カメレオンはてのひらに恋をする。 3

chameleon ha te no hira ni koi wo suru

カメレオンはてのひらに恋をする。 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神110
  • 萌×216
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

5

レビュー数
30
得点
627
評価数
133
平均
4.7 / 5
神率
82.7%
著者
厘てく 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
スクウェア・エニックス
レーベル
ガンガン BLiss
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784757598133

あらすじ

想いはいつだって、大きなてのひらから溢れてる。
ついに、俳優の藤永が主演の舞台が始まった。先天性難聴のケイトは、藤永の演技を目に焼き付け、そして、多くの人を魅了する姿を目の当たりにする。そんな中、公演後の藤永から突然「会いたい」と連絡が入って――「手話がわかんなくても、間違えててもいい。俺とは言葉じゃなくていい。全部読み取るから」会えない時間が気付かせたのは、独占欲と、想いを伝えたくてしょうがないと思う心。これは、音がない二人だけの夜に動き出す恋の物語。

表題作カメレオンはてのひらに恋をする。 3

大学1回生,先天性重度感音難聴者,19歳
大学3回生,俳優,21歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:嫉妬
  • EXTRA CONTENTS 表紙表・裏
  • カバー裏

レビュー投稿数30

二人の時間が戻ってきた

二人のほのぼの&あまあまなターンが戻ってきた~!

藤永の舞台が決まり、心は想い合っていても
物理的には離れ離れになって寂しかった前巻。

そんな物足りなさを取り戻すかのように
今巻ではケイトと藤永のイチャ甘がたっぷりと詰まっておりました~♪

二人の間で「付き合おう」という言葉も交わされて
ようやく正真正銘の恋人同士にもなりました!

役者として活躍し始めたことで大学や街中などで注目される藤永ですが、
周囲に気を配ってフォローしてくれるケイトの彼氏ぶりがイケメンすぎる…。

一方でこれまでに恋愛経験がないという藤永は
自分の中でどんどん膨らんでゆくケイトへの“好き”に戸惑うばかり。
初めての溢れんばかりの感情をどうしていいかわからず、
後ろからケイトに抱きついちゃったり、お泊り誘っちゃったり、
初々しさと小悪魔が爆発しておりました。

途中、手話の勘違いでキス以上に進みたいか…という
共通認識がちょっぴりずれてしまったりもするのですが、
こんな可愛いことされてはケイトも勘違いしてしまうというもの。
藤永に合わせてゆっくりと一緒に進んでくれるケイトが理想の彼氏すぎる…。
押し倒さなかったケイト、えらいぞ…!

あまあま供給たっぷりで幸せいっぱいの二人ですが、
一人暮らしを始めようとするケイトは弟に反対されてしまい…
というところで3巻はおしまい。
過保護な弟を無事説得できるのか…?

0

キラキラしてるんだなぁ

今回、私は特装版を買ったのですが、特装版は表紙タイトル文字がオレンジ色で、、通常版は青文字だったので。私は通常版のが夜の2人にマッチしてると思ったのでどちらを手に取るかはなかなか悩みました。
3巻では、藤永が役者として注目され始めて順調に仕事に邁進しています。ケイトからは、ちゃんと付き合おうと気持ちを伝えられた場面がありました。このシーンは本当にこの2人じゃないとこういう表現は出来ないだろうな?という言葉で表現されていました。いや、本当は言葉で理解する感情じゃないんだと、好きって気持ち、相手を解りたいって気持ち、そしてそれら全てを全身で感じ取ろうとする覚悟の様な物がビンビンと感じられて、とても素敵でした。
ただ、今回もちょっとしたコミュニケーションの誤解などが出てきて、そういう場面で「間違えたかな?」と不安になったり。気持ちが近づいてはちょっと不安になったりして…ゆっくりした二人の恋が丁寧に描かれていました。時には理解出来なくたって、間違えたっていい!二人でいる時には目で感じ取ろうとするって。本当に好きだと思える人にしか言えないですよね。言葉を超えてるんです。

ケイトが藤永に手話のサインネームを考えてあげた場面は、、これは絶対に直接絵で見て欲しいのですが!手話が分からない私ですが、それでもキラキラしてるサインネームなんです。藤永のサインネームを使うのはケイトですよね。藤永を呼ぶ時はケイトまでもがキラキラなポーズになっちゃうじゃぁないですか?!
このキラキラの相乗効果を考えた厘てく先生天才です。
前に進む藤永に触れて、自分も自立しようと思うようになるケイト。次巻がとても楽しみです。

0

描く熱量に圧倒される

3巻目、今回が1番楽しめました。
今までは2人のお話に演劇と手話そして健常者とそうじゃない人の差も絡んでいてともすれば必要以上に難しく考えたり考えさせられたりだったんです。
気軽にレビューしにくい空気がわたしには感じられていました。
でも今回は2人の進展具合をそばで見させてもらうっていうblっぽい流れが楽しかった。
今のところ、物足りなくはないです。
そういうベッドシーンなくても、というか省いても構わないと思います。
厘てく先生ならそのあたり高い力量で乗り越えて描いてくださると信じています。
次巻も楽しみ!

0

ピュアな2人の進みだした恋!

藤永の主演の舞台が始まり、先天性難聴のケイトは、藤永の演技を目に焼き付け、そして、多くの人を魅了する姿を目の当たりにします。
そんな中、公演後の藤永から会いたいと連絡がケイトに入って…

3巻では2人の恋がくぐーーーっと進みます。
とは言ってもピュアな2人、2人のペースでちゃんと進んでいくのですが1巻2巻に比べると進むし深まった感じがすごくしました。
お互いがお互いのことを好きでたまらない感じ。
一緒にいるとフワフワして浮ついてしまったり、相手を独り占めしたいと思ったり、少しの時間でも一緒にいたくて無理したり、たまりませんね。

2人の気持ち的には完全なる両想いで心配は無いのですが、周りはちょっと不穏だったり不安なところも…
そのへんは4巻に持ち越しなのですが、あまり切ない展開にはなって欲しくないなぁ。
2人なら大丈夫と思っても、2人にはちゃんと幸せであってほしいです!

2人の気持ちを深く確かめあった3巻、すごーくよかったです。
色々持ち越しているので早く続きが読みたいです!

0

ケイトも藤永も嫉妬するシーンにゲキ萌えする/////

早くもカメ恋、3巻です。

人を惹きつける演技力高めな藤永の舞台は盛況に終わり、観劇後のケイトは藤永から会いたいとのメッセージが。
こういう展開って、会ってしまったらナニかが起きそうでワクワクしますね/////!

で、やはりナニ(ここ強調!)かが起きましたね♡

そう。
告白イヴェント(突然発音良くなるテンション高めなまりあげは)です。

そして、付き合い始めたふたり。


無事に付き合うこととなりましたが、藤永は実は恋愛経験なしとのことで、ケイトにその旨を伝える場面がとにかく初々しくて、アルバイト初日みたいになってておぼこかったです♡

ナニアノカワイイ生き物は!!

ふたりのやり取りを眺めて、愛おしいとは、、、
という感情を改めて再確認した、まりあげはでした。


そしてふたりのデート編となるのですが、舞台で有名になった藤永に周囲は気がつくわけで、、、

ケイトはそれをわかった上で、声を出さずに手話を使うわけで、、、
(このときに撮られていた写真は、いったいいつどこでどう影響が出てしまうのか。それとも撮られのはこの限りで終わりなのか、、とても気になる所存)


藤永へサインネームをあげたケイトの独占欲。

そして、過去のケイトの交際に嫉妬する藤永。

どちらも可愛すぎる独占欲や嫉妬、また手話間違えにより、藤永が今すぐキス以上のことをしたいと勘違いし、ガッツクケイトの雄みも良き良きでした。(もちろん、いつもの優しいケイトも好きです!)



そして今巻の終盤。
ひとり暮らしを望んだケイトに立ちはだかる、最初のハードル。
次巻では、このハードルのなにもかもが解決しているのでしょうか。


まだまだ始まったばかりのお話。
今冬の4巻発売が楽しみです!!

個人的に、あの舞台のお話や次のお芝居のお話を、じっくり読んでみたくなりました。

0

二人の関係むずかしい

やっぱりなんかこの漫画買った当初に純情すぎてBL漫画として読んでなかったせいであまりにもスキンシップが激しくなりすぎると違和感が強くなるからそのままウブな関係を続けてほしいと思うかな…
仲良くなるのは構わないんだけどキスの時点でキャー!って気持ちとえっ?って気持ちが混ざりすぎて意味わからなくなったレベルだから、多分私はこの2人にはBLを求めてない…
エロいよりも純粋に幸せになってほしいっていう感情が強すぎるからまったくよこしまな目で2人を見れなくなったからこれ以上執拗に絡まないで欲しい…でもお互いがお互いをめちゃくちゃ思いあって大事にしてほしいお互いにしか分かり合えない何かがあってほしいという特大矛盾で読み終えた。

1

ピュアで尊い

楽しみなシリーズの最新刊!
単話も読んでるのに単行本出たら必ず買ってます。

フジナガの舞台。ケイトがその舞台でのフジナガを目の当たりにするところからスタートする巻。
もう舞台の表現がすごい!レムさんもフジナガも美しい…!
フジナガの中でのケイトの大きさとか、2人の関係の少しの変化とか、ピュアな関係の2人だからこそ少しずつの変化が愛おしい巻です。「ケイトの言葉で…」とか、色んな台詞からケイトへの愛が伝わってきます。そして、次巻に向けて少し不穏な雰囲気はありますが、総じて幸せそうなにこにこした2人に癒されるので、シリーズ好きな方にも、気になっていた方にもオススメです。

そして、電子書籍で特装版を購入したのですが、美しいカラーイラスト集を見ることができます!作家さんインタビューや、フジナガとケイトのインタビュー、ショートストーリー…とファン必見でしたので、(特典は全部漫画じゃないと嫌!)という人以外にはぜひ特装版をオススメしたいと思います!

2

純情が過ぎる…

ピュアピュア!
付き合って最初のデートの解散が早過ぎてビックリしました。あんなにおあずけ喰らってたのにランチだけで帰るんだ!?藤永への想いやりなんでしょうね。
おそらくケイトは非DTだろうにあんな可愛くお泊まりおねだりされて我慢できるなんて…DTの方がヤバいのかな?藤永は恋愛初心者だから性的なことまでは余裕がなさそう。

弟が一人暮らしを反対するのは理解できるなぁ。
家電のエラー音も放置したりしちゃうだろうし、もし警報が鳴ったりしても気付けない恐れがあるから、心配ですよね。
しかも朝帰りの後に言うから下心バレバレだしw

元アイドル余計なことやらかすんでしょうか…やだなぁ…杞憂に終わってほしい。

2

一つひとつ、丁寧に。

「カメ恋」は表紙を見るのも楽しみにしている
のですが、
今巻もめちゃくちゃイイですね…!
ふたりの吸い込まれそうに綺麗な瞳に読む前から
すっかり心を奪われてしまいました。

表紙になっているシーンは
ふたりが関係を変えるためのすごく重要なひと場面でしたが
作中とは違ってケイトの表情も真正面から見せてくれることで印象が変わって、
より味わい深く映ったのも素敵でした。

演技力はあるけれど
それを発揮できる仕事に巡りあえず、
持て余してこれまで燻り続けていた藤永。
ですが才能を正しく開花させられた舞台は大成功、
そしてその後の仕事も順調に進んでいく…
という3巻。
俳優として新たなステージに上った姿を見ることができたし、
お仕事部分だけではなくケイトとの恋に
進展があったのもドキドキで、
少しずつ"BLらしさ"が色濃くなっていって
キュンキュンしまくりでした。

一つひとつ丁寧に心をやり取りするふたりだから
どの場面を切り取っても静かな美しさがあって
恋人同士の小さな触れ合いにも胸が高鳴ります。
ゆっくりふたりらしい速度で
『恋人』を自覚していく、
そんな彼らを温かく見守れたのが本当に嬉しかったです。

藤永の仕事もふたりの関係も、
まだこれから大きな波が待ち受けていそうですが
ふたりはそういう部分を困難だと思わずに乗り越えてくれそうだなと感じます。
なので、読み手としても不安にならずに読み進められるのかな、と。
この先どんなドラマが待っているのか本当に楽しみ!
次巻までまた何度も読み返したいと思います。

2

甘々の1冊!

藤永が主演の舞台から3巻ははじまります。この舞台の様子だけでも作品になるのでは?というほど演者たちのビジュアルもいいし、ストーリーも魅力的です。もちろん漫画の中の客席も藤永の演技に圧倒され、魅力に引き込まれていきます。
千秋楽が終わるまで会わないはずの藤永から「会いたい」と連絡があり、ふたりは興奮した状態で会い、そのまま好きだ!付き合おう!となります。でもちゃんと付き合うのは千秋楽の後までお預け。言葉にできたくても、ふたりには手や表情、動きなどで伝え合えることを改めて再確認したふたりでした。

主演舞台後に突然の人気に周りからの視線が気になってきます。ケイトと藤永はデートしますが、口元を隠すことや聞こえないこと、見られることや男同士で付き合うことなどについて今まで以上に意識してしまいます。
そしてふたりは藤永の部屋でデートをしてそのままケイトは泊まることに。
はじめて付き合う藤永と浮かれるケイトは、ふたりでいるのがほんとに楽しそうで幸せそうで読んでいてとても楽しかったです。3巻まで一緒に過ごしてきたふたりの親密さが彼氏になってどんどん甘々になっていくので、めちゃくちゃかわいかったです。
ふたりとも相手のことや相手の周りに嫉妬したり、かっこいいと思ったりしているけれど、ちゃんと言葉で伝え合えるのはこのふたりならではなのかもしれませんね。聞こえないから恥ずかしがって黙ったり自分の気持ちを察してくれって思わないで、ちゃんと伝えるってことができるような気がしました。
それでもちょっと自分が考えた藤永のサインネームをプレゼントする辺りの独占欲もよかったです。自分のことを考えたり会いたいって思ったりしてほしいってかわいすぎ!!

3巻は全体的にラブラブで幸せでしたが、最後にケイトの弟の一言で4巻に向けて不穏な空気のまま終わります。
まー、このままではいられないよね、と納得の続きです。
家族や仕事などまだまだいろいろふたりの前に立ちはだかる壁はたくさんありそうです。


電子書籍で買う場合の注意として、通常版と特装版があるので注意して購入してください。
初の特装版はオシャレな雑誌のような感じになっていて、ケイトと藤永のカラーイラストが満載!どれもポスターにしたいぐらいかっこいいです!
ふたりのちょっとしたプロフィールや、お互いの質問に答え合うQ&A、そして厘てく先生へのインタビューがあり、これを読んだ後にまた1巻から再読したくなります。
もちろん描き下ろし漫画も収録されています。(残念ながらえっちはないです)

1

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