飴とキス

ame to kiss

飴とキス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神234
  • 萌×2117
  • 萌46
  • 中立10
  • しゅみじゃない11

--

レビュー数
42
得点
1786
評価数
418
平均
4.3 / 5
神率
56%
著者
秋平しろ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784813030591

あらすじ

小さい頃から貧弱で不細工で、モテたことなんて一度もない。だからせめておしゃれには気を使いたい。そうして気づけばショップ店員になっていた前田大希には、好きな人がいる。ファッションビルの本部社員・楊井春久だ。優しくてかっこよくて、気さくに接してくれる憧れのひと。でも、1ミリの可能性もない恋だと自覚している── そんなある日、勢いで言ってしまった一言で、楊井にファーストキスを奪われてしまい!?

表題作飴とキス

ファッションビルの本部社員
ショップ店員

その他の収録作品

  • 絶世の前田くん(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:漫画「雨とキス」「飴とリス」

レビュー投稿数42

甘くて優しい

自分は貧弱で不細工だと思っている大希は、せめてお洒落に気を遣いたい…とショップ店員に。ファッションビルの本部社員楊井に憧れているけれど、自分なんて…と諦めていた。でもある日勢いで告白しキスをする仲に!楊井も実は大希が好きでお付き合いする事になるも、急に関西へ4ヶ月異動する事に。大希は自己肯定感が低く自分に自信がなくて、不安から楊井さんへの態度もおかしくなって…。大希の自信のなさがこちらもモヤモヤする程なのだけれど、無事に楊井と心身共に結ばれて良かった〜!甘くて優しい、読後ほわんとした気持ちになれるしろ先生ワールド。癒し。

0

きゅんの宝庫

や、もうたまらなく、とんでもなく前田くん(受)が愛しくなる…!!

秋平しろ先生のこちらの作品、再読です。
最後のページを見たら、2014年発行と書いてあってびっくり…!10年前か!!全然そんな感じしない;

自分のことを不細工だと思い込み、自信が持てないショップ店員の前田くん。ファッションビル本部の社員・ヤギさんに恋心を持っているけど、ヤギさん宅で開かれた飲み会で「自信を持って」と言われ、思わず「じゃあ僕の顔にキスできますか」と言ってしまいー

と続くお話です。

この、前田くんのファーストキスのシーン、たまらなくドキドキしました。前田くんに気があるだろうってことが(読者には)バレバレのヤギさんの態度もたまらん…。
両想いになった後、前田くんがヤギさんに言われた通り前髪を切って、恥ずかしさのあまりトイレに駆け込むシーンなんかも、もう、萌えメーターがぎゅぎゅーん!!⤴︎と上がりっぱなしです。
個室に閉じ込めてちゅっ❤︎するヤギさん、大変グッジョブ…!!!そしてその後の前田くんの「触ってもいいですか?」からの、ちょっと肩透かしにも終わる一連の流れ(笑)にも萌え萌え✨

ヤギさんが大阪に4ヶ月行くことになってからの二人のすれ違いは辛いパートなんだけど、この時期があったからこそ、本当の意味で「見つめ合う」ってことを前田くんは知ることができたんだな、と。自分の言葉を前田くんが信じてくれないことが、とても残酷だーと告げられ、前田くんがハッとするシーンがとても印象的でした。

どんな時も終始前田くんのことを「かわいい かわいい」って思ってるヤギさんも可愛くて。。もうこの二人永遠に見ていられる。。

最後のハッシーによる写真撮影、前田くんの満面の笑みがね、も〜全てを物語ってるよね!! はー愛の力って偉大だ…お幸せに♡

1

とにかく攻めが素敵でした♡

先生の作品は以前から気になっていて、こちら高評価なので読んでみました。初読みとなります。こちらが初コミックなんですね。

少し癖がありますが、線が細くて綺麗な絵ですね。味があるというか。ほんわかした雰囲気で癒されます。時々お花が描かれるのが美しくて素敵です。

受けの前田くんは、線が細くて色白なんだけど、自分に全く自信がなくて、不細工と思い込んでいます。
攻めの楊井さんは、背が高いイケメンで、紳士というかスパダリというか、スマートでとにかく格好いい。シュッとしたスーツ姿も素敵。

同じ職場の二人は、いろいろあってお付き合いすることになるんだけど…というお話。

前田くんは多分初めてのお付き合い。
ピュアで真っ赤になってる前田くんが可愛くて、ニヨニヨします。前田くんがとにかく自信がなさすぎて、そのせいで拗れちゃう感じ。「もっと自信持って!しっかりー!」と応援したくなります。

楊井さんは、普段はニコニコしてるのに、ここぞ!という時は、真剣な眼差しで前田くんを見つめるのが、色気があって大変良きです。また「可愛い!」と前田くんを溺愛する様子もキュンとします。

後半、遠恋となって拗れてしまう二人。
終盤、二人が対峙する場面では、楊井さんの辛い気持ちが痛いくらい伝わってきて、胸が締め付けられました。

あと前田くんが他の男性に迫られる場面があって、そこに助けに入る楊井さんが、めちゃくちゃ男前でカッコよかった!

最後はハピエンでとても素敵な終わり方でした。よかった〜。

読後は、前田くんの自信の無さはすぐには消えないのかなと思って、二人の今後を応援したい気持ちになりました。

濡れ場は短め2回なのですが、楊井さんの色気がすごいです。こんなに色気のある攻めはあんまりいないんじゃないか、ってくらいでした♡

とにかく攻めの魅了が全開な作品と思いました。攻め好きな自分にはたまらない作品でした♪

とても完成度の高いデビュー作でした!大変面白かったので、先生の他の作品も読んでみたいと思います。

電子(DMM)購入 濡れ場は修正不要な描き方
(なんとカバー下がありません!カバー下にも漫画があるのに。ショック…)

0

愛の力って、すごいよね!

読み終わった後の感想はこれしかなかった!
前田くん、良かった〜本当に、良かったね!

コンプレックスの塊だった前田くんが、ヤギさんと出会った事で、自信を持ったり凹んだり〜。
攻めのヤギさんは、誠実で包容力がある人物。
しかし、秋平しろ先生は、ただのラブストーリーを描くお方では無いので、そこがまたグッと来た。
自信もなく、恋だの愛だの〜免疫もない、全くの初心者な前田くん。
付き合い始めた、ヤギさんに、少しづつ魔法の言葉を貰いながら成長して行ったが。
浮かれポンチになっていたし、何より嫌われたくと思う心が大きくなり、ヤギさんの本質までは見えていなかった。
前田くんにとって、ヤギさんは〜好きだけど憧れの人でもあったから、ヤギさんがどれくらい前田くんを想っているのかまでは見えてなかったんだね。
前田くんは、ヤギさんの事を考えている様で、自分の事しか考えて無かったことが、橋本さんと言う、当て馬を引き寄せてしまったから。
ヤギさんのセリフで、「よく見ろよ!」は、前田くんにとって気付かされる一言だったと思う。
最後の巻で、幸せな2人の笑顔がとても素敵でした。愛の力って、すごいよね!

1

萌えはあるけど

秋平しろさんの作品としては、流石に初コミックらしく物足りなさが有ります。間違いなく萌えますけれど。
個人的には受けの被害妄想が酷過ぎる。けれどそれがこのストーリーに主題だと思います。

0

キュンキュン

トワイライト・アンダーグラウンドがとっても良かったので、秋平しろ先生の作品をいくつか購入してみたのですが、こちらもかわいいお話でした。
自分に自信のないショップ店員の前田君はビルの社員の楊井さんのことが好きで。
何かと気にかけてくれる楊井さんだけど、自分のことはその他大勢の一人だと思っていたけど、実は楊井さんは前田君のこと気になっていてという、大好きな両片想いのお話で、自信がなさ過ぎて自分が楊井さんの恋愛対象になるなんて思ってもみないところから。色々気持ちのすれ違いとかもあって、なんだか前田君が可哀想かわいいです。
楊井さんは、誰にでも優しいと思っていたけど、前田君には特別優しくて。
もどかしいけど、両想いになってお付き合いすることになって良かったと思ったら、楊井さん大阪にしばらく行くことになっての遠距離恋愛で、またまた色々すれ違ったり、喧嘩になっちゃったりで、泣けました。
秋平先生の描く前田君の笑顔がとっても素敵でかわいいので、おススメです。

1

じんわり、癒やし。

とても大好きな作品で、改めて読み返しても色褪せない胸キュンをくれました。
このところ荒みがちだった心がスッと落ち着くのを感じました(笑)

自分に自信がなくていつもわりと後ろ向きな前田の言動にはハラハラさせられるけれど
楊井さんはそういうところも引っくるめて全部を愛しているのが伝わってくるところが最高に好き。
楽しいばっかりじゃなく、考えていることを伝えられずにすれ違ってしまっても
結果的にはそれでふたりの仲がより深まっていくのです…なんという尊さ。
秋平先生の描く思い込みの激しい男の子がすごく好きなので、前田も本当に可愛かったです。

ふんわり優しいタッチの絵柄とキャラの人柄がマッチしていて、ほわ〜んとした気持ちになりました。癒やされた〜!!

0

やっぱりめっちゃ好き

秋平しろ先生の攻めはやっぱりどの作品も最高だな…と再確認しました。
いつも紳士な攻めを描かれますが、本作も素敵な紳士でしたよ♡

外見に色々コンプレックスのある受け・前田と前田大好き攻め・楊井のお付き合い以前から、お付き合い開始、すれ違いを経て関係が確かなものになるまでのお話でした。

付き合って、キスをしてもいくら好きと言い合っても、離れてると心配でもっと会いたくて、悪い方へ悪い方へ考えちゃう…みたいな誰しも経験あるような恋愛のモヤモヤを2人も経験します。
楊井に嫌われないようにと無理をする前田と、同性と付き合うのが初めてでもう一歩踏み込めない楊井とのその小さなすれ違いが積み重なって…。
遠距離恋愛だと、こういうつまづきで別れることになる事が多そう。

イケナイ大人の当て馬のおかげもあって、お互い思いの丈をぶつけられて良かったです。
楊井のさり気ない指輪のプレゼントの仕方に惚れました(//∇//)
可愛い可愛いと言われて、ホントに可愛くなってるんですよね前田が。
愛の力ってもはや魔法だよね。

0

うぶなかわいらしいお話

秋平先生作品初読みです。この後、先生作品を5冊読む予定です。

表紙も中身の絵もかわいらしいですね。
でも冒頭、前田が自分の顔が良くない、と言っていて、そうなの?他の作家さんだったらかわいいキャラでいけるのでは?と思ってしまいましたがw
そこは本人がそう思っているということですよね。過去に周りにそう言われて思い込んでしまった。
にしても、気にしすぎ、卑屈すぎん?と思うとこ多々でしたがw

楊井と両思いになった時は、素直にうれしそうでとてもかわいかった。
楊井もまっすぐ誠実でいい人。

遠距離になり、前田が不安になり楊井には何も言わず意地をはって1人でぐるぐるするのは見ていてイラっとしちゃうんですけども、楊井がキレたりせず(怒ってはいたけど。それは当然だと思う)大人の対応で、関係を修復できてよかった。
さすが、前田のいい所を見て好きになっただけの人なんだなと納得しました。

前田が「触ってもいいですか?」がハグのことで、楊井がドキドキしたり、前田がキスが好きなのは萌え萌えしました。

0

可愛いの嵐だった。

なんというか、可愛いしか言葉が出てこない笑
前田くんはもちろん可愛いの。
そして意外なことに楊井さんも可愛いの。
可愛い×可愛いなの。キュンキュンするわ。

前田くんはかなり重いしめんどくさいね笑
でも楊井さんにとってはそこが可愛いところなのかもしれない。
すごくお似合いの2人でした!

えーと、実は最初は絵があまり好みでないなぁ、期待外れかもなぁと思っていたのですが、あまりにも評価が良いので読み進めてみました。

2話目に入るところでもう可愛いの沼。
前田くんの魅力暴発。可愛すぎ。
3話目、楊井さんクールじゃないことが判明。
思考とか行動に可愛いの片鱗が出てきた。
4話目、面倒くさい、面倒くさいよ前田くん。
しかしその面倒くささがクセになる。可愛い。
5話目、楊井さん本当に前田くんが大好きなのね。包容力を感じました。好きです。
絶世の前田くん、楊井さんの可愛さ爆発しました。これが本来の彼なのかな。相変わらず前田くんは超絶可愛いし。ごちそうさまです。

こんな感じでね、もうしょっぱなから可愛いが溢れて溢れて溢れて〜最後はマシマシで溢れてました。
きっとまた何かある度に前田くんは不安になって、2人の間でゴチャゴチャあるんでしょう。
でも前田くんは楊井さんが大大大好きで、楊井さんも前田くんが大大大好きだから、だから2人は大丈夫だと思います。
お幸せに!!

2

丁寧な描写の社会人BL

秋平先生商業初コミックスです。初コミックスが短編集ではなくて連載ものでこのクオリティ、素晴らしいです。

秋平先生の作品は「トワイライト〜」が初読かと思ってたのですが、この作品を発売当初にしっかり読んでました。かなり人気だった記憶が。
即物エロBLを面白いと思っている時期に読んで忘れていたのだと思います。

表紙の可愛らしさ通りの作品です。
絵は好みでは無いのですが、個性があって可愛い感じ。ストーリーやキャラクターはしっかりしてます。絵で読むのやめてる方は読んで欲しい。
攻めの楊井さんの行動が、大人の男性って感じでカッコいい!受けの前田くんもうじうじと悩むのですが、リアルな恋愛を見せられている説得力があります。
お仕事BL(ファッションビル内ショップ)としてもきちんとしてます。

※電子書籍 ひかり/カバー裏・裏表紙無し

0

作者さん買い。

特にBLでなくても良い恋愛漫画。ではありますが、幸せな気持ちになってしまった。

楊井さんがね、いちいち可愛い。
前田君の「触っていいですか?」に、変な期待してた感じが面白かった。
肩透かし食らって抱きつかれてキュンってしてるの可愛かったっす。
前田君トイレに抱えて連れて行くとことか、好きすぎだろう。

前田君も可愛いんですけどね。

楊井さんの大阪への長期出張でなんだかすれ違ってしまったところで、
本当の気持ちをぶつけ合うシーンにジーンとしちゃいました。

二人ともとても可愛い。

読んだ後の温かい気持ちになれた。

1

ネガティヴ男子の恋愛の手引き

 秋平先生の絵のタッチが存分に楽しめる作品としては『トワイライト・アンダーグラウンド』と、これが最も秀逸かなぁと思います。可愛くて、キラキラしていて、切ないシーンは可愛いタッチのままでも読者の心情に訴えかける部分があって。眩しいような空気感に魅力的なキャラクター、心を掴む台詞、これらが全部詰まってるんです。改めて、秋平先生の作風が大好きだと感じました。

 感情表現が素直で紳士的な攻めの楊井と、まったく自分に自信の持てない受けの前田。基本的にはほのぼのしているシーンが多いですが、前田の自信のなさやネガティヴさが原因で、時折すれ違いが起こってしまいます。自分では自分の良さに気付かないもの。そんな前田に、楊井は根気良く彼自身の良さを伝えてくれます。

 楊井の異動で遠恋になり、不安に駆られてばかりの前田に楊井が言った「好きな人に信じてもらえない男のどこがかっこいいんだよ」という台詞が、とても印象に残りました。どんなに顔が良くてどんなに人望があったとしても、好きな人を安心させてあげられないのなら、確かに何の意味もないし嬉しくもないですよね。自分に自信がないということは、その人を好きになった相手のことも傷付けている。不安をゼロにするのは難しいけれど、せめてそれを相手に伝えて、自分1人ではなくちゃんと2人でその不安に向き合うことが大切なんだと前田は気付けたと思うので、きっと2人は上手くやっていけますね。BL初心者の方にもオススメな1冊です。

1

秋平先生が好きになったきっかけの本

電子で購入してから、大好きすぎて紙でも買いました。何度も読み返してしまう。前田君を好きすぎる楊井さんがカッコいい。夏風邪ひいてベッドで横になってても素敵!途中、大阪に出向になった楊井さんに、自信の無い前田君がうだうだ悩んじゃったりしちゃうけど、前田君の危機⁈に駆けつける楊井さん、愛だなぁって思った。雑誌の恋愛指南読んで、嫌われないように楊井さんに言いたい事を我慢してたのを、思い切って吐き出してからは、大阪にも行って離れていた間も思い出を作ってたみたいですね。まさか、楊井さんが帰って来た日に玄関先で立ってするまでにラブラブになってるとは!Renta!限定ペーパーで楊井さんにおしりを褒められた前田君が妹のボディクリームをおしりに塗り込んでたのが微笑ましかった。

6

可愛い!けど切ないもあるよ。

大好きな作品でもう何回も読み返してます。

可愛いお話ですよね。
前田くんが可愛いのに虐められたりで自己評価が低くて、そのせいかぼくなんかっていってばかりです。

社員の楊井さんが好きでなんとファーストキスを奪われます。

そして勇気を出して恋人同士に。でもすぐに東京と大阪に遠距離恋愛になってしまいます。
ここからが切なく辛かったです。

前田くんが嫌われるのが怖くて楊井さんに気を使ってばかりでどんどん悪いループにはまっていって。すれ違って。

楊井さんが会いに来てくれて当て馬(なのか?)のお陰で?やっとお互い言いたいことを言い合えます。
そしてとうとう初エッチ。

ここからはとってもうまくいったみたいですね。帰ってくる楊井さんの部屋の写真とか!

もうお互い遠慮なしでイチャイチャ。良かったです!

やっぱり自己評価が低くて卑屈になると恋人も辛いですよね。そのせいでちゃんと楊井さんを信じられなかったのもわかりますが、楊井さんを信じることが自分も肯定できるし自信になるし結果的にお付き合いもうまくいきますよね。

キスの好きな可愛い前田くん、お幸せに。

2

読者の感情の煽り方がうまい!

神評価が多かったので「エモーション!」と一緒に購入してみました。
続けて読んでみると、このときの方が絵がきれいに見えました。
とは言え、「エモーション!」の点目も可愛すぎでしたが。

「ブス」といじめられた経験から、自分の顔に自信が持てない前田。
職場のアパレルショップが入っているファッションビルの本部社員・楊井に憧れ以上の気持ちを持っているけれど、伝えられるわけもなく…。

きっと前田は女顔の綺麗な子なんでしょうね。
回想シーンで「おとこおんな」という台詞があったし、楊井も「目が黒くて」と言っていたので、黒目がちで色白で華奢で右目の下に涙ぼくろと口元にセクシーぼくろまである子。綺麗すぎていじめられちゃったパターンだと思っていたのですが、その点についてはべた褒れの楊井の感想しかはっきり書いていなかったので分からず。
アヒルだと思っていたら実は…とか眼鏡を取ったらイケメン!というベタな展開が好きなので、その辺も期待してしまいました。
でもフリーペーパーのショップ紹介で写真が載る店員さんは売り場の華なわけで、きっとそうだと信じたい。

自己評価低い+気弱なのでなかなか進まないのかなと思っていたら、中盤手前でCP成立でした。じゃあこの後はどうなるのだい!?と期待して読み進めましたが、「そうかー」という展開。

それなのになぜ神評価がこんなに多くて、わたしも「萌2」評価なのかを考えてみると、秋平さんの見せ方が一番のポイントかもしれません。
効果的なモノローグ、言葉の選び方、コマ割り、ダイアログボックスの配置、そういうものすべてが絶妙で、印象に残る見せ方をしているなあとしみじみ思いました。
言葉がいちいち残るんですよね。たとえば「僕はバカだから その後風邪はひかなかった」これだけの言葉がなぜか「おおー」って唸りたくなるくらい味がある。
だから入り込みやすくてこころを揺さぶられるし、切なさに共感して泣けるのです。ええ、胸きゅん通り越して泣けました。

カバー裏は本編よりもコメディタッチで、また違った雰囲気を楽しめました。
共感力高めの方にはぜひおすすめしたい作品です。

2

甘くて、可愛くて、幸せ

キタキタキタ!
久々にキュンキュンくる作品!

受の前田くんは、自分が不細工で貧弱で自信がない男の子。
攻の楊井さんは、カッコ良くて仕事もできる、優しい男の人。
この2人が両思いで、付き合います。
もう、そこからキュンキュンの嵐です!
前田くんが可愛く見えてきて、楊井さんの気持ちがよくわかる!

前田くんの「触ってもいいですか?」で、ハグするところとか、楊井さんが前田くんを抱きしめるところとか、見ているだけで幸せです。体格差に萌えます!
中盤から、雲行きが怪しくなりますが、それがあるから後半またキュンキュンきます!
甘いんです!
あまあまなんです!

表紙も可愛らしくて、飾りたくなります。
(BLなんで、飾れませんが。。。)
あとがきの、長さと濃さも、また良かったです!

幸せに、満ち溢れた作品です。

6

シンデレラ的夢系少女漫画

趣味じゃないにするか非常に迷いました。
童話でシンデレラが好きだったかつ主役に自分を投影できる方には
オススメできそうな気がしますが
BLにそれを求める層はそんなに多くないような・・・
いっその事人魚姫ほどの自己犠牲イベントがあると
健気受好きとしては萌えたかなぁ。
受キャラよりもライバル扱いの女の子キャラの方が男前で好きだという
長年の腐生活のなかで初の感想を持たせてくれた本作品。
そんなところも少女漫画的でした。

0

ふんわり綿アメのようなお話

パステル調のほわわわーんとした表紙のまま優しくて柔らかいほっこりしたお話。
イケメンさん×自分にまったく自信がないブサかわちゃん。
どこまでも自分にネガティブでおどおどしててうかれたニコニコ顔がほんとブサイク(すみません)で好きな人の前ではいつもほっぺた真っ赤にしてて本当可愛いv
初めての恋愛なんてどうしたらいいか分からない。
間違えてしまうことも沢山ある。
学生の頃だとどっちも子供だからうまくいかなかったりするけどこれは楊井さんが大人で良かった。
甘々な話だけど平坦でなく楽しく読めた。

2

自信のない恋

可愛らしい表紙につられて買いました。
自分に自信のないショップ店員前田くんと、優しくてかっこいい本部社員の楊井さん。
前田くんの自信の無さからちょっとしたスレ違いが起こってしまうんですが、結果ハッピーエンドになれてよかったです。
嫌われたくなくて自分の気持ちを隠してしまう前田くんが寂しい…。けれど気持ちが通じてからとっても甘々です!
秋平さんのふわふわした絵柄も可愛かったです。
描き下ろしも幸せそうな二人が見れてとても素敵でした。

4

何度も読み返したくなる

電子にて。作者買い。
前田くんの自信のない感じがすっごく萌えました!
一生懸命で可愛い(*^o^*)
自信が無い故に遠距離で自滅しそうになったけど、楊井さんが一途な攻めで好感度アップ。
楊井さんが前田くんにさりげなく指輪はめたシーンはこっちもうわぁぁぁってテンションアップでした〜!

Renta限定のペーパーで、楊井さんの為にお尻にクリーム塗る前田くんが健気でめっっちゃ可愛かったです♡
何度も読み返したい、心がほかほかするストーリーだと思います!

5

わたあめみたいな話

最初は絵に抵抗があったのですが、読んでるうちに「あぁ、絵も含めて愛くるしい…」と思いはじめました。
甘くてふわふわな話です。

自分に自信のない前田は自分のこと不細工だと思っていますが、小動物みたいでめっちゃ可愛いんですよ!
しかも、トイレの個室で「触っていいですか?」って……!!
そら、楊井もびっくらこくわ。
お付き合いが始まってからも順風満帆とはいかず、楊井の異動があったり、離れている間に前田にちょっかいかけるお邪魔虫がいたりと、色々ありますが、結局はラブラブなお二人さんです。

全部読み終わったらカバー下の漫画も是非!!

2

ドキドキしてしまった。

あぁ〜ドキドキきゅんきゅん。
男前美人な攻めのスーツ姿に萌え。
受けのだいしゅきホールドに萌え。

受けのネガティヴな自信のなさには全く共感できんけど、なぜか可愛いと思ってしまう。キスで興奮してしまうんですね、わかります。
なんつう可愛い両想いなんでしょう。
バカップルです。あったか〜い気持ちになってしまいます。
当方女ですがこんなわかゆい恋はしたことございやせん!

確かに、少女マンガ的ではあります。でも萌える。
萌えってなんだろう。どっから発生してるんだろう。
まだまだ結論のでないテーマであります。

ドキドキ供給完了しました。ありがとうございます( ̄^ ̄)ゞ
理由なき溺愛攻め、でも相手を追い詰めないあったか〜い攻め、冬にいいね。
愛する人に映して自分を知る、愛し合うことは自分を見つけ愛することでもあるんですなぁ。

5

社会人ものとは思えない!あまりに瑞々しいピュアラブ

ちょwwキスシーンが花ww
しかも百合と…何?葉は水仙ぽいけど花は違う…まあとにかくキスシーンで花!!暗転!!
かと思ったら、次ページに引きでキスしている絵があった…良かった…。
今どきキスくらいで花が舞って暗転するBLはヤバいと思う。
いやあ、パンチラインですね。ビビりました。

なんだこれは…可愛すぎるだろ…。
ピュアラブだ…ピュアッピュアで心が洗われる…。

そりゃあ初キスで花も舞うし暗転するわ。

初エッチが省略されたのが悔やまれるね…
この感じならモジモジしてなかなか言えなくて意を決して「僕、初めてなんです……」が聴きたかった!!

とても社会人ものとは思えないほど、あまりに瑞々しいピュアラブに卒倒しそうです。
凄くよかった。

後書きでコブシメ(という種類のイカ)を例に紳士が好きだと語っていて謎すぎて、
この作者さんが愛しいです。
これが初コミックスなんですね。
ピュアラブなのに、ゆるふわで終わらず胸に刺さるインパクトもある。
すっかりファンになりました。

3

何だか可愛い。

表紙のふわふわした可愛さに釣られて買ってみました。

か、かわいい。

中身も恐ろしく可愛かったです。いい感じにのほほんとしていて。
実際、これBLじゃなくてもいいんじゃ?楊井さんゲイじゃないっぽいのになんで前田くん??と思わないでもないですが、雰囲気が本当ほのぼのなので「まあ、いっか」と思ってしまっていたりします。
絵が地味系の絵(私は地味な絵の方が好きです)なんで、地味な前田くんとイケメンな楊井さんの差があまりないのはちょっと違和感かも。
楊井さんより橋本さんのがイケメンオーラ出ていたような?
まあ、幸せならばいいか。

ああ、そうか。この二人、ミテクレやらの拘りがあってもゲイである葛藤が全くないですね。普通に可愛い女子も出てるのに、同じ土俵で勝負してる。ある意味、此処が一番すごいですわ、前田くん。BLだからいいのかなー。
で、実写化してたんですね。
予告だけ観ましたが、私は実写にはもう何も期待するものはない気がします。これはないわ。前田くんがちっこくも薄くも地味でもなかった。

カバー下の2作が可愛くて好きです。

3

本屋5軒ハシゴした

セカンドコミックス→今作の順番で読みました。
『僕らの群青』がストライクすぎて、『飴とキス』絶対買う!!と決めて次の日探したけど、どこの本屋も売り切れ!!すごい人気です。アナログ人間なので自力で本屋ハシゴして、5軒目で無事発見し購入する事が出来ました。足が痛いけど見つかって良かったー!

そんな苦労の甲斐あって存分に楽しむことが出来ました。前田くん可愛いなぁ。自身なさ気で消極的で自分なんてが口癖系。楊井さんが紳士で爽やか王子系だから、良い具合に前田くんを包み込んでくれるんだけど、楊井さんがあまりにも男前だから自信がなくて、ひょっとしたら遊ばれてるんじゃないかとか、ぐるぐる考えて結果的に楊井さんを傷つけてしまうけど、うまくいってよかったなぁ。ほんとに楊井さんかっこいい。最初は優しい大人な紳士だけど、どんどんワンコ系になっていくサマが良かったです。前田くんを好きすぎてかわいい。付き合ってから常にハートマーク飛んでておもしろい。

本当に買えてよかったです。幸せであまあまな話で大満足でした。
かなりラブラブ甘めなのでそういうの苦手な人は注意かもです。

作者さんは紳士系がお好きとのことでファースト・セカンドコミックスともに攻めが紳士系(楊井さんはちょっとワンコ系デレ強めだけど)だったのですが、この話に出てくる店長さんとか『僕らの群青』の森先生とかみたいな、イカツめとか体育会系とかの攻めも見てみたいです。脇キャラもイケメンなのでそこも見どころ。

5

はぁ〜〜〜、もうラブラブ可愛いっす、、

新刊で秋平しろ先生の『僕らの群青』を読み、素晴らしかったので楽◯さんで取り寄せましたv 笑
はい!もう、文句無しの神評価です!!
秋平先生の描かれる受けくん…ピュアで真っ直ぐでそれなのにどこかエロっちくて(>_<)最高に可愛いです。
前作を読んだときも感じましたが、BL漫画とゆうよりは恋愛小説とか少女漫画を読んでいるような感覚だなって思いました。
これぞBL!とゆう感じではないのでそれを期待して読むと物足りないかもしれませんが、私はほのぼの系も好きなのでとってもキュンキュンしました。(ほのぼのだけで終わると物足りないな〜と思いますが、ちゃんとエロ可愛い部分も有るのでvV)

終始、ニヤニヤ。読み終わって思い出し、ニヤニヤ。
手離さず本棚に置いておきたくなるそんな一冊ですね♡

6

ふぁぁぁぁー(*´Д`*)

ヤバいくらいキュンキュンだったんですけどーーー(*´Д`*)

小さい頃から容姿にコンプレックスがあり、せめてオシャレに気を使おうと思っているうちに、気が付けばショップ店員になっていた前田くん。
そんな前田くんが恋をしているのは、ファッションビルの本部社員の楊井さん。
楊井さんは誰にでも優しくて気さくで、しかもイケメン☆
1㎜も可能性のない恋だと自覚しているけど、楊井さんが抱きかかえているマネキンにすら嫉妬してしまうくらい前田くんは楊井さんが大好きなんですよね♪

前田くんは決してイケメンではないにしても、センスが良くてお客様へのアドバイスも適格。
とっても優秀なショップ店員さんです。
そんな前田くんの仕事っぷりを近くで見ている楊井さんは、容姿が好みってだけで前田くんを好きになった訳じゃないことは火を見るよりも明らか!
楊井さんが前田くんを見る目も明らかにキラキラしてます(笑)

前田くんにとって、楊井さんのやることなすことがまるで魔法のようなんですよね☆
自信を失いそうになっても、楊井さんの言葉や行動で自信を取り戻せたりする。
でも、楊井さんにとっても前田くんの言葉や言動一つですごく幸せを感じている。
そういう関係性がとても素敵で胸キュンなのです☆

でもそんなラブラブな2人ですが、楊井さんの転勤を機に不穏な空気が流れ始めます。
基本ネガティブなんで、楊井さんが近くにいないというだけで不安の塊になってしまう前田くん。
毎週会いに帰って来てくれるだけでも十分愛を感じられるはずなのに、電話の後ろで女性の声が聞こえるだけで(飲み会やTVの声なんですけど)疑ってしまったり、信じてる?の問いにすぐに答えられなかったり…。
自分に自信が持てなくなったのには理由があるんですが、それにしても悶々加減がもどかしいったらなかったです><
前田くんの気持ちもすっごくわかるんですけどね!
好き過ぎて嫌われるのが怖いと思う余り、逆に何も言えなくなるっていうことも。。
楊井さんが手を出してこなかったことも不安を煽る一端ではあったんですが、楊井さんの方も男の子と付き合うのが初めてでタイミングを見つけられずにいただけなんですよね。
お互いに自分の本当の気持ちをぶつけ合って、無事結ばれた時は最大にキューンでした☆
つかやっぱり楊井さんカッケー!
いきなり指輪とかカッケー!!
前田くんを最優先に大切にするとことかカッケー!!!
そしていつもキスをねだる前田くんが本当に可愛くて仕方ないです(*´Д`*)
もう2人は大丈夫ですね☆

最後に、書き下ろしの『絶世の前田くん』にかなりツボりましたよ☆
楊井さんのがっつきっぷりが最高です(笑)

8

・・・少女漫画ですね。

実写かするってんで買って読んでみました。

わたしは少女漫画も大好きなんで、普通に少女漫画だったら、文句なしの神でした。ストーリーやキャラなどに文句はありません。
ただ、BL漫画だと思うと物足りないですね、趣味じゃないです。趣味の問題ですね。
男同士の葛藤はないし、ノンケの攻めが何で受けを好きになったかという話もなかったし、ホモが当然として受け入れられてる世界(コメディだったらいいんですが)、受けも女(乙女)っぽい言動、当て馬もノンケ?なのに普通に主人公にてを出しちゃって、主人公も勝手に誤解して怒って責めてネガティブって・・(少女漫画のヒロインです)。
少女漫画過ぎて、男同士っていうのが逆に不自然。攻めもカッコいいだけの少女漫画のヒーローですもん。

男女でいいような話は男女で読みたい、こちとらBL読みに来てるんじゃ~wってタイプの人には会わないと思います。
なので、評価は星ひとつ。いや、でも、キャラは好きですし、作品の雰囲気自体は好きですよ。
いや、でも、BLではないな・・・、

実写も興味ありましたが、観ないかな。

9

理沙ちゃん、かわいいよ理沙ちゃん!

↑当て馬の女の子です。すみません。

評価ですが、中立としゅみじゃないの人の気持ちも分かる!
『えと、ここは……?』って部分が確かにある。
なのに、結局の評価が萌×2になっちゃう。私の中では変な作品です。

前田くんは自分の事をブサイクと言いつつ、恋する楊井さんには前向きです。飲み会に楊井さんが行くなら行くし、酔っていたとはいえ『僕の顔に、キスできますか』って好きな相手に言えるし、風邪ひいた楊井さんのお家にお見舞いに行くし、理沙ちゃんと付き合ってるって噂についても本人に確認できる……。前田くんはやれるコですwww
その想い人の楊井さん。
彼は顔にキスできるか聞いてきた前田くんにキスします。唇に。『顔に』って聞いてきているのに、唇に(大切な事なので2度ww)
そして風邪のお見舞いに来た前田くんに『あがってってよ うつさないから』って。←この『絶対何かするよね!?フラグ』ロクデナシですかよ楊井さんww そしてあれこれあって付き合う感じになった二人。そしてキスしたいって言った前田くんを風邪うつるからっていったん拒否しといて『うつして休ませて 独り占めするのも 有だけどね』って、チュ~すんですよ!チウ!! ←楊井さんッッ!!!!悪い男だよッッ。嫌いじゃないがな!!!www


そして私のお気に入りの理沙ちゃん。かわいい(笑)↓勝手な妄想。
前田くんの『む、無理しないでください』に無言でうなづくとこは、楊井さんが好きだけど、ライバルこの子?って葛藤と、普通に接しなくちゃ感が感じられてヒー!!ってなります。かわいい。
そして最後の方。エレベーターの中での前田くんとのやり取りッ!! 『好きだった楊井さんの好きな人』なのに前田くんにエール送ってるのよ。いい子だわ。しかも、どんな顔して良いかわからないからか無表情になっちゃってるwかわいい~~!!←って妄想が繰り広がりました。すみません。BLレビューなのに。

脇の店長と店員の小ネタも面白いし。いろいろ思うところや、『ん?』てなるところがありますが、やっぱり萌×2です。
楽しかった~♪

2

攻めが自分に自身のない受けを愛してくれる。


絵の線が細くてとても繊細な印象を受けました。
描き込みすぎているわけではないけど伝わる。
そんな感じです。泣き顔、真面目な顔、照れ顔、どれも素敵な描写でした。

受けは昔のいじめがトラウマで自分の容姿をコンプレックスに感じていますが、攻めにはとても可愛らしく写っています。途中で少しの間遠距離を体験したり、嫉妬したり、気を使ったり、身体を合わせたいということを言い出せなかったり、色々な葛藤が待っています。そこで関係を立て直すのが攻めです。本当に自分のことを信じてくれているのか、いつも大人な攻めが必死になる場面は見所です。
受けは作中なよなよへなへな攻めを信じきれず受けは受けで葛藤しますが、それも全部ただ攻めのことが好きだから。重荷になりたくないから、愛想を尽かされたくないから、沢山の不安から来ている葛藤なんですね。
攻めが「君が自分のことを過小評価するのは僕に対しての冒涜だ」的なことを言うのですが、攻めがどれだけ受けの事を想い、大事なのか伝わる大切なシーンです。
ハッピーエンドです。初心者の方にも読みやすいと思います。

4

見つめ合うということ

子どもの頃に不細工とからかわれたのがきっかけで、自分の顔に自信が持てずに、恋愛なんて自分と無関係と思いこんで生きてきた主人公が、憧れの人と両思いとわかりお付き合いすることになって、右往左往するお話。
頼りなくて儚げだけどシャープな、この、ものすごく細い描線が、このお話の設定と凄く合っている。
自分では不細工っていっている前田の顔が、実際にはどんななのか、この絵からはなかなか窺い知れないというか、はっきりとした顔の印象が定まらない、定まらせないところは、やっぱり設定上から確信犯で、狙ってやっているのか? だとしたら凄い手練れだな。という印象。
この作者さんの、違うタッチの他の作品も、ぜひ、読んでみたい。

3

共感させられる部分がある

見た目に自信がない
そういう人って男女問わず沢山いると思います。好きな人はいる、だけど自信がないから積極的に近づけない。そんな主人公に共感させられました。

とはいっても全然不細工じゃないし、可愛らしい主人公だと思います。一途でちょっとネガティブだけど、そんなところも可愛らしい。

ことの発端は見た目に自信がない受けが片思いしている攻めに「僕の顔にキスできますか」と聞いてしまったこと。きっとキスなんてしてくれないだろうと思っていたのに、奪われたファーストキス。読み終わったら心の奥がほっこりするそんなお話です。

癒されたい方はぜひ読んでみてください。受けが可愛くてつらいです笑

3

とても可愛い

なんか直感で買って失敗したらどうしようって思ったけどとてもよかったです。

可愛らしいお話でした。大好き。

2

胸きゅん

 いつもは、こういう系統の話は見ないほうなんですけど、なんかきれいな感じの恋のお話しをみたいとおもったので、ランキングも高かったので購入してみました。
 前田くんのぎこちない感じがよかったです。嫌われたくない!好きでいてほしい!っていうのもたまらなくかわいかったです!!まだキスもしたことなくてっていう初々しいかんじがものすごく可愛かったです!
楊井さんも、イイ感じで、最初から前田くんの可愛さは知ってたよ。みたいな感じでうわーーー//ってなりましたw
 前田くんと、楊井さんのキスの感じもよかったです!前田くんが楊井さんにキスしてほしいっていうところとかも可愛すぎました!
 パラパラーっという感じで読める作品でした。こういうほのぼのする作品もいいなと思いました。
 すごく綺麗で素敵な作品でした

2

(゚∀゚)ノ キュンキュン!

もう(゚∀゚)ノ キュンキュン!してしまったぁー!!
ふんわりほんわりしたお話かと思ってたら、それだけじゃなくて、付き合い始めるまでと付き合い始めてからの遠距離恋愛とかいろいろあったりして。
前田くんがひとりでぐるぐるするところは同じように胸がぎゅーってなりそうだった。
前田くんはひとりで考え込みすぎるけど、これからはもう大丈夫だろうね(*´ω`*)
前田くんが大好きすぎる楊井さんには笑わせてもらったw
他の登場人物も結局は嫌なやついなくて良かった。

他の方のレビュー拝見してすごく読みたくって、電子書籍で買ってしまったんだけれども、これもやはり紙のが欲しい!!
先日違う本買ってその時にも後悔したんだけれどもw
あ、今回は電子書籍限定のペーパー(?)があったので、後悔はしてないです。
→紙書籍買いましたw

7

自分が思うほどわるくない

最初にこの本を読んだ時、ものすごくキュンキュンってしたんです☆
何度も再読して、ちょっとそのトキメキは感じなくなってはしまいましたが、でも最初の印象を評価に付けようと思います♪

自分を不細工と思い、自信がないためにせめてお洒落でいようとショップ店員になったのが主人公の前田くん。
彼は格好よくて人気のある、ファッションビル管理会社社員の楊井さんに好意を持って憧れている。
そんな二人が互いの気持ちを知り恋人となるのですが、
「恋人」ってどんな存在なんだろう?というものを見せてくれるお話となっているように思えました。

前田くん、自分で不細工と思い込んでいてそれが自分自身への自信のなさにつながってとても弱気で臆病な性格とさせているのですが、
チラと回想される彼の過去から、どうやら不細工なのではなく「おとこおんな」と同級生に苛められたのが刷り込みになっちゃってるみたいです。
絵も全くの不細工というよりは、薄い顔?そんな感じに描かれているのだと思います。
楊井さんは、チャラいというわけではないですが人当たりが良く皆の人気者な感じです。
楊井さんが現れるとパァっと明るくなる嬉しそうな前田くんの顔が印象的です。

弱気でちょっぴり女々しい感じの前田くん、きっと少し前の自分だったら、嫌いなタイプの男の子だったかもです。
だけど、物語の中の前田くんの気持ちが、その気持ちの変遷とネガティブで臆病な考え方に妙に共感を覚えてしまうのです。
正直、男の子じゃなくても女の子でもいいような、そんな性別を感じさせない雰囲気がありはするのですが、
そこはBL。ちゃんと男同志だから、初めてだからどうしていいかわからない。
そんな部分がちゃんとキモとして据えられているのがいいのです♪

キスをする恋人になって、楊井さんに触りたいと思う事を口にして、ギュってハグしあう二人。
「触りたい」そこにあるのはきっともっと深いつながりであり、隠された欲望のほんの触りの箇所なんだとは思うのですが。
それが楊井さんが短期間出向で離れ離れになってしまう事で互いに不安を与えてしまう危機となってしまう展開。
このターンが、何かね、ああ~うん、うん、わかるわかる!
そしてキュン☆だったのです。
二人が互いを思いやり、それが為に気が付かない我慢をしてしまい。
とどのつまり、互いが好きすぎる関係なんですよ~♪

非常にかわいらしいのですが、ただのかわいいだけじゃない、爽やかさもあって、そして絵も好きだな~
カバー下の小話的漫画も必見です。
楊井さんって、カッコイイけどちょっと抜けてる?そんなかわいい面が見られます。

10

不細工ではないとおもう。

評価が良いので読んでみました。
不細工受けだと情報が入っていましたが、ぜんぜん不細工じゃないよ可愛いじゃないか!たとえ不細工でも顔のどこかにホクロがあれば色気6割増だよ!しかもオシャレだし。
懸念していた絵も10ページも読めば慣れました。

お話の内容は王道でしょうか。不細工で自分に自信が持てない前田くんが、優しくてイケメンな楊井さんに片思いしてたけど、実は楊井さんも前田くんが好きでした、な流れです。

私は極端に自分に自信がなくて卑屈なネガティブ受が好きではないのですが、前田くんは大丈夫でした!自分を不細工だと思っているから、せめてオシャレには気を使おうとするところがエライ!ちゃんとそれを仕事にしてますしね。
それにキスがしたいです、とか触ってもいいですか?とか言ったり(エロい意味ではなく)、楊井のために前髪を切ったりとか素直なとこが可愛くて萌えました。
楊井さんが転勤になって遠恋中の葛藤も、これもお話としてはありがちだけど、すごくリアルに感じてよかった。片思いしてた相手と付き合えてキスもして、やっぱりそれ以上も求めてしまう。でもお互い相手のことを気にしすぎてそこまで辿り着けず不安になりすれ違ってしまう。そこらへん、当て馬キャラの橋本はいい仕事しましたね!
遠恋で悩み中の前田くんの自慰シーン良かった!こういう地味で大人しくてエロとは無縁な子がひとりでシてるっていうの見たらふぉおおおおおってなります!
橋本のGJのおかげ?でお互い本音を言い合えたふたり。その後の初エッチは割とあっさりめでした。が!!書き下ろしでラブラブなエロキタ‼︎‼︎転勤が終わって楊井さんが戻る日。わざわざネットで調べた有名スイーツショップで一番おいしいケーキをホールで買うイケメン楊井を待つのは絶世の美女じゃなくて絶世の前田くん。再会の嬉しさで飛びついてきた前田くんが可愛すぎてオオカミになった楊井さん、玄関で抱きかかえたままパンツを脱がし始めるほどがっついてます。なんて器用!
前田くんが部屋が明るいのを恥ずかしがったり、フェラじゃなく後ろでいきたいと言ったり!ふぉおおおおお〜かわええ〜!!感じてる表情がまたエッロかわいい!!秋平先生の描くラブシーンもっともっと見たいです!

ここまで受けがかわいいので、確かに攻めの感想がとくに書くことがないような気が…。初エッチ後、前田くんと会話しながら(詳しく言うと後ろから抱えて手をいじりながら←ココ大事!)さりげなく指輪を左手の薬指にはめてあげた(しかもペアリング←ココ大事!)楊井さんはたいへん男前でございました。溺愛攻め万歳!
ただ、けっこう『○○だな〜』と語尾が伸びたり、語尾に(笑)がついてたりするの個人的にいらなかった…

初コミックスということなのですが、じゅうぶん楽しめました。次はもちょっとエロを!

6

まさにキュンと来ます

初読みの作家さんです。
まるまる1冊がひとつのお話なので、急ぎ早でなく
それなりに時間の流れも感じられ、ストーリーも分かりやすいです。

受けの自信のなさや、自信のなさからくるおどおどしたところが
普通なら「うざい」となるところでしょうが
なぜか、前田くんにはそういう感じがしないんですね。
最初は前田くんの片思いという流れでしたが
ひょんなことから楊井さんも自分のことが好きだったとわかり
そこからがもうキュンキュンしてしまうのです。

前田くんは楊井さんのことが大好きで、嫌われたくない
好かれたいと思うあまり、どうもおどおどしてしまいます。
今まで自信のない顔を少しでも隠すために伸ばしていた前髪も
楊井さんの一言で思い切って切ってしまう辺り
もう、楊井さんしか見えていないのがよくわかります。
なのに、マイナスなことばかりが外から耳に入ってきて
楊井さんの言葉だけを信じてればいいのに、いつも揺れてしまいます。

少しの間だけとは言っても関西に移動になってしまった楊井さんのことを
信じているのに信じきれず、どうしても外野の声が耳に入って
自分の自信のなさから、心がぐらぐらと揺れてしまい
最後には追い詰められて、ガラガラと崩れていいってしまいます。
悪いことばかり考えてしまい、自分を見失いそうになった時に
うまいこと楊井さん登場!

楊井さんやっぱり大人だし、前田くんのこと本当によく見てわかってる。
「好きな人に信じてもらえない男のどこがかっこいいんだよ・・・」
のセリフにグッときました。
楊井さん、電話で何度も何度も「僕のこと信じてる?」て聞いてました。
前田くん、バカ正直に一瞬迷うんですよね。
ここは嘘でも「信じてる」て言うところなんだろうけど
そこはやっぱり前田くんだから、もういっぱいいっぱいなんでしょうね。
お互いに同性の恋人は初めてな上、二人共真面目で相手のことだけを
想って、自分の感情とか欲望とかは後回しにしちゃったんですね。
でも、健全な男性である以上あの前田くんだってそういう気持ちはあるし
楊井さんが何もしてこないことに、またまたマイナス思考が働いて
不安が募るばかりで・・・
気持ちがいっぱいいっぱいになって、ぶち壊れた時に
やっと本当の気持ちを楊井さんに打ち明けることができた前田くん。
起爆剤になったのは、橋本さんかな?
橋本さんが焚き付けなければ、動かなかったでしょうね。

受けの前田くんもいいのですが
今回私は攻めの楊井さんのほうにキュンキュンしてしまいました。
イイ男なのに、前田くんしか見えてなくてデレデレで必死なんです。
それでいて仕事もできて、女の子にもモテて・・・

最後の「絶世の前田くん」いいですね。
ケーキ屋さんから前田くん目指して帰ってくる楊井さん、素敵です。
Hも優しくて、二人の周りにハートがいっぱい見えました。
二人の薬指のリングがすごく、「幸せ♪」て言ってますね。
甘ったるいお話でしたが、私はすごく好きです。



13

mukko

高津さま、はじめまして!

他の作品のレビューからプロフィールを拝見して、好みの作品、作家様の傾向が私と似ている(^ー^)!ということで、購入作品の検討に高津様のレビューを参考にさせていただいてます!
この「飴とキス」も早速ポチりました!
読むのが楽しみです!

綿飴みたいな甘い恋

大好きな人の温もりに包まれて、コンプレックスまで溶けていく淡くて甘い綿飴みたいなふぁふぁな恋。

読み始めた当初は、絵柄など苦手な印象でして、主人公の前田くんが自分に自信を持てなくてコンプレックスの殻に閉じこもっているのも何だか納得できるかも…そんな風に感じて、どうせ入り込めないだろうと思っておりました。
しかし、ストーリー進行と共にすごく可愛く見えてきてしまったのです。
顔を赤くして恥ずかしがる表情にキュンとしたり、慌ててオドオドしちゃう姿を見れば背中を押してあげたくなったり、健気で頑張り屋さんの前田くんの一喜一憂に心をガッチリ掴まれ、感情移入はもちろんのこと、いつの間にかストーリーに夢中になっておりました。
前田くんの恋が進む度に、可愛さも色気もレベルアップしているのでは! そんな気にさえなってしまいます。
ストーリーもそんな前田くんに負けないぐらいキラキラと輝きを放ってました。
恋することで臆病になったり、好きな人に言われた何気ない一言で世界が姿を変えたり、そういった心理描写もしっかりと描かれていたと思います。
それがまた主人公達にぴったりと嵌っていて、こちらまで幸せな気分になれちゃいます。
中盤辺りで、前田くんの恋のお相手・楊井さんが転勤になってしまい、遠距離の不安もあって前田くんは一人グルグル悶々。
そんな前田くんを見ていると切なくて、もどかしくて胸を締め付けれられそうになりました。
楊井さん、早くなんとかしてあげてー!って、心の中で叫んじゃいましたよw

前田くんのことしか書いてませんが、楊井さんもすごく優しくて、自分を卑下することしか出来ない前田くんをコンプレックスごと優しく包み込んで溶かしてあげちゃうぐらい温かい攻め様です。
心温まる可愛いストーリーと素敵なカップルにすっかり癒されました。
甘いストーリーと健気ちゃん好きな私には、とにかく堪らない一冊です。
すごーくすごく大好きです!! 自分の中で今まで読んだBLコミックの中で一番好きと言っても過言じゃないかもです。
パステルちっくでポップちっくな表紙、前田くんのお洋服もおしゃれでコーデを見ているのも楽しかった~♪
作者様の今後の作品もとても楽しみです。

7

胸キュンしました!

正直設定だけに惹かれて、全然期待していなかったこの作品。
数ページ読んで、絵も発展途上って感じで、
雰囲気と服装センスは素晴らしいけれど、
新人さんということなので、内容はあっさりしているんだろうなー
とそう思いつつ、進んでいくと、なんですかこれ!
めっちゃ萌えます!すっげえ入り込んじゃいます!
いい意味ですっかり裏切られました!

まず、受けのコンプレックスに萌え。
実際、本当に受けが不細工と呼ばれるのかどうか審議は
はっきりしていないんですが(客の反応や、店長の話ぶりで)
中身がすごいかわいいです。自分に自信がなくて、ひたむきで
健気で、前髪をいじる仕草が萌えて仕方ありませんでした。
攻めについては、個人的に印象がありませんw
爽やかで、受け溺愛具合が素晴らしかったぐらいでしょうかね。

攻めの言葉で、前髪を切った受け(前髪休暇ってなんですかねw)が
攻めに出くわして、慌ててトイレに逃げ込もうとするんですが、
後についてこられて・・・受けが「触ってもいい?」と言う台詞が
あるんですが、場所が場所だっただけに
わたしも攻めと同じような意味合いにとれて
すごい大胆になったなーと思ってましたw
まあ、想像とは違っていたわけなんですけれど。

あと、攻めの転勤の話があるんですが、離れ離れに、
遠距離恋愛になってしまい、受けがだんだんと気落ちして
攻めのことが信用できなくなっていくくだりに
すごく心臓がいたく、受けの心情を考えて、
胸が締め付けられるような感覚に陥りました。
苦しくて、つらくて、早く気持ちを通じ合わせてほしいと
心の底から願っていましたw
当て馬が良い役目を果たしたと思います!
こういう役はBLには絶対要りますよね。
しかも、その当て馬の衝撃の事実・・・あんた何やってんのさw

本当に期待していなかった分、読んだ後にもう一回読むくらい
素晴らしいお話だったので、むしろお得感が半端なかったです!
つたない語彙しか持ち合わせてないのでこの感動は文章に
上手く表すことができないのですが、
すれ違い、せつあま、受けにコンプレックスがあり、健気、
このような傾向が好きな方にはお勧めです。
是非、わたしと同じように、胸キュン(色んな意味で)して
みてほしいと思います!本当におすすめです!

11

まさに飴とキス

現在、「i HertZ」で連載されている作品が、とても可愛くて、「これは読ませていただかねば!」と、早速購入致しました。

作画は、全体的に白っぽい印象なんですが、ほわ〜んとしてて、とってもカワイイです! シンプルなんですが、どことなく色気もあって、すごく良いです!
お話自体は、少女漫画にありがちな感じですが、絵とも合っていて、可愛くて読後に幸せな気持ちになれるお話だと思います。
題名どうりの、まさに飴とキス! まあ〜いお話にあま〜いキスで、にまにま笑いながら読ませていただきました。
カバー下のリスのお話も、前田の顔が、すごく良かったです!

4

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