった後、直ぐにまた読み返したくなりました。
お互い、離れている時間に色々あったのでしょうが、ある種の純愛がそこにあって、また受け様がかわいくて・・・2人を見ていていちいち胸キュンでした。

同時収録作品は、なかなかにダークでシュールながらも、警察官とのやり取りは結構コミカルでしたし、怖さや暗さはそれほど感じられなかったので助かりました。
この2人の今後の方が気になったりします。

3

おじさんたち、かわいすぎか。

もう切なすぎるのプラス最後幸せすぎる。二人とも結構歳なのにかわいすぎか♡ 四十過ぎても本気になれる恋って幸せで良いなって、心の底から思いました。とにかく読んでてこっちが幸せになれる美しい作品!

切なすぎるのは辛いので最初読むのを躊躇していましたが、驚くほどに素敵でゼッタイに一度は読んだ方が良い作品。結構エロ多めが好みのワタシで、「たかが復縁」では少ない方ですが、話と絵と何もかも大好きな作品です!オススメ♡

4

美しいおっさん達。

高校時代、竹原は天野(いまは雨宮)と付き合っていたけれど、天野からフェラされたのにビックリして逃げてしまい、二人は疎遠になってしまう。
それから20年、40代になって二人は再会。実際、40代でもスマートな人多くなってきましたが、二人ともデパート内のブランド店員なのでスーツを着こなしていてかっこいいです。そして二人ともメガネで理知的に見えます。

天野とは知らずに好みの男だなーと感じる竹原は、高校時代のことで引っかかっている部分があっても、天野のことも含めて思い出に変わってる気がする。だから天野に近づくことができる。
たいして天野は、命を捧げても良いと思っていた竹原に拒絶されたことは重くて辛い傷になっていて、竹原に簡単に近づくことができない。
二人の想いに温度差があるから、高校の時にダメになり、オトナになった今もそれを繰り返しそうになるけれど、今度は天野が頑張った!過去の事実と想いを告白しながら涙を流す天野がどうしようもなくかわいい!
20年前の恋のやり直しはぜんぜん”たかが”じゃない。頑張って手を伸ばしたから手にできたこと。

描き下ろし「たかが嫉妬」
部下の女の子にくっつかれる竹原に天野が嫉妬。「爆発すればいいのに」とツンツンしてるかと思えば、ベッドに入って、電気を消さずメガネを外さない竹原に「見られるなら若くて綺麗な時が良かった」と布団に隠れてしまう乙女ぶり。天野はおっさんだけど本当にかわいい!
本編のエッチシーンはさらーっとした感じなのだけど、描き下ろしのエッチは、筋肉のついた体つきの良い男が、イイ所を見つけられて責められ翻弄されていて、とても、とても、とってもエロい!

電子限定の描き下ろしは、竹原のメタボを気にする天野と、天野のエプロンを妄想する竹原の朝のひとこまショートストーリーでした。

同時収録の「愚か者のあやまち」は、レイプされて気持ち良くなってしまった主人公、ダークすぎるおとり捜査をする刑事、ストーカーぶりが徹底してるレイプ犯と、表題作とはまったく違う方向の話で、メリハリがある一冊でした。

5

はじめてのおっさん萌え

おっさんものはそれほど好まない方だったのですが、表紙絵の2人のスーツ姿がかっこよすぎて思わず購入。大正解でした!
攻め受けともにデパートのハイブランド勤務の設定なので、ビシッと決まったスーツ姿がたくさん見れてスーツネクタイフェチとしてはまず幸せでした。

高校時代の2人もかわいくて、この子たちが大人になったらこうなるっていうのが上手に描かれてて、すごいなって思いました。
時々、幼少期とか少年期が下手な作者さんいますよね。ほぼ顔が変わらず背が縮んだだけ、とか。
この作者さんは、高校生から40代の変化をすごく自然に描いてます。
よく見ると身体の描き方とか、不自然なところが全く無くて、リアルにかっこいい男の人を描いてらっしゃる。素人がおこがましいですが、画力がすごい!って思っちゃいました。

おっさん同士に興味がなかった私ですが、ちゃんと目の下にシワもある描き方をしてるのに、こんなに萌えたのは初めてかも。
エッチになって、受けが電気を消せと言うシーン。どうせ見られるなら若くてきれいな時が良かったと言って、ふとんにもぐってしまうのです!
なにこれ!?可愛すぎるんですけど!!
ストライクゾーンは30代までと思ってたけど、こんなおっさんだったら40代もあり!もっともっと見たい〜って思います。
続編出ないかなぁ。
さらにラブラブな展開を、ぜひ!お願いしたいです。




7

実はおしゃれ中年の二人(アパレルだから)

うん、これは納得できる中年カップル。
焼き木杭に…というには長すぎ、復縁というには微妙な、そして冷えた別れ方をした高校時代の恋人未満の二人。恋人未満というよりも恋人になる準備も覚悟も足りなかった二人というべきでしょうか。
ただ再会の経緯は「偶然」が重なり過ぎてるかなぁ。まず満員電車で脱げた靴を拾ってくれた相手が…。その相手がその当日同じデパートの同じフロアに異動してきて…。しかもその男こそが件のフった彼で…。
竹原(攻め)は動揺しまくってたけど、天野(受け)は冷ややか〜で取りつく島もない。
ここからまた偶然展開で、竹原に海外赴任の話が降って湧いて…
二人は20年前の真実を共有して今また近づいていく。このあたりの流れはとっても良いです。読ませます。
そしてHシーンは二人共全裸!コレはポイント高い。(ワタシは全裸派!)

「愚か者のあやまち」
高校時代にレイプされた男の子。大学生になって毎日ポストに『好きだ』とか『愛してる』とかのメモが入れられるようになって…という冒頭。
ところが、彼が止めて欲しいのはレイプの快感が忘れられない自分、という変化球キタ!
そこに現れる刑事がまたナナメ上で…。この事件解決方法はヒドい。よーな気がする。
前半シリアスで、犯人はサイコで、ラストはちょいギャグ?
期待や想像の裏切り方、ハズし方が面白かったです。

「たかが嫉妬」
恋人になった竹原と天野。昼は素っ気ないけど夜は可愛い天野に萌え!
『…見られるなら 若くてきれいなときが良かった…』
って、男性もそういう気持ちあるんですかねー。天野のカラダなら十分キレイですよね。
そして2度目ですがまた言います。全裸H最高!

7

ふばば

…ですよね〜!
特に攻めがズボンをはいたままというのは不自然だと思ってます!

迷宮のリコリス

ふばば様。

めっちゃわかります!私も全裸派です!
着衣萌えもわかりますが、着こみ過ぎていると「動きづらいだろ」とツッコミたくなります^^;

1作目おっさん萌、2作目モタイネー。

キャラ・ストーリーともに良かった。
寡黙な二人から漂う哀愁に萌っ!
ほむろ先生はDKとかより、この年代のオジサマの描きの方が素晴らしい。

二人の会話も本当に最小限。でもこの空気感がたまらない。
ギャハギャハ笑うシーンなんて勿論ない。
お互い、ちょっと拗ねたこと言っても返しがスマートで変に試したり、からかったりしないのが大人だなぁ。

で、あえて聞く!あのレインボー5本指靴下は誰が買ってきたのか…?
受けのチョイススゲー!www

部下の高橋…アイツの外はねの髪形と性格って、たまにいるリーマンBLで空気読めないパリピのお手本なんかね?
でも高橋がいてくれて良かった。空気読めないって言ってすまん。空気は読めないが上司の性にはメンタリストなんだね☆

2作目
ストーカーでレイプ、主人公はその時のレイプが忘れられずネタにオナる。誰でもいいからぶちこんでよがってくれって…まだ賢者タイムが出来る奴で良かった!!(焦)
一歩手前の犯罪者の心境じゃないか?
でも人間の本能が出てて私はイイと思った。
だからこそ勿体無い!

あの警察のおっさんなんなんだ?
名前も分からんし。
飲みにも交ざっていたのは調査も含め、千木良(受け)に近づくため?…えー?身元隠して近づく意味なかったじゃん。おっさんお持ち帰りしてヤりたかっただけじゃん。
サスペンスでもBL=エロを何処かで期待している私にありがとうございます!
とりあえずBLとしての仕事はクリアしたわね=3

ストーカーが先輩だと分かってこれだけ襲われたかった、先輩が好きだったのに何故防犯ブザーならすんだ!!
そのままヤられて病みBLに突入すればよかったのに!
先輩も受けを忘れられないで男女問わず襲ってたって言っても部屋中の写真を見る限りやっぱり受けだけをずっと想ってたんじゃないかなぁ。
受けが警察に相談していることも描かれてはいないけど知ってそうだし、しつこくいけないから足がつかないように似たような人を無差別に襲ったり。

受けも攻めも想い合っていたのに、歪みと素直さがなかったことがこの結果か…。

最後のおっさんとのやりとりであーぁ。って感じになっちゃてホント勿体無い。
ハッピーエンドでもバットエンドでもなく、だらぁ~っと、あーぁで終わっちゃったなぁ…。

おっさん好きにはたまらない作品だった故に1作目と2作目で読んだ方たちの感想が戦ってますね。

0

電子の特典、いいよ。

久々きたこれ、リーマン好きには堪らないの一冊!!
大人の男の色気。堪らないですねー!!なんてかっこ良いのでしょうか。
再発した恋への流れは自然ですし、
見られるならもっと若い頃が良かった。とか言っちゃういじらしい受け様。40すぎのおっさんが!!
可愛い通り越して萌えしかないですよ!!
めっちゃ萌えた一冊です(*´ω`*)

この度レンタで購入しましたが、電子特典のおまけマンガが充実してまして、ものすごーく良かったです!!
太ってきた攻め様の腹の上をふみふみする受け様の飼い猫ちゃん。
それを見てダイエットを切り出す受け様。
一緒に走る?or
食事療法で、朝食から作ろうか?
朝から台所でエロいことを企む攻め様の妄想で後者に決定。
猫好きにはたまらないし、おまけでこんなに濃厚なハッピー見られて、本当に最後まで幸せな一冊でした☆
朝から台所でやっちゃってー!

5

おっさんだって恋したい

男前なおじ様二人の復活愛です。
年齢が年齢だから、多分それなりの経験はあるだろうに竹原の前では赤面したり、焦ったりして、いつものポーカーフェイスが崩れている天野(雨宮)が可愛らしいです。
竹原は竹原で、高校時代はたしかに天野を好きな気持ちはあったんでしょうけど、それが恋愛感情であるかどうか、とか自分がゲイであるかどうかとか、色々な葛藤があったのだと思われます。だから、若い頃は天野の一途な想いを受け止めることができなかったんじゃないかと。
竹原が中途半端な関係を続けなかったこと、年を重ねて再会できたことに意味があるのだと感じました。
とても、良い作品でした。

『愚か者のあやまち』はすみません、好みではなかったです。

5

高校の時の元カレと20年後に初エッチ♡

未熟さと誤解から上手く行かなかった高校の時の恋。20年経っても後悔して夢にまで見てしまう。そんな2人が再会する復活愛のお話です。40代CPなのでオヤジBLの部類に入るのかも知れませんが、2人の時計は高校の時のまま止まってしまっているので、なんだか色々初々しくて、オヤジNGの私も楽しめましたよと。

描きおろしのエッチが良かったな~(*´▽`*)とにかく受けが美人で可愛い。見られるのを恥ずかしがって電気消してとかメガネ取ってとか。処女かっ!!挙句の果てには「見られるなら・・・若くてきれいな時が良かった」という殺し文句を発して攻めを猛獣化させるというww もちろん、こんな態度のオヤジ2人ちょっとキモイんですが、竹原と雨宮は高校の時はエッチしてないので、あの頃に戻ったような感覚なんですかねー。高校の時の彼氏と初エッチ♡そりゃドキドキするな。2人の世界だね。とても可愛らしい♡

同時収録作は甘味の無いお話でシュールな感じ。幸せな恋愛メインのお話が好きなので私は趣味じゃないかな。レイプされた時の快感が忘れられなくて、ストーカーに付きまとわれることに興奮してオナニーする受けと、俺様鬼畜の攻め(警官)。最後ストーカーの正体も明らかになるけど、その人がかなりサイコで普通に怖い(;^ω^)

あっ、エロは標準的だと思います。どちらともちゃんと合体してます\(^o^)/

6

見多先生に投資したい!!

はい、安心安定の見多先生の新刊でございます。
たった数Pのサンプルを読んだだけで「もちろんお買上げでーす!」と即決できるのは、前作を読んで見多先生の漫画力に絶大な信頼を寄せているから。

ストーリーもキャラも派手さはありません。
一言でいえば地味だけど堅実。
けれどそれは裏をかえせば、ありふれた日常をしっかりと描けるということ。その辺りは抜群にうまい!
他の作家で例えるなら、日高ショーコ先生の系譜に近い。
一見地味だけれど人物から匂いたつ色気のようなものがあって、Hシーンもエロいのに下品にならない。

そんな何を描かせても上手そうな見多先生の今作は、
オヤジ×オヤジ。
美味しいに決まってる。
オヤジというより二人ともアパレルという職種からかオジサマ×オジサマ位に綺麗でむさ苦しくない。
学生時代に交際していた二人がしこりを残したまま別れ、再会し再び心を近付けていく過程が余りにも自然に描かれているので、うっかり「木10」辺りのアラフォーイケメンの恋愛ドラマを見ている錯覚に陥りましたとも!
是非、椎名○平や仲村ト○ル辺りで実写化お願いしたいところですよ、ええ。(絡みももちろん全裸で再現お願いします!)

そんな表題作は見多先生の模範的A面作品で、今回は同時収録作がB面的で非常に面白い!
長編好きなBL読みとしては中途半端に何作か同時収録する位なら表題作丸々1本でよろしく頼むよ!と思うところなんですが、こちらで作家として新たな一面を見せてくれたので、一冊で二度美味しい!と簡単に持論を覆す羽目に(笑)


同時収録作は、高校生のときにレイプされた経験のある主人公がそれをきっかけに目覚めて、ストーカーされることにすら快感を感じ始める、というちょっと危険な話。
これ主人公が美形すぎないのが逆にいい!
三白眼気味で何だか根暗で淡白そうな大学生が心の奥で「犯されたい!奥までガン突きされたい!」と思ってるのが生々しくて淫靡なんです!!!

その願望も意外なかたちでしっかり成就する構成も捻ってあって面白い。
最後は一抹の尻すぼみ感を感じるものの、続編が読みたい!という期待にうまく変換されてしまう、これぞ見多マジック!!
こんな角度からもイケるんですね先生!と、新たなテイストにこれからの期待しかなく、もう近々見多ほむろ確変の予感がプンップンッなのです!!!

怒濤の勢いを見せる見多先生にこれからの神作品への期待も込めた萌×2です!
先生1000株投資させてください!!

8

モダモダした可愛いオッサン達

電子にて。
そこまでオジサン好きじゃない私でもかなり萌えました!!
いい歳したオジサン達がモダモダする様子がたまりませんw
でも個人的にはもう一つのストーカーのお話がかなりツボでした!!
強姦されたのに気持ちいいのが忘れられなくて誰でも良いから突っ込んで欲しいという千木良の心の叫びにゾクゾク。
刑事さんのSっぷりも素晴らしい!
二人のその後がとても気になる。

ほむろ先生の描くエチシーンはちゃんと全身を描いてくれるので、そこがすごく好き!!
受けと攻めが全裸なのも良い♡

8

熱はくすぶったままだったという話

なんだろうな、多見さんの描く世界観というか
絵柄がというかすごく好き。
癒されました。ありがとうございます(*´▽`*)ふぃぃ

◇されど腐れ縁
再会ものです。
久々に若かりしころの夢を見た。
好きだった相手との最後のシーン。
未だ忘れられないでいる理由は~というところですね。
テレビの占い「ラッキーカラー」に合わせて
似合わないカラフルな靴下を履いてたのには笑ったw
まさかの5本指だしw

偶然、されど偶然。
偶然も重なれば必然というやつで
嫌いで離れた訳じゃない。
若かかったがゆえの~ですね。
正直、このくらいの年代で燃え上がってるカップルを見ると
妙に萌えてしまうのは私だけじゃないはず。
「若い綺麗な頃に~」なんておっしゃっておられる受ですが
何が何がww中年の色気がむんむんでおいしく頂きました。

後半は
昔、レイプされたことがある受と刑事さん攻なお話。
こっちもオッサンが攻ておりますが
多見さんの描く中年がなんともドストライクと言いますか
やらしい言葉を言わせるべく発する言葉の一つ一つが何とも言えないw
また、結局のところ犯されたがりの受が良かった。
言ってる事とやってることが違いますけどww
実は実はな真犯人がちょっと狂気でしたが、
災い転じて~な出会いを作ってくれたと思えばまぁ良かったのかな。
続編希望☆

11

40代の復縁

百貨店勤務の竹原(攻め)は、ある朝落とした靴を拾ってくれた男と職場で再会する。それは、学生時代に付き合って、その後疎遠になった天野(受け)だった。


作中には受けも攻めも40代過ぎだと書かれているんですが、あらすじに高校時代が「10年以上前」って書かれていて、ん? と思いました。40歳と高2の差は20年以上だと思う…。

それはさておき、高校時代の元カレと再会を果たした40代百貨店勤務同士の話です。
前作『好みじゃなかと』がすごく面白かったので、作家買いしました。まあこちらも面白かったのですが、『好みじゃなかと』には及ばないかな、というレベルでした。

まず出会いが偶然の二連発なのがマイナスポイントでした。職場で「偶然」再会する直前に、駅で「偶然」落とした靴を拾ってもらっていた、というのが天文学的な確率すぎてちょっと萎えました。職場で再会だけでよかったのにな。
あと、受け攻めが最初逆だと思ってしまっていたのが、個人的にではありますがマイナス点でした。

それ以外は、ちょっと受けが可哀想すぎる気はしましたが、健気でイタ切なくて良かったです。相変わらず見多ほむろさんの描かれる身体がすごく好きです。がっしりしつつムッチリしてて、その身体二体が絡み合ってるのにすごく萌えます。
描き下ろしのエッチシーンはもう絶品でした。おっさん攻めのむっつりエロがもう鼻血モノです。「ここか」からの追い込みがエロくて、受けがすんごく気持ちよさそうでたぎりました。


同時収録作が一点。これは個人的にはちょっとよくわかんなかったです。
大学生受けがストーカーに遭ってる話ですが、展開の理由付けがいろいろ曖昧で…。受けが警察に相談に行った理由もふんわりだし、昔の事件やその訴えを取り下げた理由もふんわり。警察官攻めもちょっとありえないキャラだったし…。
あと、ネタバレになるので詳しくは書けませんが、受けのスマホにラインを入れたのが○○の単独行動だと言うなら、そのラインが来た時にスマホぽちぽちしてないとおかしいし、一緒に食事中にそれは無理じゃないかと…。
犯人についての後日談も、他にもいろいろやってた、と言うのが「???」でした。受けにあんなに執着してるのに他でもやってたのはおかしくない?

評価は同時収録作が中立で、表題作が萌×2、平均して萌をつけました。『好みじゃなかと』を読んでからそれ以前の既刊もすべて読みましたが、今回はいちばんパッとしなかったなぁ。作家買いをやめるほどではないですが、ちょっと肩すかしでした。

6

たかが復縁、されど復縁

ジャケがもうかっこいい……!!
大人の色気全開で見惚れてしまいます!!

『たかが復縁』第1~3話
満員電車内で靴が脱げてしまい、
見知らぬ好みの男性が投げてくれラッキーだと思ったら
職場に新しく入ったやり手の販売員がその男で
しかも高校の時に付き合った天野で…。

高校の頃、バスケ部だった二人が
竹原の猫画像をきっかけに仲良くなり
誰にもなつかない天野が心を許してくれることに
喜びを感じてしまって
ホモだと噂されているのを知っていても
天野が楽しそうな顔を見たくて
つい後先考えずにキスをしてしまいます。

想いの比重が明らかに天野の方が重くて
それに応えられない竹原が振ってしまったのは
まさに若気の至りといいますか…。

冒頭の、「大人になって慣れることにうまくなったと思う」という
竹原のモノローグにはものすごく共感してしまいました。
でもどんなに日常に紛れても
20年近く経っても夢にまで見る天野に対して
罪悪感と後悔に苛まれるほど
竹原にとって天野は特別だったのでしょう。
その後の恋愛については語られていませんが
きっと天野ほど可愛いと思えなかったんじゃないかな…。

昔話すら拒否され、懐かしんでもくれないんだから
天野にだって言い分は山ほどあったでしょうけど
竹原が知らなかった過去の真実で
どれだけ好きだったかわかるのは遅いようで
まだこれから先の人生を共に出来るなら遅くないはずですね。
いくら年を重ねても変わらないことって
きっと数えるくらいしかないかもしれませんが
大人になったからこそ注げる愛に胸がしめつけられました。

竹原の部下のチャラい若者・高橋が
うまいことやってくれたので吃驚!!
君にそんなスキルがあっただなんて…ww
意外すぎて「え!?」って声が出そうでした!

『愚か者のあやまち』前後編
高校の頃、男にレイプされた千木良は
その時の快感を忘れられません。
犯人とおぼしき男から
毎日届けられる愛の言葉を反芻しながら
自慰行為にふけってしまうのに
まともになりたくて誰かに止めて欲しくて…。

困った性癖の主人公だなーと思いましたが
警察のおにいさん(おじさんかw)も結構な無茶ぶりで
今までの見多さんの作風とは違った感じが新鮮!!
シリアスっぽいんですがちゃんと笑いどころもあるし
どちらも目つきがよろしくないのが
なかなかの萌えどころでありましたww

『たかが嫉妬』描き下ろし 18ページ
た…たまらない……っ!!!!
“いい年して嫉妬”ってそれがいいんです!!!
竹原がモテるのは仕方がないじゃない、天野。
自分が一番わかってるんじゃないかね←
天野をもう不安にさせないって心に誓ったのに
次の朝にはもういつものツレない天野に戻ってるのが
すごく良かったwww
エロい二人もものすごく良かった!!!!!
(挿れてる時に足にキスする攻めが大好きですので
もっとしてほしいです)

ちなみに、天野はやたら竹原をメタボメタボ言いますが
むしろいい感じの体格だと私は思う…。
本当のメタボっていうのはさ………(泣)
あ、そうか、ただの天野の照れ隠しだった!!

9

情熱あるおじ様ラブにきゅんきゅんです。

見多さんの作品はコンプリートしております。すごくすごく好きです‼繊細な絵に細かな仕草が萌えツボをギュンギュン押してくるのでたまりません。



見多さんの作品では珍しいおじ様ラブ。見た目若いおじさんではなく、年相応なおじ様です。アパレル関係のお仕事をされているのでオシャレおじ様で素敵です!



いるいるさんが、とっても素敵に見所ポイントやあらすじを紹介して下さっているので…個人的にめちゃくちゃ萌えた所を……


攻めが海外赴任に内定され最後に話をしたいとメールをし会うのですが、攻めは昔の気になっていた所をほじくり返して聞きます。その内容に受けは「そんな話かよ……期待してバカだった」とガッカリします。(実際には少し怒ってます)その前に受けからキスをされているので話の内容は復縁かと期待していたのかな?と思うと……‼顔に出してなかったけどやっぱりやり直したかったの?ときゅんきゅんしました。


そして、いざエッチ……攻め、メタボ発覚。笑
メタボな背中にクスリとさせられました。


地位もある落ち着いた年齢の二人がお互いのこととなると一喜一憂し怒鳴ったり悩んだり。若い二人じゃなく、この年齢の二人だからこそ萌えますよね‼仕事とのギャップ!


同時収録の作品も個人的にはすんごーく面白かったです。受けの顔がアッサリめな所が一番萌えました。笑
この後、刑事さんとどうやって付き合っていくんだろう……こっちの書き下ろしも欲しかったです…!!


私は電子版で購入したので4p漫画でした。
攻めがメタボ腹を気にして、受けが一緒に走る?ご飯作ろうか?と言ってくれ、攻めがジャージやエプロン姿を想像し妄想し…な内容です。
こ、これ……4pなんですがめちゃくちゃ萌えました!!事後のようで裸で二人横になって寝ていたのに受けが上に乗っかって「メシ作ってやろーか」と……!!なんて可愛いじゃれ方をしているんだっ!!おじ様がっ!!とかなりきゅんきゅんしてしまいました。



見多さんの高校生は細くて指が綺麗だったりして美しいんですが、おじ様は体がシッカリしたいて、ふとももや、ふくらはぎの男の人特有の形がシッカリかかれていてとっても眼福でした。後ろ姿が最高です。


Char@に「たかが復縁」をミニストーリーが載っているみたいなのでとても気になります!

5

おじさま達がなんだか愛おしい

見多ほむろさんの描く良い感じに枯れ初めの哀愁漂う40代のおじさま達の再開拗らせ愛、良かった……ッ!:;(∩´///`∩);:
途中途中で高校時代の回想が挟まれて、若い頃の2人と現在が2度美味しいです///

「大人になるほど、恋は難しい?こじらせまくった復縁劇!」(帯より)
3話構成なので、まぁ…思ったより割とアッサリ復縁するのですが。。。
高校時代に一応お付き合いしてた2人のボタンの掛け違いから始まった別れと、偶然が重なった再会。世知辛い世間で生きて良い感じに枯れてるおじさま達が、一歩押しては一歩引いて、ワタワタしながらもまた一から恋を始める。。。というのが素敵なお話でした。

攻めは、人生経験を積んでちょっとやそっとでは感情を高ぶらせることもなく穏やかな人柄。仕事ではテキパキと指示して、仕事の出来るクールな上司。そんな人が、星占いをチェックしてラッキーアイテムを身につけ出勤する可愛らしさとか、引きずった恋の相手を目の前に若い頃のように衝動的に動いてしまう昂ぶりを見せるギャップが良いです!

受けは………もぅもぅ:;(∩´///`∩);:
切なキュンでした!!!
高校時代に攻めのコトが好きで好きで一途だった想い。
そして決別のキッカケになった出来事の裏にある「本当のコト」
攻めサイドの回想とはまた違う悲痛な思いと切なさがあって苦しい…。
それだけに再会後の、名前を呼ばれながら求められて抱かれた時の眦の涙に、こちらも胸が熱くなりました。よかった…(;ω;)

描き下ろしは最高でした!
受けはとにかく可愛いヾ(*´∀`*)ノ攻めに近寄る女性社員に嫉妬したり、体見られたくないってお布団にこもったり、エッチの最中はエロいという…。おっさんなのにギャップが可愛いw
そんで高校時代には酷いコトを言って逃げた攻めでしたが、今度は間違えないようにめいっぱい愛情を注ぎながらエッチしてるのがすごく良かったです!

◆愚か者のあやまち
見多さんは今回の購入で3冊目なのですが、今まで読んだ中とはイメージの違う重めな題材のお話で少し意外でした。

昔、レイプされた経験のある大学生。
この過去はツライものではあるのだけれど、それ以上にその時に受けた快楽が忘れられず…。
今はストーカーから毎日山のように手紙がポストに入れられる日々。
その音を聞くとどうしようもなく興奮し犯して欲しくなる。
自分の異常さが怖くなり、正気に戻るキッカケになれば、とストーカー被害で警察に相談しーーーというお話。

酔っ払ってうわ言のように犯してと懇願する受けを言われた通りにガン掘りし、囮に使い、清々しいほど腹黒な警察官(攻め)が面白いです。
被害者を守るというより、手柄をあげてクビを避けたいというw

受けは危機感も悲壮感もあまりありません。
それにはレイプされたのに快楽を覚えたのと、もうひとつ理由があって。
そのコトをレイプ犯の正体を知った後に「バカげた理由」と自虐的に言ってたのが切なかったです。

話は重めなハズなのですが、攻めは柄が悪いし、受けは危機感ないし、サラリと読めました。こちらも面白かったです(﹡´◡`﹡ )

10

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