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nanika iino mitsuketa
最初こそアレだけど…
出会いがレイプって、これってどうなの？！と思ったけど、そんな嫌な感じを抱いていない自分にビックリ。純粋に面白いって感じました。
大杉の掴み所のないふんわりした雰囲気がむちゃくちゃ好み。小春を翻弄している腹黒属性も持ちつつ、ちゃんと小春のことが好きだって分かります。学校の死角ポイントを熟知している遊び人の大杉と、学校の至るところでエッチしてしまう小春。回を追うごとに大杉に絆され、そして好きになってしまいます。
あーあ…大杉の粘り勝ちといったところでしょうか（笑）
最後までラブエロコメ要素強めでした。たまのデフォルメ絵が可愛いし、作風的に高校生のキャッキャ感も爽やかさ感もあるのに、エッチシーンが多い。でも下品な感じが全くないんですよね、すごくキレイにまとまっています。
次の巻はどんな展開になるのか楽しみです♪鴫原と陸の登場にワクワク(〃ω〃)
普通に怖い
ストーリーを完全に無視すれば、２人のビジュアルも好みですし、濡れ場も可愛らしくて萌えられたと思います。が、最初がレイプから始まるので、それが残りのすべてに響いてきて、普通なら可愛いと感じられそうなシーンも「でもレイプから始まったんだよな……」というのが頭をよぎり、萌えられず。一応最後に大杉が初日をやり直すシーンがあるのですが、相変わらずへらへらしていて本気で反省しているようにも見えませんでした。軽いラブコメとはいえ、初対面でノンケの同性（しかも年下）を無理矢理襲ってまったく悪びれない先輩は嫌ですね。もっと厳密に言えば、レイプ始まりなのにトントン拍子に２人の距離が縮んでいく流れに違和感を感じるのだと思います。
無理矢理から始まるやつ
眠っているところを拉致ってそのまま襲うって完全にレイプでしょ。
大杉は何をもってして「レイプじゃない」というのか意味不明。
小春は流されて拒めず、気持ちよくなって、あげく自分から欲しがる。
快楽堕ちでしょ。
で、後から好きになる。
この流れ何度見たことでしょう。
大杉は最初から小春が好きで一途だと言うけど、それでレイプを正当化していいんですかね。
と、フィクションとは言え、この手の話を読むといつも思います。
あと1つ気になったのは、運動会で公開告白をさせられた小春だけど、クラスメイトにそのことを聞かれないのはなぜなのかなと。
それまではさんざん大杉のことをウワサしていたのにね。
再読です
「何でもいいから消えてくれ (1)」が発売されたので再読しましたが、鴫原も陸も「何かいいの見つけた!Re:」から登場してました。
でもやっぱり、ちょろ過ぎる小春と憎めない大杉カップルのお話を読むとほのぼのします。
とんでもない事をしてるし、されてるんだけども大杉のキャラがとんでも無く魅力的なんですよね。だから小春のクラスメイトの様な気持ちで見守りたくなってしまうんです。
発売当時は評価ボタンだけ押してました。今なら神評価にするのに萌2のままなのが悔しいです。
ひなこ先生の作品って酷い攻なのに何処か魅力的で堪らないんですよね。好きです。性癖突き刺さりまくりです。
アホエロ？
丁寧な絵のタッチやイケメン先輩のキャラデザ、可愛いトーンがたくさん貼ってあったりで、少女漫画チックな感じ。
読みやすいし、表現がお上手だと思います。
何と言っても、プルンとした弾力を感じさせるき○うや、ピュアな色で柔らかく見えるあ○るの描写は秀逸です。
でもやっぱレイプですよねー。
小春ちゃん流されすぎ！
ん？だったらセーフなのか？
アホエロハイテンションとおっしゃっているので、あんまり考えて読んだらいけないのかな？
でも、下半身ゆるゆるな先輩が何故小春だけを特別に感じたのか、小春が絆されるだけの魅力が先輩にあるのか、とか考えちゃった。
読んでる私が客観的にキュンとしなかった。
私の思うアホエロというのは、もっと荒唐無稽で単純に楽しめる感じかな。
２巻はシリアス展開だしね…
体格差に萌え
あほエロで軽いノリ、あり得ない出来事がポンポン起こっているのに何故かキュンとしてしまう、という
不思議で中毒性のある(と、勝手に思っている)お話です。
小春は転校初日に保健室で寝ていたところを拉致られ、目覚めてすぐえっちしちゃうだなんて
あり得ないにも程がある展開なんですよね、ほんと(笑)
でも大杉のゆるふわ～な雰囲気と
がつがつしてないエロさがクセになって
あり得ない展開なんて気にならなくなる不思議。
小春の背中が痛くならないよう気遣う優しさにもキュンとしました。
続編を読むため久しぶりに読み返して
大杉と小春のやり取りになんだかほっこりしました。
評価分裂必至
読んでいる間も、読み終わった後も、思ったことはただひとつ。
「これはまたものすごく評価が分かれそうな作品だなあ」ということでした。
初日から気を張り過ぎて、保健室に行く羽目になった転校生の室襠(むろまち)。
ベッドで寝ていたはずなのに、目が覚めた場所は…。
いろいろな噂のある変人な先輩・大杉に布団ごと攫われて、人目につかない踊り場にいましたよ。
いやはやこの作品、すごいですね。
関門がいくつもあって、そこでどんどん篩にかけていくような展開でした。
出だしは、最終的にどんな評価をつけた人でも引き込まれない人はいないかなと思いました。布団ごと抱っこで連れ去るって…、いいじゃないか。
しかも大杉はイケメン、体格差があって、軽々抱き上げちゃう。胸がきゅんですよ。
でもその直後の展開で一気に「しゅみじゃない」に振り切れる人がいそう。
嫌悪感のある方にはすごく嫌な展開なので、地雷多めの方は要注意です。
この関門を乗り切れるのは、大杉のべったり具合と室襠の抵抗の行く末を見守りたい気持ちが優った方と、稀にいらっしゃる非合意愛好家の方でしょうか。
次の関門は、室襠の性格です。
ツンデレ好きの方は室襠の「きぃぃぃー！」って言いつつ、流されやすいところがたまらないのかもしれませんが、流され受けや快楽に弱い受けが苦手な方は「中立」に収まりそう。
ただその中でも大杉のイケメンっぷりによろめいた方は「萌」までいけるかと。
ここまで篩にかけられなかった方は、BL上級者とお見受けします。
BLなので「いやよいやよも…」は既定路線なのですが、大きな声で「NO！」と言っていた主人公が、素性もよく分からない、神出鬼没の強引な攻めに絆されるには「快楽に弱い」を超える説得力がないと「何だかなあ」で終わってしまう。
大杉が本能のみの快楽至上主義なので、室襠の心理描写にすべてが懸かっているのですが、「押し切られた」感が強くて。
これだけつきまとわれたら、そりゃあ気になる。
無理矢理ヤッておいて、ぐいぐい来てたくせにふつうに女子たちの肩を抱いたりしているのを見たら、「自分はちゃっかり他の子とも遊んでるのかよ」ってモヤッとする。
そこが恋になるためには、体育祭の借り物競走のお題があれじゃだめだったんだよなあ。
あれが空気を読みすぎるという室襠の性格をすごく良く表しているのは分かるけど、あそこでわたしはモヤっとしてしまいました。
そんなわけでわたしはストーリー的には「中立」、大杉のイケメンさで「萌」。
見事に篩い落とされてしまいました。
不思議な雰囲気に流される
最初、攻受２人の関係はなし崩しというか、攻により強引に始まる。
一目惚れ的な、運命みたいな、直感に従って受に手を出しましたみたいな。
強引かー…。あんま好きじゃないんだよなぁ…って思ったんだけど、攻の雰囲気が柔らかいせいか「強引に始まった関係」なのに、全然読めたし、なんなら応援したくなった。
続きものなんで、これは序章だと思って読むと続巻の展開が楽しみになる。
私も次巻読みたくてうずうずしてる。
攻は不思議なフワフワした掴み所の無い男、受は地味で真面目系。体から始まるBL。
全体的にトゲトゲしてない。
体から始まった系にしては、始終ふんわかしてたな。珍しい。少女漫画みたいな。
「相手は留年しててモテる先輩。外見がくそ良いの！そんな先輩が、強引に迫ってきて…。はわわわ…新しい学校生活、私どうなっちゃうの…！？」みたいな。
セックスの構図がなかなか面白いところがあった。
ストーリー◯、作画端正、あとは…
この作品のBLCDを聞き、かなりよかったので（機会があったら聞いてみてください）原作も購入しました。
◯ストーリー
常に受けが流されて、？となるところもありますが、キャラ付けがしっかりしているのでさほど違和感はありませんでした。ただ合意の上でのいちゃらぶセックスを読みたい方はやめた方がいいと思います。最初の方はかなり強引なので。個人的には好きでした。
◯作画
私は作画の方があまり好きではありませんでした。眼鏡受けは好きですが、垢抜けた攻めとちぐはぐな感じがしました。体格差はかなりあります。とても端正な絵を描かれていますが、ページに白い部分が目立っていたように感じます。
◯総じて
面白いお話でしたが、以上の点を踏まえて中立にさせていただきました。BLCDから来たのでかなりハードルが上がっていたのもあると思います。原作は原作、CDはCDの良さがあるので、どちらも試してみるといいと思いますよ。
