きみ色に溺れたい

kimi iro ni oboretai

きみ色に溺れたい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神16
  • 萌×25
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
100
評価数
21
平均
4.8 / 5
神率
76.2%
著者
さがのひを 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ラブキスボーイズコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344855779

あらすじ

渇望して、叶うわけないと自ら何度も打ち消して。 ずっとずっと欲しくてたまらなかった桜海が“恋人”として腕の中にいる今、確かめるように掻き抱いてしまう映空。 当の桜海は、映空の隣に並んでいたい一心で誘われるままモデル業へ足を踏み入れてみるけれど……? 藻掻いて惑って、ぶつかり合って掴み取る――“最高の両片想い”のその先。

レビュー投稿数2

未来への決意と羽ばたき

恋人編の今巻は恋愛的にというより、未来への選択と決意という意味で2人の将来について考える意義の大きいストーリーでした。
当て馬が、とか。すれ違いが、とか。そんなものは全くなく、映空と桜海の恋人同士しての絆の強さ、誰にも邪魔されない深い結びつきをこれでもかと見せつけられたご褒美のような続編だったと思います。

恋人編ならではのイチャイチャはさておき(笑)、『きみ色に汚されたい』の延長線上にあるストーリーにもなっていて、あのとき触れずにいた過去について掘り下げる補完的な役割も備えているなど、今作で以てこのシリーズが完成形に至ったと言えるのではないでしょうか。
言わば完全補強版って感じですかね。2人の過去にわだかまっていた取りこぼしを回収しすることで、背景にあるものがよりクリアになりましたし、それに伴って新たな決意を抱き前を向いていく2人の未来が眩しく映りました。


モデルとしての新たな可能性を模索する映空。桜海もモデルとして活動してはいるものの、どこかしっくりきていない様子でした。
映空にしろ桜海にしろ、自分が何をしたいのか、どうするべきかを改めて見つめ直していくのが今巻の見どころです。2人の出した答えがどう未来に繋がるのか気になっちゃうところですが、ご安心を。
映空と桜海の10年後のシーンもバッチリ描かれているので、ぜひ彼らの未来完成図を見届けて下さいね。

公私共に唯一無二の関係が、今もこれからもずっと続いていくよう願っています^ ^

4

甘々の続編

待望の続編!
中学生時代の映空。モデルにスカウトされた時に思い描いていた桜海との妄想から物語ははじまります。
それから6年後の現在。ふたりは恋人同士。
映空と一緒にモデルをする桜海。幸せいっぱいのはずなのに、楽しそうにモデルをして周りの人と仲良くしたり見られたりしている桜海を独占したくなります。キスマたくさん付けたり、寝不足になるほど抱きつぶしたり、映空の執着ぶりがパワーアップ!
そんな映空の気持ちに気づかず桜海は大学とモデルとがんばる中、モデル事務所のエースであるヤブリュに会い、少し違和感を覚えます。
また映空もデビューから運よくモデルをやってきたので自分でも方向性がつかめないまま仕事をしてきましたが、ヤブリュの仕事を見て話して自分の強み・したい仕事がわかりはじめます。

子どもの頃に桜海が痴漢されたことによるトラウマ、引っ越しで別れた時に嫌われたと傷ついた過去が互いの勘違いだったこと、将来の夢についてなどたくさんふたりは語り合い、晴れ晴れとした顔で桜海はモデルを辞めます。そしてハクの初ランウェイを見て、ハクの夢と桜海の未来は繋がっていきます。

ハクのランウェイはとても美しかったです。これぞ漫画!大きなコマが続き、今巻の一番の盛り上がりをダイレクトに伝えてきました。

続編では無駄な当て馬や大きな衝突などなく、今のことに悩み将来を考える等身大の大学生のふたりの物語なのがとてもよかったです。大学生のふたりが互いの隣にいられるためにすべきこと、プロのモデルでいること、自分に合うことなどを考えて、ただの共依存ではなく互いに認め合い成長していく様子が2巻では読むことができました。子どもの成長を見られた感じがとても楽しかったです。
もちろんふたりのエッチはたくさんあるのでそれも楽しめます。
そしてふたりの将来の様子も読むことができ、とても幸せなエンディングになっています。

5

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